JPH1170196A - ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブInfo
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- JPH1170196A JPH1170196A JP9270466A JP27046697A JPH1170196A JP H1170196 A JPH1170196 A JP H1170196A JP 9270466 A JP9270466 A JP 9270466A JP 27046697 A JP27046697 A JP 27046697A JP H1170196 A JPH1170196 A JP H1170196A
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- shaft
- golf club
- tip
- mandrel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャフトの重量が軽く、かつネジレ剛性が高
く、へッドスピードが速いハードヒッターのゴルファー
が使用した場合でも方向性が良く、かつ飛距離が減少せ
ず、さらに、十分なネジレ強度を有し、安価なFRPか
らなる中空ゴルフクラブシャフト及びこのシャフトを備
えたゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 繊維強化プラスチックからなる中空ゴル
フクラブシャフトにおいて、(I)シャフトの重量が
2.2g/インチ以下であること、(II)シャフトのネ
ジレ角度が1.8度/1FT・lb以下であること、
(III)シャフトのチップ側先端部の外径X1が10〜1
8mmであること、(IV)シャフトのグリップ側先端部
の外径X2が16mm以上であることを特徴とするゴル
フクラブシャフト及びこれを有するゴルフクラブ。
く、へッドスピードが速いハードヒッターのゴルファー
が使用した場合でも方向性が良く、かつ飛距離が減少せ
ず、さらに、十分なネジレ強度を有し、安価なFRPか
らなる中空ゴルフクラブシャフト及びこのシャフトを備
えたゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 繊維強化プラスチックからなる中空ゴル
フクラブシャフトにおいて、(I)シャフトの重量が
2.2g/インチ以下であること、(II)シャフトのネ
ジレ角度が1.8度/1FT・lb以下であること、
(III)シャフトのチップ側先端部の外径X1が10〜1
8mmであること、(IV)シャフトのグリップ側先端部
の外径X2が16mm以上であることを特徴とするゴル
フクラブシャフト及びこれを有するゴルフクラブ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽量かつネジレ剛
性の高いゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブに関す
るものである。
性の高いゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、繊維強化プラスチックからなる中
空ゴルフクラブシャフト(FRPシャフト)は、軽量で
剛性があり、かつ打球の飛距離も大きいことから広く利
用されている。このようなFRPシャフトにおいて、打
球の飛距離もさる事ながら、方向性についても良くなる
ものが望まれている。FRPシャフトのネジレ剛性が小
さい場合(ネジレ角度が大きい場合)、ゴルフクラブと
してスイングし打球する際に、シャフトがネジレやす
く、打球の方向性が損なわれるという難点がある。特
に、ヘッドスピードが速いハードヒッターの場合はその
傾向が著しい。また、シャフトの重量についても重い場
合、ゴルフクラブとした時にスイングスピードが低下
し、打球の飛距離が減少するという問題を生じる。従
来、FRPシャフトのネジレ角度と重量の関係は、反比
例関係にあり、ネジレ角度を小さくしようとした場合、
シャフトを構成するバイアス層を肉厚にする為に重量が
増加する。また、前記バイアス層に高弾性繊維を使用す
ることによりネジレ角度は小さくなるものの、ネジレ破
壊強度が不十分なものとなり、打球の際に破損し易いば
かりか高価な材料を使用するためシャフトが高価になる
という問題が生じる。
空ゴルフクラブシャフト(FRPシャフト)は、軽量で
剛性があり、かつ打球の飛距離も大きいことから広く利
用されている。このようなFRPシャフトにおいて、打
球の飛距離もさる事ながら、方向性についても良くなる
ものが望まれている。FRPシャフトのネジレ剛性が小
さい場合(ネジレ角度が大きい場合)、ゴルフクラブと
してスイングし打球する際に、シャフトがネジレやす
く、打球の方向性が損なわれるという難点がある。特
に、ヘッドスピードが速いハードヒッターの場合はその
傾向が著しい。また、シャフトの重量についても重い場
合、ゴルフクラブとした時にスイングスピードが低下
し、打球の飛距離が減少するという問題を生じる。従
来、FRPシャフトのネジレ角度と重量の関係は、反比
例関係にあり、ネジレ角度を小さくしようとした場合、
シャフトを構成するバイアス層を肉厚にする為に重量が
増加する。また、前記バイアス層に高弾性繊維を使用す
ることによりネジレ角度は小さくなるものの、ネジレ破
壊強度が不十分なものとなり、打球の際に破損し易いば
かりか高価な材料を使用するためシャフトが高価になる
という問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シャフトの
重量が軽く、かつネジレ剛性が高く、へッドスピードが
速いハードヒッターのゴルファーが使用した場合でも方
向性が良く、かつ飛距離が減少せず、さらに、十分なネ
ジレ強度を有し、安価なFRPからなる中空ゴルフクラ
ブシャフト及びこのシャフトを備えたゴルフクラブを提
供することを課題とする。
重量が軽く、かつネジレ剛性が高く、へッドスピードが
速いハードヒッターのゴルファーが使用した場合でも方
向性が良く、かつ飛距離が減少せず、さらに、十分なネ
ジレ強度を有し、安価なFRPからなる中空ゴルフクラ
ブシャフト及びこのシャフトを備えたゴルフクラブを提
供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、繊維強化プラスチッ
クからなる中空ゴルフクラブシャフトにおいて、(I)
シャフトの重量が2.2g/インチ以下であること、
(II)シャフトのネジレ角度が1.8度/1FT・lb
以下であること、(III)シャフトのチップ側先端部の
外径X1が10〜18mmであること、(IV)シャフト
のグリップ側先端部の外径X2が16mm以上であるこ
とを特徴とするゴルフクラブシャフトが提供される。ま
た、本発明によれば、繊維強化プラスチックからなる中
空のオーバーホーゼルタイプのゴルフクラブシャフトに
おいて、(I)シャフトの重量が2.2g/インチ以下
であること、(II)シャフトのネジレ角度が1.8度/
1FT・lb以下であること、(III)シャフトのチッ
プ側先端部の外径X1が10〜18mmであること、(I
V)シャフトのグリップ側先端部の外径X2が16mm以
上であること、を特徴とするゴルフクラブシャフトが提
供される。また、本発明によれば、繊維強化プラスチッ
クからなる中空ゴルフクラブシャフトにゴルフクラブへ
ッドを結合させたゴルフクラブにおいて、該シャフト
が、(I)シャフトの重量が2.2g/インチ以下であ
ること、(II)シャフトのネジレ角度が1.8度/1F
T・lb以下であること、(III)シャフトのチップ側
先端部の外径X1が10〜18mmであること、(IV)
シャフトのグリップ側先端部の外径X2が16mm以上
であること、を特徴とするゴルフクラブが提供される。
また、本発明によれば、繊維強化プラスチックからなる
中空ゴルフクラブシャフトにゴルフクラブへッドを結合
させたゴルフクラブにおいて、該シャフトが、(I)シ
ャフトの重量が2.2g/インチ以下であること、(I
I)シャフトのネジレ角度が1.8度/1FT・lb以
下であること、(III)シャフトのチップ側先端部の外
径X1が10〜18mmであること、(IV)シャフトの
グリップ側先端部の外径X2が16mm以上であるこ
と、を特徴とするゴルフクラブでウッド及びアイアンゴ
ルフクラブのセット化を行なった場合、該シャフトの重
量が、クラブの番手が大きくなるに従って、順次又は一
定の番手間隔おきに重くなることを特徴とするゴルフク
ラブが提供される。また、本発明によれば、繊維強化プ
ラスチックからなる中空ゴルフクラブシャフトにゴルフ
クラブへッドを結合させたゴルフクラブにおいて、該シ
ャフトが、(I)シャフトの重量が2.2g/インチ以
下であること、(II)シャフトのネジレ角度が1.8度
/1FT・lb以下であること、(III)シャフトのチ
ップ側先端部の外径X1が10〜18mmであること、
(IV)シャフトのグリップ側先端部の外径X2が16m
m以上であること、を特徴とするゴルフクラブでウッド
及びアイアンゴルフクラブのセット化を行なった場合、
該シャフトのネジレ角度が、クラブの番手が大きくなる
に従って、順次又は一定の番手間隔おきに小さくなるこ
とを特徴とするゴルフクラブが提供される。さらに、本
発明によれば、繊維強化プラスチックからなる中空ゴル
フクラブシャフトにゴルフクラブヘッドを結合させたゴ
ルフクラブにおいて、該シャフトが、(I)シャフトの
重量が2.2g/インチ以下であること、(II)シャフ
トのネジレ角度が1.8度/1FT・lb以下であるこ
と、(III)シャフトのチップ側先端部の外径X1が10
〜18mmであること、(IV)シャフトのグリップ側先
端部の外径X2が16mm以上であること、を特徴とす
るゴルフクラブでウッド及びアイアンゴルフクラブのセ
ット化を行なった場合の、該シャフトのチップ側先端部
の外径X1がクラブの番手が大きくなるに従って順次又
は一定の番手間隔おきに太くなることを特徴とするゴル
フクラブが提供される。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、繊維強化プラスチッ
クからなる中空ゴルフクラブシャフトにおいて、(I)
シャフトの重量が2.2g/インチ以下であること、
(II)シャフトのネジレ角度が1.8度/1FT・lb
以下であること、(III)シャフトのチップ側先端部の
外径X1が10〜18mmであること、(IV)シャフト
のグリップ側先端部の外径X2が16mm以上であるこ
とを特徴とするゴルフクラブシャフトが提供される。ま
た、本発明によれば、繊維強化プラスチックからなる中
空のオーバーホーゼルタイプのゴルフクラブシャフトに
おいて、(I)シャフトの重量が2.2g/インチ以下
であること、(II)シャフトのネジレ角度が1.8度/
1FT・lb以下であること、(III)シャフトのチッ
プ側先端部の外径X1が10〜18mmであること、(I
V)シャフトのグリップ側先端部の外径X2が16mm以
上であること、を特徴とするゴルフクラブシャフトが提
供される。また、本発明によれば、繊維強化プラスチッ
クからなる中空ゴルフクラブシャフトにゴルフクラブへ
ッドを結合させたゴルフクラブにおいて、該シャフト
が、(I)シャフトの重量が2.2g/インチ以下であ
ること、(II)シャフトのネジレ角度が1.8度/1F
T・lb以下であること、(III)シャフトのチップ側
先端部の外径X1が10〜18mmであること、(IV)
シャフトのグリップ側先端部の外径X2が16mm以上
であること、を特徴とするゴルフクラブが提供される。
また、本発明によれば、繊維強化プラスチックからなる
中空ゴルフクラブシャフトにゴルフクラブへッドを結合
させたゴルフクラブにおいて、該シャフトが、(I)シ
ャフトの重量が2.2g/インチ以下であること、(I
I)シャフトのネジレ角度が1.8度/1FT・lb以
下であること、(III)シャフトのチップ側先端部の外
径X1が10〜18mmであること、(IV)シャフトの
グリップ側先端部の外径X2が16mm以上であるこ
と、を特徴とするゴルフクラブでウッド及びアイアンゴ
ルフクラブのセット化を行なった場合、該シャフトの重
量が、クラブの番手が大きくなるに従って、順次又は一
定の番手間隔おきに重くなることを特徴とするゴルフク
ラブが提供される。また、本発明によれば、繊維強化プ
ラスチックからなる中空ゴルフクラブシャフトにゴルフ
クラブへッドを結合させたゴルフクラブにおいて、該シ
ャフトが、(I)シャフトの重量が2.2g/インチ以
下であること、(II)シャフトのネジレ角度が1.8度
/1FT・lb以下であること、(III)シャフトのチ
ップ側先端部の外径X1が10〜18mmであること、
(IV)シャフトのグリップ側先端部の外径X2が16m
m以上であること、を特徴とするゴルフクラブでウッド
及びアイアンゴルフクラブのセット化を行なった場合、
該シャフトのネジレ角度が、クラブの番手が大きくなる
に従って、順次又は一定の番手間隔おきに小さくなるこ
とを特徴とするゴルフクラブが提供される。さらに、本
発明によれば、繊維強化プラスチックからなる中空ゴル
フクラブシャフトにゴルフクラブヘッドを結合させたゴ
ルフクラブにおいて、該シャフトが、(I)シャフトの
重量が2.2g/インチ以下であること、(II)シャフ
トのネジレ角度が1.8度/1FT・lb以下であるこ
と、(III)シャフトのチップ側先端部の外径X1が10
〜18mmであること、(IV)シャフトのグリップ側先
端部の外径X2が16mm以上であること、を特徴とす
るゴルフクラブでウッド及びアイアンゴルフクラブのセ
ット化を行なった場合の、該シャフトのチップ側先端部
の外径X1がクラブの番手が大きくなるに従って順次又
は一定の番手間隔おきに太くなることを特徴とするゴル
フクラブが提供される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の繊維強化プラスチックか
らなる中空ゴルフクラブシャフト(以下、単にシャフト
とも言う)は、従来公知のシートワインディング(S
W)法やフィラメントワインディング(FW)法により
製造することができる。繊維強化プラスチックにおける
繊維としては、ガラス繊維、炭素繊維、ケブラー繊維、
ボロン繊維、セラミック繊維等の有機系、金属系及び無
機系の繊維及びそれらの繊維の組み合わせが用いられる
が、炭素繊維の使用が好ましい。プラスチックとして
は、プリプレグ製造に用いられている各種の熱硬化性樹
脂組成物が用いられるが、エポキシ樹脂を主体とした樹
脂組成物の使用が好ましい。
らなる中空ゴルフクラブシャフト(以下、単にシャフト
とも言う)は、従来公知のシートワインディング(S
W)法やフィラメントワインディング(FW)法により
製造することができる。繊維強化プラスチックにおける
繊維としては、ガラス繊維、炭素繊維、ケブラー繊維、
ボロン繊維、セラミック繊維等の有機系、金属系及び無
機系の繊維及びそれらの繊維の組み合わせが用いられる
が、炭素繊維の使用が好ましい。プラスチックとして
は、プリプレグ製造に用いられている各種の熱硬化性樹
脂組成物が用いられるが、エポキシ樹脂を主体とした樹
脂組成物の使用が好ましい。
【0006】本発明のシャフトは、ゴルフヘッドのホー
ゼル穴にシャフトのチップ側先端部を挿入するインナー
ホーゼルタイプのシャフトであっても良いし、また、シ
ャフトの内径部にヘッドの連結軸を挿入するオーバーホ
ーゼルタイプのシャフトであっても良い。
ゼル穴にシャフトのチップ側先端部を挿入するインナー
ホーゼルタイプのシャフトであっても良いし、また、シ
ャフトの内径部にヘッドの連結軸を挿入するオーバーホ
ーゼルタイプのシャフトであっても良い。
【0007】シャフトの単位重量は、2.2g/インチ
以下、好ましくは、2.0g/インチ以下である。前記
より重いシャフトとした場合、クラブ重量が増加する為
にスイング時にスイングスピードが低下し、飛距離が減
少するという問題を生じる。シャフトの単位重量の下限
値は、通常、0.82g/インチである。シャフトの単
位重量は、通常、1.0〜2.2g/インチ、好ましく
は1.1〜2.0g/インチである。
以下、好ましくは、2.0g/インチ以下である。前記
より重いシャフトとした場合、クラブ重量が増加する為
にスイング時にスイングスピードが低下し、飛距離が減
少するという問題を生じる。シャフトの単位重量の下限
値は、通常、0.82g/インチである。シャフトの単
位重量は、通常、1.0〜2.2g/インチ、好ましく
は1.1〜2.0g/インチである。
【0008】シャフトのネジレ角度は、1.8゜/1F
T・lb以下、好ましくは、1.6゜/1FT・lb以
下である。前記よりシャフトのネジレ角度が大きくなっ
た場合、打球時にシャフトがねじれてしまいヘッド方向
がゴルファーが目標とする方向よりずれてしまい、打球
の方向がずれるという問題を生じる。シャフトのネジレ
角度の下限値は、通常、1.0゜/1FT・lbであ
る。シャフトのネジレ角度は、通常、1.1〜1.8゜
/1FT・lb、好ましくは1.2〜1.8゜/1FT
・lbである。
T・lb以下、好ましくは、1.6゜/1FT・lb以
下である。前記よりシャフトのネジレ角度が大きくなっ
た場合、打球時にシャフトがねじれてしまいヘッド方向
がゴルファーが目標とする方向よりずれてしまい、打球
の方向がずれるという問題を生じる。シャフトのネジレ
角度の下限値は、通常、1.0゜/1FT・lbであ
る。シャフトのネジレ角度は、通常、1.1〜1.8゜
/1FT・lb、好ましくは1.2〜1.8゜/1FT
・lbである。
【0009】なお、本明細書で言うシャフトのネジレ角
度は、後記実施例1に示した方法で測定されたもので、
シャフトに1FT・lb(13.83kg・cm)のト
ルクをかけたときのネジレ角度を示す。
度は、後記実施例1に示した方法で測定されたもので、
シャフトに1FT・lb(13.83kg・cm)のト
ルクをかけたときのネジレ角度を示す。
【0010】シャフトのチップ側先端部の外径X1は、
10〜18mm、好ましくは、10.5〜16mmであ
る。前記範囲よりシャフトのチップ側先端部の外径X1
を細くした場合、シャフト先端部のネジレ剛性G1が低
下してしまう為に打球時にシャフトの先端がねじれ、打
球の方向性が悪くなるばかりか、シャフトのネジレ角度
を前記項目に合致させる為に肉厚にしなければならず、
シャフト重量が増加するという問題も生じる。また、前
記範囲よりシャフトのチップ側先端部の外径X1を太く
した場合、ヘッド側のホーゼル部を極端に太くしなけれ
ばならず、ヘッド重量が増加し、その結果、クラブ重量
が増加する為にスイング時のスイングスピードが低下
し、飛距離が減少するという問題を生じる。
10〜18mm、好ましくは、10.5〜16mmであ
る。前記範囲よりシャフトのチップ側先端部の外径X1
を細くした場合、シャフト先端部のネジレ剛性G1が低
下してしまう為に打球時にシャフトの先端がねじれ、打
球の方向性が悪くなるばかりか、シャフトのネジレ角度
を前記項目に合致させる為に肉厚にしなければならず、
シャフト重量が増加するという問題も生じる。また、前
記範囲よりシャフトのチップ側先端部の外径X1を太く
した場合、ヘッド側のホーゼル部を極端に太くしなけれ
ばならず、ヘッド重量が増加し、その結果、クラブ重量
が増加する為にスイング時のスイングスピードが低下
し、飛距離が減少するという問題を生じる。
【0011】シャフトのグリップ側先端部の外径X
2は、16mm以上、好ましくは、17mm以上であ
る。前記よりシャフトのグリップ側先端部の外径X2を
細くした場合、シャフトのグリップ部付近のネジレ剛性
G2が低下してしまう為に打球時にシャフトのグリップ
部付近がねじれ、打球の方向性が悪くなるという問題を
生じる。前記外径X2の上限値は、通常、27.0mm
である。外径X2は、通常、16.0〜25.0mm、
好ましくは17.0〜23.0mmである。
2は、16mm以上、好ましくは、17mm以上であ
る。前記よりシャフトのグリップ側先端部の外径X2を
細くした場合、シャフトのグリップ部付近のネジレ剛性
G2が低下してしまう為に打球時にシャフトのグリップ
部付近がねじれ、打球の方向性が悪くなるという問題を
生じる。前記外径X2の上限値は、通常、27.0mm
である。外径X2は、通常、16.0〜25.0mm、
好ましくは17.0〜23.0mmである。
【0012】次に、本発明のゴルフクラブを図面を参照
にして説明する。図1は、本発明シャフトを装着したイ
ンナーホーゼルタイプのゴルフクラブをシャフトの中心
線に沿って縦方向に切断した時の断面図を示す。また、
図2は、本発明シャフトを装着したオーバーホーゼルタ
イプのゴルフクラブをシャフトの中心線に沿って縦方向
に切断した時の断面図を示す。これらの図において、1
は、シャフトの外表面の切断線を示し、2は、シャフト
の内表面の切断線を示す。H1は、ヘッドとの接続点を
示し、この点でのシャフトのネジレ剛性G1は、(1.
8〜8)×106kg・mm2であり、好ましくは、(2
〜7)×106kg・mm2であり、より好ましくは、
(2.1〜6)×106kg・mm2の範囲に規定するの
が良い。シャフトチップ側先端部のヘッドとの接続点で
のネジレ剛性G1が前記範囲より小さい場合、打球時に
シャフトの先端がねじれて打球の方向性が悪くなり、逆
に、ネジレ剛性G1が前記範囲より大きい場合、スイン
グ中にシャフトのネジレを全く感じなくなり、スイング
中に方向性の調整が困難になるという問題を生じる。図
3は、シャフトの中心線に沿って縦方向に切断した時の
シャフトの断面図を示す。
にして説明する。図1は、本発明シャフトを装着したイ
ンナーホーゼルタイプのゴルフクラブをシャフトの中心
線に沿って縦方向に切断した時の断面図を示す。また、
図2は、本発明シャフトを装着したオーバーホーゼルタ
イプのゴルフクラブをシャフトの中心線に沿って縦方向
に切断した時の断面図を示す。これらの図において、1
は、シャフトの外表面の切断線を示し、2は、シャフト
の内表面の切断線を示す。H1は、ヘッドとの接続点を
示し、この点でのシャフトのネジレ剛性G1は、(1.
8〜8)×106kg・mm2であり、好ましくは、(2
〜7)×106kg・mm2であり、より好ましくは、
(2.1〜6)×106kg・mm2の範囲に規定するの
が良い。シャフトチップ側先端部のヘッドとの接続点で
のネジレ剛性G1が前記範囲より小さい場合、打球時に
シャフトの先端がねじれて打球の方向性が悪くなり、逆
に、ネジレ剛性G1が前記範囲より大きい場合、スイン
グ中にシャフトのネジレを全く感じなくなり、スイング
中に方向性の調整が困難になるという問題を生じる。図
3は、シャフトの中心線に沿って縦方向に切断した時の
シャフトの断面図を示す。
【0013】
【実施例】次に、本発明を実施例及び比較例によりさら
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0014】実施例1(アイアン用ゴルフクラブシャフ
トの製造例) (シャフト本体の製造)下記のNO.1〜NO.8のプ
リプレグを用意した。これらのプリプレグは、炭素繊維
にエポキシ樹脂組成物を含浸させて形成したものであ
る。なお、以下において示す繊維配向角度において、+
はシャフトの長さ方向に対して右回りの角度であること
を示し、−はシャフトの長さ方向に対して左回りの角度
であることを示す。 (1)No.1プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(a) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−0703」 (2)No.2プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(b) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:日本グラファイトファイバー(株)社
製「E1526D−12」 (3)No.3プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(c) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:+45度 (III)商品名:三菱レーヨン(株)社製「MR370
C150S」 (4)No.4プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(d) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:−45度 (III)商品名:三菱レーヨン(株)社製「MR370
C150S」 (5)No.5プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(e) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−0500」 (6)No.6プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(f) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「QU11B
−1750」 (7)No.7プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(g) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (iii)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−0500」 (8)No.8プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(h) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「QU11B
−1450」
トの製造例) (シャフト本体の製造)下記のNO.1〜NO.8のプ
リプレグを用意した。これらのプリプレグは、炭素繊維
にエポキシ樹脂組成物を含浸させて形成したものであ
る。なお、以下において示す繊維配向角度において、+
はシャフトの長さ方向に対して右回りの角度であること
を示し、−はシャフトの長さ方向に対して左回りの角度
であることを示す。 (1)No.1プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(a) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−0703」 (2)No.2プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(b) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:日本グラファイトファイバー(株)社
製「E1526D−12」 (3)No.3プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(c) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:+45度 (III)商品名:三菱レーヨン(株)社製「MR370
C150S」 (4)No.4プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(d) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:−45度 (III)商品名:三菱レーヨン(株)社製「MR370
C150S」 (5)No.5プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(e) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−0500」 (6)No.6プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(f) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「QU11B
−1750」 (7)No.7プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(g) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (iii)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−0500」 (8)No.8プリプレグ (I)形状及び寸法:図4(h) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「QU11B
−1450」
【0015】なお、図4(a)〜(h)に示したプリプ
レグにおいて、その左側はシャフトのチップ側(細径
側)に対応し、右側の部分がシャフトのグリップ側(太
径側)に対応する。また、図4に示した寸法を示す数字
の単位はmmである。
レグにおいて、その左側はシャフトのチップ側(細径
側)に対応し、右側の部分がシャフトのグリップ側(太
径側)に対応する。また、図4に示した寸法を示す数字
の単位はmmである。
【0016】前記No.1〜No.8のプリプレグを用
い、下記の形状のマンドレルを使用して、下記の様にし
てアイアン用ゴルフクラブシャフトを作製した。 (マンドレルの形状) 全長:1400mm 細径側先端径:8.45mm 細径側先端部から350mmの位置の径:8.45mm 細径側先端部から550mmの位置の径:10.50m
m 細径側先端部から1350mmの位置の径:17.00
mm 細径側先端部から1400mmの位置の径:17.00
mm
い、下記の形状のマンドレルを使用して、下記の様にし
てアイアン用ゴルフクラブシャフトを作製した。 (マンドレルの形状) 全長:1400mm 細径側先端径:8.45mm 細径側先端部から350mmの位置の径:8.45mm 細径側先端部から550mmの位置の径:10.50m
m 細径側先端部から1350mmの位置の径:17.00
mm 細径側先端部から1400mmの位置の径:17.00
mm
【0017】(1)No.1プリプレグ(a)を、マン
ドレルの細径側先端から260mmの位置を巻き始め位
置としてマンドレル細径側先端から260mm〜340
mmにわたって2.0プライ、マンドレルの細径側先端
から340mm〜390mmにわたって2.0〜0プラ
イ巻成し、チップ側第1補強層を形成した。 (2)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.2プリプレグ(b)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜400mmにわ
たって2.5プライ、マンドレルの細径側先端から40
0mm 〜500mmにわたって2.0〜0プライ巻成
し、チップ側第2補強層を形成した。 (3)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.3プリプレグ(c)と、No.4プリ
プレグ(d)との貼り合せ体を、マンドレルの細径側先
端から260mmの位置を巻き始め位置としてマンドレ
ル細径側先端から260mm〜1280mmにわたって
2.2〜2.0プライ巻成し、内層を形成した。 (4)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の後端部に対して、プリプレグ(c)/(d)の巻成
体の後端部から400mmの位置まで、No.5プリプ
レグ(e)を後端部で2.0プライ、後端部より350
mの位置で2.0プライ、後端部より350mm〜40
0mmの位置で2.0〜0プライになるように巻成し、
グリップ側補強層を形成した。 (5)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.6プリプレグ(f)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜1280mmに
わたって2.0プライになるように外層を形成した。 (6)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.7プリプレグ(g)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって2.0プライ巻成し、チップ側第3補強層を形成
した。 (7)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.8プリプレグ(h)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって3.5プライ、マンドレルの細径側先端から31
0mm〜460mmにわたって3.5〜0プライ巻成
し、チップ側第4補強層を形成した。 (8)前記のようにして得られたプリプレグ巻成体を加
熱炉において加熱し、プリプレグ中の樹脂を一体硬化さ
せた後、マンドレルを除去し、次いで表面を研磨・切削
してアイアン用ゴルフクラブシャフトを得た。
ドレルの細径側先端から260mmの位置を巻き始め位
置としてマンドレル細径側先端から260mm〜340
mmにわたって2.0プライ、マンドレルの細径側先端
から340mm〜390mmにわたって2.0〜0プラ
イ巻成し、チップ側第1補強層を形成した。 (2)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.2プリプレグ(b)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜400mmにわ
たって2.5プライ、マンドレルの細径側先端から40
0mm 〜500mmにわたって2.0〜0プライ巻成
し、チップ側第2補強層を形成した。 (3)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.3プリプレグ(c)と、No.4プリ
プレグ(d)との貼り合せ体を、マンドレルの細径側先
端から260mmの位置を巻き始め位置としてマンドレ
ル細径側先端から260mm〜1280mmにわたって
2.2〜2.0プライ巻成し、内層を形成した。 (4)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の後端部に対して、プリプレグ(c)/(d)の巻成
体の後端部から400mmの位置まで、No.5プリプ
レグ(e)を後端部で2.0プライ、後端部より350
mの位置で2.0プライ、後端部より350mm〜40
0mmの位置で2.0〜0プライになるように巻成し、
グリップ側補強層を形成した。 (5)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.6プリプレグ(f)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜1280mmに
わたって2.0プライになるように外層を形成した。 (6)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.7プリプレグ(g)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって2.0プライ巻成し、チップ側第3補強層を形成
した。 (7)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.8プリプレグ(h)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって3.5プライ、マンドレルの細径側先端から31
0mm〜460mmにわたって3.5〜0プライ巻成
し、チップ側第4補強層を形成した。 (8)前記のようにして得られたプリプレグ巻成体を加
熱炉において加熱し、プリプレグ中の樹脂を一体硬化さ
せた後、マンドレルを除去し、次いで表面を研磨・切削
してアイアン用ゴルフクラブシャフトを得た。
【0018】このシャフトの長さは38.5インチ、重
量は63g、ネジレ角度は1.6゜/1FT・lb、チ
ップ先端部の外径X1は12.0mm、グリップ先端部
の外径X2は18.2mm、チップ先端部のヘッド接続
部のネジレ剛性G1は4.0×106Kg・mm2であっ
た。このシャフトをへッドに装着しゴルフクラブにし、
打球したところ飛距離および方向性に優れ、さらに、繰
り返し打球した際にも折損することなく耐久性の高いゴ
ルフクラブであった。
量は63g、ネジレ角度は1.6゜/1FT・lb、チ
ップ先端部の外径X1は12.0mm、グリップ先端部
の外径X2は18.2mm、チップ先端部のヘッド接続
部のネジレ剛性G1は4.0×106Kg・mm2であっ
た。このシャフトをへッドに装着しゴルフクラブにし、
打球したところ飛距離および方向性に優れ、さらに、繰
り返し打球した際にも折損することなく耐久性の高いゴ
ルフクラブであった。
【0019】比較例1(アイアン用ゴルフクラブシャフ
トの製造例) (シャフト本体の製造)実施例1で示したのと同じ性状
を有する前記のNo.1〜No.8のプリプレグ及び下
記のマンドレルを用いて、下記の様にしてアイアン用ゴ
ルフクラブシャフトを作製した。なお、プリプレグの形
状は、図5(a)〜(h)に示した通りのものである。
また、図5(a)〜(h)に示すプリプレグにおいて、
その左側はシャフトのチップ側(細径側)に対応し、右
側の部分がシャフトのグリップ側(太径側)に対応す
る。また、示した寸法を示す数字の単位は、mmであ
る。 (マンドレルの形状) 全長:1400mm 細径側先端径:6.05mm 細径側先端部から350mmの位置の径:6.05mm 細径側先端部から550mmの位置の径:10.50m
m 細径側先端部から1350mmの位置の径:17.00
mm 細径側先端部から1400mmの位置の径:17.00
mm
トの製造例) (シャフト本体の製造)実施例1で示したのと同じ性状
を有する前記のNo.1〜No.8のプリプレグ及び下
記のマンドレルを用いて、下記の様にしてアイアン用ゴ
ルフクラブシャフトを作製した。なお、プリプレグの形
状は、図5(a)〜(h)に示した通りのものである。
また、図5(a)〜(h)に示すプリプレグにおいて、
その左側はシャフトのチップ側(細径側)に対応し、右
側の部分がシャフトのグリップ側(太径側)に対応す
る。また、示した寸法を示す数字の単位は、mmであ
る。 (マンドレルの形状) 全長:1400mm 細径側先端径:6.05mm 細径側先端部から350mmの位置の径:6.05mm 細径側先端部から550mmの位置の径:10.50m
m 細径側先端部から1350mmの位置の径:17.00
mm 細径側先端部から1400mmの位置の径:17.00
mm
【0020】(1)No.1プリプレグ(a)を、マン
ドレルの細径側先端から260mmの位置を巻き始め位
置としてマンドレル細径側先端から260mm〜340
mmにわたって2.0プライ、マンドレルの細径側先端
から340mm〜390mmにわたって2.0〜0プラ
イ巻成し、チップ側第1補強層を形成した。 (2)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.2プリプレグ(b)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜400mmにわ
たって2.5プライ、マンドレルの細径側先端から40
0mm〜500mmにわたって2.0〜0プライ巻成
し、チップ側第2補強層を形成した。 (3)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.3プリプレグ(c)と、No.4プリ
プレグ(d)との貼り合せ体を、マンドレルの細径側先
端から260mmの位置を巻き始め位置としてマンドレ
ル細径側先端から260mm〜1280mmにわたって
2.2〜2.0プライ巻成し、内層を形成した。 (4)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の後端部に対して、プリプレグ(c)/(d)の巻成
体の後端部から400mmの位置まで、No.5プリプ
レグ(e)を後端部で2.0プライ、後端部より350
mmの位置で2.0プライ、後端部より350mm〜4
00mmの位置で2.0〜0プライになるように巻成
し、グリップ側補強層を形成した。 (5)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.6プリプレグ(f)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜1280mmに
わたって2.0プライになるように外層を形成した。 (6)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.7プリプレグ(g)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって2.0プライ巻成し、チップ側第3補強層を形成
した。 (7)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.8プリプレグ(h)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって3.5プライ、マンドレルの細径側先端から31
0mm〜460mmにわたって3.5〜0プライ巻成
し、チップ側第4補強層を形成した。 8)前記のようにして得られたプリプレグ巻成体を加熱
炉において加熱し、プリプレグ中の樹脂を一体硬化させ
た後、マンドレルを除去し、次いで表面を研磨・切削し
てアイアンゴ用ルフクラブシャフトを得た。
ドレルの細径側先端から260mmの位置を巻き始め位
置としてマンドレル細径側先端から260mm〜340
mmにわたって2.0プライ、マンドレルの細径側先端
から340mm〜390mmにわたって2.0〜0プラ
イ巻成し、チップ側第1補強層を形成した。 (2)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.2プリプレグ(b)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜400mmにわ
たって2.5プライ、マンドレルの細径側先端から40
0mm〜500mmにわたって2.0〜0プライ巻成
し、チップ側第2補強層を形成した。 (3)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.3プリプレグ(c)と、No.4プリ
プレグ(d)との貼り合せ体を、マンドレルの細径側先
端から260mmの位置を巻き始め位置としてマンドレ
ル細径側先端から260mm〜1280mmにわたって
2.2〜2.0プライ巻成し、内層を形成した。 (4)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の後端部に対して、プリプレグ(c)/(d)の巻成
体の後端部から400mmの位置まで、No.5プリプ
レグ(e)を後端部で2.0プライ、後端部より350
mmの位置で2.0プライ、後端部より350mm〜4
00mmの位置で2.0〜0プライになるように巻成
し、グリップ側補強層を形成した。 (5)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.6プリプレグ(f)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜1280mmに
わたって2.0プライになるように外層を形成した。 (6)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.7プリプレグ(g)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって2.0プライ巻成し、チップ側第3補強層を形成
した。 (7)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.8プリプレグ(h)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって3.5プライ、マンドレルの細径側先端から31
0mm〜460mmにわたって3.5〜0プライ巻成
し、チップ側第4補強層を形成した。 8)前記のようにして得られたプリプレグ巻成体を加熱
炉において加熱し、プリプレグ中の樹脂を一体硬化させ
た後、マンドレルを除去し、次いで表面を研磨・切削し
てアイアンゴ用ルフクラブシャフトを得た。
【0021】このシャフトの長さは38.5インチ、重
量は60g、ネジレ角度は2.3゜/1FT・lb、チ
ップ先端部の外径X1は、9.4mm、グリップ先端部
の外径X2は18.2mm、チップ先端部のヘッド接続
部のネジレ剛性G1は1.60×106Kg・mm2であ
った。このシャフトをへッドに装着しゴルフクラブに
し、打球したところ、飛距離について良好であったが、
方向性に欠けたものであった。
量は60g、ネジレ角度は2.3゜/1FT・lb、チ
ップ先端部の外径X1は、9.4mm、グリップ先端部
の外径X2は18.2mm、チップ先端部のヘッド接続
部のネジレ剛性G1は1.60×106Kg・mm2であ
った。このシャフトをへッドに装着しゴルフクラブに
し、打球したところ、飛距離について良好であったが、
方向性に欠けたものであった。
【0022】比較例2(アイアン用ゴルフクラブシャフ
トの製造例) (シャフト本体の製造)実施例1で示したのと同じ性状
の前記のNo.1〜No.8のプリプレグ及び下記のマ
ンドレルを用いて、下記の様にしてアイアン用ゴルフク
ラブシャフトを作製した。なお、プリプレグの形状は、
図6(a)〜(h)に示した通りのものである。また、
図6(a)〜(h)に示すプリプレグにおいて、その左
側はシャフトのチップ側(細径側)に対応し、右側の部
分がシャフトのグリップ側(太径側)に対応する。ま
た、示した寸法を示す数字の単位は、mmである。 (マンドレルの形状) 全長:1400mm 細径側先端径:5.05mm 細径側先端部から350mmの位置の径:5.05mm 細径側先端部から550mmの位置の径:9.50mm 細径側先端部から1350mmの位置の径:16.00
mm 細径側先端部から1400mmの位置の径:16.00
mm
トの製造例) (シャフト本体の製造)実施例1で示したのと同じ性状
の前記のNo.1〜No.8のプリプレグ及び下記のマ
ンドレルを用いて、下記の様にしてアイアン用ゴルフク
ラブシャフトを作製した。なお、プリプレグの形状は、
図6(a)〜(h)に示した通りのものである。また、
図6(a)〜(h)に示すプリプレグにおいて、その左
側はシャフトのチップ側(細径側)に対応し、右側の部
分がシャフトのグリップ側(太径側)に対応する。ま
た、示した寸法を示す数字の単位は、mmである。 (マンドレルの形状) 全長:1400mm 細径側先端径:5.05mm 細径側先端部から350mmの位置の径:5.05mm 細径側先端部から550mmの位置の径:9.50mm 細径側先端部から1350mmの位置の径:16.00
mm 細径側先端部から1400mmの位置の径:16.00
mm
【0023】(1)No.1プリプレグ(a)を、マン
ドレルの細径側先端から260mmの置を巻き始め位置
としてマンドレル細径側先端から260mm〜340m
mにわたって2.0プライ、マンドレルの細径側先端か
ら340mm〜390mmにわたって2.0〜0プライ
巻成し、チップ側第1補強層を形成した。 (2)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.2プリプレグ(b)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜400mmにわ
たって2.5プライ、マンドレルの細径側先端から40
0mm〜500mmにわたって2.0〜0プライ巻成
し、チップ側第2補強層を形成した。 (3)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.3プリプレグ(c)と、No.4プリ
プレグ(d)との貼り合せ体を、マンドレルの細径側先
端から260mmの位置を巻き始め位置としてマンドレ
ル細径側先端から260mm〜1280mmにわたって
4.4〜4.0プライ巻成し、内層を形成した。 (4)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の後端部に対して、プリプレグ(c)/(d)の巻成
体の後端部から400mmの位置まで、No.5プリプ
レグ(e)を後端部で2.0プライ、後端部より350
mmの位置で2.0プライ、後端部より350mm 〜
400mmの位置で2.0〜0プライになるように巻成
し、グリップ側補強層を形成した。 (5)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.6プリプレグ(f)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜1280mmに
わたって2.0プライになるように外層を形成した。 (6)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.7プリプレグ(g)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって2.0プライ巻成し、チップ側第3補強層を形成
した。 (7)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.8プリプレグ(h)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって3.5プライ、マンドレルの細径側先端から31
0mm〜460mmにわたって3.5〜0プライ巻成
し、チップ側第4補強層を形成した。 (8)前記のようにして得られたプリプレグ巻成体を加
熱炉において加熱し、プリプレグ中の樹脂を一体硬化さ
せた後、マンドレルを除去し、次いで表面を研磨・切削
してアイアン用ゴルフクラブシャフトを得た。
ドレルの細径側先端から260mmの置を巻き始め位置
としてマンドレル細径側先端から260mm〜340m
mにわたって2.0プライ、マンドレルの細径側先端か
ら340mm〜390mmにわたって2.0〜0プライ
巻成し、チップ側第1補強層を形成した。 (2)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.2プリプレグ(b)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜400mmにわ
たって2.5プライ、マンドレルの細径側先端から40
0mm〜500mmにわたって2.0〜0プライ巻成
し、チップ側第2補強層を形成した。 (3)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.3プリプレグ(c)と、No.4プリ
プレグ(d)との貼り合せ体を、マンドレルの細径側先
端から260mmの位置を巻き始め位置としてマンドレ
ル細径側先端から260mm〜1280mmにわたって
4.4〜4.0プライ巻成し、内層を形成した。 (4)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の後端部に対して、プリプレグ(c)/(d)の巻成
体の後端部から400mmの位置まで、No.5プリプ
レグ(e)を後端部で2.0プライ、後端部より350
mmの位置で2.0プライ、後端部より350mm 〜
400mmの位置で2.0〜0プライになるように巻成
し、グリップ側補強層を形成した。 (5)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.6プリプレグ(f)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜1280mmに
わたって2.0プライになるように外層を形成した。 (6)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.7プリプレグ(g)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって2.0プライ巻成し、チップ側第3補強層を形成
した。 (7)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.8プリプレグ(h)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって3.5プライ、マンドレルの細径側先端から31
0mm〜460mmにわたって3.5〜0プライ巻成
し、チップ側第4補強層を形成した。 (8)前記のようにして得られたプリプレグ巻成体を加
熱炉において加熱し、プリプレグ中の樹脂を一体硬化さ
せた後、マンドレルを除去し、次いで表面を研磨・切削
してアイアン用ゴルフクラブシャフトを得た。
【0024】このシャフトの長さは38.5インチ、重
量は92g、ネジレ角度は1.6゜/1FT・lb、チ
ップ先端部の外径X1は9.4mm、グリップ先端部の
外径X2は18.2mm、チップ先端部のヘッド接続部
のネジレ剛性G1は3.2×106Kg・mm2であっ
た。このシャフトをヘッドに装着しゴルフクラブにし、
打球したところ方向性には優れていたものであったが、
重量が重い為にスイング時のスピードが低下し、飛距離
が減少した。
量は92g、ネジレ角度は1.6゜/1FT・lb、チ
ップ先端部の外径X1は9.4mm、グリップ先端部の
外径X2は18.2mm、チップ先端部のヘッド接続部
のネジレ剛性G1は3.2×106Kg・mm2であっ
た。このシャフトをヘッドに装着しゴルフクラブにし、
打球したところ方向性には優れていたものであったが、
重量が重い為にスイング時のスピードが低下し、飛距離
が減少した。
【0025】比較例3(アイアン用ゴルフクラブシャフ
トの製造例) (シャフト本体の製造)下記のNo.1〜No.7のプ
リプレグを用意した。これらのプリプレグは炭素繊維に
エポキシ樹脂組成物を含浸させて形成したものである。
なお、以下において示す繊維配向角度において、+はシ
ャフトの長さ方向に対して右回りの角度であることを示
し、−はシャフトの長さ方向に対して左回りの角度であ
ることを示す。 (1)No.1プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(a) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−1003」 (2)No.2プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(b) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:+45度 (III)商品名:三菱レーヨン(株)社製「MR370
C150S」 (3)No.3プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(c) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:−45度 (III)商品名:三菱レーヨン(株)社製「MR370
C150S」 (4)No.4プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(d) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:東レ(株)社製「P3052S−1
5」 (5)No.5プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(e) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:三菱レーヨン〈株)社製「MR340
G175S」 (6)No.6プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(f) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−0500」 (7)No.7プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(g) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1111
−1000」
トの製造例) (シャフト本体の製造)下記のNo.1〜No.7のプ
リプレグを用意した。これらのプリプレグは炭素繊維に
エポキシ樹脂組成物を含浸させて形成したものである。
なお、以下において示す繊維配向角度において、+はシ
ャフトの長さ方向に対して右回りの角度であることを示
し、−はシャフトの長さ方向に対して左回りの角度であ
ることを示す。 (1)No.1プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(a) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−1003」 (2)No.2プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(b) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:+45度 (III)商品名:三菱レーヨン(株)社製「MR370
C150S」 (3)No.3プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(c) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:−45度 (III)商品名:三菱レーヨン(株)社製「MR370
C150S」 (4)No.4プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(d) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:東レ(株)社製「P3052S−1
5」 (5)No.5プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(e) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:三菱レーヨン〈株)社製「MR340
G175S」 (6)No.6プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(f) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:90度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1112
−0500」 (7)No.7プリプレグ (I)形状及び寸法:図7(g) (II)長さ方向に対する繊維配向角度:0度 (III)商品名:東邦レーヨン(株)社製「Q1111
−1000」
【0026】なお、図7(a)〜(h)に示したプリプ
レグにおいて、その左側はシャフトのチップ側(細径
側)に対応し、右側の部分がシャフトのグリップ側(太
径側)に対応する。また、図7に示した寸法を示す数字
の単位は、mmである。
レグにおいて、その左側はシャフトのチップ側(細径
側)に対応し、右側の部分がシャフトのグリップ側(太
径側)に対応する。また、図7に示した寸法を示す数字
の単位は、mmである。
【0027】前記No.1〜No.7のプリプレグを用
い、下記の形状のマンドレルを使用して、下記の様にし
てアイアン用ゴルフクラブシャフトを作製した。 (マンドレルの形状) 全長:1400mm 細径側先端径:8.45mm 細径側先端部から630mmの位置の径:8.45mm 細径側先端部から1230mmの位置の径:12.50
mm 細径側先端部から1400mmの位置の径:12.50
mm
い、下記の形状のマンドレルを使用して、下記の様にし
てアイアン用ゴルフクラブシャフトを作製した。 (マンドレルの形状) 全長:1400mm 細径側先端径:8.45mm 細径側先端部から630mmの位置の径:8.45mm 細径側先端部から1230mmの位置の径:12.50
mm 細径側先端部から1400mmの位置の径:12.50
mm
【0028】(1)No.1プリプレグ(a)を、マン
ドレルの細径側先端から260mmの位置を巻き始め位
置としてマンドレル細径側先端から260mm〜310
mmにわたって1.0〜2.0プライ、マンドレルの細
径側先端から310mm〜410mmにわたって2.0
〜0プライ巻成し、チップ側第1補強層を形成した。 (2)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.2プリプレグ(b)と、No.3プリ
プレグ(c)との貼り合せ体を、マンドレルの細径側先
端から260mmの位置を巻き始め位置としてマンドレ
ル細径側先端から260mm〜1280mmにわたって
2.1〜2.5プライ巻成し、内層を形成した。 (3)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の後端部に対して、プリプレグ(b)/(c)の巻成
体の後端部から620mmの位置まで、No.4プリプ
レグ(d)を後端部で2.0プライ、後端部より470
mmの位置で2.0プライ、後端部より470mm〜6
20mmの位置で2.0〜0プライになるように巻成
し、グリップ側補強層を形成した。 (4)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.5プリプレグ(e)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜1280mmに
わたって2.0プライになるように外層を形成した。 (5)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.6プリプレグ(f)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって2.0〜1.0プライ巻成し、チップ側第3補強
層を形成した。 (7)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.7プリプレグ(g)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって3.5プライ、マンドレルの細径側先端から31
0mm〜460mmにわたって3.5〜0プライ巻成
し、チップ側第4補強層を形成した。 (8)前記のようにして得られたプリプレグ巻成体を加
熱炉において加熱し、プリプレグ中の樹脂を一体硬化さ
せた後、マンドレルを除去し、次いで表面を研磨・切削
してアイアンゴ用ルフクラブシャフトを得た。
ドレルの細径側先端から260mmの位置を巻き始め位
置としてマンドレル細径側先端から260mm〜310
mmにわたって1.0〜2.0プライ、マンドレルの細
径側先端から310mm〜410mmにわたって2.0
〜0プライ巻成し、チップ側第1補強層を形成した。 (2)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.2プリプレグ(b)と、No.3プリ
プレグ(c)との貼り合せ体を、マンドレルの細径側先
端から260mmの位置を巻き始め位置としてマンドレ
ル細径側先端から260mm〜1280mmにわたって
2.1〜2.5プライ巻成し、内層を形成した。 (3)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の後端部に対して、プリプレグ(b)/(c)の巻成
体の後端部から620mmの位置まで、No.4プリプ
レグ(d)を後端部で2.0プライ、後端部より470
mmの位置で2.0プライ、後端部より470mm〜6
20mmの位置で2.0〜0プライになるように巻成
し、グリップ側補強層を形成した。 (4)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.5プリプレグ(e)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜1280mmに
わたって2.0プライになるように外層を形成した。 (5)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.6プリプレグ(f)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって2.0〜1.0プライ巻成し、チップ側第3補強
層を形成した。 (7)次に、前記のようにして得られたプリプレグ巻成
体の上に、No.7プリプレグ(g)を、マンドレルの
細径側先端から260mmの位置を巻き始め位置として
マンドレル細径側先端から260mm〜310mmにわ
たって3.5プライ、マンドレルの細径側先端から31
0mm〜460mmにわたって3.5〜0プライ巻成
し、チップ側第4補強層を形成した。 (8)前記のようにして得られたプリプレグ巻成体を加
熱炉において加熱し、プリプレグ中の樹脂を一体硬化さ
せた後、マンドレルを除去し、次いで表面を研磨・切削
してアイアンゴ用ルフクラブシャフトを得た。
【0029】このシャフトの長さは38.5インチ、重
量は63g、ネジレ角度は2.8゜/1FT・lb、チ
ップ先端部の外径X1は11.5mm、グリップ先端部
の外径X2は15.0mm、チップ先端部のへッド接続
部のネジレ剛性G1は2.5×106Kg・mm2であっ
た。このシャフトをヘッドに装着しゴルフクラブにし、
打球したところ、飛距離について良好であったが、方向
性に欠けたものであった。
量は63g、ネジレ角度は2.8゜/1FT・lb、チ
ップ先端部の外径X1は11.5mm、グリップ先端部
の外径X2は15.0mm、チップ先端部のへッド接続
部のネジレ剛性G1は2.5×106Kg・mm2であっ
た。このシャフトをヘッドに装着しゴルフクラブにし、
打球したところ、飛距離について良好であったが、方向
性に欠けたものであった。
【0030】(ネジレ角度測定方法) (アイアン用シャフトの場合)図8に示すように、シャ
フトのチップ側先端部からグリップ側先端部方向へ10
0mmの位置をクランプし、その位置からさらに750
mmの位置をクランプする。チップ側先端部のクランプ
した位置でシャフトの円周方向に1FT・lb(13.
83Kg・cm)のトルクをかけた時に、チップ側先端
部のクランプした位置がシャフトの円周方向にねじれる
角度をネジレ角度とした。 (ウッド用シャフトの場合)図8に示すように、シャフ
トのチップ側先端部からグリップ側先端部方向へ100
mmの位置をクランプし、その位置からさらに950m
mの位置をクランプする。チップ側先端部のクランプし
た位置でシャフトの円周方向に1FT・lb(13.8
3Kg・cm)のトルクをかけた時に、チップ側先端部
のクランプした位置がシャフトの円周方向にねじれる角
度をネジレ角度とした。
フトのチップ側先端部からグリップ側先端部方向へ10
0mmの位置をクランプし、その位置からさらに750
mmの位置をクランプする。チップ側先端部のクランプ
した位置でシャフトの円周方向に1FT・lb(13.
83Kg・cm)のトルクをかけた時に、チップ側先端
部のクランプした位置がシャフトの円周方向にねじれる
角度をネジレ角度とした。 (ウッド用シャフトの場合)図8に示すように、シャフ
トのチップ側先端部からグリップ側先端部方向へ100
mmの位置をクランプし、その位置からさらに950m
mの位置をクランプする。チップ側先端部のクランプし
た位置でシャフトの円周方向に1FT・lb(13.8
3Kg・cm)のトルクをかけた時に、チップ側先端部
のクランプした位置がシャフトの円周方向にねじれる角
度をネジレ角度とした。
【0031】前記実施例1及び比較例1〜3のシャフト
性状を表1に示す。
性状を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】(ネジレ剛性値の算出方法)シャフトのネ
ジレ剛性値は、シャフトの外径D、シャフトの内径d、
繊維強化プラスチックプラスチックの横弾性率Gを用い
て算出した。 G・Ip=G・π/32(D4−d4) この式中、G・Ipは、ネジレ剛性値を示す。また、I
pは次式で示される断面2次極モーメントを示す。 Ip=π/32(D4−d4) 実施例で示したネジレ剛性値は、いずれも前記計算式に
より求めた値である。また、これらの値は、以下に示す
測定方法により得られた値と良く一致することが確認さ
れた。
ジレ剛性値は、シャフトの外径D、シャフトの内径d、
繊維強化プラスチックプラスチックの横弾性率Gを用い
て算出した。 G・Ip=G・π/32(D4−d4) この式中、G・Ipは、ネジレ剛性値を示す。また、I
pは次式で示される断面2次極モーメントを示す。 Ip=π/32(D4−d4) 実施例で示したネジレ剛性値は、いずれも前記計算式に
より求めた値である。また、これらの値は、以下に示す
測定方法により得られた値と良く一致することが確認さ
れた。
【0034】(ネジレ剛性値の測定方法)図9に示すよ
うに、ゴルフクラブシャフトを水平に置き、ゴルフクラ
ブシャフトのネジレ剛性値を測定しようとする部分を中
心からチップ側へ5mm離れた位置及び中心からグリッ
プ側へ5mm離れた位置を固定し、固定したチップ側の
部分にシャフトの円周方向に1FT・lb(13.83
Kg・cm)のトルクをかけた時に、チップ側先端部の
クランプした位置がシャフトの円周方向にねじれる角度
を測定し、下記の式により算出した。 G・Ip=360LT/2πθ この式中、G・Ipは、ネジレ剛性値を示す。また、L
はクランプ間の長さ(測定スパン=1cm)、Tは測定
時のトルク(13.83Kg・cm)、θはトルクをか
けた時にねじれる角度(ネジレ角度測定値)を示す。
うに、ゴルフクラブシャフトを水平に置き、ゴルフクラ
ブシャフトのネジレ剛性値を測定しようとする部分を中
心からチップ側へ5mm離れた位置及び中心からグリッ
プ側へ5mm離れた位置を固定し、固定したチップ側の
部分にシャフトの円周方向に1FT・lb(13.83
Kg・cm)のトルクをかけた時に、チップ側先端部の
クランプした位置がシャフトの円周方向にねじれる角度
を測定し、下記の式により算出した。 G・Ip=360LT/2πθ この式中、G・Ipは、ネジレ剛性値を示す。また、L
はクランプ間の長さ(測定スパン=1cm)、Tは測定
時のトルク(13.83Kg・cm)、θはトルクをか
けた時にねじれる角度(ネジレ角度測定値)を示す。
【0035】
【発明の効果】本発明のゴルフクラブシャフトの重量
は、従来のネジレ角度の小さいゴルフクラブシャフトよ
りも軽量である為に、打球の飛距離について優れたもの
である。また、本発明のゴルフクラブシャフトのネジレ
角度は、従来のゴルフクラブシャフトより小さいもの
で、打球の方向安定に著しく優れたものである。また、
本発明のゴルフクラブシャフトのチップ及びグリップ側
先端部の外径は、従来のゴルフクラブシャフトよりも大
きく、前記シャフトのネジレ角度をシャフトの重量を増
加させることなく小さくする為に必要不可欠である。ま
た、本発明のゴルフクラブシャフトのチップ側のヘッド
接続部H1点のネジレ剛性G1は、従来のゴルフクラブシ
ャフトより非常に大きく、打球の方向安定に著しく優れ
たものである。さらに、本発明シャフト及びゴルフクラ
ブは、軽量かつネジレ角度が小さい為に、ゴルファーが
打球の際に、飛距離を減少させることなく打球の方向性
を安定させることが出来る。
は、従来のネジレ角度の小さいゴルフクラブシャフトよ
りも軽量である為に、打球の飛距離について優れたもの
である。また、本発明のゴルフクラブシャフトのネジレ
角度は、従来のゴルフクラブシャフトより小さいもの
で、打球の方向安定に著しく優れたものである。また、
本発明のゴルフクラブシャフトのチップ及びグリップ側
先端部の外径は、従来のゴルフクラブシャフトよりも大
きく、前記シャフトのネジレ角度をシャフトの重量を増
加させることなく小さくする為に必要不可欠である。ま
た、本発明のゴルフクラブシャフトのチップ側のヘッド
接続部H1点のネジレ剛性G1は、従来のゴルフクラブシ
ャフトより非常に大きく、打球の方向安定に著しく優れ
たものである。さらに、本発明シャフト及びゴルフクラ
ブは、軽量かつネジレ角度が小さい為に、ゴルファーが
打球の際に、飛距離を減少させることなく打球の方向性
を安定させることが出来る。
【図1】インナーホーゼルタイプのゴルフクラブの説明
断面図を示す。
断面図を示す。
【図2】オーバーホーゼルタイプのゴルフクラブの説明
断面図を示す。
断面図を示す。
【図3】シャフトの説明断面図を示す。
【図4】実施例1のシャフトの製造に用いる各プリプレ
グの形状を示す。
グの形状を示す。
【図5】比較例1のシャフトの製造に用いる各プリプレ
グの形状を示す。
グの形状を示す。
【図6】比較例2のシャアトの製造に用いる各プリプレ
グの形状を示す。
グの形状を示す。
【図7】比較例3のシャフトの製造に用いる各プリプレ
グの形状を示す。
グの形状を示す。
【図8】ネジレ角度測定方法の説明図を示す。
【図9】ネジレ剛性値の測定方法の説明図を示す。
1 シャフトの外表面の切断線 2 シャフトの内表面の切断線 H1 ヘッドの接続線を示す X1 シャフトのチップ側先端部の外径 X2 シャフトのグリップ側先端部の外径
Claims (6)
- 【請求項1】 繊維強化プラスチックからなる中空ゴル
フクラブシャフトにおいて、(I)シャフトの重量が
2.2g/インチ以下であること、(II)シャフトのネ
ジレ角度が1.8度/1FT・lb以下であること、
(III)シャフトのチップ側先端部の外径X1が10〜1
8mmであること、(IV)シャフトのグリップ側先端部
の外径X2が16mm以上であること、を特徴とするゴ
ルフクラブシャフト。 - 【請求項2】 該シャフトがオーバーホーゼルタイプの
ゴルフクラブシャフトであることを特徴とする請求項1
のゴルフクラブシャフト。 - 【請求項3】 繊維強化プラスチックからなる中空ゴル
フクラブシャフトにゴルフクラブヘッドを結合させたゴ
ルフクラブにおいて、該シャフトが、(I)シャフトの
重量が2.2g/インチ以下であること、(II)シャフ
トのネジレ角度が1.8度/1FT・lb以下であるこ
と、(III)シャフトのチップ側先端部の外径X1が10
〜18mmであること、(IV)シャフトのグリップ側先
端部の外径X2が16mm以上であること、を特徴とす
るゴルフクラブ。 - 【請求項4】 ウッド及びアイアンゴルフクラブのセッ
ト化を行なった場合のシャフトの重量が、クラブの番手
が大きくなるに従って、順次又は一定の番手間隔で重く
なることを特徴とする請求項3のゴルフクラブ。 - 【請求項5】 ウッド及びアイアンゴルフクラブのセッ
ト化を行なった場合のシャフトのネジレ角度が、クラブ
の番手が大きくなるに従って順次又は一定の番手間隔で
小さくなることを特徴とする請求項3のゴルフクラブ。 - 【請求項6】 ウッド及びアイアンゴルフクラブのセッ
ト化を行なった場合の該シャフトのチップ側先端部の外
径X1が、クラブの番手が大きくなるに従って順次又は
一定の番手間隔で太くなることを特徴とする請求項3の
ゴルフクラブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9270466A JPH1170196A (ja) | 1997-06-27 | 1997-09-17 | ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-187604 | 1997-06-27 | ||
JP18760497 | 1997-06-27 | ||
JP9270466A JPH1170196A (ja) | 1997-06-27 | 1997-09-17 | ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1170196A true JPH1170196A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=26504463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9270466A Pending JPH1170196A (ja) | 1997-06-27 | 1997-09-17 | ゴルフクラブシャフト及びゴルフクラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1170196A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018175182A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブ |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP9270466A patent/JPH1170196A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018175182A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブ |
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