JPH10215085A - Elノイズ防止構造及び電子機器 - Google Patents

Elノイズ防止構造及び電子機器

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JPH10215085A
JPH10215085A JP9192508A JP19250897A JPH10215085A JP H10215085 A JPH10215085 A JP H10215085A JP 9192508 A JP9192508 A JP 9192508A JP 19250897 A JP19250897 A JP 19250897A JP H10215085 A JPH10215085 A JP H10215085A
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emitting component
light emitting
liquid crystal
vibration
crystal panel
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JP9192508A
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Mikio Oke
美樹夫 桶
Toshio Shoji
敏雄 荘司
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/303Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means

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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の液晶ディスプレイのバックライト
にエレクトロルミネッセンス(EL)発光部品を用いた
場合に、EL発光部品の振動によりノイズが生じるのを
防止する。 【解決手段】 携帯型電話機のプリント基板11に液晶
ディスプレイのバックライトとなるEL発光部品22を
両面テープ24により貼り付ける。この両面テープ24
は、振動の伝達を抑制することが可能な発泡スポンジ2
4aを基材としている。すなわち、EL発光部品22が
振動の伝達を抑制する発泡スポンジ24aを介してプリ
ント基板11に接合される。従って、EL発光部品22
の振動がプリント基板11に伝達されることがない。こ
れにより、EL発光部品22の振動によりプリント基板
11が共鳴したり、プリント基板11と、その接触する
部材との間で異音を発したりすることがない。すなわ
ち、ノイズを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
ッセンス発光部品が用いられている電子機器、特に携帯
型通話装置等のようにエレクトロルミネッセンス発行部
品を耳に近づける電子機器において、エレクトロルミネ
ッセンス発光部品によるノイズを防止するELノイズ防
止構造及び該ELノイズ防止構造を有する電子機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、EL(Electro luminescence)
素子を用いて自己発光するエレクトロルミネッセンス発
光部品(以下、EL発光部品と略す)は、ELディスプ
レイとして直接ドットマトリックス表示を行うのに用い
られたり、面状発光体として液晶ディスプレイのバック
ライトに用いられたりしている。例えば、簡易型携帯電
話機(PHS)などの電子機器においては、その表示部
を構成する液晶ディスプレイのバックライトとしてEL
素子を用いた面状発光体が用いられているものがある。
【0003】従来、上述のような簡易型携帯電話機にお
けるパネル状のEL発光部品の取付構造としては、以下
のようなものがあった。例えば、図6に示すEL発光部
品の取付構造は、液晶パネル1とEL発光部品2の取付
けに、簡易型携帯電話機のプリント基板3上に取り付け
られる液晶固定用ホルダ4を用いたものである。上記液
晶固定用ホルダ4は、液晶パネル1とプリント基板3と
の間にEL発光部品2を配置するための間隔を開けた状
態で、液晶パネル1をプリント基板3に固定するととも
に、液晶固定用ホルダ4の液晶パネル1が固定された部
分の裏面側に両面テープ5などの接合部材で、EL発光
部品2が貼り付けられるようになっており、これにより
液晶パネル1の背面側にEL発光部品2が配置される。
なお、液晶固定用ホルダ4には、EL発光部品2側から
液晶パネル1側に光を透過させるための開口部4aが形
成されている。
【0004】また、図7に示すEL発光部品2の取付構
造は、液晶パネル1とEL発光部品2とをスペーサ6を
介してプリント基板3上に重ねた状態で、これら液晶パ
ネル1とEL発光部品2とを押さえ込み部品7によりプ
リント基板3側に押さえ込むことにより、EL発光部品
2と液晶パネル1とが重なった状態でプリント基板3と
押さえ込み部品7との間に挟み込まれるようになってい
る。
【0005】また、図8に示すEL発光部品2の取付構
造は、図6に示したものと同様の液晶固定用ホルダ4に
より液晶パネル1をプリント基板3から離間した状態で
該プリント基板3に取り付けるとともに、プリント基板
3の液晶パネル1に対応する位置にEL固定台8を取り
付け、該EL固定台8にEL発光部品2を両面テープ5
などの接合部材で貼り付けることにより、液晶パネル1
の背面側にEL発光部品2を配置するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、EL発光部
品2においては、交流駆動により振動を生じる可能性が
あり、EL発光部品2が振動した場合に、EL発光部品
2を有する電子機器において、小さなノイズ(異音)が
発生する可能性があった。特に、携帯型通話装置などの
通話を目的とした電子機器においては、液晶ディスプレ
イのバックライトとしてEL発光部品2を用いた場合
に、携帯型通話装置の通話聞き取り用のスピーカと、E
L発光部品2を有する液晶ディスプレイとが極めて近接
して配置されるとともに、通話の音量が一般的に大きく
ないため、EL発光部品の振動によるノイズの影響を受
けやすいといった問題があった。また、通話をするとき
には、携帯型通話装置を耳に近づけるため、このノイズ
が非常に煩わしいといった問題があった。
【0007】例えば、上述の図6に示すEL発光部品の
取付構造を用いた携帯型電話機では、EL発光部品2が
振動した場合に、その振動が液晶固定用ホルダ4や液晶
パネル1に伝達され、EL発光部品2、液晶固定用ホル
ダ4及び液晶パネル1がほぼ一体に振動することにな
る。これにより、EL発光部品2及び液晶パネル1が取
り付けられた液晶固定用ホルダ4とプリント基板3との
間や、液晶パネル1と液晶固定用ホルダ4との間等にお
いて異音が生じることになる。
【0008】また、上述の図7に示すEL発光部品の取
付構造を用いた携帯型電話機では、液晶パネル1及びE
L発光部品2がプリント基板3と押さえ込み部品7との
間に挟まれた状態なので、各部品の寸法精度のばらつき
等により部品が少しでも動くような状態となっていれ
ば、EL発光部品2の振動により異音が生じることにな
る。
【0009】また、上述の図8に示すEL発光部品の取
付構造を用いた携帯型電話機では、EL発光部品2の振
動がEL固定台8に伝達されてEL固定台8が振動する
ので、EL固定台8がプリント基板3に半田付け等によ
り完全に固定された状態となっていなければ、EL固定
台8とプリント基板3との間で異音が生じる。なお、上
述の異音は、主に、部品同士ががたついて互いに擦れた
りぶつかったりすることにより、生じるものであり、各
部品を例えば、半田付け等により完全に固定すれば、異
音を小さくすることが可能であると考えられるが、各部
品を完全に固定するようにした場合には、組立工数が増
加するとともに組立作業が煩雑になり、コスト的に不利
なものとなる。
【0010】本発明の課題は、EL発光部品が用いられ
た電子機器において、コストを増大させることなく、E
L発光部品の振動によるノイズを防止することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ELノイズ防止構造は、エレクトロルミネッセンス発光
部品を用いた電子機器の上記エレクトロルミネッセンス
発光部品によるノイズを防止するものであり、上記電子
機器の上記エレクトロルミネッセンス発光部品を固定す
る固定部位と、上記エレクトロルミネッセンス発光部品
とが振動の伝達を抑制する振動抑制層を介して接合され
ていることを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、エレクトロルミネッセ
ンス発光部品が振動した場合に、その振動の固定部位へ
の伝達が振動抑制層により抑制され、固定部位や固定部
位に接触した部材等が振動することがなく、エレクトロ
ルミネッセンス発光部品が単独で振動した状態となるの
で、エレクトロルミネッセンス発光部品に振動抑制層以
外のものが接触していないかぎり、異音の発生を防止す
ることができる。
【0013】また、エレクトロルミネッセンス発光部品
を振動抑制層を介して電子機器の固定部位に接合するだ
けなので、従来のエレクトロルミネッセンス発光部品を
有する電子機器の組立に比較して、特に工数が増加した
り、組立作業が煩雑になるようなことがなく、異音の発
生を抑制するためにコストが増大するようなことがな
い。従って、エレクトロルミネッセンス発光部品を有す
る電子機器において、低コストで異音の発生を防止する
ことができる。
【0014】なお、上記エレクトロルミネッセンス発光
部品とは、例えば、EL素子を用いた上述のELディス
プレイや液晶ディスプレイのバックライトとして用いら
れる面状発光体等のことであり、EL素子を駆動して自
己発光することが可能な部品である。上記電子機器と
は、例えば、電子手帳等のPDA(personal digital a
ssistants)や、ラジオやテレビ等の各種受信機や、各
種電話機、各種無線機などであり、基本的に、エレクト
ロルミネッセンス発光部品を有するものならば良く、特
に、スピーカ等の音響部品を有する電子機器において、
本発明を好適に用いることができる。
【0015】上記固定部位とは、電子機器の上記エレク
トロルミネッセンス発光部品が固定される部分のことで
あり、例えば、電子機器のケーシングやプリント基板に
エレクトロルミネッセンス部品が直付けされる場合に
は、ケーシングやプリント基板のエレクトロルミネッセ
ンス部品が取り付けられる部分が固定部位であり、ま
た、何らかの固定部材を介してエレクトロルミネッセン
ス部品を上記ケーシングやプリント基板等に取り付ける
場合には、上記固定部材のエレクトロルミネッセンス部
品が取り付けられる部分が固定部位である。
【0016】上記振動抑制層とは、エレクトロルミネッ
センス部品と固定部位との間に介在して、両者の間で振
動が伝達されるのを抑止するものであり、いわゆる、防
振材料からなるものである。また、防振材料には、狭い
意味での防振(弾性支持、振動絶縁)の時に用いるバネ
材と、内部エネルギ損失が大きい制振材がある。機械等
の振動を防振するような場合には、上記バネ材として、
金属バネ、防振ゴム、空気バネ等が用いられ、制振材と
して、ダンピング材や制振合金等が用いられるが、ここ
では、十分に柔らかな部材でかつ弾性を有する部材や、
大きな内部エネルギ損失を有する部材ならば良く、例え
ば、各種の発泡樹脂(特に、スポンジ状のもの)、各種
ゴム等の比較的柔らかな樹脂、これら樹脂を任意の形状
に成形したもの等を好適に用いることができる。
【0017】本発明の請求項2記載のELノイズ防止構
造は、上記電子機器に液晶パネルが備えられ、上記エレ
クトロルミネッセンス発光部品が上記液晶パネルのバッ
クライトとして、上記液晶パネルの背面側に配置されて
いることを特徴とする。上記構成によれば、エレクトロ
ルミネッセンス発光部品をバックライトとして用いるた
めに、液晶パネルとエレクトロルミネッセンス発光部品
とをほぼ重ねた状態に支持しなければならず、液晶パネ
ル及びエレクトロルミネッセンス発光部品の支持構造が
煩雑になり、エレクトロルミネッセンス発光部品が振動
した場合にノイズが発生しやすい状態となる電子機器に
おいて、液晶パネル及びエレクトロルミネッセンス発光
部品の支持構造をさらに煩雑にすることなく、ノイズの
低減を図ることができる。なお、上記液晶パネルとは、
単純マトリックス方式やアクティブマトリックス方式等
の周知のものである。
【0018】本発明の請求項3記載のELノイズ防止構
造は、上記液晶パネルが上記エレクトロルミネッセンス
発光部品に接合されて支持されていることを特徴とす
る。上記構成によれば、上述のようにノイズを低減で
き、かつ、液晶パネル及びエレクトロルミネッセンス発
光部品の接合構造を単純化することができるとともに、
液晶パネル及びエレクトロルミネッセンス発光部品を有
する液晶ディスプレイの薄型化を図ることができる。
【0019】なお、エレクトロルミネッセンス発光部品
に液晶パネルを接合させて支持させた場合には、エレク
トロルミネッセンス発光部品の振動が液晶パネルに伝達
されることになるので、液晶パネルとエレクトロルミネ
ッセンス発光部品との間で異音が発生しないように、液
晶パネルとエレクトロルミネッセンス発光部品とをがた
つかないように接合する必要がある。また、液晶パネル
が他の部材に接触しないようにする必要がある。また、
エレクトロルミネッセンス発光部品の光が液晶パネル側
に透過するように接合する必要がある。
【0020】本発明の請求項4記載のELノイズ防止構
造は、上記エレクトロルミネッセンス発光部品の背面側
の一部が上記振動抑制層を介して上記固定部位に接合さ
れていることを特徴とする。
【0021】上記構成によれば、上記エレクトロルミネ
ッセンス発光部品の背面側の一部が上記振動抑制層を介
して上記固定部位に接合されているので、上記エレクト
ロルミネッセンス発光部品の振動は、上記エレクトロル
ミネッセンス発光部品の背面全体ではなく、上記エレク
トロルミネッセンス発光部品の背面側の一部から電子機
器の固定部位に伝達されることになり、さらに、振動の
伝達を抑制することができる。
【0022】すなわち、振動抑制層により上記エレクト
ロルミネッセンス発光部品から固定部位への振動の伝達
が抑制されるとともに、上記エレクトロルミネッセンス
発光部品と固定部位との振動抑制層を介した接触面積を
減らして振動の伝達を抑制することができる。言い換え
れば、上記エレクトロルミネッセンス発光部品の背面の
うちの固定部位に接合されている部分を除く部分は、振
動の伝達の良好な絶縁物である空気層を介して固定部位
に対向して配置されていることになり、上記部分からは
固定部位側に振動がほぼ伝達されない状態となる。
【0023】また、上記エレクトロルミネッセンス発光
部品の背面の全体を振動抑制層を介して固定部位に接合
した場合と、同じ材料からなる振動抑制層を用いて上記
エレクトロルミネッセンス発光部品の背面の一部を固定
部位に接合した場合とでは、振動抑制層の厚みを同じと
すると、振動抑制層が変位しやすくなり、上記エレクト
ロルミネッセンス発光部品が振動した場合に、振幅が大
きくなる可能性があるが、振動の固定部位側への伝達は
さらに抑制されることになる。
【0024】なお、上記エレクトロルミネッセンス発光
部品の背面全体ではなく、背面側の一部を固定部位に振
動抑制層を介して接合した場合に、上記エレクトロルミ
ネッセンス発光部品と固定部位との距離にもよるが、上
記エレクトロルミネッセンス発光部品が振動した際に、
上記エレクトロルミネッセンス発光部品の側縁部が固定
部位側にぶつかる可能性があるので、上記エレクトロル
ミネッセンス発光部品の側縁部が固定部位にぶつからな
いように、上記エレクトロルミネッセンス発光部品の側
縁部が固定部位に接合されていることが好ましい。
【0025】従って、上記振動抑制層は、上記エレクト
ロルミネッセンス発光部品の側縁部に対応して枠状とな
っていることが好ましい。また、振動抑制層は、必ずし
も帯状や線状のようになっている必要はなく、点在した
状態や、四角形状の上記エレクトロルミネッセンス発光
部品の四隅に配置されるようなものとしても良いし、さ
らには、面状の振動抑制層の少なくとも一面に複数の突
起や突条等を設け、上記突起や突条が上記エレクトロル
ミネッセンス発光部品の背面もしくは固定部位に接合さ
れるようになっていても良く、このような状態も上記エ
レクトロルミネッセンス発光部品の背面側の一部が上記
振動抑制層を介して上記固定部位に接合されているとい
うことができる。また、上記エレクトロルミネッセンス
発光部品の背面側の一部には、上記エレクトロルミネッ
センス発光部品の周囲の端面の部分の含むものである。
【0026】本発明の請求項5記載のELノイズ防止構
造は、上記振動抑制層は、部分的に空気層を有すること
を特徴とする。上記構成によれば、上記エレクトロルミ
ネッセンス発光部品と、固定部位とを接合する振動抑制
層に、部分的に、振動の伝達の良好な絶縁物である空気
層があるので、エレクトロルミネッセンス発光部品から
固定部位側への振動の伝達をさらに抑制することができ
る。なお、請求項5記載のELノイズ防止構造は、基本
的請求項4記載のELノイズ防止構造と同様の構造であ
るが、請求項5記載のELノイズ防止構造には、例え
ば、振動抑制層を中空の形状を有するものとして、振動
抑制層となる二層の防振材料の間に空気層が挟まれてい
るような形状や、振動抑制層において、防振材料の層と
空気層とが交互に複数配置されているような構造を含む
ものである。
【0027】本発明の請求項6記載の携帯型電話機は、
上記請求項1から5のいずれか一つに記載のELノイズ
防止構造を有するものであって、上記エレクトロルミネ
ッセンス発光部品と、該エレクトロルミネッセンス発光
部品を固定する固定部位とが備えられ、該固定部位と上
記エレクトロルミネッセンス発光部品とが振動の伝達を
抑制する振動抑制層を介して接合されるていることを特
徴とする。
【0028】上記構成によれば、エレクトロルミネッセ
ンス発光部品を有する表示部と、例えば、通話聞き取り
用のスピーカとが近接して配置され、エレクトロルミネ
ッセンス発光部品及びその近傍で異音が生じた場合に、
大きく影響を受ける可能性がある携帯型通話装置等の電
子機器において、エレクトロルミネッセンス発光部品に
よる異音の発生を防止し、良好な状態での通話を確保す
ることができる。なお、上記電子機器とは、上述のよう
なものであるが、本発明は、電子機器として、携帯型通
話装置(いわゆる、携帯電話、簡易型携帯電話、コード
レスホン等の携帯型電話機などのように、携帯可能でか
つ無線で通話可能な装置)に好適に用いることができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の第
一例のELノイズ防止構造及び電子機器を説明する。な
お、この第一例は、本発明のELノイズ防止構造及び電
子機器を通話を行う電子機器である簡易型携帯電話装置
(携帯型電話機)に応用したものである。
【0030】図1は、この第一例のELノイズ防止構造
を有する携帯型電話機を示すものである。図1に示すよ
うに、携帯型電話機は、一般的な携帯型電話機として、
携帯型電話機の各部品を収納するケーシングとなるキャ
ビネット10と、該キャビネット10内に固定され、か
つ、電子部品が実装された第一のプリント基板11と、
同じく電子部品が実装され、かつ、第一のプリント基板
11の背面側に配置された第二のプリント基板12と、
キャビネット10の表面側に設けられた複数の入力キー
13…と、通話時に音声等を入力するためのマイク14
と、通話時に音声等を出力するスピーカー15と、液晶
ディスプレイ16を有する表示部17と、受信時等にベ
ル音を出力するリンガー18と、通信用のアンテナ19
と、上記各部品に電力を供給する充電池20とを有する
ものである。
【0031】そして、上記表示部17の液晶ディスプレ
イ16は、液晶パネル21とEL発光部品22とを有す
るものであり、液晶パネル21とEL発光部品22と
は、それぞれ第一のプリント基板11に取り付けられて
いる。ここで、図2を参照して、液晶パネル21とEL
発光部品22とをプリント基板11に取り付けるための
取付構造を説明する。なお、この取付構造を採用するこ
とにより、後述するようにEL発光部品22によるノイ
ズ(異音)の発生を防止することができ、上記取付構造
がELノイズ防止構造となっている。
【0032】上記液晶パネル21は、液晶固定用ホルダ
23を介してプリント基板11に接合されるようになっ
ている。そして、液晶固定用ホルダ23は、上面を開口
した薄い箱状の液晶固定部23aと、該液晶固定部23
aをプリント基板11から離間した状態で、プリント基
板11に接合する接合部23bとからなる。
【0033】そして、液晶固定部23aとプリント基板
11との間には、上記接合部23bにより、EL発光部
品22を配置するのに十分な間隔を開けられるようにな
っている。また、上記液晶固定部23aの液晶パネル2
1が重ねられた状態に配置される部分には、液晶パネル
21とプリント基板11との間に配置されるEL発光部
品22の光を液晶パネル21側に透過させるための開口
部23cが形成されている。
【0034】そして、上記EL発光部品22は、液晶固
定ホルダ23の液晶固定部23aとプリント基板11と
の間の液晶パネル21の背面に対応する位置おいて、発
泡スポンジ24aを基材とする両面テープ24により、
プリント基板11に貼り付けられている。従って、EL
発光部品22は、両面テープ24の基材である発泡スポ
ンジ24aを介して、プリント基板11に接合されるよ
うになっている。なお、上記両面テープ24は、厚みを
有する帯状に形成された発泡スポンジ24aの両面に接
着剤からなる接着層が形成された周知のものである。
【0035】そして、両面テープ24の基材の発泡スポ
ンジ24aは、柔らかく、かつ、弾性を有するものであ
り、一種の防振材料として作用するものである。従っ
て、両面テープ24によりEL発光部品22をプリント
基板11に接合した場合には、防振材料からなって振動
抑制層として作用する発泡スポンジ24aを介してEL
発光部品22とプリント基板11とが接合されることに
なり、上記発泡スポンジ24aは、EL発光部品22が
振動した場合に、その振動がプリント基板11側に伝達
されるのを抑制するようになっている。
【0036】また、上述のようにプリント基板11に接
合されたEL発光部品22は、そのリード線22aがプ
リント基板11に半田付けされている。そして、EL発
光部品22と液晶パネル21とは、上下に配置され、E
L発光部品22が液晶パネル21のバックライトとして
作用するようになっている。なお、EL発光部品22
と、液晶パネル21及び液晶固定ホルダ23とは接触し
ないようになっており、EL発光部品22と液晶固定ホ
ルダ23の液晶固定部23aとの間には、間隔が開けら
れている。従って、リード線22aを除くEL発光部品
22は、両面テープ24以外の部材に接触しないように
なっている。
【0037】次に、上記ELノイズ防止構造を有する携
帯型電話機の作用について説明する。上述のようにEL
発光部品22は、基材として発泡スポンジ24aを有す
る両面テープ24によりプリント基板11に接合されて
おり、EL発光部品22が振動抑制層として作用する発
泡スポンジ24aを介してプリント基板11に接合され
ていることになり、EL発光部品22が振動した場合
に、その振動のプリント基板11側への伝達が抑制され
る。
【0038】また、EL発光部品22は、そのリード線
22aを除いて両面テープ24以外の部材に接触してい
ないとともに、リード線22aも振動の良好な伝達体と
はならないので、両面テープ24の発泡スポンジ24a
によりプリント基板11側への振動の伝達が抑制された
場合に、EL発光部品22が単独で振動することにな
る。この場合に、EL発光部品22が単独で振動して
も、EL発光部品22が基本的にリード線22a及び両
面テープ24を除いて他の部材に接触していないので、
振動した部材が他の部材に接触して生じる異音が発生す
ることがない。また、EL発光部品22の振動によりプ
リント基板11が共鳴するのを防止することができる。
すなわち、EL発光部品22の振動によるノイズの発生
を防止することができる。従って、図1に示すように、
通話聞き取り用のスピーカ15と、表示部17のEL発
光部品22とが極めて近接して配置されても、通話聞き
取り中にEL発光部品22の振動によるノイズが生じる
ことがなく、通話を聞き取る際にノイズが気になるよう
なことがない。
【0039】なお、上記例においては、携帯型電話機に
おいてELノイズ防止構造を説明したが、ELノイズ防
止構造は、EL発光部品を有する電子機器ならなばどの
ような電子機器にでも応用することができる。また、上
記例においては、振動抑制層として両面テープ24の基
材である発泡スポンジ24aを用いたが、振動抑制層
は、発泡スポンジ24aに限定されるものではなく、例
えば、各種発泡樹脂を用いることができるとともに、柔
軟で弾性を有する部材や、内部エネルギ損失の大きな部
材ならば振動抑制層として用いることができる。また、
上述の振動抑制層となる各種部材を用いる際に、両面に
接着層が形成された両面テープとして使用しても良い。
また、予め、プリント基板11の固定部位に振動抑制層
となる部材を接着し、次いで、この振動抑制層となる部
材にEL発光部品22を接着するものとしても良いし、
予め、EL発光部品22に振動抑制層となる部材を接着
した後に、EL発光部品22に接着された振動抑制層と
なる部材をプリント基板11の固定部位に接着するもの
としても良い。
【0040】次に、本発明の実施の形態の第二例のEL
ノイズ防止構造及び電子機器を図3を参照して説明す
る。第二例のELノイズ防止構造及び電子機器(携帯型
電話機)は、表示部17の液晶ディスプレイ16の部分
を除いて、図1に示す第一例の携帯型電話機とほぼ同様
の構成を有するものであり、図1に示される携帯型電話
機の説明を省略するとともに、表示部16の説明におい
て、第一例と同様の構成要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0041】図3に示すように、第二例のELノイズ防
止構造及び電子機器においては、第一例と同様にEL発
光部品22が、発泡スポンジ24aを基材とする両面テ
ープ24によりプリント基板11に接合され、第一例と
同様にEL発光部品22の振動がプリント基板11に伝
達されるのを抑制するようになっている。そして、液晶
パネル21は、EL発光部品22の上面に透明な接着層
26を介して接合されている。
【0042】すなわち、液晶パネル21は、直接EL発
光部品22に接着されることでEL発光部品22を介し
てプリント基板11に取り付けられている。従って、第
一例の液晶固定ホルダ23のような支持部材を必要とし
ないようになっている。なお、上記接着層26は、例え
ば、透明なテープの両面に透明な接着層26が形成され
た両面テープを用いることができるが、上記接着層26
は、液晶パネル21をEL発光部品22に接着した状態
で、EL発光部品22から液晶パネル21への光の透過
を妨げない透明なものならば良い。
【0043】また、液晶パネル21の外縁部とEL発光
部品22の外縁部とを接合することにより、接着層26
がEL発光部品22から液晶パネル21への光の透過を
妨げないようになっていれば、必ずしも接着層26は透
明なものでなくとも良い。また、EL発光部品22に接
合された液晶パネル21は、その配線以外の部材がEL
発光部品22以外の部材に接触しないようになっている
ことが好ましい。また、液晶パネル21とEL発光部品
22とは、EL発光部品22が振動した場合に、液晶パ
ネル21とEL発光部品22とが、がたついたりせず
に、一体に振動するように接合されている必要がある。
【0044】次に、上記第二例のELノイズ防止構造及
び電子機器(携帯型電話機)の作用を説明する。第二例
によれば、第一例と同様にEL発光部品22がプリント
基板11に振動抑制層となる両面テープ24を介して接
合しているので、EL発光部品22の振動がプリント基
板11に伝達されるのが抑止される。また、第二例にお
いては、EL発光部品22に液晶パネル21が接合され
ているので、EL発光部品22が振動した場合に、液晶
パネル21に振動が伝達され、液晶パネル21も振動す
ることになるが、EL発光部品22と液晶パネル21が
一体に振動することにより、EL発光部品22と液晶パ
ネル21との間で異音が発生することがない。
【0045】また、液晶パネル21がその配線を除いて
他の部材と接触しないようになっていることにより、液
晶パネル21が振動しても異音が発生することがなく、
第一例の場合と同様に異音の発生を防止することができ
る。そして、上述のように液晶パネル21を直接EL発
光部品22に接合することにより、第一例の場合のよう
に液晶固定ホルダ23を用いる必要がなく、液晶パネル
21の取付構造を簡単なものとすることができるととも
に、液晶パネルの取付作業を簡便なものとすることがで
きる。
【0046】さらに、第二例においては、第一例のよう
に液晶パネル21とEL発光部品22との間に液晶固定
ホルダ23の液晶固定部23aが介在したり、EL発光
部品22と液晶パネル21とが接触しないように離間し
ていたりすることがないので、液晶パネル21とバック
ライトとしてのEL発光部品22とからなる液晶ディス
プレイの薄型化を図ることができるとともに、液晶ディ
スプレイを有する携帯型電話機のような電子機器の薄型
化を図ることができる。
【0047】次に、本発明の実施の形態の第三例のEL
ノイズ防止構造及び電子機器を図4及び図5を参照して
説明する。第三例のELノイズ防止構造及び電子機器
(携帯型電話機)は、液晶ディスプレイ16の振動抑制
層となる両面テープ27の部分を除いて、第一例の携帯
型電話機とほぼ同様の構成を有するものであり、第一例
と同様の構成要素には同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0048】第三例のELノイズ防止構造及び電子機器
においては、図4及び図5に示すように、基本的に第一
例と同様に、上記EL発光部品22が、液晶固定ホルダ
23の液晶固定部23aとプリント基板11との間の液
晶パネル21の背面に対応する位置おいて、振動の伝達
を抑制する振動抑制層としての発泡スポンジ27aを基
材とする両面テープ27により、プリント基板11に貼
り付けられている。そして、上記両面テープ27は、第
一例の両面テープ24と異なり、その中央部に開口部2
7bを有し、矩形枠状の形状を有するものとなってい
る。
【0049】従って、EL発光部品22が振動した場合
には、EL発光部品22の背面全体から両面テープ24
を介してプリント基板11に伝達されるのではなく、E
L発光部品22の背面のうちの矩形枠状の両面テープ2
7に対応する部分から両面テープ27を介してプリント
基板11に伝達されるようになっている。従って、両面
テープ27の基材となる発泡スポンジ27aにより、E
L発光部品22の振動がプリント基板11側に伝達され
るのを抑制するとともに、振動が伝達される面積を減少
させて振動の伝達をさらに抑制することができる。
【0050】すなわち、EL発光部品22とプリント基
板11とは、EL発光部品22の上下左右の側縁部が枠
状の両面テープ27を介して接合されるとともに、両面
テープ27の開口部27bの内部は、空気があるだけの
空気層27cとなっており、該空気層は、振動の伝達に
おける極めて良好な絶縁物となるので、空気層27cの
部分は枠状の両面テープ27の部分よりも振動の伝達が
抑制されることになる。
【0051】従って、EL発光部品22とプリント基板
11との間のほぼ全体が第一例で示すように両面テープ
24の発泡スポンジ24aで占められているのに対し
て、上述のようにEL発光部品22とプリント基板11
との間に空気層27cが存在する方がEL発光部品22
のプリント基板11への振動の伝達をより抑制すること
ができる。なお、上記第三例では、両面テープ27の形
状を枠状としたが、例えば、両面テープ27の形状をE
L発光部品22の上側縁部と下側縁部とにそれぞれ貼設
されるか、もしくは、EL発光部品22の左側縁部と右
側縁部とにそれぞれ貼設されるように、二つに分割され
た形状としても良い。また、両面テープ27の形状を梯
子状としたり格子状としたりしても良い。
【0052】また、両面テープ27は、EL発光部品2
2の背面全体ではなく、EL発光部品22の背面の一部
に貼設される形状となっていれば良いが、例えば、両面
テープ27をEL発光部品22の背面の中央部に貼設し
た場合には、EL発光部品22が傾いてEL発光部品2
2の側縁部がプリント基板11や液晶固定用ホルダ23
に接触する可能性が生じるので、EL発光部品22の側
縁部に両面テープ27が貼設されるようになっているこ
とが好ましい。
【0053】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のELノイズ防止
構造によれば、エレクトロルミネッセンス発光部品が振
動した場合に、その振動の固定部位への伝達が振動抑制
層により抑制され、固定部位や固定部位に接触した部材
等が振動することがなく、異音の発生を防止することが
できる。また、エレクトロルミネッセンス発光部品を振
動抑制層を介して電子機器の固定部位に接合するだけな
ので、組立作業が煩雑になるようなことがなく、エレク
トロルミネッセンス発光部品を有する電子機器におい
て、低コストに異音の発生を防止することができる。
【0054】本発明の請求項2記載のELノイズ防止構
造によれば、エレクトロルミネッセンス発光部品をバッ
クライトとして用いるために、液晶パネルとエレクトロ
ルミネッセンス発光部品とをほぼ重ねた状態に支持しな
ければならず、液晶パネル及びエレクトロルミネッセン
ス発光部品の支持構造が煩雑になり、エレクトロルミネ
ッセンス発光部品が振動した場合にノイズが発生しやす
い状態となる電子機器において、液晶パネル及びエレク
トロルミネッセンス発光部品の支持構造をさらに煩雑に
することなく、ノイズの低減を図ることができる。
【0055】本発明の請求項3記載のELノイズ防止構
造によれば、上述のようにノイズを低減でき、かつ、液
晶パネル及びエレクトロルミネッセンス発光部品の接合
構造を単純化することができるとともに、液晶パネル及
びエレクトロルミネッセンス発光部品を有する液晶ディ
スプレイの薄型化を図ることができる。
【0056】本発明の請求項4記載のELノイズ防止構
造によれば、上記エレクトロルミネッセンス発光部品の
背面側の一部が上記振動抑制層を介して上記固定部位に
接合されているので、上記エレクトロルミネッセンス発
光部品の振動は、上記エレクトロルミネッセンス発光部
品の背面全体ではなく、上記エレクトロルミネッセンス
発光部品の背面側の一部から電子機器の固定部位に伝達
されることになり、さらに、振動の伝達を抑制すること
ができる。
【0057】本発明の請求項5記載のELノイズ防止構
造によれば、上記エレクトロルミネッセンス発光部品
と、固定部位とを接合する振動抑制層に、部分的に、振
動の伝達の良好な絶縁物である空気層があるので、エレ
クトロルミネッセンス発光部品から固定部位側への振動
の伝達をさらに抑制することができる。本発明の請求項
6記載の電子機器によれば、例えば、携帯型通話装置等
の電子機器のように、電子機器を耳に近づけて使用する
場合において、エレクトロルミネッセンス発光部品によ
る異音の発生を防止し、良好な状態での通話を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第一例のELノイズ防止
構造有する携帯型電話機を示す断面図である。
【図2】上記第一例のELノイズ防止構造を示す断面図
である。
【図3】本発明の実施の形態の第二例のELノイズ防止
構造を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の第三例のELノイズ防止
構造有する携帯型電話機を示す断面図である。
【図5】上記第三例のELノイズ防止構造を示す断面図
である。
【図6】従来の携帯型電話機における液晶パネル及びE
L発光部品の取付構造を示す断面図である。
【図7】従来の携帯型電話機における液晶パネル及びE
L発光部品の取付構造を示す断面図である。
【図8】従来の携帯型電話機における液晶パネル及びE
L発光部品の取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11 プリント基板(固定部位) 21 液晶パネル 22 EL発光部品(エレクトロルミネッセンス発
光部品) 24 両面テープ 24a 両面テープの基材となる発泡スポンジ(振動
抑制層) 27 両面テープ 27a 両面テープの基材となる発泡スポンジ(振動
抑制層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05B 33/02 H04B 7/26 103D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレクトロルミネッセンス発光部品を用
    いた電子機器の上記エレクトロルミネッセンス発光部品
    によるノイズを防止するELノイズ防止構造であって、 上記電子機器の上記エレクトロルミネッセンス発光部品
    を固定する固定部位と、上記エレクトロルミネッセンス
    発光部品とが振動の伝達を抑制する振動抑制層を介して
    接合されていることを特徴とするELノイズ防止構造。
  2. 【請求項2】 上記電子機器に液晶パネルが備えられ、
    上記エレクトロルミネッセンス発光部品が上記液晶パネ
    ルのバックライトとして、上記液晶パネルの背面側に配
    置されていることを特徴とする請求項1記載のELノイ
    ズ防止構造。
  3. 【請求項3】 上記液晶パネルが上記エレクトロルミネ
    ッセンス発光部品に接合されて支持されていることを特
    徴とする請求項2記載のELノイズ防止構造。
  4. 【請求項4】 上記エレクトロルミネッセンス発光部品
    の背面側の一部が上記振動抑制層を介して上記固定部位
    に接合されていることを特徴とする請求項1から3のい
    ずれか一つに記載のELノイズ防止構造。
  5. 【請求項5】 上記振動抑制層は、部分的に空気層を有
    することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに
    記載のELノイズ防止構造。
  6. 【請求項6】 上記請求項1から5のいずれか一つに記
    載のELノイズ防止構造を有する電子機器であって、上
    記エレクトロルミネッセンス発光部品と、該エレクトロ
    ルミネッセンス発光部品を固定する固定部位とが備えら
    れ、該固定部位と上記エレクトロルミネッセンス発光部
    品とが振動の伝達を抑制する振動抑制層を介して接合さ
    れるていることを特徴とする電子機器。
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