JPH116806A - 線状x線検出器を備えたx線回折装置 - Google Patents

線状x線検出器を備えたx線回折装置

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JPH116806A
JPH116806A JP9175206A JP17520697A JPH116806A JP H116806 A JPH116806 A JP H116806A JP 9175206 A JP9175206 A JP 9175206A JP 17520697 A JP17520697 A JP 17520697A JP H116806 A JPH116806 A JP H116806A
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JP
Japan
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ray
detector
linear
sample
rays
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JP9175206A
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Inventor
Katsuhiko Ogiso
克彦 小木曽
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Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
Original Assignee
Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の試料に対してX線カウンタを固定させ
て行う試料限定測定及び連続X線回折図形を得ることを
目標としてX線カウンタを走査回転移動させて行う連続
高分解能測定の両方を自由に選択して行うことができる
X線回折装置を提供する。 【解決手段】 線状範囲内で位置分解能を備えたCCD
X線検出器7と、検出器機能切替え装置6とを有するX
線回折装置である。機能切替え装置6は、CCD検出器
7の位置を次の2つの位置、すなわち回折X線のデバイ
環Qの接線方向をX線検出範囲とする零次元測定位置P
と、デバイ環Qの半径方向をX線検出範囲とする一次元
測定位置Lとの間で検出器7の位置を切り替える。零次
元測定位置Pに置かれたCCD検出器7は、2θ回転し
ながらX線強度を検出し、一次元測定位置Lに置かれた
検出器7は固定状態でX線強度を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料にX線を照射
し、その試料で回折した回折X線の強度をX線検出器に
よって検出するようにしたX線回折装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線回折装置においては、通常、測定対
象である試料にX線を照射し、そのときに試料で回折し
たX線、すなわち回折X線のX線強度をX線検出器によ
って検出する。このX線回折装置に用いられるX線検出
器として、いわゆる点状X線検出器及び線状X線検出器
が知られている。
【0003】点状X線検出器というのは、シンチレーシ
ョン計数管(SC)や、比例計数管(Proportional Cou
nter:PC)等といった計数管のように、適宜の面積の
X線取込み用開口から取り込んだX線の全体の強度を検
出するものであり、X線取込み用開口のどの位置にどの
くらいのX線が取り込まれたかを検出することはできな
い。すなわち、X線取込み範囲内に関する位置分解能は
有していない。
【0004】この点状X線検出器を用いてX線回折測定
を行う場合には、試料にX線を照射しながらその試料を
中心としてX線検出器を適宜の角度範囲で走査回転さ
せ、各走査回転位置すなわち試料からの回折X線に関す
る異なった各回折角度位置におけるX線強度を順次に測
定する。この走査移動方式のX線回折測定によれば、分
解能の高い測定結果を得ることができ、さらにX線検出
器の走査角度範囲を広く設定することにより広い回折角
度範囲にわたる回折X線図形、いわゆるストリップチャ
ートを得ることができる。しかしながら、X線検出器を
走査回転させなければならないので、所定範囲のX線回
折測定を行うために長時間を要する。
【0005】一方、上記の線状X線検出器というのは、
PSPC(Position Sensitive Proportional Counte
r:位置感応型X線計数管)や、CCD(Charge Couple
d Device)検出器等といった検出器のように、直線上の
広い範囲内でX線を取り込むことができ、その範囲内の
どの位置にX線が取り込まれたか及びそのX線の強度が
いくつであるかを同時に検出できる機能、すなわち位置
分解能を持ったX線検出器である。
【0006】この線状X線検出器を用いてX線回折測定
を行う場合には、測定対象である試料についての既知の
回折角度位置にそのX線検出器の中心を位置設定して固
定し、その固定状態のままで試料からの回折X線を取り
込んでその回折X線の回折角度及びそのX線強度を検出
する。この線状X線検出器を用いたX線回折測定によれ
ば、比較的広い範囲内でX線回折角度の測定及びX線強
度の測定の両方をほぼ同時に短時間内で行うことができ
るが、測定結果のS/N比が上記の走査移動方式のX線
回折測定に比べて劣るという欠点がある。
【0007】X線回折装置を用いて行われるX線回折測
定には非常に多くの種類があり、例えば、回折角度が既
知である特定試料に関する結晶格子構造を観察する場合
のように、それ程広い範囲の回折X線を検出する必要も
なく、また、分解能をそれ程要求されないX線回折測定
(すなわち、試料限定測定)や、ストリップチャートの
ような連続チャートを高分解能で得たい場合(すなわ
ち、連続高分解能測定)等がある。
【0008】従来、上記の試料限定測定を行う場合に
は、線状X線検出器を用いたX線回折測定が広く用いら
れ、一方、連続高分解能測定を行う場合には、点状X線
検出器を用いたX線回折測定が広く用いられている。し
かしながら、両方の種類のX線回折測定を自由に選択し
て行うことができるX線回折装置は未だ提案されていな
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みて成されたものであって、試料限定測定及び連
続高分解能測定の両方を自由に選択して行うことのでき
るX線回折装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載のX線回折装置は、線状範囲内で位置
分解能を備えた線状X線検出器と、その線状X線検出器
の配設位置を切り替える検出器機能切替え手段とを有し
ている。そして、その検出器機能切替え手段は、回折X
線のデバイ環の接線方向をX線検出範囲とする零次元測
定位置と、回折X線のデバイ環の半径方向をX線検出範
囲とする一次元測定位置との間で、上記線状X線検出器
の配設位置を切り替える。
【0011】また、請求項2記載のX線回折装置は、回
折X線のデバイ環の接線方向をX線検出範囲とする零次
元測定用の線状X線検出器と、回折X線のデバイ環の半
径方向をX線検出範囲とする一次元測定用の線状X線検
出器との2つのX線検出器を有する。
【0012】線状X線検出器というのは、直線に沿った
広い範囲内でX線を取り込むことができ、その取り込ん
だX線に関してその取込み位置及びX線強度の両方を同
時に検出できる能力を持ったX線検出器のことである。
この線状X線検出器は、例えば、PSPC(Positon Se
nsitive Proportional Counter:位置感応型X線計数
管)や、CCD(Charge Coupled Device)検出器等を
用いて構成できる。
【0013】PSPCは、例えば、図3に示すような構
成を有するものであり、X線取込み口31を備えたケー
シング32の内部にアノード線33、カソード線34及
び信号線35を有している。試料36で回折したX線、
すなわち回折X線RがX線取込み口31を通してケーシ
ング32の内部に入るとカソード線33に電荷が誘導さ
れ、その電荷に応じた電気パルス信号が信号線35の両
端に現れる。そのパルス信号を測定することによりX線
強度が検出される。また、信号線35の両端に現れるパ
ルス信号は、長さ方向xの距離に比例した時間差を有し
ている。従って、信号線35の両端に生じるパルス信号
の時間差を測定することにより、長さ方向xにおけるX
線入射位置を知ることができる。つまり、PSPCは、
アノード線33等が張設された直線状の範囲内におい
て、長さ方向xすなわち回折角度2θ(a)から回折角
度2θ(b)の範囲内の各位置において、ケーシング3
2内に入射した各X線の強度及び角度位置を同時に検出
できる。
【0014】CCD検出器は、電荷結合素子とも呼ばれ
る、それ自体周知の電子素子であるCCDを用いたX線
検出器である。CCDは、例えば、シリコン基板上に酸
化膜絶縁層を介して電極アレイを直線状に並べることに
よって形成され、これらの電極アレイがX線取込み口に
相当する。電極アレイを構成する個々の電極に対応する
位置にX線が当たると当該電極の下に電荷が蓄積され、
さらに電極と基板との間に電圧を次々に与えることによ
って、蓄積された電荷を転送してゆくものである。
【0015】請求項1記載のX線回折装置では、試料限
定測定を行う場合、線状X線検出器は測定対象である試
料に関して既知である回折角度を中心としてデバイ環の
半径方向をX線検出範囲とする一次元測定位置に配置さ
れる。この位置でX線検出器を固定した状態で試料にX
線が照射され、そして回折X線の回折角度(2θ)及び
その強度が線状X線検出器に固有の広い回折角度範囲内
で短時間内に検出される。一方、連続高分解能測定を行
う場合、線状X線検出器はデバイ環の接線方向をX線検
出範囲とする零次元測定位置に配置される。この場合、
X線検出器は、X線回折測定が行われる間、試料のまわ
りに回転走査移動して試料に関する各回折角度位置にお
ける回折X線強度を検出する。
【0016】請求項2記載のX線回折装置では、試料限
定測定を行う場合には、デバイ環の半径方向をX線検出
範囲とする一次元測定用の線状X線検出器が使用され
る。一方、連続高分解能測定を行う場合には、デバイ環
の接線方向をX線検出範囲とする零次元測定用の線状X
線検出器が使用される。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1は、請求項1に記載のX線回折装
置の一実施形態を示している。このX線回折装置は、X
線を発生するX線焦点Fを内蔵したX線管1と、測定対
象である試料2を支持したθ回転台3と、そしてθ回転
台3の回転軸ωと同軸である2θ回転台4とを有してい
る。2θ回転台4の側部には検出器アーム5が固着さ
れ、その検出器アーム5の上に検出器機能切替え装置6
が設けられ、さらにその検出器機能切替え装置6の出力
軸にCCD検出器7が固着されている。
【0018】このCCD検出器7には、長手方向に直線
状に並べられた電極アレイに対応してX線取込み口8が
形成されている。検出器機能切替え装置6は、公知の回
転駆動機構を内蔵しており、その回転駆動機構によって
駆動されることによりCCD検出器7は、実線で示す零
次元測定位置Pと、鎖線で示す一次元測定位置Lとの間
で90゜回転して位置変位する。CCD検出器7がこの
零次元測定位置Pに配置されたとき、X線取込み口8は
試料2で回折した回折X線が呈するデバイ環Qの接線方
向に沿って延びる位置、すなわち接線方向をX線検出範
囲とする位置をとる。また、CCD検出器7が一次元測
定位置Lに配置されたとき、X線取込み口8はデバイ環
Qの半径方向に沿って延びる位置、すなわち半径方向を
X線検出範囲とする位置をとる。
【0019】CCD検出器7の出力端子にはX線強度演
算器16が接続されている。このX線強度演算器16
は、X線回折測定制御装置15からの指令に従って、回
折角度分析モード及びX線強度モードの2つの異なった
演算モードを実行する。回折角度分析モードとは、CC
D検出器7のX線取込み口8、すなわち電極アレイを構
成する各電極に対応するX線強度を個々に独立して検出
する。一方、X線強度モードとは、各電極に対応するX
線強度を平均化して1つのX線強度として演算するモー
ドである。
【0020】X線管1と試料2との間には発散防止スリ
ット9が配置され、試料2とCCD検出器7との間には
受光スリット10及び散乱線防止スリット11が配置さ
れている。発散防止スリット9は、X線焦点Fから発散
するX線ビームの水平方向の発散を抑制してそのX線ビ
ームを試料2へ導くように作用する。また、受光スリッ
ト10は、試料2で回折するX線の収束点に設けられて
いて、収束した回折X線ビームを通過させると共に不要
なX線の通過を防止する。散乱線防止スリット11は、
受光スリット10の所又はその他の所から発生した散乱
X線がCCD検出器7に取り込まれるのを防止する。
【0021】受光スリット10及び散乱線防止スリット
11は、スリット移送装置12によって駆動されて、回
折X線の光軸に臨出するX線抑制位置と、そこから退避
する退避位置との間で移動する。スリット移送装置12
はX線回折測定制御装置15からの指令によって動作し
て各スリット10,11をX線抑制位置又は退避位置の
いずれかの位置に配置する。また、θ回転台3にはθ回
転機構13が付設され、2θ回転台4には2θ回転機構
14が付設される。これらの各回転機構13,14は、
X線回折測定制御装置15からの指令によって動作す
る。
【0022】以下、上記構成より成るX線回折装置の動
作について説明する。 (試料限定測定)まず、測定対象である試料2が特定種
類のものに限定されていて、その試料2の結晶構造の良
否等を観察する場合のように、それ程広い範囲の回折X
線を検出する必要もなく、また、分解能をそれ程要求さ
れないX線回折測定を考える。この場合には各機器を以
下のように設定する。
【0023】(1)CCD検出器7:検出器機能切替え
装置6を作動してCCD検出器7を一次元測定位置L
(鎖線)にセットする。 (2)X線強度演算器16:その演算モードを、回折角
度ごとのX線強度を測定できる回折角度分析モードに設
定する。 (3)受光スリット10及び散乱線防止スリット11:
スリット移送装置12を作動して受光スリット10及び
散乱線防止スリット11をX線光路から退避させてお
く。
【0024】この測定の場合、試料2のX線回折角度が
既知であり、よって、2θ回転機構14を作動してCC
D検出器7の中心をその既知のX線回折角度に合わせ、
さらにθ回転機構13を作動して、X線焦点Fから出射
するX線の試料2への入射角度を回折を生じる所定角度
に合わせる。
【0025】以上の設定が終了した後、X線焦点Fから
X線を出射してそれを試料2に照射してそこで回折さ
せ、その回折X線を一次元測定位置LにセットしたCC
D検出器7によって検出する。X線強度演算器16はC
CD検出器7の各電極に対応するX線強度、すなわち異
なる回折角度におけるX線強度を個別に演算する。この
演算結果により、回折角度に関するX線強度分布が求め
られ、その分布から試料2の結晶構造や組成物の存在量
等が観察される。
【0026】(連続高分解能測定)ストリップチャート
等といった連続チャートを得たい場合には、以下のよう
にして連続高分解能測定が行われる。この場合には各機
器を以下のように設定する。 (1)CCD検出器7:検出器機能切替え装置6を作動
してCCD検出器7を零次元測定位置P(実線)にセッ
トする。 (2)X線強度演算器16:その演算モードを、所定範
囲内にある各電極に対応したX線強度を積算するX線強
度モードに設定する。 (3)受光スリット10及び散乱線防止スリット11:
スリット移送装置12を作動して受光スリット10及び
散乱線防止スリット11をX線光路上に臨出させてお
く。
【0027】この測定においては、θ回転機構13によ
ってθ回転台3、すなわち試料2を試料軸ωを中心とし
て所定の回転速度で連続的又は間欠的に回転、いわゆる
θ回転させる。そして同時に、2θ回転機構14によっ
て2θ回転台4、すなわちCCD検出器7を試料軸線ω
を中心としてθ回転の2倍の回転速度で同じ方向へ連続
的又は間欠的に回転、いわゆる2θ回転させる。
【0028】零次元測定位置Pに置かれたCCD検出器
7及びX線強度モードに設定されたX線強度演算器16
は、2θ回転の各角度位置、すなわちX線回折角度R
(2θ)の各角度位置におけるX線強度を検出する。こ
の場合のX線強度値は、CCD検出器7の各電極に対応
するX線取込み位置に入射したX線の強度を積算した値
である。検出された各回折角度におけるX線強度をグラ
フ上に表すことにより目標とするストリップチャートが
求められる。
【0029】(第2実施形態)図2は、請求項2に記載
のX線回折装置の一実施形態を示している。この実施形
態が図1に示した先の実施形態と異なる点は、図1にお
いて1個のCCD検出器7を用意してそれを検出器機能
切替え装置6によって零次元測定位置Pと一次元測定位
置Lとの間で切り替えるのに代えて、図2に示すよう
に、回折X線のデバイ環Qの接線方向をX線検出範囲と
するように配置された零次元測定用CCD検出器17a
及びデバイ環Qの半径方向をX線検出範囲とするように
配置された一次元測定用CCD検出器17bの2個のC
CD検出器を検出器アーム5の上に配設したことであ
る。
【0030】特定試料に対して試料限定測定を行う場合
には、検出器アーム5を試料軸線ωを中心として回転さ
せて一次元測定用CCD検出器17bの中心を特定試料
の回折角度に合わせる。その後の測定処理は図1の実施
形態の場合と同じである。一方、ストリップチャートを
得ることを目標とした連続高分解能測定を行う場合に
は、検出器アーム5を回転させて零次元測定用CCD検
出器17aを回折X線の光路上に配置する。その後に行
われる試料2のθ回転及びCCD検出器17aの2θ回
転による測定は図1の実施形態の場合と同じである。
【0031】以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を
説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定されるも
のではなく、請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々
に改変できる。例えば、線状X線検出器としては、線状
範囲内で位置分解能を備えたX線検出器でありさえすれ
ば、CCD検出器以外にPSPCその他の任意のX線検
出器を用いることができる。また、試料を支持する構造
並びに試料及びX線検出器を試料軸線のまわりに回転さ
せるための構造は図1及び図2に示した構造に限定され
ることなく任意の構造を採用できる。
【0032】
【発明の効果】請求項1及び請求項2記載のX線回折装
置によれば、1つのX線回折装置によって、X線回折角
度が既知である特定試料に対して行う試料限定測定及び
ストリップチャート等を得ることを目標として行われる
連続高分解能測定の両方を自由に選択して行うことがで
きる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線回折装置の一実施形態を示す
斜視図である。
【図2】本発明に係るX線回折装置の他の一実施形態を
示す斜視図である。
【図3】線状X線検出器の一実施形態であるPSPCの
一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 X線管 2 試料 3 θ回転台 4 2θ回転台 5 検出器アーム 6 検出器機能切替え装置 7 CCD検出器 8 X線取込み口(電極アレイ) 17a 零次元測定用CCD検出器 17b 一次元測定用CCD検出器 Q 回折X線のデバイ環 L CCD検出器の一次元測定位置 P CCD検出器の零次元測定位置 F X線焦点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料にX線を照射し、その試料で回折し
    た回折X線の強度をX線検出器によって検出するように
    したX線回折装置において、 線状範囲内で位置分解能を備えた線状X線検出器と、 その線状X線検出器の配設位置を切り替える検出器機能
    切替え手段とを有し、 その検出器機能切替え手段は、回折X線のデバイ環の接
    線方向をX線検出範囲とする零次元測定位置と、回折X
    線のデバイ環の半径方向をX線検出範囲とする一次元測
    定位置との間で、上記線状X線検出器の配設位置を切り
    替えることを特徴とする線状X線検出器を備えたX線回
    折装置。
  2. 【請求項2】 試料にX線を照射し、その試料で回折し
    た回折X線の強度をX線検出器によって検出するように
    したX線回折装置において、 回折X線のデバイ環の接線方向をX線検出範囲とする零
    次元測定用の線状X線検出器と、 回折X線のデバイ環の半径方向をX線検出範囲とする一
    次元測定用の線状X線検出器とを有することを特徴とす
    る線状X線検出器を備えたX線回折装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の線状X線検
    出器を備えたX線回折装置において、線状X線検出器は
    CCD(Charge Coupled Device )検出器を有すること
    を特徴とする線状X線検出器を備えたX線回折装置。
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