JPH1168670A - Fm変調装置 - Google Patents

Fm変調装置

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JPH1168670A
JPH1168670A JP9216191A JP21619197A JPH1168670A JP H1168670 A JPH1168670 A JP H1168670A JP 9216191 A JP9216191 A JP 9216191A JP 21619197 A JP21619197 A JP 21619197A JP H1168670 A JPH1168670 A JP H1168670A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域FM変調信号が影響を受ける、伝送路
の群遅延特性およびFM復調特性のリップルを、実質的
に平滑化し高次歪が低減できるFM変調装置を提供する
ことである。 【解決手段】 FMレーザ102は、第1の信号源10
1から出力される第1の電気信号を、中心波長λ1 の光
周波数変調信号に変換、出力する。第2の信号源107
は、上記第1の電気信号に対して無相関な第2の伝送信
号を出力し、外部光変調部108は、この第2の電気信
号を用いて、FMレーザからの出力光信号に光位相変調
を施す。局発光源104は、FMレーザ102の発振波
長λ1 と所定量△λだけ異なる波長λ0 の光を出力す
る。外部光変調部108からの出力光信号および局発光
源からの光は合波された後、光検波部106に入力され
て、その自乗検波特性によりヘテロダイン検波を行い、
入力される2つの光の波長差△λに相当する周波数にお
いて当該2つの光のビート信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FM変調装置に関
し、より特定的には、半導体レーザを利用して、FM変
調信号を発生するFM変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のFM変調装置の構成を示し
たブロック図である。図5において、FM変調装置は、
信号源501と、FM変調用レーザ(以下、FMレーザ
という)502と、第1の光導波部503と、局発光源
504と、第2の光導波部505と、光検波部506と
を備えている。
【0003】上記のように構成されたFM変調装置にお
いて、信号源501はFM変調すべき元信号となる電気
信号を出力する。FMレーザ502は、例えば半導体レ
ーザで構成され、注入電流一定の条件では波長λ1 の光
を発振し、注入電流を振幅変調すると、その発振波長
(光周波数)も変調を受け、波長λ1 を中心とした光周
波数変調信号を出力する。第1の光導波部503は、こ
のFMレーザ502から出力された光信号を導く。局発
光源504は、FMレーザ502の発振波長λ1と所定
量△λだけ異なる波長λ0 の光を出力する。第2の光導
波部505は、局発光源504からの無変調光を導く。
第1の光導波部503および第2の光導波部505によ
って導かれた2つの光は合波され、光検波部506に入
力される。光検波部506は、自乗検波特性を有するフ
ォトダイオードなどで構成され、異なる波長の2つの光
が入力された場合には、その波長差に相当する周波数に
2つの光のビート成分を発生する性質を備えており(こ
の動作はヘテロダイン検波と呼ばれる)、第1の光導波
部503によって導かれたFMレーザ502からの出力
光信号と第2の光導波部505によって導かれた局発光
源504からの出力光との波長差△λに相当する周波数
において、これら2つの光のビート信号を出力する。
【0004】以上のようにして得られたビート信号は、
信号源501からの出力信号を元信号としたFM変調信
号であり、FMレーザ502と局発光源504に適当な
ものを使用することによって、一般の電気回路によるF
M変調装置では実現困難な、数GHz以上の中心周波数
(搬送波周波数)と数100MHz以上の周波数偏移量
とを有した非常に高周波かつ広帯域なFM変調信号を容
易に生成できる。この周波数偏移量の拡大により、この
FM変調信号を復調して得られるFM復調信号は、高C
NR(搬送波対雑音電力比)を有することとなる。
【0005】図6に、図5に示すFM変調装置を含めた
伝送装置の全体構成の一例を示す。文献(例えば、K.Ki
kushima, et al.," Optical super wide-band FM modul
ation scheme and its application to multi-channel
AM video transmission systems ", IOOC'95 , PD2-7 ,
1995.)にも記載されるように、この伝送装置は、図5
のようなFM変調装置601において生成された広帯域
FM変調信号を、光送信部602が内部に含む伝送用レ
ーザ603によって光強度変調信号に変換した後、光伝
送路604を用いて当該光強度変調信号を伝送する。伝
送装置は、光受信部605によって受信した光強度変調
信号をFM変調信号に再変換した後、FM復調回路60
7によって元の電気信号に復調する。FM復調回路60
7は遅延検波方式のFM復調器で、識別部608は、光
受信部605から入力されたFM変調信号に対して所定
の閾値Vref によって識別を行い、パルス信号(論理信
号)に変換する。また、この識別部608は2つの出力
ポートを有し、一方の出力信号は直接、他方の出力信号
は遅延部609において所定の遅延量を与えられた後、
乗算部610に入力される。乗算部610は、両パルス
信号の論理積信号(パルス信号)を作成する。フィルタ
611がこのパルス信号に対して低周波成分のみを通過
させ出力すると、その出力信号の振幅変動成分は、入力
FM変調信号の周波数変動成分に一意に対応しており、
これによってFM変調信号の復調を行う。識別部608
および乗算部610には、高速信号処理用の論理素子
(ANDゲートなど)を用いることにより、図5の構成
で生成された高周波かつ広帯域なFM変調信号を容易に
復調することができる。
【0006】ところで、一般に、FM変調信号の伝送装
置においては、FM変調信号の帯域内における伝送路の
群遅延特性が、伝送信号の品質に影響を与えることが知
られている。例えば、図7(a)に示すように、群遅延
量の周波数特性が帯域内において比較的緩やかに変化す
る場合については、2次、3次などの低次の歪成分が発
生し、図7(b)のように、群遅延量が帯域内で細かな
山・谷を有するリップル状に変動する場合には、文献
(例えば、石井他;”広帯域FM変調型光映像伝送シス
テムにおける群遅延歪に関する理論検討”、信学技報O
CS96−17、1996.など)にも述べられている
ように4次以上の高次歪が発生し、伝送信号品質を劣化
させる。特に後者の高次歪については、歪補償技術など
による歪の低減手法の適用が難しく、群遅延の帯域内リ
ップルは、あらかじめ充分に抑圧しておく必要がある。
しかしながら、群遅延特性は、伝送路に使用する構成部
品間または構成部品内のインピーダンスの不整合で生じ
る場合が殆どであり、皆無にすることは非常に難しい。
【0007】次に、図6で説明したFM復調回路607
の入力周波数対出力信号レベル(f−V特性)の一測定
例を図8(a)に、f−V特性を直線近似した場合の近
似値と真値との差異(Δ出力電圧)を図8(b)に示
す。復調信号の波形歪の観点から、FM復調回路のf−
V特性についても線形であることが望ましいが、図8
(b)から分かるように、細かなリップルを有してお
り、これもまた高次歪を発生させる要因となり、伝送信
号の品質を劣化させる。
【0008】以上のように、FM変調信号の伝送装置に
おいては、伝送路の群遅延特性やFM復調特性における
非線形性が、伝送信号の品質に影響を与える。特に、図
5〜図8を用いて説明した広帯域FM変調信号の伝送装
置においては、伝送信号の帯域が数GHzに亘るため
に、群遅延特性やFM復調特性における帯域内のリップ
ルの山・谷の数も非常に多くなり、より高次の歪が発生
し、伝送信号の品質を大きく劣化させることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、半導体
レーザの光周波数変調動作とヘテロダイン検波を利用し
たFM変調装置により生成した広帯域FM変調信号を伝
送する場合、大周波数偏移量によりCNRを改善できる
一方、FM変調信号が非常に広帯域に亘るために、その
帯域内における伝送路の群遅延特性やFM復調器の復調
特性が非常に多くの山・谷を有するリップル状に変動す
るので、より高次の歪が大きく発生して、伝送信号の品
質を劣化させるという問題点があった。
【0010】それ故に、本発明の目的は、半導体レーザ
の光周波数変調動作とヘテロダイン検波を利用して生成
した広帯域FM変調信号が影響を受ける、伝送路の群遅
延特性およびFM復調特性のリップルを、実質的に平滑
化し高次歪が低減できるFM変調装置を提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、広帯域FM変調信号を発生させる装置であっ
て、第1の電気信号を出力する第1の信号源と、入力電
気信号が変化しない定常状態において波長λ1 の光を発
振し、入力電気信号の振幅変化を光周波数の変化に一意
に変換する性質を有し、当該入力電気信号として供給さ
れる第1の電気信号を光信号に変換して出力するFM変
調用レーザ(以下、FMレーザと呼ぶ)と、第1の電気
信号に無相関の第2の電気信号を出力する第2の信号源
と、入力電気信号の変化を光位相の変化に一意に変換す
る性質を有し、当該入力電気信号として供給される第2
の電気信号によりFMレーザからの出力光信号を光位相
変調して出力する外部光変調部と、外部光変調部からの
出力光信号を導く第1の光導波部と、FMレーザの発振
波長λ1 と△λだけ異なる波長λ0 の光を出力する局発
光源と、局発光源からの出力光を導く第2の光導波部
と、自乗検波特性により、異なる波長の2つの光が入力
された場合に、その波長差に相当する周波数に当該2つ
の光のビート成分を発生する性質を有し、第1の光導波
部によって導かれた外部光変調部からの出力光信号と第
2の光導波部によって導かれた局発光源からの出力光と
を入力し、それらの波長差△λに相当する周波数におい
て当該2つの光のビート成分を出力する光検波部とを備
える。
【0012】FMレーザの注入電流を変調することによ
って光周波数変調信号を発生し、これをヘテロダイン検
波することによって生成された広帯域FM変調信号は、
伝送路の群遅延特性やFM復調特性のリップルによっ
て、復調時において高次歪を発生する。そこで、上記第
1の発明では、FMレーザから出力された光周波数変調
信号を、さらに外部光変調部を用いて、FMレーザから
の光周波数変調信号に無相関な光位相変調を施しておく
ことによって、群遅延特性やFM復調特性のリップルを
実質上平滑化して、これらによって発生するはずの高次
歪を抑圧し、伝送路やFM復調回路の特性による波形劣
化を抑圧するFM変調装置を実現することができる。
【0013】第2の発明は、広帯域FM変調信号を発生
させる装置であって、第1の電気信号を出力する第1の
信号源と、入力電気信号が変化しない定常状態において
波長λ1 の光を発振し、入力電気信号の振幅変化を光周
波数の変化に一意に変換する性質を有し、当該入力電気
信号として供給される第1の電気信号を光信号に変換し
て出力するFM変調用レーザ(以下、FMレーザと呼
ぶ)と、FMレーザからの出力光信号を導く第1の光導
波部と、第1の電気信号に無相関の第2の電気信号を出
力する第2の信号源と、FMレーザの発振波長λ1 と△
λだけ異なる波長λ0 の光を出力する局発光源と、入力
電気信号の変化を光位相の変化に一意に変換する性質を
有し、当該入力電気信号として供給される第2の電気信
号により局発光源からの出力光を光位相変調して出力す
る外部光変調部と、外部光変調部からの出力光信号を導
く第2の光導波部と、自乗検波特性により、異なる波長
の2つの光が入力された場合に、その波長差に相当する
周波数に当該2つの光のビート成分を発生する性質を有
し、第1の光導波部によって導かれたFMレーザからの
出力光信号と第2の光導波部によって導かれた外部光位
相変調部からの出力光信号とを入力し、それらの波長差
△λに相当する周波数において当該2つの光のビート成
分を出力する光検波部とを備える。
【0014】上記第2の発明では、FMレーザからの光
周波数変調信号に無相関な外部光位相変調部からの出力
光信号を合波することによって、第1の発明と同様に、
群遅延特性やFM復調特性のリップルを実質上平滑化し
て、これらによって発生するはずの高次歪を抑圧し、伝
送路やFM復調回路の特性による波形劣化を抑圧するF
M変調装置を実現することができる。
【0015】第3の発明は、広帯域FM変調信号を発生
させる装置であって、第1の電気信号を出力する第1の
信号源と、入力電気信号が変化しない定常状態において
波長λ1 の光を発振し、入力電気信号の振幅変化を光周
波数の変化に一意に変換する性質を有し、当該入力電気
信号として供給される第1の電気信号を光信号に変換し
て出力するFM変調用レーザ(以下、FMレーザと呼
ぶ)と、FMレーザからの出力光信号を導く第1の光導
波部と、第1の電気信号に無相関の第2の電気信号を出
力する第2の信号源と、入力電気信号が変化しない定常
状態においてFMレーザの発振波長λ1 とΔλだけ異な
る波長λ0 の光を発振し、入力電気信号の振幅変化を光
周波数の変化に一意に変換する性質を有し、当該入力電
気信号として供給される第2の電気信号を光信号に変換
して出力する局発光源と、局発光源からの出力光信号を
導く第2の光導波部と、自乗検波特性により、異なる波
長の2つの光が入力された場合に、その波長差に相当す
る周波数に当該2つの光のビート成分を発生する性質を
有し、第1の光導波部によって導かれたFMレーザから
の出力光信号と第2の光導波部によって導かれた局発光
源からの出力光信号とを入力し、それらの波長差△λに
相当する周波数において当該2つの光のビート成分を出
力する光検波部とを備える。
【0016】上記第3の発明では、FMレーザからの光
周波数変調信号に無相関な局発光源からの出力光信号を
合波することによって、第1の発明と同様に、群遅延特
性やFM復調特性のリップルを実質上平滑化して、これ
らによって発生するはずの高次歪を抑圧し、伝送路やF
M復調回路の特性による波形劣化を抑圧するFM変調装
置を実現することができる。
【0017】第4の発明は、広帯域FM変調信号を発生
させる装置であって、第1の電気信号を出力する第1の
信号源と、第1の電気信号に無相関の第2の電気信号を
出力する第2の信号源と、第1の電気信号と第2の電気
信号とを合波して出力する合波部と、入力電気信号が変
化しない定常状態において波長λ1 の光を発振し、入力
電気信号の振幅変化を光周波数の変化に一意に変換する
性質を有し、合波部から出力される電気信号を光信号に
変換して出力するFM変調用レーザ(以下、FMレーザ
という)と、FMレーザからの出力光信号を導く第1の
光導波部と、FMレーザの発振波長λ1 と△λだけ異な
る波長λ0 の光を出力する局発光源と、局発光源からの
出力光を導く第2の光導波部と、自乗検波特性により、
異なる波長の2つの光が入力された場合に、その波長差
に相当する周波数に当該2つの光のビート成分を発生す
る性質を有し、第1の光導波部によって導かれたFMレ
ーザからの出力光信号と第2の光導波部によって導かれ
た局発光源からの出力光とを入力し、それらの波長差△
λに相当する周波数において当該2つの光のビート成分
を出力する光検波部とを備える。
【0018】上記第4の発明では、第1の電気信号に無
相関な第2の電気信号とを合波してFMレーザに加え、
FMレーザの光周波数変調動作を利用して、光周波数変
調を施すことによって、第1の発明と同様に、群遅延特
性やFM復調特性のリップルを実質上平滑化して、これ
らによって発生するはずの高次歪を抑圧し、伝送路やF
M復調回路の特性による波形劣化を抑圧するFM変調装
置を実現することができる。
【0019】第5の発明は、第1〜第4のいずれかの発
明において、第2の電気信号の周波数が、第1の電気信
号の周波数に比べて高いことを特徴とする。上記第5の
発明では、第2の電気信号を本来伝送すべき第1の電気
信号よりも高周波に設定し、第1〜第4の発明における
群遅延特性およびFM復調特性のリップルの実質的な平
滑化効果をより明確にする。
【0020】第6の発明は、第1〜第4のいずれかの発
明において、第2の電気信号の周波数が、第1の電気信
号の周波数の2倍より大きいことを特徴とする。上記第
6の発明では、第2の電気信号の周波数を本来伝送すべ
き第1の電気信号の2倍よりも大きく設定し、第1の電
気信号と第2の電気信号の相互作用によって発生する歪
成分が第1の電気信号に対する妨害波となることを避
け、かつ第1〜第4の発明における群遅延特性およびF
M復調特性のリップルの実質的な平滑化効果をより明確
にする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態に係るF
M変調装置について、その構成要素および接続態様を示
す図1を参照して、説明する。図1において、FM変調
装置は、その構成要素として、第1の信号源101と、
FM変調用レーザ(以下、FMレーザ)102と、第1
の光導波部103と、局発光源104と、第2の光導波
部105と、光検波部106と、第2の信号源107
と、外部光位相変調部108とを備えている。
【0022】次に、図1に示すFM変調装置の接続態様
と動作を説明する。第1の信号源101はFM変調すべ
き元信号となる第1の電気信号を出力する。FMレーザ
102は、代表的には半導体レーザで構成され、注入電
流一定の条件下においては波長λ1 の光を発振し、第1
の電気信号により注入電流を振幅変調すると、発振波長
(光周波数)も変調を受け、波長λ1 を中心とした光周
波数変調信号を出力する。第2の信号源107は、第1
の電気信号に無相関な第2の電気信号を出力し、外部光
位相変調部108は、FMレーザ102からの出力光信
号に対して、第2の電気信号により光位相変調を行う。
第1の光導波部103は、この外部光変調部108から
出力された光信号を導く。局発光源104は、FMレー
ザ102の発振波長λ1 と所定量△λだけ異なる波長λ
0 の光を出力する。第2の光導波部105は、局発光源
104からの無変調光を導く。第1の光導波部103お
よび第2の光導波部105によって導かれた2つの光は
合波され、光検波部106に入力される。光検波部10
6は、その自乗検波特性によりヘテロダイン検波を行
い、外部光位相変調部108からの出力光信号と局発光
源104からの出力光との波長差△λに相当する周波数
において、当該2つの光のビート信号を出力する。この
ビート信号は、第1の電気信号および第2の電気信号を
元信号とした広帯域FM変調信号である。
【0023】図2は、本発明の第2の実施形態に係るF
M変調装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、FM変調装置は、第1の実施形態と同様の構成要素
を有するので、相当する構成要素については、同一の参
照番号を付す。しかし、第1および第2の実施形態では
接続態様が相違するので、以下にはこの相違点を中心に
第2の実施形態に係るFM変調装置の動作を説明し、第
1の実施形態から明らかな点の説明は省略する。第1の
光導波部103は、FMレーザ102から出力された光
信号を光検波部106に導く。外部光位相変調部108
は、局発光源104からの無変調光に対して、第2の電
気信号により光位相変調を行う。第2の光導波部105
は、この外部光位相変調部108から出力された光信号
を光検波部106に導く。光検波部106は、FMレー
ザ102からの出力光信号と外部光位相変調部108か
らの出力光信号との波長差△λに相当する周波数におい
て、当該2つの光のビート信号を出力する。
【0024】図3は、本発明の第3の実施形態に係るF
M変調装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、FM変調装置は、第2の実施形態と比較すると、外
部光位相変調部108を備えない点のみが異なるので、
相当する構成には同一の参照番号を付す。さらに、第2
および第3の実施形態では接続態様も相違するので、以
下には、これら相違点を中心に第3の実施形態に係るF
M変調装置の動作を説明し、第2の実施形態から明らか
な点の説明は省略する。局発光源104は、代表的には
半導体レーザで構成され、注入電流一定の条件下におい
ては波長λ0 の光を発振し、第2の電気信号により注入
電流を振幅変調すると、発振波長(光周波数)も変調を
受け、波長λ0 を中心とした光周波数変調信号を出力す
る。第2の光導波部105は、この局発光源104から
出力された光信号を導く。光検波部106は、FMレー
ザ102からの出力光信号と局発光源104からの出力
光との波長差△λに相当する周波数において、当該2つ
の光のビート信号を出力する。
【0025】上述の第1〜第3の実施形態において、第
2の電気信号は、本来伝送すべき第1の電気信号に対し
て無相関な信号であるので、第1の電気信号の伝送およ
び復調時の信号品質に影響を与えないものとしながら、
FM変調信号の伝送路での群遅延特性やFM復調特性に
おける周期的な細かいリップルを実質上平滑化して、こ
れによる広帯域FM変調信号の復調時の波形歪を抑圧す
る。また、特に第3の実施形態においては、第2の電気
信号を直接的に局発光源104に供給する構成になって
いるため、第1及び第2の実施形態では必要であった外
部光位相変調部108を必要としないので、FM変調装
置を簡単に構成でき、その製造コストを低減できる。
【0026】図4は、本発明の第4の実施形態に係るF
M変調装置の構成を示すブロック図である。図4におい
て、FM変調装置は、第1の実施形態と比較すると、外
部光位相変調部108に代えて合波部109を備える点
のみが異なるので、相当する構成には同一の参照番号を
付す。さらに、第1および第4の実施形態では接続態様
も相違するので、以下には、これら相違点を中心に第4
の実施形態に係るFM変調装置の動作を説明し、第1の
実施形態から明らかな点の説明は省略する。合波部10
9は、互いに無相関な第1の電気信号と第2の電気信号
を合波して、これをFMレーザ102に入力する。FM
レーザ102は、この合波部109から出力された電気
信号により注入電流を振幅変調し、波長λ1 を中心とし
た光周波数変調信号を出力する。第1の光導波部103
は、FMレーザ102から出力された光信号を光検波部
106に導く。光検波部106は、FMレーザ102か
らの出力光信号と局発光源104からの出力光との波長
差△λに相当する周波数において、当該2つの光のビー
ト信号を出力する。
【0027】ここで、上記第1〜第3の実施形態と同様
に、第2の電気信号は、本来伝送すべき第1の電気信号
に対して無相関な信号であるので、第1の電気信号の伝
送および復調時の信号品質に影響を与えずに、伝送路の
群遅延特性やFM復調回路のf−V特性における周期的
な細かいリップルを実質上平滑化して、これによる広帯
域FM変調信号の復調時の波形歪を抑圧する。但し、第
4の実施形態では、互いに無相関な第1の電気信号と第
2の電気信号が共にFMレーザ102に入力されるた
め、その光変調度の総和が100%を越えないよう、両
信号のFMレーザ102への入力レベルを設定する必要
がある。
【0028】本発明の第5の実施形態に係るFM変調装
置について説明する。本FM変調装置の構成要素は、第
1〜第4の実施形態のいずれかと同様であるので、その
接続態様および動作の説明を省略する。本実施形態にお
いて、第2の電気信号は、第1の電気信号と無相関と
し、さらにその周波数を第1の電気信号に比べて、高周
波に設定する。これによって、伝送路の群遅延特性やF
M復調回路の復調特性における周期的な細かいリップル
に対する第2の電気信号による実質的な平滑効果は、第
1〜第4の実施形態のそれよりも向上する。また、この
平滑効果は、第2の電気信号の周波数が高い程向上す
る。
【0029】本発明の第6の実施形態に係るFM変調装
置について説明する。本FM変調装置の構成要素は、第
1〜第4の実施形態のいずれかと同様であるので、その
接続態様および動作の説明を省略する。本実施形態にお
いて、第2の電気信号は、第1の電気信号と無相関と
し、さらにその周波数を第1の電気信号に比べて、2倍
よりも大きく設定する。これによって、第1の電気信号
の占有帯域が広い場合においても、第1および第2の電
気信号間の2次相互変調歪が、第1の電気信号の占有帯
域内に発生することを防ぎ、かつ伝送路の群遅延特性や
FM復調回路の復調特性における周期的な細かいリップ
ルに対する第2の電気信号による実質的な平滑効果が、
第1〜第4の実施形態のそれよりも向上する。また、こ
の平滑効果は、第2の電気信号の周波数が高い程向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るFM変調装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るFM変調装置の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るFM変調装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係るFM変調装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】従来のFM変調装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】FM変調装置によって生成される広帯域FM変
調信号の伝送システムの構成を説明するための図であ
る。
【図7】光伝送路の群遅延特性を説明するための模式図
である。
【図8】FM復調回路のFM復調特性(f−V特性)に
おけるリップルを説明するための図である。
【符号の説明】
101…第1の信号源 102…FM変調用レーザ(FMレーザ) 103…第1の光導波部 104…局発光源 105…第2の光導波部 106…光検波部 107…第2の信号源 108…外部光変調部 109…合波部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 勢一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 菊島 浩二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域FM変調信号を発生させる装置で
    あって、 第1の電気信号を出力する第1の信号源と、 入力電気信号が変化しない定常状態において波長λ1 の
    光を発振し、入力電気信号の振幅変化を光周波数の変化
    に一意に変換する性質を有し、当該入力電気信号として
    供給される前記第1の電気信号を光信号に変換して出力
    するFM変調用レーザ(以下、FMレーザと呼ぶ)と、 前記第1の電気信号に無相関の第2の電気信号を出力す
    る第2の信号源と、 入力電気信号の変化を光位相の変化に一意に変換する性
    質を有し、当該入力電気信号として供給される前記第2
    の電気信号により前記FMレーザからの出力光信号を光
    位相変調して出力する外部光変調部と、 前記外部光変調部からの出力光信号を導く第1の光導波
    部と、 前記FMレーザの発振波長λ1 と△λだけ異なる波長λ
    0 の光を出力する局発光源と、 前記局発光源からの出力光を導く第2の光導波部と、 自乗検波特性により、異なる波長の2つの光が入力され
    た場合に、その波長差に相当する周波数に当該2つの光
    のビート成分を発生する性質を有し、前記第1の光導波
    部によって導かれた前記外部光変調部からの出力光信号
    と前記第2の光導波部によって導かれた前記局発光源か
    らの出力光とを入力し、それらの波長差△λに相当する
    周波数において当該2つの光のビート成分を出力する光
    検波部とを備える、FM変調装置。
  2. 【請求項2】 広帯域FM変調信号を発生させる装置で
    あって、 第1の電気信号を出力する第1の信号源と、 入力電気信号が変化しない定常状態において波長λ1 の
    光を発振し、入力電気信号の振幅変化を光周波数の変化
    に一意に変換する性質を有し、当該入力電気信号として
    供給される前記第1の電気信号を光信号に変換して出力
    するFM変調用レーザ(以下、FMレーザと呼ぶ)と、 前記FMレーザからの出力光信号を導く第1の光導波部
    と、 前記第1の電気信号に無相関の第2の電気信号を出力す
    る第2の信号源と、 前記FMレーザの発振波長λ1 と△λだけ異なる波長λ
    0 の光を出力する局発光源と、 入力電気信号の変化を光位相の変化に一意に変換する性
    質を有し、当該入力電気信号として供給される前記第2
    の電気信号により前記局発光源からの出力光を光位相変
    調して出力する外部光変調部と、 前記外部光変調部からの出力光信号を導く第2の光導波
    部と、 自乗検波特性により、異なる波長の2つの光が入力され
    た場合に、その波長差に相当する周波数に当該2つの光
    のビート成分を発生する性質を有し、前記第1の光導波
    部によって導かれた前記FMレーザからの出力光信号と
    前記第2の光導波部によって導かれた前記外部光位相変
    調部からの出力光信号とを入力し、それらの波長差△λ
    に相当する周波数において当該2つの光のビート成分を
    出力する光検波部とを備える、FM変調装置。
  3. 【請求項3】 広帯域FM変調信号を発生させる装置で
    あって、 第1の電気信号を出力する第1の信号源と、 入力電気信号が変化しない定常状態において波長λ1 の
    光を発振し、入力電気信号の振幅変化を光周波数の変化
    に一意に変換する性質を有し、当該入力電気信号として
    供給される前記第1の電気信号を光信号に変換して出力
    するFM変調用レーザ(以下、FMレーザと呼ぶ)と、 前記FMレーザからの出力光信号を導く第1の光導波部
    と、 前記第1の電気信号に無相関の第2の電気信号を出力す
    る第2の信号源と、 入力電気信号が変化しない定常状態において前記FMレ
    ーザの発振波長λ1 とΔλだけ異なる波長λ0 の光を発
    振し、入力電気信号の振幅変化を光周波数の変化に一意
    に変換する性質を有し、当該入力電気信号として供給さ
    れる前記第2の電気信号を光信号に変換して出力する局
    発光源と、 前記局発光源からの出力光信号を導く第2の光導波部
    と、 自乗検波特性により、異なる波長の2つの光が入力され
    た場合に、その波長差に相当する周波数に当該2つの光
    のビート成分を発生する性質を有し、前記第1の光導波
    部によって導かれた前記FMレーザからの出力光信号と
    前記第2の光導波部によって導かれた前記局発光源から
    の出力光信号とを入力し、それらの波長差△λに相当す
    る周波数において当該2つの光のビート成分を出力する
    光検波部とを備える、FM変調装置。
  4. 【請求項4】 広帯域FM変調信号を発生させる装置で
    あって、 第1の電気信号を出力する第1の信号源と、 前記第1の電気信号に無相関の第2の電気信号を出力す
    る第2の信号源と、 前記第1の電気信号と前記第2の電気信号とを合波して
    出力する合波部と、 入力電気信号が変化しない定常状態において波長λ1 の
    光を発振し、入力電気信号の振幅変化を光周波数の変化
    に一意に変換する性質を有し、前記合波部から出力され
    る電気信号を光信号に変換して出力するFM変調用レー
    ザ(以下、FMレーザという)と、 前記FMレーザからの出力光信号を導く第1の光導波部
    と、 前記FMレーザの発振波長λ1 と△λだけ異なる波長λ
    0 の光を出力する局発光源と、 前記局発光源からの出力光を導く第2の光導波部と、 自乗検波特性により、異なる波長の2つの光が入力され
    た場合に、その波長差に相当する周波数に当該2つの光
    のビート成分を発生する性質を有し、前記第1の光導波
    部によって導かれた前記FMレーザからの出力光信号と
    前記第2の光導波部によって導かれた前記局発光源から
    の出力光とを入力し、それらの波長差△λに相当する周
    波数において当該2つの光のビート成分を出力する光検
    波部とを備える、FM変調装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の電気信号の周波数が、前記第
    1の電気信号の周波数に比べて高いことを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれかに記載のFM変調装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の電気信号の周波数が、前記第
    1の電気信号の周波数の2倍より大きいことを特徴とす
    る、請求項1〜4のいずれかに記載のFM変調装置。
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