JPH1169123A - 通信端末装置及びプログラム記録媒体 - Google Patents

通信端末装置及びプログラム記録媒体

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JPH1169123A
JPH1169123A JP9221701A JP22170197A JPH1169123A JP H1169123 A JPH1169123 A JP H1169123A JP 9221701 A JP9221701 A JP 9221701A JP 22170197 A JP22170197 A JP 22170197A JP H1169123 A JPH1169123 A JP H1169123A
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Masaki Tachibana
正樹 橘
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗品の消耗を含む装置障害や通信障害が発
生したとき、その障害状況を必要に応じて、サービスセ
ンターに手間なく正確に伝えることができる通信端末装
置及びプログラム記録媒体を提供する。 【解決手段】 トナー等の消耗品の消耗を含む装置障害
や通信障害が発生したとき、その障害の内容情報C1a
を、記録部によりカット紙56上に記録させる。このカ
ット紙56上には、サービスセンターの連絡先情報C1
b、及び装置側の連絡先情報C1cも記録させる。この
記録に際して、地域コードが登録されている場合には第
1サービスセンターの連絡先情報C1bを、地域コード
が登録されていない場合には第2サービスセンターの連
絡先情報C1bを記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ通
信等の通信機能を備えた通信端末装置、及びその装置の
ためのプログラムを記録したプログラム記録媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のファクシミリ装置等の
通信端末装置においては、トナー等の消耗品の消耗を含
む装置障害や通信障害が発生すると、サービスセンター
のサービスマンに保守を要求する必要が生じることがあ
る。このような場合には、ユーザが、装置の障害内容を
電話でサービスセンターに連絡していた。このため、障
害内容が正確に伝わりにくいという問題があった。
【0003】このような問題点に対処するため、装置障
害や通信障害が発生した場合、その障害の解除操作に基
づいて、障害の内容情報が通信回線を介してサービスセ
ンターに送信されるようにした通信端末装置が、従来か
ら提案されている。また、記録紙切れが発生したとき、
記録紙注文書が記録出力されるようにした通信端末装置
も、従来から提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の従来
装置では、装置障害や通信障害の発生時に、障害の内容
情報がサービスセンターに直接かつ自動的に送信され
る。このため、障害の内容が、例えばトナー交換要求の
場合、ユーザの意図に反して、在庫品があるにも拘ら
ず、サービスセンターにトナーの交換要求を行ってしま
うという問題があった。
【0005】また、後者の従来装置では、記録紙切れの
発生時に、記録紙注文書を記録出力するものであるた
め、用途が限定されて、装置障害や通信障害の発生時に
適用することができないという問題があった。さらに、
後者の従来装置では、記録紙注文書に特定の業者の連絡
先情報が記録されるようになっている。このため、装置
の保守要求時に、複数のサービスセンターから最寄りの
サービスセンターを選択して記録させようとする場合に
適用することが、困難であるという問題もあった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、消耗品の消耗を含む装置障害や通信障害
が発生したとき、その障害状況を必要に応じて、サービ
スセンターに手間なく正確に伝えることができる通信端
末装置及びプログラム記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、受信画データ等を記
録紙に記録するための記録部を備えた通信端末装置にお
いて、装置障害または通信障害の発生時に、その障害の
内容情報、サービスセンターの連絡先情報、及び装置側
の連絡先情報を、前記記録部に記録させる制御手段を設
けたものである。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の通信端末装置において、前記制御手段は、その制御
手段に地域コードが登録されている場合には第1サービ
スセンターの連絡先情報を、地域コードが登録されてい
ない場合には第2サービスセンターの連絡先情報を記録
させるようにしたものである。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の通信端末装置において、コンピュータに通
信端末装置の動作を実行させるためのプログラムを記録
したプログラム記録媒体を特徴としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明をコピー・ファ
クシミリ複合機に具体化した一実施形態を、図面に基づ
いて説明する。
【0011】図1に示すように、この複合機の装置本体
11には、原稿給送部12と、原稿載置部13と、原稿
読取部14と、カット紙供給部15と、記録部17と、
カット紙排出部18とが装設されている。
【0012】前記原稿給送部12は、原稿21を載置す
る原稿台22と、原稿21を1枚ずつ分離供給する分離
ローラ23と、分離された原稿21を給送する複数の給
送ローラ24と、上面を原稿21が通過する透光板25
と、排出された原稿21をストックする原稿排出台26
とを備えている。
【0013】原稿有無センサ27は前記原稿台22に対
向配置され、原稿台22上に原稿21が載置されている
ときに検出信号を出力する。原稿排出センサ28は原稿
排出台26に対向配置され、原稿排出台26上へ原稿2
1が排出されたときに検出信号を出力する。
【0014】前記原稿載置部13は、上面に原稿21を
載置するための透明な原稿載置板31と、その原稿載置
板31上に開閉回動可能に配設された押え蓋32とを備
えている。そして、前記原稿給送部12の原稿台22及
び原稿排出台26は、この原稿載置部13の押え蓋32
上に配設され、押え蓋32と一体的に開閉回動される。
【0015】前記原稿読取部14は、透光板25上を通
過する原稿21または原稿載置板31上に載置された原
稿21に光を照射する光源37と、原稿21からの反射
光の光路を変更する第1〜第3ミラー38,39,40
とを備えている。さらに、原稿読取部14は、第3ミラ
ー40からの光を収束させる集光レンズ42と、その集
光レンズ42を通して入射した光に基づき原稿21上の
画像を読み取る撮像素子(CCD:Charge Coupled Dev
ice )43とを備えている。
【0016】前記光源37及び第1ミラー38は第1キ
ャリッジ50上に支持され、第2ミラー39及び第3ミ
ラー40は第2キャリッジ51上に支持されている。そ
して、図示しない移動機構により、第1及び第2キャリ
ッジ50,51が移動される。このとき、第1キャリッ
ジ50は、第2キャリッジ51の2倍の移動速度で移動
される。その速度差により、両キャリッジ50,51
は、中間の待機位置P1と、透光板25の直下に対向位
置する第1原稿読取位置P2と、原稿載置板31の基準
端31aの直下に対向位置する第2原稿読取位置の開始
点P3とに移動配置される。
【0017】また、前記原稿給送部12と原稿読取部1
4とにより、複数原稿自動読取部(ADF:Automatic
Document Feeder )が構成されている。このADF使用
時には、キャリッジ50,51が第1原稿読取位置P2
に移動配置された状態で、透光板25上を通過する原稿
21の画像が読み取られる。
【0018】さらに、原稿載置部13と原稿読取部14
とにより、フラットベッド読取部(FBS:Flat Bed S
canner)が構成されている。このFBS使用時には、キ
ャリッジ50,51が第2原稿読取位置の開始点P3に
移動配置された後に、終了点P4に向かって移動され
て、原稿載置板31上に載置された原稿21の画像が読
み取られる。
【0019】読取位置センサ53は、前記原稿載置板3
1の基準端31aの下部に配設され、キャリッジ50,
51が第2原稿読取位置の開始点P3に移動されたとき
に検出信号を出力する。
【0020】カット紙供給部15は、所定サイズの記録
紙としてのカット紙56を積層状態で収容した複数(こ
の実施形態では2つ)の給紙カセット57と、各給紙カ
セット57内のカット紙56を1枚ずつ記録部17に向
けて給送する給紙ローラ58と、カット紙56の給送を
案内するガイド板59とを備えている。なお、各給紙カ
セット57内にはサイズの異なるカット紙56が収容さ
れている。
【0021】一対のカット紙センサ60,61は、前記
各給紙カセット57に対向して配設されている。そし
て、これらのカット紙センサ60,61は、各給紙カセ
ット57内にカット紙56が収容されている否かを検出
して、その検出信号を出力する。
【0022】前記記録部17は、感光ドラム68と、そ
の感光ドラム68の表面を所定電位に一様に帯電させる
帯電器69と、感光ドラム68上に画像の静電潜像を形
成する露光器70と、感光ドラム68上の静電潜像にト
ナーを供給してその潜像を顕像化する現像器71とを備
えている。さらに、記録部17は、感光ドラム68に対
してカット紙56を給送する給送ローラ72と、トナー
画像を感光ドラム68上からカット紙56上に転写させ
る転写器73と、カット紙56上のトナー画像を加熱定
着させる加熱定着器74とを備えている。
【0023】ドラム汚れセンサ75は、前記感光ドラム
68に対向して配設され、感光ドラム68の外周面の汚
れを検出して検出信号を出力する。トナー残量センサ7
6は、現像器71のトナー容器に対向して配設され、ト
ナー容器内のトナー残量を検出して検出信号を出力す
る。
【0024】前記カット紙排出部18は、記録済みのカ
ット紙56を排出する排紙ローラ77と、カット紙56
の排出を案内するガイド板78と、排出されたカット紙
56をストックする排紙トレイ79とを備えている。
【0025】次に、前記のように構成されたコピー・フ
ァクシミリ複合機の回路構成について説明する。図2に
示すように、中央処理装置(CPU)82は、複合機の
各部の動作を制御する。リードオンリメモリ(ROM)
83は、複合機の動作に必要な各種の制御プログラムを
記憶している。ランダムアクセスメモリ(RAM)84
は、制御プログラムの実行に伴って得られたデータ等を
一時的に記憶する。そして、このCPU82、ROM8
3及びRAM84により、制御手段及びコンピュータが
構成されている。
【0026】記録媒体読取部90は、記録媒体91から
記録データを読取って、CPU82に出力する。この記
録媒体91の記録データとしては、複合機の動作に必要
な各種の制御プログラムや、図示しない記録機器によっ
て記録された画データ等がある。
【0027】前記原稿読取部14は、透光板25または
原稿載置板31を介して原稿21上の画像を読取って、
白黒2値のイメージデータをCPU82に出力する。画
像メモリ85は、ファクシミリ通信により受信した受信
画データ、及び、原稿読取部14あるいは記録媒体読取
部90で読み取られた読取画データを一時的に記憶す
る。カット紙供給部15は、記録動作時に給紙カセット
57から記録部17に、所定サイズのカット紙56を供
給する。記録部17は、前記受信画データあるいは前記
読取画データを、カット紙56に記録する。
【0028】動作異常検出部92は、前記ドラム汚れセ
ンサ75及びトナー残量センサ76を含む各種センサ等
から構成されている。そして、この複合機において、ト
ナー、感光ドラム68等の消耗品の消耗を含む装置障害
や通信障害が発生したとき、この動作異常検出部92か
らCPU82に障害の検出信号が出力される。
【0029】表示部86は、液晶表示パネルや発光ダイ
オード(LED)を備え、例えば「コピーモード」、
「通信モード」、「待機中」、「機器異常」のように、
装置の動作状態等の各種情報を表示する。
【0030】操作部87は、機能選択キー87a、スタ
ートキー87b等の各種操作キーを備えている。前記機
能選択キー87aは、コピーモードを実行させるか、フ
ァクシミリ通信モードを実行させるかを選択する場合に
操作する。スタートキー87bは、コピー動作やファク
シミリ通信動作を開始させる場合に操作する。
【0031】モデム88は、送受信データの変調及び復
調を行うものである。ネットワークコントロールユニッ
ト(NCU)89は、電話回線L1の閉結及び開放を制
御するとともに、相手先のファックス番号に対応したダ
イヤルパルスの送出及び着信を検出する機能等を備えて
いる。
【0032】そして、前記CPU82は、動作異常検出
部92から障害の検出信号が入力されたとき、カット供
給部15及び記録部17を作動させて、カット紙56上
に図5に示すようなサービスコールメッセージシート
(以下、単に「メッセージシート」とする)C1を記録
させる。
【0033】このメッセージシートC1上には、「原稿
読取部に障害が発生しました」、「通信機能に障害が発
生しました」、「トナーの交換時期です」、「感光ドラ
ムの交換時期です」等の障害の内容情報C1aが記録さ
れる。また、メッセージシートC1上には、サービスセ
ンターのファクシミリ番号や電話番号等の連絡先情報C
1bが記載されるとともに、装置側の連絡先名、担当者
名、ファクシミリ番号、電話番号等の連絡先情報C1c
が記録される。
【0034】次に、この実施形態のコピー・ファクシミ
リ複合機において、装置障害や通信障害の発生時に、メ
ッセージシートC1を記録する場合の動作を、図3及び
図4に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、
このフローチャートは、記録媒体読取部90により記録
媒体91から読み込まれて、ROM83に記憶されてい
る制御プログラムに基づいて、CPU82の制御のもと
で進行する。
【0035】さて、消耗品の消耗を含む装置障害や通信
障害が発生して、動作異常検出部92から障害の検出信
号が出力されると、カット紙供給部15から記録部17
にカット紙56が供給される。そして、記録部17によ
りそのカット紙56上に、例えば「サービスマンコー
ル」といったメッセージシートC1のタイトルがプリン
トされる(S1)。次いで、障害の内容情報C1aが、
メッセージとしてプリントされる(S2)。
【0036】その後、ROM83に、地域コードが登録
されているか否かが判別される(S3)。ここで、地域
コードが登録されている場合には、設置場所の地域にあ
る第1サービスセンターのファクシミリ番号及び電話番
号が、連絡先情報C1bとしてプリントされる(S
4)。一方、地域コードが登録されていない場合には、
中央にある第2サービスセンターのファクシミリ番号及
び電話番号が、連絡先情報C1bとしてプリントされる
(S5)。
【0037】なお、前記第1及び第2サービスセンタの
ファクシミリ番号や電話番号は、複合機の工場出荷時に
おいて、ROM83に予め登録されている。また、地域
コードは、複合機の設置に際して、ROM83に予め登
録される。
【0038】続いて、「お客様」、「お名前」のタイト
ルがプリントされるとともに(S6)、ROM83に複
合機の発信元名が登録されているか否かが判別される
(S7)。このS7において、発信元名が登録されてい
ると判別された場合には、その発信元名が装置側の連絡
先情報C1cとして、「お名前」のタイトルの次にプリ
ントされる(S8)。これに対して、発信元名が登録さ
れていないと判別された場合には、プリントされること
なく空欄とされる。
【0039】さらに、「ご担当」のタイトルがプリント
されるとともに(S9)、ROM83に担当者名が登録
されているか否かが判別される(S10)。このS10
において、担当者名が登録されていると判別された場合
には、その担当者名が装置側の連絡先情報C1cとし
て、「ご担当」のタイトルの次にプリントされる(S1
1)。これに対して、担当者名が登録されていないと判
別された場合には、プリントされることなく空欄とされ
る。
【0040】その後、管理者の捺印欄がプリントされる
(S12)。続いて、「FAX」のタイトルがプリント
されるとともに(S13)、ROM83に発信元のファ
クシミリ番号が登録されているか否かが判別される(S
14)。このS14において、ファクシミリ番号が登録
されていると判別された場合には、そのファクシミリ番
号が装置側の連絡先情報C1cとして、「FAX」のタ
イトルの次にプリントされる(S15)。これに対し
て、ファクシミリ番号が登録されていないと判別された
場合には、プリントされることなく空欄とされる。
【0041】さらに、「TEL」のタイトルがプリント
されるとともに(S16)、ROM83に連絡先の電話
番号が登録されているか否かが判別される(S17)。
このS17において、電話番号が登録されていると判別
された場合には、その電話番号が装置側の連絡先情報C
1cとして、「TEL」のタイトルの次にプリントされ
る(S18)。これに対して、電話番号が登録されてい
ないと判別された場合には、プリントされることなく空
欄とされる。
【0042】なお、これらの発信元名、担当者名、発信
元のファクシミリ番号、連絡先の電話番号は、ユーザの
要望に応じて、例えば複合機の設置時に、ROM83に
予め登録される。
【0043】その後、障害の発生日時がプリントされる
とともに(S19)、複合機の形式名がプリントされる
(S20)。これによって、メッセージシートC1の記
録に関するすべての処理が終了する。
【0044】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 ・ この実施形態のコピー・ファクシミリ複合機では、
消耗品の消耗を含む装置障害や通信障害が発生したと
き、その障害の内容情報C1a、サービスセンターの連
絡先情報C1b、及び装置側の連絡先情報C1cが、記
録部17にてカット紙56上に記録されるようになって
いる。
【0045】このため、装置障害や通信障害の発生時
に、ユーザ側においてサービスセンターのサービスマン
に対する保守依頼の必要性を検討することができる。従
って、在庫品があるにも拘らず、ユーザの意図に反し
て、サービスセンターに対して、自動的に消耗品の交換
あるいは補充要求がなされてしまうといった不具合の発
生を抑制することができる。
【0046】また、保守依頼を必要とする場合には、記
録されたメッセージシートC1を、ファクシミリ通信等
により、サービスセンターの連絡先にそのまま送信する
ことができる。そして、障害状況の他、型式名等の保守
に必要な情報を手間なく正確に伝えることができる。
【0047】・ この実施形態のコピー・ファクシミリ
複合機では、メッセージシートC1の記録時に、ROM
83に、地域コードが登録されている場合には、第1サ
ービスセンターの連絡先情報C1bが記録される。この
ため、地域コードを登録しておくことで、その地域の第
1サービスセンターの連絡先情報C1bを優先的に記録
することができる。従って、保守依頼の必要な時に、容
易に最寄りの地域の第1サービスセンターに連絡するこ
とができる。
【0048】一方、地域コードが登録されていない場合
には、第2サービスセンターの連絡先情報C1bが記録
されるようになっている。このため、地域コードが登録
されていない場合でも、容易に中央の第2サービスセン
ターに連絡することができる。
【0049】・ 例えばコピー・ファクシミリ複合機の
通信機能に障害が発生すると、ファクシミリ通信が不能
になる場合がある。このような場合には、障害情報の記
録されたメッセージシートC1を他の通信端末装置を使
用して、ファクシミリ通信によりサービスセンターに送
信することが考えられる。ここで、このファクシミリ通
信に伴って、被呼側の通信端末装置の記録部で記録され
る発信元情報は、現に発呼している通信端末装置、つま
り他の通信端末装置のものとなる。すなわち、被呼側で
記録される発信元情報が、保守の必要な装置の連絡先情
報と一致せず、サービスセンター側において、保守の必
要な装置の特定が困難になるおそれがある。
【0050】これに対して、この実施形態のコピー・フ
ァクシミリ複合機では、メッセージシートC1の記録時
に、装置側の連絡情報C1cとして、発信元の名前及び
ファクシミリ番号が記録されるようになっている。従っ
て、メッセージシートC1をサービスセンターへ送信す
る通信端末装置が、障害の発生した装置とは異なる場合
であっても、保守の必要な装置の連絡先情報C1cを、
サービスセンターに手間なく正確に伝えることができ
る。
【0051】・ この実施形態のコピー・ファクシミリ
複合機においては、メッセージシートC1に装置側の管
理者の捺印欄が記録されるようになっている。このた
め、例えば消耗品の補充依頼の際に、サービスセンター
側において、管理者の捺印を確認することで、容易にユ
ーザ側の意図を確認することができる。
【0052】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・ 前記実施形態とは異なった内容やレイアウトで、障
害の内容情報C1a、サービスセンターの連絡先情報C
1b、及び装置側の連絡先情報C1cが、メッセージシ
ートC1に記録されるように構成すること。
【0053】・ 装置側の連絡先情報C1cを登録した
り更新したりするプログラムを装備し、装置側の連絡先
情報C1cを必要に応じて、登録または更新できるよう
に構成すること。
【0054】これらのように構成しても、前記実施形態
とほぼ同様の効果が期待される。ところで、本明細書に
おいて、記録媒体91とは、読み出しが可能な半導体記
憶装置、磁気記憶装置の記録媒体、光磁気記憶装置の記
録媒体など、コンピュータのプログラムを記録できるも
のならどのようなものでもよい。具体的には、半導体R
OM、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、相変化ディスク、磁気テープなど
を含むものとする。
【0055】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような優れた効果を奏する。
【0056】請求項1に記載の発明によれば、トナー、
感光ドラム等の消耗品の消耗を含む装置障害や通信障害
が発生したとき、その障害状況を必要に応じて、サービ
スセンターに手間なく正確に伝えることができる。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、地域コー
ドを登録しておくことで、最寄りの地域の第1サービス
センターの連絡先情報が優先的に記録される。また、地
域コードの登録がされていなくても、中央の第2サービ
スセンターの連絡先情報が記録される。従って、容易に
最寄りの、または中央のサービスセンターに連絡するこ
とができる。
【0058】請求項3に記載の発明によれば、障害情報
を必要に応じて、その障害情報をサービスセンターに手
間なく正確に伝えることができる通信端末装置の動作を
実行させるためのプログラムを記録したプログラム記録
媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化した複合機の一実施形態を
示す断面図。
【図2】 その複合機の回路構成を示すブロック図。
【図3】 サービスコールメッセージシートの記録動作
を示すフローチャート。
【図4】 図3の続きを示すフローチャート。
【図5】 サービスコールメッセージシートの記録状態
を示す説明図。
【符号の説明】
17…記録部、56…記録紙としてのカット紙、82…
制御手段及びコンピュータを構成するCPU、83…制
御手段及びコンピュータを構成するROM、84…制御
手段及びコンピュータを構成するRAM、91…記録媒
体、C1a…障害の内容情報、C1b…サービスセンタ
ーの連絡先情報、C1c…装置側の連絡先情報。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信画データ等を記録紙に記録するため
    の記録部を備えた通信端末装置において、装置障害また
    は通信障害の発生時に、その障害の内容情報、サービス
    センターの連絡先情報、及び装置側の連絡先情報を、前
    記記録部に記録させる制御手段を設けた通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、その制御手段に地域コ
    ードが登録されている場合には第1サービスセンターの
    連絡先情報を、地域コードが登録されていない場合には
    第2サービスセンターの連絡先情報を記録させる請求項
    1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の通信端末装置
    において、コンピュータに通信端末装置の動作を実行さ
    せるためのプログラムを記録したプログラム記録媒体。
JP9221701A 1997-08-18 1997-08-18 通信端末装置及びプログラム記録媒体 Pending JPH1169123A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013171133A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013171133A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびコンピュータプログラム

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