JPH1172269A - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents

ヒートポンプ給湯装置

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Publication number
JPH1172269A
JPH1172269A JP23314497A JP23314497A JPH1172269A JP H1172269 A JPH1172269 A JP H1172269A JP 23314497 A JP23314497 A JP 23314497A JP 23314497 A JP23314497 A JP 23314497A JP H1172269 A JPH1172269 A JP H1172269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
heat pump
condenser
bathtub
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP23314497A
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English (en)
Inventor
Hidenori Nakabayashi
秀則 中林
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH1172269A publication Critical patent/JPH1172269A/ja
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集熱運転を行うヒートポンプ回路では浴槽内
の湯の保温を行うことができないという問題があった。 【解決手段】 圧縮機6、凝縮器7、膨張弁8、及び蒸
発器9を順次環状に接続してヒートポンプ回路1を構成
し、このヒートポンプ回路1内で冷媒を循環させて前記
凝縮器7に接続された貯湯槽10内の湯を前記凝縮器7
で加熱して浴槽4に給湯するヒートポンプ給湯装置にお
いて、前記凝縮器7を分割して複数設け、その一部7
a、7cで前記貯湯槽10の湯を加熱すると共に、他の
部分7bで前記浴槽4内の湯を保温する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はヒートポンプ給湯装
置に関し、特に浴槽に供給される湯を加熱すると共に、
浴槽内の湯を保温するヒートポンプ給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヒートポンプ給湯装置を図3に示
す。図3において、21はヒートポンプ回路、22は温
水加熱回路、23は出湯管、24は浴槽である。ヒート
ポンプ回路21は、圧縮機25、凝縮器26、膨張弁2
7、および蒸発器28を順次環状に接続して構成され、
温水加熱回路22は、貯湯槽29、循環ポンプ30、及
び凝縮器26を環状に接続して構成される。この温水加
熱回路22から分岐して出湯管23が設けられている。
【0003】ヒートポンプ回路21の圧縮機25を駆動
してヒートポンプ回路21内で冷媒(不図示)を循環さ
せると共に、温水加熱回路22の循環ポンプ30を駆動
して温水加熱回路22内で温水を循環させ、凝縮器26
部分で熱交換して温水加熱回路22内の温水を加熱して
貯湯槽29内に蓄え、貯湯槽29から出湯管23を介し
て浴槽24に温水を供給するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ヒートポンプ給湯装置では、浴槽24に一旦供給された
温水を保温することはできないという問題があった。浴
槽24内に一旦供給された温水を保温するには、電気ヒ
ータ(不図示)を別途設けなければならず、装置が大型
化、複雑化すると共に、ランニングコストが高くなると
いう問題を誘発する。すなわち、浴槽24内の温水を保
温する場合、35〜45℃程度の温度に維持することか
ら、電気ヒータで保温するとしてもその容量は1kw程
度と小さくて済む。これをヒートポンプ回路21で保温
しようとすると、凝縮器26の入口部の水温が35〜4
5℃と高くなるため、ヒートポンプのCOPが悪くなる
と共に、1kw程度の熱を得るためにヒートポンプ回路
21を駆動しようとすると、圧縮機25のオン・オフが
頻繁になる。したがって、従来は、浴槽24に供給する
ための湯をヒートポンプ回路21で加熱するとしても、
浴槽24に一旦供給された湯の保温は、電気ヒータで行
っていた。
【0005】本発明はこのような従来装置の問題点に鑑
みて発明されたものであり、集熱運転を行うヒートポン
プ回路を浴槽内の温水の保温に用いることができないと
いう従来装置の問題点を解消したヒートポンプ給湯装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るヒートポンプ給湯装置では、圧縮機、
凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を順次環状に接続してヒー
トポンプ回路を構成し、このヒートポンプ回路内で冷媒
を循環させて前記凝縮器に接続された貯湯槽内の湯を前
記凝縮器で加熱して浴槽に給湯するヒートポンプ給湯装
置において、前記凝縮器を分割して複数設け、その一部
で前記貯湯槽の湯を加熱すると共に、他の部分で前記浴
槽内の湯を保温する。
【0007】また、本発明に係るヒートポンプ給湯装置
では、前記凝縮器の冷媒の流れ方向における入口側と出
口側で前記貯湯槽内の湯を加熱する共に、前記凝縮器の
冷媒の流れ方向における中央部分で前記浴槽内の湯を保
温することが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明に係るヒー
トポンプ給湯装置の一実施形態を示す図であり、1はヒ
ートポンプ回路、2は温水加熱回路、3は出湯管、4は
浴槽、5は保温回路である。ヒートポンプ回路1は、圧
縮機6、凝縮器7(7a、7c)、膨張弁8、蒸発器9
で主として構成される。温水加熱回路2は、凝縮器7
(7a、7c)と貯湯槽10とで主として構成される。
【0009】凝縮器7(7a、7b、7c)は分割して
複数設けられている。すなわち、図1に示す実施形態で
は、冷媒の流れ方向における入口側に位置する第1の凝
縮器7a、冷媒の流れ方向における中央部に位置する第
2の凝縮器7b、冷媒の流れ方向における出口側に位置
する第3の凝縮器7cの3つに分割して設けられてい
る。この複数の凝縮器7のうち、第1の凝縮器7aと第
3の凝縮器7cが貯湯槽10に接続されて温水加熱回路
2が構成され、第2の凝縮器7bが浴槽4に接続されて
保温回路5が構成される。
【0010】温水加熱回路2には、貯湯槽10内の温水
を循環させる循環ポンプ14と温水加熱回路2内の温水
の温度を一定に保つための制水弁15が設けれている。
また、この温水加熱回路2には、加熱された温水を浴槽
4に供給するための出湯管3が分岐して設けられてお
り、この出湯管3には貯湯槽10の湯と市水を混合して
浴槽4に供給する湯水混合栓16が設けられている。
【0011】保温回路5には、浴槽4内の湯を循環させ
る循環ポンプ17が設けられている。
【0012】上述のような構成によれば、ヒートポンプ
回路1の圧縮機6と集熱回路2の循環ポンプ14と保温
回路5の循環ポンプ17を駆動して第1の凝縮器7aと
第3の凝縮器7cで貯湯槽10内の水を加熱すると共
に、浴槽4内の湯を保温する。つまり、浴槽4に湯を張
った段階で、貯湯槽10内の湯は例えば150リットル
程度使用されるため、貯湯槽10内の湯量は減少して貯
湯槽10内の下部は低温水の状態となる。この状態で通
常は、貯湯槽10内の湯を加熱すると同時に浴槽4内の
湯を保温する。また、浴槽4内の湯を保温しないとき
は、循環ポンプ17を停止するが、第1の凝縮器7aと
第3の凝縮器7cで充分な熱交換能力をもっており、C
OPが悪くなることはなく、貯湯槽10内の水を加熱で
きる。
【0013】この場合の冷媒温度と水温は図2のように
なる。浴槽4内の湯を保温しない場合は、第2の凝縮器
7bの分も熱交換させるため、(A)から(C)へ直線
的(点線)に水温は上昇する。すなわち、第3の凝縮器
7cと第1の凝縮器7aを使用して例えば15℃から6
5℃に直線的に加熱する。
【0014】浴槽4を保温する場合は、冷媒の凝縮温度
が一定のため、第2の凝縮機7bは例えば58℃で一定
であり、浴槽4内の湯温は例えば35℃から50℃の範
囲に維持される。一方、第3の凝縮器7cと第1の凝縮
器7aで貯湯槽10内の温水を加熱するが、貯湯槽10
内の水量は浴槽に供給されて減少しており、水の流量を
減少させて2段階に加熱する。すなわち、第3の凝縮器
7cで例えば15℃から38℃まで加熱し、さらに第1
の凝縮器7aで例えば38℃から65℃に加熱する。こ
のように、浴槽4内の温水を保温しても出湯温度は下が
らず、加熱能力は貯湯槽10と浴槽4の両方に分割され
るだけでCOPの低下もない。したがって、浴槽4に供
給される湯を加熱するためのヒートポンプ装置をそのま
ま浴槽4に供給される湯の保温に用いることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るヒートポン
プ給湯装置によれば、凝縮器を分割して複数設け、その
一部で貯湯槽に供給される温水を加熱すると共に、他の
部分で浴槽に供給された湯を保温することから、浴槽に
供給する温水を加熱するためのヒートポンプ回路で浴槽
の温水を保温することができる。また、浴槽に供給する
温水の加熱温度を低下させることなく、浴槽の温水を保
温できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒートポンプ給湯装置の一実施形
態を示す図である。
【図2】本発明に係るヒートポンプ給湯装置における凝
縮器部分の冷媒温度と水温との関係を示す図である。
【図3】従来のヒートポンプ給湯装置を示す図である。
【符号の説明】
1‥‥‥ヒートポンプ回路、2‥‥‥温水加熱回路、3
‥‥‥出湯管、4‥‥‥浴槽、5‥‥‥保温回路、6‥
‥‥圧縮機、7‥‥‥凝縮器、8‥‥‥膨張弁、9‥‥
‥蒸発器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張弁、及び蒸発器を
    順次環状に接続してヒートポンプ回路を構成し、このヒ
    ートポンプ回路内で冷媒を循環させて前記凝縮器に接続
    された貯湯槽内の湯を前記凝縮器で加熱して浴槽に給湯
    するヒートポンプ給湯装置において、前記凝縮器を分割
    して複数設け、その一部で前記貯湯槽の湯を加熱すると
    共に、他の部分で前記浴槽内の湯を保温することを特徴
    とするヒートポンプ給湯装置。
  2. 【請求項2】 前記凝縮器の冷媒の流れ方向における入
    口側と出口側で前記貯湯槽内の湯を加熱する共に、前記
    凝縮器の冷媒の流れ方向における中央部分で前記浴槽内
    の湯を保温することを特徴とする請求項1に記載のヒー
    トポンプ給湯装置。
JP23314497A 1997-08-28 1997-08-28 ヒートポンプ給湯装置 Pending JPH1172269A (ja)

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JP23314497A JPH1172269A (ja) 1997-08-28 1997-08-28 ヒートポンプ給湯装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006017426A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Kansai Electric Power Co Inc:The ヒートポンプ式蒸気・温水発生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006017426A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Kansai Electric Power Co Inc:The ヒートポンプ式蒸気・温水発生装置

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