JPH1171754A - 杭の施工方法および施工装置 - Google Patents

杭の施工方法および施工装置

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JPH1171754A
JPH1171754A JP23287597A JP23287597A JPH1171754A JP H1171754 A JPH1171754 A JP H1171754A JP 23287597 A JP23287597 A JP 23287597A JP 23287597 A JP23287597 A JP 23287597A JP H1171754 A JPH1171754 A JP H1171754A
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JP
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pile
soil cement
steel pipe
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pile body
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Kimihisa Takano
公寿 高野
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、杭の頭部内が汚されないため清掃
が不要で、頭部の内面空間が広く確保されるため、体と
フーチングあるいは基礎梁との接合処理を迅速かつ確実
に行うことができる杭の施工方法をを実現する。 【解決手段】 この発明は、地中にソイルセメントを注
入してソイルセメント柱を造成する工程と、ソイルセメ
ントの硬化前に貯留体を頭部内に着脱可能に設置した中
空状の杭体をソイルセメント柱に建て込む工程と、建込
み工程で侵入した貯留体内のソイルセメントと杭体内の
ソイルセメントとをソイルセメントの硬化後に分断する
工程と、貯留体と貯留体内で硬化したソイルセメントと
を一体的に杭体から排除する工程とを備えた杭の施工方
法を採用した。また、貯留体と杭体との隙間に建込み工
程でソイルセメントの侵入を阻止する杭の施工方法を採
用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地面上に設置され
る構造物のフーチングや基礎梁等が接合される杭の施工
方法および施工装置に係り、さらに詳しくは杭頭部の接
合作業を迅速且つ容易化した杭の施工方法および施工装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来技術を説明するための工程
図、図12は杭頭処理を示す説明図、図13は従来技術
の内蓋を示す平面図である。図11,12,13におい
て、101は地盤、102はオーガー、103は攪拌
翼、104はソイルセメント柱、105は鋼管杭、10
6は支持層である。また、107は鉄筋篭、108はコ
ンクリート、109は内蓋、110は空気抜き用の空気
孔である。空気孔110は内蓋109の厚さ方向に貫通
され、空気を通過させるように作られている。
【0003】従来のソイルセメント工法等を併用した杭
の施工は、図11(a)〜(d)のような工程で行われ
る。図11の(a)に示すように、例えばオーガー10
2で地盤101を削孔しながらセメントミルク等の地盤
固定液を注入して、セメントミルクと孔内の土砂とを攪
拌翼103で強制攪拌してソイルセメント柱104を造
成する。このソイルセメント柱104が図11(b)に
示すように所定の深度まで造成されるとオーガー102
を抜き出し、図11(c)に示すように未硬化のソイル
セメント柱104内に先端開口の中空円筒からなる杭
体、例えば鋼管杭105を建て込む。
【0004】鋼管杭105を図11(d)に示すように
支持層106まで建て込んだ後、ソイルセメント柱10
4の硬化を待ってソイルセメント柱104と鋼管杭10
5が一体化した杭体が完成する。その後、鋼管杭105
の頭部内に詰まったソイルセメント等を排除し、清掃を
行ってから、図12に示すように鋼管杭105の杭頭部
に鉄筋籠107を挿入してコンクリート108を打設
し、フーチングや基礎梁等と結合している。
【0005】この種の杭の施工方法では上記のように、
施工時に鋼管杭105の圧入に伴って頭部内に泥や土或
いはソイルセメントが詰まることになる。このため、鋼
管杭105の頭部内から泥、土或いはソイルセメント等
を排除して清掃を行わなければ、杭体とフーチング或い
は基礎梁等との接合を実施するができない。よって、予
め鋼管杭105の頭部先端より内側に、図13に示すよ
うな空気抜き孔110を有する内蓋109を取り付け、
鋼管杭105の施工時にソイルセメント等が頭部に流入
することを防止し、杭体とフーチングの接合の施工性を
向上させる提案(以下、A提案)がなされている。
【0006】このほか、鋼管杭105の圧入時の空気抜
きを行う提案が、図14と図15に示されている(以
下、それぞれB提案とC提案)。図14のB提案におい
て、111は空気抜き弁、112は軸、113は弁座、
114はフロート、115はナット、116はスペーサ
である。また、図15において、117はパイプ状の小
径管である。B提案に示された空気抜き弁111は、軸
112の両端にナット115で取り付けられた弁座11
3とフロート114からなり、弁座113が内蓋109
の中央開口部周囲上部に所定間隔を置いて設けたスペー
サ116に当接している。
【0007】そして、鋼管杭105をソイルセメント柱
104に圧入すると、弁座113とスペーサ116の間
から鋼管杭105の中空部の空気が上方に放出する。更
に鋼管杭105を圧入して上昇するソイルセメントがフ
ロート114が接すると空気抜き弁111が押し上げら
れて、内蓋109の内部の中央の開口部を閉じて頭部へ
のソイルセメントの流入が阻止される。内蓋109に小
径管117を設けたC提案の図15の場合は、ソイルセ
メント柱体104に鋼管杭105を圧入したときにソイ
ルセメントを小径管117だけに流入させて鋼管杭10
5の頭部内の流入を阻止するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の提案技
術のうちで空気抜き孔110を有する内蓋109を利用
するA提案は、簡単な構造でソイルセメントの流入が阻
止できる理想的な構成である。また、図14の空気抜き
弁111を用いるB提案はソイルセメントの満杯時付近
の動圧を利用して自動的に空気抜き孔を閉鎖でき、極め
て効果的にソイルセメントの流入が阻止できる特長があ
る。さらに、内蓋109に小径管117を設けた図15
のC提案の装置は、複数の小径管117をフーチング等
を接合する鉄筋に兼用できる効果がある。
【0009】しかしながら、上記のA提案は空気だけを
通過させる空気抜き孔110のサイズの決定が難しく、
B提案は空気抜き弁111が複雑で製作コストが高くな
る。さらに、図15のC提案では多数の小径管117を
設けた内蓋109の構造が複雑で製作が厄介になるばか
りか、鋼管杭105の頭部内に複数の小径管117が残
って完全な中空部が形成されないために、フーチング等
の接合に必要な配筋量の確保ができない等の問題点があ
った。このように、従来のA,B,Cの各提案の技術は
何れも一長一短で、決定的な杭の施工方法が未だ得られ
ないような現状であった。
【0010】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、予め先端開口の中空筒からなる杭
体の頭部先端より内側に取り外し可能な空気抜きを有す
る貯留体等を取り付け、この貯留体を取り付けた杭体を
ソイルセメント柱に建て込むことにより杭を完成する杭
の施工方法および施工装置を特徴とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、地中にソイル
セメントを注入してソイルセメント柱を造成する工程
と、ソイルセメントの硬化前に貯留体を頭部内に着脱可
能に設置した中空状の杭体をソイルセメント柱に建て込
む工程と、建込み工程で侵入した貯留体内のソイルセメ
ントと杭体内のソイルセメントとをソイルセメントの硬
化後に分断する工程と、貯留体と貯留体内で硬化したソ
イルセメントとを一体的に杭体から排除する工程とを備
えた杭の施工方法を採用したものである。また、貯留体
と杭体との隙間に建込み工程でソイルセメントの侵入を
阻止する杭の施工方法を採用したものである。
【0012】また、本発明は、地中に造成されたソイル
セメント柱に建て込まれる中空状の杭体と、杭体内に挿
入自在な筒状で内部に侵入して硬化するソイルセメント
を溜める貯留体と、貯留体を杭体の頭部に着脱自在に設
置する貯留体設置手段とを備えた杭の施工装置を構成し
たものである。また、貯留体と杭体との間にソイルセメ
ントの侵入を阻止する目詰め材を設けた杭の施工装置を
構成したものである。また、貯留体設置手段を解除して
貯留体を杭体から排除するときに貯留体内と杭体内で硬
化したソイルセメントを分断させる力を付与するための
力付与手段を設けた杭の施工装置を構成したものであ
る。さらに、貯留体または貯留体設置手段が、吊り上げ
用または回転用の係止手段を有する杭の施工装置を構成
したものである。
【0013】この発明においては、中空状の杭体の頭部
先端より内側に取り付けた取り外し可能な空気抜きを有
する貯留体により、ソイルセメント柱に建て込む時の中
空部の空気抜きを容易にしソイルセメントが杭体の頭部
内に流入することを防止すると共に、貯留体の内部に流
入したソイルセメントの撤去を迅速且つ容易にすること
ができる。
【0014】
【発明の実施形態】
実施形態1 図1は本発明の実施形態1の構成をを示す断面図、図2
は実施形態1の鋼管杭の構造を示す断面図、図3は実施
形態1を説明するための工程図、図4は実施形態1の動
作を示す断面図である。実施形態1で図11〜図15の
従来装置と同様の部材でも異なる符号が付され、本発明
の実施形態1では一部重複するが少し詳しく説明する。
図1乃至図4において、1は地盤である。地盤1には杭
基礎が埋設されて、埋設された杭基礎上に建築物等の上
部構造が施工される。
【0015】4はソイルセメント柱、5は造成地盤の地
中に形成された支持層である。6は杭体を構成する鋼管
杭、7は内蓋、8は空気抜き用のパイプ、9はネジであ
る。鋼管杭6の頭部内には先端部から所定の深さに内蓋
7が固定されている。図1に詳しく示されたように、内
蓋7にはネジ9が螺設されてパイプ8が取り外し可能に
取り付けられている。Fはパイプ8に加える力、Sは鋼
管杭6の頭部に形成される空間部である。
【0016】上記のように構成された鋼管杭5を使用し
た杭の施工を図3の工程図を用いて説明する。先ず、オ
ーガー等で地盤1を削孔しながら地盤1中にセメントミ
ルク等の地盤固定液を注入攪拌して、図3(a)に示す
ように所定深度までソイルセメント柱4を造成する。次
いで、図3(b)に示すようにソイルセメント柱4の硬
化する前に、内蓋7を有する中空状の鋼管杭6をソイル
セメント柱4に圧入する。鋼管杭6の圧入の際、鋼管杭
6の中空部に下端開口部からソイルセメントが侵入して
充満されるが、中空部の空気は内蓋7の空気抜きパイフ
8から抜けるため余分な抵杭無しに鋼管杭5をソイルセ
メント柱4に圧入することかできる。
【0017】鋼管杭6が所定の深度まで達すると、図3
(c)に示すように内蓋7に取り付けた空気抜きパイプ
8内にもソイルセメントが充満するが、頭部の外側には
同心円の環状の空間が確保される。鋼管杭6の建て込み
後ソイルセメントの硬化を待ってソイルセメント柱4と
鋼管杭6が一体化した杭体が形成される。ソイルセメン
トの硬化後、図3の(d)に示すように工具等を用いて
ネジ9を介してパイプ8に回転力Fを加えることによ
り、ソイルセメントを充満したパイプ8を取り外すこと
ができる。
【0018】そして、鋼管杭6の頭部内に図4のような
接合用の空間部Sが確保され、その後、空間部Sに鉄筋
篭とコンクリートが打設される(図12参照)。而し
て、鋼管杭6の頭部内に形成された空間Sを利用して、
ソイルセメント柱4と鋼管杭6が一体化した杭体にフー
チング或いは基礎梁が連結されるようになっている。図
5は実施形態1の変形例である。図1〜図4ではパイプ
8が1本で構成されていたが、変形例ではパイプ8が複
数設けられている。
【0019】図6は実施形態1の、さらに別の変形例の
断面図である。上述の図1〜図5では内蓋7の上面に円
筒状の突出部を形成し、この突出部の外周にパイプ8と
螺合するネジ9を設けられていた。図6(a)の変形例
では図示のように、内蓋7を円環状に構成して、内周面
にパイプ8と螺合するネジ9を設けた構造が構成されて
いる。実施形態1の変形例を示した図6(a)の構成に
よれば、図(b)に示すように鋼管杭6内の頭部に形成
された空間Sを広くすることができる。この結果、鋼管
杭6内の頭部に形成された広い空間Sを利用して、フー
チング等の接合に必要な配筋量を充分確保でき、配筋や
コンクリートの打設の作業性も向上できる利点もある。
【0020】実施形態2 図7は本発明の実施形態2の構成を示す説明図で、
(a)は縦断面図、(b)は(a)のA−A断面図であ
る。図7において、10は薄板状のシアーキーである。
シアーキー10は図(b)に示されたように、パイプ8
の内周面に求心方向に突出して形成されている。実施形
態2では図示のようにパイプ8内のソイルセメント4に
捻り力を伝えるシアーキー12を形成したので、ソイル
セメント4に半径方向のせん断力が加えられる。したが
って、回転力Fでネジ9を緩めながらシアーキー12に
よりソイルセメント4にせん断力を加えてパイプ8の内
外の境界面に沿って分断して、パイプ8を内蓋7から容
易且つ確実に取り外すことができる。
【0021】実施形態3 図8は実施形態3の構成を示す断面図で、11は仮付け
溶接である。仮付け溶接11により、パイプ8が内蓋7
に溶接により仮付けされている。前記のように実施形態
2では空気抜き用のパイプ8のシアーキー10によりね
じり力Fを加え、ソイルセメント4をせん断させる機構
を例示した。実施形態3を示す図10の場合は、溶接に
より空気抜き用のパイプ8が内蓋7に仮付けされてい
る。したがって、パイプ8の上端に水平力を加えると、
パイプ8の下端に曲げモーメントが働いて仮付け溶接1
1が破断して簡単にパイプ8を鋼管杭6から離脱させる
ことが可能になる。
【0022】実施形態4 図9と図10は、共に実施形態4の構成を示す断面図
で、12は目詰め材である。図9では目詰め材12が、
内蓋7とパイプ8の間に設けられている。また、図10
では、鋼管杭6の外径より大きいフランジ13が形成さ
れたパイプ8と鋼管杭6との対向部の隙間に、目詰め材
12が配置されている。このように構成すれば、パイプ
8を簡単に引き抜いて離脱することができる効果が得ら
れる。
【0023】なお、上述の実施例においては、ソイルセ
メント柱に鋼管杭を建て込んだ場合を例示して説明した
が、既製杭等他の杭体を建て込んだ場合にも本発明を適
用することができる。また、各実施形態では、建込み時
の空気抜きに伴って鋼管杭の中空部に侵入したソイルセ
メントを内蓋にネジや仮付け溶接で設置されたパイプ内
に溜めた場合を例示したが、設置手段と貯留手段は必ず
しもネジやパイプに限るものではなく、要するに杭体に
貯留体設置手段で着脱可能に構成されていて侵入したソ
イルセメントを溜める貯留体であればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は、地中にソイルセメントを注入
してソイルセメント柱を造成する工程と、ソイルセメン
トの硬化前に貯留体を頭部内に着脱可能に設置した中空
状の杭体をソイルセメント柱に建て込む工程と、建込み
工程で侵入した貯留体内のソイルセメントと杭体内のソ
イルセメントとをソイルセメントの硬化後に分断する工
程と、貯留体と貯留体内で硬化したソイルセメントとを
一体的に杭体から排除する工程とを備えた杭の施工方法
を採用した。また、貯留体と杭体との隙間に建込み工程
でソイルセメントの侵入を阻止する杭の施工方法を採用
した。
【0025】また、本発明は、地中に造成されたソイル
セメント柱に建て込まれる中空状の杭体と、杭体内に挿
入自在な筒状で内部に侵入して硬化するソイルセメント
を溜める貯留体と、貯留体を杭体の頭部に着脱自在に設
置する貯留体設置手段とを備えた杭の施工装置を構成し
た。また、貯留体と杭体との間にソイルセメントの侵入
を阻止する目詰め材を設けた杭の施工装置を構成した。
また、貯留体設置手段を解除して貯留体を杭体から排除
するときに貯留体内と杭体内で硬化したソイルセメント
を分断させる力を付与するための力付与手段を設けた杭
の施工装置を構成した。さらに、貯留体または貯留体設
置手段が、吊り上げ用または回転用の係止手段を有する
杭の施工装置を構成した。
【0026】以上説明したように、この発明は、取り外
し可能な空気抜きを有する貯留体を頭部先端より内側の
中空部に取り付けた杭体をソイルセメント柱に建て込む
ようにしたもので、杭体の中空部の空気抜きを容易に
し、杭体の頭部にソイルセメントが流入することを防ぎ
ながら、杭体の頭部の空間を容易に広く確保することが
できる。よって、本発明によれば、杭の頭部内が汚され
ないため清掃が不要で、頭部の内面空間が広く確保され
るため、体とフーチングあるいは基礎梁との接合処理を
迅速かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成をを示す断面図であ
る。
【図2】実施形態1の鋼管杭の構造を示す断面図であ
る。
【図3】実施形態1を説明するための工程図である。
【図4】本発明の実施形態1の動作を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の実施形態1の変形例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の実施形態2の構成を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の実施形態3の構成を示す断面図であ
る。
【図8】本発明の実施形態4の構成を示す断面図であ
る。
【図9】本発明の実施形態5の構成を示す断面図であ
る。
【図10】本発明の実施形態6の構成を示す断面図であ
る。
【図11】従来技術を説明するための工程図である。
【図12】杭頭処理を示す説明図である従来技術の断面
図である。
【図13】従来の内蓋を示す平面図である。
【図14】従来の空気抜き部材を示す断面図である。
【図15】従来の別の空気抜き部材を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 地盤 4 ソイルセメント柱 5 支持層 6 鋼管杭(杭体) 7 内蓋 8 パイプ(貯留体) 9 ネジ(貯留体設置手段) 10 シアーキー(力付与手段) 11 仮付け溶接(貯留体設置手段) 12 目詰め材 13 フランジ F 力 S 空間部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中にソイルセメントを注入してソイル
    セメント柱を造成する工程と、 前記ソイルセメントの硬化前に貯留体を頭部内に着脱可
    能に設置した中空状の杭体を前記ソイルセメント柱に建
    て込む工程と、 該建込み工程で侵入した前記貯留体内のソイルセメント
    と杭体内のソイルセメントとを前記ソイルセメントの硬
    化後に分断する工程と、 前記貯留体と該貯留体内で硬化したソイルセメントとを
    一体的に前記杭体から排除する工程とを備えたことを特
    徴とする杭の施工方法。
  2. 【請求項2】 前記貯留体と杭体との隙間に前記建込み
    工程でソイルセメントの侵入を阻止することを特徴とす
    る請求項1記載の杭の施工方法。
  3. 【請求項3】 地中に造成されたソイルセメント柱に建
    て込まれる中空状の杭体と、該杭体内に挿入自在な筒状
    で内部に侵入して硬化するソイルセメントを溜める貯留
    体と、該貯留体を杭体の頭部に着脱自在に設置する貯留
    体設置手段とを備えたことを特徴とする杭の施工装置。
  4. 【請求項4】 前記貯留体と杭体との間に前記ソイルセ
    メントの侵入を阻止する目詰め材を設けたことを特徴と
    する請求項3記載の杭の施工装置。
  5. 【請求項5】 前記貯留体設置手段を解除して貯留体を
    杭体から排除するときに前記貯留体内と杭体内で硬化し
    たソイルセメントを分断させる力を付与するための力付
    与手段を設けたことを特徴とする請求項3または4記載
    の杭の施工装置。
  6. 【請求項6】 前記貯留体または貯留体設置手段が、吊
    り上げ用または回転用の係止手段を有することを特徴と
    する請求項3乃至5のいすれかに記載の杭の施工装置。
JP23287597A 1997-08-28 1997-08-28 杭の施工方法および施工装置 Withdrawn JPH1171754A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105002895A (zh) * 2015-06-30 2015-10-28 周兆弟 插入有预制型材的多钻杆水泥土搅拌桩
CN109137891A (zh) * 2018-10-24 2019-01-04 俞权东 建筑基桩结构
WO2020218093A1 (ja) * 2019-04-23 2020-10-29 東電設計株式会社 杭基礎及び杭基礎の施工方法

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