JPH1167490A - 炭素ラジカルの絶対値密度出力装置 - Google Patents

炭素ラジカルの絶対値密度出力装置

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JPH1167490A
JPH1167490A JP9233351A JP23335197A JPH1167490A JP H1167490 A JPH1167490 A JP H1167490A JP 9233351 A JP9233351 A JP 9233351A JP 23335197 A JP23335197 A JP 23335197A JP H1167490 A JPH1167490 A JP H1167490A
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carbon radical
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俊夫 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】炭素原子を含んだ原料ガス中における炭素ラジ
カルを絶対値で出力して確認可能にする炭素ラジカルの
絶対値密度出力装置の提供。 【解決手段】容器内に導入される炭素原子を含んだ原料
ガスに対し、発光線発生装置から波長296.7nmの
炭素ラジカル光線を照射し、炭素ラジカル光線の出射量
と原料ガス中を透過した炭素ラジカル光線の透過量から
算出された炭素ラジカルの吸収率により式1を基づいて
吸収係数を算出する。該吸収係数と波長296.7nm
の炭素ラジカル光線の放射減衰率であるアインシュタイ
ンA係数から式2に基づいて炭素ラジカルの絶対値密度
を演算し、出力手段へ出力して確認可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器内に導入さ
れる炭素原子を含んだ原料ガス中の炭素ラジカル密度を
絶対値で出力する炭素ラジカルの絶対値出力装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば半導体製造工程
においては、反応プラズマ中の炭素ラジカルにより半導
体ウェハーやLCD用ガラス基板等の各種被処理体をエ
ッチング処理したり、被処理体上に炭素ラジカルによる
ダイヤモンド薄膜等の炭素薄膜を成膜しているが、エッ
チング処理や成膜の加工精度が超微細化している現状に
おいては、これらの処理を高速、高選択比、高精度に行
う必要から反応プラズマ中の炭素ラジカル密度を高精度
に制御することが不可欠になっている。
【0003】本出願人は、特願平8−257617号に
おいてプラズマ化した炭素原子を含む原料ガスに対して
発光線発生手段から炭素ラジカル光線を照射し、炭素ラ
ジカル光線の出射量とプラズマの透過量に基づいてプラ
ズマ中の炭素ラジカル密度を計測し、該炭素ラジカル密
度に基づいてプラズマ処理する方法を提案したが、該方
法にあっては、容器内に発生する炭素ラジカルの密度を
炭素ラジカル光線の吸収率として測定し、該吸収率に基
づいてプラズマ反応容器中への原料ガス導入量、電極に
印加される電力、プラズマ反応容器内の圧力或いはプラ
ズマ反応容器の温度を、吸収率がほぼ一定化するように
夫々制御してプラズマ中における炭素ラジカル量を制御
しているが、これらの制御方法では炭素ラジカルの絶対
密度が不明なため、炭素ラジカルを高い精度で制御する
ことができなかった。
【0004】この欠点は、炭素ラジカルを絶対値として
求めることにより解決し得るが、炭素ラジカルの吸収率
から炭素ラジカルの絶対値密度を求めるには、現在の
処、炭素ラジカルの放射減衰率であるアインシュタイン
A係数が不明なため、炭素ラジカルの絶対値密度を求め
ることができなかった。
【0005】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その課題とする処は、炭
素原子を含んだ原料ガス中における炭素ラジカルの密度
を絶対値で確認することができ、炭素ラジカルの高精度
制御を可能にする炭素ラジカルの絶対値出力装置を提供
することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】このため本発明は、容
器内に導入される炭素原子を含んだ原料ガスに対し、発
光線発生装置から波長296.7nmの炭素ラジカル光
線を照射して炭素ラジカル光線の出射量と原料ガス中を
透過した炭素ラジカル光線の透過量に基づいて測定され
た炭素ラジカルの吸収率から算出された吸収係数及び波
長296.7nmのアインシュタインA係数4.7×1
4 -1から原料ガス中における炭素ラジカルの絶対値
密度を演算する絶対値密度演算手段と、演算された炭素
ラジカル密度を絶対値として出力する出力手段から構成
される。
【0007】そして容器内の炭素ラジカル密度を絶対値
として直接で確認することができ、炭素ラジカル密度を
高い精度で制御することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る炭素ラジカ
ルの絶対値密度出力装置を、高周波によりプラズマを発
生させる誘導結合型プラズマ処理装置に実施した実施形
態に基づいて説明する。
【0009】実施形態 図1はプラズマ処理装置の概略を示す概略断面図であ
る。
【0010】図2は発光線発生装置の概略を示す概略断
面図である。
【0011】図3はプラズマ処理装置の制御概略を示す
説明図である。
【0012】成膜装置或いはエッチング処理装置として
プラズマ処理装置1の処理室を構成する真空容器3上部
には石英管により構成された放電室5が設けられ、該放
電室5の周囲には高周波電源7に接続された高周波アン
テナ9が螺旋状に設けられている。この高周波アンテナ
9は高周波電源7から印加される高周波電力により放電
室5及び真空容器3内にプラズマを発生させる。放電室
5と高周波アンテナ9の間には周方向に多数のスリット
が形成され、かつ接地された銅板等の静電シールド部材
11が取付けられている。又、放電室5は流水中に浸漬
され、該放電室5がエッチングされるのを防いでいる。
更に、真空容器3の外壁面には温度調整手段としての壁
面ヒーター12が取り付けられ、該壁面ヒーター12に
より真空容器3の温度を調整することにより内部におけ
るプラズマ反応度を調整するように構成されている。
【0013】尚、上記した高周波としてはRF帯域(1
3.56MHz)、VHF帯域(100MHz)或いは
UHF帯域(500MHz)の何れであってもよく、又
マイクロ波(2.45GHz)或いは直流電力によりプ
ラズマを発生させてもよい。
【0014】放電室5の下部外周側に位置する真空容器
3上部にはヘリウムガス、アルゴンガス等の反応性ガス
と共にエッチング処理の場合にはフルオロカーボンガス
(Cx x )、又カーボン薄膜を成膜する場合に一酸化
炭素ガス(COガス)等の炭素原子を含有した原料ガス
を所定の流量で真空容器3内に導入するための導入口1
3が設けられている。該導入口13には反応性ガス供給
源及び原料ガス供給源(何れも図示せず)が、パルスモ
ータ14a・16aにより開度を数値制御可能なバルブ
14b・16bを設けて接続され、真空容器3内に導入
される反応性ガス及び原料ガスの量を調整可能にしてい
る。
【0015】真空容器3内には電極としての載置台15
が設けられ、該載置台15上には半導体ウェハーやLC
D用ガラス基板等の被処理体17が、必要に応じて静電
チャック19等の保持部材を介して載置される。載置台
15にはバイアス電源21が接続され、該バイアス電源
21は任意のパルス幅のバイアス電圧を載置台15に印
加してマイナスのバイアスを生じさせている。又、真空
容器3の下部には真空排気装置(図示せず)の排気管2
3が圧力可変バルブ24を介して接続され、導入口13
から原料ガスを導入しながら排気管23から圧力可変バ
ルブ24により調整された量の空気を排気して真空容器
3及び放電室5における原料ガス圧を調整可能にしてい
る。
【0016】尚、上記した静電チャック19は絶縁性薄
膜間に電極(図示せず)を設け、該電極に直流電流を印
加して被処理体17を静電吸着させて保持する。又、載
置台15には液体窒素等の冷媒を循環させて冷却する冷
却手段(図示せず)及び加熱するヒーター(図示せず)
が必要に応じて設けられ、被処理体17を所望の温度に
調節することができる。
【0017】真空容器3の側壁にはSiO2 等からなる
一対の窓25a・25bが相対して設けられ、一方の窓
25aの外側には発光線発生装置27及基準発光線発生
装置44が、又他方の窓25bの外側には発光線発生装
置27から出射されて真空容器3内のプラズマ中を通過
した炭素ラジカル光線を検出する発光線検出装置29が
夫々設けられている。これら発光線発生装置27及び基
準発光線発生装置44、発光線検出装置29は発光線発
生装置27から出射される炭素ラジカル光線の強度とプ
ラズマ中を透過して発光線検出装置29に受光される炭
素ラジカル光線の強度に基づいてプラズマ中における炭
素ラジカルによる炭素ラジカル光線の吸収率を測定する
ものであり、測定された炭素ラジカルの吸収率に関する
データは絶対値密度演算手段を構成する制御手段31へ
転送される。
【0018】制御手段31は転送された炭素ラジカルの
吸収率に基づいて式1から吸収係数を算出し、該吸収係
数と後述するように測定された波長296.7nmの炭
素ラジカル光線の放射減衰率であるアインシュタインA
係数に基づいて式2から炭素ラジカルの絶対値密度を演
算処理し、該絶対値密度を出力手段を構成するCRT、
LCD等の表示装置32に表示したり、プリンター34
により印字する。
【0019】又、制御手段31は演算された炭素ラジカ
ルの絶対値密度に基づいて高周波アンテナ9に印加され
る高周波電力、載置台15に印加されるバイアス電圧を
夫々制御したり、パルスモータ14a・16aを駆動制
御して真空容器3に導入される反応性ガス及び原料ガス
の導入量を夫々調整したり、高周波電源7を可変制御し
て高周波アンテナ9に印加される電力を制御したり、壁
面ヒーター12により真空容器3の温度を調整してプラ
ズマ反応度を制御したり、圧力可変バルブ24により真
空容器3内の排気量を調整して内部の圧力を制御して真
空容器3内の炭素ラジカル密度を一定化させる。
【0020】尚、真空容器3内の炭素ラジカルを一定化
するための制御態様としては表示装置32に表示された
り、プリンター34で印字された炭素ラジカルの絶対密
度を参照して原料ガスの導入量、高周波アンテナ9に印
加される電力等を手動で調整制御してもよい。又、発光
線発生装置27と基準発光線発生装置44及び発光線検
出装置29の配置位置は炭素ラジカル光線が被処理体1
7の反応面の直上、例えば10mm上方を通過する位置
が望ましい。
【0021】次に、発光線発生装置27及び基準発光線
発生装置44を説明する。尚、図2は発光線発生装置2
7のみを示すが、基準発光線発生装置44も同様な構成
であり、その詳細な説明を省略する。
【0022】発光線発生装置27(基準発光線発生装置
44)の円筒ケース33はステンレス等の金属製で、そ
の先端開口には、例えば光が透過可能なSiO2等から
なる窓35が取付けられている。該窓35の材質につい
ては上記した窓25a・25bと同様に他の材質であっ
てもよい。又、円筒ケース33内のガラス管37内には
電源(図示せず)に接続されたカーボン電極39が取付
けられ、窓35に相対するカーボン電極39の先端面に
は凹部39aが形成されている。更に、円筒ケース33
の側壁にはガス導入口41及び真空排気装置(図示せ
ず)に接続された排気口43が相対して設けられ、ガス
導入口41を介してアルゴンガス(Ar)と炭素原子及
び酸素原子を含む、例えばCOガスを所定の流量で円筒
ケース33内へ導入する一方、排気口43から排気して
円筒ケース33内のガス圧をほぼ一定に保つように構成
されている。
【0023】そしてカーボン電極39に電圧(例えば印
加電圧400V、電流30mA)を印加すると、カーボ
ン電極39先端面の凹部39aと窓35の間にプラズマ
が発生して炭素ラジカルを波長296.7nmで発光さ
せて炭素ラジカル光線を得ている。この炭素ラジカル光
線は窓35を透過した後、窓25aとの間に配置された
レンズ36により平行光線になり、真空容器3内を通過
して他方の窓25bに向かうように出射される。
【0024】尚、レンズ36と一方の窓25aの間に半
透鏡40及びチョッパー42を夫々設け、半透鏡40に
より発光線発生装置27から出射された炭素ラジカル光
線の光路を発光線検出装置29と基準発光線発生装置4
4に分散させると共にチョッパー42により発光線検出
装置29に向かう炭素ラジカル光線をON−OFFさせ
る。又、他方の窓25bと発光線検出装置29の間にレ
ンズ38を設け、他方の窓25bを透過した平行光線を
スポット光に収束して発光線検出装置29に受光させる
ようにすればよい。
【0025】上記のように構成されたプラズマ処理装置
1により被処理体17に成膜処理したり、エッチング処
理したりする。即ち、被処理体17に炭素薄膜を成膜す
るには、導入口13からCOガス等の原料ガスを導入す
ると共に高周波アンテナ9に高周波電力を印加すると、
原料ガスは高周波電界により反応性プラズマ化し、該反
応性プラズマ内の炭素ラジカルを被処理体17上に堆積
してダイヤモンド薄膜、硬質炭素薄膜或いは炭化珪素薄
膜等を形成させる。又、被処理体17をエッチング処理
するには、導入口13からフルオロカーボンガス等の原
料ガスを導入して上記と同様に反応性プラズマ化した状
態でバイアス電源21から載置台15にバイアス電圧を
印加すると、反応性プラズマ中の陽イオン化したFイオ
ン、CFxイオン、炭素イオンを被処理体17に衝突さ
せて被処理体17をエッチング処理する。
【0026】そして上記プラズマ処理装置1による成膜
処理中或いはエッチング処理中においては高周波アンテ
ナ9に印加される高周波電力を制御したり、載置台15
に印加されるバイアス電圧を制御することにより成膜さ
れる薄膜の厚さを調整したり、エッチングの選択比、加
工精度を調整するため、発光線発生装置27と基準発光
線発生装置44及び発光線検出装置29により反応性プ
ラズマ中における炭素ラジカルの吸収率Ia /I0 を測
定して炭素ラジカル密度を絶対値として得る。
【0027】先ず、炭素ラジカルの吸収率測定方法を説
明すると、高周波アンテナ9に対する高周波電力の非印
加状態、即ちプラズマの非発生状態において発光線発生
装置27から出射された炭素ラジカル光線を半透鏡40
により2つに分けて発光線検出装置29及び基準発光線
発生装置44に夫々入射させて強度を測定し、その強度
比I00/Ir0=αを求めておく。次に、高周波アンテナ
9に高周波電力を印加してプラズマ化した状態で、先ず
チョッパー42を閉じた状態で該プラズマ中の炭素ラジ
カルから発光する炭素ラジカル光線の強度I1 を発光線
検出装置29により測定する。
【0028】次に、チョッパー42を開いた状態でプラ
ズマ中における炭素ラジカルの発光強度I1 と発光線発
生装置27から出射され、プラズマ中で一部が吸収され
た炭素ラジカル光線の強度I0'との和である強度I2
測定する。そして強度I1 及びI2 を測定している間
中、常に基準発光線発生装置44により発光線発生装置
27から出射される炭素ラジカル光線の強度Ir を測定
し、該強度Ir と上記の式I00/Ir0で求められた強度
比αとにより発光線発生装置27から出射され、プラズ
マ中の炭素ラジカルに吸収されない場合に発光線検出装
置29に入射される強度I0 を求めてプラズマ中におけ
る炭素ラジカルの吸収率を測定する際の基準強度にす
る。そして測定された上記各強度から、式(I2
1 )/I0 によりプラズマ中における炭素ラジカルに
よる炭素ラジカル光線の吸収率Ia /I0を求める。
【0029】次に、上記のようにして求められたプラズ
マ中における炭素ラジカルの吸収率Ia /I0 から炭素
ラジカルの絶対値密度を求める方法を説明する。
【0030】一般にプラズマ中における炭素ラジカルの
吸収率は以下の式1により求められる。
【0031】
【式1】
【0032】又、炭素ラジカルの絶対値密度は以下の式
2により求められる。
【0033】
【式2】
【0034】今、吸収率Ia /I0 、炭素ラジカル光線
のプロファイル等が判明しているため、上記式1から吸
収係数k0 が求められる。そして上記式2においては式
1から吸収係数k0 が算出されているため、アインシュ
タインA係数:Aが特定されていれば絶対値密度:Nを
求めることができる。以下に波長296.7nmで2s
2p3 52 −2s2 2p2 32 の炭素ラジカル光線
のアインシュタインA係数の測定方法を説明する。
【0035】図4及び図5はアインシュタインA係数の
測定装置例を示す概略図である。
【0036】プラズマ反応器50の上部には大面積の永
久磁石52が取付けられ、該永久磁石52は上面を流通
する冷却水により冷却されている。又、プラズマ反応器
50の上部側面にはマイクロ波アンテナ54が設けら
れ、該マイクロ波アンテナ54は3KHzでパルス変調
され、デューティー比15%、300Wのマイクロ波電
力を出力する。マイクロ波アンテナ54に相対するプラ
ズマ反応器50の上部側面にはガス導入口56が設けら
れ、プラズマ反応器50内にCOガスを導入している。
【0037】一方、プラズマ反応器50の下部には排気
装置(図示せず)の排気管58が接続され、上記ガス導
入口56からCOガスを導入しながらプラズマ反応器5
0内を排気することによりプラズマ反応器50内におけ
るCOガスの圧力が0.8pa、フローレイトが200
sccmとなるように調整する。
【0038】プラズマ反応器50の側面にはクォーツ窓
60が設けられ、クォーツ窓60の外側には分光器62
及び負荷抵抗が50Ωkの光電子増幅器64が設けら
れ、光電子増幅器64にはディジタルオシロスコープ6
6が接続されている。該ディジタルオシロスコープ66
はプラズマ反応器50内に発生する炭素ラジカル光線の
波形を測定する。
【0039】図6はプラズマ反応器50内のCOガス圧
を0.8pa、フローレイトを200sccm、マイク
ロ波アンテナ54のマイクロ波電力を300Wに設定し
てプラズマ反応器50内にプラズマを発生させて波長2
96.7nmで炭素ラジカルを発光させた際における炭
素ラジカル光線の放射波形を示すものであり、該放射波
形の傾きから炭素ラジカル光線の放射減衰率が3.8×
104 -1であった。
【0040】図7はプラズマ反応器50内のCOガス圧
を0.13〜20paの範囲で変化させた際における炭
素ラジカル光線の放射減衰率を示している。そしてCO
ガスの圧力が0.13〜1.1paの範囲内では減衰率
が±30%の範囲内でほぼ一定化し、その平均値が4.
7×104 -1であった。これにより上記波長296.
7nmの炭素ラジカル光線のアインシュタインA係数を
4.7×104 -1とした。尚、上記計測はS/N比を
改善するため、夫々のCOガス圧毎に50回測定した。
【0041】プラズマ処理装置1の制御手段31は上記
方法により求められたプラズマ中における炭素ラジカル
の吸収率Ia /I0 に基づいて算出された吸収係数k0
及び予め測定されたアインシュタインA係数(4.7×
104 -1)により炭素ラジカルの絶対値密度Nを演算
処理して表示装置32に表示させたり、プリンター34
により印字させることにより作業者は真空容器3内にお
けるプラズマ中の炭素ラジカル密度を直接確認すること
ができる。
【0042】更に、炭素ラジカル密度が変化した場合に
は高周波アンテナ9に印加される高周波電力や載置台1
5に印加されるバイアス電圧を制御してプラズマ中にお
ける炭素ラジカルの絶対値密度が一定化するように制御
したり、パルスモータ14a・16aを数値制御してバ
ルブ14b・16bの開度を調整し、真空容器3に導入
される反応性ガス及び原料ガスの量を夫々制御したり、
壁面ヒーター12を制御して真空容器3の温度を可変さ
せることによりプラズマ反応度を制御したり、更に圧力
可変バルブ24を制御して真空容器3内における原料ガ
スの圧力を調整して炭素ラジカル密度を高精度に一定化
させることができる。
【0043】尚、高周波アンテナ9に印加される高周波
電力や載置台15に印加されるバイアス電圧をフィード
バック制御するための炭素ラジカルの絶対値密度基準値
は、被処理体の種類、プロセスの種類、プロセス条件等
によって大きく異なるため、これらの条件に応じてその
都度、実験等により設定することが好ましい。
【0044】このように本実施形態によれば、エッチン
グや薄膜形成に重要な要素である反応性プラズマ中にお
ける炭素ラジカル密度を、測定された炭素ラジカル光線
の吸収率に基づいて算出された吸収係及び予め求められ
たアインシュタインA係数から絶対値として算出して表
示装置32或いはプリンター34に出力して確認可能に
する一方、演算された炭素ラジカルの絶対値密度に基づ
いて高周波アンテナ9に印加される高周波電力や載置台
15に印加されるバイアス電圧、真空容器3内に導入さ
れる原料ガス量、壁面ヒーター12により真空容器3の
温度、圧力可変バルブ24により真空容器内の圧力をリ
アルタイムで制御して真空容器3内の炭素ラジカル密度
をほぼ一定にし、高精度エッチング及び薄膜形成を可能
にしている。
【0045】プラズマ中における炭素ラジカルの吸収率
測定方法に関する変更実施形態を以下に説明する。尚、
夫々の変更実施形態はプラズマ中における炭素ラジカル
の吸収率を測定する際の変更実施形態であり、これら変
更実施形態により測定された吸収率により吸収係数を算
出して炭素ラジカルの絶対値密度を演算して表示装置3
2に表示したり、プリンター34により印字して確認可
能にする一方、演算された炭素ラジカルの絶対値密度に
基づいてプラズマ処理装置1をフィードバック制御して
炭素ラジカルを制御する事項については、実施形態の説
明と同様であり、その詳細な説明を省略する。
【0046】変更実施形態1 図8はプラズマ処理装置の概略を示す概略断面図であ
る。
【0047】変更実施形態1は、発光線発生装置27を
使用せずに真空容器3内にてプラズマ形成される炭素ラ
ジカルから発光する炭素ラジカル光線をそのまま利用し
てプラズマ中における炭素ラジカルの吸収率を測定する
ものであり、実施形態と同一の構成については、同一の
符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0048】即ち、窓25aの上方に位置する真空容器
3の側壁には、例えば光が透過可能なSiO2 等からな
る窓51が設けられ、該窓51の外側には第1の反射鏡
53が、又窓25aの外側には第2の反射鏡55が夫々
配置され、真空容器3内に導入された原料ガスを反応プ
ラズマ化した際に原料ガス中の炭素ラジカルから発光す
る炭素ラジカル光線を窓51を介して真空容器3の外部
へ取出した後、第1及び第2の反射鏡53・55により
窓25aを介して再び真空容器3内のプラズマに向けて
出射するように反射させて発光線検出装置29に入射さ
せてその入射強度I1 を計測する。
【0049】その際、例えば第1反射鏡53と第2反射
鏡55の間にチョッパー57を設け、先ずチョッパー5
7を閉じて両者間の光路を遮断した状態で被検出体17
の上方に生成しているプラズマ中における炭素ラジカル
の発光強度を発光線検出装置29により計測して基準発
光強度Iref.とし、次にチョッパー57を開いてプラズ
マ中から取出された炭素ラジカル光線を第1及び第2反
射鏡53・55を介してプラズマ中に照射して発光線検
出装置29に入射させて入射強度I1 を計測する。そし
てこれら入射強度Iref.とI1 とによりプラズマ中にお
ける炭素ラジカルによる炭素ラジカル光線の吸収率
{(I1 −Iref.)/Iref.}×100を測定する。
【0050】変更実施形態2 図9はスパッタ処理装置の概略を示す概略断面図であ
り、実施形態と同一の部材については同一の符号を付し
てその詳細な説明を省略する。
【0051】成膜及びエッチング処理装置を構成するス
パッタ処理装置71の真空容器73内には上部電極75
及び下部電極77が所要の間隔をおいて相対配置され、
上部電極75に原料ガス材料としての無定形炭素79
を、又下部電極77にシリコン基板等の被処理体17を
夫々設ける。下部電極77にはヒーター(図示せず)が
内蔵され、室温から約600℃の範囲で温度制御可能に
なっている。本変更実施形態2では下部電極77の温度
を室温に設定した。
【0052】そして導入口13からアルゴンガスと水素
ガスを所定の流量で導入しながら排気管23から排気し
て真空容器73内を所要のガス圧に保ちながら上部電極
75に、例えば13.56MHzの高周波を印加して下
部電極77との間にアルゴンと水素の混合ガスのプラズ
マを発生させると、上部電極75に生じる直流電圧によ
りイオンを加速して無定形炭素79に衝突させ、該無定
形炭素79から炭素ラジカルを飛び出させて被処理体1
7上に堆積し、硬質炭素薄膜を成膜させる。
【0053】その際、上記した実施形態の測定方法と同
様に真空容器73の一方に配置された発光線発生装置2
7から出射される炭素ラジカル光線を、真空容器73内
のプラズマを通過させて相対配置された発光線検出装置
29へ出射し、プラズマ中における炭素ラジカルによる
炭素ラジカル光線の吸収量により炭素ラジカルの吸収率
を測定する。
【0054】変更実施形態3 図10はレーザアブレーション処理装置の概略を示す概
略断面図であり、実施形態と同一の部材については同一
の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0055】成膜及びエッチング処理装置を構成するレ
ーザアブレーション処理装置81における真空容器83
内の上部には原料ガス材料としての無定形炭素85が、
又下部にはシリコン基板等の被処理体17を載置する載
置台87が所要の間隔をおいて配置されている。又、真
空容器83の外部には窓89を介して無定形炭素85に
レーザ光を照射するレーザ発生装置91が設けられてい
る。載置台87にはヒーター(図示せず)が内蔵され、
室温から約600℃の範囲で温度制御可能になってい
る。本変更実施形態3では載置台87の温度を室温に設
定した。
【0056】そして導入口13から所定流量の水素ガス
を導入しながら排気管23から排気して真空容器83内
を、例えば10Paの所定のガス圧に保ちながらレーザ
発生装置91から、例えば30nsのパルス幅でレンズ
により10J/cm2 のエネルギー密度に制御されたレ
ーザ光を無定形炭素85に照射すると、該レーザ光のエ
ネルギーにより無定形炭素85を蒸発、アブレートさせ
て炭素のクラスター粒子或いは炭素ラジカルを放出させ
て発光柱(プルーム)92を形成し、被処理体17上に
炭素のクラスター粒子を堆積させて硬質炭素薄膜を成膜
させる。
【0057】その際、上記した実施形態の測定方法と同
様に真空容器83の一方に配置された発光線発生装置2
7から出射される炭素ラジカル光線を、真空容器83内
に発生している発光柱92或いは被処理体17の上方を
通過させた後に発光線検出装置29に入射させて発光柱
92中或いは被処理体17上方における炭素のクラスタ
ー粒子による炭素ラジカル光線の吸収量によりクラスタ
ー及び炭素ラジカルの吸収率を測定する。
【0058】上記した実施形態及び変更実施形態1〜3
において炭素ラジカルの吸収率を測定する方法として
は、高周波アンテナ9に印加される高周波電力或いはレ
ーザ発生装置91によるレーザ光の出力を所望のデュー
ティにパルス変調し、該パルスがLOW(オフ)のと
き、従って非プラズマ状態或いは非発光柱状態のとき、
発光線発生装置27から出射されて発光線検出装置29
に入射される炭素ラジカル光線の強度を計測し、又該パ
ルスがHIGH(オン)のとき、従ってプラズマ状態或
いは発光柱状態のとき、発光線検出装置29に入射され
る炭素ラジカル光線の強度に計測してプラズマ中或いは
発光柱92中の炭素ラジカルによる炭素ラジカル光線の
吸収量を演算する処理を繰返して測定すればよい。これ
により発光線発生装置27から出射される炭素ラジカル
光線の出射強度が不安定であっても、炭素ラジカルによ
る炭素ラジカル光線の吸収率を高精度に測定することが
できる。
【0059】又、そのオン、オフは例えば周期100m
秒においてオン50m秒、オフ50m秒程度でパルス変
調放電を行っている。この場合においても、発光線発生
装置27の前段にチョッパーを設け、チョッパー出力を
トリガーにして信号を演算してもよい。更に、発光線発
生装置27から出射される炭素ラジカル光線の発生直後
の光をチョッパーによりオン・オフ変調し、この変調し
た光を出射してプラズマ或いは発光柱92を透過した光
をチョッパーの周期に同期させて位相検波或いはこれを
トリガとして演算してもよい。
【0060】又、発光線発生装置27は、プラズマ中の
炭素ラジカルから該炭素ラジカルに吸収可能な波長の光
に発光させる構成としたが、本発明においては、例えば
炭素ラジカルに吸収可能な波長の光をアーク放電等によ
り発光させるものであってもよい。
【0061】更に、上記説明はプラズマ中において被処
理体に炭素ラジカルを成膜したり、炭素原子でエッチン
グ処理する際に、プラズマ中における炭素ラジカルの吸
収率を測定して吸収係数を求め、該吸収係数と予め求め
られたアインシュタインA係数により炭素ラジカルの絶
対値密度を演算して出力するものとしたが、本発明はプ
ラズマ中における成膜処理やエッチング処理に限定され
るものではなく、容器中に導入される排気ガス等の気体
中における炭素濃度を絶対値として出力する技術にも適
用できる。
【0062】
【発明の効果】このため本発明は、炭素原子を含んだ原
料ガス中における炭素ラジカルの密度を絶対値で確認す
ることができ、炭素ラジカルの高精度制御を可能にして
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマ処理装置の概略を示す概略断面図であ
る。
【図2】発光線発生装置の概略を示す概略断面図であ
る。
【図3】プラズマ処理装置の制御概略を示す説明図であ
る。
【図4】アインシュタインA係数の測定装置例を示す概
略図である。
【図5】アインシュタインA係数の測定装置例を示す概
略図である。
【図6】炭素ラジカル光の放射波形図である。
【図7】炭素ラジカル光の放射減衰率を示すグラフであ
る。
【図8】プラズマ処理装置の概略を示す概略断面図であ
る。
【図9】スパッタ処理装置の概略を示す概略断面図であ
る。
【図10】レーザアブレーション処理装置の概略を示す
概略断面図である。
【符号の説明】
3 真空容器、27 発光線発生装置、31 吸収率測
定手段としての制御手段、32 絶対値密度測定手段と
しての表示装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内に導入される炭素原子を含んだ原料
    ガスに対し、発光線発生装置から波長296.7nmの
    炭素ラジカル光線を照射して炭素ラジカル光線の出射量
    と原料ガス中を透過した炭素ラジカル光線の透過量によ
    り測定した炭素ラジカルの吸収率から下記式1により吸
    収係数を算出し、該吸収係数及び波長296.7nmの
    アインシュタインA係数:4.7×104 -1から下記
    式2により原料ガス中における炭素ラジカルの絶対値密
    度を演算する絶対値密度演算手段と、演算された炭素ラ
    ジカル密度を絶対値として出力する出力手段とを備えた
    炭素ラジカルの絶対値密度出力装置。 【式1】 【式2】
  2. 【請求項2】請求項1において、出力手段は表示装置か
    らなり、該表示装置に演算された炭素ラジカルの絶対値
    密度を表示する炭素ラジカルの絶対値密度出力装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、出力手段は印字装置か
    らなり、該印字装置により演算された炭素ラジカルの絶
    対値密度を印字する炭素ラジカルの絶対値密度出力装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1において、容器内には陰及び陽電
    極を配置し、該電極間に電力を印加して導入された原料
    ガスをプラズマ化して炭素ラジカルを発生させる炭素ラ
    ジカルの絶対値密度出力装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は4において、絶対値密度演算
    手段からの絶対値密度データに基づいて容器内に導入さ
    れる原料ガス量を制御する制御手段を設けた炭素ラジカ
    ルの絶対値密度出力装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、演算された炭素ラジカ
    ルの絶対値密度に基づいて容器内からの排気を可変して
    導入された原料ガスの圧力を調整可能にする制御手段を
    設けた炭素ラジカルの絶対値密度出力装置。
  7. 【請求項7】請求項4において、演算された炭素ラジカ
    ルの絶対値密度に基づいて容器に設けられた温度調整手
    段を制御して容器温度を可変可能にする制御手段を設け
    た炭素ラジカルの絶対値密度出力装置。
  8. 【請求項8】請求項4において、演算された炭素ラジカ
    ルの絶対値密度に基づいて陰及び陽電極間に印加される
    電力を可変する制御手段を設けた炭素ラジカルの絶対値
    密度出力装置。
  9. 【請求項9】請求項4において、容器内のプラズマ中に
    炭素原子を含有した炭素材料を配置し、該炭素材料から
    放出される炭素ラジカルからの炭素ラジカル光線により
    炭素ラジカルの吸収率を測定可能にした炭素ラジカルの
    絶対値密度出力装置。
  10. 【請求項10】請求項4において、発光線発生装置はプ
    ラズマ中の炭素ラジカルから発光する炭素ラジカル光線
    をプラズマに照射可能にして構成した炭素ラジカルの絶
    対値密度出力装置。
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