JPH1172724A - 薄膜型光路調節装置及びその製造方法 - Google Patents

薄膜型光路調節装置及びその製造方法

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JPH1172724A
JPH1172724A JP10185143A JP18514398A JPH1172724A JP H1172724 A JPH1172724 A JP H1172724A JP 10185143 A JP10185143 A JP 10185143A JP 18514398 A JP18514398 A JP 18514398A JP H1172724 A JPH1172724 A JP H1172724A
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shape
forming
lower electrode
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JP10185143A
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Kyu Ho Hwang
キュ ホ ファン
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Daewoo Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜型光路調節装置及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 前記装置はアクチブマトリックス10
0、アクチブマトリックス100の上部に形成された支
持手段175、支持手段175の上部に形成された反射
手段260、そして反射手段260の下部に形成され反
射手段260の水平度を向上させる手段を含む。反射部
材260の下部にストレスバランス層290または補強
部材290a,290b,290c,290dを形成す
ることにより、反射部材260を形成する間に、変形応
力が発生しても反射部材260が上方または下方に曲が
ることを防止できるために反射部材260の水平度を大
きく向上させることができる。従って、光源から反射部
材260に入射される光の光効率を増加させスクリーン
に投影される画像の画質を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜型光路調節装置
及びその製造方法に関するものであり、より詳細にはア
クチュエータの上部に取り付けられた反射部材の水平度
を向上させ光効率を増加させることができる薄膜型光路
調節装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光を調節して画像を形成できる
光路調節装置は2種類に大別される。その1種類は直視
型画像表示装置であってCRT(Cathode Ray Tube)な
どがあり、他の1種類は投射型画像表示装置であって液
晶表示装置(Liquid CrystalDisplay:LCD)、また
はDMD(Deformable Mirror Device)、AMAなどが
それに当たる。前記CRT装置は画像の質は優れるが、
画面の大型化により装置の重量と容積が増加し、その製
造コストが上昇するという問題点がある。これに比べ
て、液晶表示装置(LCD)は光学的な構造が簡単であ
って薄く形成することができてその重量及び容積を減ら
せるという利点がある。しかしながら、前記液晶表示装
置(LCD)は入射される光束の偏光により1〜2%の
光効率を有する程度に効率が低下し、液晶物質の応答速
度が遅くて内部が加熱しやすいという問題点があった。
【0003】従って、前記問題点を解決するために、D
MDまたはAMAなどの画像表示装置が開発された。現
在、DMD装置が5%程度の光効率を有するのに比べて
AMA装置は10%以上の光効率を得ることができる。
また、AMA装置はコントラストを向上させてより明る
くて鮮やかな画像を結ぶことができ、入射される光の極
性に影響されないだけでなく反射される光の極性に影響
を及ぼさない。
【0004】このような光路調節装置であるAMAは大
きくバルク形と薄膜形で区分される。前記バルク形の光
路調節装置はDae-Young Limによる米国特許第5,46
9,302号に開示されている。バルク形光路調節装置
は多層セラミックを薄く切断して内部に金属電極が形成
されたセラミックウェーハをトランジスタが内蔵された
アクチブマトリックス(active matrix)上に装着した
後、ソーイング(sawing)方法で加工し、その上部にミラ
ーを設けてなされる。しかしながら、バルク型光路調節
装置は設計及び製造において高い精密度が要求され変形
層の応答速度が遅いという問題点があった。これにより
半導体工程を利用して製造できる薄膜型光路調節装置が
開発された。
【0005】前記薄膜型光路調節装置は本出願人が米国
に出願した特許出願第08/814,019号(発明の
名称:薄膜型光路調節装置及びその製造方法( THIN F
ILMACTUATED MIRROR ARRAY FOR USE IN AN OPTI
CAL PROJECTION SYSTEMAND METHOD FOR THE MANUFACTU
RE THEREOF))に開示されている。
【0006】図1は前記薄膜形光路調節装置の斜視図で
あり、図2は図1に示す装置をA1−A2線で切り取った
断面図であり、図3は図1に示す装置をB1−B2線で切
り取った断面図である。
【0007】図1及び図2を参照すると、前記薄膜形光
路調節装置は、基板1、基板1の上部に形成されたアク
チュエータ90、そしてアクチュエータ90の上部に形
成された反射部材80を含む。
【0008】図2を参照すると、前記基板1は外部から
第1信号を印加され前記第1信号を伝達する電気的配線
(図示せず)、前記電気的配線の上部に形成され前記電
気的配線と連結された連結端子5、前記電気的配線と前
記連結端子5の上部に形成された保護層10、そして前
記保護層10の上部に形成された食刻防止層15を含
む。前記保護層10は前記電気的配線及び連結端子5を
保護し、前記食刻防止層15は前記保護層10及び前記
基板1が後続する食刻工程の間食刻されることを防止す
る。望ましくは、前記電気的配線は外部から前記第1信
号を受けてスイッチング動作を遂行するためにMOSト
ランジスタを含む。
【0009】前記アクチュエータ90は一側が前記食刻
防止層15のうち下に連結端子5が形成された部分に取
り付けられ他側がエアーギャップ25を介在して前記食
刻防止層15と平行に形成された支持層30、支持層3
0の中央上部に形成された下部電極35、下部電極35
の上部に形成された変形層40、変形層40の上部に形
成された上部電極45、前記支持層30の一側に形成さ
れ、前記上部電極45と連結される共通電極線50、そ
して上部電極45の一側に形成されたポスト75を含
む。
【0010】前記反射部材80は前記ポスト75により
中央部が支持され、前記上部電極45と平行に形成され
る。
【0011】図3を参照すると、前記アクチュエータ9
0は前記支持層30の一側のうち下に前記連結端子5が
形成された部分に前記支持層30から前記連結端子5ま
で垂直に形成されたブァイアホール(viahole)55、
該ブァイアホール55の内部に形成されたブァイアコン
タクト60、該ブァイアコンタクト60から前記下部電
極35まで形成された連結部材70を含む。
【0012】前記下部電極35には外部から前記電気的
配線、連結端子5、ブァイアコンタクト60及び連結部
材70を通して第1信号、すなわち、画像信号が印加さ
れる。同時に、上部電極45に外部から共通電極線50
を通して第2信号、すなわち、バイアス信号が印加され
ると、上部電極45と下部電極35との間に形成された
変形層40が変形をおこす。
【0013】望ましくは、前記支持層30は「T」字の
形状を有し、前記下部電極35は四角形の形状を有し支
持層30の中央部上に形成される。前記変形層40は下
部電極35より小さい面積の四角形の形状を有し、上部
電極45は変形層40より小さい面積の四角形の形状を
有する。
【0014】以下、前述した薄膜形光路調節装置の製造
方法を図面を参照して説明する。図4ないし図7は図2
に示す装置の製造工程図である。図4を参照すると、ま
ず外部から第1信号を受けて前記第1信号を下部電極3
5に伝達するために電気的配線(図示せず)及び連結端
子5が形成された基板1が提供される。望ましくは、前
記基板1はシリコンSiなどのような半導体で構成さ
れ、前記電気的配線はスイッチング動作を遂行するため
にMOSトランジスタを含む。
【0015】前記基板1及び接続端子5の上部に保護層
10を形成する。保護層10は化学気相蒸着方法CVD
方法を用いて0.1〜1.0μm程度の厚さを有するよ
うに形成する。前記保護層10はリンシリケート(phosp
hor silcate)ガラス(PSG)でなされ、後続する工程
の間前記電気的配線及び連結端子5が形成された基板1
が損傷されることを防止する。
【0016】前記保護層10の上部には食刻防止層15
が形成される。食刻防止層15は窒化物を略1000〜
2000Å程度の厚さで蒸着させ形成する。前記食刻防
止層15は化学気相蒸着LPCVD方法を用いて形成す
る。食刻防止層15は後続する食刻工程の間前記保護層
10及び基板1が食刻され損傷を受けることを防止す
る。
【0017】前記食刻防止層15の上部には第1犠牲層
20を形成する。前記第1犠牲層20はアクチュエータ
90を形成するための積層を容易にする機能を遂行し、
前記アクチュエータ90の積層が完了された後にはフル
オル化水素HF蒸気により除去される。前記第1犠牲層
20はリンシリケートガラスを利用して0.5〜2.0
μm程度の厚さを有するように形成する。第1犠牲層2
0は大気圧化学気相蒸着方法(APCVD)を利用して
形成される。この場合、第1犠牲層20は前記電気的配
線及び連結端子5が形成された基板1の表面を覆ってい
るために、その表面の平坦度が大変不良である。従っ
て、スピンオンガラス(SOG)を使用する方法または
化学機械的研磨(CMP)方法を使用して第1犠牲層2
0の表面を平坦化させる。望ましくは、化学的機械的研
磨工程を利用して第1犠牲層20の表面を平坦化させ
る。
【0018】次いで、第1犠牲層20をパターニングし
て食刻防止層15のうち下に連結端子5が形成された部
分を垂直方向に沿って露出させた後、前記食刻防止層1
5の露出された部分及び第1犠牲層20の上部に第1層
29を形成する。第1層29は窒化物を使用して0.1
〜1.0μm程度の厚さを有するように形成する。第1
層29は低圧化学気相蒸着LPCVD方法を使用して形
成する。
【0019】図5を参照すると、前記第1層29の上部
にスピンコーティング方法を利用して第1フォトレジス
タ(フォトレジスト)層32を形成した後、第1フォト
レジスタ層32をパターニングして第1層29のうち下
に連結端子5が形成された部分と隣接した部分を水平方
向に沿って露出させる。
【0020】次いで、前記露出された第1層29の上部
及び第1フォトレジスタ層32の上部にスパッタリング
方法を利用して下部電極層を形成した後、共通電極線5
0が形成される位置を考慮して前記下部電極層をパター
ニングすることにより四角形形状を有する下部電極35
を前記第1層29の中央上部に形成する。下部電極35
は電気伝導性を有する金属である白金Pt、タンタルT
aまたは白金−タンタルPt−Taを使用して0.1〜
1.0μm程度の厚さを有するように形成する。
【0021】前記下部電極35及び第1フォトレジスタ
層32の上部には第2層39が形成される。第2層39
はゾル−ゲル法、スパッタリング方法または化学気相蒸
着方法(CVD)を使用して0.1〜1.0μm程度の
厚さ、望ましくは0.4μm程度の厚さを有するように
形成する。第2層39は圧電セラミックまたは電歪セラ
ミックを使用して形成する。例えば、圧電物質であるB
aTiO3、PZT(Pb(Zr、Ti)O3)またはP
LZT(Pb,La(Zr、Ti)O3)を使用して第
2層39を形成したり、電歪物質であるPMN(Pb
(Mg,Nb)O3)を使用して第2層39を形成す
る。次いで、前記第2層39を急速熱処理RTA工程を
利用して熱処理して相変位させる。
【0022】第2層39の上部には上部電極層44が形
成される。上部電極層44は電気伝導性を有する金属で
あるアルミニウムAl、白金PtまたはタンタルTaを
使用して形成する。上部電極層44はスパッタリング方
法を利用して0.1〜1.0μm程度の厚さを有するよ
うに形成する。
【0023】図6を参照すると、前記上部電極層44の
上部に第2フォトレジスタ層(図示せず)をスピンコー
ティング方法で塗布しこれをパターニングした後、前記
第2フォトレジスタ層を食刻マスクにして上部電極層4
4を四角形の形状を有する上部電極45でパターニング
する。第2層39は上部電極層44をパターニングする
方法と同一の方法を使用して変形層40にパターニング
する。すなわち、上部電極45及び第2層39の上部に
第3フォトレジスタ層(図示せず)をスピンコーティン
グ方法で塗布しこれをパターニングした後、前記第3フ
ォトレジスタ層を食刻マスクにして第2層39をパター
ニングして上部電極45より大きい面積の四角形の形状
を有する変形層40を形成する。このとき、変形層40
は既に形成された下部電極35よりは小さい面積を有す
る。
【0024】第1層29も前述した方法で支持層30に
パターニングされる。支持層30は下部電極35の形状
とは異なる「T」字の形状を有し、下部電極35は前記
支持層30の中央部上に形成される。次いで、前記第1
フォトレジスタ層32を除去した後、共通電極線50を
前記支持層30の一側に形成する。すなわち、前記支持
層30上に第4フォトレジスタ層(図示せず)をスピン
コーティング方法で塗布し前記第4フォトレジスタ層を
パターニングして前記支持層30の一側を露出させた
後、白金、タンタル、白金−タンタル、アルミニウムま
たは銀を使用して共通電極線50を形成する。共通電極
線50はスパッタリング方法または化学気相蒸着方法を
使用して0.5〜2.0μm程度の厚さを有するように
形成する。この場合、共通電極線50は下部電極35と
は所定の距離だけ離隔され前記上部電極45に取り付け
られるように形成される。
【0025】また、前記第4フォトレジスタ層をパター
ニングするとき、前記支持層30のうち下に連結端子5
が形成された部分及びこれと隣接した部分を同時に露出
させる。次いで、前記支持層30から食刻防止層15及
び保護層10を食刻して前記連結端子5まで垂直にブァ
イアホール55を形成した後、ブァイアホール55の内
部に前記連結端子5の上部から支持層30までブァイア
コンタクト60を形成する。同時に、前記下部電極35
から前記ブァイアホール55までブァイアコンタクト6
0と連結されるように連結部材70を形成する。それ
で、前記ブァイアコンタクト60、連結部材70及び下
部電極35は互いに連結される。ブァイアコンタクト6
0及び連結部材70はスパッタリング方法または化学気
相蒸着方法を使用して形成する。前記ブァイアコンタク
ト60及び連結部材70は電気伝導性を有する金属であ
る白金、タンタルまたは白金−タンタルを使用して形成
される。この場合、前記連結部材70は0.5〜1.0
μm程度の厚さを有するように形成される。
【0026】次いで、前記第4フォトレジスタ層を除去
して上部電極45、変形層40、下部電極35及び支持
層30を含むアクチュエータ90を形成する。
【0027】図7を参照すると、前記第1犠牲層20を
フルオル化水素蒸気を使用して除去した後、前記アクチ
ュエータ90の上部に流動性が優れたポリマーなどを使
用して第2犠牲層85を形成する。第2犠牲層85は上
部電極45を完全に覆うようにスピンコーティング方法
を使用して形成する。次いで、前記第2犠牲層85をパ
ターニングして上部電極75の一側を露出させる。前記
露出された上部電極45の一側及び第2犠牲層85の上
部に反射性を有する金属であるアルミニウム、白金また
は銀などを使用してポスト75及び反射部材80を同時
に形成する。ポスト75及び反射部材80はスパッタリ
ング方法又は化学気相蒸着方法を使用して形成する。望
ましくは、光源(図示せず)から入射される光を反射す
る前記反射部材80はミラーであり、0.1〜1.0μ
m程度の厚さを有する。前記のように第2犠牲層85を
形成した後、第2犠牲層85の上部に反射部材80を形
成することにより反射部材80の水平度を向上させるこ
とができる。
【0028】次いで、前記第2犠牲層85を除去して図
1に示すような上部に反射部材80が形成されたアクチ
ュエータ90が完成する。
【0029】前述した薄膜形光路調節装置において、上
部電極45には外部から共通電極線50を通して第2信
号が供給される。同時に、外部から伝達された第1信号
は前記基板1に形成された電気的配線、連結端子5、ブ
ァイアコンタクト60及び連結部材70を通して下部電
極35に印加される。従って、上部電極45と下部電極
35との間に電気場が発生し、このような電気場により
上部電極45と下部電極35との間に形成された変形層
40が変形をおこす。このような変形層40の変形によ
り変形層40を含むアクチュエータ90は所定の角度を
有し上方に曲がる。光源から入射される光を反射する反
射部材80はポスト75により支持されアクチュエータ
90の上部に形成されているためにアクチュエータ90
と同じ角度を有しティルティングされる。従って、反射
部材80は光源から入射される光を所定の角度で反射さ
れ、反射された光はスリットを通過してスクリーンに投
影され画像を結ぶ。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た薄膜型光路調節装置において、反射部材を形成する間
前記蒸着される金属層に発生する変形応力により入射光
を反射する反射部材が水平に形成されないために光効率
が低下される問題点があった。すなわち、アルミニウ
ム、白金または銀などの金属を蒸着しこのような蒸着さ
れた金属層をパターニングして薄膜である反射部材を形
成することにおいて、金属を蒸着しパターニングする過
程の間印加される圧力や張力などにより発生する残留応
力などのような変形応力により反射部材が上方または下
方に曲がり、このように曲がった反射部材はその表面の
水平度がおちるために光源から入射される光の反射角を
一定に維持することが難しく、結局光効率が大変低くな
りスクリーンに投影される画像の画質が低下される問題
が発生する。
【0031】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解決するためのものであり、本発明の目的は、第1目的
は曲がることやたれることがない水平の反射部材を形成
することにより、入射光の光効率を向上させることがで
きる薄膜形光路調節装置を提供することにある。
【0032】本発明の第2の目的は、前述した薄膜型光
路調節装置に特に適合する薄膜型光路調節装置の製造方
法を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため本発明は、MOSトランジスタが内蔵された基板
及び前記トランジスタのドレン(ドレイン)から延長さ
れるドレンパッドを有する第1金属層を含むアクチブマ
トリックスと、i)前記アクチブマトリックスの上部に
形成された支持ライン、ii)前記支持ラインと一体で
形成された支持層と、そしてiii)前記支持層のうち
前記支持ラインと隣接した部分下部の前記アクチブマト
リックスにそれぞれ接触され前記支持層を支持する第1
アンカー及び第2アンカーを含む支持手段と、前記支持
層のうち前記支持ラインと直交する部分の一側に形成さ
れ第1下部電極、第1変形層及び第1上部電極を有する
第1アクチュエーティング部と、前記支持層のうち前記
支持ラインと直交する部分の他側に形成され第2下部電
極、第2変形層及び第2上部電極を有する第2アクチュ
エーティング部と、前記第1アクチュエーティング部及
び前記第2アクチュエーティング部の上部に形成された
反射手段と、そして前記反射手段の下部に形成され前記
反射手段の水平度を向上させる手段を含むことを特徴と
する薄膜型光路調節装置を提供する。
【0034】前記アクチブマトリックスは、前記基板及
び前記第1金属層の上部に形成された第1保護層と、該
第1保護層の上部に形成された第1金属層、前記第2金
属層の上部に形成された第2保護層と、そして前記第2
保護層の上部に形成された食刻防止層を含む。
【0035】前記第1下部電極はミラー状の「L」字の
形状を有し、前記第1変形層は前記第1下部電極より狭
い面積を有する四角平板の形状を有し、前記第1上部電
極は前記第1変形層より狭い面積を有する四角平板の形
状を有し、前記第2下部電極は前記第1下部電極に対応
して「L」字の形状を有し、前記第2変形層は前記第2
下部電極より狭い面積を有する四角平板の形状を有し、
前記第2上部電極は前記第2変形層より狭い面積を有す
る四角平板の形状を有し、前記第1アンカーは前記第1
アクチュエーティング部と前記第2アクチュエーティン
グ部との間の下部である前記第1金属層のドレンパッド
が形成された部分の前記アクチブマトリックス上に取り
付けられ、前記第2アンカーはそれぞれ前記第1アクチ
ュエーティング部及び前記第2アクチュエーティング部
の外側下部である前記アクチブマトリックス上に取り付
けられる。
【0036】前記第1アンカーから前記第1金属層のド
レンパッドまで形成されたブァイアホール、前記ドレン
パッドから前記ブァイアホールを通して前記第1下部電
極の突出部及び前記第2下部電極の突出部まで形成され
たブァイアコンタクト、前記支持ラインの上部に形成さ
れた共通電極線、前記第1上部電極の一側から前記第1
下部電極まで形成された第1絶縁層、前記第2上部電極
の一側から前記第2下部電極まで形成された第2絶縁
層、前記共通電極線から前記第1絶縁層の上部を通して
前記第1上部電極まで形成された第1上部電極連結部
材、そして前記共通電極線から前記第2絶縁層の上部を
通して前記第2上部電極まで形成された第2上部電極連
結部材が形成される。
【0037】望ましくは、前記反射手段の水平度を向上
させるための手段はストレスバランス層である。
【0038】また、望ましくは、前記反射手段の水平度
を向上させる手段は、前記反射手段と同一の物質でなさ
れる補強部材である。前記補強部材は前記反射手段の下
部に4個の棒が四角形で配列された形状、2個の棒が
「X」字形で配列された形状、4個の棒が「井」字形で
配列された形状、または4個の棒が菱形で配列された形
状のうちある一つの形状を有する。
【0039】また、本発明の第2の目的を達成するため
に本発明は、 i)MOSトランジスタが内蔵され、前記トランジスタ
のドレンから延長されるドレンパッドを有する第1金属
層を含むアクチブマトリックスを提供する工程と、 ii)前記アクチブマトリックスの上部に第1犠牲層を
形成した後、前記第1犠牲層をパターニングして前記ア
クチブマトリックスのうち前記第1金属層のドレンパッ
ドが形成された部分及び前記ドレンパッドが形成された
部分の両側部を露出させる工程と、 iii)前記露出されたアクチブマトリックス及び前記
第1犠牲層の上部に第1層、下部電極層、第2層及び上
部電極層を形成する工程と、 iv)前記上部電極層、前記第2層及び前記下部電極層
をパターニングして第1上部電極、第1変形層及び第1
下部電極を含む第1アクチュエーティング部と第2上部
電極、第2変形層及び第2下部電極を含む第2アクチュ
エーティング部を形成する工程と、 v)前記第1層をパターニングして、前記アクチブマト
リックス上に形成された支持ライン、前記支持ラインと
一体で形成された支持層、そして前記支持層のうち前記
支持ラインと隣接した部分下部の前記アクチブマトリッ
クスにそれぞれ接触される第1アンカー及び第2アンカ
ーを含む支持手段を形成する工程と、 vi)前記支持ラインの上部に共通電極線を形成する工
程と、 vii)前記支持手段、前記第1アクチュエーティング
部及び前記第2アクチュエーティング部の上部に第2犠
牲層を形成する工程と、 viii)前記第2犠牲層の上部に反射手段の水平度を
向上させる手段を形成する工程と、 ix)前記反射手段の水平度を向上させるための手段の
上部に反射手段を形成する工程を含むことを特徴とする
薄膜型光路調節装置の製造方法を提供する。
【0040】前記薄膜型光路調節装置の製造方法は、
a)前記アクチブマトリックスの上部に第1保護層を形
成する工程と、b)前記第1保護層の上部に第2金属層
を形成する工程と、c)前記第2金属層の上部に第2保
護層を形成する工程と、d)前記第2保護層の上部に食
刻防止層を形成する工程と、e)前記第1上部電極の一
側から前記支持層の一側まで第1絶縁層を形成する工程
と、f)前記第2上部電極の一側から前記支持層の他側
まで第2絶縁層を形成する工程と、g)前記共通電極線
から前記第1絶縁層の上部を通して前記第1上部電極ま
で第1上部電極連結部材を形成する工程と、h)前記共
通電極線から前記第2絶縁層の上部を通して前記第2上
部電極まで第2上部電極連結部材を形成する工程と、
i)前記第1アンカーの中央部から前記第1金属層のド
レンパッドまでブァイアホールを形成する工程と、j)
そして、前記ドレンパッドから前記ブァイアホールを通
して前記第1下部電極及び前記第2下部電極までブァイ
アコンタクトを形成する工程をさらに含む。
【0041】望ましくは、前記反射部材の水平度を向上
させる手段を形成する工程は前記第2犠牲層の上部に窒
化物をプラズマ化学気相蒸着方法で塗布する工程であ
る。
【0042】また、望ましくは、前記第2犠牲層の上部
に反射手段の水平度を向上させる手段を形成する工程及
び前記反射手段の水平度を向上させるための手段の上部
に反射手段を形成する工程は同時に遂行される。この場
合、前記第2犠牲層の上部に反射手段の水平度を向上さ
せる手段を形成する工程は、前記第2犠牲層をパターニ
ングして前記第2犠牲層のパターンが4個の棒が四角形
で配列された形状、2個の棒が「X」字形で配列された
形状、4個の棒が「井」字形で配列された形状、または
4個の棒が菱形で配列された形状のうちある一つの形状
を有する工程の後で遂行される。
【0043】
【作用】従って、前述した本発明によると、反射部材の
下部にストレスバランス層を形成したり、反射部材の周
辺下部に補強部材を形成することにより、たとえ、金属
を蒸着しパターニングして反射部材を形成する間、変形
応力が発生しても前記ストレスバランス層または補強部
材により反射部材が上方または下方に曲がることを防止
できるために反射部材の水平度をかなり向上させること
ができる。従って、光源から反射部材に入射される光の
光効率を増加させスクリーンに投影される画像の画質を
向上させることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の好適実施例をよる薄膜形光路調節装置を詳細に説明す
る。
【実施例1】図8は本発明の第1実施例による薄膜形光
路調節装置の平面図であり、図9は図8に示した装置の
うちアクチュエータとミラーとを拡大した斜視図であ
り、図10は図9に示す装置をC1−C2線で切り取った
断面図であり、図11は図9に示す装置をD1−D2線で
切り取った断面図である。
【0045】図8及び図10を参照すると、本実施例に
よる薄膜形光路調節装置はアクチブマトリックス10
0、アクチブマトリックス100の上部に形成された支
持要素175、支持要素175の上部に並んで形成され
た第1アクチュエーティング部210及び第2アクチュ
エーティング部211、そして第1アクチュエーティン
グ部210及び第2アクチュエーティング部211の上
部に形成された反射部材260を含む。
【0046】図10を参照すると、前記アクチブマトリ
ックス100は、基板101、第1金属層135、第1
保護層140、第2金属層145、第2保護層150及
び食刻防止層155を含む。
【0047】前記基板101にはM×N(M、Nは整
数)個のP−MOSトランジスタ120が内蔵され、第
1金属層135は前記P−MOSトランジスタ120が
内蔵され、第1金属層135は前記P−MOSトランジ
スタ120のドレン105及びソース110から延長さ
れ前記基板101の上部に形成される。第1保護層14
0の上部に形成され、第2保護層150は第2金属層1
45の上部に形成される。前記食刻防止層155は第2
保護層150の上部に形成される。
【0048】前記第1金属層135は第1信号(画像信
号)を伝達するために前記P−MOSトランジスタ12
0のドレン105から第1アクチュエーティング部21
0と第2アクチュエーティング部211との間に形成さ
れた第1アンカー171の下部まで延長されるドレンパ
ッドを含む。第2金属層145はチタンTi層及び窒化
チタンTiN層で構成され、第2金属層145のうち下
に前記第1金属層135のドレンパッドが形成された部
分にはホール147が形成される。
【0049】図9ないし図11を参照すると、前記支持
要素175は支持ライン174、支持層170、第1ア
ンカー171そして第2アンカー172a,172bを
含む。前記支持ライン174及び支持層170は前記食
刻防止層155上に水平に形成される。前記支持ライン
174と食刻防止層155との間及び前記支持層170
と食刻防止層155との間には第1エアギャップ165
が介在される。前記支持ライン174の一側上部には共
通電極線240が形成される。支持ライン174はこの
ような共通電極線240を支持する機能を遂行する。
【0050】前記支持層170は四角輪の形状、望まし
くは、直四角輪の形状を有する。前記支持層170は支
持ライン174と同一平面上で直交する方向に沿って支
持ライン174の他側に形成される。前記支持層170
は前記支持ライン174と一体で形成される。
【0051】前記四角輪の形状を有する支持層170の
うち前記支持ライン174と直交する方向に水平に延長
された2個のアーム間の下部には第1アンカー171が
前記2個のアームと一体で形成される。第1アンカー1
71は食刻防止層155のうち下に第1金属層135の
ドレンパッドが形成された部分に取り付けられる。
【0052】前記2個のアームの外側下部には2個の第
2アンカー172a,172bがそれぞれ前記2個のア
ームと一体で形成される。前記第2アンカー172a,
172bも前記食刻防止層155にそれぞれ取り付けら
れる。
【0053】前記第1アンカー171及び第2アンカー
172a,172bは、それぞれ支持層170のうち支
持ライン174に隣接した部分の下部に形成され食刻防
止層155に取り付けられる。前記第1アンカー171
及び第2アンカー172a,172bはともに支持層1
70を支持することにより、第1アクチュエーティング
部210及び第2アクチュエーティング部211を支持
する機能を遂行する。前記第1アンカー171及び第2
アンカー172a,172bはそれぞれ四角箱の形状を
有する。
【0054】前記支持層170の中央部は第1アンカー
171により支持され支持層170の両側部は第2アン
カー172a,172bにより支持される。
【0055】前記第1アンカー171の中央部には食刻
防止層155、第2保護層150、第2金属層145の
ホール147及び第1保護層140を通して第1金属層
135のドレンパッドまでブァイアホール270が形成
される。
【0056】前記第1アクチュエーティング部210及
び前記第2アクチュエーティング部211はそれぞれ前
記支持層170の2個のアームの上部に互いに並んで形
成される。第1アクチュエーティング部210は第1下
部電極180、第1変形層190及び第1上部電極20
0を含み、第2アクチュエーティング部211は第2下
部電極181、第2変形層191及び第2上部電極20
1を含む。
【0057】前記第1下部電極180は前記支持層17
0の2個のアームのうち一側の上部にその一側に突出部
が形成された四角平板の形状、望ましくは、ミラー状の
「L」字の形状を有して形成される。第1下部電極18
0は前記支持ライン174と所定の距離だけ離隔され
る。前記第1下部電極180の突出部は下に形成され前
記第1アンカー171に形成された前記ブァイアホール
270と隣接した部分まで延長される。
【0058】前記第1変形層190は第1下部電極18
0より狭い面積の四角平板の形状を有し第1下部電極1
80の上部に形成され、前記第1上部電極200は第1
変形層190より狭い面積の四角平板の形状を有し第1
変形層190の上部に形成される。
【0059】前記第2下部電極181は前記支持層17
0の2個のアームのうち他側の上部にその一側に突出部
が形成された四角平板の形状、望ましくは、「L」字の
形状を有して形成される。前記第2下部電極181は第
1下部電極180に対応して第1下部電極180と並ん
で形成される。また、前記第2下部電極181は前記支
持ライン174と所定の距離だけ離隔され、前記第2下
部電極181の突出部は下に形成され第1アンカー17
1に形成されたブァイアホール270と隣接した部分ま
で延長される。従って、前記第1下部電極180の突出
部と前記第2下部電極181の突出部はブァイアホール
270を間において互いに所定の距離だけ離隔される。
【0060】前記第1アンカー171の中央部から第1
金属層のドレンパッドまで形成されたブァイアホール2
70の内部には第1金属層135のドレンパッドから第
1下部電極180の突出部及び第2下部電極181の突
出部までブァイアコンタクト280が形成される。ブァ
イアコンタクト280は第1金属層135のドレンパッ
ドを第1下部電極180及び第2下部電極181に連結
する。
【0061】前記第2変形層191は第2下部電極18
1より狭い面積の四角平板の形状を有し第2下部電極1
81の上部に形成され、第2上部電極201は第2変形
層191より狭い面積の四角平板の形状を有し第2変形
層191の上部に形成される。
【0062】前記支持ライン174と隣接した部分の第
1上部電極200の一側から第1変形層190及び第1
下部電極180の一部を通して支持層170の一部まで
第1絶縁層220が形成される。前記第1上部電極20
0の一側から前記第1絶縁層220及び支持層170を
通して前記共通電極線240までは第1上部電極連結部
材230が形成される。第1上部電極連結部材230は
第1上部電極200と共通電極線240を連結する。前
記第1上部電極連結部材230の下部の前記第1絶縁層
220は第1上部電極200と第1下部電極180が互
いに連結され第1上部電極200と第1下部電極180
との間に電気的短絡がおこることを防止する。
【0063】また、前記支持ライン174と隣接した部
分の第2上部電極201の一側から第2変形層191及
び第2下部電極181を通して支持層170の一部まで
第2絶縁層221が形成される。前記第2上部電極20
1の一側から前記第2絶縁層221及び支持層170の
一部を通して前記共通電極線240まで第2上部電極連
結部材231が形成される。前記第2絶縁層221及び
第2上部電極連結部材231はそれぞれ第1絶縁層22
0及び第1上部電極連結部材230と並んで形成され
る。前記第2上部電極連結部材231は第2上部電極2
01と共通電極線240を互いに連結する。前記第2上
部電極連結部材231の下部の前記第2絶縁層221は
第2上部電極201と第2下部電極181が互いに連結
され第2上部電極201と第2下部電極181との間に
電気的短絡がおこることを防止する。
【0064】前記四角輪の形状を有する支持層170の
うち第1アクチュエーティング部210及び第2アクチ
ュエーティング部211が形成されない部分、すなわ
ち、支持ライン174に対して平行に離隔された部分に
は反射部材260を支持するポスト250が形成され
る。
【0065】前記ポスト250と反射部材260との間
には反射部材260と同一の形状及び大きさを有するス
トレスバランス層290が形成され、ストレスバランス
層290の上部には反射部材260が形成される。前記
ストレスバランス層290は反射部材260を支持して
反射部材260が上方または下方に曲がることを防止す
る。望ましくは、前記反射部材260及びストレスバラ
ンス層290はそれぞれ四角形の形状を有する。反射部
材260及びストレスバランス層290は前記ポスト2
50により中央部が支持され両側が第1アクチュエーテ
ィング部210及び第2アクチュエーティング部211
の上部に水平に形成される。
【0066】前記ストレスバランス層290と第1アク
チュエーティング部210及び前記ストレスバランス層
290と第2アクチュエーティング部211との間には
第2エアギャップ310が介在される。
【0067】前記反射部材260は第1アクチュエーテ
ィング部210及び第2アクチュエーティング部211
のアクチュエーティングによりティルティング(傾斜)
され光源(図示せず)から入射される光を所定の角度で
反射してスクリーンに画像を投影させる。
【0068】以下、本実施例による薄膜形光路調節装置
の製造方法を図面を参照して詳細に説明する。図12な
いし図18は図10に示す装置の製造方法を説明する図
面である。図12ないし図15において、図10と同一
の部材に対して同一の参照番号を使用する。
【0069】図12を参照すると、まず、n形でドッピ
ング(ドーピング)されたケイ素(シリコン)でなされ
たウェーハである基板101を準備した後、通常の素子
分離工程であるシリコン部分酸化法(LOCOS)を利
用して基板101にアクチブ領域及びフィールド領域を
区分するための素子分離膜125を形成する。次いで、
前記アクチブ領域の上部に不純物がドッピングされたポ
リシリコンのような導電物質で構成されたゲート115
を形成した後、イオン注入工程を利用してp+ソース1
10及びドレン105を形成することにより、前記基板
101にM×N(M、Nは整数)個のP−MOSトラン
ジスタ120を形成する。
【0070】前記P−MOSトランジスタ120が形成
された基板101の上部に酸化物で構成された絶縁膜1
30を形成した後、前記絶縁膜130に写真食刻方法を
使用して前記ソース110及びドレン105の一側上部
をそれぞれ露出させる開口部を形成する。次いで、前記
開口部が形成された前記絶縁膜130の上部にチタン、
窒化チタン、タングステン及び窒化物で構成された第1
金属層135を蒸着した後第1金属層135を写真食刻
方法にパターニングする。このようにパターニングされ
た第1金属層135は前記P−MOSトランジスタ12
0のドレン105から後に形成される第1アンカー17
1の下まで延長されるドレンパッドを含む。
【0071】前記第1金属層135及び基板101の上
部には第1保護層140が形成される。第1保護層14
0はリンシリケートガラス(PSG)を化学気相蒸着
(CVD)方法を利用して略8000Å程度の厚さを有
するように形成する。第1保護層140は後続する工程
の影響により前記P−MOSトランジスタ120が内蔵
された基板101が損傷を受けることを防止する。
【0072】前記第1保護層140の上部には第2金属
層145が形成される。第2金属層145はチタンをス
パッタリング方法を利用して300Å程度の厚さでチタ
ン層を形成した後、前記チタン層の上部に窒化チタンを
物理気相蒸着方法PVDを使用して略1200Å程度の
厚さを有する窒化チタン層を形成することにより完成さ
れる。前記第2金属層145は光源から入射される光が
反射部材260だけでなく、反射部材260が覆ってい
る部分を除いた部分にも入射されることにより、基板1
01に光電流が流れ素子が誤動作をおこすことを防止す
る。
【0073】次いで、第2金属層145のうち後続工程
でブァイアホール270が形成される部分、すなわち、
その下に第1金属層135のドレンパッドが形成されて
いる部分を食刻して図11に示すように第2金属層14
5にホール147を形成する。
【0074】前記第2金属層145の上部には第2保護
層150が形成される。第2保護層150はリンシリケ
ートガラス(PSG)を化学気相蒸着(CVD)方法を
用いて略2000Å程度の厚さを有するように形成す
る。第2保護層150は後続する工程の間、前記トラン
ジスタ120が内蔵された基板101及び基板101上
に形成された膜(layer)が損傷を受けることを防止す
る。
【0075】前記第2保護層150の上部には食刻防止
層155が積層される。食刻防止層155は前記第2保
護層150及び前記基板101が後続される食刻工程に
より食刻されることを防止する。食刻防止層155は酸
化ケイ素SiO2または5酸化燐P25などの低温酸化
物LTOを使用して形成する。食刻防止層155は低圧
化学気相蒸着LPCVD方法を使用して略350〜45
0℃程度の温度で略0.2〜0.8μm程度の厚さを有
するように形成する。
【0076】前述したように食刻防止層155を形成す
ることにより、基板101、第1金属層135、第1保
護層140、第2金属層145、第2保護層150及び
食刻防止層155を含むアクチブマトリックス100を
完成する。
【0077】前記食刻防止層155の上部には第1犠牲
層160が積層される。第1犠牲層160は第1アクチ
ュエーティング部210及び第2アクチュエーティング
部211を構成する薄膜の積層を容易にする機能を遂行
する。第1犠牲層160はポリシリコンを使用して略5
00℃以下の温度で形成する。前記第1犠牲層160は
低圧化学気相蒸着LPCVD方法を使用して略2.0〜
3.0μm程度の厚さを有するように形成する。この場
合、前記第1犠牲層160は表面が不規則なアクチブマ
トリックス100の上部を覆っているためにその表面の
平坦度が不良である。従って、第1犠牲層160の表面
を化学機械的研磨CMP方法を利用して研磨することに
より第1犠牲層160が略1.1μm程度の厚さを有す
るようにその表面を平坦化させる。
【0078】図13Bは第1犠牲層160をパターニン
グした状態を示す平面図である。図12及び図13に示
すように、前記第1犠牲層160の上部に第1フォトレ
ジスタ(図示せず)を塗布しこれをパターニングした
後、前記第1フォトレジスタ層を食刻マスクに利用して
第1犠牲層160のうち下に第2金属層145のホール
147が形成された部分及びこれと隣接した両側部分を
食刻して食刻防止層155の一部を露出させることによ
り、後に形成される支持層170を支持する第1アンカ
ー171及び第2アンカー172a、172bが形成さ
れる位置をつくる。従って、前記食刻防止層155が所
定の距離だけ離隔された3個の四角形の形状で露出され
る。次いで、前記第1フォトレジスタを除去する。
【0079】図14を参照すると、第1層169は前記
のように3個の四角形の形状で露出された食刻防止層1
55の上部及び前記第1犠牲層160の上部に積層され
る。第1層169は窒化物または金属などのような硬質
の物質を低圧化学気相蒸着(LPCVD)方法を利用し
て略0.1〜1.0μm程度の厚さを有するように形成
する。前記第1層169は後で支持要素175にパター
ニングされ、支持要素175は第1アクチュエーティン
グ部210及び第2アクチュエーティング部211を支
持する支持層170、共通電極線240を支持する支持
ライン174、支持層170を支持する第1アンカー1
71及び第2アンカー172a,172bで構成され
る。この場合、第1層169のうち前記3個の四角形の
形状で露出された食刻防止層155上に取り付けられた
部分のうち、中が四角形状の食刻防止層155に取り付
けられる部分は第1アンカー171になり、両側の四角
形形状の食刻防止層155に取り付けられる部分は第1
アンカー171になり、両側の四角形形状の食刻防止層
155に取り付けられる部分は第2アンカー172a、
172bになる。
【0080】下部電極層179は第1層169の上部に
積層される。下部電極層179は白金Pt、タンタルT
aまたは白金−タンタルPt−Taなどの電気伝導性を
有する金属を使用して形成する。下部電極層179はス
パッタリング方法または化学気相蒸着方法を利用して略
0.1〜1.0μm程度の厚さを有するように形成す
る。下部電極層179は後で外部から所定の距離だけ離
隔され互いに対応して突出部を有する第1下部電極18
0及び第2下部電極181にパターニングされる。
【0081】前記下部電極層179の上部にはPZTま
たはPLZTのような圧電物質で構成された第2層18
9が積層される。第2層189はゾル−ゲル(Sol−
Gel)法、スパッタリング方法、スピンコーティング
方法または化学気相蒸着CVD方法を利用して0.1〜
1.0μm程度の厚さを有するように形成する。望まし
くは、第2層189はゾル−ゲル法で製造されたPZT
をスピンコーティングして略0.4μm程度の厚さを有
するように形成する。次いで、第2層189を構成する
圧電物質を急速熱処理RTA方法に熱処理して相変位さ
せる。第2層189は後で第1上部電極200と第1下
部電極180との間で発生する第1電気場により変形を
おこす第1変形層190及び第2上部電極201と第2
下部電極181との間に発生する第2電気場により変形
をおこす第2変形層191でパターニングされる。
【0082】上部電極層199は前記第2層189の上
部に積層される。上部電極層199は白金、タンタル、
銀Agまたは白金−タンタルなどの電気伝導性を有する
金属を使用して形成する。上部電極層199はスパッタ
リング方法または化学気相蒸着方法を利用して略0.1
〜1.0μm程度の厚さを有するように形成する。上部
電極性199は後で所定の距離だけ離隔される第1上部
電極200及び第2上部電極201でパターニングされ
る。
【0083】図15を参照すると、前記上部電極層19
9の上部に第2フォトレジスタ(図示せず)を塗布しこ
れをパターニングした後、第2フォトレジスタを食刻マ
スクとして利用して上部電極層199をそれぞれ四角平
板の形状、望ましくは、直四角平板の形状を有する第1
上部電極200及び第2上部電極201にパターニング
する(図8及び図9参照)。前記第1上部電極200及
び第2上部電極201は互いに所定の距離だけ離隔され
並んで形成される。第1上部電極201及び第2上部電
極201にはそれぞれ外部から後で形成される共通電極
線240を通して第2信号が印加される。次いで、前記
第2フォトレジスタを除去する。
【0084】上部電極層199を第1上部電極200及
び第2上部電極201にパターニングする方法と同一の
方法で第2層189をパターニングしてそれぞれ直四角
平板の形状を有する第1変形層190及び第2変形層1
91を形成する。前記第1変形層190及び第2変形層
191は互いに所定の距離だけ分離され並んで形成され
る。この場合、図8及び図9に示すように、前記第1変
形層190及び第2変形層191はそれぞれ第1上部電
極200及び第2上部電極201よりやや広い直四角形
平板の形状を有するようにパターニングされる。
【0085】次いで、上部電極層199をパターニング
する方法と同一の方法で下部電極層179をパターニン
グしてそれぞれ直四角形の平板の形状を有しそれぞれ一
側に突出部を有する第1下部電極180及び第2下部電
極181を形成する。すなわち、第1下部電極180は
第1下部電極180及び第2下部電極181を形成す
る。すなわち、第1下部電極180はミラー上の「L」
字の形状を有し、前記第2株電極181は第1下部電極
180に対応して「L」字の形状を有する。前記第1下
部電極180及び第2下部電極181は互いに所定の距
離だけ離隔される。
【0086】また、前記下部電極層179をパターニン
グするとき、前記第1層169の一側上部に第1下部電
極180及び第2下部電極181と直交する方向に共通
電極線240が第1下部電極180及び第2下部電極1
81と同時に形成される。前記第1下部電極180及び
第2下部電極181はそれぞれ第1変形層190及び第
2変形層191よりやや広い面積を有する。共通電極線
240は後で形成される支持ライン174の一部上に形
成され前記第1下部電極180及び第2下部電極181
と所定の距離だけ離隔される。従って、第1上部電極2
00、第1変形層190及び第1下部電極180を含む
第1アクチュエーティング部210と第2上部電極20
1、第2変形層191及び第2下部電極を181を含む
第2アクチュエーティング部211が完成される。
【0087】次いで、第1層169をパターニングして
支持層170、支持ライン174、第1アンカー171
そして第2アンカー172a、172bを含む支持要素
175を形成する。このとき、第1層169のうち前記
3個の四角形の形状で露出された食刻防止層155に接
触される部分のうち両側部は第2アンカー172a,1
72bになり、中央部は第1アンカー171になる。前
記第1アンカー171及び第2アンカー172a,17
2bはそれぞれ四角箱の形状を有し、前記第1アンカー
171の下には第2金属層145のホール147が形成
されている。
【0088】前記支持層170は四角輪の形状、望まし
くは直四角輪の形状を有し前記食刻防止層155上に形
成された前記支持ライン174と一体で形成される。こ
のような状態で後で第1犠牲層160が除去されると、
図9に示すような形状を有する支持要素175が形成さ
れる。すなわち、支持層170は直四角形の輪形状を有
し支持ライン174と同一平面上で直交する方向に沿っ
て支持ライン174の一側に支持ライン174と一体で
形成される。前記直四角輪の形状を有する支持層170
のうち支持ライン174と直交する方向に水平に延長さ
れた2個のアームの間の下部には前記2個のアームと一
体で第1アンカー171が形成され食刻防止層155に
取り付けられ、前記2個のアームの外側下部には2個の
第2アンカー172a,172bがそれぞれ前記2個の
アームと一体で形成され食刻防止層155に取り付けら
れる。共に支持層170を支持する第1アンカー171
及び第2アンカー172a,172bは前記支持層17
0のうち支持ライン174に隣接した部分の下部に形成
される。
【0089】前記第1アクチュエーティング部210及
び第2アクチュエーティング部211は支持層170の
うち支持ライン174と直交する方向に水平に延長され
た2個のアームの上部に互いに並んで形成される。従っ
て、第1アンカー171は第1アクチュエーティング部
210と第2アクチュエーティング部211との間に形
成され、第2アンカー172a,172bはそれぞれ第
1アクチュエーティング部210の外側及び第2アクチ
ュエーティング部211の外側に形成される。
【0090】図16を参照すると、前記支持層170の
上部、支持ライン174の上部及び第1アクチュエーテ
ィング部210と第2アクチュエーティング部211の
上部に第3フォトレジスタ(図示せず)を塗布しこれを
パターニングし、支持ライン174上に形成された共通
電極線240から前記第1上部電極及び第2上部電極2
01の一部まで露出させる。このとき、第1アンカー1
71から第1下部電極180の突出部まで及び第1アン
カー171から前記第2下部電極181の突出部までも
共に露出される。
【0091】次いで、前記露出された部分にアモルファ
スシリコンまたは低温酸化物である酸化ケイ素SiO2
または5酸化燐P25などを蒸着しこれをパターニング
することにより、第1上部電極200の一部から第1変
形層190及び第1下部電極180を通して支持層17
0の一部まで第1絶縁層220を形成し、同時に第2上
部電極201の一部から第2変形層191及び第2下部
電極181を通して支持層170の一部まで第2絶縁層
221を形成する。第1絶縁層220及び第2絶縁層2
21は低圧化学気相蒸着方法LPCVD方法を使用して
それぞれ略0.2〜0.4μm程度、望ましくは0.3
μm程度の厚さを有するように形成する。
【0092】図17はブァイアコンタクト280を形成
した状態を示す図面である。図17を参照すると、下に
第2金属層145のホール147及び第1金属層135
のドレンパッドが形成された部分である第1アンカー1
71の中央上部から第1アンカー171、食刻防止層1
55、第2保護層150及び第1保護層140を食刻し
て前記ドレンパッドまでブァイアホール270を形成し
た後、ブァイアホール270の内部から第1下部電極1
80の突出部及び第2下部電極181の突出部までブァ
イアコンタクト280を形成する。これと同時に、図1
6に示すように、第1上部電極200から第1絶縁層2
30及び支持層170の一部を通して共通電極線240
まで第1上部電極連結部材230を形成し、第2上部電
極201から第2絶縁層231及び支持層170の一部
を通して共通電極線240まで第2上部電極連結部材2
31を形成する。
【0093】前記ブァイアコンタクト280、第1上部
電極連結部材230、そして第2上部電極連結部材23
1はそれぞれ電気伝導性を有する金属である白金または
白金−タンタルを使用して形成する。前記ブァイアコン
タクト280、第1上部電極連結部材230そして第2
上部電極連結部材231はスパッタリング方法または化
学気相蒸着方法を利用して略0.1〜0.2μm程度の
厚さを有するように形成する。前記第1上部電極連結部
材230及び第2上部電極連結部材231はそれぞれ第
1上部電極200及び第2上部電極201と共通電極線
240を連結する。前記第1下部電極180及び第2下
部電極181はそれぞれブァイアコンタクト280を通
して第1金属層135のドレンパッドと連結される。
【0094】図18を参照すると、前記第1アクチュエ
ーティング部210、第2アクチュエーティング部21
1及び支持要素175の上部にポリシリコンを低圧化学
気相蒸着方法を使用して第2犠牲層300を形成する。
第2犠牲層300は前記第1アクチュエーティング部2
10と第2アクチュエーティング部211とを完全に覆
うことができるような充分な高さを有して形成される。
次いで、第2犠牲層300をパターニングして前記四角
輪形状を有する支持層170のうち支持ライン174と
隣接せずに平衡に形成された部分の一部を露出させる。
すなわち、前記支持層170のうち第1アクチュエーテ
ィング部210と第2アクチュエーティング部211と
が形成されない部分の一部を露出させる。
【0095】次いで、前記露出された支持層170の一
部及び第2犠牲層300の上部に窒化シリコンSi34
のような窒化物を略0.1〜1.0μm程度の厚さで蒸
着してストレスバランス層290及びポスト250を形
成する。ストレスバランス層290はプラズマ増大化学
気相蒸着PECVD方法で形成する。次いで、後に形成
される反射部材260が水平な面を有するようにするた
めに、前記ストレスバランス層290を化学機械的研磨
CMP方法で研磨してその表面を平坦化させる。また、
後に形成される反射部材260が水平度をより向上させ
るために、前記第2犠牲層300の表面を化学機械的研
磨方法を利用して一次で平坦化した後、前記ストレスバ
ランス層290の表面を2次で平坦化することもでき
る。この場合、前記ストレスバランス層290は後で反
射部材260を形成する間印加される圧力や張力などに
より発生する残留応力などのような変形応力により反射
部材260が上方または下方に曲がることを防止する。
【0096】次いで、前記ストレスバランス層290の
上部に反射性を有する金属であるアルミニウム、白金、
銀またはアルミニウム合金などを物理気相蒸着PVDま
たは化学気相蒸着CVD方法で蒸着した後、前記蒸着さ
れた金属をパターニングして四角平板の形状を有する反
射部材260を形成する。
【0097】次いで、フルオル化キセノンXeF2また
はフルオル化ブロムBrF2を使用して前記第1犠牲層
160及び第2犠牲層300を同時に除去し洗浄及び乾
燥処理を遂行して図9に示すようなAMA素子を完成す
る。前記のように第2犠牲層300が除去されると第2
犠牲層300の位置に第2エアギャップ310が形成さ
れ、第1犠牲層160が除去されると第1犠牲層160
の位置に第1エアギャップ165が形成される。
【0098】前述した本実施例による薄膜形光路調節装
置において、外部から伝達された第1信号は基板101
に内蔵されたMOSトランジスタ120、第1金属層1
35のドレンパッドそしてブァイアコンタクト280を
通して第1下部電極180及び第2下部電極181に印
加されると同時に、第1上部電極200には外部から共
通電極線240及び第1上部電極連結部材230を通し
て第2信号が印加され第2上部電極201にも共通電極
線240及び第2上部電極連結部材231を通して第2
信号が印加される。従って、第1上部電極200と第1
下部電極180との間に電位差による第1電気場(電
場)が発生し、第2上部電極201と第2下部電極18
1との間に電位差による第2電気場が発生する。前記第
1電気場により第1上部電極200と第1下部電極18
0との間に形成された第1変形層190が変形をおこ
し、同時に前記第2電気場により第2上部電極201と
第2下部電極181との間に形成された第2変形層19
1が変形をおこす。
【0099】前記第1変形層190及び第2変形層19
1がそれぞれ第1電気場及び第2電気場に対して直交す
る方向に収縮することにより第1変形層190を含む第
1アクチュエーティング部210と第2変形層を含む第
2アクチュエーティング部211はそれぞれ所定の角度
で曲がる。前記第1アクチュエーティング部210と第
2アクチュエーティング部211が所定の角度で曲がる
ことによりその下部の支持層もともに所定の角度で曲が
る。
【0100】光源から入射される光を反射する反射部材
260はストレスバランス層290及びポスト250に
より支持され第1アクチュエーティング部210と第2
アクチュエーティング部211の上部に形成されている
ために支持層170と共に傾斜になる。従って、前記反
射部材260は入射光を所定の角度で反射し、反射され
た光はスリットを通過してスクリーンに画像を結ぶ。
【0101】
【実施例2】図19は本発明の第2実施例による薄膜形
光路調節装置の平面図である。図20ないし図23は本
発明の第2実施例による反射部材及び補強部材を拡大し
た平面図である。図19ないし図23において、本発明
の第1実施例と同一の部材に対しては同一の参照番号を
使用する。
【0102】本実施例において、ストレスバランス層の
代わりに補強部材290a,290b,290c,29
0d)が反射部材260の下部に形成されることを除く
と本実施例による薄膜形光路調節装置及びその製造方法
は第1実施例と同一である。また、本実施例による薄膜
形光路調節装置の動作も第1実施例と同一である。
【0103】図19及び図20を参照すると、反射部材
260の周辺下部には反射部材260の曲がりを防止す
るために4個の棒が四角形の様子で配列された補強部材
290aが形成される。
【0104】ポスト250を形成するために支持層17
0の一部が露出されるように第2犠牲層300をパター
ニングするとき、第2犠牲層300の一部を四角形の輪
形状で共に食刻した後、ポスト250、補強部材290
a及び反射部材260を同時に形成する。すなわち、前
記露出された支持層170の一部及び前記四角形の輪形
状でパターニングされた第2犠牲層300の上部に反射
性を有する金属であるアルミニウム、白金、銀またはア
ルミニウム合金などをスパッタリング方法または化学気
相蒸着方法で蒸着しその蒸着された金属をパターニング
してポスト250、補強部材290a及び反射部材26
0を形成する。前記第2犠牲層300を四角形の輪形状
で食刻するとき、食刻される深さを適切に調節してその
下の第1上部電極200及び第2上部電極201が露出
されないようにする。その結果、図19及び図20に示
すように4個の棒が反射部材260の周辺下部に四角形
の形状で配列された補強部材290a(点線参照)が形
成される。
【0105】本実施例では4個の棒が四角形の形状で配
列された補強部材を形成したが、前記第2犠牲層のパタ
ーニングにより決定される前記補強部材の形状は第21
ないし図23に示すように、反射部材260が変形応力
を耐えられるように2個の棒が「X」字型で配列された
形状(図21参照)、4個の棒が「井」字型で配列され
た形状(図22参照)、または4個の棒が菱形で配列さ
れた形状(図23参照)など機械的に安定した種々の構
造のうち任意に選択することができる。
【0106】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明による
と、反射部材の下部にストレスバランス層を形成した
り、反射部材の周辺下部に補強部材を形成することによ
り、たとえ、金属を蒸着しパターニングして反射部材を
形成する間、変形応力が発生しても前記ストレスバラン
ス層または補強部材により反射部材が上方または下方に
曲がることを防止できるために反射部材の水平度をかな
り向上させることができる。従って、光源から反射部材
に入射される光の光効率を増加させスクリーンに投影さ
れる画像の画質を向上させることができる。
【0107】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有する者であれば本発
明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または
変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願人が先行出願した薄膜形光路調節装置の
斜視図である。
【図2】図1に示す装置をA1−A2線で切り取った断面
図である。
【図3】図1に示す装置をB1−B2線で切り取った断面
図である。
【図4】図2に示す装置の製造工程図である。
【図5】図2に示す装置の製造工程図である。
【図6】図2に示す装置の製造工程図である。
【図7】図2に示す装置の製造工程図である。
【図8】本発明の第1実施例による薄膜形光路調節装置
の平面図である。
【図9】図8に示す装置の斜視図である。
【図10】図8に示す装置をC1−C2線で切り取った断
面図である。
【図11】図8に示す装置をD1−D2線で切り取った断
面図である。
【図12】図10に示す装置の製造工程図である。
【図13】図10に示す装置の製造工程図である。
【図14】図10に示す装置の製造工程図である。
【図15】図10に示す装置の製造工程図である。
【図16】図10に示す装置の製造工程図である。
【図17】図10に示す装置の製造工程図である。
【図18】図10に示す装置の製造工程図である。
【図19】本発明の第2実施例による薄膜形光路調節装
置の平面図である。
【図20】本発明の第2実施例による反射部材及び補強
部材を拡大した平面図である。
【図21】本発明の第2実施例による反射部材及び補強
部材を拡大した平面図である。
【図22】本発明の第2実施例による反射部材及び補強
部材を拡大した平面図である。
【図23】本発明の第2実施例による反射部材及び補強
部材を拡大した平面図である。
【符号の説明】
100 アクチブマトリックス 101 基板 120 トランジスタ 135 第1金属層 140 第1保護層 145 第2金属層 150 第2保護層 155 食刻防止層 160 第1犠牲層 170 支持層 171 第1アンカー 172a,172b 第2アンカー 174 支持ライン 175 支持要素 180,181 第1及び第2下部電極 190,191 第1及び第2変形層 200,201 第1及び第2上部電極 210,211 第1及び第2アクチュエーティング部 220,221 第1及び第2絶縁層 230,231 第1及び第2上部電極連結部材 250 ポスト 260 ミラー 270 ブァイアホール 280 ブァイアコンタクト 290 ストレスバランス層 290a,290b,290c,290d 補強部材 300 第2犠牲層

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSトランジスタが内蔵された基板及
    び前記トランジスタのドレンから延長されるドレンパッ
    ドを有する第1金属層を含むアクチブマトリックスと、 前記アクチブマトリックスの上部に形成された支持ライ
    ン、該支持ラインと一体で形成された支持層と、そして
    前記支持層のうち前記支持ラインと隣接した部分下部の
    前記アクチブマトリックスにそれぞれ接触され前記支持
    層を支持する第1アンカー及び第2アンカーを含む支持
    手段と、 前記支持層のうち前記支持ラインと直交する部分の一側
    に形成され第1下部電極、第1変形層及び第1上部電極
    を有する第1アクチュエーティング部と、 前記支持層のうち前記支持ラインと直交する部分の他側
    に形成され第2下部電極、第2変形層及び第2上部電極
    を有する第2アクチュエーティング部と、 前記第1アクチュエーティング部及び前記第2アクチュ
    エーティング部の上部に形成された反射手段と、そして
    前記反射手段の下部に形成され前記反射手段の水平度を
    向上させる手段を含むことを特徴とする薄膜型光路調節
    装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチブマトリックスは、前記基板
    及び前記第1金属層の上部に形成された第1保護層と、
    該第1保護層の上部に形成された第1金属層、前記第2
    金属層の上部に形成された第2保護層と、そして前記第
    2保護層の上部に形成された食刻防止層を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の薄膜型光路調節装置。
  3. 【請求項3】 前記第1下部電極はミラー状の「L」字
    の形状を有し、前記第1変形層は前記第1下部電極より
    狭い面積を有する四角平板の形状を有し、前記第1上部
    電極は前記第1変形層より狭い面積を有する四角平板の
    形状を有し、前記第2下部電極は前記第1下部電極に対
    応して「L」字の形状を有し、前記第2変形層は前記第
    2下部電極より狭い面積を有する四角平板の形状を有
    し、前記第2上部電極は前記第2変形層より狭い面積を
    有する四角平板の形状を有し、前記第1アンカーは前記
    第1アクチュエーティング部と前記第2アクチュエーテ
    ィング部との間の下部である前記第1金属層のドレンパ
    ッドが形成された部分の前記アクチブマトリックス上に
    取り付けられ、前記第2アンカーはそれぞれ前記第1ア
    クチュエーティング部及び前記第2アクチュエーティン
    グ部の外側下部である前記アクチブマトリックス上に取
    り付けられることを特徴とする請求項2に記載の薄膜型
    光路調節装置。
  4. 【請求項4】 前記第1アンカーから前記第1金属層の
    ドレンパッドまで形成されたブァイアホール、前記ドレ
    ンパッドから前記ブァイアホールを通して前記第1下部
    電極の突出部及び前記第2下部電極の突出部まで形成さ
    れたブァイアコンタクト、前記支持ラインの上部に形成
    された共通電極線、前記第1上部電極の一側から前記第
    1下部電極まで形成された第1絶縁層、前記第2上部電
    極の一側から前記第2下部電極まで形成された第2絶縁
    層、前記共通電極線から前記第1絶縁層の上部を通して
    前記第1上部電極まで形成された第1上部電極連結部
    材、そして前記共通電極線から前記第2絶縁層の上部を
    通して前記第2上部電極まで形成された第2上部電極連
    結部材をさらに具備することを特徴とする請求項3に記
    載の薄膜型光路調節装置。
  5. 【請求項5】 前記反射手段の水平度を向上させるため
    の手段はストレスバランス層であることを特徴とする請
    求項1に記載の薄膜型光路調節装置。
  6. 【請求項6】 前記ストレスバランス層は窒化シリコン
    のような窒化物でなされることを特徴とする請求項5に
    記載の薄膜型光路調節装置。
  7. 【請求項7】 前記反射手段の水平度を向上させる手段
    は補強部材であることを特徴とする請求項1に記載の薄
    膜型光路調節装置。
  8. 【請求項8】 前記反射手段と前記補強部材は同一の物
    質でなされることを特徴とする請求項7に記載の薄膜型
    光路調節装置。
  9. 【請求項9】 前記補強部材は前記反射手段の下部に4
    個の棒が四角形で配列された形状、2個の棒が「X」字
    形で配列された形状、4個の棒が「井」字形で配列され
    た形状、または4個の棒が菱形で配列された形状のうち
    ある一つの形状を有することを特徴とする請求項7に記
    載の薄膜型光路調節装置。
  10. 【請求項10】 i)MOSトランジスタが内蔵され、
    前記トランジスタのドレンから延長されるドレンパッド
    を有する第1金属層を含むアクチブマトリックスを提供
    する工程と、 ii)前記アクチブマトリックスの上部に第1犠牲層を
    形成した後、前記第1犠牲層をパターニングして前記ア
    クチブマトリックスのうち前記第1金属層のドレンパッ
    ドが形成された部分及び前記ドレンパッドが形成された
    部分の両側部を露出させる工程と、 iii)前記露出されたアクチブマトリックス及び前記
    第1犠牲層の上部に第1層、下部電極層、第2層及び上
    部電極層を形成する工程と、 iv)前記上部電極層、前記第2層及び前記下部電極層
    をパターニングして第1上部電極、第1変形層及び第1
    下部電極を含む第1アクチュエーティング部と第2上部
    電極、第2変形層及び第2下部電極を含む第2アクチュ
    エーティング部を形成する工程と、 v)前記第1層をパターニングして、前記アクチブマト
    リックス上に形成された支持ライン、前記支持ラインと
    一体で形成された支持層、そして前記支持層のうち前記
    支持ラインと隣接した部分下部の前記アクチブマトリッ
    クスにそれぞれ接触される第1アンカー及び第2アンカ
    ーを含む支持手段を形成する工程と、 vi)前記支持ラインの上部に共通電極線を形成する工
    程と、 vii)前記支持手段、前記第1アクチュエーティング
    部及び前記第2アクチュエーティング部の上部に第2犠
    牲層を形成する工程と、 viii)前記第2犠牲層の上部に反射手段の水平度を
    向上させる手段を形成する工程と、 ix)前記反射手段の水平度を向上させるための手段の
    上部に反射手段を形成する工程を含むことを特徴とする
    薄膜型光路調節装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記方法は、a)前記アクチブマトリ
    ックスの上部に第1保護層を形成する工程と、b)前記
    第1保護層の上部に第2金属層を形成する工程と、c)
    前記第2金属層の上部に第2保護層を形成する工程と、
    d)前記第2保護層の上部に食刻防止層を形成する工程
    と、e)前記第1上部電極の一側から前記支持層の一側
    まで第1絶縁層を形成する工程と、f)前記第2上部電
    極の一側から前記支持層の他側まで第2絶縁層を形成す
    る工程と、g)前記共通電極線から前記第1絶縁層の上
    部を通して前記第1上部電極まで第1上部電極連結部材
    を形成する工程と、h)前記共通電極線から前記第2絶
    縁層の上部を通して前記第2上部電極まで第2上部電極
    連結部材を形成する工程と、i)前記第1アンカーの中
    央部から前記第1金属層のドレンパッドまでブァイアホ
    ールを形成する工程と、j)そして、前記ドレンパッド
    から前記ブァイアホールを通して前記第1下部電極及び
    前記第2下部電極までブァイアコンタクトを形成する工
    程をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の薄
    膜型光路調節装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記反射部材の水平度を向上させる手
    段を形成する工程は前記第2犠牲層の上部に窒化物をプ
    ラズマ化学気相蒸着方法で塗布する工程であることを特
    徴とする請求項10に記載の薄膜型光路調節装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 前記第2犠牲層の上部に反射手段の水
    平度を向上させる手段を形成する工程及び前記反射手段
    の水平度を向上させるための手段の上部に反射手段を形
    成する工程は同時に遂行されることを特徴とする請求項
    10に記載の薄膜型光路調節装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第2犠牲層の上部に反射手段の水
    平度を向上させる手段を形成する工程は、前記第2犠牲
    層をパターニングして前記第2犠牲層のパターンが4個
    の棒が四角形で配列された形状、2個の棒が「X」字形
    で配列された形状、4個の棒が「井」字形で配列された
    形状、または4個の棒が菱形で配列された形状のうちあ
    る一つの形状を有する工程の後で遂行されることを特徴
    とする請求項13に記載の薄膜型光路調節装置の製造方
    法。
JP10185143A 1997-06-30 1998-06-30 薄膜型光路調節装置及びその製造方法 Pending JPH1172724A (ja)

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