JPH1167565A - 巻鉄心成形用金型 - Google Patents

巻鉄心成形用金型

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JPH1167565A
JPH1167565A JP22831397A JP22831397A JPH1167565A JP H1167565 A JPH1167565 A JP H1167565A JP 22831397 A JP22831397 A JP 22831397A JP 22831397 A JP22831397 A JP 22831397A JP H1167565 A JPH1167565 A JP H1167565A
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行光 山本
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正毅 小門
Toshiyuki Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】巻鉄心を成形するために用いる巻鉄心成形用金
型の取り扱い及び保管を容易にする。 【解決手段】楔状の内型100の傾斜面100a,10
0bにそれぞれ外型101,102の傾斜面101a,
102aを当接させる。外型101及び102に固定し
たガイドブロック101e及び102eを、内型100
に設けたガイドブロック案内溝に嵌合させる。ガイドブ
ロック101e,102eにそれぞれ取り付けたスライ
ドピン101j,102jを内型100に設けた案内溝
100h,100iに嵌合させることにより、外型10
1,102を内型100にスライド自在に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、けい素鋼帯を円形
に巻回して形成した巻鉄心素体の窓部内に挿入されて、
該巻鉄心素体を矩形状巻鉄心の形に成形するために用い
られる巻鉄心成形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変圧器に使用する鉄心として、横断面の
内周部及び外周部の輪郭がほぼ矩形状を呈する巻鉄心
(以下単に矩形状の巻鉄心、または矩形状巻鉄心とい
う。)が多く用いられている。この巻鉄心は、けい素鋼
帯を断面が円形を呈する巻枠(円形巻枠)に巻回するこ
とにより横断面の内周部及び外周部の輪郭が円形を呈す
るように形成された巻鉄心素体(以下単に円形巻鉄心素
体、または円形の巻鉄心素体という。)を、成形用金型
とプレス加工機とを用いて矩形状に成形することにより
製作される。
【0003】図8(A)ないし(E)は従来の成形用金
型を用いて矩形状の巻鉄心を製作する過程を示したもの
である。図8(A)は巻鉄心成形用金型1´を示したも
ので、この成形用金型は、互いに反対側に傾斜した第1
の傾斜面100a´及び第2の傾斜面100b´を幅方
向(図の矢印W方向)の一端側及び他端側にそれぞれ有
して上端から下端に向うに従って次第に幅寸法が小さく
なるように形成された楔状の内型100´と、内型の幅
方向の一端側及び他端側にそれぞれ配置されていて内型
の第1及び第2の傾斜面にそれぞれ対向する片面がそれ
ぞれ第1及び第2の傾斜面100a´及び100b´と
同じ側に傾斜した傾斜面101a´及び102a´とな
っている外型101´及び102´とにより構成されて
いる。
【0004】図8(B)において2は、円形の巻鉄心素
体で、この巻鉄心素体は、円形巻枠にけい素鋼帯を連続
巻きするか、または、1巻回分に相当する長さに順次切
断されたけい素鋼帯を円形巻枠に巻回して、最外周に巻
回された鋼帯の最終端部を溶接するか、または最外周に
締め付けバンドを巻き付けて、該締め付けバンドの両端
を溶接することにより製作される。
【0005】矩形状の巻鉄心を製造する場合には、先ず
図8(B)に示すように、中心軸線を垂直方向に向けた
状態で図示しない作業台の上に載せられた巻鉄心素体2
の外周に、相対する2方向からプレス加工機の対の成形
板3a,3bを当てがい、更にこれらの成形板3a,3
bの対向方向と直角な2方向からプレス加工機の他の対
の成形板3c,3dを当てがう。そして、各対の成形板
3a,3b及び3c,3dを互いに接近する方向に変位
させて、巻鉄心素体の外周部を径方向の内側に向けて押
圧することにより、図8(C)に示すように、巻鉄心素
体2を、その横断面の内周部及び外周部の輪郭が矩形に
近い形を呈するように成形する。この状態で、図8
(D)に示すように、巻鉄心素体2の窓部2a内に外形
101´及び102´を挿入し、次いでこれらの外型の
間に内型100´を挿入して、プレス加工機の成形板3
a,3b及び3c,3dにより巻鉄心素体2の外周を押
圧しながら、内型100´を上方からプレスにより押圧
する。これにより図8(E)に示すように内型100´
を外型101´,102´の間に圧入し、巻鉄心素体を
ほぼ矩形状に成形して巻鉄心20を得る。
【0006】なお本明細書において、「巻鉄心素体をほ
ぼ矩形状に成形する」とは、巻鉄心素体の横断面の外周
部及び内周部(窓部)の輪郭がほぼ矩形状を呈する形
に、該巻鉄心素体を成形することを意味する。ここで、
輪郭が「ほぼ矩形状」を呈するとしているのは、厳密な
意味での矩形でなくてもよく、矩形のコーナ部等に多少
の丸み(アール)が形成された形状でもよいとの趣旨で
ある。
【0007】図8(E)に示すように巻鉄心素体をほぼ
矩形状に成形して巻鉄心を得た後、該巻鉄心を、その窓
部内に挿入された金型1´とともに図示しない焼鈍炉に
搬入して、歪み取りのためのを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8(A)に示された
ように、従来用いられていた巻鉄心成形用金型1´は、
内型100´と第1及び第2の外型101´及び102
´との3つの部品に分離されていて、金型1´を巻鉄心
素体2の窓部内に挿入する際に、3つの部品を個別に取
り扱う必要があったため、作業性が悪く、金型の挿入に
手間がかかり、巻鉄心の成形に要する工数が多くなると
いう問題があった。また金型1´が3つの部品に分離さ
れていて、巻鉄心を焼鈍した後、取り外した金型を回収
して運搬する際に、3つの部品を取り扱う必要があった
ため、運搬作業が面倒になるという問題があった。
【0009】また上記の金型は、巻鉄心の大きさが異な
るごとにその寸法を異ならせる必要があるため、寸法が
異なる多種類の巻鉄心の製造を可能にするためには、多
種類の金型を用意しておく必要があるが、従来は金型が
分離された3つの部品により構成されていたため、多種
類の金型を保管する際に部品の管理が面倒であるだけで
なく、巻鉄心の成形の際に組み合わせる部品を間違える
おそれがあった。
【0010】更に従来の巻鉄心成形用金型は、3つの部
品に分離されていたため、該金型を巻鉄心に挿入する作
業を自動化することが困難であった。
【0011】本発明の目的は、内型及び2つの外型を一
体不可分に構成して、巻鉄心の成形の際及び金型の運搬
の際の取り扱いを容易にするとともに、多種類の金型を
保管する際の部品の管理を容易にした巻鉄心成形用金型
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに反対側
に傾斜した第1の傾斜面及び第2の傾斜面を幅方向の一
端側及び他端側にそれぞれ有して上端から下端に向うに
従って次第に幅寸法が小さくなるように形成された楔状
の内型と、内型の幅方向の一端側及び他端側にそれぞれ
配置されていて内型の第1及び第2の傾斜面にそれぞれ
対向する片面が第1及び第2の傾斜面と同じ側に傾斜し
た傾斜面となっている第1及び第2の外型とを備え、け
い素鋼帯を円形に巻回して形成した巻鉄心素体の窓部内
に挿入されて該巻鉄心素体を矩形状巻鉄心の形に成形す
るために用いられる巻鉄心成形用金型に係わるもので、
本発明においては、第1及び第2の外型の傾斜した片面
を内型の第1及び第2の傾斜面に当接させた状態に保っ
て、該第1及び第2の外型を内型の第1及び第2の傾斜
面に沿って上下方向にスライドさせるように、第1及び
第2の外型を内型にスライド自在に連結する連結機構を
設けた。
【0013】本発明の好ましい態様では、上記第1及び
第2の外型が、傾斜面となっているそれぞれの片面から
突出した第1及び第2のガイドブロックを備えている。
また内型には、上下方向に伸びていて前記第1及び第2
の傾斜面にそれぞれ開口した第1及び第2のガイドブロ
ック案内溝と、該第1及び第2のガイドブロック案内溝
に臨む内型の壁部を貫通した状態で前記第1及び第2の
傾斜面と平行に伸びる第1及び第2のスライドピン案内
溝とが設けられる。第1及び第2の外型は、傾斜面とな
っているそれぞれの片面を内型の第1及び第2の傾斜面
にスライド自在に当接させた状態で、かつ第1及び第2
のガイドブロックを第1及び第2のガイドブロック案内
溝にスライド自在に嵌合させた状態で配置される。また
内型の第1及び第2のスライドピン案内溝を貫通させた
状態で設けられた第1及び第2のスライドピンがそれぞ
れ第1及び第2のガイドブロックに固定され、該第1及
び第2のスライドピンと第1及び第2のスライドピン案
内溝との嵌合により、第1及び第2の外型が内型の第1
及び第2の傾斜面に沿ってスライドするように拘束され
る。この場合、第1及び第2のスライドピンは、内型の
外面から外側に突出しない長さを有するように形成され
る。
【0014】この場合、第1及び第2のガイドブロック
と、第1及び第2のガイドブロック案内溝と、第1及び
第2のスライドピン案内溝と、第1及び第2のスライド
ピンとにより、第1及び第2の外型を内型にスライド自
在に連結する連結機構が構成される。
【0015】上記の金型において、内型を持ち上げる
と、第1及び第2の外型がそれぞれの自重により内型の
第1及び第2の傾斜面に沿って下方にスライドし、該第
1及び第2の外型の間の間隔が狭まっていく。また一旦
持ち上げた内型を下方に変位させると、第1及び第2の
外型が内型の第1及び第2の傾斜面に沿ってスライドし
て両外型の間の間隔が広がっていく。
【0016】巻鉄心素体を成形する際には、内型を上方
に変位させ、第1及び第2の外型の間の間隔を狭めた状
態で、第1及び第2の外型を、矩形に近い形に成形され
た巻鉄心素体の窓部内に挿入する。次いで、巻鉄心素体
の外周部を四方からプレス加工機の成形板により押圧し
ながら、内型を下方に変位させて、第1及び第2の外型
の間の間隔を拡大し、巻鉄心素体をほぼ矩形状の巻鉄心
の形に成形する。
【0017】上記のように、第1及び第2の外型の傾斜
した片面を内型の第1及び第2の傾斜面に当接させた状
態に保って、該第1及び第2の外型を内型の第1及び第
2の傾斜面に沿って上下方向にスライドさせるように、
第1及び第2の外型を内型に連結する連結機構を設けて
おくと、内型と第1及び第2の外型とを一体ものとして
扱うことができるため、金型を巻鉄心素体の窓部内に挿
入する作業、及び成型後に金型を巻鉄心から外して運搬
する作業を容易にすることができる。
【0018】また上記のように構成すると、異なる寸法
の金型を多数用意しておく場合に、金型の保管の管理を
容易にすることができる。また内型と第1及び第2の外
型との組み合わせを誤るおそれをなくすことができるた
め、内型と外型との組み合わせを誤って巻鉄心の成形に
失敗するおそれをなくすことができる。
【0019】上記内型及び外型の下端には下側に向って
内側に傾斜したテーパ部を設けておくのが好ましい。
【0020】このように、内型及び外型の下端にテーパ
部を設けておくと、金型を巻鉄心素体の窓部内に挿入す
る作業を容易に行わせることができる。
【0021】また内型の上端面の中央部には把持金具を
取り付けておくのが好ましい。この把持金具は、人手に
より、または適当な把持装置によりつかんで金型を持ち
上げるために設けるもので、その形状は、人手によりま
たは機械的な把持装置によりつかむのに適した形状であ
ればよい。
【0022】このように把持金具を取り付けておくと、
該把持金具を持って金型を取り扱うことができるため、
金型の取り扱いを容易にすることができる。また該把持
金具を機械的な把持装置により把持して金型を移動させ
ることができるため、巻鉄心素体の窓部内への金型の挿
入作業、焼鈍された巻鉄心からの金型の取外し作業、取
り外した金型の搬送作業などの自動化を容易にすること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1(A)ないし(C)及び図2
は本発明に係わる巻鉄心成形用金型の構成例を示したも
ので、図1(A)は同金型で用いる第1の外型、同図
(B)は組み立てられた金型の斜視図、同図(C)は第
2の外型の斜視図である。また図2は同金型の成形完了
時における状態を示した斜視図である。
【0024】図1に示された巻鉄心成形用金型1は、内
型100と、第1及び第2の外型101及び102とに
より構成される。
【0025】内型100は、その幅方向の両端面を第1
の傾斜面100a及び第2の傾斜面100bとして、上
端から下端に向うに従って次第に幅寸法が小さくなる楔
形の形状に形成されたもので、該内型100の奥行き方
向に相対する側面100c及び100dは、第1及び第
2の傾斜面100a及び100bに対して直角をなす平
坦面となっている。また内型100の上端面100e及
び下端面100fは、該内型の高さ方向(軸線方向)に
対して直角をなす平坦面となっいて、内型100の上端
面100e及び下端面100fをそれぞれ水平面上に位
置させた際に、内型100の奥行き方向に相対する側面
100c及び100dがそれぞれ垂直方向に伸びるよう
になっている。図示の例では、内型100が左右対称な
形状に形成されていて、内型100の第1の傾斜面10
0a及び100bが、該内型を幅方向に2等分する平面
に対して反対側に等角度ずつ傾斜した状態で設けられて
いる。
【0026】また第1の外型101及び第2の外型10
2は、内型の幅方向の一端側(図1においては左端側)
及び他端側(図1においては右端側)にそれぞれ配置さ
れて内型に対向させられるもので、内型100の第1及
び第2の傾斜面100a及び100bにそれぞれ対向す
る片面が第1及び第2の傾斜面100a及び100bと
同じ側に、該傾斜面100a及び100bと同じ角度だ
け傾斜した傾斜面101a及び102aとなっており、
傾斜面101a及び102aと反対側の面101b及び
102bはそれぞれの外型の高さ方向と平行に伸びる平
坦面となっている。また第1及び第2の外型101及び
102の上端面101c及び102cと、下端面101
d及び102dとは、それぞれの高さ方向に対して直角
をなす平坦面となっていて、第1及び第2の外型101
及び102の上端面及び下端面を水平面上に位置させた
際に、傾斜面101a及び102aと反対側の面101
b及び102bがそれぞれ垂直方向に伸びるようになっ
ている。
【0027】図示の例では、内型100の高さ寸法が外
型101及び102の高さ寸法よりも僅かに大きく設定
されていて、図2に示したように、内型100と、第1
及び第2の外型101及び102とを、それぞれの下端
を同一面上に位置させた状態で、第1及び第2の外型1
01及び102の片面の傾斜面101a及び102aを
それぞれ内型の第1及び第2の傾斜面100a及び10
0bに当接させたときに、内型100の上端部が外型1
01及び102の上端よりも僅かに突出するようになっ
ている。図2に示すように内型100及び外型101,
102を配置した状態では、金型1の、外型の上端より
も下方の部分がほぼ直方体状を呈し、この直方体状を呈
する部分が巻鉄心の窓部を成形するための型として用い
られる。従って、金型の直方体状の部分の横断面の長辺
の長さW1 及び短辺の長さW2 がそれぞれ成形すべき矩
形状巻鉄心の窓部の長辺及び短辺の長さにほぼ等しい値
を示すように、また該直方体状の部分の高さ寸法h1 が
成形すべき巻鉄心の窓部の深さよりも僅かに大きい値を
示すように、内型と第1及び第2の外型との各部の寸法
が定められている。
【0028】第1及び第2の外型101及び102には
それぞれ内型100側に突出した第1及び第2のガイド
ブロック101e及び102eが溶接等により固定され
ている。第1及び第2のガイドブロック101e及び1
02eは、内型100の奥行き寸法よりも小さい幅寸法
W3 と、内型100の高さ寸法よりも十分に小さい高さ
寸法h2 とを有するように形成されていて、外型101
及び102の上端寄りの位置に取り付けられている。
【0029】第1及び第2のガイドブロック101e及
び102eには、後記するスライドピンを取り付けるた
めに、それぞれの幅方向(内型の奥行き方向)の両端面
に開口したスライドピン取付け孔101f及び102f
が形成されている。
【0030】図示の例では、内型100を幅方向に貫通
した状態で、上下方向に伸びる中空部100gが形成さ
れ、この中空部100gの第1の傾斜面100a寄りの
部分、及び第2の傾斜面100b寄りの部分がそれぞれ
第1及び第2の傾斜面100a及び100bにそれぞれ
開口した第1及び第2のガイドブロック案内溝となって
いる。
【0031】内型100にはまた、第1及び第2のガイ
ドブロック案内溝にそれぞれ臨む内型の相対する壁部を
貫通した状態で、第1及び第2の傾斜面100a及び1
00bとそれぞれ平行に伸びる第1及び第2のスライド
ピン案内溝100h及び100iが1対ずつ形成されて
いる。
【0032】第1及び第2の外型101及び102は、
傾斜面となっているそれぞれの片面101a及び102
aを内型の第1及び第2の傾斜面100a及び100b
にスライド自在に当接させた状態で、かつ第1及び第2
のガイドブロック101e及び102eをそれぞれ中空
部100gにより形成された第1及び第2のガイドブロ
ック案内溝にスライド自在に嵌合させた状態で配置され
ている。このように、第1及び第2の外型101及び1
02を配置した状態で、第1及び第2のガイドブロック
101e及び102eにそれぞれ形成されたスライドピ
ン取付け孔101f及び102fがそれぞれ第1及び第
2のスライドピン案内溝100h及び100iに整合す
るように、スライドピン取付け孔101f及び102f
の位置が設定されている。
【0033】内型100に1対ずつ設けられた第1及び
第2のスライドピン案内溝100h及び100iをそれ
ぞれ貫通させた状態で、第1及び第2のスライドピン1
01j及び102jが設けられている。これらのスライ
ドピン101j及び102jはそれぞれスライドピン取
付け孔101f及び102fに挿入されて、ガイドブロ
ック101e及び102eに対して固定されている。
【0034】スライドピン101j及び102jはそれ
ぞれガイドブロック101e及び102eから両側に突
出して対のスライドピン案内溝100h,100h及び
100i,100iに嵌合するように設けられるが、ガ
イドブロック101e及び102eから両側に突出して
対のスライドピン案内溝100h,100h及び100
i,100iにそれぞれ嵌合するスライドピンは一体の
もの(ガイドブロックを貫通した状態で設けられるも
の)でもよく、対のスライドピン案内溝のそれぞれに対
して別々に設けられたものでもよい。
【0035】スライドピン101j及び102jは、ス
ライドピン取付け孔101f及び102fに圧入して固
定するようにしてもよく、またスライドピン101j及
び102jの外周にそれぞれ雄ネジ部を設けるととも
に、スライドピン取付け孔101f及び102fの内周
に雌ネジ部を設けて、スライドピン101j及び102
jのネジ部を取付け孔101f及び102fのネジ部に
螺合させることにより、スライドピン101j及び10
2jをガイドブロック101e及び102eに固定する
ようにしてもよい。
【0036】なお第1及び第2のスライドピン101j
及び102jは、それぞれの端部が内型100の側面1
00c及び100dよりも外側に突出しないように設け
る必要がある。
【0037】上記の例では、内型100の中空部100
gの第1の傾斜面100a寄りの部分及び第2の傾斜面
100b寄りの部分によりそれぞれ構成された第1及び
第2のガイド溝と、これらのガイド溝に嵌合された第1
及び第2のガイドブロック101e及び102eと、内
型に1対ずつ設けられた第1及び第2のスライドピン案
内溝100h及び100iと、第1及び第2のスライド
ピン101j及び102jとにより、第1及び第2の外
型101及び102の傾斜した片面101a及び102
aを内型100の第1及び第2の傾斜面100a及び1
00bに当接させた状態に保って、該第1及び第2の外
型101及び102を内型100の第1及び第2の傾斜
面100a及び100bに沿って上下方向にスライドさ
せるように、第1及び第2の外型101及び102を内
型100にスライド自在に連結する連結機構が構成され
ている。
【0038】上記のように連結機構を設けておくと、図
1(B)に示すように、内型100を持ち上げることに
より、第1及び第2の外型101及び102を内型に対
して下方に変位させて、両外型の間の間隔を、巻鉄心素
体の窓部内に挿入し易いように狭めることができる。ま
た図1(B)において第1及び第2の外型101及び1
02の下方への変位を阻止した状態で、内型100を押
し下げることにより、両外型の間の間隔を広げることが
できる。
【0039】上記の金型を用いて円形の巻鉄心素体2を
矩形状巻鉄心の形に成形するに当たっては、まず図3
(A)に示すように、円形巻鉄心素体2を、その中心軸
線を垂直方向に向けた状態で図示しない作業台の上に載
せ、該巻鉄心素体2の外周に、相対する2方向からプレ
ス加工機の対の成形板3a,3bを当てがう。更にこれ
らの成形板3a,3bの対向方向と直角な2方向から、
巻鉄心素体2の外周にプレス加工機の他の対の成形板3
c,3dを当てがう。そして、各対の成形板3a,3b
及び3c,3dを互いに接近する方向に変位させて、巻
鉄心素体の外周部を径方向の内側に向けて押圧すること
により、図3(B)に示すように、巻鉄心素体2を、矩
形に近い形を呈するように成形する。この状態で、図3
(C)に示すように、内型100に対して下方に変位さ
せられて間隔が狭められた第1及び第2の外型101及
び102を巻鉄心素体2の窓部2a内に挿入し、プレス
加工機の成形板3a,3b及び3c,3dにより巻鉄心
素体2の外周を押圧しながら、内型100を上方からプ
レスにより押圧する。これにより図3(D)に示すよう
に内型100を外型101,102の間に圧入し、これ
により巻鉄心素体をほぼ矩形状に成形してほぼ矩形状の
巻鉄心20を得る。このようにして得られた巻鉄心20
を金型1とともに焼鈍炉内に搬入して歪み取りのための
焼鈍を行う。
【0040】上記のように、第1及び第2の外型101
及び102の傾斜した片面を内型100の第1及び第2
の傾斜面100a及び100bに当接させた状態に保っ
て、該第1及び第2の外型を内型の第1及び第2の傾斜
面に沿って上下方向にスライドさせるように、外型10
1,102を内型100に連結する連結機構を設けてお
くと、内型と外型とを一体ものとして扱うことができる
ため、金型を巻鉄心素体の窓部内に挿入する作業、及び
成形後に金型を巻鉄心から外して運搬する作業を容易に
することができる。
【0041】また変圧器の容量に応じて寸法が異なる多
種類の巻鉄心を製造する場合には、寸法が異なる多種類
の金型を用意して保管しておく必要があるが、上記のよ
うに構成すると、内型と該内型に対応する外型とを常に
連結した状態で保管することができるため、異なる寸法
の金型を多数用意しておく場合に、金型の保管の管理を
容易にすることができる。また内型と第1及び第2の外
型との組み合わせを誤るおそれをなくすことができる。
【0042】金型を巻鉄心素体の窓部内に挿入し易くす
るため、図4に示すように、内型100の傾斜面100
a及び100bに対して直交する側面100c及び10
0dのそれぞれの下端に下側に向って内側に傾斜したテ
ーパ部100tを設け、外型101,102の傾斜面1
01a,102aと反対側の面101b,102bの下
端及び該傾斜面101a,102aと直交する側面の下
端にそれぞれテーパ部100tと同様に傾斜したテーパ
部101t1,102t1及び101t2,102t2を設けて
おくのが好ましい。この場合、内型100と、外型10
1及び102とを同じ高さに配置した際に隣り合うこと
になるテーパ部100t,101t2及び102t2の相互
間に段差を生じさせないようにするため、これらのテー
パ部100t,101t2及び102t2の傾斜角は等しく
設定しておく。
【0043】このように、内型100及び外型101,
102の下端にテーパ部を設けておくと、金型1を巻鉄
心素体2の窓部2a内に挿入する作業を容易に行わせる
ことができる。図4に示した金型を用いて巻鉄心を成形
する過程を図5(A)ないし(D)に示した。
【0044】上記の説明では、スライドピン101j及
び102jをガイドブロック101e及び102eに圧
入またはネジ止めにより固定するとしたが、スライドピ
ン101j及び102jをガイドブロック101e及び
102eに溶接することもできる。その場合、外型10
1及び102にそれぞれ設けるガイドブロックに、上下
方向に両端が開口した溝を設けるとともに、該溝内を貫
通させた状態でスライドピンを設けて、該溝内でスライ
ドピンとガイドブロックとを溶接するようにするのが好
ましい。
【0045】図6(A)及び(B)は、ガイドブロック
に上記のような溝を設けてスライドピンを溶接によりガ
イドブロックに固定するようにした例を示したもので、
図6においては、第2の外型102に設けられるガイド
ブロック102eに上下方向に両端が開口した溝102
e1が形成された状態が示されている。ガイドブロック1
02eに取り付けられたスライドピン102jはガイド
ブロック102eに設けられたスライドピン取付け孔1
02fと溝102e1とを貫通した状態で設けられて、溝
102e1内でスライドピン102jがガイドブロック1
02eに溶接されている。図6(B)において102w
は溶接部を示しており、この溶接は、ガイドブロック1
02eを内型100に設けられた第2のガイドブロック
案内溝内に挿入してスライドピン102jを取り付けた
後に、ガイドブロック案内溝を通して行う。
【0046】図示してないが、図6において、第1の外
型101に設けられているガイドブロック101eにも
同様な溝が設けられ、スライドピン101jがガイドブ
ロック101eに設けられた溝内で該ガイドブロック1
01eに溶接されている。
【0047】上記のように、ガイドブロックに溝を設け
るとともに、該溝を貫通させた状態でスライドピンを設
けて、スライドピンをガイドブロックの溝内でガイドブ
ロックに溶接するようにすると、スライドピンの溶接肉
盛り部がガイドブロックとガイドブロック案内溝との間
に介在することがないため、ガイドブロックの変位に支
障を来すことなく、スライドピンをガイドブロックに溶
接により固定することができる。
【0048】図7は本発明に係わる金型の他の構成例を
示したもので、この例では、内型100の上端面の中央
部に把持金具103が取り付けられている。図示の端金
具103は、内型100の上端面に溶接された円柱状の
基部103aと、該基部103aの上端に一体に設けら
れた鍔部103bとからなり、鍔部103bには、V字
形の切欠き部103c,103cが180度間隔で設け
られている。
【0049】上記のように把持金具103を取り付けて
おくと、該把持金具を持って金型1を取り扱うことがで
きるため、金型の取り扱いを容易にすることができる。
また該把持金具103を機械的な把持装置により把持し
て金型を移動させることができるため、巻鉄心素体の窓
部内への金型の挿入作業、焼鈍された巻鉄心からの金型
の取外し作業、取り外した金型の搬送作業などの自動化
を容易にすることができる。
【0050】上記の各例において、第1及び第2のガイ
ドブロック101e及び102eは、第1及び第2の外
型101及び102にネジ止めするようにしてもよく、
第1及び第2の外型と第1及び第2のガイドブロックと
を鋳造により一体に形成するようにしてもよい。第1及
び第2の外型に第1及び第2のガイドブロックをネジ止
めするようにした場合には、第1及び第2の外型にタッ
プ孔を設けたり、ネジを締める作業を行なったりする必
要があるため、金型の製造工数が多くなるが、第1及び
第2の外型と第1及び第2のガイドブロックとを鋳造に
より一体に形成するようにすれば製造工数を少なくする
ことができる。
【0051】なお第1及び第2のガイドブロックを第1
及び第2の外型に溶接により取り付けることもできる
が、第1及び第2のガイドブロックを第1及び第2の外
型に溶接により取り付ける場合には、溶接肉盛り部が第
1及び第2のガイドブロックの変位を妨げることがない
ように、該溶接肉盛り部の出っ張りを除去するための加
工が必要になる。
【0052】上記の例では、内型100に設けられた中
空部100gの、傾斜面100a寄りの部分及び傾斜面
100b寄りの部分がそれぞれ第1及び第2のガイドブ
ロック案内溝を構成する(傾斜面100a及び100b
にそれぞれ開口する第1及び第2のガイドブロック案内
溝を相互に連通させた状態で設ける)ようにしたが、第
1及び第2のガイドブロック案内溝は、第1及び第2の
傾斜面100a及び100bにそれぞれ開口していて第
1及び第2のガイドブロック101e及び102eをそ
れぞれ嵌合させ得るように設けられていればよく、第1
及び第2の傾斜面100a及び100bを相互に連通さ
せることなく、第1及び第2の傾斜面100a及び10
0b側にのみ開口するように設けてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1及
び第2の外型の傾斜した片面を内型の第1及び第2の傾
斜面に当接させた状態に保って、該第1及び第2の外型
を内型の第1及び第2の傾斜面に沿って上下方向にスラ
イドさせるように、第1及び第2の外型を内型に連結す
る連結機構を設けたので、内型と第1及び第2の外型と
を一体ものとして扱うことができる。従って、金型を巻
鉄心素体の窓部内に挿入する作業、及び成型後に金型を
巻鉄心から外して運搬する作業を容易にすることができ
る。
【0054】本発明によれば、内型と第1及び第2の外
型とが一体になっているため、異なる寸法の金型を多数
用意しておく場合に、金型の保管の管理を容易にするこ
とができる。また内型と第1及び第2の外型との組み合
わせを誤るおそれをなくすことができるため、内型と外
型との組み合わせを誤って巻鉄心の成形に失敗するおそ
れをなくすことができる。
【0055】本発明において、内型及び外型の下端に、
下側に向って内側に傾斜したテーパ部を設けた場合に
は、金型を巻鉄心素体の窓部内に挿入する作業を容易に
行わせることができる。
【0056】更に本発明において、内型の上端面の中央
部には把持金具を取り付けた場合には、該把持金具を持
って金型を取り扱うことができるため、金型の取り扱い
を容易にすることができる。また該把持金具を機械的な
把持装置により把持して金型を移動させることができる
ため、巻鉄心素体の窓部内への金型の挿入作業、焼鈍さ
れた巻鉄心からの金型の取外し作業、取り外した金型の
搬送作業などの自動化を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係わる巻鉄心成形用金型で用
いる第1の外型の一例を示した斜視図、同図(B)は同
巻鉄心成形用金型の外型を内型に対して下方に変位させ
た状態を示した斜視図、同図(C)は同巻鉄心成形用金
型で用いる第2の外型の斜視図である。
【図2】図1(B)に示した巻鉄心成形用金型において
外型の下端と内型の下端の位置を合わせた状態を示した
斜視図である。
【図3】(A)ないし(D)は本発明に係わる金型を用
いて巻鉄心を成形する過程を順を追って示した斜視図で
ある。
【図4】本発明に係わる巻鉄心成形用金型の他の構成例
を示した斜視図である。
【図5】(A)ないし(D)は図4に示した金型を用い
て巻鉄心を成形する過程を順を追って示した斜視図であ
る。
【図6】(A)は本発明に係わる巻鉄心成形用金型の他
の構成例を示した斜視図である。(B)は(A)の金型
で用いる外型を示した斜視図である。
【図7】本発明に係わる巻鉄心成形用金型の更に他の構
成例を示した斜視図である。
【図8】(A)ないし(E)は従来の巻鉄心成形用金型
を用いて巻鉄心を成形する過程を順を追って示した斜視
図である。
【符号の説明】 1 巻鉄心成形用金型 100 内型 100a 第1の傾斜面 100b 第2の傾斜面 100g 第1及び第2のガイドブロック案内溝を構成
する中空部 100h 第1のスライドピン案内溝 100i 第2のスライドピン案内溝 101 第1の外型 101a 傾斜面 101e 第1のガイドブロック 101j 第1のスライドピン 102 第2の外型 102a 傾斜面 102e 第2のガイドブロック 102j 第2のスライドピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに反対側に傾斜した第1の傾斜面及
    び第2の傾斜面を幅方向の一端側及び他端側にそれぞれ
    有して上端から下端に向うに従って次第に幅寸法が小さ
    くなるように形成された楔状の内型と、前記内型の幅方
    向の一端側及び他端側にそれぞれ配置されていて前記内
    型の第1及び第2の傾斜面にそれぞれ対向する片面が前
    記第1及び第2の傾斜面と同じ側に傾斜した傾斜面とな
    っている第1及び第2の外型とを備え、けい素鋼帯を円
    形に巻回して形成した巻鉄心素体の窓部内に挿入されて
    該巻鉄心素体を矩形状巻鉄心の形に成形するために用い
    られる巻鉄心成形用金型において、 前記第1及び第2の外型の傾斜した片面を前記内型の第
    1及び第2の傾斜面に当接させた状態に保って、該第1
    及び第2の外型を内型の第1及び第2の傾斜面に沿って
    上下方向にスライドさせるように、前記第1及び第2の
    外型を内型にスライド自在に連結する連結機構が設けら
    れていることを特徴とする巻鉄心成形用金型。
  2. 【請求項2】 互いに反対側に傾斜した第1の傾斜面及
    び第2の傾斜面を幅方向の一端側及び他端側にそれぞれ
    有して上端から下端に向うに従って次第に幅寸法が小さ
    くなるように形成された楔状の内型と、前記内型の幅方
    向の一端側及び他端側にそれぞれ配置されていて前記内
    型の第1及び第2の傾斜面にそれぞれ対向する片面が前
    記第1及び第2の傾斜面と同じ側に傾斜した傾斜面とな
    っている第1及び第2の外型とを備え、けい素鋼帯を円
    形に巻回して形成した巻鉄心素体の窓部内に挿入されて
    該巻鉄心素体を矩形状巻鉄心の形に成形するために用い
    られる巻鉄心成形用金型において、 前記第1及び第2の外型は、傾斜面となっているそれぞ
    れの片面から突出した第1及び第2のガイドブロックを
    備え、 前記内型には、上下方向に伸びていて前記第1及び第2
    の傾斜面にそれぞれ開口した第1及び第2のガイドブロ
    ック案内溝と、前記第1及び第2のガイドブロック案内
    溝に臨む前記内型の壁部を貫通した状態で、前記第1及
    び第2の傾斜面と平行に伸びる第1及び第2のスライド
    ピン案内溝とが形成され、 前記第1及び第2の外型は、傾斜面となっているそれぞ
    れの片面を前記内型の第1及び第2の傾斜面にスライド
    自在に当接させた状態で、かつ前記第1及び第2のガイ
    ドブロックを前記第1及び第2のガイドブロック案内溝
    にスライド自在に嵌合させた状態で配置され、 前記内型の第1及び第2のスライドピン案内溝を貫通さ
    せた状態で第1及び第2のスライドピンが設けられて、
    該第1及び第2のスライドピンが前記第1及び第2のガ
    イドブロックに固定され、 前記第1及び第2のスライドピンは、前記内型の外面か
    ら外側に突出しない長さを有するように形成され、 前記第1及び第2のスライドピンと第1及び第2のスラ
    イドピン案内溝との嵌合により前記第1及び第2の外型
    が前記内型の第1及び第2の傾斜面に沿ってスライドす
    るように拘束されていることを特徴とする巻鉄心成形用
    金型。
  3. 【請求項3】 前記内型及び外型の下端には下側に向っ
    て内側に傾斜したテーパ部が設けられていることを特徴
    とする請求項1または2に記載の巻鉄心成形用金型。
  4. 【請求項4】 前記内型の上端面の中央部につまみ金具
    が取り付けられていることを特徴とする請求項1,2ま
    たは3に記載の巻鉄心成形用金型。
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