JPH1169698A - ステッピングモータ - Google Patents
ステッピングモータInfo
- Publication number
- JPH1169698A JPH1169698A JP726798A JP726798A JPH1169698A JP H1169698 A JPH1169698 A JP H1169698A JP 726798 A JP726798 A JP 726798A JP 726798 A JP726798 A JP 726798A JP H1169698 A JPH1169698 A JP H1169698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil spring
- rotor
- stepping motor
- washer
- thrust washer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
けるバネによる予圧の安定化および、ワッシャに纏わる
コストアップ、工数アップを解決し、材料費削減・工数
削減を目的とする。 【解決手段】 ロータスペーサ3にコイルバネ6が挿入
できるコイルバネ固定用筒部7を設け、さらにコイルバ
ネ固定用筒部7の側面にはコイルバネ6の先端部が引っ
かかる廻り止め用溝8を設けることにより、スラストワ
ッシャを一枚廃止でき、予圧の安定した機能が得られ
る。また、ロータスペーサ3にテーパ9を設けることに
より、コイルバネ6のシャフト1に対する偏心を防ぐこ
とができる。また、コイルバネ6の終端部の外径寸法
を、接触するスラストワッシャ4の外径より大きくする
ことにより、コイルバネ6の先端部のバリの影響がスラ
ストワッシャ4におよぼさないようにすることができ、
モータ寿命の信頼性を向上させることができる。
Description
およびPPCなどに使用されるステッピングモータに関
するものである。
は、図3に示すように、シャフト1を回転自在に支承し
ている軸受メタル2とロータスペーサ3の間に2枚以上
のスラストワッシャ4および1枚の皿バネワッシャ5を
挿入して構成していた。
は、皿バネワッシャ5をスラストワッシャ4で囲む必要
があるため、少なくとも2枚のスラストワッシャ4が必
要であった。また従来の皿バネワッシャ5の場合、バネ
の伸縮量(スラスト量)に対する予圧の変化が大きいた
めスラスト量の管理が困難であった。
めに本発明は、ロータのロータスペーサにコイルバネ固
定用筒部を設け、さらにコイルバネ固定用筒部に廻り止
め用溝を設けることにより、コイルバネをロータスペー
サに対して固定できるようにしたものである。従って前
記軸受周りの構造によって従来の皿バネワッシャならび
に皿バネワッシャとロータスペーサの間にあった少なく
とも2枚のスラストワッシャの一方を廃止することがで
きる。
ペーサの表面にテーパを設けることにより、コイルバネ
シャフトに対して偏心することを防ぐことができる。
触するスラストワッシャの外径より大きくすることによ
り、コイルバネ終端の先端部のバリの影響がスラストワ
ッシャにおよぼさないようにすることができ、従ってモ
ータ寿命の信頼性を向上させることができる。
終端が接触しないようコイルバネ線直径以上を逃がすこ
とで、コイルバネが圧縮された時のワッシャ傷の発生を
防ぐことができる。
に、ロータのロータスペーサに軸受メタルとの間にコイ
ルバネ固定用筒部を設け、前記コイルバネ固定用筒部に
コイルバネ廻り止め用溝を設けることにより、コイルバ
ネをロータスペーサに対して、挿入して固定することに
より、コイルバネがロータと共に回転することになり、
スラストワッシャは軸受メタルとコイルバネとの間のみ
に配設すればよく、従って従来のように皿バネワッシャ
ならびに皿バネワッシャとロータスペーサの間にあった
少なくとも2枚のスラストワッシャの一方を設ける必要
がない。そしてコイルバネのロータスペーサへの固定
は、コイルバネに対向するロータスペーサの表面に、コ
イルバネを固定した取り付けられるコイルバネ固定用筒
部およびコイルバネ固定用筒部に1ヶ所以上の溝を設け
ることにより達成できる。
シャフトに偏心しないようにコイルバネに対向するロー
タスペーサの表面にテーパを設け、また請求項3記載の
ようにスラストワッシャとコイルバネ終端の接触に関し
てはコイルバネの先端をスラストワッシャの外径よりも
大きくすることにより、コイルバネの先端がスラストワ
ッシャに接触して傷つけることがない。また、ロータス
ペーサ上面をコイルバネ終端が接触しないようコイルバ
ネ線直径以上を逃がすことで、コイルバネ圧縮時にワッ
シャを傷つけることがない。
の間にコイルバネを挿入、固定することにより、スラス
トワッシャを1枚廃止することができる。
従来の皿バネワッシャに比べて、スラスト量に対する予
圧変化量が小さくなり予圧量管理が容易になる。
スラストワッシャにおよぼさないようにすることがで
き、モータ寿命の信頼性を向上させることができる。
発生を防止することができ、ワッシャとコイルバネの摺
動音を防止できる。
ながら説明する。
タについて、図1,図2を用いてその動作を説明する。
なお、図3に示す従来例と同じ部分については同一符号
を付与する。
1におけるステッピングモータの要部を説明する。
きるコイルバネ固定用筒部7を設け、さらにコイルバネ
固定用筒部7の側面にはコイルバネ6の先端部が引っか
かる溝8を1ヶ所以上設ける。
ネ固定用筒部7およびコイルバネ固定用筒部7に1ヶ所
以上のコイルバネの廻り止め用溝8を設けることによ
り、コイルバネ6とロータスペーサ3の間のスラストワ
ッシャを1枚削減しワッシャ挿入工数およびワッシャ材
料費を削減することができる。
るステッピングモータの要部について、図面を参照しな
がら説明する。
して、さらにコイルバネ6がのるロータスペーサ3に図
2に示すようにテーパ9を設けることにより、コイルバ
ネ6がシャフト1に対して偏心することを防ぐことがで
きる。
るステッピングモータの要部について、図面を参照しな
がら説明する。
して、さらにコイルバネ6の終端部の外径寸法をスラス
トワッシャ4の外径寸法より大きくすることにより、コ
イルバネ6の先端部のバリはスラストワッシャ4に接触
することがなく、スラストワッシャ4にコイルバネ6の
先端部にあるバリの影響がおよぼさないようにし、モー
タの寿命の信頼性を向上させることができる。
るステッピングモータの要部について、図面を参照しな
がら説明する。
して、さらにコイルバネ6の終端部が接触しないようロ
ータスペーサ7上面をコイルバネ6の線直径以上の逃が
し部10を設けることで、コイルバネ6の圧縮時のワッ
シャ4への傷の発生を抑えることができる。
サにコイルバネ固定用筒部およびそのコイルバネ固定用
筒部にコイルバネの廻り止め用溝を設けることにより、
コイルバネとロータスペーサの間のスラストワッシャを
1枚削減しワッシャ挿入工数およびワッシャ材料費を削
減し、さらに皿バネワッシャをコイルバネに変更するこ
とにより予圧変化量が小さくなり、スラスト量管理を容
易に実施することができる。
にテーパを設けることにより、コイルバネがシャフトに
対して偏心することを防ぐことができる。
スラストワッシャの外径寸法より大きくすることによ
り、コイルバネの先端部のバリの影響がスラストワッシ
ャにおよぼさないようにすることができ、モータ寿命の
信頼性を向上させることができる。
線直径以上に逃がすことでコイルバネ圧縮時のワッシャ
への傷を防ぐことができ、ワッシャとコイルバネの摺動
を防止できる。
の要部の斜視図
の要部の断面図
Claims (4)
- 【請求項1】ロータと軸受メタルの間にコイルバネを取
り付けたステッピングモータであって、前記ロータのロ
ータスペーサに前記軸受メタルとの間にコイルバネ固定
用筒部を設け、前記コイルバネ固定用筒部にコイルバネ
の廻り止め用溝を設け、前記軸受メタルとコイルバネと
の間にスラストワッシャを配設し、コイルバネがロータ
と共に回転するようにしたことを特徴とするステッピン
グモータ。 - 【請求項2】コイルバネに対向するロータスペーサの表
面にコイルバネがシャフトに対して偏心することを防止
するテーパを設けたことを特徴とする請求項1記載のス
テッピングモータ。 - 【請求項3】コイルバネの終端の外径寸法を、接触する
スラストワッシャの外径よりも大きく、コイルバネの終
端の先端部がスラストワッシャに接触しないようにした
ことを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ。 - 【請求項4】コイルバネ終端部がロータスペーサと接触
しないよう、ロータスペーサ上面をコイルバネ線直径よ
り大きく逃がしたことを特徴とする請求項1記載のステ
ッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP726798A JPH1169698A (ja) | 1997-06-13 | 1998-01-19 | ステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-156322 | 1997-06-13 | ||
JP15632297 | 1997-06-13 | ||
JP726798A JPH1169698A (ja) | 1997-06-13 | 1998-01-19 | ステッピングモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1169698A true JPH1169698A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=26341541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP726798A Withdrawn JPH1169698A (ja) | 1997-06-13 | 1998-01-19 | ステッピングモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1169698A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010064183A (ko) * | 1999-12-24 | 2001-07-09 | 김민박,라이문트하이넨 | 아마추어 조립체의 축방향 유동 방지구조 |
KR100310980B1 (ko) * | 1999-11-18 | 2001-10-18 | 구자홍 | 로터리 리니어 전동기 |
JP2007014166A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Nidec Copal Corp | ステッピングモータ |
JP2007202240A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Nidec Sankyo Corp | モータ |
JP2008312286A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Nidec Sankyo Corp | モータ |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP726798A patent/JPH1169698A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4703291B2 (ja) * | 2005-07-01 | 2011-06-15 | 日本電産コパル株式会社 | ステッピングモータ |
JP2007202240A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Nidec Sankyo Corp | モータ |
JP4685642B2 (ja) * | 2006-01-24 | 2011-05-18 | 日本電産サンキョー株式会社 | モータ |
JP2008312286A (ja) * | 2007-06-12 | 2008-12-25 | Nidec Sankyo Corp | モータ |
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