JPH1166336A - データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

Info

Publication number
JPH1166336A
JPH1166336A JP23645097A JP23645097A JPH1166336A JP H1166336 A JPH1166336 A JP H1166336A JP 23645097 A JP23645097 A JP 23645097A JP 23645097 A JP23645097 A JP 23645097A JP H1166336 A JPH1166336 A JP H1166336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
product
size
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23645097A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakamura
剛史 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP23645097A priority Critical patent/JPH1166336A/ja
Publication of JPH1166336A publication Critical patent/JPH1166336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め用意されている商品データに基づいて各
商品毎にその出力データのサイズを決定しながら見栄や
顧客の注意を喚起できる効果的な広告チラシ等を自動的
に作成する。 【解決手段】 商品マスタファイル2−1は商品名、価
格等の他、特売レベルを項目データとする商品レコード
を記憶する。広告チラシ作成時に、CPU1はその出力
対象として指定された商品レコードを商品マスタファイ
ル2−1から読み出して商品毎にPOPデータを作成す
る。その際、CPU1は商品レコード内の特売レベルに
基づいてそれに応じた出力サイズを決定すると共に、出
力サイズが決定された各POPデータが広告チラシの商
品エリア全体に収まるようにそのサイズを比例的に補正
し、補正されたサイズで各POPデータを商品エリア内
に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、広告チラシ等を
作成出力するデータ処理装置およびそのプログラム記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スーパーマーケット等において
は、パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置を利用
して店頭チラシを作成するようにしている。このような
POPシステムにおいては、アウトラインフォントを拡
大変形し、文字修飾などを加えた上で斬新な文字をレイ
アウトし、カラー印刷することによって店頭チラシを作
成するようにしていた。ところで、従来のPOPシステ
ムは、1商品毎に店頭チラシを作成するものであり、例
えば、特売期間内にいつどのような商品を特売するかを
広告する広告チラシを作成する場合には、店頭チラシと
して作成されたPOPデータを拡大、縮小し、それを組
み合せてレイアウトすると共に、必要事項をキー入力し
てデータ配置することによって作成するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、POP
データを拡大、縮小して配置する等、その作業は極めて
困難であると共に、専門的な技術を必要とし、しかもバ
ランスや見栄えを考慮し、顧客の注意を喚起できる効果
的な広告チラシを作成することは一層困難を要してい
た。この発明の課題は、予め用意されている商品データ
に基づいて各商品毎にその出力データのサイズを決定し
ながら見栄や顧客の注意を喚起できる効果的な広告チラ
シ等を自動的に作成できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、複数の商品データに
対応して優先データを記憶する商品データ記憶手段と、
出力対象として指定された複数の商品データを前記商品
データ記憶手段から抽出して各商品毎に出力データを作
成する作成手段と、この作成手段によって作成された各
出力データ毎にそのサイズを当該商品に対応する前記優
先データに基づいて決定するサイズ決定手段と、このサ
イズ決定手段によって出力サイズが決定された各出力デ
ータが所定の出力領域の全体に収まるように、そのサイ
ズを比例的に補正する補正手段と、この補正手段で補正
されたサイズで各出力データを前記出力領域の全体に順
次配置する配置手段とを具備するものである。なお、前
記補正手段は、前記決定手段によって出力サイズが決定
された各出力データを前記出力領域に順次割り当てた場
合に、出力領域の縦、横方向のうちその一方向に出力デ
ータがはみ出すときには、それと列をなす各出力データ
をはみ出し量に応じて圧縮すると共にその圧縮量に応じ
て各出力データを他方向に伸長するようにしてもよい。
また、前記商品データ記憶手段に商品データに対応して
その商品が属するグループが記憶されている場合に、前
記配置手段は各出力データをグループ毎に前記出力領域
内に配置するようにしてもよい。更に、前記配置手段
は、各出力データをグループ毎に前記出力領域内に配置
する際に、前記サイズ決定手段によって決定された出力
サイズに基づいてグループ毎に前記出力領域を占有する
占有率を求め、この占有率に基づいて出力領域をグルー
プに対応する領域に分割し、各分割領域内に当該グルー
プに属する出力データを配置するようにしてもよい。請
求項1記載の発明において、複数の商品データに対応し
て優先データを記憶する商品データ記憶手段から出力対
象として指定された複数の商品データを抽出して各商品
毎に出力データを作成する。そして、作成された各出力
データ毎にそのサイズを当該商品に対応する前記優先デ
ータに基づいて決定すると共に、出力サイズが決定され
た各出力データが所定の出力領域の全体に収まるように
そのサイズを比例的に補正し、補正されたサイズで各出
力データを出力領域の全体に順次配置する。したがっ
て、予め用意されている商品データに基づいて各商品毎
にその出力データのサイズを決定しながら見栄や顧客の
注意を喚起できる効果的な広告チラシ等を自動的に作成
することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照してこ
の発明の一実施形態を説明する。図1(A)は広告チラ
シ作成機能付きデータ処理装置の全体構成を示したブロ
ック図である。CPU1はRAM2内にロードされてい
る各種プログラムにしたがってこのデータ処理装置の全
体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置3
はオペレーティングシステムや各種アプリケーションプ
ログラム、データファイル、文字フォントデータ等が予
め格納されている記憶媒体4やその駆動系を有してい
る。この記憶媒体4は固定的に設けたもの、もしくは着
脱自在に装着可能なものであり、フロッピーディスク、
ハードディスク、光ディスク、RAMカード等の磁気的
・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されてい
る。また、記憶媒体4内のプログラムやデータは、必要
に応じてCPU1の制御により、RAM2にロードされ
る。更に、CPU1は通信回線等を介して他の機器側か
ら送信されて来たプログラム、データを受信して記憶媒
体4に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒
体に格納されているプログラム、データを通信回線等を
介して使用することもできる。そして、CPU1にはそ
の入出力周辺デバイスである入力装置5、表示装置6、
印刷装置7がバスラインを介して接続されており、入出
力プログラムにしたがってCPU1はそれらの動作を制
御する。入力装置5は文字列データを入力したり、各種
コマンドを入力するキーボードの他、マウス等のポイン
ティングデバイスを有している。表示装置6は多色表示
を行う液晶表示装置やCRT表示装置あるいはプラズマ
表示装置等であり、また印刷装置7はフルカラープリン
タ装置で、熱転写やインクジェットなどのノンインパク
トプリンタあるいはインパクトプリンタである。
【0006】図1(B)はRAM2の主要構成を示し、
RAM2には各種のメモリ領域が必要に応じて割り当て
られている。商品マスタファイル2−1は店舗内の全商
品に対応してその商品データを記憶するもので、図2は
商品マスタファイル2−1のデータ構造を説明するため
の図である。商品マスタファイル2−1の各商品レコー
ドは、一連番号(商品コード)、名称(商品名)および
価格、当店通常価格、……メッセージの各項目を有する
他、期間S、E(特売開始日付、終了日付)、時間S、
E(営業開始時刻、終了時刻)、価格グループNo(例え
ば、100円均一等のように価格表示が1つの場合のグ
ループNo)、商品グループ名(例えば、薬品コーナー等
を示すグループ名)、写真/イラストファイルから取り
込む写真/イラスト名、爆弾(イラスト)、ファイルか
ら取り込むイラスト名、反転の有無、特売レベルの各項
目を有している。ここで、メッセージ内容は「商品詳
細」、「商品宣伝」、「お1人様1個限り」、「××店
では取り扱っておりません」等を示す。また、特売レベ
ルは特売の重要度に応じて例えば5段階のレベルが設定
され、この特売レベルに応じて1商品分のPOPデータ
(チラシデータ)のサイズが決定される。すなわち、特
売レベル1であれば、標準サイズ、特売レベル2であれ
ばその2倍、レベル3であれば3倍というように特に顧
客の注意を喚起する必要がある商品であれば、特売レベ
ルとして高レベルが設定される。
【0007】イベントリストバッファ2−2は広告チラ
シの種類に対応するイベントレコードを複数記憶するも
ので、図3はそのデータ構造を示している。このイベン
トレコードは、名称、フォームファイル2−3内のフォ
ーム情報を指定するフォーム名、広告チラシのヘッダー
部に必要とされる各種のデータを項目データとして記憶
する。フォームファイル2−3は広告チラシに対応する
フォーム情報を記憶するもので、図4(A)はそのデー
タ構造を示している。すなわち、図5に示すような広告
チラシのフォームに対応してチラシサイズ、コンセプト
エリアサイズ、店舗エリアサイズ、テーマエリアサイ
ズ、期間エリアサイズ、商品エリアサイズを縦横の矩形
サイズで記憶する。商品ピックアップファイル2−4は
出力対象として指定された複数の商品レコードを商品マ
スタファイル2−1から抽出された際に、抽出された各
商品レコードを記憶するもので、この商品ピックアップ
ファイル2−4内の各商品レコードに基づいて商品毎の
POPデータが作成され、チラシフォーム内の商品エリ
ア内に展開配置される。その際、商品ピックアップファ
イル2−4内の各商品レコードは、予め決められている
規則にしたがってグループ化され、グループ毎に商品エ
リアの左側からどのような順序で配置するかを決定す
る。グループ優先テーブル2−5はグループ毎にその配
置優先度を記憶するもので、図4(B)はグループ優先
テーブル2−5の構成を例示している。すなわち、グル
ープ優先テーブル2−5にはグループ名G1、G2、G
3、G4に対応して配置優先度が定義されており、商品
エリアの左側からグループ名G1、G2、G3、G4の
順で配置すべきことが定義されている。展開バッファ2
−6は広告チラシ1枚分のビットマップイメージデータ
が展開配置されるもので、表示装置6や印刷装置7から
出力される。
【0008】次に、図6〜図9を参照して広告チラシ作
成時の動作を説明する。ここで、これらのフローチャー
トに記述されている各機能を実現するためのプログラム
は、CPU1が読み取り可能なプログラムコードの形態
で記憶媒体4に記憶されており、その内容がRAM2に
ロードされている。なお、図10は作成された広告チラ
シの印刷例である。図6は広告チラシ作成時の全体動作
を示したフローチャートである。先ず、イベントリスト
ファイル2−2がアクセスされ、そのイベント名称がリ
スト表示される(ステップA1)。ここで、今回作成す
べき広告チラシの種類に対応するイベント名称を一覧表
示画面の中から選択指定すると(ステップA2)、選択
されたイベント名称に基づいてフォームファイル2−3
が検索され、対応するフォーム情報を読み出し、表示画
面上に広告チラシのフォームを表示出力させる(ステッ
プA3)。この場合、図5に示すように、コンセプトエ
リア、店舗エリア……商品エリアがフォーム情報の設定
サイズに応じた大きさの矩形枠によって表示される。
【0009】そして、選択されたイベント名称に対応す
るデータとしてイベントリストファイル2−2からコン
セプトエリア用のデータが読み出され、ビットマップイ
メージデータに変換されて展開バッファ2−6内の対応
領域に展開配置される(ステップA4)。なお、図10
は展開バッファ2−6に配置された広告チラシの出力例
を示したもので、そのコンセプトエリアにはイベントリ
ストファイル2−2から読み出されたデータとして「商
品が豊富!!……」が配置される。次に、イベントリスト
ファイル2−2からは店舗エリア用のデータが読み出さ
れ、ビットマップイメージデータに変換されて展開バッ
ファ2−6内の対応領域に展開配置される(ステップA
5)。また、イベントリストファイル2−2からはテー
マエリア用のデータが読み出されて展開バッファ2−6
に配置され(ステップA6)、更にイベントリストファ
イル2−2からは期間エリア用のデータが読み出されて
展開バッファ2−6に配置される(ステップA7)。な
お、広告チラシのヘッダー部分のデータであるコンセプ
トエリア、店舗エリア、テーマエリア、期間エリアの各
データは、イベントリストファイル2−2内に予め任意
に作成登録されたもので、チラシ作成時にはそれらのデ
ータが読み出されて広告チラシのヘッダー部分に自動配
置される。このようにしてヘッダー部分への配置が終る
と、ステップA8に進み、商品マスタファイル2−1の
内容に基づいて商品エリアにPOPデータを配置する処
理が行われる。
【0010】図7は商品エリアにPOPデータを配置す
る処理を示したフローチャートである。先ず、上述のよ
うに任意に選択されたイベント名称に対応するイベント
レコード内の期間S、Eデータに基づいて商品マスタフ
ァイル2−1を検索し、その期間に該当する商品レコー
ドを商品マスタファイル2−1から出力対象レコードと
して全て抽出し、商品ピックアップファイル2−4にコ
ピーする(ステップB1)。つまり、特売期間に特売さ
れる該当商品の全てを抽出しておく。そして、商品ピッ
クアップファイル2−4内の各商品レコードを日付毎に
グループ化する(ステップB2)。すなわち、期間S、
Eで示される全期間を特売対象とする商品か、その期間
内の特売日だけを特売対象とする商品かに応じて各商品
レコードをグループ化する。いま、全期間を特売対象と
する商品グループAと、特定日だけを特売対象とする商
品グループB、Cに各商品レコードがグループ化された
ものとする。次に、同一グループ内の商品レコードをそ
の商品グループ名に基づいて細分化する(ステップB
3)。すなわち、同一グループ内の各商品レコードを薬
品コーナ、乳製品コーナ等のように商品グループ名毎に
細分化する。そして、細分化された同一グループ内の商
品レコードを更に特売レベルに応じた順にソートする
(ステップB4)。この場合、特売レベルの値が大きい
程、その並び順が早くなるように同一グループ内の商品
レコードがソートされる。
【0011】次に、各商品レコードを参照し、グループ
別に特売レベルに応じたエリアを算出する(ステップB
5)。つまり、同一グループに属する各商品レコードか
ら特売レベルを読み出し、その値を累計し、その累計値
を当該グループのエリアとして求める。ここで、特売レ
ベルは当該商品のPOPデータを出力する際の相対的な
出力サイズを定義するもので、その値を累計することに
よってグループ全体のエリアが求められ、これによって
求められた各グループ毎のエリアは次のステップB6で
合計される。そして、この合計値(全グループエリア)
に対して各グループ毎のエリアが占有する占有率を求め
る(ステップB7)。例えば、グループAのエリアの値
が「60」で、全グループエリアが「100」であれ
ば、60/100×100%=60%が求められる。次
に、指定フォーム情報から商品エリアに対応する実エリ
アサイズを取得し(ステップB8)、この実エリアサイ
ズと各グループ毎の占有率(%)とから各グループの実
エリアサイズを求める(ステップB9)。例えば、商品
エリアの実エリアサイズが図4(A)に示すように縦1
0、横30である場合に、グループAエリアの占有率が
60%であれば、10×30×60%=180、グルー
プB、Cエリアの占有率が20%であれば、300×2
0%=60がそれぞれ各グループの実エリアサイズとし
て求められる。
【0012】このようにして各グループの実エリアサイ
ズを求めると、グループ枠配置処理が行われる(ステッ
プB10)。図8はこのグループ枠配置処理を示したフ
ローチャートである。先ず、実エリアサイズの横幅を各
グループの実エリアサイズの比率に基づいて分割し、各
グループ毎にグループ枠を決定する(ステップC1)。
したがって、グループの実エリアサイズが大きければ、
グループ枠の横幅もそれに応じて大きくなる。次に、グ
ループ優先テーブル2−5の定義内容にしたがって各グ
ループの配置優先順位を決定する(ステップC2)。そ
して、展開バッファ2−6内において、優先順位にした
がって商品エリアの左上からグループ枠を配置する(ス
テップC3)。このようにして1つ分のグループ枠を配
置し終ると、枠間スペースを挿入すると共に(ステップ
C4)、全グループ終了かを調べ(ステップC5)、全
グループ終了までステップC3に戻り、1グループ毎に
上述の動作を繰り返すことによって商品エリアにグルー
プ枠を順次配置してゆく。
【0013】このようなグループ枠配置処理が終ると、
図7のステップB11に進み、商品配置処理が行われ
る。図9はこの商品配置処理を示したフローチャートで
ある。先ず、グループ優先テーブル2−5を参照し、優
先順位にしたがってグループを指定すると共に(ステッ
プD1)、グループ終了かを調べ(ステップD2)、終
了でなければ、指定グループの先頭から1商品分の商品
レコードを読み出す(ステップD3)。そして、同一グ
ループ内の全商品分のレコードを読み出したかを調べ
(ステップD4)、商品終了でなければ、当該商品レコ
ード内の特売レベルに応じた大きさの正方形仮想枠を生
成する(ステップD5)。そしてこの正方形仮想枠を指
定グループに対応するグループ枠の左上から右方向へ配
置する(ステップD6)。この結果、仮想枠の配置状態
を調べ、グループ枠内に仮想枠が50%以上配置された
かを調べる(ステップD7)。ここで、50%以上配置
された場合には、グループ枠からはみ出した部分が有る
かを調べる(ステップD8)。いま、グループ枠内に仮
想枠の全体を収めることができた場合には、ステップD
3に戻り、指定グループの次の1商品分のレコードを読
み出すが、50%以上配置されてもその一部がはみ出し
ているときには、ステップD9に進み、グループ枠内に
既に配置されている横方向の仮想枠をはみ出し量に応じ
て横方向に圧縮する。つまり、同一グループ枠内におい
て今回配置した仮想枠に対して左方向に存在する仮想枠
と今回配置した仮想枠とをはみ出した量に応じて均等に
圧縮する。これによってグループ枠の横方向において、
今回の仮想枠をぴったり収めることができる。このよう
にして、横方向に圧縮した各仮想枠を縦方向にその圧縮
量に応じて伸長する(ステップD10)。そして、ステ
ップD3に戻り、次の商品レコードを読み出す。
【0014】一方、今回配置した仮想枠が50%以上グ
ループ枠内に配置することができなかった場合には、ス
テップD11に進み、その仮想枠をグループ枠の左下
(次行先頭位置)に配置し直す。そして、グループ枠内
にその全てを収めることができたかを調べ(ステップD
12)、収めることができた場合にはステップD3に戻
り次の商品レコードを読み出すが、収めることができな
かった場合にはステップD13に進み、それが収まるよ
うにその仮想枠を横方向/縦方向に圧縮する。その結
果、グループ枠内の横方向、縦方向に余裕があるかを調
べ(ステップD14)、余裕が有れば、その圧縮量に応
じてその余裕分だけ仮想枠を伸長する(ステップD1
5)。そして、ステップD3に戻り、次の商品レコード
を読み出す。以下、上述の動作が繰り返されることによ
って1グループ内の全商品に対応する仮想枠を全てグル
ープ枠内に配置し終ると、ステップD4で商品終了が検
出されるためにステップD16に進み、指定グループ内
の各商品に対応するPOPデータ(チラシデータ)を作
成する。そして、作成された各商品のPOPデータを対
応する仮想枠内に収まるように拡大、縮小して配置する
(ステップD17)。
【0015】これによって1グループ分の商品配置処理
が終ると、ステップD1に戻り、優先順位にしたがって
次のグループを指定し、以下、上述の動作を指定グルー
プ内の各商品レコードに対して実行してゆく。そして、
全てのグループを指定し終り、グループ終了がステップ
D2で検出されると、このフローから抜け、図6のステ
ップA9に進む。ここでは、上述のようにして作成され
た広告チラシのイメージデータを展開バッファ2−6か
ら読み出して記憶媒体4に登録保存する。そして、広告
チラシの印刷指令が入力されたかを調べ(ステップA1
0)、印刷が指示された場合には図10に示すような広
告チラシがカラー印刷される(ステップA11)。
【0016】以上のようにこのデータ処理装置において
は、商品マスタファイル2−1内に予め登録されている
各商品レコードのうち、任意に指定された特売期間に該
当する商品レコードを読み出して広告チラシ用のPOP
データを作成するが、その際、商品レコード内に定義さ
れている特売レベルに応じてPOPデータの出力サイズ
を決定し、各POPデータが広告チラシの商品エリア内
に収まるように比例的にそのサイズを補正して配置する
ようにしたから、各POPデータを特売レベルに応じて
顧客の注意を喚起できる大きさで出力することができる
と共に、全体的にも見栄えが良く、広告効果の高いチラ
シを自動的に作成することができる。また、各POPデ
ータが広告チラシの商品エリア内に収まるように比例的
にそのサイズを補正する場合に、特売レベルに応じて決
定された出力サイズを横方向に圧縮したときにはその圧
縮量に応じて縦方向に伸長するようにしたから、出力サ
イズの相対的な大きさを変えずに全商品分のPOPデー
タを配置出力することができる。また各POPデータを
グループ毎に区分して配置出力することができると共
に、グループ毎の出力サイズもそのグループに属する商
品数の他、特売レベルに応じて決定することができる。
【0017】なお、上述した一実施形態においては、商
品マスタファイル2−1から出力対象の商品レコードを
読み出す際に、特売期間に該当する商品レコードを読み
出すようにしたが、均一価格やタイムサービス等の指定
で該当する商品レコードを読み出して広告チラシのPO
Pデータを作成するようにしてもよい。また、イベント
リストファイル2−2内に広告チラシのヘッダー部のデ
ータを予め登録しておいたが、広告チラシ作成時にその
一部をキー入力するようにしてもよい。更に、自動作成
された広告チラシを任意に呼び出してその配置状態を修
正したり、その一部を削除する等の編集を行うようにし
てもよい。ここで、配置状態が修正されたり、その一部
が削除された場合にはそれに応じて再配置処理を実行す
るようにすればよい。また、広告チラシをPOSターミ
ナル装置に伝送し、POSターミナル装置ではこれをレ
シートの先頭領域に印刷するようにしてもよい。また、
文字や画像データを配置するものであれば、広告チラシ
に限定されない。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、予め用意されている
商品データに基づいて各商品毎にその出力データのサイ
ズを決定しながら見栄や顧客の注意を喚起できる効果的
な広告チラシ等を自動的に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は広告チラシ作成機能付きデータ処理装
置のブロック図、(B)はRAM2の主要構成を示した
図。
【図2】商品マスタファイル2−1のデータ構造を示し
た図。
【図3】イベントリストファイル2−2を説明するため
の図。
【図4】(A)はフォームファイル2−3のデータ構造
を示した図、(B)はグループ優先テーブル2−5の内
容を示した図。
【図5】広告チラシのフォームを例示した図。
【図6】広告チラシ作成時の全体動作を示したフローチ
ャート。
【図7】図6のステップA8(商品エリアデータ配置処
理)を示したフローチャート。
【図8】図6のステップB10(グループ枠配置処理)
を示したフローチャート。
【図9】図6のステップB11(商品配置処理)を示し
たフローチャート。
【図10】広告チラシの印刷例を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 2−1 商品マスタファイル 2−2 イベントリストファイル 2−3 フォームファイル 2−4 商品ピックアップファイル 2−5 グループ優先テーブル 2−6 展開バッファ 3 記憶装置 4 記憶媒体 5 入力装置 6 表示装置 7 印刷装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の商品データに対応して優先データを
    記憶する商品データ記憶手段と、 出力対象として指定された複数の商品データを前記商品
    データ記憶手段から抽出して各商品毎に出力データを作
    成する作成手段と、 この作成手段によって作成された各出力データ毎にその
    サイズを当該商品に対応する前記優先データに基づいて
    決定するサイズ決定手段と、 このサイズ決定手段によって出力サイズが決定された各
    出力データが所定の出力領域の全体に収まるように、そ
    のサイズを比例的に補正する補正手段と、 この補正手段で補正されたサイズで各出力データを前記
    出力領域の全体に順次配置する配置手段とを具備したこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】前記補正手段は、前記決定手段によって出
    力サイズが決定された各出力データを前記出力領域に順
    次割り当てた場合に、出力領域の縦、横方向のうちその
    一方向に出力データがはみ出すときには、それと列をな
    す各出力データをはみ出し量に応じて圧縮すると共にそ
    の圧縮量に応じて各出力データを他方向に伸長するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記商品データ記憶手段に商品データに対
    応してその商品が属するグループが記憶されている場合
    に、 前記配置手段は各出力データをグループ毎に前記出力領
    域内に配置するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】前記配置手段は、各出力データをグループ
    毎に前記出力領域内に配置する際に、前記サイズ決定手
    段によって決定された出力サイズに基づいてグループ毎
    に前記出力領域を占有する占有率を求め、この占有率に
    基づいて出力領域をグループに対応する領域に分割し、
    各分割領域内に当該グループに属する出力データを配置
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載のデータ
    処理装置。
  5. 【請求項5】コンピュータに対して、 複数の商品データに対応して優先データを記憶する商品
    データ記憶手段の中から、出力対象として指定された複
    数の商品データを前記商品データ記憶手段から抽出して
    各商品毎に出力データを作成する機能と、 作成された各出力データ毎にそのサイズを当該商品に対
    応する前記優先データに基づいて決定する機能と、 出力サイズが決定された各出力データが所定の出力領域
    の全体に収まるように、そのサイズを比例的に補正する
    機能と、 補正されたサイズで各出力データを前記出力領域の全体
    に順次配置する機能を実現させるためのプログラムを記
    録した記録媒体。
JP23645097A 1997-08-19 1997-08-19 データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 Pending JPH1166336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23645097A JPH1166336A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23645097A JPH1166336A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1166336A true JPH1166336A (ja) 1999-03-09

Family

ID=17000937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23645097A Pending JPH1166336A (ja) 1997-08-19 1997-08-19 データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1166336A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011458A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Seiko Epson Corp 画像データに含まれる情報に応じて印刷モードが設定される印刷
JP2006243388A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Seiko Epson Corp オブジェクトの配置方法、オブジェクト配置システム、プログラムおよび記録媒体
JP2007334510A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Canon Inc 自動レイアウトシステム及び方法
JP2011042122A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル発行装置
JP2013182576A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Toppan Printing Co Ltd 販売情報提供システム及び販売情報提供サーバ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011458A (ja) * 2001-07-03 2003-01-15 Seiko Epson Corp 画像データに含まれる情報に応じて印刷モードが設定される印刷
JP2006243388A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Seiko Epson Corp オブジェクトの配置方法、オブジェクト配置システム、プログラムおよび記録媒体
JP2007334510A (ja) * 2006-06-13 2007-12-27 Canon Inc 自動レイアウトシステム及び方法
JP2011042122A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル発行装置
JP2013182576A (ja) * 2012-03-05 2013-09-12 Toppan Printing Co Ltd 販売情報提供システム及び販売情報提供サーバ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5600563A (en) System for printing social expression cards
WO1997024680A1 (en) Billing system and method
JP3164070B2 (ja) オブジェクト配置制御装置、方法及び記録媒体
US6836763B1 (en) Billing system and method
JPH1166336A (ja) データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
NZ242110A (en) Printing and vending customised greeting cards
GB2246102A (en) Computerised page layout composition
JPH1091868A (ja) Pos装置
JPS60239261A (ja) カードイメージ印刷処理装置
JP3955118B2 (ja) 可変プリントシステム
JPH05334409A (ja) 商品管理システムの商品画像入力方法
JPH0438005B2 (ja)
JP3962822B2 (ja) 領収書発行装置およびそのプログラム記録媒体
JPH1129127A (ja) 商品データ作成方法および装置
JP2691871B2 (ja) 擬似文字を使用したカンプ作成装置
JPS63125983A (ja) 表示装置
JP3109727B2 (ja) 文字処理方法及び文字処理装置
JP3491947B2 (ja) イメージデータ記録媒体及び表示装置
JPH1115824A (ja) 文書編集装置および文書編集方法ならびに文書編集プログラムを記録した記録媒体
JP2000090081A (ja) 組版方法および組版装置、並びに、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
JPH0685170B2 (ja) 数値項目桁丸め制御方式
JPH01115667A (ja) 所定書式情報を出力する出力処理装置
JP2000231593A (ja) データベースのダンプリスト出力方法
JPH01115665A (ja) 所定書式情報を出力する出力処理装置
JPH04178867A (ja) 画面入出力情報表示方式