JPH1165822A - 演算回路 - Google Patents

演算回路

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JPH1165822A
JPH1165822A JP23126197A JP23126197A JPH1165822A JP H1165822 A JPH1165822 A JP H1165822A JP 23126197 A JP23126197 A JP 23126197A JP 23126197 A JP23126197 A JP 23126197A JP H1165822 A JPH1165822 A JP H1165822A
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JP
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image signal
original image
data
signal
arithmetic
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JP23126197A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Okamoto
潔 岡本
Akihiko Otani
昭彦 大谷
Katsuji Aoki
勝司 青木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差分の絶対値和と差分の自乗和の機能を両立
させる。 【解決手段】 動きベクトル検出は、データ分配器10
5により原画像信号122と参照画像信号123と近傍
参照画像信号のそれぞれが複数の演算器111〜119
のそれぞれに分配され、各演算器111〜119が原画
像信号122と参照画像信号123の差分の絶対値和演
算を行う。予測モード選択は、予め対象参照画像信号と
複数の近傍参照画像信号の内の信号のいずれかが選択さ
れ、データ分配器105により原画像信号の単体データ
と選択された参照画像信号の単体データのそれぞれが複
数の演算器111〜119に分配され、各演算器111
〜119が原画像信号と担当の参照画像信号の単体の差
分の絶対値演算を行い、その演算結果を差分の自乗の部
分積として累算することにより差分の自乗を行い、全て
の差分の自乗を1つの演算器で累算することにより差分
の自乗和を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像のデジタル信
号の符号化における動きベクトル検出、予測モード選
択、符号化モード選択のベクトル演算を効率的に、かつ
小規模な回路で行う演算回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データの高能率圧縮符号化方
式の重要な一部分である動きベクトル検出、予測モード
選択、符号化モード選択のベクトル演算を行うために、
高速かつ小規模な回路が要求されている。動きベクトル
検出では、原画像信号と参照画像信号の相関性を差分の
絶対値和により求め、参照画像信号の内、原画像信号と
最も相関性が高い信号を示すベクトルが選択される。
【0003】一方、予測モード選択では、画像内の相関
性を原画像信号のみの自乗和により求め、画像間の相関
性を原画像信号と参照画像信号の差分の自乗和により求
め、演算結果を比較し、画像内予測、画像間予測のいず
れかを選択する。また、符号化モード選択では、画像信
号の連続ラインの相関性を画像信号とその1ライン下の
画像信号の差分の自乗和により求め、画像信号の飛び越
し走査ラインの相関性を画像信号とその2ライン下の画
像信号の差分の自乗和により求め、フレーム符号化モー
ド、フィールド符号化モードのいずれかを選択する。
【0004】すなわち、動きベクトル検出と予測モード
選択、動きベクトル検出と符号化モード選択、あるいは
それら全部の処理を行うために、差分の絶対値和、差分
の自乗和の機能が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、複数
の演算器からなるアレイ演算回路により、動きベクトル
検出のベクトル演算を行い、乗算器あるいは自乗器を含
む演算回路により予測モード選択あるいは符号化モード
選択のベクトル演算を行うというように、2つの演算回
路で動きベクトル検出と予測モード選択、動きベクトル
検出と符号化モード選択、あるいはそれら全部の処理を
行っていた。
【0006】しかしながら、このような構成の回路は大
規模であり、半導体集積回路で実現することにあたって
課題であった。本発明の目的は、差分の絶対値和と差分
の自乗和を同一回路で実現することができる演算回路を
提供することである。本発明の他の目的は、動きベクト
ル検出のベクトル演算と、予測モード選択あるいは符号
化モード選択のベクトル演算とを同一回路で実現するこ
とができ、画像符号化のための回路構成を小規模化する
ことができる演算回路を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、複数の演算器からなる1つの演算回路
で差分の絶対値和と差分の自乗和の両機能を実現し、回
路規模を削減するものである。請求項1記載の演算回路
は、画像符号化における動きベクトル検出と予測モード
選択とに要するベクトル演算を行うものであり、処理の
対象となる原画像信号を保持する第1の記憶装置と、参
照画像信号を保持する第2の記憶装置と、第1の記憶装
置から原画像信号を連続的に読み出す第1の読み出し手
段と、第2の記憶装置から参照画像信号を連続的に読み
出す第2の読み出し手段と、原画像信号と参照画像信号
を処理する差分の絶対値演算器とシフタ付の累算器から
なる第1から第N(Nは整数) のそれぞれの演算器と、
第1および第2の記憶装置から読み出された原画像信号
および参照画像信号を第1から第Nの演算器に分配する
データ分配器と、第1から第(N−1)の演算器の出力
のいずれかを選択して第Nの演算器に入力するマルチプ
レクサとを備えている。
【0008】そして、動きベクトル検出の場合に、デー
タ分配器により原画像信号の矩形領域データを第1から
第Nの演算器へ入力し、対象となる参照画像信号の矩形
領域データとそのM個(Mは整数、M<N) の近傍の1
画素精度、あるいは半画素精度の矩形領域データのぞれ
ぞれを第1から第Nのそれぞれの演算器へ分配し、第1
から第Nのそれぞれの演算器で原画像信号と参照画像信
号の差分の絶対値和の処理を行う。また、予測モード選
択の場合に、データ分配器により原画像信号の矩形領域
データを1データずつ第1から第(N−1)の演算器の
内の複数の演算器へ分配し、対象となる参照画像信号の
矩形領域データを1データずつ第1から第(N−1)の
演算器の内の複数の演算器へ分配し、第1から第(N−
1)の演算器の内の複数の演算器で原画像信号と参照画
像信号の差分の絶対値演算を1回のみ行い、差分の絶対
値演算の演算結果を自乗の部分積として累算することに
より差分の自乗を行い、第1から第(N−1)の演算器
の内の複数の演算器のそれぞれの自乗演算結果を累算す
る第Nの演算器により差分の自乗和の処理を行う。さら
に、差分の絶対値和の処理と差分の自乗和の処理以外
に、原画像信号のみを処理するモードを設け、予測モー
ド選択に必要な原画像信号のみの累算、あるいは原画像
信号のみの自乗和を行う。以上のようにして、上記の各
手段により動きベクトル検出と予測モード選択とに必要
な全てのベクトル演算を同一回路で実行する。
【0009】この構成によれば、動きベクトル検出に関
しては、データ分配器により原画像信号と、対象参照画
像信号と複数の近傍参照画像信号のそれぞれが複数の演
算器のそれぞれに分配され、各演算器が原画像信号と担
当の参照画像信号の差分の絶対値和演算を行い相関性を
求める。また、予測モード選択に関しては、あらかじめ
対象参照画像信号と複数の近傍参照画像信号の内の信号
のいずれかが選択され、データ分配器により原画像信号
の単体データと、選択された参照画像信号の単体データ
のそれぞれが演算回路の複数の演算器のそれぞれに分配
され、各演算器が原画像信号と担当の参照画像信号の単
体の差分の絶対値演算を行い、その演算結果を差分の自
乗の部分積として累算することにより差分の自乗を行
い、全ての差分の自乗を演算回路の1つの演算器で累算
することにより差分の自乗和を行い相関性を求める。
【0010】請求項2記載の演算回路は、画像符号化に
おける動きベクトル検出と符号化モード選択とに要する
ベクトル演算を行うものであり、処理の対象となる原画
像信号を保持する第1の記憶装置と、参照画像信号を保
持する第2の記憶装置と、第1の記憶装置から原画像信
号を連続的に読み出す第1の読み出し手段と、第2の記
憶装置から参照画像信号を連続的に読み出す第2の読み
出し手段と、原画像信号と参照画像信号を処理する差分
の絶対値演算器とシフタ付の累算器からなる第1から第
N(Nは整数) のそれぞれの演算器と、第1および第2
の記憶装置から読み出された原画像信号および参照画像
信号を第1から第Nの演算器に分配するデータ分配器
と、第1から第(N−1)の演算器の出力のいずれかを
選択して第Nの演算器に入力するマルチプレクサとを備
えている。
【0011】そして、動きベクトル検出の場合に、デー
タ分配器により原画像信号の矩形領域データを第1から
第Nの演算器へ入力し、対象となる参照画像信号の矩形
領域データとそのM個(Mは整数、M<N) の近傍の1
画素精度、あるいは半画素精度の矩形領域データのぞれ
ぞれを第1から第Nのそれぞれの演算器へ分配し、第1
から第Nのそれぞれの演算器で原画像信号と参照画像信
号の差分の絶対値和の処理を行う。また、符号化モード
選択の場合に、データ分配器により画像信号の矩形領域
データを1データとその1ラインあるいは2ライン下の
1データの2データずつ第1から第(N−1)の演算器
の内の複数の演算器へ分配し、第1から第(N−1)の
演算器の内の複数の演算器で画像信号の1データとその
1ラインあるいは2ライン下の1データの差分の絶対値
演算を1回のみ行い、差分の絶対値演算の演算結果を自
乗の部分積として累算することにより差分の自乗を行
い、第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演算器
のそれぞれの自乗演算結果を累算する第Nの演算器によ
り差分の自乗和の処理を行う。以上のようにして、上記
の手段により動きベクトル検出と符号化モード選択とに
必要な全てのベクトル演算を同一回路で実行する。
【0012】この構成によれば、動きベクトル検出に関
しては、データ分配器により原画像信号と、対象参照画
像信号と複数の近傍参照画像信号のそれぞれが演算回路
の複数の演算器のそれぞれに分配され、各演算器が原画
像信号と担当の参照画像信号の差分の絶対値和演算を行
い相関性を求める。また、符号化モード選択に関して
は、データ分配器により画像信号の単体データと、その
画像信号が1ラインあるいは2ライン遅延された信号の
単体データのそれぞれが演算回路の複数の演算器のそれ
ぞれに分配され、各演算器が担当の画像信号とその1ラ
イン、あるいは2ライン下の画像信号の単体の差分の絶
対値演算を行い、その演算結果を差分の自乗の部分積と
して累算することにより差分の自乗をを行い、全ての差
分の自乗を演算回路の1つの演算器で累算することによ
り差分の自乗和を行い相関性を求める。
【0013】請求項3記載の演算回路は、画像符号化に
おける動きベクトル検出と予測モード選択と符号化モー
ド選択とに要するベクトル演算を行うものであり、処理
の対象となる原画像信号を保持する第1の記憶装置と、
参照画像信号を保持する第2の記憶装置と、第1の記憶
装置から原画像信号を連続的に読み出す第1の読み出し
手段と、第2の記憶装置から参照画像信号を連続的に読
み出す第2の読み出し手段と、原画像信号と参照画像信
号を処理する差分の絶対値演算器とシフタ付の累算器か
らなる第1から第N(Nは整数) のそれぞれの演算器
と、第1および第2の記憶装置から読み出された原画像
信号および参照画像信号を第1から第Nの演算器に分配
するデータ分配器と、第1から第(N−1)の演算器の
出力のいずれかを選択して第Nの演算器に入力するマル
チプレクサとを備えている。
【0014】そして、動きベクトル検出の場合に、デー
タ分配器により原画像信号の矩形領域データを第1から
第Nの演算器へ入力し、対象となる参照画像信号の矩形
領域データとそのM個(Mは整数、M<N) の近傍の1
画素精度、あるいは半画素精度の矩形領域データのぞれ
ぞれを第1から第Nのそれぞれの演算器へ分配し、第1
から第Nのそれぞれの演算器で原画像信号と参照画像信
号の差分の絶対値和の処理を行う。
【0015】また、予測モード選択の場合に、データ分
配器により原画像信号の矩形領域データを1データずつ
第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演算器へ分
配し、対象となる参照画像信号の矩形領域データを1デ
ータずつ第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演
算器へ分配し、第1から第(N−1)の演算器の内の複
数の演算器で原画像信号と参照画像信号の差分の絶対値
演算を1回のみ行い、差分の絶対値演算の演算結果を自
乗の部分積として累算することにより差分の自乗を行
い、第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演算器
のそれぞれの自乗演算結果を累算する第Nの演算器によ
り差分の自乗和の処理を行う。
【0016】さらに、符号化モード選択の場合に、デー
タ分配器により画像信号の矩形領域データを1データと
その1ラインあるいは2ライン下の1データの2データ
ずつ第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演算器
へ分配し、第1から第(N−1)の演算器の内の複数の
演算器で画像信号の1データとその1ラインあるいは2
ライン下の1データの差分の絶対値演算を1回のみ行
い、差分の絶対値演算の演算結果を自乗の部分積として
累算することにより差分の自乗を行い、第1から第(N
−1)の演算器の内の複数の演算器のそれぞれの自乗演
算結果を累算する第Nの演算器により差分の自乗和の処
理を行う。
【0017】また、差分の絶対値和の処理と差分の自乗
和の処理以外に、原画像信号のみを処理するモードを設
け、予測モード選択に必要な原画像信号のみの累算、あ
るいは原画像信号のみの自乗和を行う。以上のようにし
て、上記の手段により動きベクトル検出と予測モード選
択と符号化モード選択とに必要な全てのベクトル演算を
同一回路で実行する。
【0018】この構成によれば、動きベクトル検出に関
しては、データ分配器により原画像信号と、対象参照画
像信号と複数の近傍参照画像信号のそれぞれが演算回路
の複数の演算器のそれぞれに分配され、各演算器が原画
像信号と担当の参照画像信号の差分の絶対値和演算を行
い相関性を求める。また、予測モード選択に関しては、
あらかじめ対象参照画像信号と複数の近傍参照画像信号
の内の信号のいずれかが選択され、データ分配器により
原画像信号の単体データと、選択された参照画像信号の
単体データのそれぞれが演算回路の複数の演算器のそれ
ぞれに分配され、各演算器が原画像信号と担当の参照画
像信号の単体の差分の絶対値演算を行い、その演算結果
を差分の自乗の部分積として累算することにより差分の
自乗を行い、全ての差分の自乗を演算回路の1つの演算
器で累算することにより差分の自乗和を行い相関性を求
める。
【0019】また、符号化モード選択に関しては、デー
タ分配器により画像信号の単体データと、その画像信号
が1ラインあるいは2ライン遅延された信号の単体デー
タのそれぞれが演算回路の複数の演算器のそれぞれに分
配され、各演算器が担当の画像信号とその1ライン、あ
るいは2ライン下の画像信号の単体の差分の絶対値演算
を行い、その演算結果を差分の自乗の部分積として累算
することにより差分の自乗を行い、全ての差分の自乗を
演算回路の1つの演算器で累算することにより差分の自
乗和を行い相関性を求める。
【0020】累算、自乗和に関しては、上記の演算の差
分の絶対値演算を無効にし、原画像のみを累算すること
により可能である。累算については、差分の絶対値演算
における差分の第2項を0に設定することよって可能で
ある。また、自乗和については、差分の自乗和演算にお
ける差分の第2項を0に設定することよって可能であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕図1は本発明の第1の実施の形態
における演算回路(アレイ演算回路)のブロック図を示
す。図1において、第1記憶装置102は第1原画像信
号122(ai)を記憶し、第1読み出し手段101は
第1記憶装置102から第1原画像信号122を読み出
す。第2記憶装置103は第1参照画像信号123(b
i)を記憶し、第2読み出し手段104は第2記憶装置
103から第1参照画像信号123を読み出す。データ
分配器/補間器105は第1原画像信号122と第1参
照画像信号123または第1参照画像信号123の補間
信号を分配する。第1マルチプレクサ106は、データ
分配器/補間器105で分配された第5原画像信号13
4と後述の第2マルチプレクサ121から出力される選
択画像信号161の何れかを選択して出力する。
【0022】第1演算器111はデータ分配器/補間器
105で分配された第2原画像信号131と第2参照画
像信号141に対して所定の演算を行い、第1出力信号
151を発生する。第2演算器112はデータ分配器/
補間器105で分配された第2原画像信号131と第3
参照画像信号142に対して所定の演算を行い、第2出
力信号152を発生する。第3演算器113はデータ分
配器/補間器105で分配された第3原画像信号132
と第3参照画像信号142に対して所定の演算を行い、
第3出力信号153を発生する。第4演算器114はデ
ータ分配器/補間器105で分配された第2原画像信号
131と第4参照画像信号143に対して所定の演算を
行い、第4出力信号154を発生する。第5演算器11
5はデータ分配器/補間器105で分配された第4原画
像信号133と第4参照画像信号143に対して所定の
演算を行い、第5出力信号155を発生する。第6演算
器116はデータ分配器/補間器105で分配された第
2原画像信号131と第5参照画像信号144に対して
所定の演算を行い、第6出力信号156を発生する。第
7演算器117はデータ分配器/補間器105で分配さ
れた第3原画像信号132と第5参照画像信号144に
対して所定の演算を行い、第7出力信号157を発生す
る。第8演算器118はデータ分配器/補間器105で
分配された第4原画像信号133と第5参照画像信号1
44に対して所定の演算を行い、第8出力信号158を
発生する。
【0023】第2マルチプレクサ121は、第1演算器
111、第2演算器112、第3演算器113、第4演
算器114、第5演算器115、第6演算器116、第
7演算器117、第8演算器118の何れかを選択して
選択画像信号161として出力する。第9演算器119
は、第1マルチプレクサ106の出力信号と第5参照画
像信号144に対して所定の演算を行い、第9出力信号
159を発生する。
【0024】以下に示す〔数1〕から〔数5〕は本発明
の第1の実施の形態および、後述する本発明の第2の実
施の形態を実現する演算式であり、〔数1〕は累算の演
算式であり、〔数2〕は差分の絶対値和の演算式であ
り、〔数3〕は自乗和の演算式であり、〔数4〕は差分
の自乗和304の演算式であり、〔数5〕は差分の自乗
和の演算式である。
【0025】
【数1】
【0026】
【数2】
【0027】
【数3】
【0028】
【数4】
【0029】
【数5】
【0030】図3は本発明の第1の実施の形態および、
後述する本発明の第2の実施の形態の演算回路における
1個の演算器、例えば第4演算器114の構成を示すブ
ロック図である。図3において、制御回路401は、第
1制御信号411、第2制御信号412、第3制御信号
414、第4制御信号415を出力する。第1マルチプ
レクサ402は、第1制御信号401に従って第4参照
画像信号143と“0”の何れかを選択して出力する。
差分の絶対値演算器403は、第2原画像信号131と
第1マルチプレクサ402の出力信号に対して差分の絶
対値演算を行う。第1レジスタ404は、第2制御信号
412に従って差分の絶対値演算器403の出力信号を
一時記憶する。第2マルチプレクサ405は、第3制御
信号415に従ってシフタ407の出力信号と第2レジ
スタ408の出力信号、すなわち第4出力信号154の
何れかを選択して出力する。加算器406は、第1レジ
スタ404の出力信号である中間演算結果と第2マルチ
プレクサ405の出力信号を加算する。第2レジスタ4
08は、第3制御信号414に従って加算器406の出
力信号を一時記憶する。シフタ407は第2レジスタ4
08の出力信号をシフトする。
【0031】図4は本発明の第1の実施の形態のデータ
分配器/補間器105の構成の構成を示すブロック図で
ある。図4において、遅延装置505は、第1原画像信
号122を入力として、第1原画像信号122を1サイ
クル遅延した第1遅延信号521と、第1原画像信号1
22を1ライン遅延した第2遅延信号522と、第1原
画像信号122を1ライン+1サイクル遅延した第3遅
延信号523と、第1遅延信号521と第2遅延信号5
22と第3遅延信号523の何れかを選択してなる選択
遅延信号524とを出力する。
【0032】遅延/補間装置506は、第1参照画像信
号123を入力として、第1参照画像信号123をx軸
方向に補間したx補間信号531と、第1参照画像信号
123をy軸方向に補間したy補間信号532と、互い
に隣接した2個のx補間信号531と2個のy補間信号
532とを平均したxy補間信号533と、x補間信号
531とy補間信号532とxy補間信号533の何れ
かを選択してなる選択補間信号534とを出力する。
【0033】第1マルチプレクサ501は、図示しない
制御信号に従って第1原画像信号122と選択遅延信号
524の何れかを選択して第2原画像信号131として
出力する。第2マルチプレクサ502は、図示しない制
御信号に従って第1遅延信号521と選択遅延信号52
4の何れかを選択して第3原画像信号132として出力
する。第3マルチプレクサ503は、図示しない制御信
号に従って第2遅延信号522と選択遅延信号524の
何れかを選択して第4原画像信号133として出力す
る。第4マルチプレクサ504は、図示しない制御信号
に従って第3遅延信号523と選択遅延信号524の何
れかを選択して第5原画像信号134として出力する。
【0034】第5マルチプレクサ511は、図示しない
制御信号に従って第1参照画像信号123と選択補間信
号534の何れかを選択して第2参照画像信号141と
して出力する。第6マルチプレクサ512は、図示しな
い制御信号に従ってx補間信号531と選択補間信号5
34の何れかを選択して第3参照画像信号142として
出力する。第7マルチプレクサ513は、図示しない制
御信号に従ってy補間信号532と選択補間信号534
の何れかを選択して第4参照画像信号143として出力
する。第8マルチプレクサ514は、図示しない制御信
号に従ってxy補間信号533と選択補間信号534の
何れかを選択して第5参照画像信号144として出力す
る。
【0035】図6は本発明の第1の実施の形態の演算回
路における画像信号のデータ構造を示す概略図である。
図6において、第1原画像信号122は4個の画素値a
0〜a3からなる矩形領域データである。第1参照画像
信号123は16個の画素値b0〜b15からなる矩形
領域データである。対象参照画像信号701は、第1参
照画像信号123の画素値b0〜b15のうちの4個の
画素値b5,b6,b9,b10からなり矩形領域デー
タであり、第1原画像信号122の4個の画素値a0〜
a3に対応している。
【0036】x補間信号531は、12個の画素値x0
〜x11からなる矩形領域データであり、例えば画素値
x0は画素値b0と画素値b1を平均した値となる。y
補間信号532は、12個の画素値y0〜y11からな
る矩形領域データであり、例えば画素値y0は画素値b
0と画素値b4を平均した値となる。xy補間信号53
3は、9個の画素値xy0〜xy8からなる矩形領域デ
ータであり、例えば画素値xy0は画素値x0と画素値
x3と画素値y0と画素値y1を平均した値となる。
【0037】第1近傍信号711は、x補間信号531
の12個の画素値x0〜x11のうちの4個の画素値x
3,x4,x6,x7からなる矩形領域データであり、
対象参照画像信号701に対してx軸方向(負方向)に
半画素精度で隣接している。第2近傍信号712は、x
補間信号531の12個の画素値x0〜x11のうちの
4個の画素値x4,x5,x7,x8からなる矩形領域
データであり、対象参照画像信号701に対してx軸方
向(正方向)に半画素精度で隣接している。
【0038】第3近傍信号713は、y補間信号532
の12個の画素値y0〜y11のうちの4個の画素値y
1,y2,y5,y6からなる矩形領域データであり、
対象参照画像信号701に対してy軸方向(正方向)に
半画素精度で隣接している。第4近傍信号714は、y
補間信号532の12個の画素値y0〜y11のうちの
4個の画素値y5,y6,y9,y10からなる矩形領
域データであり、対象参照画像信号701に対してy軸
方向(負方向)に半画素精度で隣接している。
【0039】第5近傍信号715は、xy補間信号53
3の9個の画素値xy0〜xy8のうちの4個の画素値
xy0,xy1,xy3,xy4からなる矩形領域デー
タであり、対象参照画像信号701に対してx軸方向
(負方向)に半画素精度で隣接するとともにy軸方向
(正方向)に半画素精度で隣接している。第6近傍信号
716は、xy補間信号533の9個の画素値xy0〜
xy8のうちの4個の画素値xy1,xy2,xy4,
xy5からなる矩形領域データであり、対象参照画像信
号701に対してx軸方向(正方向)に半画素精度で隣
接するとともにy軸方向(正方向)に半画素精度で隣接
している。
【0040】第7近傍信号717は、xy補間信号53
3の9個の画素値xy0〜xy8のうちの4個の画素値
xy3,xy4,xy6,xy7からなる矩形領域デー
タであり、対象参照画像信号701に対してx軸方向
(負方向)に半画素精度で隣接するとともにy軸方向
(負方向)に半画素精度で隣接している。第8近傍信号
718は、xy補間信号533の9個の画素値xy0〜
xy8のうちの4個の画素値xy4,xy5,xy7,
xy8からなる矩形領域データであり、対象参照画像信
号701に対してx軸方向(正方向)に半画素精度で隣
接するとともにy軸方向(負方向)に半画素精度で隣接
している。
【0041】図7は本発明の第1の実施の形態の演算回
路における差分の絶対値和の動作を示すタイミングチャ
ートである。図8は本発明の第1の実施の形態の演算回
路における累算の動作を示すタイミングチャートであ
る。図9は本発明の第1の実施の形態の演算回路におけ
る差分の自乗和の動作を示すタイミングチャートであ
る。図9において、1001は第1中間演算結果、10
02は第2中間演算結果、1003は第3中間演算結
果、1012は第1制御信号、1014は第2制御信号
である。
【0042】図10は本発明の第1の実施の形態の演算
回路における自乗和の動作を示すタイミングチャートで
ある。以降、図1、図3、図4、図6、図7、図8、図
9に基づき、本発明の第1の実施の形態の演算回路の動
作を説明する。動きベクトル検出のベクトル演算である
差分の絶対値和の演算動作に係わる各信号を図7に示
す。このベクトル演算では、第1原画像信号122と、
第1参照画像信号123のうちの対象参照画像信号70
1と、第1近傍信号711から第8近傍画像信号718
までのそれぞれとの差分の絶対値和の演算(〔数2〕参
照)を行う。第1読み出し手段101により第1原画像
信号122が第1記憶装置102から読み出されるとと
もに、第2読み出し手段104により第1参照画像信号
123が第2記憶装置103から読み出される。この
際、第1参照画像信号123は画素値b0から画素値b
15の順番で読み出される。また、第1原画像信号12
2は画素値a0から画素値a3の順番で、対象参照画像
信号701の画素値b5,b6,b9,b10と同時に
読み出される。そして、読み出された第1原画像信号1
22および第1参照画像信号123はそれぞれデータ分
配器/補間器105に入力される。
【0043】データ分配器/補間器105は、遅延装置
505により、第1原画像信号122を1サイクル遅延
して第1遅延信号521を発生し、第1原画像信号12
2を1ライン遅延して第2遅延信号522を発生し、第
1原画像信号122を1ライン+1サイクル遅延して第
3遅延信号523を発生し、第1遅延信号521から第
3遅延信号523のいずれかを選択して選択遅延信号5
24を発生する。また、遅延/補間装置506により、
第1参照画像信号123のそれぞれのデータに対して横
方向、すなわち、x方向の隣同士のデータを平均化する
ことによりx補間信号531を発生し、第1参照画像信
号123のそれぞれのデータに対して縦方向、すなわ
ち、y方向の隣同士のデータを平均化することによりy
補間信号532を発生し、x補間信号531とy補間信
号532のそれぞれのデータに対して4つの隣同士のデ
ータを平均化することによりxy補間信号533を発生
し、x補間信号531とy補間信号532とxy補間信
号533のいずれかを選択して選択補間信号534を発
生する。
【0044】このとき、第1マルチプレクサ501は第
1原画像信号122を選択して第2原画像信号131と
して出力し、第2マルチプレクサ502は第1遅延画像
信号521を選択して第3原画像信号132として出力
し、第3マルチプレクサ503は第2遅延画像信号52
2を選択して第4原画像信号133として出力し、第4
マルチプレクサ504は第3遅延画像信号523を選択
して第5原画像信号134として出力する。
【0045】また、第5マルチプレクサ511は第1参
照画像信号123を選択して第2参照画像信号141と
して出力し、第6マルチプレクサ512はx補間信号5
31を選択して第3参照画像信号142として出力し、
第7マルチプレクサ513はy補間信号532を選択し
て第4参照画像信号143として出力し、第8マルチプ
レクサ514はxy補間信号533を選択して第5参照
画像信号144として出力する。
【0046】第1マルチプレクサ501から第4マルチ
プレクサ504までの第2〜5原画像信号131〜13
4と、第5マルチプレクサ511から第8マルチプレク
サ514までの第2〜5参照画像信号141〜144
は、第1演算器111から第9演算器119の各々に適
宜入力される。以降、第1演算器111から第9演算器
119までの代表的な回路として、第4演算器114の
動作を説明する。図3には、第4演算器114のブロッ
ク図を示し、図7には第4演算器114の信号のみのタ
イミングチャートを示している。制御回路401は、第
4演算器114における第1〜第4制御信号411,4
12,414,415を発生する。第1マルチプレクサ
402は、第1制御信号411に従って第4参照画像信
号143を選択し、差分の絶対値演算器403に入力す
る。差分の絶対値演算器403は第2原画像信号131
と第4参照画像信号143の差分の絶対値演算を行い、
第1レジスタ404に演算結果を入力する。しかしなが
ら、第1レジスタ404は、第2制御信号412により
第2原画像信号131(a0〜a3)と第4近傍信号7
14(y5,y6,y9,y10)同士のみの差分の絶
対値演算結果を保持し、中間演算結果413(値d0〜
d3)として出力する。加算器406、第2レジスタ4
08および第2マルチプレクサ405からなる累算器
は、第3制御信号414により中間演算結果413(値
d0〜d3)のみを累算し、第4出力信号154(値A
E)として出力する。第2マルチプレクサ405は、第
4制御信号415により第2レジスタ408の出力を選
択する。
【0047】ここで、シフタ407の機能について説明
する。シフタ407は、自乗“ai 2 ”を行うときに、
i のシフト・加算方式で行うためのものである。“Σ
i”単純な累算の場合にはシフタ407をバイパスす
るために、マルチプレクサ405が設けられている。予
測モード選択のベクトル演算である累算の演算動作に係
わる各信号を図8に示す。このベクトル演算では、図1
の第1原画像信号122の累算(〔数1〕参照)を行
う。累算の動作は差分の絶対値和の動作とほぼ同様であ
るが、第4演算器114の第1制御信号411が“0”
を選択し、第1演算器111から第9演算器119まで
の他の演算器も同様な動作を行うことにより第1原画像
信号122のみの累算を行う。累算の演算結果は、第4
演算器114の第4出力信号154(値AC)として出
力される。
【0048】予測モード選択のベクトル演算である差分
の自乗和の演算動作に係わる各信号を図9に示す。この
ベクトル演算では、図1の第1原画像信号122と、第
1参照画像信号123の対象参照画像信号701、第1
近傍画像信号711から第8近傍画像信号718のいず
れかとの差分の絶対値和(〔数2〕参照)を行う。第1
読み出し手段101により第1原画像信号122が第1
記憶装置102から読み出されるとともに、第2読み出
し手段104により第1参照画像信号123が第2記憶
装置103から読み出される。この際、第1参照画像信
号123は画素値b0から画素値b15の順番で読み出
される。また、第1原画像信号122は画素値a0から
画素値a3の順番で、対象参照画像信号701の画素値
b5,b6,b9,b10と同時に読み出される。そし
て、読み出された第1原画像信号122および第1参照
画像信号123はそれぞれデータ分配器/補間器105
に入力される。本例では、データ分配器/補間器105
の遅延装置505が第2遅延信号522を選択遅延信号
524として出力し、遅延/補間装置506がy補間信
号532を選択補間信号534として出力する。第4近
傍信号714はy補間信号532の一部分であり、結果
的には選択補間信号534は第4近傍信号714とな
る。これは、図9において、y5,y6,y9,y10
がy補間信号y0 〜y11を切り出したものであることを
いっている。
【0049】このとき、第1マルチプレクサ501から
第4マルチプレクサ504は選択遅延信号524を選択
し、第5マルチプレクサ511から第8マルチプレクサ
514は選択補間信号534を選択する。第1マルチプ
レクサ501から第4マルチプレクサ504は第2原画
像信号131から第5原画像信号134をそれぞれ出力
し、第5マルチプレクサ511から第8マルチプレクサ
514は第2参照画像信号141から第5参照画像信号
144をそれぞれ出力し、第1演算器111から第9演
算器119にそれぞれ入力する。
【0050】以降、第1演算器111から第9演算器1
19の代表的な回路として第4演算器114の動作を説
明する。第1マルチプレクサ402は第4参照画像信号
143、すなわち、第4近傍信号714を選択し、差分
の絶対値演算器403に入力する。差分の絶対値演算器
403は第2原画像信号131、すなわち、第2遅延信
号522と第4近傍信号714の1データずつの差分の
絶対値演算を行う。第4演算器114の場合、第1レジ
スタ404は、第2制御信号412により第2遅延信号
522の画素値a3と第4近傍信号714の画素値y1
0同士のみの差分の絶対値演算結果を保持し、中間演算
結果413の値D3として出力する。第1演算器111
は第2遅延信号522の画素値a0と第4近傍信号71
4の画素値y5のみの差分の絶対値演算を行い、第2演
算器112は第2遅延信号522の画素値a1と第4近
傍信号714の画素値y6のみの差分の絶対値演算を行
い、第3演算器113は第2遅延信号522の画素値a
3と第4近傍信号714の画素値y9のみの差分の絶対
値演算を行う。加算器406、シフタ407、第2レジ
スタ408および第2マルチプレクサ405からなる累
算器は、第3制御信号414により中間演算結果413
の値D3を自乗の部分積として、値D3のビットd0か
らd4に応じて累算し、第4出力信号154(値SE
3)として出力する。第2マルチプレクサ405は、第
4制御信号415によりシフタ407の出力を選択す
る。第1演算器111から第3演算器113は中間演算
結果1001から中間演算結果1003(値D0から値
D2)のそれぞれの自乗を行い、第1出力信号151か
ら第3出力信号153(値SE0から値SE2)を出力
する。第1マルチプレクサ106は選択画像信号161
を選択し、第9演算器119は第1制御信号1012と
第2制御信号1014により第1出力信号151から第
4出力信号154(値SE0からSE3)を累算し、差
分の自乗和である第9出力信号159(SUM)を出力
する。第9演算器119の第1制御信号1012と第2
制御信号1014は、第4演算器114の第2制御信号
412と第3制御信号414と同様である。
【0051】予測モード選択のベクトル演算である自乗
和の演算動作に係わる各信号を図10に示す。このベク
トル演算では、自乗和は、図1の第1原画像信号122
の自乗を第1演算器111から第4演算器114のそれ
ぞれで求め、それを第9演算器119で累算することに
より実現する。差分の自乗和の動作は自乗和の動作とほ
ぼ同様であるが、第4演算器114の第1制御信号41
1が“0”を選択し、第1演算器111から第9演算器
119までの他の演算器も同様な動作を行うことにより
第1原画像信号122のみの自乗和を行う。
【0052】上記の動作は、アレイ演算回路の演算器の
個数を変更することにより、任意の数の近傍信号、ある
いは任意のデータ数の原画像信号、参照画像信号に対応
可能である。また、原画像信号のデータ数がアレイ演算
回路の演算器の個数より多い場合、自乗を演算器の個数
より少ない数毎に時分割して行うことも可能である。 〔第2の実施の形態〕図2は本発明の第2の演算回路に
おける演算回路(アレイ演算回路)のブロック図を示
す。図2において、第1読み出し手段201は第1記憶
装置102から第1原画像信号122を読み出し、第2
読み出し手段204は第2記憶装置103から第1参照
画像信号123を読み出す。データ分配器/補間器20
5は第1原画像信号122と第1参照画像信号123ま
たは第1参照画像信号123の補間信号を分配する。な
お、データ分配器/補間器205からは、第2原画像信
号231、第3原画像信号232、第4原画像信号23
3、第5原画像信号234、第2参照画像信号241、
第3参照画像信号242、第4参照画像信号243、第
5参照画像信号244が出力される。その他は図1と同
様である。
【0053】図5は本発明の第2の実施の形態のデータ
分配器/補間器205の構成を示すブロック図である。
図5において、遅延装置605は、第1原画像信号12
2を入力として、第1原画像信号122を1サイクル遅
延した第1遅延信号521と、第1原画像信号122を
2サイクル遅延した第4遅延信号611と、第1原画像
信号122を1ライン遅延した第2遅延信号522と、
第1原画像信号122を1ライン+1サイクル遅延した
第3遅延信号523と、第1遅延信号521と第2遅延
信号522と第3遅延信号523と第4遅延信号611
の何れかを選択してなる選択遅延信号524とを出力す
る。その他の構成は図4と同様である。
【0054】図11は本発明の第2の実施の形態の演算
回路における画像信号のデータ構造を示す概略図であ
る。図11において、第1原画像信号122は、画素値
a0,a1からなる第0ライン1201と、画素値a
2,a3からなる第1ライン1202と、画素値a4,
a5からなる第2ライン1203と、画素値a6,a7
からなる第3ライン1204で構成されている。
【0055】図12は本発明の第2の実施の形態の演算
回路における差分の自乗和の動作を示すタイミングチャ
ートである。図13は本発明の第2の実施の形態の演算
回路における差分の自乗和の動作を示すタイミングチャ
ートである。以降、図2、図5、図11、図12、図1
3に基づき、本発明の第2の実施の形態の演算回路の動
作を説明する。
【0056】動きベクトル検出のベクトル演算の動作の
場合は、第1の実施の形態と同様であり、第1読み出し
手段201、第2読み出し手段204およびデータ分配
器/補間器205は、第1読み出し手段101、第2読
み出し手段104およびデータ分配器/補間器105と
同じ動作をする。符号化モード選択のベクトル演算であ
る差分の自乗和の演算動作に係わる各信号を図12と図
13に示す。図12は連続ライン同士の相関性を示す差
分の自乗和のタイミング図であり、図13は飛び越し走
査ライン同士の相関性を示す差分の自乗和のタイミング
図である。
【0057】連続ライン同士の相関性を示す差分の自乗
和に関しては、図11の第1原画像信号122が画素値
a0,a2,a4,a6,a1,a3,a5,a7の順
番で第1記憶装置102から読み出され、データ分配器
/補間器205に入力される。本例では、データ分配器
/補間器205の遅延装置605が第1遅延信号521
を選択遅延信号524として出力して出力する。第1マ
ルチプレクサ501から第4マルチプレクサ504は第
1原画像信号122を選択し、第5マルチプレクサ51
1から第8マルチプレクサ514は選択遅延信号524
を選択する。第1マルチプレクサ501から第4マルチ
プレクサ504は第2原画像信号131から第5原画像
信号134を出力し、第5マルチプレクサ511から第
8マルチプレクサ514は第2参照画像信号141から
第5参照画像信号144を出力し、第1演算器111か
ら第9演算器119に入力する。
【0058】以降、第1演算器111から第9演算器1
19の代表的な回路として第4演算器114の動作を説
明する。第1マルチプレクサ402は、第4参照画像信
号143、すなわち、選択遅延信号524を選択し、差
分の絶対値演算器403に入力する。差分の絶対値演算
器403は、第2原画像信号131、すなわち、第1原
画像信号122と選択遅延信号524の1データずつの
差分の絶対値演算を行う。第4演算器114の場合、第
1レジスタ404は第2制御信号412により第1原画
像信号122の画素値a3と選択遅延信号524の画素
値a5同士のみの差分の絶対値演算結果を保持し、中間
演算結果413の値D3として出力する。第1演算器1
11は第1原画像信号122の画素値a0と選択遅延信
号524の画素値a2のみの差分の絶対値演算を行い、
第2演算器112は第1原画像信号122の画素値a2
と選択遅延信号524の画素値a4のみの差分の絶対値
演算を行い、第3演算器113は第1原画像信号122
の画素値a1と選択遅延信号524の画素値a3のみの
差分の絶対値演算を行う。加算器406、シフタ40
7、第2レジスタ408および第2マルチプレクサ40
5からなる累算器は、第3制御信号414により中間演
算結果413の値D3を自乗の部分積として、値D3の
ビットd0からd4に応じて累算し、第4出力信号15
4(SE3)として出力する。第2マルチプレクサ40
5は、第4制御信号415によりシフタ407の出力を
選択する。第1演算器111から第3演算器113は中
間演算結果1001から中間演算結果1003(値D0
から値D2)のそれぞれの自乗を行い、第1出力信号1
51から第3出力信号153(値SE0から値SE2)
を出力する。第1マルチプレクサ106は選択画像信号
161を選択し、第9演算器119は第1制御信号10
12と第2制御信号1014により第1出力信号151
から第4出力信号154(値SE0から値SE3)を累
算し、差分の自乗和である第9出力信号159(SU
M)を出力する。第9演算器119の第1制御信号10
12と第2制御信号1014は、第4演算器114の第
2制御信号412と第3制御信号414と同様である。
【0059】飛び越し走査ライン同士の相関性を示す差
分の自乗和に関しては、連続ライン同士の相関性を示す
差分の自乗和とほぼ同様であるが、遅延装置605が選
択遅延信号524として第4遅延信号611を選択し、
第1演算器111から第9演算器119の各演算器が上
記と同様な動作を行うことにより行う。上記の動作は、
アレイ演算回路の演算器の個数を変更することにより、
任意のデータ数の原画像信号、参照画像信号に対応可能
である。また、原画像信号のデータ数がアレイ演算回路
の演算器の個数より多い場合、自乗を演算器の個数より
少ない数毎に時分割して行うことも可能である。
【0060】なお、前述した第1の実施の形態では、動
きベクトル検出のための演算と予測モード選択のため演
算を一つの演算器で行うものを示し、第2の実施の形態
では、動きベクトル検出のための演算と符号化モード選
択のための演算を一つの演算器で行うものを示したが、
これらを組み合わせて動きベクトル検出のための演算と
予測モード選択のため演算と符号化モード選択のための
演算を一つの演算器で行うようにしてもよいのは当然で
ある。
【0061】また、上記各実施の形態では、補間を行っ
て半画素精度で、近傍の矩形領域データを作成したが、
補間を行わずに1画素精度で近傍の矩形領域データを作
成してもよいのは当然である。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の演算回路に
よれば、差分の絶対値和演算を行う演算器を設け、ある
モードでは差分の絶対値和演算を演算回路のそれぞれの
演算器で行い、あるモードでは演算回路の各演算器で1
つの差分の絶対値演算を行い、その差分の絶対値を自乗
和の部分積として累算することにより差分の自乗演算を
行い、それぞれの演算器の差分の自乗を1つの演算器で
累算することにより差分の自乗和演算を行い、また、上
記の差分の絶対値和演算と差分の自乗和演算から差分の
処理を無効にし、原画像のみを累算することにより累
算、自乗和演算を行うことができ、同一回路で上記の全
ての演算を実現することが可能で、画像符号化のため回
路の小規模化を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における演算回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態における演算回路の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1および第2の実施の形態における
演算回路の1個の演算器の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態の演算回路における
データ分配器/補間器の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の演算回路における
データ分配器/補間器の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の演算回路における
原画像信号と参照画像信号のデータ構造を示す概略図で
ある。
【図7】本発明の第1の実施の形態の演算回路における
差分の絶対値和の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】本発明の第1の実施の形態の演算回路における
累算の動作を示すタイミングチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態の演算回路における
差分の自乗和の動作を示すタイミングチャートである。
【図10】本発明の第1の実施の形態の演算回路におけ
る自乗和の動作を示すタイミングチャートである。
【図11】本発明の第2の実施の形態の演算回路におけ
る画像信号のデータ構造を示す概略図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の演算回路におけ
る差分の自乗和の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図13】本発明の第2の実施の形態の演算回路におけ
る差分の自乗和の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
101 第1読み出し手段 102 第1記憶装置 103 第2記憶装置 104 第2読み出し手段 105 データ分配器/補間器 106 第1マルチプレクサ 111 第1演算器 112 第2演算器 113 第3演算器 114 第4演算器 115 第5演算器 116 第6演算器 117 第7演算器 118 第8演算器 119 第9演算器 121 第2マルチプレクサ 122 第1原画像信号 123 第1参照画像信号 131 第2原画像信号 132 第3原画像信号 133 第4原画像信号 134 第5原画像信号 141 第2参照画像信号 142 第3参照画像信号 143 第4参照画像信号 144 第5参照画像信号 151 第1出力信号 152 第2出力信号 153 第3出力信号 154 第4出力信号 155 第5出力信号 156 第6出力信号 157 第7出力信号 158 第8出力信号 159 第9出力信号 161 選択画像信号 201 第1読み出し手段 204 第2読み出し手段 205 データ分配器/補間器 231 第2原画像信号 232 第3原画像信号 233 第4原画像信号 234 第5原画像信号 241 第2参照画像信号 242 第3参照画像信号 243 第4参照画像信号 244 第5参照画像信号 401 制御回路 402 第1マルチプレクサ 403 差分の絶対値演算器 404 第1レジスタ 405 第2マルチプレクサ 406 加算器 407 シフタ 408 第2レジスタ 411 第1制御信号 412 第2制御信号 413 中間演算結果 414 第3制御信号 415 第4制御信号 501 第1マルチプレクサ 502 第2マルチプレクサ 503 第3マルチプレクサ 504 第4マルチプレクサ 505 遅延装置 506 遅延/補間装置 511 第5マルチプレクサ 512 第6マルチプレクサ 513 第7マルチプレクサ 514 第8マルチプレクサ 521 第1遅延信号 522 第2遅延信号 523 第3遅延信号 524 選択遅延信号 531 x補間信号 532 y補間信号 533 xy補間信号 534 選択補間信号 605 遅延装置 611 第4遅延信号 701 対象参照画像信号 711 第1近傍信号 712 第2近傍信号 713 第3近傍信号 714 第4近傍信号 715 第5近傍信号 716 第6近傍信号 717 第7近傍信号 718 第8近傍信号 1001 中間演算結果 1002 中間演算結果 1003 中間演算結果 1012 第1制御信号 1014 第2制御信号 1201 第0ライン 1202 第1ライン 1203 第2ライン 1204 第3ライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像符号化における動きベクトル検出と
    予測モード選択とに要するベクトル演算を行う演算回路
    であって、 処理の対象となる原画像信号を保持する第1の記憶装置
    と、 参照画像信号を保持する第2の記憶装置と、 前記第1の記憶装置から原画像信号を連続的に読み出す
    第1の読み出し手段と、 前記第2の記憶装置から参照画像信号を連続的に読み出
    す第2の読み出し手段と、 原画像信号と参照画像信号を処理する差分の絶対値演算
    器とシフタ付の累算器からなる第1から第N(Nは整
    数) のそれぞれの演算器と、 前記第1および第2の記憶装置から読み出された原画像
    信号および参照画像信号を前記第1から第Nの演算器に
    分配するデータ分配器と、 前記第1から第(N−1)の演算器の出力のいずれかを
    選択して前記第Nの演算器に入力するマルチプレクサと
    を備え、 動きベクトル検出の場合に、前記データ分配器により原
    画像信号の矩形領域データを前記第1から第Nの演算器
    へ入力し、対象となる参照画像信号の矩形領域データと
    そのM個(Mは整数、M<N) の近傍の1画素精度、あ
    るいは半画素精度の矩形領域データのぞれぞれを前記第
    1から第Nのそれぞれの演算器へ分配し、前記第1から
    第Nのそれぞれの演算器で原画像信号と参照画像信号の
    差分の絶対値和の処理を行い、 予測モード選択の場合に、前記データ分配器により原画
    像信号の矩形領域データを1データずつ前記第1から第
    (N−1)の演算器の内の複数の演算器へ分配し、対象
    となる参照画像信号の矩形領域データを1データずつ前
    記第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演算器へ
    分配し、前記第1から第(N−1)の演算器の内の複数
    の演算器で原画像信号と参照画像信号の差分の絶対値演
    算を1回のみ行い、前記差分の絶対値演算の演算結果を
    自乗の部分積として累算することにより差分の自乗を行
    い、前記第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演
    算器のそれぞれの自乗演算結果を累算する前記第Nの演
    算器により差分の自乗和の処理を行い、 前記差分の絶対値和の処理と差分の自乗和の処理以外
    に、原画像信号のみを処理するモードを設け、前記予測
    モード選択に必要な原画像信号のみの累算、あるいは原
    画像信号のみの自乗和を行い、 上記の各手段により前記動きベクトル検出と前記予測モ
    ード選択とに必要な全てのベクトル演算を同一回路で実
    行することを特徴とする演算回路。
  2. 【請求項2】 画像符号化における動きベクトル検出と
    符号化モード選択とに要するベクトル演算を行う演算回
    路であって、 処理の対象となる原画像信号を保持する第1の記憶装置
    と、 参照画像信号を保持する第2の記憶装置と、 前記第1の記憶装置から原画像信号を連続的に読み出す
    第1の読み出し手段と、 前記第2の記憶装置から参照画像信号を連続的に読み出
    す第2の読み出し手段と、 原画像信号と参照画像信号を処理する差分の絶対値演算
    器とシフタ付の累算器からなる第1から第N(Nは整
    数) のそれぞれの演算器と、 前記第1および第2の記憶装置から読み出された原画像
    信号および参照画像信号を前記第1から第Nの演算器に
    分配するデータ分配器と、 前記第1から第(N−1)の演算器の出力のいずれかを
    選択して前記第Nの演算器に入力するマルチプレクサと
    を備え、 動きベクトル検出の場合に、前記データ分配器により原
    画像信号の矩形領域データを前記第1から第Nの演算器
    へ入力し、対象となる参照画像信号の矩形領域データと
    そのM個(Mは整数、M<N) の近傍の1画素精度、あ
    るいは半画素精度の矩形領域データのぞれぞれを前記第
    1から第Nのそれぞれの演算器へ分配し、前記第1から
    第Nのそれぞれの演算器で原画像信号と参照画像信号の
    差分の絶対値和の処理を行い、 符号化モード選択の場合に、前記データ分配器により画
    像信号の矩形領域データを1データとその1ラインある
    いは2ライン下の1データの2データずつ前記第1から
    第(N−1)の演算器の内の複数の演算器へ分配し、前
    記第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演算器で
    画像信号の1データとその1ラインあるいは2ライン下
    の1データの差分の絶対値演算を1回のみ行い、前記差
    分の絶対値演算の演算結果を自乗の部分積として累算す
    ることにより差分の自乗を行い、前記第1から第(N−
    1)の演算器の内の複数の演算器のそれぞれの自乗演算
    結果を累算する前記第Nの演算器により差分の自乗和の
    処理を行い、 上記の手段により動きベクトル検出と符号化モード選択
    とに必要な全てのベクトル演算を同一回路で実行するこ
    とを特徴とする演算回路。
  3. 【請求項3】 画像符号化における動きベクトル検出と
    予測モード選択と符号化モード選択とに要するベクトル
    演算を行う演算回路であって、 処理の対象となる原画像信号を保持する第1の記憶装置
    と、 参照画像信号を保持する第2の記憶装置と、 前記第1の記憶装置から原画像信号を連続的に読み出す
    第1の読み出し手段と、 前記第2の記憶装置から参照画像信号を連続的に読み出
    す第2の読み出し手段と、 原画像信号と参照画像信号を処理する差分の絶対値演算
    器とシフタ付の累算器からなる第1から第N(Nは整
    数) のそれぞれの演算器と、 前記第1および第2の記憶装置から読み出された原画像
    信号および参照画像信号を前記第1から第Nの演算器に
    分配するデータ分配器と、 前記第1から第(N−1)の演算器の出力のいずれかを
    選択して前記第Nの演算器に入力するマルチプレクサと
    を備え、 動きベクトル検出の場合に、前記データ分配器により原
    画像信号の矩形領域データを前記第1から第Nの演算器
    へ入力し、対象となる参照画像信号の矩形領域データと
    そのM個(Mは整数、M<N) の近傍の1画素精度、あ
    るいは半画素精度の矩形領域データのぞれぞれを前記第
    1から第Nのそれぞれの演算器へ分配し、前記第1から
    第Nのそれぞれの演算器で原画像信号と参照画像信号の
    差分の絶対値和の処理を行い、 予測モード選択の場合に、前記データ分配器により原画
    像信号の矩形領域データを1データずつ前記第1から第
    (N−1)の演算器の内の複数の演算器へ分配し、対象
    となる参照画像信号の矩形領域データを1データずつ前
    記第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演算器へ
    分配し、前記第1から第(N−1)の演算器の内の複数
    の演算器で原画像信号と参照画像信号の差分の絶対値演
    算を1回のみ行い、前記差分の絶対値演算の演算結果を
    自乗の部分積として累算することにより差分の自乗を行
    い、前記第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演
    算器のそれぞれの自乗演算結果を累算する前記第Nの演
    算器により差分の自乗和の処理を行い、 符号化モード選択の場合に、前記データ分配器により画
    像信号の矩形領域データを1データとその1ラインある
    いは2ライン下の1データの2データずつ前記第1から
    第(N−1)の演算器の内の複数の演算器へ分配し、前
    記第1から第(N−1)の演算器の内の複数の演算器で
    画像信号の1データとその1ラインあるいは2ライン下
    の1データの差分の絶対値演算を1回のみ行い、前記差
    分の絶対値演算の演算結果を自乗の部分積として累算す
    ることにより差分の自乗を行い、前記第1から第(N−
    1)の演算器の内の複数の演算器のそれぞれの自乗演算
    結果を累算する前記第Nの演算器により差分の自乗和の
    処理を行い、 前記差分の絶対値和の処理と差分の自乗和の処理以外
    に、原画像信号のみを処理するモードを設け、前記予測
    モード選択に必要な原画像信号のみの累算、あるいは原
    画像信号のみの自乗和を行い、 上記の手段により動きベクトル検出と予測モード選択と
    符号化モード選択とに必要な全てのベクトル演算を同一
    回路で実行することを特徴とする演算回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008167449A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Samsung Electronics Co Ltd 映像の符号化、復号化方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008167449A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Samsung Electronics Co Ltd 映像の符号化、復号化方法及び装置

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