JPH116671A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JPH116671A
JPH116671A JP15832797A JP15832797A JPH116671A JP H116671 A JPH116671 A JP H116671A JP 15832797 A JP15832797 A JP 15832797A JP 15832797 A JP15832797 A JP 15832797A JP H116671 A JPH116671 A JP H116671A
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JP
Japan
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refrigerator
heater
fan
thermistor
refrigerant
Prior art date
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Pending
Application number
JP15832797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Tanaka
賢治 田中
Kazuaki Hiromatsu
和明 弘松
Koji Wakitani
浩司 脇谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP15832797A priority Critical patent/JPH116671A/ja
Publication of JPH116671A publication Critical patent/JPH116671A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍サイクルの冷媒として可燃性物質を用い
たファン式冷凍冷蔵庫において、冷媒である可燃性物質
が爆発限界濃度以上に漏洩した状態で起動した場合、制
御装置に用いられているスイッチング回路接点の接触に
より、火花が発生し、この火花が可燃性物質に引火して
爆発する危険が生じる。 【解決手段】 冷凍サイクルの冷媒として可燃性物質を
用いたファン式冷凍冷蔵庫において、前記冷凍サイクル
の圧縮機15や庫内ファン8等に印加される電源のON
−OFF回路をPTCサーミスタ16a〜16fと、前
記PTCサーミスタ16a〜16fを加熱するヒータ1
7a〜17fとから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可燃性物質を冷媒
として用いる冷凍冷蔵庫に関し、特に、前記可燃性物質
が漏洩した場合も爆発することなく安全に運転できる冷
凍冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルの1例
を示す。図4において、圧縮機1により圧縮された高
温、高圧のガス冷媒は、凝縮器2により冷却され中温、
高圧の液冷媒となる。この液冷媒はドライヤ3により水
分等の不純物を取り除かれ、絞り装置であるキャピラリ
ーチューブ4を通過することにより減圧され、蒸発器5
の入口部での急激な圧力変化により液冷媒は蒸発し、低
温、低圧のガス冷媒となる。
【0003】この低温、低圧のガス冷媒は、吸入管6を
通過することにより加熱され中温、低圧のガス冷媒とな
る。この中温、低圧のガス冷媒は圧縮機1に吸収され、
高温、高圧のガス冷媒となり凝縮器2側に吐出されて庫
内を循環する。
【0004】冷凍サイクルを構成するそれぞれの部品
は、配管パイプの溶接等により冷媒が漏れることのない
ように接続されている。また、ファン式冷凍冷蔵庫で
は、庫内を冷却するために、蒸発器5で冷やされた冷気
を、庫内ファンによって循環させるようになっている。
【0005】従来ファン式冷凍冷蔵庫に用いる冷媒は、
CFC−12が一般的に使用されていた。ところが、成
層圏オゾン層破壊による地球環境の観点より1987年
の「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議
定書」等に基づいて特定フロン(CFC−12etc.)の
1996年までの全廃が決定されている。そのため、C
FC−12に代わる冷媒は「オゾン層破壊係数−0」の
HFC−134aが主流となりつつある。
【0006】しかしながら、冷媒HFC−134aは、
オゾン層破壊係数は「0」であるが地球温暖化係数が高
く、これに代わる次世代の冷媒が模索されており、例え
ば可燃性物質(ブタンガスやプロパンガス)を冷媒とす
る案が有力となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなファン
式冷凍冷蔵庫では、冷媒として可燃性物質を用いた場合
に、圧縮機やファン等の機器を駆動させる制御装置のス
イッチング回路は通常有接点スイッチング回路を用いる
ため以下の問題を有する。
【0008】すなわち、冷媒である可燃性物質が爆発限
界濃度以上に漏洩した状態でファン式冷凍冷蔵庫を起動
した場合、制御装置に用いられているスイッチング回路
が有接点スイッチング回路であるため、接点が接触する
と火花が発生し、この火花が可燃性物質に引火して爆発
する危険性が大きいという欠点が生じる。
【0009】また、ファン式冷凍冷蔵庫を停止する場合
は、圧縮機を停止するため必ず圧縮機駆動用のスイッチ
ング回路を切ることになり、スイッチング回路を切断す
る際にも接点から火花が発生し、この火花が可燃性物質
に引火して爆発する危険性が生じる。
【0010】
【課題を解決するための手段】冷凍サイクルの冷媒とし
て可燃性物質を用いたファン式冷凍冷蔵庫において第1
に、前記冷凍サイクルの圧縮機15や庫内ファン8等に
印加される電源のON−OFF回路を、PTCサーミス
タ16とヒータ17とで構成する。
【0011】第2に、前記冷凍サイクルの圧縮機15や
庫内ファン8等に印加される電源のON−OFF回路
を、CTR20又はNTCサーミスタとヒータ17とで
構成する。
【0012】第3に、前記冷凍サイクルの圧縮機15や
庫内ファン8等に印加される電源のON−OFF回路
を、硫化カドミウムセル(CdSセル)21とLED2
2又はランプとで構成する。
【0013】上記のように構成されたファン式冷凍冷蔵
庫とすることにより、制御装置に用いられているスイッ
チング回路が接点のない素子で構成され、各機器に電力
が供給されるため、火花が発生することがなく、可燃性
物質である冷媒が爆発限界濃度以上滴れた場合でも爆発
を未然に防止して、安全な運転が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷凍冷蔵庫の各実
施の形態を図1〜図3を参照して説明する。
【0015】図1は本発明のファン式冷凍冷蔵庫の実施
の形態1を示すものあり、冷凍サイクル等の負荷装置の
ON−OFF回路がPTCサーミスタ16a〜16fと
ヒータ17a〜17fで構成された回路図である。
【0016】具体的には、コンプレッサー15と直列に
PTCサーミスタ16aを接続しており、PTCサーミ
スタ16aの近傍には、PTCサーミスタ16aを加熱
するためのヒータ17aを配設しており、ヒータ17a
はマイクロコンピュータ19の制御により発熱する。凍
結防止用ヒータ11と直列にPTCサーミスタ16bを
接続しており、PTCサーミスタ16bの近傍にはPT
Cサーミスタ16bを加熱するためのヒータ17bを配
設しており、ヒータ17bはマイクロコンピュータ19
の制御により発熱する。
【0017】また、霜取用ヒータ10と直列にPTCサ
ーミスタ16cを接続しており、PTCサーミスタ16
cの近傍にはPTCサーミスタ16cを加熱するための
ヒータ17cを配設しており、ヒータ17cはマイクロ
コンピュータ19の制御により発熱する。庫外ファン9
と直列にPTCサーミスタ16dを接続しており、PT
Cサーミスタ16dの近傍にはPTCサーミスタ16d
を加熱するためのヒータ17dを配設しており、ヒータ
17dはマイクロコンピュータ19の制御により発熱す
る。
【0018】さらに、庫内ファン8と直列にPTCサー
ミスタ16eを接続しており、PTCサーミスタ16e
の近傍にはPTCサーミスタ16eを加熱するためのヒ
ータ17eを配設しており、ヒータ17eはマイクロコ
ンピュータ19の制御により発熱する。庫内ランプ7と
直列にPTCサーミスタ16fを接続しており、PTC
サーミスタ16fの近傍にはPTCサーミスタ16fを
加熱するためのヒータ17fを配設しており、ヒータ1
7fはマイクロコンピュータ19の制御により発熱す
る。
【0019】マイクロコンピュータ19には、冷凍室サ
ーミスタ14a、冷蔵室サーミスタ14b、野菜室サー
ミスタ14c、除霜サーミスタ14d、外気温サーミス
タ14eが接続されている。さらに、マイクロコンピュ
ータ19には、冷凍室ドアスイッチ13a、冷蔵室ドア
スイッチ13b、野菜室ドアスイッチ13cが接続さ
れ、各ドアの開閉を検知している。
【0020】図1において、マイクロコンピュータ19
は、冷蔵庫本体に供給される交流A.C.100Vからトラ
ンス12により電圧が調整され、整流回路18により直
流化して電源が供給されている。マイクロコンピュータ
19は、上記各サーミスタ14a〜14eや上記各ドア
スイッチ13a〜13cからの制御信号を受けて、庫内
ランプ7、庫内ファン8、庫外ファン9、霜取用ヒータ
10、凍結防止用ヒータ11及び圧縮機15等の各負荷
に対して、通電のON−OFFを行っている。
【0021】前記各負荷は、上記したようにそれぞれP
TCサーミスタ16a〜16fと直列に交流100Vに
接続されており、PTCサーミスタ16a〜16fは、
常温では抵抗値が各負荷の抵抗値と比べ非常に小さいも
のを用いている。
【0022】この状態では、交流100VがPTCサー
ミスタと各負荷の抵抗で分圧されるが、PTCサーミス
タ16a〜16fの抵抗値は非常に小さいため、各負荷
側に電圧がほとんどかかることになり、各負荷はONの
状態になっている。
【0023】そこで、各負荷をOFFしたい場合は、ヒ
ータ17a〜17fに通電すれば、PTCサーミスタ1
6a〜16fの温度が上昇し、PTCサーミスタ16a
〜16fの抵抗値が急激に大きくなり、各負荷の抵抗値
に比べ十分大きくなるまで加熱されると、分圧された電
圧がほとんどPTCサーミスタ16a〜16f側にかか
るため、各負荷はOFFの状態になる。
【0024】この時、PTCサーミスタ16a〜16f
の抵抗値が急激に上昇するスイッチ温度を常温より十分
低い温度にして、ヒータ17a〜17fの代わりに、熱
電変換素子(ペルチェ素子)等の電子冷却のような、冷
却装置を使いPTCサーミスタ16a〜16fの温度を
下げてやれば、常温時にOFF状態、冷却時ON状態に
することもできる。
【0025】図2は本発明のファン式冷凍冷蔵庫の実施
の形態2を示すもので、図1に示したPTCサーミスタ
16a〜16fをCTR20a〜20fに置き換えた図
になっている。
【0026】なお、CTR(Criticial Temperture Res
istor)とは、PTCサーミスタの反対の性質があり、
常温では抵抗値が大きく、ヒータで温度を上げると、抵
抗値が急激に小さくなるため、ON−OFFが図2の逆
になるだけで、動作は全く同じである。
【0027】又、CTR20a〜20fの代わりに、N
TCサーミスタを使っても同様な動作ができるが、NT
Cサーミスタは抵抗の変化が急激では無いため、動作時
の温度変化を大きくする必要があり、発熱量の大きなヒ
ータで加熱するとよい。
【0028】図3は本発明のファン式冷凍冷蔵庫の実施
の形態3を示すもので、図2に比べCTR20a〜20
fをCdSセル21a〜21fに置き換え、ヒータ17
a〜17fをLED22a〜22fに置き換えている。
【0029】CdSセルは、光が当たると抵抗値が急激
に小さくなるため、CTR20a〜20fの常温状態
を、LED22a〜22fを点灯していない状態とし、
CTR20a〜20fをヒータ17a〜17fで加熱し
て温度を上げた状態を、LED22a〜22fを点灯し
た状態に置き換えると、実施の形態2と同様なON−O
FF動作を行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、冷凍冷蔵
庫の冷媒として可燃性物質を用い、この可燃性の冷媒が
漏洩した場合でも、庫内に配設する各機器へのONOF
F時にも、庫内で火花が発生せず、爆発の危険性の無い
安全な冷凍冷蔵庫が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍冷蔵庫の実施の形態1を示す制御
装置の回路図である。
【図2】本発明の冷凍冷蔵庫の実施の形態2を示す制御
装置の回路図である。
【図3】本発明の冷凍冷蔵庫の実施の形態3を示す制御
装置の回路図である。
【図4】一般的な冷凍冷蔵庫の冷凍サイクル図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 ドライヤ 4 キャピラリーチューブ 5 蒸発器 6 吸入管 7 庫内ランプ 8 庫内ファン 9 庫外ファン 10 霜取用ヒータ 11 凍結防止用ヒータ 12 トランス 13a〜13c ドアスイッチ 14a〜14e サーミスタ 15 圧縮機(コンプレッサー) 16a〜16f PTCサーミスタ 17a〜17f ヒータ 18 整流回路 19 マイクロコンピュータ 20a〜20f CTR 21a〜21f CdSセル 22a〜22f LED

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃性ガスを冷媒として用いる冷凍冷蔵
    庫において、 庫内に配設する各機器と直列に接続するPTCサーミス
    タと、該PTCサーミスタを加熱するヒータとを備える
    ことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 可燃性ガスを冷媒として用いる冷凍冷蔵
    庫において、 庫内に配設する各機器と直列に接続するCTR(Critic
    ial Temperture Resistor)と、該CTRを加熱するヒ
    ータとを備えることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 可燃性ガスを冷媒として用いる冷凍冷蔵
    庫において、 庫内に配設する各機器と直列に接続するNTCサーミス
    タと、該NTCサーミスタを加熱するヒータとを備える
    ことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 可燃性ガスを冷媒として用いる冷凍冷蔵
    庫において、 庫内に配設する各機器と直列に接続するCdSセルと、
    該CdSセルに光を照射するLEDまたはランプとを備
    えることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
JP15832797A 1997-06-16 1997-06-16 冷凍冷蔵庫 Pending JPH116671A (ja)

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JP15832797A JPH116671A (ja) 1997-06-16 1997-06-16 冷凍冷蔵庫

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0673148A3 (en) * 1994-03-15 1996-05-08 Mita Industrial Co Ltd Image processing device with variable magnification.
JP2013178056A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Sharp Corp 冷蔵庫
CN107750066A (zh) * 2017-11-08 2018-03-02 绵阳美菱软件技术有限公司 一种化霜装置及方法

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