JPH1168855A - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
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- JPH1168855A JPH1168855A JP9230624A JP23062497A JPH1168855A JP H1168855 A JPH1168855 A JP H1168855A JP 9230624 A JP9230624 A JP 9230624A JP 23062497 A JP23062497 A JP 23062497A JP H1168855 A JPH1168855 A JP H1168855A
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- output
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データ伝送の速度を高速化する場合に、1ビ
ット当たりの一定時間を、立ち上がり時間または立ち下
がり時間の長い方の時間よりも短くすると、ハイレベル
またはローレベルに達する前に次のビットになってしま
い、異常なデータが伝送されてしまい、データ伝送のよ
り高速化ができないという課題があった。 【解決手段】 データ出力回路に、その内部の出力ドラ
イバ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力
分圧上位抵抗と出力分圧下位抵抗を備えるようにした。
ット当たりの一定時間を、立ち上がり時間または立ち下
がり時間の長い方の時間よりも短くすると、ハイレベル
またはローレベルに達する前に次のビットになってしま
い、異常なデータが伝送されてしまい、データ伝送のよ
り高速化ができないという課題があった。 【解決手段】 データ出力回路に、その内部の出力ドラ
イバ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力
分圧上位抵抗と出力分圧下位抵抗を備えるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電圧のレベルの
変化により任意のデータを構成し、このデータを出力す
るデータ出力回路と、このデータを入力するデータ入力
回路とから構成されるデータ伝送装置に関するものであ
る。
変化により任意のデータを構成し、このデータを出力す
るデータ出力回路と、このデータを入力するデータ入力
回路とから構成されるデータ伝送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のデータ伝送装置の構成図
である。図において、1は、任意のデータを出力するデ
ータ出力回路、2は、データ出力回路1が出力したデー
タを入力するデータ入力回路、3は、データ出力回路1
の内部に備えられたデータを直接出力する出力ドライバ
回路、4は、出力ドライバ回路3が出力したデータのロ
ーレベルからハイレベルへの変化を高速化するためのプ
ルアップ抵抗、5は、プルアップ抵抗4が接続される電
源、6は、データ入力回路2の内部に備えられたデータ
を直接入力する入力レシバ回路である。
である。図において、1は、任意のデータを出力するデ
ータ出力回路、2は、データ出力回路1が出力したデー
タを入力するデータ入力回路、3は、データ出力回路1
の内部に備えられたデータを直接出力する出力ドライバ
回路、4は、出力ドライバ回路3が出力したデータのロ
ーレベルからハイレベルへの変化を高速化するためのプ
ルアップ抵抗、5は、プルアップ抵抗4が接続される電
源、6は、データ入力回路2の内部に備えられたデータ
を直接入力する入力レシバ回路である。
【0003】図10は、従来のデータ伝送装置のデータ
の波形図である。図において、7は、データのローレベ
ルからハイレベルに変化する時に要する立ち上がり時
間、8は、データのハイレベルからローレベルに変化す
る時に要する立ち下がり時間である。
の波形図である。図において、7は、データのローレベ
ルからハイレベルに変化する時に要する立ち上がり時
間、8は、データのハイレベルからローレベルに変化す
る時に要する立ち下がり時間である。
【0004】次に動作について説明する。データ出力回
路1から出力される任意のデータは、ハイレベル、また
は、ローレベルの2値のレベルの一定時間を1ビットと
する複数ビットの時間的に直列な組み合わせにより構成
される。その時間的に直列に組み合わされたデータがデ
ータ入力回路2の内部の入力レシバ回路6に直接入力さ
れてデータが伝送される。例えば、特許公報 特公平6
−11146によれば、ディジタル信号を伝送する線路
にディジタル信号を出力する出力回路とそのディジタル
信号を入力する入力回路についての記述がある。ここ
で、データのあるビットから次のビットへの移行時に、
ローレベルからハイレベルに変化する場合は、例えば図
10の中の立ち上がり時間7に対応する部分の波形のよ
うになり、また、データのあるビットから次のビットへ
の移行時に、ハイレベルからローレベルに変化する場合
は、例えば図10の中の立ち下がり時間8に対応する部
分の波形のようになる。特に、ローレベルからハイレベ
ルに変化する場合の立ち上がり時間7を高速化するため
に、データ出力回路1の内部に一端を電源5に接続した
プルアップ抵抗4を使用している。
路1から出力される任意のデータは、ハイレベル、また
は、ローレベルの2値のレベルの一定時間を1ビットと
する複数ビットの時間的に直列な組み合わせにより構成
される。その時間的に直列に組み合わされたデータがデ
ータ入力回路2の内部の入力レシバ回路6に直接入力さ
れてデータが伝送される。例えば、特許公報 特公平6
−11146によれば、ディジタル信号を伝送する線路
にディジタル信号を出力する出力回路とそのディジタル
信号を入力する入力回路についての記述がある。ここ
で、データのあるビットから次のビットへの移行時に、
ローレベルからハイレベルに変化する場合は、例えば図
10の中の立ち上がり時間7に対応する部分の波形のよ
うになり、また、データのあるビットから次のビットへ
の移行時に、ハイレベルからローレベルに変化する場合
は、例えば図10の中の立ち下がり時間8に対応する部
分の波形のようになる。特に、ローレベルからハイレベ
ルに変化する場合の立ち上がり時間7を高速化するため
に、データ出力回路1の内部に一端を電源5に接続した
プルアップ抵抗4を使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送装置
は、以上のように構成されているので、データ伝送の速
度を高速化する場合に、1ビット当たりの一定時間を立
ち上がり時間7または立ち下がり時間8の長い方の時間
よりも短くすると、ハイレベルまたはローレベルに達す
る前に次のビットになってしまい、入力レシバ回路6は
データを正確に入力できなくなり、異常なデータが伝送
されてしまう。つまり、データ伝送のより高速化ができ
なくなってしまうという課題があった。
は、以上のように構成されているので、データ伝送の速
度を高速化する場合に、1ビット当たりの一定時間を立
ち上がり時間7または立ち下がり時間8の長い方の時間
よりも短くすると、ハイレベルまたはローレベルに達す
る前に次のビットになってしまい、入力レシバ回路6は
データを正確に入力できなくなり、異常なデータが伝送
されてしまう。つまり、データ伝送のより高速化ができ
なくなってしまうという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
データ出力回路には、データを出力する出力ドライバ回
路と、その出力ドライバ回路が出力したデータの電圧を
分圧するための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力ド
ライバ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出
力分圧下位抵抗を備え、データ入力回路には、上記出力
ドライバ回路からのデータを二つの入力端のどちらか一
方から入力する入力差動レシバ回路と、この入力差動レ
シバ回路の他方の入力端に接続され基準電圧を生成する
基準分圧上位抵抗と、同じくこの入力差動レシバ回路の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧下
位抵抗を備えている。
データ出力回路には、データを出力する出力ドライバ回
路と、その出力ドライバ回路が出力したデータの電圧を
分圧するための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力ド
ライバ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出
力分圧下位抵抗を備え、データ入力回路には、上記出力
ドライバ回路からのデータを二つの入力端のどちらか一
方から入力する入力差動レシバ回路と、この入力差動レ
シバ回路の他方の入力端に接続され基準電圧を生成する
基準分圧上位抵抗と、同じくこの入力差動レシバ回路の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧下
位抵抗を備えている。
【0007】また、第2の発明においては、データ出力
回路には、データを出力する出力ドライバ回路と、その
出力ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧するた
めの出力分圧上位抵抗と、同じくその出力ドライバ回路
が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧下位
抵抗を備え、データ入力回路には、上記出力ドライバ回
路からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
する入力差動レシバ回路と、この入力差動レシバ回路の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧上
位抵抗と、同じくこの入力差動レシバ回路の他方の入力
端に接続され基準電圧を生成する基準分圧下位抵抗と、
この入力差動レシバ回路のデータの入力端に入力データ
を分圧するための入力分圧上位抵抗と、同じくこの入力
差動レシバ回路のデータの入力端に入力データを分圧す
るための入力分圧下位抵抗を備えている。
回路には、データを出力する出力ドライバ回路と、その
出力ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧するた
めの出力分圧上位抵抗と、同じくその出力ドライバ回路
が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧下位
抵抗を備え、データ入力回路には、上記出力ドライバ回
路からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
する入力差動レシバ回路と、この入力差動レシバ回路の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧上
位抵抗と、同じくこの入力差動レシバ回路の他方の入力
端に接続され基準電圧を生成する基準分圧下位抵抗と、
この入力差動レシバ回路のデータの入力端に入力データ
を分圧するための入力分圧上位抵抗と、同じくこの入力
差動レシバ回路のデータの入力端に入力データを分圧す
るための入力分圧下位抵抗を備えている。
【0008】また、第3の発明においては、データ出力
回路には、データを出力するとともにその出力データが
ハイレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダ
ンス状態に制御できる出力制御ドライバ回路と、その出
力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力制御ドライ
バ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗を備え、データ入力回路には、上記出力制御
ドライバ回路からのデータを二つの入力端のどちらか一
方から入力する入力差動レシバ回路と、この入力差動レ
シバ回路の他方の入力端に接続され基準電圧を生成する
基準分圧上位抵抗と、同じくこの入力差動レシバ回路の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧下
位抵抗と、この入力作動レシバ回路のデータの入力端に
入力データを分圧するための入力分圧上位抵抗と、同じ
くこの入力作動レシバ回路のデータの入力端に入力デー
タを分圧するための入力分圧下位抵抗を備えている。
回路には、データを出力するとともにその出力データが
ハイレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダ
ンス状態に制御できる出力制御ドライバ回路と、その出
力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力制御ドライ
バ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗を備え、データ入力回路には、上記出力制御
ドライバ回路からのデータを二つの入力端のどちらか一
方から入力する入力差動レシバ回路と、この入力差動レ
シバ回路の他方の入力端に接続され基準電圧を生成する
基準分圧上位抵抗と、同じくこの入力差動レシバ回路の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧下
位抵抗と、この入力作動レシバ回路のデータの入力端に
入力データを分圧するための入力分圧上位抵抗と、同じ
くこの入力作動レシバ回路のデータの入力端に入力デー
タを分圧するための入力分圧下位抵抗を備えている。
【0009】また、第4の発明においては、データ出力
回路には、データを出力するとともにその出力データが
ハイレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダ
ンス状態に制御できる出力制御ドライバ回路と、その出
力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力制御ドライ
バ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗と、上記出力制御ドライバ回路の出力するデ
ータを反転した反転データを出力するとともにその出力
反転データがハイレベル時にオープンコレクタを含むハ
イインピーダンス状態に制御できる出力制御反転ドライ
バ回路と、その出力制御反転ドライバ回路が出力した反
転データの電圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、
同じくその出力制御反転ドライバ回路が出力した反転デ
ータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、
データ入力回路には、上記出力制御ドライバ回路からの
データを二つの入力端のどちらか一方から入力し、上記
出力制御反転ドライバ回路からの反転データを二つの入
力端の他方から入力する入力差動レシバ回路を備えてい
る。
回路には、データを出力するとともにその出力データが
ハイレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダ
ンス状態に制御できる出力制御ドライバ回路と、その出
力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力制御ドライ
バ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗と、上記出力制御ドライバ回路の出力するデ
ータを反転した反転データを出力するとともにその出力
反転データがハイレベル時にオープンコレクタを含むハ
イインピーダンス状態に制御できる出力制御反転ドライ
バ回路と、その出力制御反転ドライバ回路が出力した反
転データの電圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、
同じくその出力制御反転ドライバ回路が出力した反転デ
ータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、
データ入力回路には、上記出力制御ドライバ回路からの
データを二つの入力端のどちらか一方から入力し、上記
出力制御反転ドライバ回路からの反転データを二つの入
力端の他方から入力する入力差動レシバ回路を備えてい
る。
【0010】また、第5の発明においては、データ出力
回路には、データを出力するとともにその出力データが
ハイレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダ
ンス状態に制御できる出力制御ドライバ回路と、その出
力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力制御ドライ
バ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗と、上記出力制御ドライバ回路の出力するデ
ータを反転した反転データを出力するとともにその出力
反転データがハイレベル時にオープンコレクタを含むハ
イインピーダンス状態に制御できる出力制御反転ドライ
バ回路と、その出力制御反転ドライバ回路が出力した反
転データの電圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、
同じくその出力制御反転ドライバ回路が出力した反転デ
ータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、
データ入力回路には、上記出力制御ドライバ回路からの
データを二つの入力端のどちらか一方から入力し、上記
出力制御反転ドライバ回路からの反転データを二つの入
力端の他方から入力する入力差動レシバ回路と、上記デ
ータと上記反転データの反射を抑えるための終端抵抗
と、上記入力差動レシバ回路の二つの入力端とはデータ
入力回路内部では接続されず、上記終端抵抗に上記デー
タと上記反転データを導く終端抵抗接続ラインを備えて
いる。
回路には、データを出力するとともにその出力データが
ハイレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダ
ンス状態に制御できる出力制御ドライバ回路と、その出
力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力制御ドライ
バ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗と、上記出力制御ドライバ回路の出力するデ
ータを反転した反転データを出力するとともにその出力
反転データがハイレベル時にオープンコレクタを含むハ
イインピーダンス状態に制御できる出力制御反転ドライ
バ回路と、その出力制御反転ドライバ回路が出力した反
転データの電圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、
同じくその出力制御反転ドライバ回路が出力した反転デ
ータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、
データ入力回路には、上記出力制御ドライバ回路からの
データを二つの入力端のどちらか一方から入力し、上記
出力制御反転ドライバ回路からの反転データを二つの入
力端の他方から入力する入力差動レシバ回路と、上記デ
ータと上記反転データの反射を抑えるための終端抵抗
と、上記入力差動レシバ回路の二つの入力端とはデータ
入力回路内部では接続されず、上記終端抵抗に上記デー
タと上記反転データを導く終端抵抗接続ラインを備えて
いる。
【0011】また、第6の発明においては、データ出力
回路には、データを出力するとともにその出力データが
ハイレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダ
ンス状態に制御できる出力制御ドライバ回路と、その出
力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力制御ドライ
バ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗と、上記出力制御ドライバ回路の出力するデ
ータを反転した反転データを出力するとともにその出力
反転データがハイレベル時にオープンコレクタを含むハ
イインピーダンス状態に制御できる出力制御反転ドライ
バ回路と、その出力制御反転ドライバ回路が出力した反
転データの電圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、
同じくその出力制御反転ドライバ回路が出力した反転デ
ータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、
データ入力回路には、上記出力制御ドライバ回路からの
データを二つの入力端のどちらか一方から入力し、上記
出力制御反転ドライバ回路からの反転データを二つの入
力端の他方から入力する入力差動レシバ回路と、上記デ
ータと上記反転データの反射を抑えるための終端抵抗
と、上記入力差動レシバ回路の二つの入力端とはデータ
入力回路内部では接続されず、上記終端抵抗に上記デー
タと上記反転データを導く終端抵抗接続ラインと、上記
終端抵抗に直列に接続され上記データと上記反転データ
の直流成分をカットするDCカットコンデンサを備えて
いる。
回路には、データを出力するとともにその出力データが
ハイレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダ
ンス状態に制御できる出力制御ドライバ回路と、その出
力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力制御ドライ
バ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗と、上記出力制御ドライバ回路の出力するデ
ータを反転した反転データを出力するとともにその出力
反転データがハイレベル時にオープンコレクタを含むハ
イインピーダンス状態に制御できる出力制御反転ドライ
バ回路と、その出力制御反転ドライバ回路が出力した反
転データの電圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、
同じくその出力制御反転ドライバ回路が出力した反転デ
ータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、
データ入力回路には、上記出力制御ドライバ回路からの
データを二つの入力端のどちらか一方から入力し、上記
出力制御反転ドライバ回路からの反転データを二つの入
力端の他方から入力する入力差動レシバ回路と、上記デ
ータと上記反転データの反射を抑えるための終端抵抗
と、上記入力差動レシバ回路の二つの入力端とはデータ
入力回路内部では接続されず、上記終端抵抗に上記デー
タと上記反転データを導く終端抵抗接続ラインと、上記
終端抵抗に直列に接続され上記データと上記反転データ
の直流成分をカットするDCカットコンデンサを備えて
いる。
【0012】また、第7の発明においては、データ出力
回路には、差動の二つの出力端をもち、どちらか一方の
出力端からデータを出力し、他方の出力端からこのデー
タを反転した反転データを出力する出力差動ドライバ回
路と、その出力差動ドライバ回路が出力したデータの電
圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、同じくその出
力差動ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧下位抵抗と、その出力差動ドライバ回路
が出力した反転データの電圧を分圧するための出力分圧
上位抵抗と、同じくその出力差動ドライバ回路が出力し
た反転データの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗
を備え、データ入力回路には、上記出力差動ドライバ回
路からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
し、上記出力差動ドライバ回路からの反転データを二つ
の入力端の他方から入力する入力差動レシバ回路と、上
記データと上記反転データの反射を抑えるための終端抵
抗と、上記入力差動レシバ回路の二つの入力端とはデー
タ入力回路内部では接続されず、上記終端抵抗に上記デ
ータと上記反転データを導く終端抵抗接続ラインと、上
記終端抵抗に直列に接続され上記データと上記反転デー
タの直流成分をカットするDCカットコンデンサを備え
ている。
回路には、差動の二つの出力端をもち、どちらか一方の
出力端からデータを出力し、他方の出力端からこのデー
タを反転した反転データを出力する出力差動ドライバ回
路と、その出力差動ドライバ回路が出力したデータの電
圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、同じくその出
力差動ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧する
ための出力分圧下位抵抗と、その出力差動ドライバ回路
が出力した反転データの電圧を分圧するための出力分圧
上位抵抗と、同じくその出力差動ドライバ回路が出力し
た反転データの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗
を備え、データ入力回路には、上記出力差動ドライバ回
路からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
し、上記出力差動ドライバ回路からの反転データを二つ
の入力端の他方から入力する入力差動レシバ回路と、上
記データと上記反転データの反射を抑えるための終端抵
抗と、上記入力差動レシバ回路の二つの入力端とはデー
タ入力回路内部では接続されず、上記終端抵抗に上記デ
ータと上記反転データを導く終端抵抗接続ラインと、上
記終端抵抗に直列に接続され上記データと上記反転デー
タの直流成分をカットするDCカットコンデンサを備え
ている。
【0013】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1の構成
図である。図において、1は、任意のデータを出力する
データ出力回路、2は、データ出力回路1が出力したデ
ータを入力するデータ入力回路、3は、データ出力回路
1の内部に備えられたデータを直接出力する出力ドライ
バ回路、5は、電源、9は、一端が電源5に接続され出
力ドライバ回路3が出力したデータを分圧する出力分圧
上位抵抗、10は、一端がグランドに接続され出力分圧
上位抵抗9とともに出力ドライバ回路3が出力したデー
タを分圧する出力分圧下位抵抗、11は、出力ドライバ
回路3からのデータを二つの入力端のどちらか一方から
入力する入力差動レシバ回路、12は、一端が電源5に
接続され他端が入力差動レシバ回路11の他方の入力端
に接続され基準電圧を生成する基準分圧上位抵抗、13
は、一端がグランドに接続され他端が基準分圧上位抵抗
12とともに入力差動レシバ回路11の他方の入力端に
接続され基準電圧を生成する基準分圧下位抵抗である。
図である。図において、1は、任意のデータを出力する
データ出力回路、2は、データ出力回路1が出力したデ
ータを入力するデータ入力回路、3は、データ出力回路
1の内部に備えられたデータを直接出力する出力ドライ
バ回路、5は、電源、9は、一端が電源5に接続され出
力ドライバ回路3が出力したデータを分圧する出力分圧
上位抵抗、10は、一端がグランドに接続され出力分圧
上位抵抗9とともに出力ドライバ回路3が出力したデー
タを分圧する出力分圧下位抵抗、11は、出力ドライバ
回路3からのデータを二つの入力端のどちらか一方から
入力する入力差動レシバ回路、12は、一端が電源5に
接続され他端が入力差動レシバ回路11の他方の入力端
に接続され基準電圧を生成する基準分圧上位抵抗、13
は、一端がグランドに接続され他端が基準分圧上位抵抗
12とともに入力差動レシバ回路11の他方の入力端に
接続され基準電圧を生成する基準分圧下位抵抗である。
【0014】図2は、この発明の実施の形態1のデータ
の波形図である。図において、7は、比較のために載せ
た従来のデータ伝送装置のデータのローレベルからハイ
レベルに変化する時に要する立ち上がり時間、8は、比
較のために載せた従来のデータ伝送装置のデータのハイ
レベルからローレベルに変化する時に要する立ち下がり
時間、14は出力ドライバ回路3が出力したデータのロ
ーレベルから出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗1
0によって分圧された分圧電圧に変化する時に要する分
圧立ち上がり時間、15は、出力ドライバ回路3が出力
したデータの出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗1
0によって分圧された分圧電圧からローレベルに変化す
る時に要する分圧立ち下がり時間である。
の波形図である。図において、7は、比較のために載せ
た従来のデータ伝送装置のデータのローレベルからハイ
レベルに変化する時に要する立ち上がり時間、8は、比
較のために載せた従来のデータ伝送装置のデータのハイ
レベルからローレベルに変化する時に要する立ち下がり
時間、14は出力ドライバ回路3が出力したデータのロ
ーレベルから出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗1
0によって分圧された分圧電圧に変化する時に要する分
圧立ち上がり時間、15は、出力ドライバ回路3が出力
したデータの出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗1
0によって分圧された分圧電圧からローレベルに変化す
る時に要する分圧立ち下がり時間である。
【0015】次に動作について説明する。データ出力回
路1から出力される任意のデータは、データ出力回路1
の中のデータを直接出力する出力ドライバ回路3の出力
側が出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗10により
分圧されるために、従来の装置のハイレベルに対応する
このハイレベルを出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵
抗10で分圧した分圧電圧、または、ローレベルの2値
のレベルの一定時間を1ビットとする複数ビットの時間
的に直列な組み合わせにより構成される。その時間的に
直列に組み合わされたデータがデータ入力回路2に入力
されてデータが伝送される。ここで、データのあるビッ
トから次のビットへの移行時に、ローレベルから分圧電
圧に変化する場合は、例えば図2の中の分圧立ち上がり
時間14に対応する部分の波形のようになり、この図か
ら明らかなように従来の装置のローレベルからハイレベ
ルに変化する立ち上がり時間7よりも短い時間ですむ。
また、データのあるビットから次のビットへの移行時
に、分圧電圧からローレベルに変化する場合は、例えば
図2の中の分圧立ち下がり時間15に対応する部分の波
形のようになり、この図から明らかなように従来の装置
のハイレベルからローレベルに変化する立ち下がり時間
8よりも短い時間ですむ。
路1から出力される任意のデータは、データ出力回路1
の中のデータを直接出力する出力ドライバ回路3の出力
側が出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗10により
分圧されるために、従来の装置のハイレベルに対応する
このハイレベルを出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵
抗10で分圧した分圧電圧、または、ローレベルの2値
のレベルの一定時間を1ビットとする複数ビットの時間
的に直列な組み合わせにより構成される。その時間的に
直列に組み合わされたデータがデータ入力回路2に入力
されてデータが伝送される。ここで、データのあるビッ
トから次のビットへの移行時に、ローレベルから分圧電
圧に変化する場合は、例えば図2の中の分圧立ち上がり
時間14に対応する部分の波形のようになり、この図か
ら明らかなように従来の装置のローレベルからハイレベ
ルに変化する立ち上がり時間7よりも短い時間ですむ。
また、データのあるビットから次のビットへの移行時
に、分圧電圧からローレベルに変化する場合は、例えば
図2の中の分圧立ち下がり時間15に対応する部分の波
形のようになり、この図から明らかなように従来の装置
のハイレベルからローレベルに変化する立ち下がり時間
8よりも短い時間ですむ。
【0016】そして、上記データがデータ入力回路2の
入力差動レシバ回路11の二つの入力端のどちらか一方
に入力される。この時、入力差動レシバ回路11の二つ
の入力端の他方の入力端には、基準分圧上位抵抗12と
基準分圧下位抵抗13によって、上記データの分圧電圧
とローレベルの中間の基準分圧が入力されており、入力
差動レシバ回路11は、この基準分圧よりも入力された
上記データが高い電圧の時は、従来の装置のハイレベル
(入力差動レシバ回路11の二つの入力端の接続が図1
の場合と入れ替わっている場合にはローレベル)である
と判断し、この基準分圧よりも入力された上記データが
低い電圧の時は、ローレベル(入力差動レシバ回路11
の二つの入力端の接続が図1の場合と入れ替わっている
場合にはハイレベル)であると判断する。このようにデ
ータ出力回路1からデータ入力回路2にデータを伝送す
ることができる。つまり、分圧立ち上がり時間14が従
来の立ち上がり時間7より短い時間ですみ、分圧立ち下
がり時間15も従来の立ち下がり時間8よりも短い時間
ですむので、1ビット当たりの一定時間を従来の装置よ
りも短い時間にすることができ、よって、データ伝送を
従来の装置よりもより高速化することができるという効
果が得られる。
入力差動レシバ回路11の二つの入力端のどちらか一方
に入力される。この時、入力差動レシバ回路11の二つ
の入力端の他方の入力端には、基準分圧上位抵抗12と
基準分圧下位抵抗13によって、上記データの分圧電圧
とローレベルの中間の基準分圧が入力されており、入力
差動レシバ回路11は、この基準分圧よりも入力された
上記データが高い電圧の時は、従来の装置のハイレベル
(入力差動レシバ回路11の二つの入力端の接続が図1
の場合と入れ替わっている場合にはローレベル)である
と判断し、この基準分圧よりも入力された上記データが
低い電圧の時は、ローレベル(入力差動レシバ回路11
の二つの入力端の接続が図1の場合と入れ替わっている
場合にはハイレベル)であると判断する。このようにデ
ータ出力回路1からデータ入力回路2にデータを伝送す
ることができる。つまり、分圧立ち上がり時間14が従
来の立ち上がり時間7より短い時間ですみ、分圧立ち下
がり時間15も従来の立ち下がり時間8よりも短い時間
ですむので、1ビット当たりの一定時間を従来の装置よ
りも短い時間にすることができ、よって、データ伝送を
従来の装置よりもより高速化することができるという効
果が得られる。
【0017】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2は、データ出力回路1
が出力したデータを入力するデータ入力回路、3は、デ
ータ出力回路1の内部に備えられたデータを直接出力す
る出力ドライバ回路、5は、電源、9は、一端が電源5
に接続され出力ドライバ回路3が出力したデータを分圧
する出力分圧上位抵抗、10は、一端がグランドに接続
され出力分圧上位抵抗9とともに出力ドライバ回路3が
出力したデータを分圧する出力分圧下位抵抗、11は、
出力ドライバ回路3からのデータを二つの入力端のどち
らか一方から入力する入力差動レシバ回路、12は、一
端が電源5に接続され他端が入力差動レシバ回路11の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧上
位抵抗、13は、一端がグランドに接続され基準分圧上
位抵抗12とともに入力差動レシバ回路11の他方の入
力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧下位抵抗、
16は、一端が電源5に接続され他端が入力差動レシバ
回路11のデータの入力端に接続され入力データを分圧
するための入力分圧上位抵抗、17は、一端がグランド
に接続され入力分圧上位抵抗16とともに他端が入力差
動レシバ回路11のデータの入力端に接続され入力デー
タを分圧するための入力分圧下位抵抗である。
形態2の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2は、データ出力回路1
が出力したデータを入力するデータ入力回路、3は、デ
ータ出力回路1の内部に備えられたデータを直接出力す
る出力ドライバ回路、5は、電源、9は、一端が電源5
に接続され出力ドライバ回路3が出力したデータを分圧
する出力分圧上位抵抗、10は、一端がグランドに接続
され出力分圧上位抵抗9とともに出力ドライバ回路3が
出力したデータを分圧する出力分圧下位抵抗、11は、
出力ドライバ回路3からのデータを二つの入力端のどち
らか一方から入力する入力差動レシバ回路、12は、一
端が電源5に接続され他端が入力差動レシバ回路11の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧上
位抵抗、13は、一端がグランドに接続され基準分圧上
位抵抗12とともに入力差動レシバ回路11の他方の入
力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧下位抵抗、
16は、一端が電源5に接続され他端が入力差動レシバ
回路11のデータの入力端に接続され入力データを分圧
するための入力分圧上位抵抗、17は、一端がグランド
に接続され入力分圧上位抵抗16とともに他端が入力差
動レシバ回路11のデータの入力端に接続され入力デー
タを分圧するための入力分圧下位抵抗である。
【0018】次に動作について説明する。データ入力回
路2が複数個接続された場合に、データ出力回路1と複
数個のデータ入力回路2を接続するラインの長さが増加
すること等による浮遊容量の増加やライン抵抗の増加に
よりデータ伝送装置の時定数が大きくなってしまい分圧
立ち上がり時間14や分圧立ち下がり時間15が長くな
ってしまう。これに対して、入力分圧上位抵抗16と入
力分圧下位抵抗17を接続することによりデータ伝送装
置の時定数の大きくなる分を補いデータ伝送装置の時定
数の増加を最小限に抑えることができる。つまり、実施
の形態1のデータ伝送を従来の装置よりもより高速化す
ることができるという効果が得られるとともに、データ
入力回路2が複数個接続された場合でも、その効果を維
持することができるという効果が得られる。
路2が複数個接続された場合に、データ出力回路1と複
数個のデータ入力回路2を接続するラインの長さが増加
すること等による浮遊容量の増加やライン抵抗の増加に
よりデータ伝送装置の時定数が大きくなってしまい分圧
立ち上がり時間14や分圧立ち下がり時間15が長くな
ってしまう。これに対して、入力分圧上位抵抗16と入
力分圧下位抵抗17を接続することによりデータ伝送装
置の時定数の大きくなる分を補いデータ伝送装置の時定
数の増加を最小限に抑えることができる。つまり、実施
の形態1のデータ伝送を従来の装置よりもより高速化す
ることができるという効果が得られるとともに、データ
入力回路2が複数個接続された場合でも、その効果を維
持することができるという効果が得られる。
【0019】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2は、データ出力回路1
が出力したデータを入力するデータ入力回路、18は、
データ出力回路1の内部に備えられデータを直接出力す
るとともにその出力データがハイレベル時にオープンコ
レクタを含むハイインピーダンス状態に制御できる出力
制御ドライバ回路、5は、電源、9は、一端が電源5に
接続され出力制御ドライバ回路18が出力したデータを
分圧する出力分圧上位抵抗、10は、一端がグランドに
接続され出力分圧上位抵抗9とともに出力制御ドライバ
回路18が出力したデータを分圧する出力分圧下位抵
抗、11は、出力制御ドライバ回路18からのデータを
二つの入力端のどちらか一方から入力する入力差動レシ
バ回路、12は、一端が電源5に接続され他端が入力差
動レシバ回路11の他方の入力端に接続され基準電圧を
生成する基準分圧上位抵抗、13は、一端がグランドに
接続され基準分圧上位抵抗12とともに他端が入力差動
レシバ回路11の他方の入力端に接続され基準電圧を生
成する基準分圧下位抵抗、16は、一端が電源5に接続
され他端が入力差動レシバ回路11のデータの入力端に
接続され入力データを分圧するための入力分圧上位抵
抗、17は、一端がグランドに接続され入力分圧上位抵
抗16とともに他端が入力差動レシバ回路11のデータ
の入力端に接続され入力データを分圧するための入力分
圧下位抵抗である。
形態3の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2は、データ出力回路1
が出力したデータを入力するデータ入力回路、18は、
データ出力回路1の内部に備えられデータを直接出力す
るとともにその出力データがハイレベル時にオープンコ
レクタを含むハイインピーダンス状態に制御できる出力
制御ドライバ回路、5は、電源、9は、一端が電源5に
接続され出力制御ドライバ回路18が出力したデータを
分圧する出力分圧上位抵抗、10は、一端がグランドに
接続され出力分圧上位抵抗9とともに出力制御ドライバ
回路18が出力したデータを分圧する出力分圧下位抵
抗、11は、出力制御ドライバ回路18からのデータを
二つの入力端のどちらか一方から入力する入力差動レシ
バ回路、12は、一端が電源5に接続され他端が入力差
動レシバ回路11の他方の入力端に接続され基準電圧を
生成する基準分圧上位抵抗、13は、一端がグランドに
接続され基準分圧上位抵抗12とともに他端が入力差動
レシバ回路11の他方の入力端に接続され基準電圧を生
成する基準分圧下位抵抗、16は、一端が電源5に接続
され他端が入力差動レシバ回路11のデータの入力端に
接続され入力データを分圧するための入力分圧上位抵
抗、17は、一端がグランドに接続され入力分圧上位抵
抗16とともに他端が入力差動レシバ回路11のデータ
の入力端に接続され入力データを分圧するための入力分
圧下位抵抗である。
【0020】次に動作について説明する。出力ドライバ
回路3の内部の出力抵抗の値やそのバラツキが不明な場
合、出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗10、そし
て、入力分圧上位抵抗16と入力分圧下位抵抗17に並
列に出力ドライバ回路3の内部の出力抵抗が接続される
ことになるために、分圧立ち上がり時間14と分圧立ち
下がり時間15が出力ドライバ回路3の内部の出力抵抗
の値やそのバラツキに影響され不安定になってしまう。
これに対して、出力制御ドライバ回路18では、データ
を直接出力するとともにその出力データがハイレベル時
にオープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制
御できるために、出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵
抗10、入力分圧上位抵抗16と入力分圧下位抵抗17
とは、分離することができ、出力制御ドライバ回路18
の内部の影響を受けないですむ。つまり、実施の形態
1、実施の形態2の効果が得られるとともに、分圧立ち
上がり時間14と分圧立ち下がり時間15を安定にする
ことができるという効果が得られる。
回路3の内部の出力抵抗の値やそのバラツキが不明な場
合、出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗10、そし
て、入力分圧上位抵抗16と入力分圧下位抵抗17に並
列に出力ドライバ回路3の内部の出力抵抗が接続される
ことになるために、分圧立ち上がり時間14と分圧立ち
下がり時間15が出力ドライバ回路3の内部の出力抵抗
の値やそのバラツキに影響され不安定になってしまう。
これに対して、出力制御ドライバ回路18では、データ
を直接出力するとともにその出力データがハイレベル時
にオープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制
御できるために、出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵
抗10、入力分圧上位抵抗16と入力分圧下位抵抗17
とは、分離することができ、出力制御ドライバ回路18
の内部の影響を受けないですむ。つまり、実施の形態
1、実施の形態2の効果が得られるとともに、分圧立ち
上がり時間14と分圧立ち下がり時間15を安定にする
ことができるという効果が得られる。
【0021】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2は、データ出力回路1
が出力したデータを入力するデータ入力回路、18は、
データ出力回路1の内部に備えられデータを直接出力す
るとともにその出力データがハイレベル時にオープンコ
レクタを含むハイインピーダンス状態に制御できる出力
制御ドライバ回路、19は、上記出力制御ドライバ回路
18の出力するデータを反転した反転データを出力する
とともにその出力反転データがハイレベル時にオープン
コレクタを含むハイインピーダンス状態に制御できる出
力制御反転ドライバ回路、5は、電源、9は、一端が電
源5に接続され出力制御ドライバ回路18が出力したデ
ータと出力制御反転ドライバ回路19が出力した反転デ
ータを分圧する出力分圧上位抵抗、10は、一端がグラ
ンドに接続され出力分圧上位抵抗9とともに、出力制御
ドライバ回路18が出力したデータと出力制御反転ドラ
イバ回路19が出力した反転データを分圧する出力分圧
下位抵抗、11は、出力制御ドライバ回路18からのデ
ータを二つの入力端のどちらか一方から入力し、出力制
御反転ドライバ回路19からの反転データを二つの入力
端の他方から入力する入力差動レシバ回路である。
形態4の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2は、データ出力回路1
が出力したデータを入力するデータ入力回路、18は、
データ出力回路1の内部に備えられデータを直接出力す
るとともにその出力データがハイレベル時にオープンコ
レクタを含むハイインピーダンス状態に制御できる出力
制御ドライバ回路、19は、上記出力制御ドライバ回路
18の出力するデータを反転した反転データを出力する
とともにその出力反転データがハイレベル時にオープン
コレクタを含むハイインピーダンス状態に制御できる出
力制御反転ドライバ回路、5は、電源、9は、一端が電
源5に接続され出力制御ドライバ回路18が出力したデ
ータと出力制御反転ドライバ回路19が出力した反転デ
ータを分圧する出力分圧上位抵抗、10は、一端がグラ
ンドに接続され出力分圧上位抵抗9とともに、出力制御
ドライバ回路18が出力したデータと出力制御反転ドラ
イバ回路19が出力した反転データを分圧する出力分圧
下位抵抗、11は、出力制御ドライバ回路18からのデ
ータを二つの入力端のどちらか一方から入力し、出力制
御反転ドライバ回路19からの反転データを二つの入力
端の他方から入力する入力差動レシバ回路である。
【0022】次に動作について説明する。データ出力回
路1側の電源5とデータ入力回路2側の電源5が別電源
や、データ出力回路1とデータ入力回路2間の距離が離
れてしまうことなどにより、データ出力回路1側のグラ
ンドとデータ入力回路2側のグランド間に電位差が生じ
てしまう場合、上記の実施の形態1〜実施の形態3で
は、データ入力回路2の内部で基準分圧上位抵抗12と
基準分圧下位抵抗13により生成する基準分圧が、デー
タ出力回路1が出力したデータまたは反転データの分圧
電圧とローレベルの中間の電圧から外れてしまうことが
あり、データ伝送が不安定になってしまう。これに対し
て、データ入力回路2内部の入力差動レシバ回路16の
基準分圧対応の入力端に出力制御ドライバ回路18の出
力するデータを反転した出力制御反転ドライバ回路19
が出力する反転データを入力するので、入力差動レシバ
回路11は、入力されるデータと反転データの相対的な
電位差によりデータを判断することができ、よって、安
定してデータ伝送することができる。つまり、実施の形
態1〜実施の形態3の効果が得られるとともに、上記の
ように何らかの原因によりデータ出力回路1側のグラン
ドとデータ入力回路2側のグランド間に電位差が生じて
しまう場合でも安定したデータ伝送を行えるという効果
が得られる。
路1側の電源5とデータ入力回路2側の電源5が別電源
や、データ出力回路1とデータ入力回路2間の距離が離
れてしまうことなどにより、データ出力回路1側のグラ
ンドとデータ入力回路2側のグランド間に電位差が生じ
てしまう場合、上記の実施の形態1〜実施の形態3で
は、データ入力回路2の内部で基準分圧上位抵抗12と
基準分圧下位抵抗13により生成する基準分圧が、デー
タ出力回路1が出力したデータまたは反転データの分圧
電圧とローレベルの中間の電圧から外れてしまうことが
あり、データ伝送が不安定になってしまう。これに対し
て、データ入力回路2内部の入力差動レシバ回路16の
基準分圧対応の入力端に出力制御ドライバ回路18の出
力するデータを反転した出力制御反転ドライバ回路19
が出力する反転データを入力するので、入力差動レシバ
回路11は、入力されるデータと反転データの相対的な
電位差によりデータを判断することができ、よって、安
定してデータ伝送することができる。つまり、実施の形
態1〜実施の形態3の効果が得られるとともに、上記の
ように何らかの原因によりデータ出力回路1側のグラン
ドとデータ入力回路2側のグランド間に電位差が生じて
しまう場合でも安定したデータ伝送を行えるという効果
が得られる。
【0023】実施の形態5.図6は、この発明の実施の
形態5の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2a,2bは、データ出
力回路1が出力したデータを入力するデータ入力回路、
18は、データ出力回路1の内部に備えられデータを直
接出力するとともにその出力データがハイレベル時にオ
ープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御で
きる出力制御ドライバ回路、19は、上記出力制御ドラ
イバ回路18の出力するデータを反転した反転データを
出力するとともにその出力反転データがハイレベル時に
オープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御
できる出力制御反転ドライバ回路、5は、電源、9は、
一端が電源5に接続され出力制御ドライバ回路18が出
力したデータと出力制御反転ドライバ回路19が出力し
た反転データを分圧する出力分圧上位抵抗、10は、一
端がグランドに接続され出力分圧上位抵抗9とともに、
出力制御ドライバ回路18が出力したデータと出力制御
反転ドライバ回路19が出力した反転データを分圧する
出力分圧下位抵抗、11は、出力制御ドライバ回路18
からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
し、出力制御反転ドライバ回路19からの反転データを
二つの入力端の他方から入力する入力差動レシバ回路、
20は、上記データと上記反転データの反射を抑えるた
めにデータ入力回路2a,2bの内部に設けられた終端
抵抗、21は、上記入力差動レシバ回路11の二つの入
力端とはデータ入力回路2a,2b内部では接続されず
上記終端抵抗20に上記データと上記反転データを導く
終端抵抗接続ラインである。
形態5の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2a,2bは、データ出
力回路1が出力したデータを入力するデータ入力回路、
18は、データ出力回路1の内部に備えられデータを直
接出力するとともにその出力データがハイレベル時にオ
ープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御で
きる出力制御ドライバ回路、19は、上記出力制御ドラ
イバ回路18の出力するデータを反転した反転データを
出力するとともにその出力反転データがハイレベル時に
オープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御
できる出力制御反転ドライバ回路、5は、電源、9は、
一端が電源5に接続され出力制御ドライバ回路18が出
力したデータと出力制御反転ドライバ回路19が出力し
た反転データを分圧する出力分圧上位抵抗、10は、一
端がグランドに接続され出力分圧上位抵抗9とともに、
出力制御ドライバ回路18が出力したデータと出力制御
反転ドライバ回路19が出力した反転データを分圧する
出力分圧下位抵抗、11は、出力制御ドライバ回路18
からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
し、出力制御反転ドライバ回路19からの反転データを
二つの入力端の他方から入力する入力差動レシバ回路、
20は、上記データと上記反転データの反射を抑えるた
めにデータ入力回路2a,2bの内部に設けられた終端
抵抗、21は、上記入力差動レシバ回路11の二つの入
力端とはデータ入力回路2a,2b内部では接続されず
上記終端抵抗20に上記データと上記反転データを導く
終端抵抗接続ラインである。
【0024】次に動作について説明する。データ出力回
路1とデータ入力回路2a,2b間の距離が長い場合
(例えば、分圧立ち上がり時間14または分圧立ち下が
り時間15の逆数を周波数とした場合の0.1波長以上
の距離の場合)、上記の実施の形態1〜実施の形態4で
は、データ入力回路2a,2bの入力差動レシバ回路1
1の二つの入力端での反射の影響により、データ伝送が
不安定になってしまう。これに対して、データ出力回路
1から一番離れた距離にあるデータ入力回路2bの終端
抵抗接続ライン21に上記データと上記反転データのラ
インを接続することにより終端抵抗20を接続すれば、
上記の反射を抑えることができる。また、一番離れた距
離にあるデータ入力回路2bとその手前のデータ入力回
路2aを同じもので構成することができるので、工作性
や整備性を向上することができる。つまり、実施の形態
1〜実施の形態4の効果が得られるとともに、データ出
力回路1とデータ入力回路2a,2b間の距離が長い場
合でもデータ入力回路2a,2bの入力差動レシバ回路
11の二つの入力端での反射の影響を抑えることができ
安定したデータ伝送を行えるとともに、工作性や整備性
を向上することができるという効果が得られる。
路1とデータ入力回路2a,2b間の距離が長い場合
(例えば、分圧立ち上がり時間14または分圧立ち下が
り時間15の逆数を周波数とした場合の0.1波長以上
の距離の場合)、上記の実施の形態1〜実施の形態4で
は、データ入力回路2a,2bの入力差動レシバ回路1
1の二つの入力端での反射の影響により、データ伝送が
不安定になってしまう。これに対して、データ出力回路
1から一番離れた距離にあるデータ入力回路2bの終端
抵抗接続ライン21に上記データと上記反転データのラ
インを接続することにより終端抵抗20を接続すれば、
上記の反射を抑えることができる。また、一番離れた距
離にあるデータ入力回路2bとその手前のデータ入力回
路2aを同じもので構成することができるので、工作性
や整備性を向上することができる。つまり、実施の形態
1〜実施の形態4の効果が得られるとともに、データ出
力回路1とデータ入力回路2a,2b間の距離が長い場
合でもデータ入力回路2a,2bの入力差動レシバ回路
11の二つの入力端での反射の影響を抑えることができ
安定したデータ伝送を行えるとともに、工作性や整備性
を向上することができるという効果が得られる。
【0025】実施の形態6.図7は、この発明の実施の
形態6の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2a,2bは、データ出
力回路1が出力したデータを入力するデータ入力回路、
18は、データ出力回路1の内部に備えられデータを直
接出力するとともにその出力データがハイレベル時にオ
ープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御で
きる出力制御ドライバ回路、19は、上記出力制御ドラ
イバ回路18の出力するデータを反転した反転データを
出力するとともにその出力反転データがハイレベル時に
オープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御
できる出力制御反転ドライバ回路、5は、電源、9は、
一端が電源5に接続され出力制御ドライバ回路18が出
力したデータと出力制御反転ドライバ回路19が出力し
た反転データを分圧する出力分圧上位抵抗、10は、一
端がグランドに接続され出力分圧上位抵抗9とともに、
出力制御ドライバ回路18が出力したデータと出力制御
反転ドライバ回路19が出力した反転データを分圧する
出力分圧下位抵抗、11は、出力制御ドライバ回路18
からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
し、出力制御反転ドライバ回路19からの反転データを
二つの入力端の他方から入力する入力差動レシバ回路、
20は、上記データと上記反転データの反射を抑えるた
めにデータ入力回路2a,2b内部に設けられた終端抵
抗、21は、上記入力差動レシバ回路11の二つの入力
端とはデータ入力回路2a,2b内部では接続されず上
記終端抵抗20に上記データと上記反転データを導く終
端抵抗接続ライン、22は上記終端抵抗20に直列に接
続され上記データと上記反転データの直流成分をカット
するDCカットコンデンサである。
形態6の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2a,2bは、データ出
力回路1が出力したデータを入力するデータ入力回路、
18は、データ出力回路1の内部に備えられデータを直
接出力するとともにその出力データがハイレベル時にオ
ープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御で
きる出力制御ドライバ回路、19は、上記出力制御ドラ
イバ回路18の出力するデータを反転した反転データを
出力するとともにその出力反転データがハイレベル時に
オープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御
できる出力制御反転ドライバ回路、5は、電源、9は、
一端が電源5に接続され出力制御ドライバ回路18が出
力したデータと出力制御反転ドライバ回路19が出力し
た反転データを分圧する出力分圧上位抵抗、10は、一
端がグランドに接続され出力分圧上位抵抗9とともに、
出力制御ドライバ回路18が出力したデータと出力制御
反転ドライバ回路19が出力した反転データを分圧する
出力分圧下位抵抗、11は、出力制御ドライバ回路18
からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
し、出力制御反転ドライバ回路19からの反転データを
二つの入力端の他方から入力する入力差動レシバ回路、
20は、上記データと上記反転データの反射を抑えるた
めにデータ入力回路2a,2b内部に設けられた終端抵
抗、21は、上記入力差動レシバ回路11の二つの入力
端とはデータ入力回路2a,2b内部では接続されず上
記終端抵抗20に上記データと上記反転データを導く終
端抵抗接続ライン、22は上記終端抵抗20に直列に接
続され上記データと上記反転データの直流成分をカット
するDCカットコンデンサである。
【0026】次に動作について説明する。上記の実施の
形態5のようにデータ出力回路1とデータ入力回路2
a,2b間の距離が長く、データ入力回路2a,2bの
入力差動レシバ回路11の二つの入力端での反射の影響
を抑えるために終端抵抗20を用いた場合、出力制御ド
ライバ回路18と出力制御反転ドライバ回路19の間に
終端抵抗20を介して閉ループが構成され、したがっ
て、直流(DC)的に常に電流が流れてしまいデータ伝
送装置の消費電力が大きくなってしまう。これに対し
て、上記データと上記反転データの直流成分をカットす
るDCカットコンデンサ22を終端抵抗20の直列に接
続することにより、上記データと上記反転データが変化
するときの交流成分に対してはDCカットコンデンサ2
2は非常に小さなインピーダンスになり終端抵抗20の
みの影響しかなくなるが、上記データと上記反転データ
の変化が終了した後の直流成分に対しては、DCカット
コンデンサ22により出力制御ドライバ回路18と出力
制御反転ドライバ回路19の間の終端抵抗20を介して
構成されていた閉ループは遮断される。したがって、直
流(DC)的な電流は流れなくなりデータ伝送装置の消
費電力を小さく抑えることができる。つまり、実施の形
態1〜実施の形態5の効果が得られるとともに、消費電
力を小さく抑えることができるという効果が得られる。
形態5のようにデータ出力回路1とデータ入力回路2
a,2b間の距離が長く、データ入力回路2a,2bの
入力差動レシバ回路11の二つの入力端での反射の影響
を抑えるために終端抵抗20を用いた場合、出力制御ド
ライバ回路18と出力制御反転ドライバ回路19の間に
終端抵抗20を介して閉ループが構成され、したがっ
て、直流(DC)的に常に電流が流れてしまいデータ伝
送装置の消費電力が大きくなってしまう。これに対し
て、上記データと上記反転データの直流成分をカットす
るDCカットコンデンサ22を終端抵抗20の直列に接
続することにより、上記データと上記反転データが変化
するときの交流成分に対してはDCカットコンデンサ2
2は非常に小さなインピーダンスになり終端抵抗20の
みの影響しかなくなるが、上記データと上記反転データ
の変化が終了した後の直流成分に対しては、DCカット
コンデンサ22により出力制御ドライバ回路18と出力
制御反転ドライバ回路19の間の終端抵抗20を介して
構成されていた閉ループは遮断される。したがって、直
流(DC)的な電流は流れなくなりデータ伝送装置の消
費電力を小さく抑えることができる。つまり、実施の形
態1〜実施の形態5の効果が得られるとともに、消費電
力を小さく抑えることができるという効果が得られる。
【0027】実施の形態7.図8は、この発明の実施の
形態7の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2a,2bは、データ出
力回路1が出力したデータを入力するデータ入力回路、
23は、データ出力回路1の内部に備えられ差動の二つ
の出力端をもちどちらか一方の出力端からデータを出力
し、他方の出力端からこのデータを反転した反転データ
を出力する出力差動ドライバ回路、5は、電源、9は、
一端が電源5に接続され出力差動ドライバ回路23が出
力したデータと反転データを分圧する出力分圧上位抵
抗、10は、一端がグランドに接続され出力分圧上位抵
抗9とともに、出力差動ドライバ回路23が出力したデ
ータと反転データを分圧する出力分圧下位抵抗、11
は、出力差動ドライバ回路23からのデータを二つの入
力端のどちらか一方から入力し、反転データを二つの入
力端の他方から入力する入力差動レシバ回路、20は、
上記データと上記反転データの反射を抑えるためにデー
タ入力回路2a,2b内部に設けられた終端抵抗、21
は、上記入力差動レシバ回路11の二つの入力端とはデ
ータ入力回路2a,2b内部では接続されず上記終端抵
抗20に上記データと上記反転データを導く終端抵抗接
続ライン、22は上記終端抵抗20に直列に接続され上
記データと上記反転データの直流成分をカットするDC
カットコンデンサである。
形態7の構成図である。図において、1は、任意のデー
タを出力するデータ出力回路、2a,2bは、データ出
力回路1が出力したデータを入力するデータ入力回路、
23は、データ出力回路1の内部に備えられ差動の二つ
の出力端をもちどちらか一方の出力端からデータを出力
し、他方の出力端からこのデータを反転した反転データ
を出力する出力差動ドライバ回路、5は、電源、9は、
一端が電源5に接続され出力差動ドライバ回路23が出
力したデータと反転データを分圧する出力分圧上位抵
抗、10は、一端がグランドに接続され出力分圧上位抵
抗9とともに、出力差動ドライバ回路23が出力したデ
ータと反転データを分圧する出力分圧下位抵抗、11
は、出力差動ドライバ回路23からのデータを二つの入
力端のどちらか一方から入力し、反転データを二つの入
力端の他方から入力する入力差動レシバ回路、20は、
上記データと上記反転データの反射を抑えるためにデー
タ入力回路2a,2b内部に設けられた終端抵抗、21
は、上記入力差動レシバ回路11の二つの入力端とはデ
ータ入力回路2a,2b内部では接続されず上記終端抵
抗20に上記データと上記反転データを導く終端抵抗接
続ライン、22は上記終端抵抗20に直列に接続され上
記データと上記反転データの直流成分をカットするDC
カットコンデンサである。
【0028】次に動作について説明する。データ出力回
路1の内部に差動の二つの出力端をもつ出力差動ドライ
バ回路23を備えたので、そのどちらか一方の出力端か
らデータを出力し、他方の出力端からこのデータを反転
した反転データを出力することができ、データ出力回路
1を小形化することができ、よって、データ伝送装置も
小形化することができる。つまり、実施の形態1〜実施
の形態6の効果が得られるとともに、データ伝送装置を
小形化することができるという効果が得られる。
路1の内部に差動の二つの出力端をもつ出力差動ドライ
バ回路23を備えたので、そのどちらか一方の出力端か
らデータを出力し、他方の出力端からこのデータを反転
した反転データを出力することができ、データ出力回路
1を小形化することができ、よって、データ伝送装置も
小形化することができる。つまり、実施の形態1〜実施
の形態6の効果が得られるとともに、データ伝送装置を
小形化することができるという効果が得られる。
【0029】実施の形態8.また、上記の実施の形態1
〜7では、電源5、グランドがそれぞれ1種類の場合に
ついて説明したが、任意の数の種類の電源、任意の数の
種類のグランドの場合にも、また、その電源の電圧が任
意の電圧の場合にも同様の効果が得られる。
〜7では、電源5、グランドがそれぞれ1種類の場合に
ついて説明したが、任意の数の種類の電源、任意の数の
種類のグランドの場合にも、また、その電源の電圧が任
意の電圧の場合にも同様の効果が得られる。
【0030】実施の形態9.また、上記の実施の形態1
〜8では、1個のデータ出力回路1と1個または2個の
データ入力回路2a,2bの場合について説明したが、
1個のデータ出力回路1に接続されるデータ入力回路2
a,2bの数が任意の数の場合でも、また、データ出力
回路1が複数個ある場合でも同様の効果が得られる。
〜8では、1個のデータ出力回路1と1個または2個の
データ入力回路2a,2bの場合について説明したが、
1個のデータ出力回路1に接続されるデータ入力回路2
a,2bの数が任意の数の場合でも、また、データ出力
回路1が複数個ある場合でも同様の効果が得られる。
【0031】実施の形態10.また、上記の実施の形態
1〜9では、電源5の電圧を分圧してデータの分圧電圧
を生成した場合について説明したが、電源5の電圧その
ものを分圧電圧まで低くした場合でも同様の効果が得ら
れる。
1〜9では、電源5の電圧を分圧してデータの分圧電圧
を生成した場合について説明したが、電源5の電圧その
ものを分圧電圧まで低くした場合でも同様の効果が得ら
れる。
【0032】
【発明の効果】第1の発明によれば、データ出力回路1
には、データを出力する出力ドライバ回路3と、その出
力ドライバ回路3が出力したデータの電圧を分圧するた
めの出力分圧上位抵抗9と、同じくその出力ドライバ回
路3が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧
下位抵抗10を備え、データ入力回路2には、上記出力
ドライバ回路3からのデータを二つの入力端のどちらか
一方から入力する入力差動レシバ回路11と、この入力
差動レシバ回路11の他方の入力端に接続され基準電圧
を生成する基準分圧上位抵抗12と、同じくこの入力差
動レシバ回路11の他方の入力端に接続され基準電圧を
生成する基準分圧下位抵抗13を備えているので、分圧
立ち上がり時間14が従来の立ち上がり時間7より短い
時間ですみ、分圧立ち下がり時間15も従来の立ち下が
り時間8よりも短い時間ですむので、1ビット当たりの
一定時間を従来の装置よりも短い時間にすることがで
き、よって、データ伝送を従来の装置よりもより高速化
することができるという効果が得られる。
には、データを出力する出力ドライバ回路3と、その出
力ドライバ回路3が出力したデータの電圧を分圧するた
めの出力分圧上位抵抗9と、同じくその出力ドライバ回
路3が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧
下位抵抗10を備え、データ入力回路2には、上記出力
ドライバ回路3からのデータを二つの入力端のどちらか
一方から入力する入力差動レシバ回路11と、この入力
差動レシバ回路11の他方の入力端に接続され基準電圧
を生成する基準分圧上位抵抗12と、同じくこの入力差
動レシバ回路11の他方の入力端に接続され基準電圧を
生成する基準分圧下位抵抗13を備えているので、分圧
立ち上がり時間14が従来の立ち上がり時間7より短い
時間ですみ、分圧立ち下がり時間15も従来の立ち下が
り時間8よりも短い時間ですむので、1ビット当たりの
一定時間を従来の装置よりも短い時間にすることがで
き、よって、データ伝送を従来の装置よりもより高速化
することができるという効果が得られる。
【0033】また、第2の発明によれば、入力差動レシ
バ回路11のデータの入力端にも入力データを分圧する
ための入力分圧上位抵抗16と、同じくこの入力差動レ
シバ回路11のデータの入力端にも入力データを分圧す
るための入力下位抵抗17を備えているので、データ入
力回路2が複数個接続された場合のデータ伝送装置の時
定数の大きくなる分を補いデータ伝送装置の時定数の増
加を最小限に抑えることができる。つまり、第1の発明
のデータ伝送を従来の装置よりもより高速化することが
できるという効果が得られるとともに、データ入力回路
2が複数個接続された場合でも、その効果を維持するこ
とができるという効果が得られる。
バ回路11のデータの入力端にも入力データを分圧する
ための入力分圧上位抵抗16と、同じくこの入力差動レ
シバ回路11のデータの入力端にも入力データを分圧す
るための入力下位抵抗17を備えているので、データ入
力回路2が複数個接続された場合のデータ伝送装置の時
定数の大きくなる分を補いデータ伝送装置の時定数の増
加を最小限に抑えることができる。つまり、第1の発明
のデータ伝送を従来の装置よりもより高速化することが
できるという効果が得られるとともに、データ入力回路
2が複数個接続された場合でも、その効果を維持するこ
とができるという効果が得られる。
【0034】また、第3の発明によれば、データ出力回
路1に、データを出力するとともにその出力データがハ
イレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダン
ス状態に制御できる出力制御ドライバ回路18を備えて
いるので、出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗1
0、入力分圧上位抵抗16と入力分圧下位抵抗17と
は、出力制御ドライバ回路18の内部の影響を受けない
ですむ。つまり、第1の発明、第2の発明の効果が得ら
れるとともに、分圧立ち上がり時間14と分圧立ち下が
り時間15を安定にすることができるという効果が得ら
れる。
路1に、データを出力するとともにその出力データがハ
イレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダン
ス状態に制御できる出力制御ドライバ回路18を備えて
いるので、出力分圧上位抵抗9と出力分圧下位抵抗1
0、入力分圧上位抵抗16と入力分圧下位抵抗17と
は、出力制御ドライバ回路18の内部の影響を受けない
ですむ。つまり、第1の発明、第2の発明の効果が得ら
れるとともに、分圧立ち上がり時間14と分圧立ち下が
り時間15を安定にすることができるという効果が得ら
れる。
【0035】また、第4の発明によれば、データ出力回
路1に、データを出力するとともにその出力データがハ
イレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダン
ス状態に制御できる出力制御ドライバ回路18と、その
出力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧す
るための出力分圧上位抵抗9と、同じくその出力制御ド
ライバ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出
力分圧下位抵抗10と、上記出力制御ドライバ回路18
の出力するデータを反転した反転データを出力するとと
もにその出力反転データがハイレベル時にオープンコレ
クタを含むハイインピーダンス状態に制御できる出力制
御反転ドライバ回路19と、その出力制御反転ドライバ
回路が出力した反転データの電圧を分圧するための出力
分圧上位抵抗9と、同じくその出力制御反転ドライバ回
路が出力した反転データの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗10を備えたので、データ入力回路2内部の
入力差動レシバ回路11の基準分圧対応の入力端に出力
制御ドライバ回路18の出力するデータを反転した出力
制御反転ドライバ回路19が出力する反転データを入力
し、入力差動レシバ回路11は、入力されるデータと反
転データの相対的な電位差によりデータを判断すること
ができ、よって、安定してデータ伝送することができ
る。つまり、第1の発明〜第3の発明の効果が得られる
とともに、何らかの原因によりデータ出力回路1側のグ
ランドとデータ入力回路2側のグランド間に電位差が生
じてしまう場合でも安定したデータ伝送を行えるという
効果が得られる。
路1に、データを出力するとともにその出力データがハ
イレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダン
ス状態に制御できる出力制御ドライバ回路18と、その
出力制御ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧す
るための出力分圧上位抵抗9と、同じくその出力制御ド
ライバ回路が出力したデータの電圧を分圧するための出
力分圧下位抵抗10と、上記出力制御ドライバ回路18
の出力するデータを反転した反転データを出力するとと
もにその出力反転データがハイレベル時にオープンコレ
クタを含むハイインピーダンス状態に制御できる出力制
御反転ドライバ回路19と、その出力制御反転ドライバ
回路が出力した反転データの電圧を分圧するための出力
分圧上位抵抗9と、同じくその出力制御反転ドライバ回
路が出力した反転データの電圧を分圧するための出力分
圧下位抵抗10を備えたので、データ入力回路2内部の
入力差動レシバ回路11の基準分圧対応の入力端に出力
制御ドライバ回路18の出力するデータを反転した出力
制御反転ドライバ回路19が出力する反転データを入力
し、入力差動レシバ回路11は、入力されるデータと反
転データの相対的な電位差によりデータを判断すること
ができ、よって、安定してデータ伝送することができ
る。つまり、第1の発明〜第3の発明の効果が得られる
とともに、何らかの原因によりデータ出力回路1側のグ
ランドとデータ入力回路2側のグランド間に電位差が生
じてしまう場合でも安定したデータ伝送を行えるという
効果が得られる。
【0036】また、第5の発明によれば、データ入力回
路2a,2bに、出力制御ドライバ回路18からのデー
タを二つの入力端のどちらか一方から入力し、出力制御
反転ドライバ回路19からの反転データを二つの入力端
の他方から入力する入力差動レシバ回路11と、上記デ
ータと上記反転データの反射を抑えるための終端抵抗2
0と、上記入力差動レシバ回路11の二つの入力端とは
データ入力回路2内部では接続されず、上記終端抵抗2
0に上記データと上記反転データを導く終端抵抗接続ラ
イン21を備えているので、データ出力回路1から一番
離れた距離にあるデータ入力回路2bの終端抵抗接続ラ
イン21に上記データと上記反転データのラインを接続
することにより終端抵抗20を接続すれば、上記の反射
を抑えることができ、また、一番離れた距離にあるデー
タ入力回路2bとその手前のデータ入力回路2aを同じ
もので構成することができるので、工作性や整備性を向
上することができる。つまり、第1の発明〜第4の発明
の効果が得られるとともに、データ出力回路1とデータ
入力回路2a,2b間の距離が長い場合でもデータ入力
回路2a,2bの入力差動レシバ回路11の二つの入力
端での反射の影響を抑えることができ安定したデータ伝
送を行えるとともに、工作性や整備性を向上することが
できるという効果が得られる。
路2a,2bに、出力制御ドライバ回路18からのデー
タを二つの入力端のどちらか一方から入力し、出力制御
反転ドライバ回路19からの反転データを二つの入力端
の他方から入力する入力差動レシバ回路11と、上記デ
ータと上記反転データの反射を抑えるための終端抵抗2
0と、上記入力差動レシバ回路11の二つの入力端とは
データ入力回路2内部では接続されず、上記終端抵抗2
0に上記データと上記反転データを導く終端抵抗接続ラ
イン21を備えているので、データ出力回路1から一番
離れた距離にあるデータ入力回路2bの終端抵抗接続ラ
イン21に上記データと上記反転データのラインを接続
することにより終端抵抗20を接続すれば、上記の反射
を抑えることができ、また、一番離れた距離にあるデー
タ入力回路2bとその手前のデータ入力回路2aを同じ
もので構成することができるので、工作性や整備性を向
上することができる。つまり、第1の発明〜第4の発明
の効果が得られるとともに、データ出力回路1とデータ
入力回路2a,2b間の距離が長い場合でもデータ入力
回路2a,2bの入力差動レシバ回路11の二つの入力
端での反射の影響を抑えることができ安定したデータ伝
送を行えるとともに、工作性や整備性を向上することが
できるという効果が得られる。
【0037】また、第6の発明によれば、データ入力回
路2に、終端抵抗20に直列に接続されるデータと反転
データの直流成分をカットするDCカットコンデンサ2
2を備えているので、上記データと上記反転データが変
化する時の交流成分に対してはDCカットコンデンサ2
2は非常に小さなインピーダンスになり終端抵抗20の
みの影響しかなくなるが、上記データと上記反転データ
の変化が終了した後の直流成分に対しては、DCカット
コンデンサ22により出力制御ドライバ回路18と出力
制御反転ドライバ回路19の間の終端抵抗20を介して
構成されていた閉ループは遮断される。したがって、直
流(DC)的な電流は流れなくなりデータ伝送装置の消
費電力を小さく抑えることができる。つまり、第1の発
明〜第5の発明の効果が得られるとともに、消費電力を
小さく抑えることができるという効果が得られる。
路2に、終端抵抗20に直列に接続されるデータと反転
データの直流成分をカットするDCカットコンデンサ2
2を備えているので、上記データと上記反転データが変
化する時の交流成分に対してはDCカットコンデンサ2
2は非常に小さなインピーダンスになり終端抵抗20の
みの影響しかなくなるが、上記データと上記反転データ
の変化が終了した後の直流成分に対しては、DCカット
コンデンサ22により出力制御ドライバ回路18と出力
制御反転ドライバ回路19の間の終端抵抗20を介して
構成されていた閉ループは遮断される。したがって、直
流(DC)的な電流は流れなくなりデータ伝送装置の消
費電力を小さく抑えることができる。つまり、第1の発
明〜第5の発明の効果が得られるとともに、消費電力を
小さく抑えることができるという効果が得られる。
【0038】また、第7の発明によれば、データ出力回
路1に、差動の二つの出力端をもち、どちらか一方の出
力端からデータを出力し、他方の出力端からこのデータ
を反転した反転データを出力する出力差動ドライバ回路
23を備えたので、データ出力回路1を小形化すること
ができ、よってデータ伝送装置も小形化することができ
る。つまり、第1の発明〜第6の発明の効果が得られる
とともに、データ伝送装置を小形化することができると
いう効果が得られる。
路1に、差動の二つの出力端をもち、どちらか一方の出
力端からデータを出力し、他方の出力端からこのデータ
を反転した反転データを出力する出力差動ドライバ回路
23を備えたので、データ出力回路1を小形化すること
ができ、よってデータ伝送装置も小形化することができ
る。つまり、第1の発明〜第6の発明の効果が得られる
とともに、データ伝送装置を小形化することができると
いう効果が得られる。
【図1】 この発明の実施の形態1の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のデータの波形図で
ある。
ある。
【図3】 この発明の実施の形態2の構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4の構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態6の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態7の構成図である。
【図9】 従来のデータ伝送装置の構成図である。
【図10】 従来のデータ伝送装置のデータの波形図で
ある。
ある。
1 データ出力回路、2 データ入力回路、3 出力ド
ライバ回路、9 出力分圧上位抵抗、10 出力分圧下
位抵抗、11 入力差動レシバ回路、12 基準分圧上
位抵抗、13 基準分圧下位抵抗、16 入力分圧上位
抵抗、17 入力分圧下位抵抗、18 出力制御ドライ
バ回路、19 出力制御反転ドライバ回路、20 終端
抵抗、21 終端抵抗接続ライン、22 DCカットコ
ンデンサ、23 出力差動ドライバ回路。
ライバ回路、9 出力分圧上位抵抗、10 出力分圧下
位抵抗、11 入力差動レシバ回路、12 基準分圧上
位抵抗、13 基準分圧下位抵抗、16 入力分圧上位
抵抗、17 入力分圧下位抵抗、18 出力制御ドライ
バ回路、19 出力制御反転ドライバ回路、20 終端
抵抗、21 終端抵抗接続ライン、22 DCカットコ
ンデンサ、23 出力差動ドライバ回路。
Claims (7)
- 【請求項1】 電圧のレベルの変化により任意のデータ
を構成し、このデータを出力するデータ出力回路と、こ
のデータを入力するデータ入力回路とから構成されるデ
ータ伝送装置において、上記データ出力回路には、デー
タを出力する出力ドライバ回路と、その出力ドライバ回
路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧上
位抵抗と、同じくその出力ドライバ回路が出力したデー
タの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、上
記データ入力回路には、上記出力ドライバ回路からのデ
ータを二つの入力端のどちらか一方から入力する入力差
動レシバ回路と、この入力差動レシバ回路の他方の入力
端に接続され基準電圧を生成する基準分圧上位抵抗と、
同じくこの入力差動レシバ回路の他方の入力端に接続さ
れ基準電圧を生成する基準分圧下位抵抗を備えたことを
特徴とするデータ伝送装置。 - 【請求項2】 電圧のレベルの変化により任意のデータ
を構成し、このデータを出力するデータ出力回路と、こ
のデータを入力するデータ入力回路とから構成されるデ
ータ伝送装置において、上記データ出力回路には、デー
タを出力する出力ドライバ回路と、その出力ドライバ回
路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧上
位抵抗と、同じくその出力ドライバ回路が出力したデー
タの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、上
記データ入力回路には、上記出力ドライバ回路からのデ
ータを二つの入力端のどちらか一方から入力する入力差
動レシバ回路と、この入力差動レシバ回路の他方の入力
端に接続され基準電圧を生成する基準分圧上位抵抗と、
同じくこの入力差動レシバ回路の他方の入力端に接続さ
れ基準電圧を生成する基準分圧下位抵抗と、この入力差
動レシバ回路のデータの入力端に入力データを分圧する
ための入力分圧上位抵抗と、同じくこの入力差動レシバ
回路のデータの入力端に入力データを分圧するための入
力分圧下位抵抗を備えたことを特徴とするデータ伝送装
置。 - 【請求項3】 電圧のレベルの変化により任意のデータ
を構成し、このデータを出力するデータ出力回路と、こ
のデータを入力するデータ入力回路とから構成されるデ
ータ伝送装置において、上記データ出力回路には、デー
タを出力するとともにその出力データがハイレベル時に
オープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御
できる出力制御ドライバ回路と、その出力制御ドライバ
回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧
上位抵抗と、同じくその出力制御ドライバ回路が出力し
たデータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備
え、上記データ入力回路には、上記出力制御ドライバ回
路からのデータを二つの入力端のどちらか一方から入力
する入力差動レシバ回路と、この入力差動レシバ回路の
他方の入力端に接続され基準電圧を生成する基準分圧上
位抵抗と、同じくこの入力差動レシバ回路の他方の入力
端に接続され基準電圧を生成する基準電圧下位抵抗と、
この入力作動レシバ回路のデータの入力端に入力データ
を分圧するための入力分圧上位抵抗と同じくこの入力作
動レシバ回路のデータの入力端に入力データを分圧する
ための入力分圧下位抵抗を備えたことを特徴とするデー
タ伝送装置。 - 【請求項4】 電圧のレベルの変化により任意のデータ
を構成し、このデータを出力するデータ出力回路と、こ
のデータを入力するデータ入力回路とから構成されるデ
ータ伝送装置において、上記データ出力回路には、デー
タを出力するとともにその出力データがハイレベル時に
オープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御
できる出力制御ドライバ回路と、その出力制御ドライバ
回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧
上位抵抗と、同じくその出力制御ドライバ回路が出力し
たデータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗と、
上記出力制御ドライバ回路の出力するデータを反転した
反転データを出力するとともにその出力反転データがハ
イレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダン
ス状態に制御できる出力制御反転ドライバ回路と、その
出力制御反転ドライバ回路が出力した反転データの電圧
を分圧するための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力
制御反転ドライバ回路が出力した反転データの電圧を分
圧するための出力分圧下位抵抗を備え、上記データ入力
回路には、上記出力制御ドライバ回路からのデータを二
つの入力端のどちらか一方から入力し、上記出力制御反
転ドライバ回路からの反転データを二つの入力端の他方
から入力する入力差動レシバ回路を備えたことを特徴と
するデータ伝送装置。 - 【請求項5】 電圧のレベルの変化により任意のデータ
を構成し、このデータを出力するデータ出力回路と、こ
のデータを入力するデータ入力回路とから構成されるデ
ータ伝送装置において、上記データ出力回路には、デー
タを出力するとともにその出力データがハイレベル時に
オープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御
できる出力制御ドライバ回路と、その出力制御ドライバ
回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧
上位抵抗と、同じくその出力制御ドライバ回路が出力し
たデータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗と、
上記出力制御ドライバ回路の出力するデータを反転した
反転データを出力するとともにその出力反転データがハ
イレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダン
ス状態に制御できる出力制御反転ドライバ回路と、その
出力制御反転ドライバ回路が出力した反転データの電圧
を分圧するための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力
制御反転ドライバ回路が出力した反転データの電圧を分
圧するための出力分圧下位抵抗を備え、上記データ入力
回路には、上記出力制御ドライバ回路からのデータを二
つの入力端のどちらか一方から入力し、上記出力制御反
転ドライバ回路からの反転データを二つの入力端の他方
から入力する入力差動レシバ回路と、上記データと上記
反転データの反射を抑えるための終端抵抗と、上記入力
差動レシバ回路の二つの入力端とはデータ入力回路内部
では接続されず、上記終端抵抗に上記データと上記反転
データを導く終端抵抗接続ラインを備えたことを特徴と
するデータ伝送装置。 - 【請求項6】 電圧のレベルの変化により任意のデータ
を構成し、このデータを出力するデータ出力回路と、こ
のデータを入力するデータ入力回路とから構成されるデ
ータ伝送装置において、上記データ出力回路には、デー
タを出力するとともにその出力データがハイレベル時に
オープンコレクタを含むハイインピーダンス状態に制御
できる出力制御ドライバ回路と、その出力制御ドライバ
回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧
上位抵抗と、同じくその出力制御ドライバ回路が出力し
たデータの電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗と、
上記出力制御ドライバ回路の出力するデータを反転した
反転データを出力するとともにその出力反転データがハ
イレベル時にオープンコレクタを含むハイインピーダン
ス状態に制御できる出力制御反転ドライバ回路と、その
出力制御反転ドライバ回路が出力した反転データの電圧
を分圧するための出力分圧上位抵抗と、同じくその出力
制御反転ドライバ回路が出力した反転データの電圧を分
圧するための出力分圧下位抵抗を備え、上記データ入力
回路には、上記出力制御ドライバ回路からのデータを二
つの入力端のどちらか一方から入力し、上記出力制御反
転ドライバ回路からの反転データを二つの入力端の他方
から入力する入力差動レシバ回路と、上記データと上記
反転データの反射を抑えるための終端抵抗と、上記入力
差動レシバ回路の二つの入力端とはデータ入力回路内部
では接続されず、上記終端抵抗に上記データと上記反転
データを導く終端抵抗接続ラインと、上記終端抵抗に直
列に接続され上記データと上記反転データの直流成分を
カットするDCカットコンデンサを備えたことを特徴と
するデータ伝送装置。 - 【請求項7】 電圧のレベルの変化により任意のデータ
を構成し、このデータを出力するデータ出力回路と、こ
のデータを入力するデータ入力回路とから構成されるデ
ータ伝送装置において、上記データ出力回路には、差動
の二つの出力端をもち、どちらか一方の出力端からデー
タを出力し、他方の出力端からこのデータを反転した反
転データを出力する出力差動ドライバ回路と、その出力
差動ドライバ回路が出力したデータの電圧を分圧するた
めの出力分圧上位抵抗と、同じくその出力差動ドライバ
回路が出力したデータの電圧を分圧するための出力分圧
下位抵抗と、その出力差動ドライバ回路が出力した反転
データの電圧を分圧するための出力分圧上位抵抗と、同
じくその出力差動ドライバ回路が出力した反転データの
電圧を分圧するための出力分圧下位抵抗を備え、上記デ
ータ入力回路には、上記出力差動ドライバ回路からのデ
ータを二つの入力端のどちらか一方から入力し、上記出
力差動ドライバ回路からの反転データを二つの入力端の
他方から入力する入力差動レシバ回路と、上記データと
上記反転データの反射を抑えるための終端抵抗と、上記
入力差動レシバ回路の二つの入力端とはデータ入力回路
内部では接続されず、上記終端抵抗に上記データと上記
反転データを導く終端抵抗接続ラインと、上記終端抵抗
に直列に接続され上記データと上記反転データの直流成
分をカットするDCカットコンデンサを備えたことを特
徴とするデータ伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230624A JPH1168855A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9230624A JPH1168855A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | データ伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168855A true JPH1168855A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16910702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9230624A Pending JPH1168855A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | データ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1168855A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067709A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Nec Electronics Corp | 比較回路および半導体装置 |
EP1936808A2 (de) | 2006-12-23 | 2008-06-25 | SEMIKRON Elektronik GmbH & Co. KG | Eingangsstufe für eine Treiberschaltung eines leistungselektronischen Bauteils |
JP2010228232A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Seiko Epson Corp | ヘッド駆動装置、及び、流体噴射装置 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP9230624A patent/JPH1168855A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007067709A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Nec Electronics Corp | 比較回路および半導体装置 |
EP1936808A2 (de) | 2006-12-23 | 2008-06-25 | SEMIKRON Elektronik GmbH & Co. KG | Eingangsstufe für eine Treiberschaltung eines leistungselektronischen Bauteils |
EP1936808A3 (de) * | 2006-12-23 | 2009-10-14 | SEMIKRON Elektronik GmbH & Co. KG | Eingangsstufe für eine Treiberschaltung eines leistungselektronischen Bauteils |
JP2010228232A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Seiko Epson Corp | ヘッド駆動装置、及び、流体噴射装置 |
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