JPH1170008A - スライドファスナーの開離嵌挿具 - Google Patents

スライドファスナーの開離嵌挿具

Info

Publication number
JPH1170008A
JPH1170008A JP10200277A JP20027798A JPH1170008A JP H1170008 A JPH1170008 A JP H1170008A JP 10200277 A JP10200277 A JP 10200277A JP 20027798 A JP20027798 A JP 20027798A JP H1170008 A JPH1170008 A JP H1170008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
plate means
flange
bottom end
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10200277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3617600B2 (ja
Inventor
Norbert Failing
ファイリング ノーベルト
Hung Vo The
ブオ テ フン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp filed Critical YKK Corp
Publication of JPH1170008A publication Critical patent/JPH1170008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3617600B2 publication Critical patent/JP3617600B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/24Details
    • A44B19/36Means for permanently uniting the stringers at the end; Means for stopping movement of slider at the end
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/24Details
    • A44B19/38Means at the end of stringer by which the slider can be freed from one stringer, e.g. stringers can be completely separated from each other
    • A44B19/384Separable slide fasteners with quick opening devices
    • A44B19/388Bottom end stop means for quick opening slide fasteners
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/25Zipper or required component thereof
    • Y10T24/2593Zipper or required component thereof including complementary, aligning means attached to ends of interlocking surfaces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/25Zipper or required component thereof
    • Y10T24/2593Zipper or required component thereof including complementary, aligning means attached to ends of interlocking surfaces
    • Y10T24/2595Zipper or required component thereof including complementary, aligning means attached to ends of interlocking surfaces having specific mounting connection or reinforcing structure at connection

Landscapes

  • Slide Fasteners (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構造が簡単で外観的にも優れ、特に箱体内にお
ける箱棒の固定が確実になされる開離型スライドファス
ナーの開離嵌挿具を提供する。 【解決手段】箱体(14)はストリンガ(4) の端部に固着さ
れた箱棒(8) を収容するための第1通路(47)を有してい
る。箱体(14)は中間部を腹板(30)により結合された前後
壁(26,28) を有している。左右のフランジ(44,40) は、
腹板(30)及び前後壁(26,28) と共に、箱棒(8) 及び他の
ストリンガ(20)の下端に固着された蝶棒(16)を収容する
ための第1及び第2の通路(47,43) を形成する。箱棒挿
入側の第1通路(47)はフランジ(44)は箱体の内部に向か
う突出部(48)を有し、それが箱棒(8) を腹板(30)に対し
て付勢する。箱棒(8))の切欠部(50)により形成された上
下の係着面(54,56) は、腹板(30)の上下を囲んで箱体(1
4)内の箱棒(8) の軸方向の動きを確実に阻止する。同時
に箱棒(8) の下端部にあり、前記フランジ(44)に圧接す
る膨出部(60)は突出部(48)を押して箱棒(8) を腹板(30)
に向けて付勢する。これらの構成により、箱体(14)の内
部における箱棒(8) の動きが完全に封じられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスライドファスナ
ー、特に開離嵌挿具付きスライドファスナーの開離嵌挿
具に関する。
【0002】
【従来の技術】開離型スライドファスナーは、完全に開
離可能な2本のストリンガを備えている。一方のストリ
ンガには永続的にスライダーが取り付けられ、底部に箱
体が一体となった下止具を有している。箱体は使用者が
ファスナーを閉鎖するとき他方のストリンガの下止具を
収容する。
【0003】一般的に2本のストリンガは袋物、衣服等
の開閉物品の開口部の各側縁に沿って縫着される。箱体
は比較的嵩張っており、縫着作業の邪魔をすることがあ
る。これを避けるべく、ストリンガが前述の開閉物品の
適当な位置に縫着された後に、ストリンガに固着された
箱棒に箱体がスナップ嵌合により係着固定できる多様な
設計の箱体がある。
【0004】スイス特許第626241号明細書では、
箱棒上の鋸刃状の歯が箱体の前後壁に設けられた連係孔
に係合する。そのような固定では、前記連係孔から前記
歯が露呈し箱体の外観が損なわれる。
【0005】米国特許第4,112,553号明細書に
は、箱体の前後壁の内面に鋸刃状の歯を有している箱体
が記載されている。下止具には歯が係合する溝が形成さ
れており、その後の箱体の離脱を阻止する。かかる構成
により、箱体の前後外面は平坦なすっきりした外観をも
つことができる。
【0006】実開昭55−93308号公報は、箱棒下
端部の形成体が箱体の底に設けられた貫通孔を通って突
出し、両部材を互いに固定する構成を示している。
【0007】実公昭37−14329号公報は、舌部が
箱体の側壁から内方へ延び下止具内の凹部と係合すると
いう構成を示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなスナップ嵌
合設計の課題は、使用者に見えないため箱体の視覚的な
インパクトを損なうことがない固着具を提供すること、
また他方の止具を箱体内に挿入するときに箱体に極めて
強い横方向の力がかかることがあるため、箱棒に対する
箱体の動きに抵抗する固着具を提供することにある。
【0009】特開平6−46906号公報は、箱棒の下
端の外側縁部に箱体の係合片と係合する係合部を有する
固着具を示している。
【0010】実開平6−38624号公報は、箱棒の下
端が二股状の脚部を有している固着具を示している。脚
部の下端における各外側の係合部は、箱体の各掛合部の
下で掛合する。脚部は箱体に挿入されて互いに付勢され
る。これらの設計により上述の問題点のうち幾つかを改
善するものであるが、それでも箱体内で箱棒が軸線方向
に動いてしまう。
【0011】本発明の目的は、構成が簡単で、且つ前述
のように箱体内で箱棒が軸線方向に動くことを完全に阻
止できると共に、外観的にも他の部材が外表面に露呈す
ることがなく、また不必要に前後の肉厚が大きくならな
い開離型スライドファスナーの開離嵌挿具を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本発明の第
1の態様によれば、開離型スライドファスナー用の開離
嵌挿具であって、ストリンガの端部に固着された箱棒
と、箱棒にスナップ嵌合して係着固定され、使用時には
他方のストリンガの端部に固着された蝶棒を収容する箱
体とを備えてなり、前記箱体は、前後壁と、その前後壁
の中間部間に介在し、上下に係合面を有する腹板手段
と、前記前後壁及び前記腹板手段により形成され、箱棒
を収容する第1通路及び蝶棒を収容する第2通路とを有
し、前記箱棒は、前記腹板手段と係合して腹板手段に対
する箱棒の軸方向の動きを規制する規制手段を有してな
ることを特徴とする開離型スライドファスナーの開離嵌
挿具が提供される。
【0013】かかる構成により、箱棒がその規制手段に
より箱体の腹板手段との間で軸方向の動きが規制され、
箱棒に外力が働いても確実に箱体内に固定できる。
【0014】また好適には、前記腹板手段は、前記前後
壁の各左右両端間の中間部において結合されると共に、
前記前後壁の各両端から相手方の壁面に向けて延出する
フランジと、前記箱棒を収容する第1通路側の前記フラ
ンジが、前記箱棒を前記腹板手段と係合させるように付
勢する付勢手段を有している。
【0015】かかる構成により、箱体の第1通路に箱棒
を挿入するとき、箱棒とフランジとがお互いに付勢しあ
ってフランジが弾性的に変形して箱棒の挿入を許容す
る。このとき同時に、箱棒は常にフランジの付勢手段に
より腹板手段に向けて付勢されており、箱棒の挿入が完
全になされると、箱棒の規制手段が腹板手段に係合し
て、箱棒の軸方向の動きが阻止される。このように、箱
棒が一旦箱体の第1通路に挿入されると前記規制手段に
より規制され、再び箱体から抜き取ることはできなくな
る。また、箱体の前後壁の外面は平坦面であり、その周
辺部にも他の部材が露呈することきがないため外観的に
も優れたものとなり、しかもフランジの延設寸法を箱棒
及び蝶棒が挿入可能な必要最小限の寸法に設計すれば、
箱体の前後厚みも不要に厚くならず、衣類などに取り付
けても違和感を生じさせない。
【0016】本発明は、好適には前記フランジに箱棒に
向けて押圧する突出部が形成される。更に、好適には、
前記フランジは箱棒が前記通路内を付勢されながら挿入
されるとき、撓曲するように薄く形成されている。ま
た、好適には前記フランジは前記第1通路の底部に向け
て漸次厚く形成されている。かかる構成により、箱棒を
箱体の第1通路に挿入しやすくすると共に、箱棒が箱体
の腹板手段と係合して軸方向の動きが規制される位置で
は、フランジが肉厚となっているためフランジの不要な
変形が防止され、箱棒に外力が働いてもしっかりと箱体
内に固定できる。
【0017】更に具体的には、前記箱棒には腹板手段と
係合する部位に同腹板手段を上下から囲む切欠部を有し
ており、この切欠部が上記規制手段となる。
【0018】更に好適には、前記箱棒は、同箱棒が完全
に通路内に位置したときに、腹板手段の下係合面より下
方の領域においてフランジに当接するような形状を有し
ている。かかる形状により箱棒の下端部近くで肉厚とな
って剛性が高くされたフランジに強く当接することにな
り、更にしっかりとした固定がなされる。
【0019】また、好適には前記切欠部の内側面は、前
記腹板手段の上部領域の近傍において同腹板手段の側面
と密接可能な平坦面を有しており、箱棒の前記形状と相
まって箱棒の挿入姿勢が確保される。
【0020】本発明の好適な第2の態様によれば、開離
型スライドファスナー用の開離嵌挿具であって、ストリ
ンガの端部に固着された箱棒と、該箱棒とスナップ嵌合
して係着固定され、使用時には他方のストリンガの端部
に固着された蝶棒を収容する箱体とを備えてなり、前記
箱体は、前後壁と、該前後壁の各左右両端間の中間部に
おいて結合し、上下に係合面を有する腹板手段と、前記
前後壁の各両端から相手方の壁面に向けて延出するフラ
ンジと、前記前後壁、前記腹板手段及び前記各フランジ
により形成される、箱棒を収容する第1通路及び蝶棒を
収容する第2通路とを有し、対向する前記フランジ間に
はストリンガのテープを収容する間隔が形成され、前記
第1通路を形成するフランジには突出部が形成されてお
り、前記箱棒の前記腹板手段に対向する側面には、同腹
板手段の上下係合面と係合して第1通路内での箱棒の軸
方向の動きを防止する上下係着面が形成され、前記箱棒
は、前記フランジと相対する側面が前記下係合面より下
方の領域において前記フランジから延出する前記突出部
に圧接すると共に、前記腹板手段と相対する側面が前記
上係合面の近くの領域において腹板手段と密着する形状
とされてなることを特徴とする開離型スライドファスナ
ーの開離嵌挿具にある。
【0021】この第2の態様において、前記第1の態様
と主な異なるところは、上記腹板手段が上下に係合面を
有していること、対向する上記フランジ間にストリンガ
のテープを収容する間隔が形成されていること、前記第
1通路を形成するフランジには突出部が形成されている
こと、前記箱棒の前記腹板手段に対向する側面には、同
腹板手段の上下係合面と係合して第1通路内での箱棒の
軸方向の動きを防止する上下係着面が形成されているこ
と、及び前記箱棒は、前記フランジと相対する側面が前
記下係合面より下方の領域において前記フランジから延
出する前記突出部に圧接することである。特に、前記突
出部を設けることにより、フランジ自体の肉厚を薄くす
ることができ、箱棒の挿入時におけるフランジの撓曲し
やすさが確保できる。
【0022】本発明の他の好適な構成及び効果は、以下
の記載から明らかになるであろう。
【0023】
【発明の実施形態】本発明の代表的な実施の形態につい
て添付図面を参照して更に詳しく説明する。なお、図示
例は通常のスライドファスナーにおける開離嵌挿具の取
り付け構造を示しているが、本発明は例えば隠しスライ
ドファスナーにも適用できることは当然である。
【0024】図1は図2のII−II線に沿って開離嵌挿具
を示すスライドファスナーの下端の横断面図、図2は図
1のIII −III 線に沿った断面図である。これらの図
は、開離型スライドファスナーの下止具2を示してい
る。
【0025】開離嵌挿具付きのスライドファスナーは、
テープ縁部に形成された玉縁部12の周りにおいてテー
プ6の下端10に固着された箱棒8をもつ第1ストリン
ガ4を備えてなる。箱体14は、以下により詳細に記載
するように箱棒8にスナップ嵌合により係合固着され
る。蝶棒16は第2ストリンガ20のテープ18の下端
24において玉縁部22の周りに固着されている。開離
した第1及び第2のストリンガ4,20のエレメントを
噛合させてスライドファスナーを閉鎖するときに、蝶棒
16が離脱自在に箱体14内を摺接しながら挿入され
る。
【0026】箱棒8及び蝶棒16は熱可塑性合成樹脂材
料から構成され、それぞれがテープ6,18上にインサ
ート成形される。箱体14は熱可塑性合成樹脂材料から
射出成形される。
【0027】ここまでに記載された構造は当該技術分野
において公知である。本発明は、箱棒8と箱体14との
確実な固着が達成される箱棒8及び箱体14の構造に関
するものである。
【0028】箱体14は前後壁26,28を有し、各前
後壁26,28はその左右両端間の中間部において内部
腹板30により結合されている。この内部腹板30は上
下に係合面32,34を有している。
【0029】前後壁26,28は底部腹板36,38に
より、その下端においても結合されている。底部腹板3
6,38は上記内部腹板30の成形を容易にするために
左右に間隔をあけて配されている。
【0030】前後壁26,28の左右側縁部46に沿
い、相手方のフランジ44に向けてそれぞれにフランジ
44が延設されており、これらのフランジ44は前後壁
26,28及び内部腹板30と共に、箱棒8を収容する
ための第1通路47を形成する。前後壁26,28から
相手方に向けて延設されたフランジ44の間には、テー
プ6がその間を通過できるようにそれぞれ間隔があけら
れている。前後壁26,28と前記フランジ44との内
隅部において、フランジ44の上下にわたって溝49が
形成されている。その結果、フランジ44には、第1通
路47の内部に向けて突出するリブ状の突出部48がフ
ランジ44上に形成されたことになる。前記溝49は第
1通路47の底部に向かって狭くなっており、従ってフ
ランジ44はこの底部領域において肉厚となり、第1通
路47の底部におけるフランジ44の変形に対する抵抗
力を備えるようになる。第1通路47に面している腹板
30の側面31はその下端に向かって外方へ漸次膨出さ
れている。
【0031】一方、前後壁26,28の前記第1通路側
とは反対側の側縁部42上にもフランジ40が同様に延
設されており、同フランジ40が前後壁26,28及び
内部腹板30と共に、蝶棒16を収容する第2通路43
を形成する。この対向するフランジ40の間にも、テー
プ18がその間を通過できるような間隔があけられてい
る。
【0032】図2に示すように、箱棒8は全体的に矩形
断面を有している。図1に示すように、箱棒8の内部腹
板30と相対する側の内側面52には切欠部50が形成
され、その上下端部において、内部腹板30の上記上下
係合面32,34に嵌着して係合する上下係着面54,
56を構成する。
【0033】箱棒8の前記箱体14のフランジ44に相
対する側の側面58にあって、その下係着面56の高さ
より低い領域では前記フランジ44に向けて膨出する外
方膨出部60とされている。同膨出部60は上記リブ状
の突出部48に圧接し、これにより切欠部50が内部腹
板30としっかりと係合させるための付勢力を確保す
る。切欠部50の内側面58は係合面32,54の近傍
の上部領域64において内部腹板30の側面31に対向
して密着する平坦面とされている。
【0034】箱棒8は前後壁26,28の間を密接して
固定されるため前後壁26,28の間でのがたつきが防
止される。前記箱棒8の膨出部60と平坦面と相まっ
て、箱棒8の前後左右へのがたつきがなく、しっかりと
した固定ができる。
【0035】箱棒8の下端部66は、その下端68と内
部腹板30との間に、前記下端部66を第1通路47内
へ挿入するときの容易性を確保するため、一点に向けて
面取りがなされている。
【0036】スライドファスナーストリンガは、左右一
組のテープ6,18上に箱棒8及び蝶棒16が設けられ
た状態で定法により製造され、衣服又は袋物製造者等へ
箱体14と共に供給される。製造者はストリンガを固定
縫着し、次いで箱体14を箱棒8に取り付ける。箱棒8
の下端部66は第1通路47内に挿入される。この挿入
時に、箱棒14は切欠部50が内部腹板30の周りに係
合するまで内部腹板30と箱棒14の膨出部60との間
における付勢によりフランジ44を変形させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開離型スライドファスナーにおける本発明の代
表的な実施例である開離嵌挿具図2のII-II 線に沿った
矢視図である。
【図2】図1のIII-III 線に沿った矢視図である。
【符号の説明】
2 下止具(開離嵌挿具) 4 第1ストリンガ 6,18 テープ 8 箱棒 10 テープ下端 12 玉縁部 14 箱体 16 蝶棒 20 第2ストリンガ 26,28 前後壁 30 内部腹板 31 (内部腹板の)側面 32,34 上下の係合面 36,38 底部腹板 40,44 フランジ 43 第2通路 47 第1通路 48 突出部(リブ状) 49 溝 50 切欠部 52 (箱棒の)内側面 54,56 上下係着面 58 (箱棒の)外側面 59 (箱棒の)内側面 60 外方膨出部 64 上部領域(平坦面) 66 (箱棒の)下端部 68 下端

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開離型スライドファスナー用の開離嵌挿
    具(2) であって、ストリンガ(4) の端部に固着された箱
    棒(8) と、箱棒(8) にスナップ嵌合して係着固定され、
    使用時には他方のストリンガ(20)の端部に固着された蝶
    棒(16)を収容する箱体(14)とを備えてなり、 前記箱体(14)は、 前後壁(26,28) と、 その前後壁(26,28) の中間部間に介在し、上下に係合面
    (32,34) を有する腹板手段(30)と、 前記前後壁(26,28) 及び前記腹板手段(30)により形成さ
    れ、箱棒(8) を収容する第1通路(47)及び蝶棒(16)を収
    容する第2通路(43)とを有し、 前記箱棒(8) は、前記腹板手段(30)と係合して腹板手段
    (30)に対する箱棒(8)の軸方向の動きを規制する規制手
    段(54,56) を有してなる、ことを特徴とする開離型スラ
    イドファスナーの開離嵌挿具。
  2. 【請求項2】 前記腹板手段(30)は、前記前後壁(26,2
    8) の各左右両端間の中間部において結合されると共
    に、前記前後壁(26,28) の各両端から相手方の壁面に向
    けて延出するフランジ(40,44) と、前記箱棒を収容する
    第1通路側の前記フランジ(44)が、前記箱棒(8) を前記
    腹板手段(30)と係合させるように付勢する付勢手段を有
    してなる請求項1記載の開離嵌挿具。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段は、前記フランジに形成さ
    れた箱棒を押す突出部(48)を含んでなる請求項2記載の
    開離嵌挿具。
  4. 【請求項4】 前記フランジ(44)は、前記箱棒(8) が前
    記第1通路(47)内に挿入されるときに撓曲するように薄
    く形成されてなる請求項2記載の開離嵌挿具。
  5. 【請求項5】 前記フランジ(44)は、前記第1通路(47)
    の底部に向けて厚くされてなる請求項1〜4のいずれか
    に記載の開離嵌挿具。
  6. 【請求項6】 前記箱棒(8) は、前記腹板手段(30)と相
    対する側面上に該腹板手段(30)を囲む切欠部(50)を有し
    てなる請求項1〜5のいずれかに記載の開離嵌挿具。
  7. 【請求項7】 前記箱棒(8) は、該箱棒(8) が完全に第
    1通路(47)内に挿入されたとき、前記腹板手段(30)の下
    係合面(34)より下方の領域において前記フランジ(44)に
    当接する請求項1〜6のいずれかに記載の開離嵌挿具。
  8. 【請求項8】 前記切欠部(50)の内側面は、前記腹板手
    段(30)の上部領域の近傍において同腹板手段(30)の側面
    (31)と密接可能な平坦面を有してなる請求項6又は7記
    載の開離嵌挿具。
  9. 【請求項9】 開離型スライドファスナー用の開離嵌挿
    具(2) であって、ストリンガ(4) の端部に固着された箱
    棒(8) と、該箱棒(8) とスナップ嵌合して係着固定さ
    れ、使用時には他方のストリンガ(20)の端部に固着され
    た蝶棒(16)を収容する箱体(14)とを備えてなり、 前記箱体(14)は、 前後壁(26,28) と、 該前後壁(26,28) の各左右両端間の中間部において結合
    し、上下に係合面(32,34) を有する腹板手段(30)と、 前記前後壁(26,28) の各両端から相手方の壁面に向けて
    延出するフランジ(40,44) と、 前記前後壁(26,28) 、前記腹板手段(30)及び前記各フラ
    ンジ(40,44) により形成される、箱棒(8) を収容する第
    1通路(47)及び蝶棒(16)を収容する第2通路(43)とを有
    し、 対向する前記フランジ(40,44) 間にはストリンガ(4,20)
    のテープ(6,18)を収容する間隔が形成され、 前記第1通路(47)を形成するフランジ(44)には突出部(4
    8)が形成されてなり、 前記箱棒(8) の前記腹板手段(30)に対向する側面には、
    同腹板手段(30)の上下係合面(32,34) と係合して第1通
    路(47)内での箱棒(8) の軸方向の動きを防止する上下係
    着面(54,56) が形成され、 前記箱棒(8) は、前記フランジ(44)と相対する側面が前
    記下係合面(34)より下方の領域において前記フランジ(4
    4)から延出する前記突出部(48)に圧接すると共に、前記
    腹板手段(30)と相対する側面が前記上係合面(32)の近く
    の領域において腹板手段(30)と密着する形状とされてな
    ることを特徴とする開離型スライドファスナーの開離嵌
    挿具。
JP20027798A 1997-07-25 1998-07-15 スライドファスナーの開離嵌挿具 Expired - Fee Related JP3617600B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9715833A GB2327709A (en) 1997-07-25 1997-07-25 Snap fitted bottom stop for zip fastener
GB9715833.1 1997-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1170008A true JPH1170008A (ja) 1999-03-16
JP3617600B2 JP3617600B2 (ja) 2005-02-09

Family

ID=10816530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20027798A Expired - Fee Related JP3617600B2 (ja) 1997-07-25 1998-07-15 スライドファスナーの開離嵌挿具

Country Status (13)

Country Link
US (1) US5950286A (ja)
EP (1) EP0893076B1 (ja)
JP (1) JP3617600B2 (ja)
KR (1) KR100288958B1 (ja)
CN (1) CN1139347C (ja)
BR (1) BR9806588A (ja)
DE (1) DE69826376T2 (ja)
ES (1) ES2227780T3 (ja)
GB (1) GB2327709A (ja)
HK (1) HK1018187A1 (ja)
ID (1) ID21501A (ja)
SG (1) SG72843A1 (ja)
TW (1) TW437310U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100753722B1 (ko) 2005-03-04 2007-08-30 샤프 가부시키가이샤 반사식 표시 장치 및 그의 제작 방법

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3621006B2 (ja) * 1999-09-30 2005-02-16 Ykk株式会社 開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿具およびスライダー
JP3621040B2 (ja) * 2000-10-31 2005-02-16 Ykk株式会社 スライドファスナーの逆開き開離嵌挿具
KR100392384B1 (ko) * 2001-01-13 2003-07-22 한국전자통신연구원 엠펙-2 데이터에 엠펙-4 데이터를 동기화시켜 전송하는장치 및 그 방법
US20060008438A1 (en) * 2004-07-09 2006-01-12 Velarde Andres E Multi-phased personal care composition
US20100299886A1 (en) * 2009-05-27 2010-12-02 Eric Fodge Zipper with removable slider
US20120167354A1 (en) * 2009-09-11 2012-07-05 Ykk Corporation Reverse Opening Slide Fastener
CN102370297B (zh) * 2010-08-18 2013-09-11 佛山市鸿明号精密装备科技有限公司 一种拉链下止

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE865133C (de) * 1951-05-03 1953-01-29 Karl Schaefer Iii U Soehne Trennglied fuer teilbare Reissverschluesse
AR207083A1 (es) * 1976-01-01 1976-09-09 Weitzner J Mejoras en terminales para cierres a cremallera
JPS59120906U (ja) * 1983-02-02 1984-08-15 ワイケイケイ株式会社 スライドフアスナ−の開離嵌挿具
GB2136497B (en) * 1983-02-02 1986-02-19 Yoshida Kogyo Kk Separable bottom-end-stop assembly for separable slide fastener
JPS6029509U (ja) * 1983-08-03 1985-02-28 ワイケイケイ株式会社 スライドファスナ−の開離嵌挿具
JP2774218B2 (ja) * 1992-07-31 1998-07-09 ワイケイケイ株式会社 隠しスライドファスナーの開離嵌挿具および開離嵌挿方法
JP2587759Y2 (ja) * 1992-10-29 1998-12-24 ワイケイケイ株式会社 隠しスライドファスナーの開離嵌挿具
JP2936148B2 (ja) * 1993-06-18 1999-08-23 ワイケイケイ株式会社 隠しスライドファスナーの開離嵌挿具
JPH0838219A (ja) * 1994-07-29 1996-02-13 Ykk Kk スライドファスナーの開離嵌挿具
JP3285453B2 (ja) * 1994-09-30 2002-05-27 ワイケイケイ株式会社 スライドファスナー用合成樹脂製開離嵌挿具
JP3439603B2 (ja) * 1996-06-28 2003-08-25 ワイケイケイ株式会社 スライドファスナー用開離嵌挿具
US5836059A (en) * 1997-07-16 1998-11-17 Keen Ching Industrial Co., Ltd. Invisible zipper with open-end

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100753722B1 (ko) 2005-03-04 2007-08-30 샤프 가부시키가이샤 반사식 표시 장치 및 그의 제작 방법

Also Published As

Publication number Publication date
HK1018187A1 (en) 1999-12-17
KR19990014096A (ko) 1999-02-25
EP0893076A2 (en) 1999-01-27
GB2327709A (en) 1999-02-03
CN1139347C (zh) 2004-02-25
TW437310U (en) 2001-05-28
US5950286A (en) 1999-09-14
DE69826376D1 (de) 2004-10-28
SG72843A1 (en) 2000-05-23
GB9715833D0 (en) 1997-10-01
ES2227780T3 (es) 2005-04-01
EP0893076B1 (en) 2004-09-22
ID21501A (id) 1999-06-17
KR100288958B1 (ko) 2001-05-02
CN1206574A (zh) 1999-02-03
BR9806588A (pt) 2000-04-11
EP0893076A3 (en) 1999-07-28
JP3617600B2 (ja) 2005-02-09
DE69826376T2 (de) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7257865B2 (en) Holder for cord fasteners
JPS63234905A (ja) バックルにおけるベルトの連結装置
JPH0719286Y2 (ja) バックル
JPS61199804A (ja) 親子バック
TWM260136U (en) Buckle
JP3621006B2 (ja) 開離嵌挿具付スライドファスナーの開離嵌挿具およびスライダー
US20040055122A1 (en) Buckle
TWI421040B (zh) Zipper with the slider
JPH1170008A (ja) スライドファスナーの開離嵌挿具
US5586370A (en) Separable bottom stop assembly for slide fastener
JP3285453B2 (ja) スライドファスナー用合成樹脂製開離嵌挿具
US5953798A (en) Buckle
JP2000152810A (ja) 開閉具及び該開閉具を備えたジッパー付き袋
JPH0638818A (ja) 留め具
JP3580395B2 (ja) 開離型隠しスライドファスナー
EP1068811A2 (en) Waist adjusting device
GB2327708A (en) Zip fastener with snap fitted bottom
JP2586684Y2 (ja) 開離嵌挿具を装備した隠しスライドファスナー
JPH038761B2 (ja)
JPS6222240Y2 (ja)
JPS62184670U (ja)
JP3047599U (ja) バンドの尾錠具
JP2005273021A (ja) 掛止具、衣料、掛止具の配設方法
JPH0421778Y2 (ja)
JPH10179215A (ja) ベルト調節具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees