JP2005308370A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 給湯し始めであっても、安定した温度の湯を供給することが可能な貯湯式給湯機を提供すること。
【解決手段】 水を加熱するためのヒートポンプユニット101と、ヒートポンプユニット101から供給される湯を貯留するための貯湯タンク102とを備え、貯湯タンク102は、第1の温度の湯を貯留するための高温貯湯領域102aと、第1の温度よりも低い、指定された第2の温度の湯を貯留するための設定湯温貯湯領域102bと、高温貯湯領域102aに貯留された第1の温度の湯を給湯するための給湯管107aを接続可能な第1の給湯接続部と、設定湯温貯湯領域102bに貯留された第2の温度の湯を給湯するための給湯管107bを接続可能な第2の給湯接続部とをさらに備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、湯沸器によって沸かされた湯を貯湯タンクに貯留して使用する、貯湯式給湯機に関する。
深夜電力などを利用して経済的に湯を沸かし、その沸かした湯を貯湯タンクに貯めて翌日利用する貯湯式の給湯機が戸建住宅において普及してきている。このような給湯機の熱源としては、種々の装置が利用され、たとえば、電気ヒータを用いた電気給湯機、ガス湯沸器を用いたガス給湯機、ヒートポンプ回路を用いたヒートポンプ式給湯機などが知られている。ここ近年は、環境問題や省エネルギー化の観点からヒートポンプ式給湯機が特に注目されている。
このような貯湯式給湯機において、貯湯タンクには高温の湯が貯えられる。使用目的別に異なる温度の湯を生成する場合、貯湯タンクに貯留された高温の湯と水とを混合させることにより、希望の温度の湯を生成する。
このような技術として、たとえば、ミキシングバルブを用いて、設定温度の湯を生成する給湯機が存在する(特許文献1参照)。
特許文献1において、ミキシングバルブには、高温の湯が供給される給湯配管と、水が供給される給水配管と、高温の湯と水とを混合して給湯する混合配管とが接続されている。混合配管には、温度検出器が設けられ、混合配管を通る混合湯は、温度検出器によって温度が検出される。その検出された温度に基づいて、設定温度となるように、ミキシングバルブの混合量調整弁体は自動的に開度調整される。
特開平7−239150号公報
しかしながら、上記特許文献1のような、ミキシングバルブを用いた給湯機においては、給湯し始めに混合配管を通る湯の温度を検出して高温の湯と水との混合比を調整するため、給湯し始めの湯の温度が安定しない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって、給湯し始めであっても、安定した温度の湯を供給することが可能な貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
この発明のある局面に係る貯湯式給湯機は、水を加熱するための湯沸器と、湯沸器から供給される湯を貯留するための貯湯タンクとを備え、貯湯タンクは、第1の温度の湯を貯留するための高温貯湯部と、第1の温度よりも低い、指定された第2の温度の湯を貯留するための設定湯温貯湯部とを含み、高温貯湯部に貯留される湯の温度、および設定湯温貯湯部に貯留される湯の温度を調整するための調温手段と、高温貯湯部に貯留された第1の温度の湯を給湯するための給湯管を接続可能な第1の給湯接続部と、設定湯温貯湯部に貯留された第2の温度の湯を給湯するための給湯管を接続可能な第2の給湯接続部とをさらに備える。
好ましくは、湯沸器は、高温貯湯部と接続される第1の熱交配管と、設定湯温貯湯部と接続される第2の熱交配管とを含み、第1の熱交配管および第2の熱交配管は、共通の熱源によって加熱され、調温手段は、第1の熱交配管から高温貯湯部へと供給される湯が、第1の温度となるように制御する第1の温度制御手段と、第2の熱交配管から設定湯温貯湯部へと供給される湯が、第2の温度となるように制御する第2の温度制御手段とを含む。
好ましくは、調温手段は、高温貯湯部に貯留された湯を、第1の熱交配管を介して循環させるための第1の循環手段と、設定湯温貯湯部に貯留された湯を、第2の熱交配管を介して循環させるための第2の循環手段とをさらに含み、第1の温度制御手段は、第1の循環手段が第1の熱交配管へと送り込む湯の流量を調整し、第2の温度制御手段は、第2の循環手段が第2の熱交配管へと送り込む湯の流量を調整する。
好ましくは、貯湯タンクは、高温貯湯部と設定湯温貯湯部との間に設けられる断熱材をさらに含み、調温手段は、設定湯温貯湯部に貯留された湯と、高温貯湯部に貯留された湯との間で熱交換させるための第1の熱交換手段と、第1の熱交換手段を制御するための第1の熱交換制御手段とを含み、第1の熱交換制御手段は、設定湯温貯湯部に貯留された湯の温度が、第2の温度より所定値以上下降したときに、第1の熱交換手段の制御を行なう。
好ましくは、第1の熱交換手段は、設定湯温貯湯部に貯留された湯を、高温貯湯部を経由して循環させるための第1のバイパス管と、第1のバイパス管への湯の循環を促進するための第1の内部循環ポンプとを有する。
好ましくは、貯湯タンクは、第2の温度よりも低い温度の湯を貯留するための低温貯湯部と、設定湯温貯湯部と低温貯湯部との間に設けられる断熱材とをさらに含み、調温手段は、設定湯温貯湯部に貯留された湯と、低温貯湯部に貯留された湯との間で熱交換させるための第2の熱交換手段と、第2の熱交換手段を制御するための第2の熱交換制御手段とを含み、第2の熱交換制御手段は、設定湯温貯湯部に貯留された湯の温度が、第2の温度より所定値以上上昇したときに、第2の熱交換手段の制御を行なう。
好ましくは、第2の熱交換手段は、設定湯温貯湯部に貯留された湯を、低温貯湯部を経由して循環させるための第2のバイパス管と、第2のバイパス管への湯の循環を促進するための第2の内部循環ポンプとを有する。
貯湯タンク内に、指定された設定温度の湯を貯留するための設定湯温貯湯領域を備えることにより、設定湯温貯湯領域に接続される給湯管から設定温度の湯を直接使用することができる。したがって、給湯し始めの際の湯の温度が安定し、快適に給湯を行うことができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
以下に説明する各実施の形態において、「湯」とは、高温の湯の他、使用される環境圧力下において、低温の湯および水を含むものとする。また、「水」には、低温の湯も含むものとする。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1における貯湯式給湯機100の概略構成図である。
実施の形態1における貯湯式給湯機100は、ヒートポンプユニット101、貯湯タンク102、および制御ユニット109を備える。
図1を参照して、貯湯タンク102は、高温の湯を貯留するための高温貯湯領域102aと、設定温度の湯を貯留するための設定湯温貯湯領域102bとを含む。「設定温度」とは、ユーザがリモコン110を操作して指定した温度である。
高温貯湯領域102aの下部には、給水管104aが接続される。また、高温貯湯領域102aの下部とヒートポンプユニット101との間に、給水管105aが接続される。ヒートポンプユニット101と高温貯湯領域102aの上部との間には、給湯管106aが接続される。また、高温貯湯領域102aの上部には、給湯管107aが接続される。
設定湯温貯湯領域102bの下部には、給水管104bが接続される。また、設定湯温貯湯領域102bの下部とヒートポンプユニット101との間に、給水管105bが接続される。ヒートポンプユニット101と設定湯温貯湯領域102bの上部との間には、給湯管106bが接続される。また、設定湯温貯湯領域102bの上部には、給湯管107bが接続される。
高温貯湯領域102aの下部とヒートポンプユニット101との間の給水管105aには、循環ポンプ108aが設けられる。同様に、設定湯温貯湯領域102bの下部とヒートポンプユニット101との間の給水管105bには、循環ポンプ108bが設けられる。
高温貯湯領域102aには、給水管104cから供給される水と混合させるためのミキシングバルブ103が接続される。また、ミキシングバルブ103には、混合された湯を給湯するための風呂給湯管107cが接続される。
給湯管107bを介して設定湯温貯湯領域102bから供給される湯は、高温の湯をあまり必要としない台所等において用いられる。給湯管107aおよび風呂給湯管107cを介して高温貯湯領域102aから供給される湯は、高温の湯が必要とされる風呂の湯張り等に用いられる。
ここで、まず、実施の形態1におけるヒートポンプユニット101について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1におけるヒートポンプユニット101の概略構成図である。
ヒートポンプユニット101は、圧縮機143,凝縮器142,膨張弁144,空気熱交換器145が順次接続された冷媒回路からなるヒートポンプと、水熱交換器140とを含む。空気熱交換器145の近傍には、大気からの吸熱を促すための送風ファン146が配置される。
水熱交換器140には、2本の熱交配管141a,141bが配されている。熱交配管141aは、給水管105aおよび給湯管106aと接続される。熱交配管141bは、給水管105bおよび給湯管106bと接続される。
このような構成とすることにより、共通の熱源(ヒートポンプ)によって、2本の熱交配管141aおよび141bを加熱することができる。
従来においても、水熱交換器に2本の熱交配管を有するヒートポンプユニットが存在した。しかしながら、従来の構成のヒートポンプユニットは、水熱交換器の入口および出口に接続される配管は、各々一本ずつであった。これは、水熱交換器において2本に分岐して、水熱交換器での熱交換効率を上げることを目的としていた。
実施の形態1においては、2本の熱交配管141aおよび141bは、それぞれ独立した回路を構成している。したがって、ヒートポンプユニット101の熱交配管141aと、熱交配管141bとにおいて、それぞれ異なる二種類の温度の湯を同時に生成することが可能となる。
なお、本実施の形態においても、水熱交換器140における熱交換効率を上げる目的で、熱交配管141aおよび141bを分岐させることとしてもよい。
再び図1を参照して、高温貯湯領域102aと設定湯温貯湯領域102bとの間には、各々の領域に熱が伝わらないように、断熱仕切り空間102cが設けられる。また、貯湯タンク102は、断熱材により構成されている。
このように、断熱仕切り空間102cにより断熱されることにより、各々の領域に、異なった希望の温度の湯を貯えておくことができる。
制御ユニット109は、リモコン110からの各種信号を受けて、貯湯式給湯機100の管理、および貯湯タンク102に貯留される湯の温度を調整する調温制御等の制御を行なう。
リモコン110は、ユーザが操作することにより指定された内容の信号を、制御ユニット109に対して送信する。たとえば、リモコン110には、高温貯湯領域102aおよび設定湯温貯湯領域102bに貯留する湯の温度や、貯湯モード、沸き上げモードなどが指定可能となっている。
次に、実施の形態1において、貯湯タンク102のそれぞれの領域に湯を貯めるときの、制御ユニット109が行なう制御について説明する。
まず、制御ユニット109は、高温貯湯領域102aに湯を貯める場合、給水管104aから高温貯湯領域102aへ水を供給する。同時に、ヒートポンプユニット101および循環ポンプ108aの駆動を開始する。そうすると、高温貯湯領域102aに貯留された湯が給水管105aを通ってヒートポンプユニット101へと送り出される。
また、制御ユニット109は、同様に、設定湯温貯湯領域102bに湯を貯める場合、給水管104bから設定湯温貯湯領域102bへ水を供給する。同時に、ヒートポンプユニット101および循環ポンプ108bの駆動を開始する。そうすると、設定湯温貯湯領域102bに貯留された湯が給水管105bを通ってヒートポンプユニット101へと送り出される。
ヒートポンプユニット101における水熱交換器140の出口側に接続される給湯管106aおよび106bには、それぞれ温度センサ(図示せず)が設けられている。そして、これら温度センサからの信号に基づき、制御ユニット109は、循環ポンプ108aおよび108bの回転数を制御する。こうすることにより、ヒートポンプユニット101内の熱交配管141aおよび141bへ送り込む湯の流量が調整されることになる。
実施の形態1において、循環ポンプ108aおよび108bは、貯湯タンク102の各領域に貯留される湯の温度を調整するための調温制御に用いられる。
具体的には、制御ユニット109は、循環ポンプ108bの回転数を、循環ポンプ108aの回転数よりも多くする。このように制御されることにより、給湯管106aから出湯される湯の温度の方が、給湯管106bから出湯される湯の温度よりも高くなる。水の循環量が多いほど、水熱交換器140の出口温度は低くなり、水の循環量が少ないほど、水熱交換器140の出口温度は高くなるからである。
このようにして、ヒートポンプユニット101において二種類の温度の湯を生成することができる。
熱交配管141aにおいて加熱され、生成された高温の湯は、給湯管106aを通って高温貯湯領域102aへ貯留され、熱交配管141bにおいて加熱され、生成された設定温度の湯は、給湯管106bを通って設定湯温貯湯領域102bへ貯留される。
上述のような貯湯が行なわれると、高温貯湯領域102aは、下層には、低温の湯または水が貯留され、上層には、高温の湯が貯留される構造となる。同様に、設定湯温貯湯領域102bは、下層には、低温の湯または水が貯留され、上層には、設定温度の湯が貯留される構造となる。
次に、貯湯時以外の、制御ユニット109が行なう制御について説明する。
高温貯湯領域102aと設定湯温貯湯領域102bとには、貯留された湯の温度を検出するための温度センサ(図示せず)が設けられている。
高温貯湯領域102aにおいては、ユーザがリモコン110を用いて沸き上げモードを設定したとき、または、温度センサが検出する温度が所定の温度(たとえば90℃)よりも所定値(たとえば5℃)以上下降したときに、制御ユニット109は、ヒートポンプユニット101内のヒートポンプおよび循環ポンプ108aを駆動する制御を行なう。
循環ポンプ108aを駆動することにより、高温貯湯領域102aの下部に貯留された湯は、給水管105aを通ってヒートポンプユニット101に供給される。そして、ヒートポンプユニット101内の熱交配管140aにおいて温められた湯は、給湯管106aを通って高温貯湯領域102aへと供給される。
設定湯温貯湯領域102bにおいては、ユーザがリモコン110を用いて設定温度を上げたとき、または、温度センサが検出する温度が、指定された設定温度(たとえば40℃)よりも所定値(たとえば3℃)以上下降したときに、制御ユニット109は、ヒートポンプユニット101内のヒートポンプおよび循環ポンプ108bを駆動する制御を行なう。
循環ポンプ108bを駆動することにより、設定湯温貯湯領域102bの下部に貯留された湯は、給水管105bを通ってヒートポンプユニット101に供給される。そして、ヒートポンプユニット101内の熱交配管141bにおいて温められた湯は、給湯管106bを通って設定湯温貯湯領域102bへと供給される。
制御ユニット109は、このような貯湯時以外においても、循環ポンプ108aおよび108bの回転数を制御することにより、ヒートポンプユニット101において生成される湯の温度を調節することができる。
上述のような制御を繰り返し、各領域内の温度センサが検出する湯の温度が、設定された温度、または設定された温度との差が所定値以内であることを検出したときに、ヒートポンプユニット101内のヒートポンプおよび循環ポンプ108a,108bを停止する。
逆に、設定湯温貯湯領域102bに貯留された湯の温度が、外気温の影響等により上昇してしまった場合には、自然放熱により湯の温度を下降させる。
また、温度を下降させるために、ヒートポンプユニット101内のヒートポンプはOFFのままで、循環ポンプ108bを駆動してもよい。こうすることにより、設定湯温貯湯領域102bに貯留された湯は、ヒートポンプユニット101において加熱されることなく循環されることになる。そうすると、設定湯温貯湯領域102bの下層部に貯えられた低温の湯は、上層部に供給され、給湯管107bからの給湯に利用される湯の温度を下降させることができる。
また、設定湯温貯湯領域102b内に攪拌手段を設け、ヒートポンプユニット101を駆動せずに、貯留された湯を攪拌して温度を下降させてもよい。
なお、高温貯湯領域102aに貯留された湯の温度を下降させる場合も同様とする。
上述のような制御がされることにより、高温貯湯領域102aには、高温(たとえば90℃)の湯が貯留され、設定湯温貯湯領域102bには、設定湯温(たとえば40℃)の湯が貯留される。
高温貯湯領域102aに貯留された高温の湯は、従来と同様に、ミキシングバルブ103を用いて使用される。
たとえば、風呂給湯管107cには、温度センサ(図示せず)が設けられており、ミキシングバルブ103は、風呂給湯管107cを通る湯の温度が、ユーザがリモコン110を用いて指定した温度(適正温度)となるように、制御ユニット109により自動調節される。これにより、給湯管107aから供給される高温の湯と、給水管104cから供給される水とがミキシングバルブ103において混合され、風呂給湯管107cから適正温度の湯が給湯される。
なお、風呂給湯管107cから給湯される湯は、風呂だけに限らず使用される。
一方、設定湯温貯湯領域102bには、常に設定温度の範囲内の湯、すなわち、設定温度との差が所定値(たとえば3℃)を超えない温度の湯が貯留される。
したがって、設定湯温貯湯領域102bの上部と接続された給湯管107bから給湯される湯は、ミキシングバルブ等を用いることなく、直接希望の温度の湯を使用することができる。
上述のように、貯湯タンク102に、設定湯温貯湯領域102bを設けることにより、給湯管107bから給湯される湯は、給湯し始めであっても湯の温度が安定し、快適に給湯を行なうことができる。
なお、実施の形態1において、制御ユニット109は、循環ポンプ108a,108bの回転数を制御することにより調温制御することとしたが、循環ポンプ108a,108bのON/OFF回数を制御することにより、調温制御することとしてもよい。
[実施の形態2]
図3は、本発明の実施の形態2における貯湯式給湯機100Aの概略構成図である。
実施の形態2において、貯湯式給湯機100Aは、ヒートポンプユニット101を用いなくても、設定湯温貯湯領域102bに貯留された湯の温度を上昇させることができる構成となっている。
図3を参照して、実施の形態2における貯湯式給湯機100Aは、実施の形態1の構成に加えて、高温バイパス管121と、循環ポンプ122とを含む。
制御ユニット109Aは、循環ポンプ122を制御する機能をさらに備え、設定湯温貯湯領域102bに貯留された湯の調温制御を行なう。
高温バイパス管121は、設定湯温貯湯領域102bの上部と下部とに両端が配置され、高温貯湯領域102aを経由するように配置される。また、高温バイパス管121の下部には、高温バイパス管121への湯の循環を促進するための循環ポンプ122が配される。
設定湯温貯湯領域102bに設置された温度センサ(図示せず)が、貯留された湯の温度が設定温度(たとえば40℃)よりも所定値(たとえば3℃)以上下降したことを検出した場合、制御ユニット109Aは、循環ポンプ122を駆動する。そうすると、循環ポンプ122は、設定湯温貯湯領域102bに貯留された湯を、高温バイパス管121を通して循環させる。高温バイパス管121を通る湯は、高温貯湯領域102a内に貯留された高温の湯から熱を吸収し、加熱される。
また、ユーザが、リモコン110Aによって、設定湯温貯湯領域102bに貯留されている湯の温度よりも高い温度へ変更したときにも、制御ユニット109Aは循環ポンプ122を駆動する制御を行なう。
そして、設定湯温貯湯領域102b内に設置された温度センサ(図示せず)が、設定温度の範囲内となったことを検出すると、制御ユニット109Aは、循環ポンプ122を停止する。
なお、制御ユニット109Aは、循環ポンプ122をONとする回数を調整してもよいし、回転数を制御することにより高温バイパス管121を流れる湯の流量を調節してもよい。
このような構成とすることにより、ヒートポンプユニット101を使わずに設定湯温貯湯領域102bの湯を、設定温度の範囲内に回復させることができるため、省エネとなる。
なお、設定温度との温度差によって、上記のような高温バイパス管121と循環ポンプ122とを用いた調温制御と、実施の形態1における調温制御とを併用することとしてもよい。
また、実施の形態2においては、循環を促進する手段として循環ポンプ122を用いているが、切替弁などで自然に熱交換を促してもよい。
また、設定湯温貯湯領域102bに貯留された湯の温度を下降させたい場合や、高温貯湯領域102aにおける調温制御については、上述の実施の形態1と同様の処理がされる。
[実施の形態3]
図4は、本発明の実施の形態3における貯湯式給湯機100Bの概略構成図である。
図4を参照して、実施の形態3においては、貯湯タンク130の構造が、実施の形態1および2とは異なる。貯湯タンク130は、高温貯湯領域130aおよび設定湯温貯湯領域130bに加えて、貯水領域130dを含む。
高温貯湯領域130aと設定湯温貯湯領域130bとの間には、断熱仕切り空間130cが設けられる。同様に、設定湯温貯湯領域130bと貯水領域130dとの間には、断熱仕切り空間130eが設けられる。
貯水領域130dには、給水するための給水管133と、排水するための排水管134とが接続される。
また、貯湯タンク130には、高温バイパス管131aと、低温バイパス管131bと、循環ポンプ132a,132bとが備えられる。
制御ユニット109Bは、実施の形態1における機能に加えて、循環ポンプ132a,132bを制御する機能をさらに備え、設定湯温貯湯領域130bに貯留された湯の調温制御を行なう。
高温バイパス管131aは、設定湯温貯湯領域130bの上部と下部とに両端が配置され、高温貯湯領域130aを経由するように配置される。また、高温バイパス管131aの下部には、高温バイパス管131aへの湯の循環を促進するための循環ポンプ132aが配される。
低温バイパス管131bは、設定湯温貯湯領域130bの上部と下部とに両端が配置され、貯水領域130dを経由するように配置される。また、低温バイパス管131bの下部には、低温バイパス管131bへの湯の循環を促進するための循環ポンプ132bが配される。
設定湯温貯湯領域130bに貯留された温度が、温度センサ(図示せず)により、設定温度(たとえば40℃)よりも所定値(たとえば3℃)以上下降したときには、実施の形態2と同様に、制御ユニット109Bは、循環ポンプ132aを駆動する。そうすると、循環ポンプ132aは、設定湯温貯湯領域130bに貯留された湯を、高温バイパス管131aを通して循環させる。高温バイパス管131aを通る湯は、高温貯湯領域130a内に貯留された高温の湯から熱を吸収し、加熱される。
また、ユーザが、リモコン110Bによって、設定湯温貯湯領域130bに貯留されている湯の温度よりも高い温度へ変更したときにも、制御ユニット109Bは循環ポンプ132aを駆動する制御を行なう。
設定湯温貯湯領域130b内に設置された温度センサ(図示せず)が、設定温度の範囲内となったことを検出すると、制御ユニット109Bは、循環ポンプ132aを停止する。
このような構成とすることにより、ヒートポンプユニット101を使わずに設定湯温貯湯領域130bの湯を、設定温度内に回復させることができるため、省エネとなる。
一方、設定湯温貯湯領域130bに貯留された温度が、温度センサ(図示せず)により、設定温度(たとえば40℃)よりも所定値(たとえば3℃)以上上昇したことを検出ときには、制御ユニット109Bは、循環ポンプ132bを駆動する制御を行なう。そうすると、循環ポンプ132bは、設定湯温貯湯領域130bに貯留された湯を、低温バイパス管131bを通して循環させる。低温バイパス管131bを通る湯は、貯水領域130dに貯留された水へ熱を放出する。このようにして、設定湯温貯湯領域130bに貯留された湯の温度を下げることができる。
また、ユーザが、リモコン110Bによって、設定湯温貯湯領域130bに貯留されている湯の温度よりも低い温度へ変更したときにも、制御ユニット109Bは循環ポンプ132bを駆動する制御を行なう。
設定湯温貯湯領域130b内に設置された温度センサ(図示せず)が、設定温度の範囲内となったことを検出すると、制御ユニット109Bは、循環ポンプ132bを停止する。
このような構成とすることにより、自然放熱で温度を下降させるよりも、短時間で温度を下降させることができる。
なお、制御ユニット109Bは、循環ポンプ132aおよび132bをONとする回数を調整してもよいし、回転数を制御することにより高温バイパス管131aおよび低温バイパス管131bを流れる湯の流量を調節してもよい。
また、設定温度との温度差によって、上記のような、高温バイパス管131a、低温バイパス管131b、および循環ポンプ132a,132bとを用いた調温制御と、実施の形態1における調温制御とを併用することとしてもよい。
また、実施の形態3においては、循環を促進する手段として循環ポンプ132a,132bを用いているが、切替弁などで自然に熱交換を促してもよい。
また、実施の形態3において、貯水領域130dに貯留された水は、排水管134から排水して入れ替えることとしたが、排水するのではなく、高温貯湯領域130a、設定湯温貯湯領域130b、およびミキシングバルブ103への給水として用いることとしてもよい。このような構成とすることにより、給水温度を上昇させることができる。
実施の形態1〜3において、水を加熱するための湯沸器としてヒートポンプユニットを用いて説明したが、共通の熱源となるものであれば、電気ヒータや、ガス湯沸器などであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における貯湯式給湯機の概略構成図である。 本発明の実施の形態1〜3におけるヒートポンプユニットの概略構成図である。 本発明の実施の形態2における貯湯式給湯機の概略構成図である。 本発明の実施の形態3における貯湯式給湯機の概略構成図である。
符号の説明
100,100A,100B 貯湯式給湯機、101 ヒートポンプユニット、102,130 貯湯タンク、102a,130a 高温貯湯領域、102b,130b 設定湯温貯湯領域、102c,130c,130e 断熱仕切り空間、103 ミキシングバルブ、104a,104b,104c,105a,105b,105c 給水管、106a,106b,107a,107b 給湯管、107c 風呂給湯管、108a,108b 循環ポンプ、109,109A,109B 制御ユニット、110,110A,110B リモコン、121,131a 高温バイパス管、122,132a,132b 循環ポンプ、130d 貯水領域、131b 低温バイパス管、133 給水管、134 排水管、140 水熱交換器、141a,141b 熱交配管、142 凝縮器、143 圧縮機、144 膨張弁、145 空気熱交換器、146 送風ファン。

Claims (7)

  1. 水を加熱するための湯沸器と、
    前記湯沸器から供給される湯を貯留するための貯湯タンクとを備え、
    前記貯湯タンクは、
    第1の温度の湯を貯留するための高温貯湯部と、
    前記第1の温度よりも低い、指定された第2の温度の湯を貯留するための設定湯温貯湯部とを含み、
    前記高温貯湯部に貯留される湯の温度、および前記設定湯温貯湯部に貯留される湯の温度を調整するための調温手段と、
    前記高温貯湯部に貯留された前記第1の温度の湯を給湯するための給湯管を接続可能な第1の給湯接続部と、
    前記設定湯温貯湯部に貯留された前記第2の温度の湯を給湯するための給湯管を接続可能な第2の給湯接続部とをさらに備える、貯湯式給湯機。
  2. 前記湯沸器は、
    前記高温貯湯部と接続される第1の熱交配管と、
    前記設定湯温貯湯部と接続される第2の熱交配管とを含み、
    前記第1の熱交配管および前記第2の熱交配管は、共通の熱源によって加熱され、
    前記調温手段は、
    前記第1の熱交配管から前記高温貯湯部へと供給される湯が、前記第1の温度となるように制御する第1の温度制御手段と、
    前記第2の熱交配管から前記設定湯温貯湯部へと供給される湯が、前記第2の温度となるように制御する第2の温度制御手段とを含む、請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記調温手段は、
    前記高温貯湯部に貯留された湯を、前記第1の熱交配管を介して循環させるための第1の循環手段と、
    前記設定湯温貯湯部に貯留された湯を、前記第2の熱交配管を介して循環させるための第2の循環手段とをさらに含み、
    前記第1の温度制御手段は、前記第1の循環手段が前記第1の熱交配管へと送り込む湯の流量を調整し、
    前記第2の温度制御手段は、前記第2の循環手段が前記第2の熱交配管へと送り込む湯の流量を調整する、請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記貯湯タンクは、
    前記高温貯湯部と前記設定湯温貯湯部との間に設けられる断熱材をさらに含み、
    前記調温手段は、
    前記設定湯温貯湯部に貯留された湯と、前記高温貯湯部に貯留された湯との間で熱交換させるための第1の熱交換手段と、
    前記第1の熱交換手段を制御するための第1の熱交換制御手段とを含み、
    前記第1の熱交換制御手段は、前記設定湯温貯湯部に貯留された湯の温度が、前記第2の温度より所定値以上下降したときに、前記第1の熱交換手段の制御を行なう、請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記第1の熱交換手段は、
    前記設定湯温貯湯部に貯留された湯を、前記高温貯湯部を経由して循環させるための第1のバイパス管と、
    前記第1のバイパス管への湯の循環を促進するための第1の内部循環ポンプとを有する、請求項4に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記貯湯タンクは、
    前記第2の温度よりも低い温度の湯を貯留するための低温貯湯部と、
    前記設定湯温貯湯部と前記低温貯湯部との間に設けられる断熱材をさらに含み、
    前記調温手段は、
    前記設定湯温貯湯部に貯留された湯と、前記低温貯湯部に貯留された湯との間で熱交換させるための第2の熱交換手段と、
    前記第2の熱交換手段を制御するための第2の熱交換制御手段とを含み、
    前記第2の熱交換制御手段は、前記設定湯温貯湯部に貯留された湯の温度が、前記第2の温度より所定値以上上昇したときに、前記第2の熱交換手段の制御を行なう、請求項1,4,5のいずれかに記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記第2の熱交換手段は、
    前記設定湯温貯湯部に貯留された湯を、前記低温貯湯部を経由して循環させるための第2のバイパス管と、
    前記第2のバイパス管への湯の循環を促進するための第2の内部循環ポンプとを有する、請求項6に記載の貯湯式給湯機。
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