JP2002250558A - 風呂回路又は吸熱回路の凍結防止装置 - Google Patents
風呂回路又は吸熱回路の凍結防止装置Info
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Abstract
なく省エネで且つ騒音の心配がない風呂回路又は吸熱回
路の凍結防止装置を提供する。 【解決手段】風呂回路Cに於いて、熱源部5側には外気
温或いは外気温に近い温度を検知する凍結防止センサ3
0を備えると共に、風呂回路Cには循環温水の温度を検
知する温水温度センサ29を備え、前記凍結防止センサ
30が所定温度以下を検知することで、風呂循環ポンプ
27を先ず所定時間駆動し、この時の温水温度を温水温
度センサ29で検知して、この温水温度に応じて以後の
風呂循環ポンプ27のON/OFF比を可変する凍結制
御手段32を備えたので、現状の温水温度によって凍結
防止運転が行え、確実に凍結を防止出来ると共に、省エ
ネで静かな凍結防止が得られるものである。
Description
の風呂回路又は、吸熱部に温水を循環せることで高温水
を得て、これを貯湯部に貯湯し必要に応じて給湯する太
陽熱給湯装置、燃料電池給湯機等の吸熱回路の凍結防止
装置に関するものである。
に於いては、外気温が凍結防止温度以下に低下した事を
凍結防止センサが検知して、回路の循環ポンプを駆動さ
せ、温水を循環させることで、回路の凍結を防止するも
のであった。
のでは、循環ポンプの凍結防止運転は外気温が凍結防止
温度以上に上昇するまで継続され、電力消費量が多くな
り不経済であると共に、主に駆動は真夜中となり騒音の
原因になると言う問題点を有し、又外気温を検知しての
みの運転で、実際の温水温度を検知していない為、本来
は凍結の心配がない温水温度でも循環ポンプを凍結防止
運転させている可能性も有り、的確で経済的な凍結防止
運転が出来ないと言う不具合も有するものであった。
し上記課題を解決するため、特にその構成を請求項1の
風呂回路Cでは、内部を通る温水が加熱される熱源部5
と、加熱された温水を貯湯する浴槽24と、熱源部5と
浴槽24とを連通する風呂往き管25と風呂戻り管26
から成り風呂循環ポンプ27を有して温水を循環させる
風呂回路Cとから構成されたものに於いて、前記熱源部
5側には外気温或いは外気温に近い温度を検知する凍結
防止センサ30を備えると共に、風呂回路Cには循環温
水の温度を検知する温水温度センサ29を備え、前記凍
結防止センサ30が所定温度以下を検知することで、風
呂循環ポンプ27を先ず所定時間駆動し、この時の温水
温度を温水温度センサ29で検知して、この温水温度に
応じて以後の風呂循環ポンプ27のON/OFF比を可
変する凍結制御手段32を備えたものである。
通る温水が加熱される吸熱部46と、加熱された温水を
貯湯し必要箇所へ給湯する貯湯部47と、吸熱部46と
貯湯部47とを連通する吸熱往き管49と吸熱戻り管5
0から成り吸熱循環ポンプ48を有して温水を循環させ
る吸熱回路51とから構成されたものに於いて、前記吸
熱部46側には外気温或いは外気温に近い温度を検知す
る凍結防止センサ55を備えると共に、吸熱回路51に
は循環温水の温度を検知する温水温度センサ56を備
え、前記凍結防止センサ55が所定温度以下を検知する
ことで、吸熱循環ポンプ48を先ず所定時間駆動し、こ
の時の温水温度を温水温度センサ56で検知して、この
温水温度に応じて以後の吸熱循環ポンプ48のON/O
FF比を可変する凍結制御手段57を備えたものであ
る。
吸熱回路51では凍結防止運転時、実際の温水温度を検
知してこの温度に応じて、必要な各循環ポンプ27、4
8の駆動時間を決定するので、的確で経済的な凍結防止
運転が行えると共に、静音化も計れるものである。
止運転時に回路を切替えて、高温水を循環させて凍結を
確実に防止すると共に、低温水を貯湯部47の下部に戻
すことで温度低下を防止して、効率良く且つ経済的な凍
結防止が行えるものである。
結防止装置を図1、図2に示す1缶3回路式給湯装置の
一実施形態で説明する。
焼室3を形成した暖房用缶体で、この缶体1内方には蛇
管による間接加熱式の給湯用の熱交換器を構成する給湯
用熱交4と、蛇管による間接加熱式の風呂焚き用の熱交
換器を構成する風呂用熱交5とを上下に配設し、温水暖
房を行うと共に給湯及び風呂焚きを同時またはそれぞれ
単独でも行えるようにしたものであり、この風呂用熱交
5が熱源部を構成するものである。
は暖房往き管、7は例えば床暖房パネル等の暖房用放熱
器、8は暖房戻り管、9は暖房用循環ポンプ、10は気
液分離器、11は暖房用膨張タンク、12は開閉弁13
が設けられた暖房バイパス管、14は暖房用缶体1の温
度制御に用いる缶体温度センサで、暖房用缶体1にてバ
ーナ部2の燃焼で缶体温度センサ14の制御目標温度
(約60℃〜85℃程度)まで加熱された熱媒体が、暖
房用循環ポンプ9により暖房往き管6を介して暖房用放
熱器7に送られて暖房を行い、暖房用放熱器7で放熱し
た低温水(約30℃〜50℃程度)が暖房戻り管8を介
して暖房用缶体1に戻り再度制御目標温度まで加熱され
て循環するものである。
は水道に接続された給水管、16は水の流量を検知する
流量センサ、17は給湯用熱交4で加熱された温水を出
湯する給湯管、18は給湯栓、19はミキシング弁20
を介して給湯管17に接続され給水管15と給湯管17
とを連通する給湯バイパス管、21は給湯栓18の閉止
時の熱膨張を吸収する給湯用膨張タンク、22は給水温
度センサ、23は給湯温度センサで、給湯栓18が開か
れて流量センサ16が最低作動流量を検知すると、暖房
用缶体1内の熱媒体の温度を約80℃程度の高温に維持
するようバーナ部2で燃焼を行い、給水管15からの冷
水が給湯用熱交4で暖房用缶体1内の高温の熱媒体によ
り間接加熱され、ミキシング弁20で水道水と混合され
適温に調節されて給湯栓18から給湯されるものであ
る。
は浴槽、25は風呂往き管、26は風呂戻り管、27は
戻り管26に設けられた風呂循環ポンプ、28は循環の
有無を検知する流水スイッチ、29は風呂温度センサ
で、浴槽24内の湯の沸かし上げ要求があると、浴槽2
4内の湯を風呂循環ポンプ27で風呂用熱交5に循環さ
せ、浴槽24内の湯が暖房用缶体1内の高温の熱媒体に
より間接加熱されることで浴槽24内の湯を適温まで沸
かし上げたり保温したりするものであり、前記風呂温度
センサ29が温水温度センサを兼用するものである。
し屋外に設置される枠体31内に備えられ、この枠体3
1内の温度が凍結防止温度の5℃以下に低下すること
で、この温度を凍結防止センサ30が検知して風呂循環
ポンプ27を先ず1分間だけ駆動し、この時の温水温度
を温水温度センサを兼ねる風呂温度センサ29で検知
し、この時の温水温度に応じてマイコンから成る凍結制
御手段32が、以後の風呂循環ポンプ27のON/OF
F比を決定し、これに従って凍結防止制御するものであ
る。ここでは、温水温度15℃以上で30分OFFし1
分ONの制御を行い、温水温度1℃〜4℃では30分O
FFし4分ONの制御を行い、又0℃以下ではOFFを
継続してONさせない制御を行うものである。
ら分岐されて風呂回路Cに湯張り弁34及び三方弁35
を介して接続される湯張り管で、風呂の湯張り要求があ
ると三方弁35を風呂回路Cと湯張り管33とを連通す
るよう切り換えると共に湯張り弁34を開弁し、給湯用
熱交4で加熱された湯を風呂回路C内に流入させて浴槽
24への一定量の湯張りを行うものである。
ぶ連通パイプ、37はこの連通パイプ36途中に備えら
れた撹拌用循環ポンプで、給湯時または風呂運転時に駆
動して、暖房用缶体1内の温度を上下均一化させるもの
で、給湯または風呂運転が終了するまで継続駆動して撹
拌を行うものである。尚、暖房運転時は暖房用循環ポン
プ9が駆動されているため、撹拌用循環ポンプ37は駆
動しないようにすることも可能である。
る。先ず、暖房運転を説明すれば、缶体温度センサ14
が暖房用缶体1内の湯温を検知し、この温度が高温暖房
負荷の場合は約80℃、低温暖房負荷の場合は約60℃
になるようにバーナ部2の燃焼を制御すると共に、暖房
用循環ポンプ9を駆動して暖房用缶体1内の高温となっ
た温水や循環液や不凍液等の熱媒体を暖房用放熱器7に
流通し、再び暖房用缶体1に戻す循環を繰り返して、暖
房用放熱器7によって室内の暖房を行うものである。
場合には既に暖房用缶体1内が高温となっているので、
給湯栓18が開かれれば給水管15からの低温の水は直
ぐに給湯用熱交4で暖房用缶体1内の高温の熱媒体によ
り間接加熱されると同時に、撹拌用循環ポンプ37を駆
動し連通パイプ36を介して缶体1の下部にある湯を缶
体1上部に供給して暖房用缶体1の撹拌を行い暖房用缶
体1内の上と下の温度差をなくし、常に同一の熱交換効
率で熱交換できるようにして所望の温度の湯が供給され
るものである。
体が暖房用缶体1に流入するが、この戻りの熱媒体は約
30℃〜60℃程度で比較的高い温度で、従来の給湯用
の缶体の場合の低温の水道水よりも十分に高い温度であ
るため、缶体1内の温度が急激に低下するようなことが
なく、暖房を行いながら給湯用の必要熱量を確実に確保
して安定した温度の給湯を行うことができると共に、給
湯用の熱交換を暖房用缶体1内の給湯用熱交4で行うこ
とにより水道圧をそのまま利用する直圧式の給湯を行え
るものである。
駆動されているため、暖房用缶体1内の上下の温度差は
ある程度解消されるため、撹拌用循環ポンプ37を駆動
させないようにすることが可能であるが、撹拌用循環ポ
ンプ37を駆動すれば更に温度差が解消される効果があ
る。また、暖房と給湯の同時運転の際には、暖房用缶体
1の制御目標温度を暖房単独運転時よりも高温にして給
湯用熱交4での熱交換効率を向上させることも可能であ
る。
いない場合について説明すると、ユーザーが図示しない
リモコン等の給湯運転スイッチを入れると、バーナ部2
で燃焼を開始して缶体温度センサ14で検知する暖房用
缶体1の温度を約85℃の制御目標温度まで加熱し、撹
拌用循環ポンプ37を駆動し連通パイプ36を介して缶
体1の下部にある湯を缶体1上部に供給して暖房用缶体
1の撹拌を行い暖房用缶体1内の上と下の温度差をなく
し常に同一の熱交換効率で熱交換できるようにし、給湯
栓18が開かれるまで待機する。
熱交4内を通過した市水道からの冷水は高温に維持され
た暖房用缶体1内の熱媒体によって間接加熱されて所望
の温度の湯が供給されるものである。尚、夏期などの暖
房運転の不必要な期間には給湯終了から一定時間(例え
ば4時間)の間に再度給湯されることがない場合は、自
動的に給湯運転スイッチをオフして、暖房用缶体1の制
御目標温度での保持状態を解除して省エネを計ることも
可能である。
呂保温スイッチをONした等の浴槽24内の湯の沸かし
上げ要求があると、風呂用循環ポンプ27を駆動して浴
槽24内の湯を風呂用熱交5に循環させて、高温に保持
された暖房用缶体1内の熱媒体で加熱して浴槽24内の
湯を所望の温度に追い焚きしたり保温したりするもの
で、風呂温度センサ29が所望の温度を検知すると自動
的に停止されるものである。
体1には比較的高い温度の熱媒体が戻ってくるため、缶
体1内の温度が急激に低下するようなことがなく、暖房
を行いながら風呂用の必要熱量を確実に確保して安定し
た風呂の追い焚きまたは保温を行うことができると共
に、撹拌用循環ポンプ37で暖房用缶体1内の上と下の
温度差をなくし常に同一の熱交換効率で沸き上がり時間
が大きく変動しない風呂焚きを実現できるものである。
湯単独運転の場合と同様に暖房用循環ポンプ9を駆動し
ないで暖房用缶体1を温度制御して上記の給湯運転と風
呂運転を同時に行えば良く、給湯と風呂と暖房の同時運
転の場合には、給湯・暖房同時運転時または風呂・暖房
同時運転時と同様に給湯温度と風呂温度をそれぞれ同時
に制御することが可能である。
示すフローチャートに従って説明すれば、外気温が下が
り枠体31内が凍結防止温度の5℃以下に低下すると、
この温度を凍結防止センサ30が検知し(ステップ3
8)、YESでステップ39に進み風呂循環ポンプ27
を先ず1分間駆動する。
で今の温水温度を検知して、15℃以上であればYES
でステップ41に進み、凍結制御手段32による風呂循
環ポンプ27を1分間ONし、30分間OFFする制御
を行い再びステップ38に戻り、凍結防止センサ30が
5℃以上を検知するまでこれを繰り返す。
下の場合には、ONでステップ42に進み温水温度が1
℃〜14℃かを判断し、YESでステップ43に進んで
凍結制御手段32による風呂循環ポンプ27を4分間O
Nし、30分間OFFする制御を行い再びステップ38
に戻りこれを繰り返す。
い場合には、ONでステップ44に進み温水温度が0℃
以下かを判断し、YESでステップ45に進んで凍結制
御手段32による風呂循環ポンプ27のOFFを継続す
る制御を行い再びステップ38に戻りこれを繰り返す
が、ステップ44でONの場合にはステップ40に戻る
ものである。
時には、確実に風呂循環ポンプ27を駆動して配管及び
風呂循環ポンプ27自身の凍結を防止出来るものであ
り、しかもその駆動は温水温度を検知してから行われる
ので、的確で無駄が無く、消費電力を極力抑える事が出
来ると共に、駆動時の騒音も最小限にする事ができるも
のである。
に示す太陽熱給湯装置を例に説明する。46は家の屋根
上等に設置されるコレクターから成る吸熱部で、内方を
流通する温水を太陽熱を受けて加熱する。
き管49及び吸熱戻り管50から成る吸熱回路51を介
して吸熱部46と連通した貯湯部で、吸熱循環ポンプ4
8の駆動で貯湯部47の下部に連通した吸熱往き管49
により低温水を吸熱部46に供給し、加熱された高温水
を貯湯部47の上部に連通した吸熱戻り管50で戻し、
順次この循環を繰り返して高温水を貯湯するものであ
る。
連通する給湯管で、必要に応じて給湯栓53を開くこと
で、貯湯部47の高温水を給湯することが出来、そして
この給湯で減った分の給水が給水管54を介して貯湯部
47に供給される。
センサで、該吸熱部46内の温度を検知し所定の高温度
を検知することで、吸熱回路51の吸熱循環ポンプ48
を駆動させて吸熱を開始させるものであり、またこの吸
熱温度センサ55は吸熱部46の凍結防止温度の5℃以
下も検知し、吸熱循環ポンプ48を1分間駆動させる凍
結防止センサも兼ねているものである。
度センサで、凍結防止温度以下での吸熱循環ポンプ48
の駆動時に、この時の温水温度を検知し、この検知温度
に応じて貯湯部47に備えられたマイコンから成る凍結
制御手段57が、以後の吸熱循環ポンプ27のON/O
FF比を決定し、これに従って凍結防止制御するもので
ある。ここでは、温水温度15℃以上で30分OFFし
1分ONの制御を行い、温水温度1℃〜4℃では30分
OFFし4分ONの制御を行い、又0℃以下ではOFF
を継続してONさせない制御を行うものである。
48と貯湯部47との間に備えられた回路切替手段で、
凍結制御手段57からの信号で吸熱往き管49に備えた
第1三方弁59と、吸熱戻り管50に備えた第2三方弁
60を切替て、凍結防止運転時は貯湯部47上部の高温
水を循環させ、温度低下した温水を貯湯部47の下部に
戻すようにするものである。
部46に太陽光が当たり温度上昇して所定の高温度にな
ると吸熱温度センサ55がこれを検知し、吸熱循環ポン
プ48を駆動させることで、貯湯部47下部の低温水を
吸熱往き管49を介して吸熱部46を通し、熱交換させ
て高温水とした後、吸熱戻り管50を介して貯湯部47
の上部に戻す循環を順次繰り返すことで、貯湯部47を
高温水で満たすもので、この貯湯部47が所定温度にな
ることで吸熱循環ポンプ48は、自動的に停止されるも
のである。
で、貯湯部47内に貯湯された高温水が給湯され、適宜
利用されるものであり、この給湯で高温水が減少すると
貯湯部47へは給水が補給されるものである。
示すフローチャートに従って説明すれば、外気温が下が
り吸熱部46内が凍結防止温度の5℃以下に低下する
と、この温度を吸熱温度センサ55が検知し(ステップ
61)、YESでステップ62に進み吸熱循環ポンプ4
8を先ず1分間駆動すると共に、回路切替手段58が回
路の切替を行う。
で今の温水温度を検知して、15℃以上であればYES
でステップ64に進み、凍結制御手段57による吸熱循
環ポンプ48を1分間ONし、30分間OFFする制御
を行い再びステップ6に戻り、吸熱温度センサ55が5
℃以上を検知するまでこれを繰り返す。
下の場合には、ONでステップ65に進み温水温度が1
℃〜14℃かを判断し、YESでステップ66に進んで
凍結制御手段57による吸熱循環ポンプ48を4分間O
Nし、30分間OFFする制御を行い再びステップ61
に戻りこれを繰り返す。
い場合には、ONでステップ67に進み温水温度が0℃
以下かを判断し、YESでステップ68に進んで凍結制
御手段57による吸熱循環ポンプ48のOFFを継続す
る制御を行い再びステップ61に戻りこれを繰り返す
が、ステップ67でONの場合にはステップ63に戻る
ものである。
る時には、確実に吸熱循環ポンプ48を駆動して配管及
び吸熱循環ポンプ48自身の凍結を防止出来るものであ
り、しかもその駆動は実際の温水温度を検知し、この温
度に応じて駆動時間を変えているので、的確で無駄が無
く、消費電力を極力抑える事が出来ると共に、駆動時の
騒音も最小限にする事ができるものである。
58によって吸熱回路51も切替られ、高温水の循環で
確実に凍結が防止されると共に、循環後の低温水は貯湯
部47の下部に戻されるので、貯湯水の温度を急激に低
下させることがなく、貯湯水側からも効率の良い凍結防
止が行えるものである。
を可変しOFF時間は一定としているが、これに限定さ
れることなく、例えばこの逆でOFF時間を可変するよ
うにしても良いものであり、ON時間を断続的にしたり
多々考えられるものである。更に吸熱回路を太陽熱給湯
装置で説明したが、これに限らず近年話題となっている
燃料電池用給湯器や電気給湯機でも同様な効果を得られ
るものである。
或いは外気温に近い温度が凍結防止温度以下に低下する
ことで、先ず循環ポンプを駆動してこの時の温水温度を
検知してから、以後の循環ポンプのON/OFF比を可
変するので、風呂回路又は吸熱回路のどちらでも、電力
の消費を極力抑え省電力でありながら、確実に凍結を防
止することが出来、しかも騒音の心配もなく静かで安心
して使用出来るものである。
切替、貯湯部の上部に貯湯されている高温水を循環させ
て確実に凍結を防止すると共に、循環ポンプの駆動時間
も短縮して更なる省電力化及び静音化を計ることが出
来、しかも循環後の低温水を貯湯部の下部に戻すこと
で、該貯湯部内の温水温度の低下を極力防止することが
出来るものである。
3回路式給湯暖房装置の概略構成図。
ト。
熱給湯装置の概略構成図。
ト。
Claims (3)
- 【請求項1】内部を通る温水が加熱される熱源部と、加
熱された温水を貯湯する浴槽と、熱源部と浴槽とを連通
する風呂往き管と風呂戻り管から成り風呂循環ポンプを
有して温水を循環させる風呂回路とから構成されたもの
に於いて、前記熱源部側には外気温或いは外気温に近い
温度を検知する凍結防止センサを備えると共に、風呂回
路には循環温水の温度を検知する温水温度センサを備
え、前記凍結防止センサが所定温度以下を検知すること
で、風呂循環ポンプを先ず所定時間駆動し、この時の温
水温度を温水温度センサで検知して、この温水温度に応
じて以後の風呂循環ポンプのON/OFF比を可変する
凍結制御手段を備えた事を特徴とする風呂回路の凍結防
止装置。 - 【請求項2】内部を通る温水が加熱される吸熱部と、加
熱された温水を貯湯し必要箇所へ給湯する貯湯部と、吸
熱部と貯湯部とを連通する吸熱往き管と吸熱戻り管から
成り吸熱循環ポンプを有して温水を循環させる吸熱回路
とから構成されたものに於いて、前記吸熱部側には外気
温或いは外気温に近い温度を検知する凍結防止センサを
備えると共に、吸熱回路には循環温水の温度を検知する
温水温度センサを備え、前記凍結防止センサが所定温度
以下を検知することで、吸熱循環ポンプを先ず所定時間
駆動し、この時の温水温度を温水温度センサで検知し
て、この温水温度に応じて以後の吸熱循環ポンプのON
/OFF比を可変する凍結制御手段を備えた事を特徴と
する吸熱回路の凍結防止装置。 - 【請求項3】前記凍結防止運転時は、貯湯部上部の高温
水を吸熱回路に循環させ、低温となった温水を貯湯部下
部に戻すように吸熱回路を切替る事を特徴とする請求項
2記載の吸熱回路の凍結防止装置。
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JP2001049724A JP3967883B2 (ja) | 2001-02-26 | 2001-02-26 | 風呂回路又は吸熱回路の凍結防止装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2001-02-26 JP JP2001049724A patent/JP3967883B2/ja not_active Expired - Fee Related
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