JPH1167954A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1167954A
JPH1167954A JP22889697A JP22889697A JPH1167954A JP H1167954 A JPH1167954 A JP H1167954A JP 22889697 A JP22889697 A JP 22889697A JP 22889697 A JP22889697 A JP 22889697A JP H1167954 A JPH1167954 A JP H1167954A
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JP
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memory
module
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capacitor
module substrate
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JP22889697A
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Koichi Ikeda
孝市 池田
Takeshi Ikeda
毅 池田
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T I F KK
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0216Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • H05K1/141One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/16Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor
    • H05K1/162Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor incorporating printed capacitors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュール基板上の各メモリチップのノイズ
対策を行うことができ、しかも各種基板へモジュール基
板を実装する際のノイズ対策部品を含む実装工程の簡略
化が可能となる半導体装置を提供すること。 【解決手段】 メモリモジュール10のモジュール基板
2は多層構造を有しており、その最上層には接地端子V
ssに接続されたベタパターン7が形成されて、2番目の
層には電源端子Vddに接続された電極片8が形成されて
いる。これらのベタパターン7と電極片8とが対向電極
となったパスコン11が形成されており、メモリ用ベア
チップ1に対するノイズの低減が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(パソコン)等に使用される半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】半導体
ウエハから切り出されたベアチップは、通常はパッケー
ジングされた状態で各種基板等に実装される。ところ
が、パッケージの外形寸法は、各種のベアチップ自体の
サイズに比べてかなり大きいため、プリント基板等に実
装可能なメモリパッケージの数をあまり大きくすること
はできない。
【0003】このため、最近では、複数のベアチップを
パッケージング基板とほぼ同サイズの基板上に実装した
マルチチップモジュール(MCM)が普及しつつある。
このマルチチップモジュールを用いることにより、実
装面積の小型・軽量化、高密度配線、ベアチップ実装
による高性能・高速化、高信頼性の確保等が可能にな
る。
【0004】ところで、上述したマルチチップモジュー
ルに限らず、一般に各種ICは、入出力信号の立ち上が
り時や立ち下がり時に大きな電源電流が流れることによ
る電源電圧の変動によってノイズが発生する。このノイ
ズは誤動作の原因となるため、ノイズを低減させる対策
が必要である。
【0005】ICのノイズ対策としては、ICが実装さ
れる各種基板にバイパスコンデンサ(パスコン)を実装
する手法が従来から汎用されている。ところが、上述し
たマルチチップモジュールに複数のベアチップを実装す
る場合を考えると、各ベアチップ毎にパスコンを用意し
て各種基板上に実装しなければならないため、モジュー
ルを実装する際にノイズ対策に必要な数多くのパスコン
を併せて実装する必要があり、実装工程が複雑になる。
また、モジュールを実装する基板上においてノイズ対策
を行うことになるが、電源電圧の変動に対してはベアチ
ップとパスコンとを接続する配線パターン等の信号線は
できるだけ短くすることが望ましい。
【0006】また、一般のIC、特に集積度を上げた最
近のICは、ベアチップ自体が小さいため、上述したパ
スコンをはじめとする容量の大きなコンデンサを内部に
形成することは実用的ではない。そのため、容量の大き
なコンデンサは、外付けの部品としてICの外部に実装
される。ところが、上述したマルチチップモジュールに
含まれる複数のベアチップのそれぞれに対応させて外付
けのコンデンサを接続するとなると、小さなモジュール
基板上にこれらのコンデンサを実装することは容易では
ない。また、モジュール基板の外部にこれらのコンデン
サを実装する場合には、モジュール基板上の各ベアチッ
プとこれらのコンデンサとの間で信号の入出力を行う信
号線の本数も増えるため、端子数が増えるとともに配線
が複雑になり好ましくない。
【0007】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、モジュール基板上の各ベア
チップのノイズ対策を行うことができ、しかも各種基板
へモジュール基板を実装する際のノイズ対策部品を含む
実装工程の簡略化が可能となる半導体装置を提供するこ
とにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、外付けのコン
デンサを用いた場合に実装工程や配線の簡略化が可能な
半導体装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の半導体装置では、複数のベアチップが
実装されたモジュール基板が多層構造を有しており、こ
のモジュール基板の2つの層のそれぞれに形成された導
電パターンを対向させてコンデンサとして使用してい
る。このため、モジュール基板上にコンデンサを実装す
る必要がなくなり、実装工程の簡略化が可能となり、ま
た、モジュール基板の外部にコンデンサを実装する必要
もなくなるため、モジュール基板の接続端子を増加せず
に済み、配線の簡略化も可能となる。特に、マルチチッ
プモジュールとしての半導体装置を考えた場合には、モ
ジュール基板上に実装される複数のベアチップのそれぞ
れに対応させて外付けコンデンサが必要となるため、こ
れらの各コンデンサをモジュール基板内の導電パターン
を用いて形成することができれば、実装工程や配線の簡
略化の効果は大きい。また、隣接する2つの層に形成さ
れた導電パターンを対向電極としてコンデンサを形成す
ることが望ましく、この場合には対向電極間の距離を可
能な限り小さくすることができるため、静電容量を大き
くすることができる。
【0010】また、上述したコンデンサは、ベアチップ
の電源端子と接地端子との間に接続することによって、
バイパスコンデンサ(パスコン)として機能する。この
ため、入出力信号の立ち上がり時や立ち下がり時に大き
な電源電流が流れる場合であっても、電源電圧の変動を
抑制することができ、ノイズの発生が低減される。
【0011】また、ベアチップとしてメモリチップを用
いた場合は、モジュール基板の2つの層のそれぞれに形
成された導電パターンを対向電極とするコンデンサを備
えることによって、このメモリチップを実装したメモリ
モジュールとしての半導体装置の実装工程や配線の簡略
化が可能となり、また、コンデンサをパスコンとして使
用する場合は、ノイズ発生を低減することが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置を適用
した一実施形態のメモリモジュールについて、図面を参
照しながら具体的に説明する。
【0013】図1は、一実施形態のマルチチップモジュ
ールとしてのメモリモジュールの概略を示す図である。
同図に示すように、半導体ウエハから個別に切り出され
た4個のメモリチップとしてのメモリ用ベアチップ1が
モジュール基板2の一方の面にワイヤボンディングによ
ってCOB(Chip On Board )実装されている。メモリ
用ベアチップ1は、例えば、4M×4ビットの容量を有
するDRAMであり、いずれのメモリ用ベアチップ1も
長方形形状をしており、その長辺に沿って中央に一列に
チップ用パッド3が形成されている。
【0014】モジュール基板2は、SO−DIMM(Sm
all Outline Dual Inline Memory Module )基板等に実
装可能な外形寸法を有しており、中央には長辺にほぼ平
行に複数の基板用パッド4がほぼ一列に形成されてい
る。また、複数の基板用パッド4を挟んで両側に2個ず
つメモリ用ベアチップ1が実装され、複数の基板用パッ
ド4の並ぶ方向とメモリ用ベアチップ1に形成された複
数のチップ用パッド3の並ぶ方向はほぼ平行になってい
る。換言すれば、互いの長辺が隣接するように配置され
た2つのメモリ用ベアチップ1の間に、それぞれの複数
のチップ用パッド3と並行するように、モジュール基板
2に複数の基板用パッド4が形成されている。
【0015】チップ用パッド3と基板用パッド4との間
は、ボンディングワイヤ5によって接続されている。基
板用パッド4には、ボンディングワイヤ5が2本接続さ
れたものと1本接続されたものがある。メモリ用ベアチ
ップ1のアドレス端子など、複数のメモリ用ベアチップ
1に共通に接続される端子については、基板用パッド4
に複数のボンディングワイヤ5を接続することで、基板
用パッド4の共有化を図っている。
【0016】また、モジュール基板2の短辺の外側面に
は、凹部形状に形成された複数の外部接続端子6が設け
られている。これらの外部接続端子6に半田を流し込む
ことによって、メモリモジュール10は、いわゆるLC
C(Leadless Chip Carrier)方式により、SO−DI
MM基板等の各種基板に実装される。
【0017】次に、メモリモジュール10のノイズ対策
について説明する。図2は、モジュール基板2の一部分
のパターンレイアウトを示す図である。同図に示すよう
に、外部接続端子6には、グランドレベルに設定されて
いる端子Vss(接地端子)と電源電圧が印加されている
端子Vdd(電源端子)とが含まれる。
【0018】また、モジュール基板2は、多層構造(例
えば4層構造)を有している。その最上層には、接地端
子Vssに対応する外部接続端子6に接続された導電パタ
ーンとしてのベタパターン7が形成されている。また、
2層目(最上層の次の層)には、電源端子Vddに対応す
る外部接続端子6に接続され、最上層のベタパターン7
の一部とともに対向電極を形成する導電パターンとして
の電極片8が形成されている。
【0019】図3は、モジュール基板2の部分的な斜視
図である。同図に示すように、接地端子Vssに対応する
チップ用パッド3と接地端子Vssに対応する外部接続端
子6との間は、基板用パッド4やベタパターン7を介し
てボンディングワイヤ5や配線パターン9によって接続
されている。この接地端子Vssに対応するベタパターン
7は、モジュール基板2の表面を可能な限り広範囲に覆
うように形成されており、接地端子Vssを介してこのベ
タパターン7を接地することにより、クロストーク等の
ノイズを低減することができる。
【0020】また、電源端子Vddに対応するチップ用パ
ッド3と電源端子Vddに対応する外部接続端子6との間
は、基板用パッド4や電極片8を介してボンディングワ
イヤ5や配線パターン9あるいはスルーホール20によ
って接続されている。
【0021】ところで、入出力信号の立ち上がり時や立
ち下がり時には、貫通電流やメモリ用ベアチップ1内外
の寄生容量が充放電されることによって大きな電源電流
が流れるため、電源電圧が変動してノイズが発生する。
電源電圧が変動するとメモリの動作マージンを減少させ
てしまうことになるため、このノイズについても対策が
必要となる。
【0022】そこで、本実施形態のメモリモジュール1
0においては、図3に示すように、接地端子Vssに接続
されたベタパターン7の一部と、電源端子Vddに接続さ
れた電極片8とを配置することにより、これらのベタパ
ターン7と電極片8のそれぞれを対向電極としたコンデ
ンサを形成し、これをパスコン11として使用する。し
たがって、入出力信号の立ち上がり時や立ち下がり時に
大きな電源電流が流れる場合であっても、パスコン11
が電荷を供給することによって電源電圧の変動を抑制す
ることができ、ノイズの発生を低減することが可能とな
る。
【0023】また、パスコン11の静電容量は、電極片
8の面積、ベタパターン7と電極片8との距離、ベタパ
ターン7と電極片8の間に介在させる基板樹脂の材質の
いずれかを変更して調整することができ、各メモリ用ベ
アチップ1の回路構成等に容易に適合させることができ
る。
【0024】図4は、本実施形態のメモリモジュール1
0の回路図である。この図では、簡略化のために、一部
の端子が省略されている。同図に示すように、各メモリ
用ベアチップ1のアドレス端子A0〜A11のそれぞれ
が、外部接続端子6に含まれるアドレス端子ADR0〜
ADR11のそれぞれに接続されている。また、各メモ
リ用ベアチップ1の制御端子RASが外部接続端子6に
含まれるRE端子に、制御端子WEが外部接続端子6に
含まれるWE端子に、制御端子OEが外部接続端子6に
含まれるOE端子にそれぞれ共通に接続されている。各
メモリ用ベアチップ1のデータ端子I/O0〜I/O3
のそれぞれが別々に外部接続端子6に含まれるデータ端
子D0〜D15に接続されている。また、各メモリ用ベ
アチップ1の接地端子Vss、電源端子Vddが、外部接続
端子6に含まれる接地端子Vss、電源端子Vddのそれぞ
れに接続されている。
【0025】また、上述したベタパターン7は、各メモ
リ用ベアチップ1の接地端子Vssおよび外部接続端子6
に含まれる接地端子Vssに接続されており、電極片8
は、各メモリ用ベアチップ1の電源端子Vddおよび外部
接続端子6に含まれる電源端子Vddに接続されている。
このため、これらのベタパターン7と電極片8によって
パスコン11が形成され、ノイズの低減が行われる。
【0026】このように、本実施形態のメモリモジュー
ル10は、ベタパターン7と電極片8を対向電極として
コンデンサを形成し、これをパスコン11として使用す
ることによって、メモリ用ベアチップ1のノイズ対策を
行っている。また、モジュール基板2の内部にベタパタ
ーン7と電極片8によってパスコン11を形成するた
め、モジュール基板上にパスコンを実装する必要がなく
なり、実装工程の簡略化が可能となる。また、モジュー
ル基板2の外部にパスコンを実装する必要もなくなるた
め、外部接続端子6を増加せずに済み、配線の簡略化も
可能となる。
【0027】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。上述した実施形態では、メモリモジュー
ル10のモジュール基板2にベタパターン7と電極片8
とを用いてパスコン11を形成したが、その他のマルチ
チップモジュールとしての半導体装置のモジュール基板
にパスコンを形成してノイズ対策を行うようにしてもよ
い。
【0028】また、上述した実施形態では、モジュール
基板2のベタパターン7と電極片8とによって形成され
るコンデンサをノイズ除去用のパスコン11として用い
る場合を説明したが、このコンデンサの用途は、ノイズ
除去用に限定されず、その他の用途に使用してもよい。
例えば、マルチチップモジュールとしての半導体装置に
含まれる各ベアチップの回路構成によっては、容量が大
きな外付けコンデンサが必要になる場合があるが、この
外付けコンデンサとして上述したベタパターン7と電極
片8とからなるコンデンサを用いることができる。但
し、この場合には回路のどの部分に外付けコンデンサを
使用するかによって、ベタパターン7や電極片8を接続
する端子を変更する必要がある。また、上述したパスコ
ン11は、一方端を接地端子Vssに接続したために、電
極片8とこれより大きなベタパターン7とを対向させた
が、ベタパターン7の代わりに電極片8とほぼ同じ大き
さの電極片を用い、これら2つの電極片を対向させてコ
ンデンサを形成するようにしてもよい。
【0029】このように、マルチチップモジュールに含
まれる複数のベアチップのそれぞれに対応させて、ベタ
パターン7と電極片8とによって構成されるコンデンサ
を外付けコンデンサとして用いることにより、単体部品
としてのコンデンサをモジュール基板上あるいは外部に
実装してそれらと各ベアチップとの間の配線を行う場合
に比べて、実装工程の簡略化が可能となり、半導体チッ
プの高密度実装も可能となる。また、半導体装置の外部
にコンデンサを接続する必要もなくなるため、外部接続
端子を増加させずに済み、半導体装置内部の配線を簡略
化することもできる。
【0030】また、上述した実施形態では、パスコン1
1を各メモリ用ベアチップ1に1個ずつ接続したが、1
個のパスコン11を複数のメモリ用ベアチップ1で共有
してもよい。但し、パスコン11の役割は、電荷を供給
して電源電圧の変動を抑制することにあるので、パスコ
ン11をあまり多くのメモリ用ベアチップ1で共有する
ことは望ましくない。
【0031】また、上述した実施形態では、モジュール
基板2上に4個のメモリ用ベアチップ1を実装する例を
説明したが、モジュール基板2に実装されるメモリ用ベ
アチップ1の数は4個に限定されない。ただし、通常の
コンピュータ機器は、メモリ容量を4の倍数で設定する
ことが多いため、モジュール基板に実装するメモリ用ベ
アチップ1の数は偶数個が望ましい。この場合も、上述
したように、各メモリ用ベアチップ1には1個ずつパス
コン11を接続することが望ましい。
【0032】また、上述した実施形態では、モジュール
基板2の最上層にベタパターン7を、2番目の層に電極
片8をそれぞれ形成したが、これらのベタパターン7や
電極片8を形成する層は適宜変更することができる。す
なわち、隣接する2層のそれぞれにベタパターン7と電
極片8のそれぞれを形成することにより、これらの間隔
を最小にすることができるため、大きな静電容量を設定
することができるが、小さな静電容量で充分な場合等に
おいては、隔たった2層のそれぞれにベタパターン7と
電極片8のそれぞれを形成するようにしてもよい。
【0033】上述した実施形態では、メモリ用ベアチッ
プ1をモジュール基板2にワイヤボンディングによって
COB実装したが、フリップチップ実装を行ってもよ
い。この場合は、ワイヤボンディングによるCOB実装
と比較して、実装密度を高めることができるため、メモ
リモジュール10の外形寸法を小さくすることができ
る。
【0034】上述した実施形態では、基板用パッド4は
2個のメモリ用ベアチップ1に挟まれるように形成され
ているが、基板用パッド4の形成位置はメモリ用ベアチ
ップ1の外側でもよい。また、図5に示すように、4個
のメモリ用ベアチップを同一方向に一列に並べて配置し
てメモリモジュールを構成するようにしてもよい。ま
た、上述した実施形態では、モジュール基板2にメモリ
用ベアチップ1としてDRAMを実装する例を説明した
が、SRAMやフラッシュROM等の他の種類のメモリ
用ベアチップ1や、メモリ以外のベアチップを実装する
ことも可能である。
【0035】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、半導
体装置のモジュール基板の二つの層にそれぞれ形成され
た導電パターンを対向電極としてコンデンサを形成して
いるため、モジュール基板上にコンデンサを実装する必
要がなくなり、実装工程の簡略化が可能となる。また、
モジュール基板の外部にコンデンサを実装する必要もな
くなるため、外部接続端子を増加せずに済み、配線の簡
略化も可能となる。また、このコンデンサをパスコンと
して使用することにより、モジュール基板上の各ベアチ
ップのノイズ対策を行うことができ、さらに各種基板へ
モジュール基板を実装する際のノイズ対策部品を含む実
装工程の簡略化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のメモリモジュールの概略を示す図
である。
【図2】図1に示したメモリモジュールのパスコンが形
成された部分を拡大した図である。
【図3】図1に示したメモリモジュールのパスコンが形
成された部分を拡大した斜視図である。
【図4】図1に示したメモリモジュールの回路図であ
る。
【図5】4個のメモリ用ベアチップを同一方向に一列に
並べて配置して構成したメモリモジュールの平面図であ
る。
【符号の説明】
1 メモリ用ベアチップ 2 モジュール基板 3 チップ用パッド 4 基板用パッド 5 ボンディングワイヤ 6 外部接続端子 7 ベタパターン 8 電極片 9 配線パターン 10 メモリモジュール 11 パスコン(バイパスコンデンサ) 20 スルーホール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハから切り出された複数のベ
    アチップがモジュール基板上に実装される半導体装置で
    あって、 前記モジュール基板は多層構造を有しており、二つの層
    のそれぞれに形成された導電パターンを対向電極とする
    コンデンサを備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記コンデンサは、隣接する二つの層に形成された導電
    パターンを対向電極とすることを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記コンデンサは、前記ベアチップの電源端子と接地端
    子との間に接続されることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記ベアチップは、メモリチップであることを特徴とす
    る半導体装置。
JP22889697A 1997-08-11 1997-08-11 半導体装置 Pending JPH1167954A (ja)

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