JPH1171507A - 樹脂組成物及びそれからなるエレクトロニクス分野の搬送用冶具 - Google Patents
樹脂組成物及びそれからなるエレクトロニクス分野の搬送用冶具Info
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- JPH1171507A JPH1171507A JP23447897A JP23447897A JPH1171507A JP H1171507 A JPH1171507 A JP H1171507A JP 23447897 A JP23447897 A JP 23447897A JP 23447897 A JP23447897 A JP 23447897A JP H1171507 A JPH1171507 A JP H1171507A
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Abstract
表面での制電特性(飽和帯電圧と帯電圧半減衰時間)の
バラツキが非常に小さい樹脂組成物を得ること。また、
大型搬送用冶具に必要な剛性と成形品表面において均一
な優れた帯電防止性を備えたエレクトロニクス分野の搬
送用冶具を得ること。 【解決手段】 (A)熱可塑性ポリエステル樹脂100
重量部に対して(B)表面抵抗率が108〜1011Ω
(但し、表面抵抗率は測定電圧500Vでの測定値であ
る)であり、且つ融点が100℃以上であり、且つ26
0℃での見掛けのせん断速度1000sec-1における
見掛けの溶融粘度が10〜1000Pa・sであり、且
つ該条件におけるポリエステルに対する見掛けの溶融粘
度の比が0.01〜1.3である高耐熱性制電ポリマー
10〜200重量部及び(C)体積抵抗率が100Ωc
m以下の繊維状導電性フィラー1〜100重量部を配合
して得られる静電気消散性にすぐれるポリエステル樹脂
組成物。
Description
耐熱性制電ポリマーと繊維状導電フィラーを特定量配合
してなるポリエステル樹脂組成物及びそれからなるエレ
クトロニクス分野の搬送用冶具に関し、詳しくは、帯電
しにくく、帯電した場合にも帯電圧がすみやかに減衰す
る静電気消散性に優れたポリエステル樹脂組成物及びそ
れからなるエレクトロニクス分野の搬送用冶具に関す
る。
性、耐熱性、耐薬品性、耐クリープ、耐衝撃性、剛性等
に優れているので広く使われている。ポリエステル樹脂
はエレクトロニクス分野の搬送用冶具、更に具体的には
シリコンウェハーキャリアとしても用いられている。
などによって著しく帯電し易く、成形物に種々の問題、
例えば、使用時の放電による衝撃、埃の付着をもたら
す。
与する方法としてアルキルスルホン酸のホスホニウム塩
(特開昭62−230835号公報)などの低分子型帯
電防止剤を使用する方法とポリエーテルエステルアミド
などの高分子型帯電防止剤を使用する方法が知られてい
る。低分子型帯電防止剤は、当初の効果は高いものの、
拭いたり、洗浄したりすると帯電防止性がなくなるな
ど、環境の変化によって性能が変化する。また、高分子
型帯電防止剤は、ポリエステル樹脂などのエンジニアリ
ングプラスチックスに付与する場合、耐熱性、溶融安定
性などの面で問題がある場合が多く、更に、その添加量
を増やしただけでは、飽和帯電圧を1KV以下かつ帯電
圧半減衰時間10sec以下(印加電圧10KV)にす
ることが難しく、たとえこの様な性能を発現出来たとし
ても、物性の低下や、生産性などに問題が生じる。
性を付与する方法としてカーボン繊維を添加することが
知られている(特開平8−88266号公報)。カーボ
ン繊維単独の場合、その含有量を増加させることによっ
て抵抗率や飽和帯電圧を下げることは可能であるが、帯
電圧半減衰時間を10秒以下(印加電圧10KV)にす
ることは難しい。さらに、カーボン繊維やステンレス繊
維などとアスペクト比が小さい導電性フィラーや粉体と
を組み合わせる方法は、上述した特性を満たすが、成形
時に導電性の粉屑がでてエレクトロニクス分野の搬送用
冶具として好ましくない。
の生産性の向上の面からウェハー搬送用冶具は、12イ
ンチ径以上であることが望ましい。しかし、単にポリエ
ステル樹脂に高分子型帯電防止剤を添加したポリエステ
ル樹脂では、洗浄工程などによる帯電防止性の変化が少
なく、溶出金属によるシリコンウェハー汚染の問題も少
ない点では好ましいが、12インチ径以上の搬送用冶具
とすると剛性や耐摩耗性が不足し、全自動化に対応でき
ない。また、集積回路の高集積化に伴い、静電気障害を
引き起こすパーティクルの大きさは極小化し、現在の制
電性能では不十分である。
クス分野の搬送用冶具として使用すると、洗浄工程など
での溶出金属が多く、デバイスの結晶欠如や電気特性の
低下などの原因となる。
る場合、エレクトロニクス分野の搬送用冶具の形状によ
っては、多量のカーボンファイバー(以下、CFと略す
る場合がある)を混入しても安定した導電特性を得るこ
とが難しい。これは、CFの分散性の悪さが原因として
考えられる。他方、少量のCFを入れた場合、例えば、
CFを8重量%混入した場合、搬送用冶具の表面での帯
電圧半減衰時間は600秒以上(印加電圧10KV時)
になり、電荷が漏洩されにくく、帯電防止性が不十分な
搬送用冶具しか得ることが出来ない。
ることを課題とするものである。本発明の課題は、良好
且つ恒久的な帯電防止性を有し、静電気消散性に優れ、
成形品表面での制電特性(飽和帯電圧と帯電圧半減衰時
間)のバラツキが非常に小さいポリエステル樹脂組成物
を提供することである。
る樹脂組成物からなり、大型の搬送用冶具に必要な剛性
を備え、且つ搬送用治具表面において均一な優れた帯電
防止性を備えるエレクトロニクス分野の搬送用冶具を得
ることであり、更に詳しくは、大型のシリコンウェハー
搬送用治具、例えば12インチ径以上の大型シリコンウ
ェハー搬送用冶具に必要な剛性を備え、且つシリコンウ
ェハーキャリア表面において均一な優れた帯電防止性を
備え、静電気消散性に優れ、成形品表面での制電特性
(飽和帯電圧と帯電圧半減衰時間)のバラツキが非常に
小さいエレクトロニクス分野の搬送用治具を得ることで
ある。
果、熱可塑性ポリエステル樹脂に、体積抵抗率が100
Ωcm以下の繊維状導電性フィラーと表面抵抗率が10
8〜1011Ωであり、特定の溶融粘度を持つ耐熱性制電
ポリマーを溶融混合して得られるポリエステル樹脂組成
物を用いてエレクトロニクス分野の搬送用冶具を成形す
ると、樹脂組成物中に存在する繊維状導電性フィラーの
分散欠如部分を、制電ポリマーがスジ状または網目状に
分散して存在することにより補い、得られるエレクトロ
ニクス分野の搬送用冶具は飽和電圧が低下し、帯電圧半
減衰時間が非常に短くなることを見出し、本発明に到達
した。
エステル樹脂100重量部に対して(B)表面抵抗率が
108〜1011Ω(但し、表面抵抗率は測定電圧500
Vでの制電ポリマーの測定値である)であり、且つ融点
が100℃以上であり、且つ260℃での見掛けのせん
断速度1000sec-1における見掛けの溶融粘度が1
0〜1000Pa・sであり、且つ該条件におけるポリ
エステルに対する見掛けの溶融粘度の比が0.01〜
1.3である制電ポリマー10〜200重量部及び
(C)体積抵抗率が100Ωcm以下の繊維状導電性フ
ィラー1〜100重量部を配合して得られる静電気消散
性にすぐれるポリエステル樹脂組成物である。
エレクトロニクス分野の搬送用冶具である。搬送用冶具
とは、例えばシリコンウェハーキャリア、シリコンウェ
ハーキャリアボックス、シリコンウェハー押さえ棒、I
Cトレー、液晶基板搬送用キャリア、HDD及びLCD
関連部品搬送用冶具などである。以下、本発明を詳細に
説明する。
いられる(A)熱可塑性ポリエステル樹脂は、テレフタ
ル酸または2,6−ナフタレンジカルボン酸を主たる酸成
分とし、エチレングリコール、トリメチレングリコー
ル、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族ジオールを主
たるジオール成分としてなる芳香族ポリエステルであ
る。
モル%、好ましくは80モル%、更に好ましくは90モ
ル以上の酸成分をいい、主たるジオール成分とは、全ジ
オール成分に対して70モル%、好ましくは80モル
%、更に好ましくは90モル%以上のジオール成分をい
う。
ンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレン−2,6−ナフ
タレートが好ましく、特にポリブチレンテレフタレート
が好ましい。
エステルの一部を共重合成分が置換したものでもよく、
かかる共重合成分としては、イソフタル酸、フタル酸;
メチルテレフタル酸、メチルイソフタル酸等のアルキル
置換フタル酸類;2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−
ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン
酸等のナフタレンジカルボン酸類;4,4−ジフェニルジ
カルボン酸、3,4−ジフェニルジカルボン酸等のジフェ
ニルジカルボン酸類、4,4−ジフェノキシエタンジカル
ボン酸等のジフェノキシエタンジカルボン酸類等の芳香
族ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバチン酸、
アゼライン酸、デカンジカルボン酸、シクロヘキサンジ
カルボン酸類などの脂肪族または脂環族ジカルボン酸;
1,4−シクロヘキサンジメタノールなどの脂環族ジオー
ル;ハイドロキノン、レゾルシン等のジヒドロキシベン
ゼン類;2,2’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−プロ
パン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−スルホン等の
ビスフェノール類、ビスフェノール類とエチレングリコ
ールのごときグリコールとから得られるエーテルジオー
ルなどの芳香族ジオール;ε−オキシカプロオン酸、ヒ
ドロキシ安息香酸、ヒドロキシエトキシ安息香酸等のオ
キシカルボン酸等が挙げられる。さらに上述の芳香族ポ
リエステルに分岐成分として、トリメシン酸、トリメリ
ット酸のごとき多官能のエステル形成能を有する酸また
はグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール等の多官能のエステル形成能を有するアルコー
ルを1.0モル%以下、好ましくは0.5モル%以下、
更に好ましくは0.3モル%以下を共重合せしめてもよ
い。
樹脂は固有粘度が好ましくは0.6〜1.2である。固
有粘度が0.6より小さいと十分な特性が得られず、
1.2より大きくなると溶融粘度が高く流動性が低下し
て成形性が損なわれるため好ましくない。ここで、固有
粘度とは35℃におけるオルトクロルフェノール中での
測定値である。
ポリマー(B)は表面抵抗率が108〜1011Ωである
制電ポリマーである。但し、表面抵抗率は測定電圧50
0Vでの制電ポリマーの測定値である。
260℃での見掛けのせん断速度1000sec-1にお
ける見掛けの溶融粘度が10〜1000Pa・sであ
り、且つ該条件におけるポリエステルに対する見掛けの
溶融粘度の比が0.01〜1.3である。
質的に相溶性が小さく、溶融粘度特性の異なる本発明に
用いられるポリエステル樹脂(A)及び制電ポリマー
(B)の両成分を溶融混合して成形する時、制電ポリマ
ーが成形品表層部で、スジ状(表面20μmの範囲のポ
リエステル相にアスペクト比3以上の形状で短径1μm
以下又は長径1μm以上)または、網目状に分散するこ
とが出来る。そして、繊維状導電性フィラー(CFの場
合/200〜300μm長)との交わりが可能となり、
より密な導電経路が形成されるため非常に優れた制電性
能を付与することが出来る。仮に、この溶融粘度比を満
たしていない場合、制電ポリマーの連続相が形成され
ず、繊維状導電フィラーとの交わり具合は低下し、制電
性能が落ちる。 また、制電ポリマー(B)の融点は1
00℃以上であることが好ましい。融点が100℃以下
の制電ポリマーを用いるとポリエステルなどのエンジニ
アリングプラスチックスとコンパウンドする時、耐熱性
に問題があり十分な制電性を付与するとこができない。
は、好ましくは、ポリエチレングリコール系ポリアミド
共重合体、ポリエチレングリコールメタクリレート共重
合体、ポリ(エチレンオキシド/プロピレンオキシド)
共重合体、ポリエチレングリコール系ポリエステルアミ
ド、ポリエチレングリコール系ポリエステルエラストマ
ー、ポリ(エピクロルヒドリン/エチレンオキシド)共
重合体である。
いものは(B1)両末端にカルボキシル基を有するポリ
アミドと(B2)ビスフェノール類のエチレンオキシド
付加物とから誘導(重合)されるポリエーテルエステル
アミドである。
端にカルボキシル基を有するポリアミドの数平均分子量
が、好ましくは500〜5000、さらに好ましくは5
00〜3000である。数平均分子量が500未満では
ポリエーテルエステルアミド自体の耐熱性が低下し、5
000を超えると反応性が低下するためポリエーテルエ
ステルアミドの製造コストが高くなる。
フェノール類のエチレンオキシド付加物の数平均分子量
は、好ましくは1600〜3000であり、エチレンオ
キシドモル数が32〜60のものを使用することがさら
に好ましい。数平均分子量が1600未満では、帯電防
止性が不十分であり、3000を超えると反応性が低下
するためポリエーテルエステルアミドの製造コストが高
くなる。
特に限定されず公知の方法を利用することができる。た
とえば、アミド形成性モノマー及びジカルボン酸を反応
させて両末端にカルボキシル基を有するポリアミドを形
成させ、これにビスフェノール類のエチレンオキシド付
加物を加えて、高温、減圧下で重合反応を行う方法が挙
げられる。
量は熱可塑性ポリエステル樹脂100重量部に対して1
0〜200重量部であり、好ましくは10〜100重量
部、より好ましくは15〜30重量部である。制電ポリ
マーが200重量部を超えると機械的強度及び生産性が
低下し、制電ポリマーが10重量部以下であると帯電圧
半減衰時間が長くなり、十分な制電性能を得ることが出
来ない。
れる(C)体積抵抗率が100Ωcm以下の繊維状導電
性フィラーは、好ましくはカーボンファイバー、金属フ
ァイバー、金属系ウィスカ、セラミック系ウィスカ及び
有機高分子系ウィスカである。カーボンファイバーとし
てはカーボン繊維、ニッケルコートのカーボン繊維が好
ましい。繊維状導電性フィラーが金属ファイバーである
場合、金属ファイバーとして好ましくは線引き法、溶融
押し出し法、メルト・エクストラクション法、切削法又
はメッキ法製造される金属ファイバーであり、金属ファ
イバーの素材として好ましくはFe、Ni、Cu、A
l、Pb、SUS(クロム鋼)、Znである。これらの
中でエレクトロニクス分野の大型搬送用冶具の要求特性
である高剛性と制電性を付与するために、最も適してい
るのはカーボン繊維である。
00Ωcm以下の繊維状導電フィラーの配合量は、熱可
塑性ポリエステル樹脂100重量部に対して1〜100
重量部、好ましくは10〜30重量部である。繊維状導
電フィラーが100重量部を超えると押出性、成形性が
悪くなる。また、コスト的にも不利であり実用的でな
い。繊維状導電フィラーが1重量部以下であると、大型
搬送用冶具に必要な剛性を付与できず、また、帯電した
電荷の漏洩効果が小さいので好ましくない。
に用いた場合、成形時に微細なカーボン屑が生じ、シリ
コンウェハーなどの汚染の原因になりうる。
らもカーボンブラックや金属粉体などを使用した物は好
ましくなく、シリコンウェハーの汚染の問題を生ずるこ
と無く効果的に電荷の漏洩を行うことができる本発明の
繊維状導電フィラーと耐熱性制電ポリマーの併用系は有
用である。
ーテルエステルアミドとCFを組み合わせた物をシリコ
ンウェハー搬送用冶具に適応した場合、熱処理した時の
金属不純物のシリコンウェハー搬送用冶具表面への滲出
が極めて少なく、シリコンウェハーに転写による表面汚
れを生じさせることがない。
合、エレクトロニクス分野の搬送用冶具表面上で帯電防
止性のばらつきが生じる。このばらつきは、カーボンフ
ァイバーの分散性が低く、搬送用冶具の形状によりカー
ボンファイバーが適切に分布せず、カーボンファイバー
の分布密度の低い部分が生じるためと考えられる。
熱性制電ポリマーと繊維状導電フィラーを併用すること
により、電荷の漏洩を大幅に促進させる点に特徴があ
る。即ち、成形品の形状に依存して生じる繊維状導電フ
ェラーの分散欠如部に制電ポリマーを存在させることに
より、電荷の漏洩を大幅に促進させた点に特徴がある。
さらに、この樹脂組成物は従来の樹脂組成物で実現でき
なかった帯電防止性のバラツキを著しく小さくすること
ができ、特に成形品とした時の成形品中の帯電防止性の
バラツキを著しく小さくすることに成功した。
治具の縦125mm、横150mmの表面領域を印加電圧10KVで測
定したときの飽和帯電圧と帯電圧半減衰時間について、
それらのバラツキ(平均値、最小値、最大値の関係)が
以下の式を同時に満たす。 Emax(V)−100(V)≦Eave(V)≦Emin(V)+100(V) Tmax(s)−5(s)≦Tave(s)≦Tmin(s)+5(s) (但し、Eave、Emax、Eminはそれぞれ飽和帯電圧の平均
値、最大値最小値、であり、Tave、Tmax、Tminはそれ
ぞれ帯電圧半減衰時間の平均値、最大値、最小値であ
る。)
125mm、横150mm平面当たり9点以上を測定したときに成
立する関係式である。上記の関係式は、測定対象となる
表面領域、すなわち搬送用治具を構成する樹脂表面にお
ける任意の平面部分について成立する。
ティクルの付着を搬送用治具表面全体において著しく減
少させることが出来、パーティクルに起因する外観形状
不良(いわゆるパターン欠陥)などを低減することに出
来る。
多量に用いたり、非カーボン系導電剤とカーボン系導電
剤を組み合わせた構成で達成出来る可能性はあるが、そ
の場合においても成形時や使用時にカーボン屑などがで
るためエレクトロニクス分野の搬送用冶具に用いること
は好ましくない。
冶具に必要とされる制電特性と機械的強度、すなわち曲
げ弾性率5000MPa以上の剛性を備える点にも特徴
がある。これらの物性を備えることで、今後必要とされ
る全自動化に対応可能なシリコンウェハーキャリアを得
ることが出来る。
電ポリマーの組み合わせは電磁波シールドの分野でも応
用が可能と思われる。例えば、ニッケルコートのカーボ
ンファイバーとPEEAとの組み合わせを挙げることが
できる。
本発明の目的を損なわない範囲で、各種添加剤(例え
ば、モンタン酸ワックス、ポリエチレンワックス、シリ
コンオイルなどの離型剤、難燃剤、難燃助剤、熱安定
剤、紫外線吸収剤、顔料、染料など)を添加することが
出来る。また、本発明の目的を損なわない範囲で他の熱
可塑性樹脂(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリスチレン、アクリル樹脂、フッソ樹脂、ポリアミ
ド、ポリアセタール、ポリスルホン、ポリフェニレンス
ルフィドなど)、熱硬化性樹脂(例えば、フェノール樹
脂、メラミン樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂な
ど)、軟質熱可塑性樹脂(例えばエチレン/酢ビ共重
体、ポリエステルエラストマ、エポキシ変性ポリオレフ
ィンなど)を添加でき、さらに他の充填剤(例えば、タ
ルク、カオリン、ワラステナイト、クレー、シリカ、セ
リサイト、酸化チタン、カーボンブラック、グラファイ
ト、金属粉末、ガラスビーズ、ガラスバルーン、ガラス
フレーク、ガラスパウダー、ガラス繊維など)を添加す
ることが出来る。
熱可塑性樹脂組成物は、(A)、(B)、及び(C)成
分を任意の配合方法により配合して得られる。通常これ
らの配合成分はより均一に分散させることが好ましく、
その全部もしくは一部を同時にあるいは均一に分散させ
ることが好ましく、その全部もしくは一部を同時にある
いは別々に例えばブレンダー、ニーダー、パンバリーミ
キサー、ロール、押出機等の混合機で混合し均質化させ
る方法を用いることが出来る。更に、予めドライブレン
ドされた組成物を加熱した押出機で溶融混練して均質化
した後針金状に押出し、次いで所望の長さに切断して粒
状化する方法を用いることもできる。
造方法]電荷の漏洩を促進させ、飽和帯電圧及び帯電圧
半減衰時間のバラツキが少ない静電気消散性に優れたエ
レクトロニクス分野の搬送用冶具とするためには、成形
品表層部で制電ポリマーをスジ状又は網目状に分散させ
るような成形条件、つまり、通常のポリエステル成形時
の条件より高速、高圧で成形することが必要である。
た場合、シリンダー250℃、金型温度60℃射出速度
/射出圧力40〜60%で成形することが望ましい。こ
のようにして得られたエレクトロニクス分野の搬送用冶
具は優れた永久帯電防止性を備える。以下、実施例によ
り本発明を説明する。
以下のとおりである。
た。 ・ポリブチレンテレフタレート(PBT) 帝人(株)製 TRB−QK ・ポリエーテルエステルアミド(PEEA) 三洋化成(株)製 ペレスタット6321 表面抵抗率:1×109 Ω 融点 :203℃ ・高分子型帯電防止剤 三井・テ゛ュホ゜ンケミカル(株)製 SD100 表面抵抗率:1×108 Ω 融点 :92℃ ・高分子型帯電防止剤 第一工業製薬(株)製 レオレックス AS−170 表面抵抗率:7×106 Ω 融点 :80 ℃ ・ポリエーテルエステル 帝人(株)製 TRB−EKV 表面抵抗率:1×1010 Ω 融点 :170 ℃ ・ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(DBS−N
a) 竹本油脂(株)製 TPL456 ・カーボンファイバー(CF) 東邦レーヨン(株)製 HTA−C6−SR 体積抵抗率:1.5×10-3 Ωcm ・ニッケル被覆のカーボンファイバー 東邦レーヨン(株)製 MC(I)HTA−C6−SR 体積抵抗率:7.5×10-5 Ωcm ・ステンレスファイバー 東京製綱(株)製 タフミックファイバー 体積抵抗率:7×10-5 Ωcm ・導電性チタン酸カリウムウィスカ 大塚化学(株)製 デントールWK300 体積抵抗率:1〜10 Ωcm ・導電性チタン酸カリウムウィスカ 大塚化学(株)製 デントールWK200B 体積抵抗率:0.1〜1 Ωcm ・針状導電性酸化チタン 石原産業(株)製 FT1000 体積抵抗率:10〜15 Ωcm
帯電圧半減衰時間):帯電防止性は、オネストメータ
(シシド静電気(株)製スタチックH−0110)を用
いて測定した印加電圧10KV(試料電極間距離:20m
m)における飽和帯電圧及び帯電圧半減衰時間並びに超
絶縁計(東亜電波工業(株)製SM−10E)を用いて
測定した表面抵抗率によって評価した。低抵抗率の測定
はJISK7194に準処した。半減衰時間及び表面抵
抗率は試料を温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下で
24時間調湿した後、環境温度23℃、相対湿度50%
下で測定した。飽和帯電圧及び帯電圧半減衰時間はバラ
ツキをみるための測定も行い、該測定においては試験片
(125×150mm、厚さ約5mm)を縦3×横3の
9の小領域に分割して各小領域について測定した。
638に、曲げ試験はASTM D790にそれぞれ準
処した。
積抵抗率は、JIS−R−7601に準処した。又この
方法が用いられない場合は、100Kg/cm2圧粉体に
して測定した。
率は超絶縁計(東亜電波工業(株)製SM−10E)を
用いて測定した(測定電圧 500V)。この測定は、
試料を温度23℃、相対湿度50%の雰囲気下で24時
間調湿した後、環境温度23℃、相対湿度50%下で行
った。
(ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン(株)
製)によって測定した。
定義される。 (溶融粘度比)=(制電ポリマーの溶融粘度)/(PB
Tの溶融粘度) ただし、測定条件は温度条件260℃、せん断速度10
00sec-1である。溶融粘度の測定は、独ゲットフェ
ルト社製/レオグラフ2002を用いた。
液:1.5ml/L)を用いてスポンジで3分間表面を
手洗いし、温純水(60℃)で3分間洗浄し、そのサン
プル表面をAirブローし、80℃10分間オーブン乾
燥した後、23℃、50%RHで24時間、状態調湿し
た。
種原料を表2、4及び5に記載の量割合で予め均一にド
ライブレンドした後、スクリュー径44mmのベント付
き2軸押出機を用いてシリンダー温度180〜310
度、スクリュー回転数160rpm、吐出量40kg/
hにて溶融混練し、ダイスから吐出するスレッドを冷却
後、切断して成形用ペレットを得た。
0kg/cm2、射出速度70cm3/sec、冷却時間
15秒、及び全成形サイクル25秒の条件で射出成形に
よりシリコンウェハーキャリア及び機械的物性評価用の
試験片を作成した。更に、このシリコンウェハーキャリ
アの側面部を必要な大きさに切断して上記の評価を行っ
た。
に示す。なお、表3の欄,、、、、及び
はそれぞれ図2、3、4、5、6、7及び8に記載のグ
ラフを内容とする。
らのなかで、PBTに適用して効果が生じえる高分子型
帯電防止剤、即ち、熱安定性が良く、PBT中で制電ポ
リマーが網目状又はスジ状に分散しえる高分子型帯電防
止剤はPEEAとTRB−EKVである。
系(実施例1、2)では、PEEAとカーボン繊維の融
合効果が見事にあらわれ、飽和帯電圧が1KV以下且つ
帯電圧半減衰時間が10sec以下である。
較例9、10)やSD100/CF系(比較例7、8)
では、制電性能が不十分である。
12、13)、CF単独系(比較例2、3、4、11)
では、制電ポリマー又はCFの含有量を単に増加させて
も、飽和帯電圧を1KV以下且つ帯電圧減衰時間を10
sec以下にすることは出来ない。
飽和帯電圧/1KV以上、曲げ弾性率/2000MPa
以下であるため、高剛性が必要な大型の搬送用冶具に向
かない。
率が4000〜6000MPaであるが、帯電圧半減衰
時間が300秒以上あり、大型の搬送用冶具として帯電
防止性に問題が生じる可能性がある。
合系は、エレクトロニクス分野の搬送用冶具としての帯
電防止性及び大型の搬送用冶具に必要な高剛性を兼ね備
えている。
び比較例11の成形品上での帯電防止性のバラツキを飽
和帯電圧と帯電圧半減衰時間について検討した。
(125×150mm、厚さ約5mm)を図1のように
縦3×横3の9の小領域に均等に分割して、各小領域で
の飽和帯電圧及び帯電圧半減衰時間を測定することによ
り飽和帯電圧及び帯電圧半減衰時間のバラツキを検討し
た。
圧半減衰時間のバラツキを示したものである。
PEEAとCF混合系(実施例1)では、CF単独系
(比較例4)の帯電圧半減衰時間及び飽和帯電圧のバラ
ツキが大幅に改善されている。
面板上の帯電圧半減衰時間及び飽和帯電圧のバラツキは
PEEA単独系(比較例1)より小さく、より均一に帯
電防止性が付与されていることがわかる。
せたCF単独系(比較例11)においては初期の飽和帯
電圧を下げることは出来ても帯電圧半減衰時間を短く
し、バラツキをなくすことは出来ない。
上での制電性のバラツキを少なくすることが出来る。
は水洗処理工程や輸送時の温度変化などによっても制電
性能が変化しないことが必要である。そこで、水洗処理
及びアニール処理時の制電特性の変化測定した。結果を
表4に示す。
せる手法として、導電性フィラーと低分子型帯電防止剤
の組み合わせて用いる方法がある(比較例14〜1
7)。しかし、表4から明らかなように、これらの方法
によれば、160℃5時間のアニール処理や水洗処理に
よって制電性能が著しく悪化する。
6)からなるエレクトロニクス分野の搬送用冶具は、同
様な処理をしても特性が悪化せず、永久帯電防止性を付
与することが出来る。
電性フィラーをコンパウンドした結果を表5に示す。
ァイバー、ステンレス繊維、各種ウィスカーなどでも同
様の効果が認められる(実施例7〜13)。
様、導電フィラー単独では帯電圧半減衰時間と飽和帯電
圧の両方を下げることは出来ない(比較例18〜2
0)。
な帯電防止性を有し、成形品表面での制電特性(飽和帯
電圧と帯電圧半減衰時間)のバラツキが非常に小さい。
また、大型搬送用冶具に必要な剛性と成形品表面におい
て均一な優れた帯電防止性を備えたエレクトロニクス分
野の搬送用冶具を得ることができる。
キの測定における測定領域の分割状況を表わす。試験片
は縦3×横3の9小領域に分割して飽和帯電圧及び帯電
圧半減衰時間を測定した。
フである。表3の欄の内容である。
すグラフである。表3の欄の内容である。
フである。表3の欄の内容である。
ラフである。表3の欄の内容である。
わすグラフである。表3の欄の内容である。
フである。表3の欄の内容である。
すグラフである。表3の欄の内容である。
Claims (13)
- 【請求項1】 (A)熱可塑性ポリエステル樹脂100
重量部に対して(B)表面抵抗率が108〜1011Ω
(但し、表面抵抗率は測定電圧500Vでの測定値であ
る)であり、且つ融点が100℃以上であり、且つ26
0℃での見掛けのせん断速度1000sec-1における
見掛けの溶融粘度が10〜1000Pa・sであり、且
つ該条件におけるポリエステルに対する見掛けの溶融粘
度の比が0.01〜1.3である制電ポリマー10〜2
00重量部及び(C)体積抵抗率が100Ωcm以下の
繊維状導電性フィラー1〜100重量部を配合して得ら
れる静電気消散性にすぐれるポリエステル樹脂組成物。 - 【請求項2】 熱可塑性ポリエステル樹脂(A)がポリ
ブチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレー
ト、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン−2,6
−ナフタレート及びポリエチレン−2,6−ナフタレート
からなる群より選ばれる1種以上のポリエステルである
請求項1に記載のポリエステル樹脂組成物。 - 【請求項3】 制電ポリマー(B)がポリエチレングリ
コール系ポリアミド共重合体、ポリエチレングリコール
メタクリレート共重合体、ポリ(エチレンオキシド/プ
ロピレンオキシド)共重合体、ポリエチレングリコール
系ポリエステルアミド共重合体、ポリエチレングリコー
ル系ポリエステルエラストマー、ポリ(エピクロルヒド
リン/エチレンオキシド)共重合体よりなる群より選ば
れる1種以上の制電ポリマーである請求項1に記載のポ
リエステル樹脂組成物。 - 【請求項4】 制電ポリマー(B)が(B1)両末端に
カルボキシル基を有するポリアミドと(B2)ビスフェ
ノール類のエチレンオキシド付加物とから誘導されるポ
リエーテルエステルアミドである請求項1に記載のポリ
エステル樹脂組成物。 - 【請求項5】 繊維状導電性フィラー(C)がカーボン
ファイバー、金属ファイバー、金属系ウィスカ、セラミ
ック系ウィスカ及び有機高分子系ウィスカよりなる群よ
り選ばれる1種以上の繊維状導電性フィラーである請求
項1に記載のポリエステル樹脂組成物。 - 【請求項6】 繊維状導電性フィラー(C)がカーボン
繊維及び/又はニッケルコートのカーボン繊維である請
求項5に記載のポリエステル樹脂組成物。 - 【請求項7】 繊維状導電性フィラー(C)が線引き
法、溶融押し出し法、メルト・エクストラクション法、
切削法又はメッキ法製造された金属ファイバーであっ
て、Fe、Ni、Cu、Al、Pb、SUS(クロム
鋼)及びZnからなる群より選ばれる1種以上の金属フ
ァイバーである請求項5に記載のポリエステル樹脂組成
物。 - 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の樹脂組成
物から成形されたエレクトロニクス分野の搬送用冶具。 - 【請求項9】 搬送用治具の縦125mm、横150mmの表面領
域を印加電圧10KVで測定したときの飽和帯電圧と帯電圧
半減衰時間について、それらのバラツキ(平均値、最小
値、最大値の関係)が以下の式を同時に満たすことを特
徴とする請求項8に記載の搬送用冶具。 Emax(V)−100(V)≦Eave(V)≦Emin(V)+100(V) Tmax(s)−5(s)≦Tave(s)≦Tmin(s)+5(s) (但し、Eave、Emax、Eminはそれぞれ飽和帯電圧の平均
値、最大値最小値、であり、Tave、Tmax、Tminはそれぞ
れ帯電圧半減衰時間の平均値、最大値、最小値であ
る。) - 【請求項10】 測定対象となる表面領域が搬送用治具
を構成する樹脂表面における任意の平面部分である請求
項9に記載の搬送用冶具。 - 【請求項11】ウェハーを保持するための溝を少なくと
も一つ有する請求項9に記載のシリコンウェハーキャリ
ア。 - 【請求項12】 曲げ弾性率が5000MPa以上であ
る請求項1〜7の何れかに記載の樹脂組成物。 - 【請求項13】 請求項12に記載の樹脂組成物からな
るシリコンウェハーキャリア。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23447897A JPH1171507A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 樹脂組成物及びそれからなるエレクトロニクス分野の搬送用冶具 |
US09/141,107 US6150446A (en) | 1997-08-29 | 1998-08-27 | Destaticizing thermoplastic resin composition |
TW087114291A TW455596B (en) | 1997-08-29 | 1998-08-28 | Destaticizing thermoplastic resin composition |
KR1019980035322A KR100571683B1 (ko) | 1997-08-29 | 1998-08-29 | 정전기소산성열가소성수지조성물및이로부터제조된캐리어지그 |
DE19839603A DE19839603B4 (de) | 1997-08-29 | 1998-08-31 | Destatisierende thermoplastische Harzzusammensetzung und deren Verwendung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23447897A JPH1171507A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 樹脂組成物及びそれからなるエレクトロニクス分野の搬送用冶具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1171507A true JPH1171507A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16971654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23447897A Pending JPH1171507A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 樹脂組成物及びそれからなるエレクトロニクス分野の搬送用冶具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1171507A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000050514A1 (fr) * | 1999-02-26 | 2000-08-31 | Teijin Limited | Composition de resine et support destine au transport |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP23447897A patent/JPH1171507A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000050514A1 (fr) * | 1999-02-26 | 2000-08-31 | Teijin Limited | Composition de resine et support destine au transport |
US6344513B1 (en) | 1999-02-26 | 2002-02-05 | Teijin Limited | Resin composition and jig for use in transportation |
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