JPH1169698A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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Publication number
JPH1169698A
JPH1169698A JP726798A JP726798A JPH1169698A JP H1169698 A JPH1169698 A JP H1169698A JP 726798 A JP726798 A JP 726798A JP 726798 A JP726798 A JP 726798A JP H1169698 A JPH1169698 A JP H1169698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
rotor
stepping motor
washer
thrust washer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP726798A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Nakamura
幸夫 中村
Masaaki Matsubara
真朗 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP726798A priority Critical patent/JPH1169698A/ja
Publication of JPH1169698A publication Critical patent/JPH1169698A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステッピングモータにおいて、軸受周りにお
けるバネによる予圧の安定化および、ワッシャに纏わる
コストアップ、工数アップを解決し、材料費削減・工数
削減を目的とする。 【解決手段】 ロータスペーサ3にコイルバネ6が挿入
できるコイルバネ固定用筒部7を設け、さらにコイルバ
ネ固定用筒部7の側面にはコイルバネ6の先端部が引っ
かかる廻り止め用溝8を設けることにより、スラストワ
ッシャを一枚廃止でき、予圧の安定した機能が得られ
る。また、ロータスペーサ3にテーパ9を設けることに
より、コイルバネ6のシャフト1に対する偏心を防ぐこ
とができる。また、コイルバネ6の終端部の外径寸法
を、接触するスラストワッシャ4の外径より大きくする
ことにより、コイルバネ6の先端部のバリの影響がスラ
ストワッシャ4におよぼさないようにすることができ、
モータ寿命の信頼性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFAX、プリンタ、
およびPPCなどに使用されるステッピングモータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ステッピングモータの軸受
は、図3に示すように、シャフト1を回転自在に支承し
ている軸受メタル2とロータスペーサ3の間に2枚以上
のスラストワッシャ4および1枚の皿バネワッシャ5を
挿入して構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成で
は、皿バネワッシャ5をスラストワッシャ4で囲む必要
があるため、少なくとも2枚のスラストワッシャ4が必
要であった。また従来の皿バネワッシャ5の場合、バネ
の伸縮量(スラスト量)に対する予圧の変化が大きいた
めスラスト量の管理が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、ロータのロータスペーサにコイルバネ固
定用筒部を設け、さらにコイルバネ固定用筒部に廻り止
め用溝を設けることにより、コイルバネをロータスペー
サに対して固定できるようにしたものである。従って前
記軸受周りの構造によって従来の皿バネワッシャならび
に皿バネワッシャとロータスペーサの間にあった少なく
とも2枚のスラストワッシャの一方を廃止することがで
きる。
【0005】また、コイルバネが存在する側のロータス
ペーサの表面にテーパを設けることにより、コイルバネ
シャフトに対して偏心することを防ぐことができる。
【0006】さらに、コイルバネの終端の外径寸法を接
触するスラストワッシャの外径より大きくすることによ
り、コイルバネ終端の先端部のバリの影響がスラストワ
ッシャにおよぼさないようにすることができ、従ってモ
ータ寿命の信頼性を向上させることができる。
【0007】さらに、ロータスペーサ上面をコイルバネ
終端が接触しないようコイルバネ線直径以上を逃がすこ
とで、コイルバネが圧縮された時のワッシャ傷の発生を
防ぐことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、請求項1記載のよう
に、ロータのロータスペーサに軸受メタルとの間にコイ
ルバネ固定用筒部を設け、前記コイルバネ固定用筒部に
コイルバネ廻り止め用溝を設けることにより、コイルバ
ネをロータスペーサに対して、挿入して固定することに
より、コイルバネがロータと共に回転することになり、
スラストワッシャは軸受メタルとコイルバネとの間のみ
に配設すればよく、従って従来のように皿バネワッシャ
ならびに皿バネワッシャとロータスペーサの間にあった
少なくとも2枚のスラストワッシャの一方を設ける必要
がない。そしてコイルバネのロータスペーサへの固定
は、コイルバネに対向するロータスペーサの表面に、コ
イルバネを固定した取り付けられるコイルバネ固定用筒
部およびコイルバネ固定用筒部に1ヶ所以上の溝を設け
ることにより達成できる。
【0009】また、請求項2記載のようにコイルバネが
シャフトに偏心しないようにコイルバネに対向するロー
タスペーサの表面にテーパを設け、また請求項3記載の
ようにスラストワッシャとコイルバネ終端の接触に関し
てはコイルバネの先端をスラストワッシャの外径よりも
大きくすることにより、コイルバネの先端がスラストワ
ッシャに接触して傷つけることがない。また、ロータス
ペーサ上面をコイルバネ終端が接触しないようコイルバ
ネ線直径以上を逃がすことで、コイルバネ圧縮時にワッ
シャを傷つけることがない。
【0010】以上のようにロータスペーサと軸受メタル
の間にコイルバネを挿入、固定することにより、スラス
トワッシャを1枚廃止することができる。
【0011】また、コイルバネを採用することにより、
従来の皿バネワッシャに比べて、スラスト量に対する予
圧変化量が小さくなり予圧量管理が容易になる。
【0012】また、コイルバネの先端部のバリの影響が
スラストワッシャにおよぼさないようにすることがで
き、モータ寿命の信頼性を向上させることができる。
【0013】また、コイルバネ圧縮によるワッシャ傷の
発生を防止することができ、ワッシャとコイルバネの摺
動音を防止できる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0015】以上のように構成されたステッピングモー
タについて、図1,図2を用いてその動作を説明する。
なお、図3に示す従来例と同じ部分については同一符号
を付与する。
【0016】(実施例1)図1,図2に基づき、実施例
1におけるステッピングモータの要部を説明する。
【0017】ロータスペーサ3にコイルバネ6が挿入で
きるコイルバネ固定用筒部7を設け、さらにコイルバネ
固定用筒部7の側面にはコイルバネ6の先端部が引っか
かる溝8を1ヶ所以上設ける。
【0018】以上のように本実施例によれば、コイルバ
ネ固定用筒部7およびコイルバネ固定用筒部7に1ヶ所
以上のコイルバネの廻り止め用溝8を設けることによ
り、コイルバネ6とロータスペーサ3の間のスラストワ
ッシャを1枚削減しワッシャ挿入工数およびワッシャ材
料費を削減することができる。
【0019】(実施例2)以下本発明の実施例2におけ
るステッピングモータの要部について、図面を参照しな
がら説明する。
【0020】図1において、実施例1における構成に対
して、さらにコイルバネ6がのるロータスペーサ3に図
2に示すようにテーパ9を設けることにより、コイルバ
ネ6がシャフト1に対して偏心することを防ぐことがで
きる。
【0021】(実施例3)以下本発明の実施例3におけ
るステッピングモータの要部について、図面を参照しな
がら説明する。
【0022】図2において、実施例1における構成に対
して、さらにコイルバネ6の終端部の外径寸法をスラス
トワッシャ4の外径寸法より大きくすることにより、コ
イルバネ6の先端部のバリはスラストワッシャ4に接触
することがなく、スラストワッシャ4にコイルバネ6の
先端部にあるバリの影響がおよぼさないようにし、モー
タの寿命の信頼性を向上させることができる。
【0023】(実施例4)以下本発明の実施例4におけ
るステッピングモータの要部について、図面を参照しな
がら説明する。
【0024】図2において、実施例1における構成に対
して、さらにコイルバネ6の終端部が接触しないようロ
ータスペーサ7上面をコイルバネ6の線直径以上の逃が
し部10を設けることで、コイルバネ6の圧縮時のワッ
シャ4への傷の発生を抑えることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ロータスペー
サにコイルバネ固定用筒部およびそのコイルバネ固定用
筒部にコイルバネの廻り止め用溝を設けることにより、
コイルバネとロータスペーサの間のスラストワッシャを
1枚削減しワッシャ挿入工数およびワッシャ材料費を削
減し、さらに皿バネワッシャをコイルバネに変更するこ
とにより予圧変化量が小さくなり、スラスト量管理を容
易に実施することができる。
【0026】さらに、コイルバネがのるロータスペーサ
にテーパを設けることにより、コイルバネがシャフトに
対して偏心することを防ぐことができる。
【0027】さらに、コイルバネの終端部の外径寸法を
スラストワッシャの外径寸法より大きくすることによ
り、コイルバネの先端部のバリの影響がスラストワッシ
ャにおよぼさないようにすることができ、モータ寿命の
信頼性を向上させることができる。
【0028】さらに、メータスペーサ上面をコイルバネ
線直径以上に逃がすことでコイルバネ圧縮時のワッシャ
への傷を防ぐことができ、ワッシャとコイルバネの摺動
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるステッピングモータ
の要部の斜視図
【図2】実施例1,2,3におけるステッピングモータ
の要部の断面図
【図3】従来のステッピングモータの要部の断面図
【符号の説明】
1 シャフト 2 軸受メタル 3 ロータスペーサ 4 スラストワッシャ 5 皿バネワッシャ 6 コイルバネ 7 コイルバネ固定用筒部 8 廻り止め用溝 9 テーパ 10 コイルバネ逃がし部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータと軸受メタルの間にコイルバネを取
    り付けたステッピングモータであって、前記ロータのロ
    ータスペーサに前記軸受メタルとの間にコイルバネ固定
    用筒部を設け、前記コイルバネ固定用筒部にコイルバネ
    の廻り止め用溝を設け、前記軸受メタルとコイルバネと
    の間にスラストワッシャを配設し、コイルバネがロータ
    と共に回転するようにしたことを特徴とするステッピン
    グモータ。
  2. 【請求項2】コイルバネに対向するロータスペーサの表
    面にコイルバネがシャフトに対して偏心することを防止
    するテーパを設けたことを特徴とする請求項1記載のス
    テッピングモータ。
  3. 【請求項3】コイルバネの終端の外径寸法を、接触する
    スラストワッシャの外径よりも大きく、コイルバネの終
    端の先端部がスラストワッシャに接触しないようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ。
  4. 【請求項4】コイルバネ終端部がロータスペーサと接触
    しないよう、ロータスペーサ上面をコイルバネ線直径よ
    り大きく逃がしたことを特徴とする請求項1記載のステ
    ッピングモータ。
JP726798A 1997-06-13 1998-01-19 ステッピングモータ Withdrawn JPH1169698A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP726798A JPH1169698A (ja) 1997-06-13 1998-01-19 ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-156322 1997-06-13
JP15632297 1997-06-13
JP726798A JPH1169698A (ja) 1997-06-13 1998-01-19 ステッピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1169698A true JPH1169698A (ja) 1999-03-09

Family

ID=26341541

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JP726798A Withdrawn JPH1169698A (ja) 1997-06-13 1998-01-19 ステッピングモータ

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