JP3863419B2 - 短尺パイプ曲げ装置および短尺パイプ曲げ方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、短尺パイプ曲げ装置および短尺パイプ曲げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、自動車の排気系をはじめとして種々の機器、装置などの管路に金属製短尺曲げパイプが用いられている。
通常、このような短尺曲げパイプは、パイプベンダーにより加工されている。ところが、パイプベンダーで短尺パイプを曲げる場合、クランプで把持するためのクランプ代が取れないため、短尺パイプをパイプベンダーで曲げることができなかった。
【0003】
そこで、従来では、クランプで把持するための一定以上のクランプ代を有する長尺パイプをパイプベンダーで曲げ加工した後、両端または片端をカットすることにより、短尺曲げパイプを得るという方法が採用されていた。
しかし、このように、パイプベンダーにより短尺曲げパイプを製造しようとすると、カット工数がかかる上に、歩留まりが悪いという問題があった。
【0004】
そこで、パイプを曲げ形状に合わせた型の中に押し込むことにより、所定形状のパイプを製造することが考えられる。
これを図7、図8により説明する。
外型1は、2分割できる割型となっており、軸心に沿って形成されたパイプ挿入部2と、このパイプ挿入部2に連接するとともにパイプ挿入部2に対して所定の角度で曲げられた曲がり部3と、この曲がり部3の軸心方向に連接するパイプ受け部4とを備えている。
【0005】
芯金は、押し込み用芯金5と受け用芯金8とに分けられている。
押し込み用芯金5は、パイプ挿入部2内に挿入された短尺パイプ12を押し込む押圧部6と、この押圧部6に設けた短尺パイプの内側を保持する膨出部7とを備えている。
受け部用芯金8は、短尺パイプ12を受け止める受け部9と、曲がり部3の曲げと相似形状を為す曲げ部10とを備えている。
【0006】
次に、このようにして構成されたパイプ曲げ装置を用いたパイプ曲げ方法を説明する。
先ず、外型1のパイプ受け部4に受け部用芯金8を取り付ける。
次に、パイプ挿入部2に短尺パイプ12を挿入する。
次に、短尺パイプ12の上に押し込み用芯金5を配する。押し込み用芯金5は上部に配したスライダ13により押圧される。これにより、押し込み用芯金5が短尺パイプ12を受け部用芯金8に向かって押し込む。
【0007】
この際、短尺パイプ12は、押し込み用芯金5の膨出部7で内側を保持された状態で、押し込み用芯金5の押圧部6によって押し込まれる。
次に、押し込み用芯金5の膨出部7が受け部用芯金8に当接したところで、押し込み用芯金5の押し込みを停止する。
次に、押し込み用芯金5をスライダ13とともに上方に戻した後、外型1を2分割する。
【0008】
次に、押し込み用芯金5と受け部用芯金8とを分解し、押し込み用芯金5と受け部用芯金8との間で曲げ加工された曲げパイプ14を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8のように、曲がり部3の形状に即した形状にするために、押し込み用芯金5の膨出部7に曲がり部3の曲げ内側3aに位置する張り出し部7aを設けると、押し込み用芯金5と受け部用芯金8とを分解することができなくなる。
そこで、押し込み用芯金5と受け部用芯金8との分解を容易にするために、張り出し部7aを無くすと、曲がり部3の曲げ内側3aに芯金の無い空白部ができてしまい、曲げ加工時に皺が発生するという問題があった。
【0010】
本発明は斯かる従来の問題点を解決するため為されたもので、その目的は、押し込み用芯金と受け部用芯金との分解が容易でかつ曲がり部の曲げ内側に皺を発生させることがない短尺パイプ曲げ装置および短尺パイプ曲げ方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、パイプ挿入部、このパイプ挿入部に連接するとともに該パイプ挿入部に対して所定の角度で曲げられた曲がり部、およびこの曲がり部に連接するパイプ受け部を備えた外型と、前記パイプ挿入部内に挿入された短尺パイプを押し込む押圧部を備えるとともに軸心方向に弾性的に支持された棒状部材を備え、前記短尺パイプを前記曲がり部に向かって押し込む押し込み用芯金と、前記曲がり部の曲げ内側に相当する部位に切り欠き部を設けるとともに該切り欠き部に起立自在に爪部材を設け、前記パイプ受け部から前記曲がり部に亘って配設されるとともに前記棒状部材によって前記爪部材が前記切り欠き部へ起こされ、前記押し込み用芯金によって押し込まれる前記短尺パイプを受け止める受け用芯金とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の短尺パイプ曲げ装置において、前記曲がり部は、前記パイプ挿入部の軸心に対して0〜60°で曲げられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の短尺パイプ曲げ装置において、前記押し込み用芯金は、前記押圧部より小径の短尺パイプ保持部を有し、該短尺パイプ保持部には、前記受け用芯金の先端部に当接する突き当て部と、前記棒状部材によって起立した前記爪部材の先端部側に突出する膨出部とを備えていることを特徴とする。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項1記載の短尺パイプ曲げ装置において、前記棒状部材は、前記押し込み用芯金を貫通し、該押し込み用芯金内に配設されたバネ部材により弾性的に保持されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1または請求項4記載の短尺パイプ曲げ装置において、前記棒状部材は、前記爪部材を起こすカムが先端部に設けられている ことを特徴とする。
【0014】
請求項6に係る発明は、請求項1記載の短尺パイプ曲げ装置において、前記受け用芯金は、前記曲がり部と相似形を為す曲げ部と、この曲げ部に連接する直線部とを有し、前記切り欠き部は、前記爪部材を回動自在に保持し、非押し込み時に曲がり部の曲げ外側へ傾倒する前記爪部材を当接させるとともに押し込み時に前記棒状部材を案内する第一壁部と、押し込み時に前記棒状部材によって起こされた前記爪部材を当接させる第二壁部とを有し、前記爪部材は、起立時に前記短尺パイプの曲げ部の内側に当接する曲げ形成部を有することを特徴とする。
【0015】
請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項6の何れか1項記載の短尺パイプ曲げ装置により短尺パイプを曲げるに際し、前記外型に前記受け用芯金を取り付け、前記短尺パイプを前記パイプ挿入部に配し、該短尺パイプを前記押し込み用芯金により前記曲がり部に向かって押し込みながら前記棒状部材により前記爪部材を前記曲がり部の内側へ起こし、前記棒状部材と爪部材とを結合した状態で前記短尺パイプを前記受け用芯金に向かって押し込み、前記短尺パイプを前記受け用芯金に沿って曲げ加工するとともに起立する前記爪部材により前記曲がり部の内側に曲げ加工を施すことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1ないし図4は、本発明の一実施形態に係る短尺パイプ曲げ装置20およびこの短尺パイプ曲げ装置20を用いた短尺パイプ曲げ方法を示す(請求項1ないし請求項7に対応する)。
本実施形態に係る短尺パイプ曲げ装置20は、割型301,302から成る外型30と、押し込み用芯金40と、受け用芯金50とで構成されている。
【0017】
外型30は、軸心30Aに沿って設けたパイプ挿入部31と、このパイプ挿入部31に連接するとともにパイプ挿入部31に対して所定の角度で曲げられた曲がり部35と、この曲がり部35の軸心方向35Aに連接するパイプ受け部36とを一体的に刻設することによって形成されている。
パイプ挿入部31は、押し込み用芯金40を挿入させる芯金挿入部32と、この芯金挿入部32と同心円を為すとともに芯金挿入部32より小径の短尺パイプ保持部33とを備えている。
【0018】
芯金挿入部32と短尺パイプ保持部33との境界部には、押し込み用芯金40の押圧部を当接する位置決め部を形成する段部34が形成されている。
曲がり部35は、パイプ挿入部31Aの軸心に対して0〜60°の角度θで曲げられている。
押し込み用芯金40は、パイプ挿入部31に形成された芯金挿入部32の内径とほぼ同等の外径を有し、中心部に貫通孔42を設けた本体部41と、この本体部41の先端側に形成され、外型30のパイプ挿入部31内に挿入された短尺パイプPを押し込む押圧部43と、受け用芯金50の先端部に当接する突き当て部45を有するとともに、この押圧部43と同心円を為し押圧部43より小径の短尺パイプ保持部44と、この短尺パイプ保持部44の中心部を貫通する貫通孔42内に配設されたバネ部材47によって弾性的に支持された棒状部材46と、短尺パイプ保持部44の先端部に突き当て部45と隣接して形成され、棒状部材46によって起立した爪部材53の先端部側に突出する膨出部48とを備えている。
【0019】
棒状部材46を挿通する貫通孔42は、短尺パイプ保持部44において、穴径が小さくなっている。その段部42aは、棒状部材46を保持する抜け止めを形成している。
棒状部材46は、爪部材53を起こすカム49が先端部に設けられている。
カム49は、横断面が四角形状を為し、先端部が爪部材53を起こしやすいように鋭角に尖っている。
【0020】
受け用芯金50は、外型30の曲がり部35と相似形状を為す曲げ部51と、曲がり部35の曲げ内側35bに相当する曲げ部51の部位に設けた切り欠き部52と、切り欠き部52内に起立自在に設けた爪部材53と、曲げ部51に連接する直線部54と、短尺パイプPのセンター出し部55とを備えている。
切り欠き部52は、爪部材53を回動自在に保持し、非押し込み時に曲がり部35の外側35a側へ傾倒する爪部材53を当接させるとともに押し込み時に棒状部材46を案内する垂直壁面から成る第一壁部56と、押し込み時に棒状部材46によって起こされた爪部材53を当接させる垂直壁面から成る第二壁部57とを有する。
【0021】
切り欠き部52は、断面形状が四角形状の凹部から成り、第一壁部56と第二壁部57とをそれぞれ結ぶ残りの第三壁部58、第四壁部59も同様に垂直壁面で形成されている。
従って、カム49が降下すると、第一壁部56、第三壁部58、第四壁部59がカム49の案内として機能する。また、カム49により爪部材53が起こされると、第三壁部58、第四壁部59が爪部材53の案内として機能する。
【0022】
爪部材53は、板状部材から成り、起立時に短尺パイプPの曲げ部の内側に当接する曲げ形成部60を背面側に有し、爪部材53の止め付け用の軸61が、爪部材53の中心より偏心して設けられている。
従って、爪部材53は、常態では曲げ形成部60とは反対側の角部62を切り欠き部52の第一壁部56に当接するように変位している。
【0023】
次に、斯くして構成された本実施形態に係る短尺パイプ曲げ装置20を用いて短尺パイプPを加工する方法を説明する。
先ず、受け用芯金50を外型30のパイプ受け部36から曲がり部35に亘って配設する。
次に、この外型30をプレス装置のボルスタ63上に取り付ける。
【0024】
次に、短尺パイプPを外型30のパイプ挿入部31内に配する。
次に、プレス装置のスライダ64に取り付けた押し込み用芯金40を、短尺パイプPの上方に配置する。
次に、押し込み用芯金40を降下して短尺パイプ保持部44を短尺パイプP内に嵌入し、短尺パイプPの端部を押圧部43に当接する。
【0025】
次に、押し込み用芯金40を降下し、短尺パイプPを外型30の曲がり部35に向かって押し込む。
この際、押し込み用芯金40から垂下する棒状部材46の先端部のカム48が第一壁部56、第三壁部58、第四壁部59に沿って降下し、第一壁部56側へ傾倒している爪部材53の角部62との間に押し込まれる。
【0026】
さらに、押し込み用芯金40を降下すると、棒状部材46の先端部のカム49が第一壁部56、第三壁部58、第四壁部59に沿って降下し、第一壁部56側へ傾倒している爪部材53を第三壁部58、第四壁部59に沿って軸61を中心に回動して起立させ、爪部材53を第二壁部57に当接させる。
この時点で、さらに、押し込み用芯金40を降下しても、棒状部材46のカム49は、第一壁部56、第三壁部58、第四壁部59と爪部材53との間に填り込み、押し込み用芯金40の降下に追従しなくなる。すなわち、棒状部材46は、貫通孔42内で静止して押し込み用芯金40の降下と連動しなくなる。
【0027】
次に、さらに、押し込み用芯金40を降下し、短尺パイプPを受け用芯金50に向かって押し込む。
この際、曲がり部35の曲がり外側35aでは、曲がり部35の内面と曲げ部51の外面に倣って短尺パイプPに曲げ加工が施される。
一方、曲がり部35の曲がり内側35bでは、起立する爪部材53の曲げ形成部60が短尺パイプPの曲げ部の内側に当接し、かつ、押し込み用芯金40の膨出部48が切り欠き部52による空白部を埋めるように位置するので、押し込み用芯金40により押し込まれる短尺パイプPを曲がり部35の曲がり内側35b側へ押し付けることが可能となり、曲がり部35に酷似した形状に加工することができる。
【0028】
次に、プレス装置が下死点に達し、再び、図2の状態に戻った時点で押し込み加工が完了する。
次に、外型30をプレス装置から取り外し、外型30を分解する。
次に、押し込み用芯金40と受け用芯金50を取り去り、目的とする短尺曲げパイプMを得ることができる。
【0029】
以上のように、本実施形態によれば、押し込み芯金40が、先端にカム49を設けた棒状部材46を弾性的に保持し、受け芯金50が、曲がり部35に相応する形状を有するとともに、曲がり部35の内側35b側へ起立する爪部材53を曲がり部35の外側35aへ傾倒して保持しているので、押し込み用芯金40が降下すると、曲げ加工直前に、押し込み用芯金40の棒状部材46のカム49が爪部材53を起こし、曲がり部35の内側35b側に曲げ加工部60を曲げられる短尺パイプPの内側に位置させることができ、外型30の曲がり部35の内側35bに芯金を配置することができない空白部があっても、曲げ加工部60を有する爪部材53がその空白部に起こされることとなり、曲がり部35の内側35bにおける短尺パイプPを受け止め、皺を発生させることなく曲げ加工を施すことができる。
【0030】
なお、本実施形態では、プレス装置を用いた場合について説明したが、一連の動作をシリンダーなどを使用して自動的に行えるようにしても良い。
また、本実施形態によれば、短尺パイプPの曲げ外側の減肉が少なくて済むという利点を有する反面、図5に示すように、短尺曲げパイプMの曲げ端部M1が斜めになりがちである。
【0031】
そこで、曲げ端部の直角度を保つ場合には、図6に示すように、予め短尺パイプPの端部P1を斜めにカットしておくことが望ましい。この場合には、例えば、想像線で示すように、2個取りにすれば、歩留まりはなくなる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、押し込み用芯金と受け部用芯金との分解を容易にするために曲がり部の内側に空白部が形成されても、押し込み用芯金のカムが押し込み時に受け部用芯金の爪部材を起こして空白部に曲がり形成部を位置させ、曲がり部の曲げ内側に皺を発生させることなく短尺パイプを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る短尺パイプ曲げ装置を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る短尺パイプ曲げ装置を用いた短尺曲げパイプの製造方法の工程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る短尺パイプ曲げ装置を用いた短尺曲げパイプの製造方法を示す断面図である。
【図4】図3におけるA−A線に沿った断面図である。
【図5】短尺曲げパイプを示す説明図である。
【図6】短尺パイプを示す説明図である。
【図7】従来の短尺パイプ曲げ装置を示す断面図である。
【図8】従来の短尺パイプ曲げ装置を用いた短尺パイプ曲げ方法を示す断面図である。
【符号の説明】
20 短尺パイプ曲げ装置
30 外型
31 パイプ挿入部
32 芯金挿入部
33 短尺パイプ保持部
34 段部
35 曲がり部
35a 曲がり部35の曲がり外側
35b 曲がり部35の曲がり内側
36 パイプ受け部
40 押し込み用芯金
41 本体部
42 貫通孔
43 押圧部
44 短尺パイプ保持部
45 突き当て部
46 棒状部材
47 バネ部材
48 膨出部
49 カム
50 受け用芯金
51 曲げ部
52 切り欠き部
53 爪部材
54 直線部
55 短尺パイプPのセンター出し部
56 第一壁部
57 第二壁部
58 第三壁部
59 第四壁部
60 曲げ形成部
61 軸
62 角部
63 ボルスタ
64 スライダ
P 短尺パイプ
M 短尺曲げパイプ
Claims (7)
- パイプ挿入部、このパイプ挿入部に連接するとともに該パイプ挿入部に対して所定の角度で曲げられた曲がり部、およびこの曲がり部に連接するパイプ受け部を備えた外型と、
前記パイプ挿入部内に挿入された短尺パイプを押し込む押圧部を備えるとともに軸心方向に弾性的に支持された棒状部材を備え、前記短尺パイプを前記曲がり部に向かって押し込む押し込み用芯金と、
前記曲がり部の曲げ内側に相当する部位に切り欠き部を設けるとともに該切り欠き部に起立自在に爪部材を設け、前記パイプ受け部から前記曲がり部に亘って配設されるとともに前記棒状部材によって前記爪部材が前記切り欠き部へ起こされ、前記押し込み用芯金によって押し込まれる前記短尺パイプを受け止める受け用芯金と
を有することを特徴とする短尺パイプ曲げ装置。 - 請求項1記載の短尺パイプ曲げ装置において、
前記曲がり部は、前記パイプ挿入部の軸心に対して0〜60°で曲げられている
ことを特徴とする短尺パイプ曲げ装置。 - 請求項1記載の短尺パイプ曲げ装置において、
前記押し込み用芯金は、前記押圧部より小径の短尺パイプ保持部を有し、該短尺パイプ保持部には、前記受け用芯金の先端部に当接する突き当て部と、前記棒状部材によって起立した前記爪部材の先端部側に突出する膨出部とを備えている
ことを特徴とする短尺パイプ曲げ装置。 - 請求項1記載の短尺パイプ曲げ装置において、
前記棒状部材は、前記押し込み用芯金を貫通し、該押し込み用芯金内に配設されたバネ部材により弾性的に保持されている
ことを特徴とする短尺パイプ曲げ装置。 - 請求項1または請求項4記載の短尺パイプ曲げ装置において、
前記棒状部材は、前記爪部材を起こすカムが先端部に設けられている
ことを特徴とする短尺パイプ曲げ装置。 - 請求項1記載の短尺パイプ曲げ装置において、
前記受け用芯金は、前記曲がり部と相似形を為す曲げ部と、この曲げ部に連接する直線部とを有し、前記切り欠き部は、前記爪部材を回動自在に保持し、非押し込み時に曲がり部の曲げ外側へ傾倒する前記爪部材を当接させるとともに押し込み時に前記棒状部材を案内する第一壁部と、押し込み時に前記棒状部材によって起こされた前記爪部材を当接させる第二壁部とを有し、前記爪部材は、起立時に前記短尺パイプの曲げ部の内側に当接する曲げ形成部を有する
ことを特徴とする短尺パイプ曲げ装置。 - 請求項1ないし請求項6の何れか1項記載の短尺パイプ曲げ装置により短尺パイプを曲げるに際し、
前記外型に前記受け用芯金を取り付け、前記短尺パイプを前記パイプ挿入部に配し、該短尺パイプを前記押し込み用芯金により前記曲がり部に向かって押し込みながら前記棒状部材により前記爪部材を前記曲げ部の内側へ起こし、前記棒状部材と爪部材とを結合した状態で前記短尺パイプを前記受け用芯金に向かって押し込み、前記短尺パイプを前記受け用芯金に沿って曲げ加工するとともに起立する前記爪部材により前記曲がり部の内側に曲げ加工を施す
ことを特徴とする短尺パイプ曲げ方法。
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