JPH1168444A - 多入力振幅・位相測定方法および装置 - Google Patents

多入力振幅・位相測定方法および装置

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JPH1168444A
JPH1168444A JP9226602A JP22660297A JPH1168444A JP H1168444 A JPH1168444 A JP H1168444A JP 9226602 A JP9226602 A JP 9226602A JP 22660297 A JP22660297 A JP 22660297A JP H1168444 A JPH1168444 A JP H1168444A
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の同一の周波数の信号の振幅・位相を、
1つの信号を基準信号として高速にかつ高い信頼性で測
定する。 【解決手段】 アンテナ55〜58で受信した測定信号
を、ミキサ63〜66で周波数fLO+Δf、fLO+2Δ
f、fLO+3Δf、fLO+4Δfのローカル信号により
IF信号に変換し、加算器67で加算した後、アナログ
乗算器69で乗算して測定信号の位相情報を含む周波数
Δf、2Δf、3Δf、4Δfの信号に変換し、A/D
変換しフーリエ変換してスペクトルを求める。そして、
帯域通過フィルタ73〜76による位相ずれの影響を除
去するため、ローカル信号どうしを加算器77で加算
し、周波数fLOのローカル信号とミキサ78で乗算し、
その信号をA/D変換しフーリエ変換してスペクトルを
求め、クロススペクトル算出部82でクロススペクトル
を計算して測定信号の振幅・位相を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアンテナで
受信された同一周波数の信号の位相差および振幅を測定
する多入力振幅・位相測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多入力振幅・位相測定装置は、複数の測
定アンテナを並列に並べ、それぞれのアンテナで受信さ
れた信号間の位相差および振幅を測定することにより、
電波の到来方向探索や電子回路等からの不要放射源特定
を行うものである。
【0003】そのため、複数のアンテナのうちの1つの
アンテナにより受信された信号を基準信号として、他の
アンテナにより受信された測定信号の位相および振幅を
測定する。
【0004】従来の多入力振幅・位相測定装置の構成お
よび動作を図3のブロック図を用いて説明する。
【0005】この従来の多入力振幅・位相測定装置は、
周波数fRFの基準信号を受信するためのアンテナ1と、
周波数fLOのローカル信号を出力するローカル信号発生
器3と、アンテナ1により受信された基準信号と周波数
LOのローカル信号を乗算し出力するミキサ2と、ミキ
サ2から出力された信号のうち周波数fRF−fLOの信号
のみを通過させて出力する帯域通過フィルタ7と、周波
数fRFの測定信号を受信するアンテナ4、14、15、
16と、アンテナ4、14、15、16のうちの1つを
選択するするスイッチ17と、周波数fLO+Δfのロー
カル信号を出力するローカル信号発生器6と、スイッチ
17により選択されたアンテナにより受信された測定信
号と周波数f LO+Δfのローカル信号を乗算して出力す
る。ミキサ5と、ミキサ5から出力された信号のうち周
波数fRF−fLO−Δfの信号のみを通過させて出力する
帯域通過フィルタ8と、帯域通過フィルタ7から出力さ
れた信号と帯域通過フィルタ8から出力された信号とを
加算し出力するアナログミキサ9と、アナログミキサ9
から出力された信号のうち周波数Δfの信号のみを通過
させ出力る帯域通過フィルタ10と、帯域通過フィルタ
10から出力された周波数Δfの信号を用いて、測定信
号と基準信号との位相差および測定信号の振幅を検出す
るベクトル検波器11と、ベクトル検波器11によって
検出された位相および振幅のデータを表示するための処
理を行う演算部12と、演算部12によって処理が行わ
れたデータを表示する表示部13とから構成されてい
る。
【0006】次に、この従来の多入力振幅・位相測定装
置の動作について図3を用いて説明する。
【0007】アンテナ1で受信された周波数fRFの基準
信号は、ミキサ2においてローカル信号発生器3から出
力された周波数fLOのローカル信号と乗算され、帯域通
過フィルタ7では周波数|fRF−fLO|の信号のみが通
過してIF(中間周波数)信号として出力される。ま
た、アンテナ4で受信された周波数fRFの測定信号は、
スイッチ17を介してミキサ5に出力され、ミキサ5に
おいてローカル信号発生器6から出力された周波数fLO
+△fのローカル信号6との間で乗算され、帯域通過フ
ィルタ8では、周波数|fRF−fLO−△f|の信号のみ
が通過してIF信号として出力される。
【0008】帯域通過フィルタ7、8の出力信号はアナ
ログミキサ9において乗算され、帯域通過フィルタ10
によって周波数△fの信号のみが通過して出力される。
帯域通過フィルタ7、8から出力された信号が同じスペ
クトルを持つ信号であれば、帯域通過フィルタ10から
出力された信号はアンテナ1で受信された信号を位相の
基準とした時のアンテナ4の測定信号の位相情報を含む
単一周波数の信号となり、ベクトル検波器11によって
振幅と位相を測定することができる。
【0009】また、アンテナ4と同じ特性を持つアンテ
ナ14、15、16をそれぞれ必要な測定点上に配置し
スイッチ17を切り替えることにより、複数の測定点で
検出される信号の振幅、位相を測定アンテナを走査する
ことなく測定することができる。1つの測定アンテナで
複数の測定点を測定すると通常10分以上かかる測定
が、複数の測定アンテナを並列にならべることによって
測定時間を短縮することができる。
【0010】そして、振幅、位相の測定結果は演算部1
2において必要な処理が行われ、表示部13において結
果が表示される。
【0011】しかし、この従来の多入力振幅・位相測定
装置では、スイッチ17に機械的なスイッチを使用した
場合では、切り替えに必要な時間が数10ミリ秒必要な
ため、測定アンテナの個数、スイッチの切り替え接点数
が増えると測定時間が長くなってしまう。また高速な切
り替えの繰り返しによるスイッチの寿命の問題や、挿入
損失の変動など解決困難な問題があった。
【0012】また、スイッチ17に半導体スイッチを用
いた場合では、切り替え時間の問題は解決するが、現状
では機械的なスイッチと比較して十分なアイソレーショ
ンを得ることが難しい。
【0013】さらに、スイッチを用いる方法では、測定
信号がパルス状の信号の場合、1回のパルスですべての
切り替え、測定が終了しなければ次のパルスが発生する
まで待機することとなり、繰り返し周期の長いパルスを
測定する場合には測定時間が長くなってしまう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多入力
振幅・位相測定装置では、下記のような問題点があっ
た。 (1)複数のアンテナをスイッチで切り替えるようにし
た場合には、繰り返し周期の長い信号を測定した場合に
は測定時間が長くなる。 (2)複数のアンテナを機械的スイッチで切り替えるよ
うにした場合では、切替時間が長くなり測定時間が長く
なるとともにスイッチの寿命、挿入損失の変動などの問
題が発生する。 (3)複数のアンテナを半導体スイッチで切り替えるよ
うにした場合では、アイソレーションを得ることができ
ない。
【0015】本発明の目的は、測定アンテナを複数並列
に使用して走査面上の振幅・位相分布を測定する場合
に、測定信号の振幅および位相を高速にかつ高い信頼性
で測定することができる多入力振幅・位相測定装置を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多入力振幅・位相測定方法は、複数のアン
テナで受信した同一周波数の信号のうち、ある1つの信
号を基準信号として他の信号の振幅および位相を測定す
る多入力振幅・位相測定方法において、前記基準信号を
ある周波数の第1のローカル信号により第1の中間周波
数信号に変換し、前記複数の他の信号を、前記第1のロ
ーカル信号とはそれぞれある一定の周波数間隔だけ異な
る複数の周波数の複数の第2のローカル信号により複数
の第2の中間周波数信号に変換し、前記複数の第2の中
間周波数信号どうしを加算した信号と前記第1の中間周
波数信号との間で乗算を行い複数の第1の一定の周波数
間隔の信号を生成し、前記複数の第1の一定の周波数間
隔の信号のA/D変換を行いフーリエ変換してスペクト
ルを求め、前記複数の第2のローカル信号どうしを加算
した信号と前記第1のローカル信号との間で乗算を行い
複数の第2の一定の周波数間隔の信号を生成し、前記複
数の第2の一定の周波数間隔の信号のA/D変換を行い
フーリエ変換してスペクトルを求め、前記第1の一定の
周波数間隔の信号のスペクトルと前記第2の一定の周波
数間隔の信号のスペクトルとの間のクロススペクトルを
計算することにより、前記基準信号に対する前記複数の
他の信号の振幅および位相を測定することを特徴とす
る。
【0017】本発明は、複数の測定信号を複数の周波数
の第2のローカル信号により周波数の低い複数の第2の
中間周波数信号に変換し、第1の中間周波数信号と乗算
することにより測定信号の位相情報を含む一定の周波数
間隔の信号を生成し、その信号をA/D変換しフーリエ
変換してスペクトルを求めることにより複数の測定信号
の振幅・位相の測定を同時に行うとともに第2のローカ
ル信号を生成する際の位相のずれの影響を除去するた
め、第2のローカル信号どうしを加算した信号と第1の
ローカル信号との間で乗算を行い第2の一定の周波数間
隔の信号を生成し、その信号をA/D変換しフーリエ変
換してスペクトルを求め、2つのスペクトルのクロスス
ペクトルを計算するようにしたものである。
【0018】したがって、狭帯域の高い周波数の複数の
測定信号の振幅・位相の測定を同時にしかもスイッチを
用いずに行うため、信頼性を高くすることができるとと
もに測定信号の振幅・位相の測定を高速化することがで
きる。
【0019】また、本発明の多入力振幅・位相測定方法
は、複数のアンテナで受信した同一周波数の信号のう
ち、ある1つの信号を基準信号として他の信号の振幅お
よび位相を測定する多入力振幅・位相測定方法におい
て、前記基準信号をある周波数の第1のローカル信号に
より第1の中間周波数信号に変換し、前記複数の他の信
号を、前記第1のローカル信号とはそれぞれある一定の
周波数間隔だけ異なる複数の周波数の複数の第2のロー
カル信号により複数の第2の中間周波数信号に変換し、
前記第1の中間周波数信号を前記第1のローカル信号と
は周波数の異なる第3のローカル信号により第3の中間
周波数信号に変換し、前記複数の第2の中間周波数信号
どうしを加算した信号と前記第3のローカル信号との間
で乗算を行い第4の中間周波数信号に変換し、前記第3
の中間周波数信号と前記第4の中間周波数信号との間で
乗算を行い複数の第1の一定の周波数間隔の信号を生成
し、前記複数の第1の一定の周波数間隔の信号のA/D
変換を行いフーリエ変換してスペクトルを求め、前記複
数の第2のローカル信号どうしを加算した信号と前記第
1のローカル信号との間で乗算を行い複数の第2の一定
の周波数間隔の信号を生成し、前記複数の第2の一定の
周波数間隔の信号のA/D変換を行いフーリエ変換して
スペクトルを求め、前記第1の一定の周波数間隔の信号
のスペクトルと前記第2の一定の周波数間隔の信号のス
ペクトルとの間のクロススペクトルを計算することによ
り、前記基準信号に対する前記複数の他の信号の振幅お
よび位相を測定することを特徴とする。
【0020】本発明は、複数の測定信号を複数の周波数
の第2のローカル信号により高い周波数の複数の第2の
中間周波数信号に変換し、第3のローカル信号により低
い周波数の第4の中間周波数信号に変換し、第3の中間
周波数信号と乗算することにより測定信号の位相情報を
含む一定の周波数間隔の信号を生成し、その信号をA/
D変換しフーリエ変換してスペクトルを求めることによ
り複数の測定信号の振幅・位相の測定を同時に行うとと
もに第2のローカル信号を生成する際の位相のずれの影
響を除去するため、第2のローカル信号どうしを加算し
た信号と第1のローカル信号との間で乗算を行い第2の
一定の周波数間隔の信号を生成し、その信号をA/D変
換しフーリエ変換してスペクトルを求め、2つのスペク
トルのクロススペクトルを計算するようにしたものであ
る。
【0021】したがって、広帯域で低い周波数の複数の
測定信号の振幅・位相の測定を同時にしかもスイッチを
用いずに行うため、信頼性を高くすることができるとと
もに測定信号の振幅・位相の測定を高速化することがで
きる。
【0022】また、上記目的を達成するために、本発明
の多入力振幅・位相測定装置は、基準信号を受信するた
めの第1のアンテナと、前記第1のアンテナにより受信
された基準信号のみを通過させる第1の帯域通過フィル
タと、第1のローカル信号を出力する第1のローカル信
号発生器と、前記第1の帯域通過フィルタから出力され
た信号と前記第1のローカル信号を乗算して出力する第
1のミキサと、前記第1のミキサから出力された信号の
うちの低域成分の信号のみを通過させる第1の低域通過
フィルタと、前記基準信号と同一の周波数の測定信号を
受信するための複数の第2のアンテナと、前記第2のア
ンテナにより受信された測定信号のみを通過させる複数
の第2の帯域通過フィルタと、前記第1のローカル信号
とはそれぞれある一定の周波数間隔で異なる複数の周波
数の複数の第2のローカル信号を出力する第2のローカ
ル信号発生器と、前記第2の帯域通過フィルタから出力
された複数の信号と前記複数の第2のローカル信号とを
それぞれ乗算して出力する複数の第2のミキサと、前記
第2のミキサから出力された複数の信号どうしの加算を
行う第1の加算器と、前記第1の加算器から出力された
信号のうちの低域成分の信号のみを通過させる第2の低
域通過フィルタと、前記第1の低域通過フィルタの出力
信号と前記第2の低域通過フィルタの出力信号との乗算
を行うアナログ乗算器と、前記アナログ乗算器から出力
された信号のうちの低域成分の信号のみを通過させる第
3の低域通過フィルタと、前記第3の低域通過フィルタ
から出力された信号を、予め定められたサンプリング周
波数でA/D変換を行う第1のA/D変換器と、前記第
1のA/D変換器の変換結果のフーリエ変換を行う第1
のFFTと、前記複数の第2のローカル信号どうしを加
算する第2の加算器と、前記第2の加算器から出力され
た信号と前記第1のローカル信号との乗算を行う第3の
ミキサと、前記第3のミキサから出力された信号のうち
の低域成分の信号のみを通過させる第4の低域通過フィ
ルタと、前記第4の低域通過フィルタから出力された信
号を、前記第1のA/D変換器と同じサンプリング周波
数でA/D変換を行う第2のA/D変換器と、前記第2
のA/D変換器の変換結果のフーリエ変換を行う第2の
FFTと、前記第1のFFTで求められたスペクトルと
前記第2のFFTで求められたスペクトルとのクロスス
ペクトルを計算するクロススペクトル算出部とから構成
される。
【0023】また、本発明の実施態様によれば、前記第
2のローカル信号発生器が、前記複数の第2のローカル
信号の周波数間隔の基準となっている周波数の整数倍の
周波数の複数の信号を発生するM系列発生器と、前記第
1のローカル信号と前記M系列発生器から出力された複
数の信号との乗算を行う第4のミキサと、前記第4のミ
キサから出力された信号のうち、前記第1のローカル信
号の周波数からそれぞれ前記第2のローカル信号の周波
数間隔の基準となっている周波数ずつ高い異なる周波数
のみを通過させる複数の第3の帯域通過フィルタとから
構成される。
【0024】本発明は、複数の第2のローカル信号を、
第1のローカル信号とM系列発生器を用いて作成するよ
うにしたものである。
【0025】したがって、第1および第2のローカル信
号の位相関係が電源投入のタイミング等により変化する
ことがなく、また第2のアンテナの数が増減してもロー
カル信号発生器の数を変化させる必要がない。
【0026】また、本発明の多入力振幅・位相測定装置
は、基準信号を受信するための第1のアンテナと、前記
第1のアンテナにより受信された基準信号を通過させる
第1の低域通過フィルタと、第1のローカル信号を出力
する第1のローカル信号発生器と、前記第1の低域通過
フィルタから出力された信号と前記第1のローカル信号
を乗算して出力する第1のミキサと、前記第1のミキサ
から出力された信号のうちの前記基準信号の周波数と前
記第1のローカル信号の周波数を加算した周波数の信号
のみを通過させる第1の帯域通過フィルタと、前記基準
信号と同一周波数の測定信号を受信するための複数の第
2のアンテナと、前記第2のアンテナにより受信された
測定信号を通過させる複数の第2の低域通過フィルタ
と、前記第1のローカル信号とはそれぞれある一定の周
波数間隔で異なる複数の周波数の複数の第2のローカル
信号を出力する第2のローカル信号発生器と、前記第2
の低域通過フィルタから出力された複数の信号と前記複
数の第2のローカル信号とをそれぞれ乗算して出力する
複数の第2のミキサと、前記第2のミキサから出力され
た信号のうちの前記基準信号の周波数とそれぞれの前記
第2のローカル信号の周波数とを加算した周波数の信号
のみを通過させる複数の第2の帯域通過フィルタと、前
記複数の第2の帯域通過フィルタから出力された信号ど
うしの加算を行う第1の加算器と、前記第1のローカル
信号とは異なる周波数の第3のローカル信号を出力する
第3のローカル信号発生器と、前記第1の帯域通過フイ
ルタから出力された信号と前記第3のローカル信号との
乗算を行う第3のミキサと、前記第3のミキサから出力
された信号のうちの低域成分の信号のみを通過させる第
3の低域フィルタと、前記第1の加算器から出力された
信号と前記第3のローカル信号との乗算を行う第4のミ
キサと、前記第4のミキサから出力された信号のうちの
低域成分の信号のみを通過させる第4の低域フィルタ
と、前記第3の低域フィルタの出力信号と前記第4の低
域通過フィルタの出力信号との乗算を行うアナログ乗算
器と、前記アナログ乗算器から出力された信号のうちの
低域成分の信号のみを通過させる第5の低域通過フィル
タと、前記第3の低域通過フィルタから出力された信号
を、予め定められたサンプリング周波数でA/D変換を
行う第1のA/D変換器と、前記第1のA/D変換器の
変換結果のフーリエ変換を行う第1のFFTと、前記複
数の第2のローカル信号どうしを加算する第2の加算器
と、前記第2の加算器から出力された信号と前記第1の
ローカル信号との乗算を行う第5のミキサと、前記第5
のミキサから出力された信号のうちの低域成分の信号の
みを通過させる第6の低域通過フィルタと、前記第6の
低域通過フィルタから出力された信号を、前記第1のA
/D変換器と同じサンプリング周波数でA/D変換を行
う第2のA/D変換器と、前記第2のA/D変換器の変
換結果のフーリエ変換を行う第2のFFTと、前記第1
のFFTで求められたスペクトルと前記第2のFFTで
求められたスペクトルとのクロススペクトルを計算する
クロススペクトル算出部とから構成される。
【0027】また、本発明の実施態様によれば、前記第
2のローカル信号発生器が、前記複数の第2のローカル
信号の周波数間隔の基準となっている周波数の整数倍の
周波数の複数の信号を発生するM系列発生器と、前記第
1のローカル信号と前記M系列発生器から出力された複
数の信号との乗算を行う第6のミキサと、前記第6のミ
キサから出力された信号のうち、前記第1のローカル信
号の周波数からそれぞれ前記第2のローカル信号の周波
数間隔の基準となっている周波数ずつ高い異なる周波数
のみを通過させる複数の第3の帯域通過フィルタとから
構成される。
【0028】本発明は、複数の第2のローカル信号を、
第1のローカル信号とM系列発生器を用いて作成するよ
うにしたものである。
【0029】したがって、第1および第2のローカル信
号の位相関係が電源投入のタイミング等により変化する
ことがなく、また第2のアンテナの数が増減してもロー
カル信号発生器の数を変化させる必要がない。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0031】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態の多入力振幅・位相測定装置の構成を示したブ
ロック図である。
【0032】本実施形態は、周波数fRFの5つの信号を
受信し、そのうちの1つを基準信号として他の4つの信
号を測定信号として、その位相および振幅を測定するも
のである。
【0033】本実施形態の多入力振幅・位相測定装置
は、基準信号源88と、ローカル信号発生器85と、M
系列発生器86と、ミキサ87と、帯域通過フィルタ7
3〜76と、基準信号を受信するためのアンテナ51
と、測定信号を受信するためのアンテナ55〜58と、
帯域通過フィルタ52、59〜62と、ミキサ53、6
3〜66と、加算器67と、低域通過フィルタ68と、
低域通過フィルタ54と、アナログミキサ69と、低域
通過フィルタ70と、サンプリングクロック発生源89
と、A/D変換器71と、FFT72と、加算器77
と、ミキサ78と、低域通過フィルタ79と、A/D変
換器80と、FFT81と、クロススペクトル算出部8
2と、演算部83と、表示部84とから構成されてい
る。
【0034】基準信号源88は、一定の周波数の信号を
出力する。
【0035】ローカル信号発生器85は、基準信号源8
8の出力信号の位相に同期したローカル信号を出力す
る。
【0036】M系列発生器86は、基準信号源の出力信
号の位相に同期した周波数Δfの整数倍の周波数の信号
を出力する。
【0037】ミキサ87は、ローカル信号発生器85か
ら出力された周波数fLOのローカル信号とM系列発生器
86から出力された信号を乗算して出力する。
【0038】帯域通過フィルタ73は、ミキサ87から
出力された信号のうちの周波数fLO+Δfの信号のみを
通過させて出力する。
【0039】帯域通過フィルタ74は、ミキサ87から
出力された信号のうちの周波数fLO+2Δfの信号のみ
を通過させて出力する。
【0040】帯域通過フィルタ75は、ミキサ87から
出力された信号のうちの周波数fLO+3Δfの信号のみ
を通過させて出力する。
【0041】帯域通過フィルタ76は、ミキサ87から
出力された信号のうちの周波数fLO+4Δfの信号のみ
を通過させて出力する。
【0042】帯域通過フィルタ52、59〜62は、中
心周波数がfRFであり、それぞれアンテナ51、55〜
58で受信された信号のうちの周波数fRFの信号のみを
通過させて出力する。
【0043】ミキサ53は、ローカル信号発生器85か
ら出力された周波数fLOのローカル信号と帯域通過フィ
ルタ52から出力された信号を乗算して出力する。
【0044】ミキサ63は、帯域通過フィルタ73から
出力された周波数fLO+Δfのローカル信号と帯域通過
フィルタ59から出力された信号を乗算して出力する。
【0045】ミキサ64は、帯域通過フィルタ74から
出力された周波数fLO+2Δfのローカル信号と帯域通
過フィルタ59から出力された信号を乗算して出力す
る。
【0046】ミキサ65は、帯域通過フィルタ75から
出力された周波数fLO+3Δfのローカル信号と帯域通
過フィルタ59から出力された信号を乗算して出力す
る。
【0047】ミキサ66は、帯域通過フィルタ76から
出力された周波数fLO+4Δfのローカル信号と帯域通
過フィルタ59から出力された信号を乗算して出力す
る。
【0048】加算器67は、ミキサ63〜66から出力
された信号を加算して出力する。
【0049】低域通過フィルタ68は、加算器67から
出力された信号のうちの周波数fRF−fLO−Δf以下の
信号を通過させて出力する。
【0050】低域通過フィルタ54は、ミキサ53から
出力された信号のうちの周波数fRF−fLO以下の信号を
通過させて出力する。
【0051】アナログミキサ69は、低域通過フィルタ
54から出力された信号と低域通過フィルタ68から出
力された信号を乗算して出力する。
【0052】低域通過フィルタ70は、周波数4Δf以
下の信号を通過させて出力する。
【0053】A/D変換器71は、サンプリングクロッ
ク発生源89から出力されたサンプリングクロックで同
期をとり、低域通過フィルタ70から出力された信号の
A/D変換を行う。
【0054】FFT72は、A/D変換器71から出力
されたデータの高速フーリエ変換を行いスペクトルを求
める。
【0055】加算器77は、帯域通過フィルタ73〜7
6からそれぞれ出力された周波数f LO+Δf、fLO+2
Δf、fLO+3Δf、fLO+4Δfのローカル信号を加
算して出力する。
【0056】ミキサ78は、加算器77の出力信号とロ
ーカル信号発生器85から出力された周波数fLOのロー
カル信号を乗算して出力する。
【0057】低域通過フィルタ79は、周波数4Δf以
下の成分の信号を通過させて出力する。
【0058】A/D変換器80は、サンプリングクロッ
ク発生源89から出力されたサンプリングクロックで同
期をとり、低域通過フィルタ79から出力された信号の
A/D変換を行う。
【0059】FFT81は、A/D変換器80から出力
されたデータの高速フーリエ変換を行いスペクトルを求
める。
【0060】クロススペクトル算出部82は、FFT7
2で求められたスペクトルとFFT81で求められたス
ペクトルとのクロススペクトルを計算する。
【0061】FFT72で求めたスペクトルSaとFF
T81で求めたスペクトルSbのクロススペクトルはSa
・Sb *で求められる。ここでSb *はSbの複素共役数を
表わす。
【0062】演算部83は、クロススペクトル算出部8
2で計算されたクロススペクトルを表示するために必要
な演算処理を行い出力する。演算部83では、振幅・位
相測定に必要な処理は行われない。
【0063】表示部84は、演算部83から出力された
データを用いて測定信号の位相差および振幅を表示す
る。
【0064】次に、本実施形態の動作について図1を用
いて説明する。
【0065】先ず、周波数fLO+Δf、fLO+2Δf、
LO+3Δf、fLO+4Δfのローカル信号を生成する
ための動作について説明する。
【0066】M系列発生器86では、Δfの整数倍の信
号Δf、2Δf、3Δf、4Δf、…が出力され、ミキ
サ87において周波数fLOのローカル信号と乗算され出
力される。そのため、ミキサ87から出力される信号に
は、周波数fLO+Δf、fLO+2Δf、fLO+3Δf、
LO+4Δfの信号が含まれており、帯域通過フィルタ
73、74、75、76を通過させることによりそれぞ
れ周波数fLO+Δf、fLO+2Δf、fLO+3Δf、f
LO+4Δfのローカル信号を得ることができる。ここ
で、帯域通過フィルタ73、74、75、76から出力
されるローカル信号相互の位相関係はM系列発生器86
の出力信号によって決定され、ローカル信号85とM系
列発生器86は基準信号源88から出力された信号を基
準にして位相ロックされているため、電源投入のタイミ
ングなどによりローカル信号相互の位相関係は変化する
ことがない。またアンテナの個数を増減しても必要なロ
ーカル信号発生器の数は1つから変化しない。
【0067】次に、測定信号の位相および振幅を測定す
る動作について説明する。
【0068】先ず、アンテナ51により受信された周波
数fRFの基準信号は、帯域通過フィルタ52を通過した
後、ミキサ53において周波数fLOのローカル信号85
との間で乗算され、低域通過フィルタ54によって周波
数|fRF−fLO|の信号のみが通過してIF信号として
出力される。
【0069】またアンテナ55で受信され周波数fRF
測定信号は、帯域通過フィルタ59を通過した後、ミキ
サ63において帯域通過フィルタ73から出力された周
波数fLO+△fのローカル信号と乗算され出力される。
【0070】アンテナ55と同じ特性を持つアンテナ5
6、57、58で検出され、帯域通過フィルタ52、5
9と同じ特性を持つ帯域通過フィルタ60、61、62
を通過した測定信号にも、アンテナ55で受信された測
定信号と同じ処理が行われる。ただし、ミキサ64、6
5、66に加えられる帯域通過フィルタ74、75、7
6からのローカル信号は、ミキサ63に加えられる帯域
通過フィルタ73のローカル信号の周波数に対して△f
の整数倍ずつ周波数がシフトされている。
【0071】そして、ミキサ63、64、65、66か
らの出力信号は加算器67において合成され、ミキサ6
3、64、65、66で行われた乗算の結果得られる帯
域通過フィルタ59〜62とローカル信号の周波数差の
信号が低域通過フィルタ68において一括して選択され
る。つまりミキサ63の出力信号からは周波数|fRF
LO−△f|の信号、同様にしてミキサ64からは周波
数|fRF−fLO−2△f|、ミキサ65からは周波数|
RF−fLO−3△f|、ミキサ66からは周波数|fRF
−fLO−4△f|の信号が選択される。
【0072】そして、低域通過フィルタ68の出力信号
と低域通過フィルタ54の出力信号はアナログミキサ6
9で乗算される。低域通過フィルタ68の出力信号は低
域通過フィルタ54の出力信号に対して△fの整数倍ず
つ周波数がシフトしているので、アナログミキサ69の
出力信号には△fの整数倍の周波数の信号が含まれる。
そして、△fの整数倍の周波数の信号は低域通過フィル
タ70によって選択され出力される。
【0073】アンテナ51により受信された基準信号と
アンテナ55、56、57、58により受信された測定
信号が同じスペクトルを持つ信号であれば、この△fの
整数倍の周波数の信号は単一周波数の複数の信号とな
る。そして、アンテナ51により受信された基準信号を
位相の基準とした時、アナログミキサ69から出力され
る周波数△fの信号にはアンテナ55により受信された
測定信号の位相情報が含まれ、同様にして周波数2△f
の信号にはアンテナ56、周波数3△fの信号にはアン
テナ57、周波数4△fの信号にはアンテナ58により
受信された測定信号の位相情報が含まれる。そこで、低
域通過フィルタ70の出力信号をA/D変換器71でA
/D変換し、FFT72で高速フーリエ変換を行ってス
ペクトルを求めることにより測定信号の振幅、位相を測
定する。
【0074】しかし、△fの整数倍の周波数の信号には
測定信号の位相情報の他に、帯域通過フィルタ73、7
4、75、76による位相ずれも含まれているので、F
FT72の処理だけでは正しい位相を測定することはで
きない。そこで、帯域通過フィルタ73、74、75、
76による位相ずれの情報のみを含んだ、△fの整数倍
の周波数の信号を作り出し、その信号の位相とFFT7
2で求めた位相との間でクロススペクトルを求めること
により帯域通過フィルタ73、74、75、76による
位相ずれの影響を除去する。
【0075】まず帯域通過フィルタ73、74、75、
76からの出力信号を加算器77で合成し、ミキサ78
において周波数fLOのローカル信号85との間で乗算し
て出力する。そして、ミキサ78の出力に含まれる△f
の整数倍の周波数の基準信号は低域通過フィルタ79で
選択され、A/D変換器80でA/D変換された後、F
FT81で高速フーリエ変換される。なお、A/D変換
器71とA/D変換器80のおけるA/D変換は、共通
のサンプリングクロック89によって同期がとられてい
る。そして、クロススペクトル算出部82において、F
FT72で求められたスペクトルとFFT81で求めら
れたスペクトルとのクロススペクトルが計算される。
【0076】以上の処理によって、アンテナ51の基準
信号を位相の基準としたときの、アンテナ55、56、
57、58の測定信号の位相を正確に測定することがで
きる。そして、測定された振幅、位相は演算部83にお
いて表示のために必要な演算処理が行なわれ、表示部8
4において表示される。
【0077】本実施形態は、複数のアンテナを用いた多
入力振幅・位相測定を、スイッチを用いずに行うため、
スイッチの寿命、挿入損失等を考慮する必要がないため
信頼性を高くすることができる。また、スイッチの切替
時間が不要になるとともに測定信号が受信されている任
意のタイミングで振幅、位相の測定を開始することがで
きるため測定を高速化することができる。また、本実施
形態は、複数のアンテナにより受信された測定信号を△
f間隔でシフトした周波数に変換しFFTによって同時
に位相測定の処理を行っているため測定の高速化をさら
に図ることができる。
【0078】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態の多入力振幅・位相測定装置について説明す
る。
【0079】図2は、本発明の第2の実施形態の多入力
振幅・位相測定装置の構成を示したブロック図である。
【0080】本実施形態の多入力振幅・位相測定装置
は、図1の第1の実施形態に対して、帯域通過フィルタ
52、59〜62をそれぞれ低域フィルタ101〜10
5に置き換え、ミキサ53、63〜66の出力信号をそ
れぞれ帯域通過フィルタ106〜110を通過するよう
にし、周波数fLO2のローカル信号を出力するローカル
信号発生器112を設け、帯域通過フィルタ106と低
域通過フィルタ54との間にミキサ111を設け、加算
器67と低域通過フィルタ68との間にミキサ113を
設けたものである。
【0081】低域通過フィルタ101〜105は、周波
数fRF以下の信号を通過させて出力する。
【0082】帯域通過フィルタ106は、ミキサ53か
ら出力された信号のうちの周波数f RF+fLOの信号のみ
を通過させて出力する。
【0083】帯域通過フィルタ107は、ミキサ63か
ら出力された信号のうちの周波数f RF+fLO+Δfの信
号のみを通過させて出力する。
【0084】帯域通過フィルタ108は、ミキサ64か
ら出力された信号のうちの周波数f RF+fLO+2Δfの
信号のみを通過させて出力する。
【0085】帯域通過フィルタ109は、ミキサ65か
ら出力された信号のうちの周波数f RF+fLO+3Δfの
信号のみを通過させて出力する。
【0086】帯域通過フィルタ110は、ミキサ66か
ら出力された信号のうちの周波数f RF+fLO+4Δfの
信号のみを通過させて出力する。
【0087】ミキサ111は、帯域通過フィルタ106
から出力された信号とローカル信号発生器112から出
力された周波数fLO2のローカル信号を乗算して出力す
る。
【0088】ミキサ113は、加算器67から出力され
た信号とローカル信号発生器112から出力された周波
数fLO2のローカル信号を乗算して出力する。
【0089】次に、本実施形態の動作について図2を用
いて説明する。
【0090】アンテナ51により受信された周波数fRF
の基準信号は、低域通過フィルタ101を通過した後、
ミキサ53において周波数fLOのローカル信号85との
間で乗算され、帯域通過フィルタ106によって周波数
|fRF+fLO|の信号が通過してIF信号として出力さ
れる。さらにミキサ111において周波数fLO2のロー
カル信号112の出力信号との間で乗算され、低域通過
フィルタ54によって周波数|fRF+fLO−fLO2|の
信号が通過して出力される。
【0091】またアンテナ55により受信された周波数
RFの測定信号は、低域通過フィルタ102を通過した
後、ミキサ63において帯域通過フィルタ73から出力
された周波数fLO+△fのローカル信号との間で乗算さ
れ、帯域通過フィルタ107によって周波数|fRF+f
LO+△f|の信号のみが通過してIF信号として出力さ
れる。
【0092】アンテナ55と同じ特性を持つアンテナ5
6、57、58で受信され、低域通過フィルタ101、
102と同じ特性を持つ低域通過フィルタ103、10
4、105を通過した測定信号にも、アンテナ55で受
信された測定信号と同じ処理が行われる。ただしミキサ
64、65、66に加えられる帯域通過フィルタ74、
75、76の出力信号は、ミキサ63に加えられる帯域
通過フィルタ73の出力信号の周波数に対して△fの整
数倍ずつ周波数がシフトされている。
【0093】そして、帯域通過フィルタ107、10
8、109、110の出力信号は加算器67で合成さ
れ、ミキサ113において周波数fLO2のローカル信号
との間で乗算され、その結果得られる周波数差の信号が
低域通過フィルタ68において一括して選択される。
【0094】低域通過フィルタ68の出力信号と低域通
過フィルタ54の出力信号はアナログミキサ69により
乗算される。低域通過フィルタ68の出力信号は低域通
過フィルタ54の出力信号に対して△fの整数倍ずつ周
波数がシフトしているので、アナログミキサ69の出力
信号には△fの整数倍の周波数の信号が含まれる。△f
の整数倍の周波数の信号は低域通過フィルタ70によっ
て選択され出力される。
【0095】この後、△fの整数倍の周波数の信号に含
まれている、帯域通過フィルタ73、74、75、76
の位相ずれの影響を除去し、測定信号の位相、振幅を測
定する方法は上記第1の実施形態と同様である。
【0096】以上の処理によって、アンテナ51により
受信された基準信号を位相の基準としたときの、アンテ
ナ55、56、57、58により受信された測定信号の
位相、振幅を測定することができる。
【0097】上記で説明した図1の第1の実施形態では
受信した信号を低い周波数のIF信号に変換するので、
イメージ波による妨害を受けないようにするためアンテ
ナの後に帯域通過フィルタを設けいるが、ミキサの後に
は低域通過フィルタを設けている。そのため、狭帯域で
高い周波数の信号を測定する場合に適している。しか
し、図2の第2の本実施形態では、受信した信号を一度
高い周波数のIF信号に変換し、再度低い周波数のIF
信号に変換するため、アンテナの後には低域通過フィル
タを設けているが、ミキサの後には帯域通過フィルタを
設けている。そのため、広帯域で低い周波数帯の信号の
測定に向いている。
【0098】上記第1および第2の実施形態では、アン
テナの数が5個の場合を用いて説明しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、アンテナの数が5個
以上にの場合にも適用することができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果を有する。 (1)複数のアンテナを用いた多入力振幅・位相測定
を、スイッチを用いずに行うため、信頼性を高くするこ
とができるとともに測定信号の振幅・位相の測定を高速
化することができる。 (2)複数のアンテナで受信された測定信号の測定を同
時に行うため、測定信号の振幅・位相の測定を高速化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の多入力振幅・位相測
定装置の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の多入力振幅・位相測
定装置の構成を示したブロック図である。
【図3】従来の多入力振幅・位相測定装置の構成を示し
たブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 ミキサ 3 ローカル信号発振器 4 アンテナ 5 ミキサ 6 ローカル信号発振器 7、8 帯域通過フィルタ 9 アナログミキサ 10 帯域通過フィルタ 11 ベクトル検波器 12 演算部 13 表示部 14、15、16 アンテナ 17 スイッチ 51 アンテナ 52 帯域通過フィルタ 53 ミキサ 54 低域通過フィルタ 55〜58 アンテナ 59〜62 帯域通過フィルタ 63〜66 ミキサ 67 加算器 68 低域通過フィルタ 69 アナログミキサ 70 低域通過フィルタ 71 A/D変換器 72 FFT 73〜76 帯域通過フィルタ 77 加算器 78 ミキサ 79 低域通過フィルタ 80 A/D変換器 81 FFT 82 クロススペクトル算出部 83 演算部 84 表示部 85 ローカル信号発生器 86 M系列発生器 87 ミキサ 88 基準信号源 89 サンプリングクロック発生源 101〜105 低域通過フィルタ 106〜110 帯域通過フィルタ 111 ミキサ 112 ローカル信号発生器 113 ミキサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナで受信した同一周波数の
    信号のうち、ある1つの信号を基準信号として他の信号
    の振幅および位相を測定する多入力振幅・位相測定方法
    において、 前記基準信号をある周波数の第1のローカル信号により
    第1の中間周波数信号に変換し、 前記複数の他の信号を、前記第1のローカル信号とはそ
    れぞれある一定の周波数間隔だけ異なる複数の周波数の
    複数の第2のローカル信号により複数の第2の中間周波
    数信号に変換し、 前記複数の第2の中間周波数信号どうしを加算した信号
    と前記第1の中間周波数信号との間で乗算を行い複数の
    第1の一定の周波数間隔の信号を生成し、 前記複数の第1の一定の周波数間隔の信号のA/D変換
    を行いフーリエ変換してスペクトルを求め、 前記複数の第2のローカル信号どうしを加算した信号と
    前記第1のローカル信号との間で乗算を行い複数の第2
    の一定の周波数間隔の信号を生成し、 前記複数の第2の一定の周波数間隔の信号のA/D変換
    を行いフーリエ変換してスペクトルを求め、 前記第1の一定の周波数間隔の信号のスペクトルと前記
    第2の一定の周波数間隔の信号のスペクトルとの間のク
    ロススペクトルを計算することにより、前記基準信号に
    対する前記複数の他の信号の振幅および位相を測定する
    ことを特徴とする多入力振幅・位相測定方法。
  2. 【請求項2】 複数のアンテナで受信した同一周波数の
    信号のうち、ある1つの信号を基準信号として他の信号
    の振幅および位相を測定する多入力振幅・位相測定方法
    において、 前記基準信号をある周波数の第1のローカル信号により
    第1の中間周波数信号に変換し、 前記複数の他の信号を、前記第1のローカル信号とはそ
    れぞれある一定の周波数間隔だけ異なる複数の周波数の
    複数の第2のローカル信号により複数の第2の中間周波
    数信号に変換し、 前記第1の中間周波数信号を前記第1のローカル信号と
    は周波数の異なる第3のローカル信号により第3の中間
    周波数信号に変換し、 前記複数の第2の中間周波数信号どうしを加算した信号
    と前記第3のローカル信号との間で乗算を行い第4の中
    間周波数信号に変換し、 前記第3の中間周波数信号と前記第4の中間周波数信号
    との間で乗算を行い複数の第1の一定の周波数間隔の信
    号を生成し、 前記複数の第1の一定の周波数間隔の信号のA/D変換
    を行いフーリエ変換してスペクトルを求め、 前記複数の第2のローカル信号どうしを加算した信号と
    前記第1のローカル信号との間で乗算を行い複数の第2
    の一定の周波数間隔の信号を生成し、 前記複数の第2の一定の周波数間隔の信号のA/D変換
    を行いフーリエ変換してスペクトルを求め、 前記第1の一定の周波数間隔の信号のスペクトルと前記
    第2の一定の周波数間隔の信号のスペクトルとの間のク
    ロススペクトルを計算することにより、前記基準信号に
    対する前記複数の他の信号の振幅および位相を測定する
    ことを特徴とする多入力振幅・位相測定方法。
  3. 【請求項3】 基準信号を受信するための第1のアンテ
    ナと、 前記第1のアンテナにより受信された基準信号のみを通
    過させる第1の帯域通過フィルタと、 第1のローカル信号を出力する第1のローカル信号発生
    器と、 前記第1の帯域通過フィルタから出力された信号と前記
    第1のローカル信号を乗算して出力する第1のミキサ
    と、 前記第1のミキサから出力された信号のうちの低域成分
    の信号のみを通過させる第1の低域通過フィルタと、 前記基準信号と同一の周波数の測定信号を受信するため
    の複数の第2のアンテナと、 前記第2のアンテナにより受信された測定信号のみを通
    過させる複数の第2の帯域通過フィルタと、 前記第1のローカル信号とはそれぞれある一定の周波数
    間隔で異なる複数の周波数の複数の第2のローカル信号
    を出力する第2のローカル信号発生器と、 前記第2の帯域通過フィルタから出力された複数の信号
    と前記複数の第2のローカル信号とをそれぞれ乗算して
    出力する複数の第2のミキサと、 前記第2のミキサから出力された複数の信号どうしの加
    算を行う第1の加算器と、 前記第1の加算器から出力された信号のうちの低域成分
    の信号のみを通過させる第2の低域通過フィルタと、 前記第1の低域通過フィルタの出力信号と前記第2の低
    域通過フィルタの出力信号との乗算を行うアナログ乗算
    器と、 前記アナログ乗算器から出力された信号のうちの低域成
    分の信号のみを通過させる第3の低域通過フィルタと、 前記第3の低域通過フィルタから出力された信号を、予
    め定められたサンプリング周波数でA/D変換を行う第
    1のA/D変換器と、 前記第1のA/D変換器の変換結果のフーリエ変換を行
    う第1のFFTと、 前記複数の第2のローカル信号どうしを加算する第2の
    加算器と、 前記第2の加算器から出力された信号と前記第1のロー
    カル信号との乗算を行う第3のミキサと、 前記第3のミキサから出力された信号のうちの低域成分
    の信号のみを通過させる第4の低域通過フィルタと、 前記第4の低域通過フィルタから出力された信号を、前
    記第1のA/D変換器と同じサンプリング周波数でA/
    D変換を行う第2のA/D変換器と、 前記第2のA/D変換器の変換結果のフーリエ変換を行
    う第2のFFTと、 前記第1のFFTで求められたスペクトルと前記第2の
    FFTで求められたスペクトルとのクロススペクトルを
    計算するクロススペクトル算出部とから構成される多入
    力振幅・位相測定装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のローカル信号発生器が、 前記複数の第2のローカル信号の周波数間隔の基準とな
    っている周波数の整数倍の周波数の複数の信号を発生す
    るM系列発生器と、 前記第1のローカル信号と前記M系列発生器から出力さ
    れた複数の信号との乗算を行う第4のミキサと、 前記第4のミキサから出力された信号のうち、前記第1
    のローカル信号の周波数からそれぞれ前記第2のローカ
    ル信号の周波数間隔の基準となっている周波数ずつ高い
    異なる周波数のみを通過させる複数の第3の帯域通過フ
    ィルタとから構成される請求項3記載の多入力振幅・位
    相測定装置。
  5. 【請求項5】 基準信号を受信するための第1のアンテ
    ナと、 前記第1のアンテナにより受信された基準信号を通過さ
    せる第1の低域通過フィルタと、 第1のローカル信号を出力する第1のローカル信号発生
    器と、 前記第1の低域通過フィルタから出力された信号と前記
    第1のローカル信号を乗算して出力する第1のミキサ
    と、 前記第1のミキサから出力された信号のうちの前記基準
    信号の周波数と前記第1のローカル信号の周波数を加算
    した周波数の信号のみを通過させる第1の帯域通過フィ
    ルタと、 前記基準信号と同一周波数の測定信号を受信するための
    複数の第2のアンテナと、 前記第2のアンテナにより受信された測定信号を通過さ
    せる複数の第2の低域通過フィルタと、 前記第1のローカル信号とはそれぞれある一定の周波数
    間隔で異なる複数の周波数の複数の第2のローカル信号
    を出力する第2のローカル信号発生器と、 前記第2の低域通過フィルタから出力された複数の信号
    と前記複数の第2のローカル信号とをそれぞれ乗算して
    出力する複数の第2のミキサと、 前記第2のミキサから出力された信号のうちの前記基準
    信号の周波数とそれぞれの前記第2のローカル信号の周
    波数とを加算した周波数の信号のみを通過させる複数の
    第2の帯域通過フィルタと、 前記複数の第2の帯域通過フィルタから出力された信号
    どうしの加算を行う第1の加算器と、 前記第1のローカル信号とは異なる周波数の第3のロー
    カル信号を出力する第3のローカル信号発生器と、 前記第1の帯域通過フイルタから出力された信号と前記
    第3のローカル信号との乗算を行う第3のミキサと、 前記第3のミキサから出力された信号のうちの低域成分
    の信号のみを通過させる第3の低域フィルタと、 前記第1の加算器から出力された信号と前記第3のロー
    カル信号との乗算を行う第4のミキサと、 前記第4のミキサから出力された信号のうちの低域成分
    の信号のみを通過させる第4の低域フィルタと、 前記第3の低域フィルタの出力信号と前記第4の低域通
    過フィルタの出力信号との乗算を行うアナログ乗算器
    と、 前記アナログ乗算器から出力された信号のうちの低域成
    分の信号のみを通過させる第5の低域通過フィルタと、 前記第3の低域通過フィルタから出力された信号を、予
    め定められたサンプリング周波数でA/D変換を行う第
    1のA/D変換器と、 前記第1のA/D変換器の変換結果のフーリエ変換を行
    う第1のFFTと、 前記複数の第2のローカル信号どうしを加算する第2の
    加算器と、 前記第2の加算器から出力された信号と前記第1のロー
    カル信号との乗算を行う第5のミキサと、 前記第5のミキサから出力された信号のうちの低域成分
    の信号のみを通過させる第6の低域通過フィルタと、 前記第6の低域通過フィルタから出力された信号を、前
    記第1のA/D変換器と同じサンプリング周波数でA/
    D変換を行う第2のA/D変換器と、 前記第2のA/D変換器の変換結果のフーリエ変換を行
    う第2のFFTと、 前記第1のFFTで求められたスペクトルと前記第2の
    FFTで求められたスペクトルとのクロススペクトルを
    計算するクロススペクトル算出部とから構成される多入
    力振幅・位相測定装置。
  6. 【請求項6】 前記第2のローカル信号発生器が、 前記複数の第2のローカル信号の周波数間隔の基準とな
    っている周波数の整数倍の周波数の複数の信号を発生す
    るM系列発生器と、 前記第1のローカル信号と前記M系列発生器から出力さ
    れた複数の信号との乗算を行う第6のミキサと、 前記第6のミキサから出力された信号のうち、前記第1
    のローカル信号の周波数からそれぞれ前記第2のローカ
    ル信号の周波数間隔の基準となっている周波数ずつ高い
    異なる周波数のみを通過させる複数の第3の帯域通過フ
    ィルタとから構成される請求項5記載の多入力振幅・位
    相測定装置。
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