JPH1165074A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH1165074A
JPH1165074A JP9224912A JP22491297A JPH1165074A JP H1165074 A JPH1165074 A JP H1165074A JP 9224912 A JP9224912 A JP 9224912A JP 22491297 A JP22491297 A JP 22491297A JP H1165074 A JPH1165074 A JP H1165074A
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JP
Japan
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sensitive paper
photosensitive pressure
pressing
printer
pressure
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JP9224912A
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Inventor
Kazuaki Aoto
和明 青砥
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、露光により潜像が記録された感光
感圧紙を、加圧することにより発色させるプリンタに関
し、感光感圧紙上の潜像を、鮮明かつ高速にプリントす
るを目的とする。 【解決手段】 感光感圧紙に潜像を記録する露光機構部
と、露光により潜像が記録された感光感圧紙を加圧し発
色させる発色機構部とを備えてなるプリンタにおいて、
発色機構部は、感光感圧紙を振動加圧する振動部と、感
光感圧紙を振動部側に加圧する加圧部とを備えてなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光により潜像が
記録された感光感圧紙を、加圧することにより発色させ
るプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、露光により潜像が記録された感光
感圧紙を、加圧することにより発色させるプリンタとし
て、例えば、図13に示すようなプリンタが知られてい
る。この種のプリンタでは、プリンタ本体1内に給紙機
構部3,露光機構部5,および発色機構部7が配置され
ている。
【0003】給紙機構部3には、感光感圧紙9を挟持
し、挟持した感光感圧紙9を、露光機構部5側に送り出
すための給紙ローラ11a,11bが配置されている。
給紙ローラ11aには、この給紙ローラ11aを回転さ
せる回転機構部13が接続されている。給紙ローラ11
bは、回転自在に配置されており、この給紙ローラ11
bにより、感光感圧紙9と給紙ローラ11aとが圧接さ
れている。
【0004】露光機構部5には、LEDアレイ15と露
光レンズ17とが配置されている。LEDアレイ15に
は、赤,緑,青に発光する3種類のLEDが交互に直線
状に配置されており、このLEDアレイ15により、カ
ラー画像のポジ光15aが発光される。ここで、ポジ光
15aとは、カラー画像の明るい部分に対応する部分で
は、より多くの光量を有し、暗い部分に対応する部分で
は、より少ない光量を有する光である。
【0005】発色機構部7には、感光感圧紙9を挟持す
る現像ローラ19a,19bが配置されている。現像ロ
ーラ19aには、現像ローラ19aを、現像ローラ19
b側に加圧する加圧機構部21が接続されている。現像
ローラ19bには、この現像ローラ19bを回転させる
回転機構部23が接続されている。
【0006】ここで、感光感圧紙9は、図14に示すよ
うに、対向配置される一対のフィルム9a,9bの間に
3種類のマイクロカプセルR,G,Bと現像薬Dとが封
入されている。また、各マイクロカプセルR,G,B内
には、現像薬Dと反応して赤,緑,青に発色する染料が
充填されている。
【0007】さらに、各マイクロカプセルR,G,B
は、特定波長の光により硬化される。上述したプリンタ
では、以下示すようにして、カラー画像が感光感圧紙9
にプリントされる。すなわち、先ず、図13に示したよ
うに、回転機構部13により、給紙ローラ11aが回転
され、感光感圧紙9が、露光機構部5に向けて一定速度
で移動される。
【0008】次に、カラー画像のポジ光15aが、露光
機構部5のLEDアレイ15から発光され、このポジ光
15aが露光レンズ17により、感光感圧紙9上に列状
に結像される。そして、感光感圧紙9内の各マイクロカ
プセルR,G,Bが、それぞれの特定波長により硬化さ
れ、カラー画像の潜像が記録される。
【0009】回転機構部13および給紙ローラ11aに
よる感光感圧紙9の移動とともに、LEDアレイ15
は、さらに発光を繰り返し、感光感圧紙9上に、カラー
画像の潜像が記録される。また、感光感圧紙9は、潜像
を記録しながら、発色機構部7に送られる。そして、加
圧機構部21の作動により、感光感圧紙9は、現像ロー
ラ19aにより、現像ローラ19b側に加圧される。
【0010】この際、特定波長の光が露光された箇所の
マイクロカプセルR,G,Bは、硬化しているため、加
圧により破壊されず、発色することはない。一方、硬化
していないマイクロカプセルR,G,Bは破壊され、こ
のマイクロカプセルR,G,B内の染料と現像薬Dとが
反応し、発色される。
【0011】感光感圧紙9は、回転機構部23により回
転される現像ローラ19bにより、さらに移動し、現像
ローラ19aの加圧により、順次発色され、感光感圧紙
9上に、カラー画像がプリントされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリンタでは、感光感圧紙9を、現像ローラ
19aと現像ローラ19bとの間に挟持し、現像ローラ
19aを、現像ローラ19b側に加圧することにより、
感光感圧紙9を加圧しているため、感光感圧紙9に、一
定の静的な圧力しか与えることができず、マイクロカプ
セルR,G,Bが破壊しにくかった。
【0013】このため、カラー画像を鮮明にプリントす
るためには、現像ローラ19bの回転速度を遅くしなけ
ればならず、プリント速度が遅くなるという問題があっ
た。本発明は、かかる従来の問題点を解決するためにな
されたもので、感光感圧紙上の潜像を、鮮明かつ高速に
プリントすることができるプリンタを提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1のプリンタは、
感光感圧紙に潜像を記録する露光機構部と、露光により
潜像が記録された前記感光感圧紙を加圧し発色させる発
色機構部とを備えてなるプリンタにおいて、前記発色機
構部は、前記感光感圧紙を振動加圧する振動部と、前記
感光感圧紙を前記振動部側に加圧する加圧部とを備えて
なることを特徴とする。
【0015】請求項2のプリンタは、請求項1記載のプ
リンタにおいて、前記振動部は、圧電素子と、この圧電
素子に密着する振動部材とを備えてなることを特徴とす
る。請求項3のプリンタは、請求項2記載のプリンタに
おいて、前記圧電素子は、ピエゾ素子であることを特徴
とする。
【0016】請求項4のプリンタは、請求項1記載のプ
リンタにおいて、前記加圧部は、前記感光感圧紙の移動
方向に回転自在なローラを備えていることを特徴とす
る。請求項5のプリンタは、請求項1記載のプリンタに
おいて、前記振動部の前記感光感圧紙側には、この感光
感圧紙の移動方向の直角方向に延在する突起が形成され
ていることを特徴とする。
【0017】請求項6のプリンタは、請求項1記載のプ
リンタにおいて、前記加圧部の前記振動部側には、前記
感光感圧紙の移動方向の直角方向に延在する突起が形成
されていることを特徴とする。
【0018】(作用)請求項1のプリンタでは、潜像が
記録された感光感圧紙が、加圧部により振動部側に加圧
されながら、振動部により振動加圧され、感光感圧紙の
潜像が発色され、画像がプリントされる。
【0019】請求項2のプリンタでは、振動部が、圧電
素子とこの圧電素子に密着する振動部材とにより形成さ
れる。そして、所定方向に伸縮を繰り返す圧電素子によ
り、振動部材に定在波が発生し、この定在波が、感光感
圧紙への加圧力となり、感光感圧紙の潜像が、鮮明に発
色される。
【0020】また、定在波により、感光感圧紙が、容易
に所定方向に移動される。請求項3のプリンタでは、圧
電素子にピエゾ素子が用いられ、簡易かつ確実に、感光
感圧紙が発色され、所定方向に移動される。請求項4の
プリンタでは、加圧部にローラが備えられ、感光感圧紙
が円滑に移動される。
【0021】請求項5のプリンタでは、振動部の感光感
圧紙側に形成される延在突起により、感光感圧紙に、よ
り強い加圧力が加えられ、潜像が鮮明に発色される。請
求項6のプリンタでは、加圧部材の感光感圧紙側に形成
される延在突起により、感光感圧紙に、より強い加圧力
が加えられ、潜像が鮮明に発色される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明のプリンタの第1の実施形
態(請求項1ないし請求項4に対応する)を示してお
り、プリンタ本体31内には、給紙トレー33,給紙機
構部35,露光機構部37,および発色機構部39が配
置されている。給紙トレー33には、感光感圧紙41が
複数収納されている。給紙機構部35には、感光感圧紙
41を挟持し、露光機構部37および発色機構部39に
送り出すための給紙ローラ43a,43bが配置されて
いる。
【0024】給紙ローラ43aには、この給紙ローラ4
3aを回転させる回転機構部45が接続されている。給
紙ローラ43bは、回転自在に配置されており、この給
紙ローラ43bにより、感光感圧紙41と給紙ローラ4
3aとが圧接されている。露光機構部37には、LED
アレイ47と露光レンズ49とが、配置されている。
【0025】LEDアレイ47には、図2に示すよう
に、赤,緑,青に発光する3種類の赤LED47a,緑
LED47b,青LED47cが交互に直線状に配置さ
れている。また、図1に示したように、発色機構部39
は、振動部51と、加圧部53とにより構成されてい
る。
【0026】振動部51には、例えば、ピエゾ素子から
なる圧電素子57が配置されており、この圧電素子57
の加圧部53側には、圧電素子57に密着する振動板5
9が配置されている。この振動板59は、例えば、ステ
ンレス鋼等の金属板から形成されている。また、振動部
51には、圧電素子57を駆動する駆動制御部61が配
置されている。
【0027】一方、加圧部53の振動部51側には、例
えば、鉄等からなる現像ローラ63が回転自在に配置さ
れている。この現像ローラ63には、この現像ローラ6
3を、振動板59側に加圧する加圧機構部65が接続さ
れている。ここで、感光感圧紙41は、図3に示すよう
に、対向配置される一対のフィルム41a,41bの間
に3種類のマイクロカプセルR,G,Bと現像薬Dとが
封入されている。
【0028】また、各マイクロカプセルR,G,B内に
は、現像薬Dと反応して赤,緑,青に発色する染料が充
填されている。さらに、各マイクロカプセルR,G,B
は、特定波長の光により硬化される。上述したプリンタ
では、以下示すようにして、カラー画像が感光感圧紙4
1にプリントされる。
【0029】すなわち、先ず、図1に示したように、給
紙機構部35の回転機構部45により、給紙ローラ43
aが回転され、給紙トレー33に収納されている感光感
圧紙41が、露光機構部37に向けて一定速度で送出さ
れる。次に、カラー画像のポジ光47dが、露光機構部
37のLEDアレイ47から発光され、このポジ光47
dが露光レンズ49により、感光感圧紙41上に列状に
結像される。
【0030】ここで、ポジ光47dとは、カラー画像の
明るい部分に対応する部分では、より多くの光量を有
し、暗い部分に対応する部分では、より少ない光量を有
する光である。そして、感光感圧紙41内の各マイクロ
カプセルR,G,Bが、それぞれの特定波長により硬化
され、カラー画像の潜像が記録される。
【0031】回転機構部45による感光感圧紙41の移
動に伴い、LEDアレイ47は、さらに発光を繰り返
し、感光感圧紙41上に、カラー画像の潜像が記録され
る。さらに、感光感圧紙41は、潜像を記録しながら、
発色機構部39に送られる。発色機構部39では、圧電
素子57が、駆動制御部61により駆動され、図4に示
すように、感光感圧紙41の送出方向DRCに平行な向
きに伸縮Eされる。
【0032】この伸縮Eにより、図5および図6に示す
ように、振動板59に定在波Wが発生される。この実施
形態では、駆動制御部61により、約48kHzの周波
数で、圧電素子57を伸縮Eさせ、この伸縮Eの直角方
向に、最大振幅位置WP1,WP2,WP3,WP4を
有する定在波Wを発生させている。
【0033】この定在波Wの最大振幅位置WP1および
WP4は、図7に示すように、楕円軌跡ELを描いて振
動され、最大振幅位置WP2およびWP3は、楕円軌跡
ERを描いて振動される。次に、図8に示すように、発
色機構部39の加圧部53に配置される現像ローラ63
が、加圧機構部65により、振動板59側に加圧され
る。
【0034】この実施形態では、現像ローラ63は、こ
の現像ローラ63の中心を、最大振幅位置WP1の中心
線L1上になるようにして配置されている。そして、感
光感圧紙41が、現像ローラ63により、振動板59側
に加圧され、振動板59の最大振幅位置WP1に密着さ
れる。感光感圧紙41は、最大振幅位置WP1に発生す
る楕円軌跡ELにより、さらに加圧され、同時に、送出
方向DRCに向けて移動される。
【0035】また、感光感圧紙41の移動とともに、現
像ローラ63が加圧機構部65により加圧されながら、
送出方向DRCに回転される。この際、特定波長の光が
露光された感光感圧紙41内のマイクロカプセルR,
G,Bは、硬化しているため、加圧により破壊されず、
発色することはない。一方、硬化していないマイクロカ
プセルR,G,Bは破壊され、このマイクロカプセル
R,G,B内の染料と現像薬Dとが反応し、発色され
る。
【0036】感光感圧紙41は、振動板59の楕円軌跡
ELにより、さらに移動し、振動板59および現像ロー
ラ63の加圧により、順次発色され、感光感圧紙41上
に、カラー画像がプリントされる。以上のように構成さ
れたプリンタでは、潜像が記録された感光感圧紙41
を、加圧部53により振動部51側に加圧し、この加圧
により振動部51の振動板59に接した感光感圧紙41
に、振動部51から発生する振動加圧を加えたので、感
光感圧紙41に記録された潜像を、鮮明に発色すること
ができる。
【0037】また、感光感圧紙41に加えられる振動加
圧により、従来に比べ、効率よく加圧することができる
ため、感光感圧紙41を、高速にプリントすることがで
きる。そして、振動部51を、圧電素子57と、この圧
電素子57に密着する振動板59とにより形成するとと
もに、所定方向に伸縮Eを繰り返す圧電素子57によ
り、振動板59に定在波Wを発生させ、この定在波Wに
より、感光感圧紙41を加圧したので、感光感圧紙41
に記録された潜像を、鮮明かつ高速にプリントすること
ができる。
【0038】さらに、圧電素子57にピエゾ素子を用い
たので、簡易かつ確実に、感光感圧紙41をプリントす
ることができる。また、加圧部53に現像ローラ63を
配置したので、振動板59から発生する定在波Wによる
加圧力を、感光感圧紙41に確実に加えることができ、
感光感圧紙41を円滑に移動することができる。
【0039】そして、約48kHzの周波数で、圧電素
子57を伸縮Eし、この伸縮Eにより振動板59に発生
する定在波Wにより、感光感圧紙41の移動を行ったの
で、従来に比べ、大幅に騒音を低減することができる。
図9および図10は、本発明のプリンタの第2の実施形
態(請求項5に対応する)を示すもので、第1の実施形
態と同一のものについては、同一符号を付してある。
【0040】この実施形態のプリンタでは、振動板59
の最大振幅位置WP1の発生位置に、半円筒形状の突起
59aが形成されている。この実施形態のプリンタにお
いても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができ
るが、この実施形態では、振動板59の最大振幅位置W
P1の発生位置に突起59aを形成したので、感光感圧
紙41を、より強い加圧力で加圧することができる。
【0041】このため、感光感圧紙41内の硬化してい
ないマイクロカプセルR,G,Bを、確実に破壊するこ
とができ、カラー画像を、より鮮明にプリントすること
ができる。また、感光感圧紙41に加えられる加圧力を
大きくできるため、感光感圧紙41を、さらに高速にプ
リントすることができる。
【0042】図11および図12は、本発明のプリンタ
の第3の実施形態(請求項6に対応する)を示すもの
で、第1および第2の実施形態と同一のものについて
は、同一符号を付してある。この実施形態のプリンタで
は、加圧部53に、現像ローラ63の代わりに、例え
ば、ステンレス鋼等からなる現像板65が配置されてい
る。
【0043】この現像板65上には、振動板59の最大
振幅位置WP1の発生位置に、半円筒形状の突起65a
が形成されている。この実施形態のプリンタにおいて
も、第1および第2の実施形態と同様の効果を得ること
ができるが、この実施形態では、加圧部53に、回転機
構等を有しない簡易な形状の現像板65を配置したの
で、より小型・軽量のプリンタを構成することができ
る。
【0044】なお、上述した第1の実施形態では、現像
ローラ63を鉄により形成した例について述べたが、本
発明はかかる実施形態に限定されるものでなく、例え
ば、プラスチックあるいはセラミックにより形成しても
良い。また、上述した第1の実施形態では、感光感圧紙
41の加圧,発色を、振動板59の最大振幅位置WP1
の定在波振動により行った例について述べたが、本発明
はかかる実施形態に限定されるものでなく、例えば、最
大振幅位置WP2,WP3,WP4の定在波振動のいず
れかで行っても良い。
【0045】そして、上述した第1の実施形態では、圧
電素子57を、約48kHzの周波数で伸縮Eさせた例
について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定され
るものでなく、例えば、振動板59に定在波Wが発生す
る周波数であれば良い。さらに、上述した第1の実施形
態では、プリンタ本体31内に給紙トレー33を備えた
例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定さ
れるものでなく、例えば、給紙トレー33を備えずに、
手差し給紙方式にしても良く、この場合、プリンタ本体
31を、大幅に小型化することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1のプリンタでは、潜像が記録さ
れる感光感圧紙を、加圧部により振動部側に加圧し、振
動部に接した感光感圧紙に、振動部から発生する振動加
圧を加えたので、感光感圧紙に記録された潜像を、鮮明
に発色することができる。また、感光感圧紙に加えられ
る振動加圧により、従来に比べ、効率よく加圧すること
ができるため、感光感圧紙を、高速にプリントすること
ができる。
【0047】請求項2のプリンタでは、振動部を、圧電
素子と、この圧電素子に密着する振動部材とにより形成
するとともに、所定方向に伸縮を繰り返す圧電素子によ
り、振動部材に定在波を発生させ、この定在波により、
感光感圧紙を加圧したので、感光感圧紙に記録された潜
像を、鮮明かつ高速にプリントすることができる。請求
項3のプリンタでは、圧電素子にピエゾ素子を用いたの
で、簡易かつ確実に、感光感圧紙をプリントすることが
できる。
【0048】請求項4のプリンタでは、加圧部にローラ
を配置したので、感光感圧紙を円滑に移動することがで
きる。請求項5のプリンタでは、振動部の感光感圧紙側
に、感光感圧紙の移動方向の直角方向に延在する突起を
形成したので、感光感圧紙を、より強い加圧力で加圧す
ることができる。
【0049】請求項6のプリンタでは、加圧部の感光感
圧紙側に、感光感圧紙の移動方向の直角方向に延在する
突起を形成したので、感光感圧紙を、より強い加圧力で
加圧することができる。また、簡易な部材により加圧を
行うことができるので、より軽量・小型のプリンタを構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの第1の実施形態を示す側面
図である。
【図2】LEDアレイの詳細を示す上面図である。
【図3】感光感圧紙の詳細を示す断面図である。
【図4】圧電素子の伸縮方向を示す上面図である。
【図5】定在波の発生状態を示す斜視図である。
【図6】定在波の発生状態を示す説明図である。
【図7】最大振幅位置の楕円軌跡を示す説明図である。
【図8】発色機構部により、感光感圧紙を振動加圧して
いる状態を示す側面図である。
【図9】本発明のプリンタの第2の実施形態の要部の詳
細を示す斜視図である。
【図10】図9の側面図である。
【図11】本発明のプリンタの第3の実施形態の要部の
詳細を示す斜視図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】従来のプリンタの概要を示す側面図である。
【図14】感光感圧紙の詳細を示す断面図である。
【符号の説明】
37 露光機構部 39 発色機構部 41 感光感圧紙 51 振動部 53 加圧部 57 圧電素子 59 振動板(振動部材) 59a 突起 63 現像ローラ(ローラ) 65a 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光感圧紙に潜像を記録する露光機構部
    と、 露光により潜像が記録された前記感光感圧紙を加圧し発
    色させる発色機構部と、 を備えてなるプリンタにおい
    て、 前記発色機構部は、 前記感光感圧紙を振動加圧する振動部と、 前記感光感圧紙を前記振動部側に加圧する加圧部と、 を備えてなることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記振動部は、 圧電素子と、 この圧電素子に密着する振動部材と、 を備えてなることを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプリンタにおいて、 前記圧電素子は、ピエゾ素子であることを特徴とするプ
    リンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記加圧部は、前記感光感圧紙の移動方向に回転自在な
    ローラを備えていることを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記振動部の前記感光感圧紙側には、この感光感圧紙の
    移動方向の直角方向に延在する突起が形成されているこ
    とを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記加圧部の前記振動部側には、前記感光感圧紙の移動
    方向の直角方向に延在する突起が形成されていることを
    特徴とするプリンタ。
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