JPH1168349A - 発音体の取付構造 - Google Patents

発音体の取付構造

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JPH1168349A
JPH1168349A JP22987497A JP22987497A JPH1168349A JP H1168349 A JPH1168349 A JP H1168349A JP 22987497 A JP22987497 A JP 22987497A JP 22987497 A JP22987497 A JP 22987497A JP H1168349 A JPH1168349 A JP H1168349A
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JP
Japan
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case
sounding body
piezoelectric speaker
power supply
lower case
Prior art date
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Application number
JP22987497A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Tomioka
秀彦 冨岡
Isao Komata
功夫 小俣
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発音体と電源の断線を防止するとともに、発
音体の音圧を安定させ、作業工数の簡略化を図る発音体
の取付構造を提供する。 【解決手段】 第1のケース10および第2のケース2
0からなるとともに、一方のケース10に電源を実装し
た筐体の内部に発音体21を取り付ける構造であって、
前記発音体21が電源を実装したケース10に固定され
たことを特徴とする。また、前記発音体21を高周波ノ
イズを遮断するシールド部材22上で弾性部材25bに
より押圧付勢して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのケースから
なる筐体のうち、電源を実装した一方のケースに取り付
けられた発音体の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、スピーカ、DTMF(Dual
Tone Multi Frequency)、信号発
生回路およびメモリ等から構成され、予めメモリに記憶
させておいた電話番号データや送信すべきメッセージデ
ータを呼び出して、これらのデータに基づくDTMF信
号をスピーカから出力するようにしたオートダイアラー
が知られている。このオートダイアラーによれば、DT
MF信号を電話機の送話口に流すことで、ダイアル操作
が必要なく自動的に電話をかけたり、メッセージを送信
したりすることができる。そして、最近では、スピーカ
に使用される発音体としては、ピエゾ振動板による圧電
スピーカが用いられている。
【0003】この圧電スピーカは、2つのケースを合わ
せてなるページャの筐体において、電池を実装するケー
スと異なる他のケースに位置決めされていた。図9は、
従来技術に係わるページャの上部ケースと下部ケースを
分離した各々の内部構造を示す。下部ケース10には圧
電スピーカ21を両面テープで固定し、圧電スピーカ2
1に接続したリード線24を上部ケース20の電池ケー
ス31に接続した半田パット32に半田付けしていた。
図10(a)は、他の従来技術に係わるページャの下部
ケースの内部構造を、同図(b)は上部ケースの内部構
造を、同図(c)は外観の構造を示す。同図(a)に示
すように、下部ケース10には圧電スピーカ21を固定
し、圧電スピーカ21をリード線24で接点パッド33
を有する基板34に接続する一方、同図(b)に示すよ
うに、上部ケース20には電池ケース31に接続した接
点スプリング35を設けていた。そして、同図(c)に
示すように、上部ケース20と下部ケース10を合わせ
たときに、接点パッド33に接点スプリング35を押圧
付勢して圧電スピーカ21と電池を導通させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リード
線24を用いる場合、上部ケース20と下部ケース10
を接合すると、リード線24の遊び分が上部ケース20
と下部ケース10の間でかんでしまい、断線する虞があ
った。一方、接点スプリング35を用いる場合、リード
線24を用いたときの不具合は解消されるが、部品点数
および作業工数が増加し、また、接点スプリング35の
接触を原因とする導電率の不安定という要素から、圧電
スピーカ21の音圧が安定しないという技術的課題が生
じた。
【0005】そこで、本発明は、以上の問題を解決する
ためになされたものであって、その目的は、発音体と電
源の断線を防止するとともに、発音体の音圧を安定さ
せ、作業工数の簡略化を図る発音体の取付構造を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
る手段は、請求項1に記載するように、第1のケースお
よび第2のケースからなるとともに、一方のケースに電
源を実装した筐体の内部に発音体を取り付ける構造であ
って、前記発音体が電源を実装したケースに固定された
ことを特徴とする。
【0007】これによれば、発音体と電源間の距離は、
第1のケースと第2のケースを分離しても一定であり、
発音体と電源の接続に例えばリード線を用いたとき、遊
び分を必要としない。したがって、リード線は、第1の
ケースと第2のケースを合わせたときに、両ケースの間
に挟み込まれることもないので、発音体と電源間に断線
の虞がない。
【0008】また、この手段において、請求項2に記載
するように、前記発音体は高周波ノイズを遮断するシー
ルド部材上で弾性部材により押圧付勢されて固定された
ことを特徴とする。
【0009】これによれば、シールド部材上に実装する
ことで、実装に必要な使用部品点数は減少し、組立工数
も減少する。また、弾性部材は発音体を一定の位置に固
定し、位置ずれを起こさせない。したがって、作業工程
の簡略化が図られるとともに、例えば、電源と発音体を
接点式で接続したようときでも導電率は安定し、発音体
の音圧も安定する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図1〜図8に基づいて本
発明に係る実施の形態を説明する。図1〜図3は、本発
明をページャに適用した実施の形態を示し、図1は筐体
の外観を、図2は下部ケースの内部構造を、図3は上部
ケースの内部構造を示す。ぺージャの筐体は、第1のケ
ース、第2のケースとしてのトレイ状の下部ケース10
と上部ケース20からなる。下部ケース10の外面に
は、図1に示すように、通信情報を表示する長四角形の
表示窓11と、表示窓11の下方に設けた円形のスピー
カ口12が配置され、スピーカ口12の隣にボタン型電
池を収納する円形の電池収納穴13が形成されている。
また、下部ケース10の内部には、図2に示すように、
各種ユニットを実装した平板上の下部ケースユニット1
4が組み込まれている。
【0011】上部ケース20には、図3に示すように、
発音体としての圧電スピーカ21と、圧電スピーカ21
の下面に当接するシールド部材としてのシールド板22
と、シールド板22の下側に配置され、ボタン型電池を
実装するPCBユニット23を備えている。
【0012】図4(a)は圧電スピーカの平面構造を、
図4(b)は側面構造を、図5は図4(a)中の矢印A
−Aに沿った断面構造を示す。ここで、圧電スピーカ2
1は、図4に示すように、略円盤状の圧電スピーカ本体
21aと、圧電スピーカ本体21aの外縁の一部から径
方向へ突出し、リード線24が半田付されるリード線取
付部21bからなる。圧電スピーカ本体21aは、図5
に示すように、円盤状の圧電素子211と、圧電素子2
11の周囲を覆い上下2パーツを合わせた筐体212、
213からなる。ここで、圧電素子211は、例えば、
PLZTからなり、ピエゾ効果を示す。即ち、所定の電
気的信号を与えると、誘電分極を起こして振動し、所定
のパターンの音声信号を発生させる。これによれば、圧
電スピーカ21と電池間の距離は、下部ケース10と上
部ケース20を分離しても一定であり、圧電スピーカ2
1と電池を接続するリード線24に遊び分を必要としな
い。
【0013】次に、図6〜8は、圧電スピーカを取り付
けたシールド板の構造を示すものであり、図6は平面構
造を、図7は側面構造を、図8は図7中のB部の拡大し
た構造を示す。シールド板22は、図6、7に示すよう
に、略四角形の平板状であり、洋白または、SUSにメ
ッキを施した金属であり、LSI等の電子部品から発生
するノイズを遮断する。また、シール部材22の縁部に
は、圧電スピーカ21の設置に対応して4箇所に、リブ
25a、25b、25c、25dを設けている。即ち、
一箇所目のリブ25a、25aは圧電スピーカ21のリ
ード線取付部21bの両側面に、2箇所目のリブ25b
はリード線取付部21bに対向する位置に、また、残り
の2箇所のリブ25c、25dは圧電スピーカ21の中
心からリード線取付部21bを基準にそれぞれ±90°
回転した位置に設けられている。各リブ25a、25
b、25c、25dは、シールド部材22に対して垂直
に突出する板状体で、金属製からなる。特に、図8に示
すように、リード線取付部21bに対向する位置に設け
た弾性部材としてのリブ25bは、くの字状に折曲げ弾
性変形可能な板ばねからなる。また、シールド部材22
と圧電スピーカ21の間には薄膜の両面テープ26を設
け、両者を接着する。これにより、シールド板22上に
圧電スピーカ21を実装することで、実装に必要な使用
部品点数は減少し、組立工数も減少する。
【0014】PCBユニット23は、図3に示すよう
に、電源としてのボタン型電池を設置する電池接点27
を備えている。この電池接点27は、リード線24等の
配線と接続されるとともに、一対の板ばねを備え、ボタ
ン型電池を押圧付勢して接点の接触を保つ。
【0015】次に、本ページャの使用方法について説明
する。ページャにメッセージデータを入力すると、これ
らのデータに基づいて圧電素子211が振動し、DTM
F信号が圧電スピーカ21から出力される。このとき、
シールド板22上のリブ25a、25b、25c、25
dは、圧電スピーカ21の設置位置を定め、リブ25b
は圧電スピーカ21を押圧付勢して設置位置を固定し位
置ずれを起こさせない。また、両面テープ26は、圧電
スピーカ21の固定を安定させる。そして、DTMF信
号を電話機の送話口に流すことで、ダイアル操作が必要
なく自動的に電話をかけたり、メッセージを送信したり
する。
【0016】以上より、本実施の形態によれば、圧電ス
ピーカ21と電池間の距離は、下部ケース10と上部ケ
ース20を分離しても一定であり、圧電スピーカ21と
電池を接続するリード線24の遊び分を不要としたの
で、リード線24は下部ケース10と上部ケース20を
合わせたときに、両ケース10、20の間に挟み込まれ
ることもなく、圧電スピーカ21と電池間は断線の虞が
ない。また、圧電スピーカ21をシールド板22上に実
装することで、実装に必要な使用部品点数を減少させ、
組立工数を減少させるようにしたので、作業工程の簡略
化が図られる。また、弾性変形可能なリブ25bにより
圧電スピーカ21を一定の位置に固定し、位置ずれを起
こさせないようにしたので、圧電スピーカ21の音圧は
安定する。
【0017】なお、圧電スピーカ21は、シールド板2
2上に限らず、PCBユニット23上であれば適宜選定
できる。また、電池が実装されるならば、下部ケース1
0に配置してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上より、請求項1記載の発明によれ
ば、発音体と電源間の距離は、第1のケースと第2のケ
ースを分離しても一定とし、発音体と電源を接続するリ
ード線の遊び分を不要としたので、リード線は第1のケ
ースと第2のケースを合わせたときに、両ケースの間に
挟み込まれることもなく、発音体と電源間は断線の虞が
ない。
【0019】請求項2記載の発明によれば、発音体をシ
ールド部材上に実装することで、実装に必要な使用部品
点数を減少させ、組立工数を減少させるようにしたの
で、作業工程の簡略化が図られる。また、弾性部材は発
音体を一定の位置に固定し、位置ずれを起こさせないよ
うにしたので、例えば、電源と発音体を接点式で接続し
たようときでも導電率は安定し、発音体の音圧も安定す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をページャに適用した実施の形態の外観
を示す説明図である。
【図2】図1に係わる下部ケースの内部構造を示す説明
図である。
【図3】図1に係わる上部ケースの内部構造を示す説明
図である。
【図4】(a)は図1に係わる圧電スピーカの平面構造
を示し、(b)は側面構造を示す説明図である。
【図5】図1に係わる図4(a)中の矢印A−Aに沿っ
た断面構造を示す説明図である。
【図6】図1に係わる圧電スピーカを取り付けたシール
ド板の平面構造を示す説明図である。
【図7】図1に係わるシールド板の側面構造を示す説明
図である。
【図8】図7中のB部の拡大した構造を示す説明図であ
る。
【図9】従来技術に係わるページャの上部ケースと下部
ケースを分離した各々の内部構造を示した説明図であ
る。
【図10】(a)は、他の従来技術に係わるページャの
下部ケースの内部構造を、(b)は上部ケースの内部構
造を、(c)は外観の構造を示す説明図である。
【符号の説明】
10 下部ケース 11 表示窓 12 スピーカ口 13 電池収納穴 14 下部ケースユニット 20 上部ケース 21 圧電スピーカ 22 シールド板 23 PCBユニット 24 リード線 25 リブ 26 両面テープ 27 電池接点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のケースおよび第2のケースからな
    るとともに、一方のケースに電源を実装した筐体の内部
    に発音体を取り付ける構造であって、 前記発音体が電源を実装したケースに固定されたことを
    特徴とする発音体の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記発音体は高周波ノイズを遮断するシ
    ールド部材上で弾性部材により押圧付勢されて固定され
    たことを特徴とする請求項1記載の発音体の取付構造。
JP22987497A 1997-08-26 1997-08-26 発音体の取付構造 Pending JPH1168349A (ja)

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JP22987497A JPH1168349A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 発音体の取付構造

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JP22987497A JPH1168349A (ja) 1997-08-26 1997-08-26 発音体の取付構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011100391A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Denso Wave Inc セキュリティシステム用スピーカ付き端末装置
CN108925092A (zh) * 2018-09-30 2018-11-30 深圳市沃特沃德股份有限公司 电子设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011100391A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Denso Wave Inc セキュリティシステム用スピーカ付き端末装置
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