JPH1164953A - フィルムカートリッジを係合するためのクイル駆動キーを有するカメラ組立体 - Google Patents

フィルムカートリッジを係合するためのクイル駆動キーを有するカメラ組立体

Info

Publication number
JPH1164953A
JPH1164953A JP10148229A JP14822998A JPH1164953A JP H1164953 A JPH1164953 A JP H1164953A JP 10148229 A JP10148229 A JP 10148229A JP 14822998 A JP14822998 A JP 14822998A JP H1164953 A JPH1164953 A JP H1164953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
film
spool
chamber
finger wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10148229A
Other languages
English (en)
Inventor
Stephen D Marra
ステファン.ダニエル・マーラ
Duane B Kirk
ドゥアン・ブレアー・カーク
Joseph A Watkins
ジョゼフ・アルバート・ワトキンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH1164953A publication Critical patent/JPH1164953A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/26Holders for containing light sensitive material and adapted to be inserted within the camera

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め配置された指動輪に対して、自動機構に
より、カートリッジを装填することができる方法を提供
する。 【解決手段】 スプール34の第一の端部のスプール係
合部分が指動輪駆動キーに対応する形状とされており、
フィルムカートリッジ30を指動輪駆動キーの軸線に近
接させてカートリッジチャンバ14内で位置させる位置
決めステップと、第二の端部のスプール係合部分に対応
する形状とされたクイル駆動キーを第二の端部の近傍に
配置するステップと、指動輪94をフレームに対して動
かないように固定するステップと、クイル駆動キーを回
転する回転ステップと、回転中に、各駆動キーがスプー
ルの各係合部分に係合するまで、クイル駆動キーをカー
トリッジの方向へ、かつカートリッジを指動輪駆動キー
の方向へ押圧するステップと、を備えていることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真装置に関し、
特にカメラフレーム組立体にカートリッジを装填するた
めの方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】使い捨てカメラは、通常、フィルムのカ
ートリッジを予め装填した状態で販売される。構造を簡
単にし、コストを下げるために、カメラには巻き戻し機
構が装着されていない。その代わりに、フィルムは予め
巻き上げてあり、使用中に、フィルムキャニスタに巻き
戻される。使い捨てカメラ用のフィルムカートリッジの
装填および事前巻き上げには、多数の方法が使用されて
きた。米国特許第4,972,649号明細書に開示さ
れているようなある種の方法の場合には、フィルムは、
カメラ本体の外側で、予めロール状に巻かれ、その後で
装填される。これらの方法の欠点は、フィルムの取扱い
を行う前に、フィルムロールを形成しなければならない
ことである。この方法はフィルムを損傷する恐れがあ
り、必要な装置をさらに複雑にする恐れがある。同様
に、米国特許第4,972,649号明細書に開示され
ているような、他のいくつかの方法の場合には、カート
リッジの装填が行われ、光が入らないようにカメラが閉
じられ、その後でフィルムの事前巻き取りが行われる。
米国特許第5,311,231号明細書に開示されてい
るような、さらに他の方法の場合には、カートリッジが
装填され、その後でカメラ本体の後部開口部が閉じら
れ、底部開口部を通してフィルムの事前巻き取りが行わ
れる。上記底部開口部は後で密閉される。後者の二つの
方法は、フィルムの案内が装填装置によってではなく、
主としてカメラ本体によって行われるという欠点を持っ
ている。このような構造になっているので、必要な許容
誤差等の点でカメラ本体が制限され、さらに、全体とし
ての処理速度が遅くなる恐れがある。日本国第6−29
5022号公開公報、欧州特許第0743546号公開
公報および日本国第8−171180号公開公報は、さ
らに他の方法を開示している。この方法の場合には、フ
ィルムはフィルムロール状にではなく、第二のスプール
に巻かれる。カメラの背面はフィルムを案内するのに絶
対なくてはならないものではない。何故なら、第二のス
プールにより、フィルムの運動が拘束されるからであ
る。
【0003】使い捨てカメラの組立作業の一部として、
カートリッジをある種のフィルム駆動機構に対して配置
しなければならない。そのため、カメラフレーム組立体
にカートリッジを装填した後で、カートリッジでフィル
ムストリップを事前に巻き上げなければならない場合に
は、厄介なことになる。何故なら、上記カメラフィルム
駆動機構は、反対方向にフィルムを駆動するような構造
になっているからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】予め配置された指動輪
(thumbwheel)に対して、自動機構により、カートリッ
ジを装填することができる装置および方法があれば便利
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、特許請求の範
囲により定義される。広い意味で、本発明は、カメラフ
レーム組立体に、カートリッジを装填するための方法お
よび装置を提供する。この方法の場合には、フレーム組
立体は、カートリッジチャンバを有するフレームと、供
給チャンバと、上記二つのチャンバの間の中間部とを含
む。フレーム組立体は、フレームに自由に回転できるよ
うに取り付けられている指動輪を含む。上記指動輪は、
カートリッジチャンバの外側に配置された回転部材を有
し、駆動キーがカートリッジチャンバに向かって軸線方
向に延びている。フィルムカートリッジは、指動輪駆動
キーの軸線方向に近接してカートリッジチャンバ内に位
置している。フィルムカートリッジは、スプールとフィ
ルムストリップとを含む。上記スプールは、対向する第
一および第二の端部を有する。各端部はスプール係合部
分を有する。第一の端部の上記スプール係合部分は、指
動輪駆動キーに対応する形状とされている。フィルムス
トリップは、前縁部、主要部および後縁部を有する。ク
イル(quill)駆動キーは、スプールの第二の端部の軸
線方向の近くに位置している。クイル駆動キーは、第二
の端部のスプール係合部分に対応する形状とされてい
る。指動輪はクランプされる。クイル駆動キーは回転す
る。回転中、クイル駆動キーは、カートリッジの方向に
軸線方向に押され、カートリッジは、両方の駆動キー
が、それぞれの係合部分に係合するまで、指動輪駆動キ
ーの方向に押される。
【0006】本発明のいくつかの実施形態の利点として
は、本発明の組立方法および装置の場合には、カートリ
ッジが自動機構により、予め設定された位置の指動輪に
対して設置されるということである。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面および本発明の実施形
態の下記説明を読めば、本発明の上記および他の特徴お
よび目的およびその達成方法がより明らかになり、本発
明自身をよりよく理解することができるだろう。図1
は、受け入れ装置とフィルムブリッジを示す、本発明の
装置の一実施形態のステーションの概略図である。パレ
ットが(断面で示した)カメラ組立体およびカートリッ
ジに当接している。フィルム空間は点線で示されてい
る。本発明は、特定のカメラフレーム組立体に限定され
ることはなく、種々の異なるカメラフレーム組立体が各
図に示されている。;図2は、フィルムロールを巻き上
げた後の図1のカメラフレーム組立体と同様の図であ
る;図3は、後部開口部を閉じる背面カバーを設置した
後の、図2のカメラフレーム組立体と同様の図である;
図4は、本発明の装置の一実施形態の概略を示した斜視
図である;図5は、本発明の装置の他の実施形態の概略
を示した斜視図である;図6は、本発明の装置の一実施
形態のカートリッジ移動ステーションの概略を示した斜
視図である;図7は、図6の本発明の装置の実施形態の
フィルム移送ステーションの概略を示した側断面図であ
る;図8は、本発明の装置の他の実施形態におけるカー
トリッジの移動の概略を示した斜視図である;図9は、
カートリッジ装填の最初の段階を示す図8と同様の図で
ある;図10は、カートリッジ装填の後期段階を示す図
8と同様の図である;図11は、フィルムの前進を示す
図8と同様の図である;図12は、フィルムガイド部材
を含む改良された装置ステーションを示す図8と同様の
図である;図13は、カメラフレーム組立体上に配置さ
れた図12のフィルムガイド部材の概略を示す垂直断面
図である;図14は、カメラフレーム組立体を備えた、
本発明の装置の他の実施形態のフィルム巻き上げステー
ションの概略を示した垂直断面図である;図15は、本
発明のさらに他の実施形態の図14と同様の図の部分拡
大図である;図16−図19は、図8の装置の巻き上げ
ステーションのフィルム巻き上げのいくつかの異なる段
階の概略を示した斜視図である;図20は、図16−図
19の巻き上げステーションの概略を示した部分断面図
である。オプションとしての構成部分56も示してあ
る。
【0008】本発明の装置および方法の場合には、フィ
ルムは、暗室において、カメラフレーム組立体10、す
なわち、カメラまたは完成していないカメラのサブユニ
ットに予め巻き上げられている。カメラフレーム組立体
10は、カートリッジチャンバ14および供給チャンバ
またはスクロールチャンバ16を有するカメラフレーム
12を含む。カートリッジチャンバおよび供給チャンバ
14、16は、それぞれ、後方を向いているスロートす
なわち開口部15、17を有する。供給チャンバ16
は、上記スロート17と連続している一つまたは二つの
側部開口部18を有する。カメラフレーム12は、上記
二つのチャンバ14、16の間に中間部分すなわち露出
フレーム20を有する。供給チャンバ16は、フィルム
空間軸線26を有するほぼ円筒形の内部フィルム空間2
4を形成している、凹状内部壁部22を有する。フレー
ム組立体10は、フィルムスプールまたは他の軸線方向
のフィルム支持体を有していないので、フィルム空間2
4は空の状態で、フィルムロール以外には何も入ってい
ない。フレーム組立体10は、供給チャンバ上に、好適
には、両方のチャンバ14、16および中間部分20上
に、後部開口部(図2に一点鎖線28で示す)すなわち
後部アクセス部を形成している。
【0009】フレーム組立体10に装填されたフィルム
カートリッジ30は、キャニスタ32、スプール34、
およびフィルムストリップ36を含む。フィルムストリ
ップ36は、自由端部40を有する前縁部38と、キャ
ニスタ32内でスプール34に取り付けられているテー
ル部すなわち後縁部42と、これら前縁部38および後
縁部42の間の主要部44と、を有する。
【0010】カメラフレーム組立体は、またカメラフレ
ーム上に予め設置済みの他のカメラ構成部分を含むこと
ができる。例えば、カメラフレーム組立体10は、バッ
フル、レンズシステムおよびシャッターのような、一つ
またはそれ以上のサブ構成部分を含む露出システム46
を備えることができる。フレーム組立体10は、中間部
分20に隣接し、かつフィルムの長さ測定、またはフィ
ルムの長さの測定およびフィルム送りの両方を行うため
に、フィルムのパーフォレーション(図示せず)と係合
するフィルム係合部材(図2に半円50で概略を示す)
を有するカメラフレームドライブ48を含むことができ
る。種々の上記フィルムドライブは、当業者にとっては
周知である。上記ドライブの場合、フィルム係合部材
は、直線的に往復運動をする爪であってもよい。しか
し、一般的には、スプロケットが、フィルム係合部材と
して使用される。135タイプ(35ミリ)のフィルム
用の多くのフィルムドライブの場合には、スプロケット
は連続的な歯を有するホイールである。スプロケットは
フィルムが移動するにつれて回転する。しかし、いつで
も、スプロケットの一部は、中間部分から後方に向かっ
て延びている。例えば、1993年6月14日付の日本
国第7−5526号公開公報に開示されている、APS
フィルム用のある種のフィルムドライブの場合には、フ
ィルム係合部材は、スケータまたは不完全な歯付きスプ
ロケットであって、その内部においては、楕円形のホイ
ールが、その長い方の軸線の各端部に一組の歯を有し、
短い軸線の各端部に歯の無い部分を有している。従来の
スプロケットタイプのようなある種のフィルム送り機構
の場合には、事前巻き上げ中には、スプロケットまたは
他のフィルム係合部材の上方にフィルムを持ち上げてお
く必要がある。ある種のスケータタイプのような他のフ
ィルム送り機構の場合には、スケータまたは他のフィル
ム係合部材を回転させたり、作動させたりしないで、こ
れらスケータ等を通過させてフィルムを移動させること
ができる。本発明の装置および方法のいくつかの実施形
態の場合には、どちらのタイプのフィルム送り機構でも
内蔵することができる。
【0011】本発明の装置52は、受け入れ装置54
と、カートリッジ装填、フィルム送りおよびフィルム巻
き上げ用の能動構成部分56とを含む。これらの構成部
分との関連により、本発明の方法を説明する。本発明の
方法は、使い捨てカメラでフィルムを予め巻き上げるの
に特に適しているが、そのまますぐ使用することができ
る市販の再使用可能なカメラ、すなわち、予め装填およ
び予め巻き上げらたフィルムカートリッジを備えたカメ
ラを予め巻き上げるのにも適している。本発明の方法の
場合、フィルムカートリッジ30は、カメラフレーム組
立体10のカートリッジチャンバ14に装填され、カー
トリッジ30のスプール34に対して一方の端部が取り
付けられているフィルムストリップ36は、他方のフィ
ルムチャンバ16内のフィルムロール62に巻かれる。
フィルムをロール状に巻いた後で、フィルムストリップ
36は、中間部分20を横切って、カートリッジ30か
ら供給チャンバ16に延びる。フィルムストリップの主
要部分44は、供給チャンバ16に位置しているフィル
ムロール62とされる。
【0012】本発明の方法は、カメラフレーム組立体1
0の供給からスタートする。これらの組立体は、本発明
の方法による連続プロセスの一部として製造することも
できるし、または独立したプロセスとして製造すること
もできる。しかし、製造されたカメラフレーム組立体1
0は、本発明の装置52の受け入れ装置54上に設置さ
れる。
【0013】受け入れ装置54は、本発明の装置52の
構成部分56に関連する、予め定めた装填位置10aま
たは一連の位置10aに、カメラフレーム組立体10を
支持する。受け入れ装置54は、他の構成部分56に対
して予め定めた関連を持ち、そのため、組立体中、上記
チャンバ、スロート、中間部分、フィルム空間および後
部開口部のそれぞれに対して、予め定めた相対位置また
は場所を形成する。(上記各場所は、フレーム組立体の
構成に対応し、受け入れ装置および装置の他の構成部分
の相対位置のような物理的拘束を調整することによっ
て、特定のフレーム組立体に対して予め定めておく必要
がある。図4においては、代表的な各場所は、一点鎖線
および類似の名称のフレーム組立体の構成の符号と同じ
符号で示してあるが、その参照番号には文字「a」がつ
いている。)受け入れ装置54は、カメラフレーム組立
体10を直接受け入れることができ、あるいは、パレッ
トまたはネスト64などを受け入れることができる構造
になっている。この場合、カメラフレーム組立体10
は、パレットまたはネスト64に対して予め定めた関係
に保持され、上記パレットまたはネストは、受け入れ装
置54により、予め定めた装填方向に保持されている。
複数のインデックス部(indexing features)65は、
カメラフレーム組立体10および受け入れ装置54を容
易に整合することができるようにパレット上に設置する
ことができる。フレーム組立体10は、パレット上に予
め装着した受け入れ装置54に設置することができ、ま
たはパレットとフレーム組立体を受け入れ装置上で組立
てることができる。
【0014】受け入れ装置54は、自動組立作業をサポ
ートするための種々の構成を持つことができる。例え
ば、本発明の装置は、本発明の装置と、一つまたはそれ
以上の他の組立ステーションとの間、または本発明の装
置の異なる構成部分を有する各ステーションの間でカメ
ラフレーム組立体10を移動させるための、図1に符号
66で概略的に示した位置決め装置を有することができ
る。便宜上、下記の説明は、図5に略図で示すような装
置52に関連して行うが、上記装置の内部においては、
構成部分56は、一連の異なるステーション68の間で
分割されるとともに、受け入れ装置54は、フレーム組
立体10をあるステーションから他のステーションへ移
動する移動システムとされる。装置構成部分56は、そ
れぞれ、作動機構70を含む。上記機構70は、構成部
分を受け入れ装置から引き出す非使用位置72と、使用
または能動位置74との間で、各構成部分を移動させる
ための押し込み−引出しシステムを含むことができる。
上記作動機構は、また回転またはリニアドライブのよう
な動作を構成部分に付与するための他の部品を含むこと
もできる。
【0015】フレーム組立体10を受け入れ装置54上
に設置した後、フィルムカートリッジ30は、フレーム
組立体10のカートリッジチャンバ14に挿入され、フ
ィルムストリップが供給チャンバ16へ送られる。
【0016】図6の本発明の実施形態について説明する
と、装置52は、カートリッジ30をカートリッジチャ
ンバ14に位置させるためのカートリッジ移動装置76
を含む。カートリッジ移動装置76は、カートリッジ3
0をカートリッジチャンバ14に位置させることがで
き、選択的に、フィルム巻き上げ作業中にカートリッジ
30を継続して把握または拘束することができるように
する真空グリッパ78を備える。フィルム巻き上げ作業
終了後、カートリッジ30を解放することができる。カ
メラフレーム組立体10がフィルム巻き上げ作業中に、
フィルムの振動または他の運動を防止する機能を持たな
い場合には、このカートリッジの解放は便利である。カ
ートリッジ移動装置76は、能動光遮断器開放装置80
およびスプール回転装置82のような、他の構成部分を
支持することができる。能動光遮断器開放装置80は、
カートリッジがカートリッジチャンバの場所に設置され
る前に、アドバンスド・フォト・システム(商標)(A
PS(商標))のような適切なフィルムカートリッジの
能動光遮断器を開くために回動させられる。そのため、
カメラフレーム組立体は、フィルム使用中に、能動光遮
断装置を開位置に保持する止め金(図示せず)を含むこ
とができる。スプール回転装置82は、カートリッジ3
0のスプール84と係合し、カートリッジ30からフィ
ルムストリップ36を引き出すためにスプール84を回
転させる。
【0017】図1および図7について説明すると、本発
明のいくつかの実施形態の場合には、次に、フレーム組
立体10の中間部分20上の能動位置へとフィルムブリ
ッジ86がフレーム組立体10に対して移動させられ
る。この移動は、同じステーション68で行うこともで
きるし、または、フィルムブリッジ68を含む新しいス
テーション68へフレーム組立体10を移動させること
もできる。フィルムブリッジ86は、カートリッジチャ
ンバ14から供給チャンバ16へ延びるフィルム経路8
8を形成する。(図1および図7においては、上記フィ
ルム経路88は、フィルムストリップ36により占拠さ
れている。)
【0018】フレーム組立体10が、中間部分20から
外側に向かって連続して延び、従来のスプロケットのよ
うなフィルム係合部材50を持つ実施形態の場合には、
好適には、フィルム経路88は、中間部分位置20aか
らある距離を持っていることが好ましい。何故なら、こ
の距離によりフィルムストリップ36をカメラフィルム
ドライブから分離することができ、それにより、フィル
ムロール形成中に、上記ドライブを解放(disable)等
させなくてもすむからである。このような拘束の下で、
フィルムブリッジ86は、種々の形態をとることができ
る。例えば、フィルムブリッジ86は、図7に示すよう
に、亀の甲のような凸面にすることもできる。好適に
は、上記亀の甲のような凸面により、フィルムストリッ
プの他の部材との摩擦を最も少なくすることが好まし
い。上記亀の甲のような凸面は、(図7の符号87で示
すように)空気クッションまたは回転ベアリング用の孔
および加圧ガス接続部のような一つまたはそれ以上の摩
擦軽減機能を提供することができる。
【0019】フィルムブリッジ86が、フィルムストリ
ップをフィルム経路に沿って、供給チャンバに送るため
に、フィルム経路88に働きかけるように配置された、
フィルム送り装置を含むことは、非常に好ましいことで
ある。フィルム送り装置を含むフィルムブリッジのいく
つかの例としては、キャプスタンドライブ、米国特許第
5,125,630号明細書に開示してあるような真空
シャトル、およびエンドレスベルト機構などがある。エ
ンドレスベルトは、フィルムストリップと、カメラフレ
ーム組立体の中間部分20との間に設置することがで
き、または図1に示すように、フィルムストリップ36
の上に設置することもできる。後者の場合には、エンド
レスベルト機構は、複数の孔部(図示せず)を有するこ
とができ、真空とすることにより、移動させるためにベ
ルト90に対してフィルムストリップを吸引し、かつベ
ルト90からフィルムストリップを分離するために、フ
ィルムストリップ36に対して圧縮ガスを吹きつける真
空圧縮ガス装置89を含むことができる。この機構は、
ベルトドライブ91およびベルト90を位置決めしかつ
張力を与えるアイドラローラ92を含む。
【0020】図8−図12は、カートリッジチャンバ1
4の端壁部96に装着された、指動輪(thumbwheel)9
4を含むフレーム組立体10bと一緒に使用される、本
発明の装置の他の実施形態である。指動輪94は、すで
にフレーム12に取り付けられていて(図示せず)、取
りつけられた状態で、フレーム12に対して自由に回転
することができる。指動輪94は、回転部材98を有
し、この回転部材は、完成したカメラにおいて、回転し
てフィルムを送る。指動輪94は、軸線方向に位置する
駆動キー100を有し、この駆動キーはカートリッジチ
ャンバ空間14b内に延びている。カラーまたは弾性フ
ランジ等(図示せず)は、指動輪94をフレーム12上
に保持する。指動輪駆動キー100は、標準フィルムカ
ートリッジまたは特殊なカメラで使用するための独特な
形のカットアウトを有するカートリッジのスプールの軸
線方向のカットアウトすなわち係合部分102に対応す
る形状とされている。APSフィルムと一緒に使用する
ために、駆動キー100は、図9に示す形をしていて、
一方向に対してのみカートリッジスプール84のカット
アウト102と係合することができる。
【0021】図5および図8について説明すると、第一
のステーション68において、カメラフレーム組立体
は、ピックアンドプレース(pick and place)装置のよ
うな、適当な構成部分56により、パレット64上に設
置される。図8について説明すると、同じ第一のステー
ションまたは第二のステーション68において、真空グ
リッパのような第一のカートリッジ移動装置76は、貯
蔵箱または他の保管装置(図示せず)から、APSまた
は類似のフィルムカートリッジ30を掴み、カートリッ
ジ30をパレット64上のカートリッジネスト103内
に設置する。カートリッジ30が把握されている間に、
能動光遮断器開放装置80(図6の異なる実施形態のと
ころで図示した)が能動光遮断器と係合し、90度回転
させて、カートリッジ30のフィルム出口を完全に開放
する。図6の実施形態の場合には、能動光遮断器開放装
置80は、真空グリッパ76と共通の支持体を共有して
いるが、これと装置52の他の構成部分56は、種々様
々な方法で、別々に、または一緒に装着することができ
ることを理解されたい。上記実施形態の場合には、次
に、装置構成部分56が、フレーム組立体10から引き
込まれ、パレット64は、受け入れ装置54上を次のス
テーションへ移動させられる。
【0022】図5、図8および図9について説明する
と、同じステーションまたは第三のステーション68に
おいては、同じまたは第二のカートリッジ移動装置76
が、カートリッジ30を掴み、このカートリッジを、指
動輪94の駆動キー100の軸線方向の近くでカートリ
ッジチャンバ14に設置する。カートリッジ30は、カ
ートリッジスプール84のカットアウト102、および
指動輪駆動キー100と係合するまでは、カートリッジ
チャンバ空間14b内に深く移動しない。その理由は、
APSカートリッジのようなフィルムカートリッジの場
合には、カートリッジドアの開口部が、フィルムスプー
ルのロックを外すからである。それ故、係合部分102
および駆動キー100は正確に整合しない場合があり、
部品を強制的に整合するのは望ましくない。カートリッ
ジ移動装置70は引き出されるとともに、フレーム組立
体10bは、次のステーション68まで移動する。
【0023】図9−図10について説明すると、第四の
ステーションにおいては、クイル104は、フィルムカ
ートリッジ30のスプール84に対して、軸線方向(矢
印108で示す)にリニアアクチュエータ106により
移動させられる。クイル104は、カートリッジスプー
ル84の第二のカットアウトすなわち係合部分112と
対応する形状とされたクイル駆動キー110を有する。
カートリッジスプール84の両端部におけるカットアウ
ト102、112の形は同じものであっても、違うもの
であってもよい。図9に両端に矢のある矢印116で示
すように、固定部材114は、供給チャンバの場所から
離間した非使用位置から、使用位置に移動し、該使用位
置で固定部材114は、指動輪98に押し付けられて指
動輪を固定し、フレーム12に対して指動輪98が回転
するのを防止する。クイル104上の光軸方向の負荷
(作動装置106により供給される)は、クイル104
をカートリッジスプール84に対して押し付けるととも
に、カートリッジスプール84を指動輪94の駆動キー
100に押し付ける。同時に、クイル104は、背後方
向(矢印116で示す)に、作動装置70により回転さ
せられる。すなわちクイル104は、カートリッジに適
用された場合、引き出されたフィルムストリップをカー
トリッジ内に引っ込めるような回転方向に回転する。こ
の方向はフィルムカートリッジにとって、フィルムを巻
き戻す方向である。すなわち、スプールの回転方向は、
フィルムをカートリッジ内に巻き戻す方向である。スラ
ストタイプのフィルムカートリッジの場合には、この方
向はまたフィルムを押し出す方向とは反対方向である。
クイル104が回転すると、駆動キー100、110の
一方およびその後他方が回転し、各カットアウト10
2、112は、クイル104が二回転する間に整合す
る。スプール84の第一のカットアウト102と、指動
輪駆動キー100とが整合すると、カートリッジ30
は、第一のカットアウト102が、指動輪駆動キー10
0と係合しかつカートリッジが指動輪94および端壁部
96に押し付けられるまで、共通指動輪およびカートリ
ッジ軸線116、118に対して、軸線方向(全体を矢
印108で示す方向)にクイル104の力により移動す
る。同様に、スプール84の第二のカットアウト112
と、クイル駆動キー110が整合すると、駆動キー11
0は、軸線方向に第二のカットアウト112内に移動す
る。クイル104の駆動キー110は、一組のカットア
ウト102、112と、一組の駆動キー100、110
が係合する前にクイルの移動中にクイル104により加
えられる力を緩和するとともに、起こりうるジャミング
(jamming)を防止するためにスプリング装着とするこ
とができる。カートリッジが設置された後で、固定部材
は指動輪から引っ込む。スプリング装着は軸線方向だけ
であってもよいし、または軸線方向およびクイルおよび
カートリッジおよび指動輪の軸線の、起こりうる整合の
ズレを許容できるように、一つまたはそれ以上の方向に
弾力を持たせるようにすることもできる。
【0024】本発明の特定の実施形態の場合には、第二
のスプールカットアウト112は、円形であるか、半径
方向のスロット109を除いて、同様に半径方向に対称
な形をしている。この実施形態の場合には、クイル駆動
キー110は、スロット109に適合するように作られ
た、止め金またはキー部材111を含む。上記キー部材
111は、駆動キー110の本体113とは独立して、
クイルの回転軸線に対して、ほぼ半径方向(矢印115
で示す)に移動することができ、弾力により外側に付勢
される。キー部材111により、クイル駆動キーは、半
径方向に整合からズレた場合、カットアウト112に入
ることができる。クイル駆動キー110は、その後、キ
ー部材111が整合し、弾力によりカットアウト112
内に移動するまで、カットアウト112内で回転するこ
とができる。
【0025】ここまでは、APSカートリッジを使用す
る、本発明の一実施形態について主に説明してきた。し
かし、この手順は、APSカートリッジのようなスラス
トタイプのフィルムカートリッジ、およびタイプ135
カートリッジのような非スラストタイプのカートリッジ
の両方に適用することができる。後者の場合、カートリ
ッジの装填中、すべての前縁部をカートリッジ内に引き
込むことを回避するよう注意しなければならない。
【0026】検出装置120は、カートリッジ30の軸
線方向等の運動を感知するために、カートリッジチャン
バ空間14aに対して作動するように装着することがで
きる。上記検出装置120は、故障を検出した場合に、
クイルの動作および引っ込み動作を停止することができ
る、制御システムに組み込むことができる。
【0027】次に、図11−図13について説明する
と、クイルは、クイルモータまたは作動機構70によ
り、順方向(矢印122で示す)に回転し、カートリッ
ジスプールを回転させるとともに、カートリッジ30か
らフィルムストリップ36の前縁部38を引き出す。こ
の動作は、カートリッジを挿入した場合に使用したよう
に、同じ組立ステーションの場合、最もスムーズに実行
することができる。フィルムの上記引出しは、フィルム
ストリップ36の自由端部40が供給チャンバの送り込
まれるまで、継続して行うことができる。検出装置12
4は、自由端部40が供給チャンバ空間16aに送り込
まれたことを光学的または何らかの他の方法で感知し、
制御装置(図示せず)に、引出しを停止するように信号
を送るように設置することができる。
【0028】本発明の特定の実施形態の場合には、フレ
ーム組立体は、ダグラス H.パーソン氏の1997年
2月6日付の「本体部分と、カメラアセンブリを容易に
するためのフィルムホルダを有する挿入可能な光バッフ
ルを有する使い捨てカメラ」という名称の米国特許出願
08/796,155号明細書に開示されている、フィ
ルム係止フィンガ126を備える。上記明細書は、本明
細書に参考例として組み込まれる。上記フィルム係止フ
ィンガ126は、供給チャンバ空間16a内に通じてい
るフィルム入口128を形成する。この実施形態の場
合、フィルムガイド部材130は、フィルムストリップ
36の自由端部40を、フィルム入口128を通して供
給チャンバ空間16aに導入する。上記フィルムガイド
部材130は、カートリッジ装填用に使用される、同じ
ステーションまたは次のステーション(図12に示す)
において、フィルムの引出しが行われる前または引出し
動作中に、リニアアクチュエータ106により、フレー
ム組立体10の中間部分20上の位置に下降させられ
る。フィルムガイド部材130は、中間部分20上に延
在する凹状の底部132を有する。フィルムガイド部材
130は、フィルム係止フィンガ126を収容するポケ
ット134を有し、その結果、フィルムガイド部材12
6により形成されたフィルム入口128は、フィルムガ
イド部材130の凹状の底部132により形成された楕
円形の上にくる。検出装置124は、フィルムガイド部
材130に都合良く収容することができる。
【0029】図14−図20について説明すると、フィ
ルムストリップ36の前縁部38の自由端部40が供給
チャンバ16に送り込まれた後で、フレーム組立体10
は、もう一つのステーション68に移動する。このステ
ーション68において、装置52に取り付けられたマン
ドレルまたはスプール136は、一つ、好適には複数の
フィルムガイド138と一緒に、供給チャンバ16内に
導入される。各ガイド138は、供給チャンバ16内に
マンドレル136を中心とする実質的に円筒形とされた
前フィルム空間140を形成する。前フィルム空間14
0は、フィルムガイド138の内部構成によって事前に
決まる半径142(以後「前半径142」と呼ぶ。)を
有する。フィルムストリップ36の前縁部38は、前フ
ィルム空間140内に送り込まれ、マンドレル136お
よび巻きつけ軸(図14にx印144で示す)の周囲に
巻き付けられる。巻きつけ軸144は、供給チャンバ1
6内に位置し、巻きつけ時にマンドレルの回転軸線と同
一となって延在する。
【0030】各ガイド138は、供給チャンバ16の内
壁部146とマンドレル136の間に位置していて、こ
の両方のガイドは、フィルムストリップ36の前縁部3
8をマンドレルの周囲に巻きつけ、マンドレルおよび巻
き付け軸144の共通の回転軸線に関する半径方向への
フィルムストリップ36の偏りを制限する。フィルムス
トリップ36の最初の巻き(別々には図示せず)は、マ
ンドレル136にしっかりと巻きつき、この実施形態の
場合には、ガイド138は、供給チャンバから、巻き付
け軸に平行な方向に引っ込み、フィルムストリップ36
の大部分は、フィルムロール62(図2および図3に示
す)を形成するために、最初の巻きの周囲に巻きつく。
【0031】マンドレル136は、好適には、真空マン
ドレル、すなわち、縦方向の表面に空気通路148によ
る空気を通すための複数の孔部を有する中空のシリンダ
であって、真空ポンプまたは負圧源(図示せず)に接続
されている。フィルムストリップ36の前縁部38がマ
ンドレル136の周囲に巻きつくと、真空により、フィ
ルムストリップ36は、マンドレル136に吸着され
る。マンドレル136は、マンドレル軸150を中心に
して回転し、フィルムストリップ36の自由端部40
が、マンドレル136と接触する前または後でスタート
し、フィルムストリップ36の前縁部38は、マンドレ
ル136に重なり、巻きつく。その後で、フィルムスト
リップ36の主要部分44が、フィルムロールの最初の
巻きの上に巻きつく。
【0032】図14−図15について説明すると、一ま
たは複数のガイド138の構造は比較的簡単である。例
えば、図14−図15に示すように、フックの形をした
断面を持つ簡単な締め付けクリップ(cinch dog)15
2を使用することができる。上記締め付けクリップ15
2は、遠い方の側部155の方を向いてシャンク154
とともに供給チャンバ16内に位置しており、フック1
56の開口部は、供給チャンバ16内のフィルムストリ
ップ36の入口方向を向いている。フィルムストリップ
が巻きついた後、締め付けクリップ152は、フィルム
チャンバ16から、軸線方向に引っ込められる。この実
施形態の場合には、巻き上げ作業中にフィルムストリッ
プ36に加わる力を最も弱くするように、フィルムロー
ルの頂点、すなわち、最も外側の巻きと、フィルムの入
口128、すなわち、フィルムブリッジ86の下流との
間に切線を連続的に維持するために、マンドレル136
を、フィルム巻き上げ中に、(円の中のxがある符号1
60で示す別の巻き付け軸から、矢印158で示す方向
に)下降させることができる。それ故、この実施形態の
場合には、マンドレル136の回転軸線は、巻き上げ作
業中、巻きつけマンドレル160から遠ざかる方向へ向
かって、供給チャンバ16のさらに深いところへ移動す
る。
【0033】図16−図20について説明すると、本発
明の好適な実施形態の場合には、多重フィルムガイド1
38の組立体が使用される。上記多重フィルムガイド1
38は、フィルムストリップが通過する入口162を除
いて、マンドレル軸150の半径方向に、マンドレル1
36を取り巻く。本発明のこれらの実施形態の場合に
は、フィルムガイド138は、前フィルム空間140の
限界を形成している前半径142を超えて、マンドレル
軸150に対して半径方向に、フィルムストリップ36
の前縁部38が偏向するのを防止する。それ故、フィル
ムストリップ36の前縁部38は、上記前縁部38がマ
ンドレル136の周囲で湾曲しかつ巻き付けられている
ので、供給チャンバ16の内壁部146から独立したも
のとされている。マンドレル軸150および前フィルム
空間軸は、同じ平面内を延びる。フィルムロールの一番
外側の巻きと、フィルム供給チャンバ16に導入される
フィルムストリップ36の部分との間に接線を維持する
ために、フィルム巻き上げ作業中に、マンドレル136
を供給チャンバ16内に下降させることができる。ある
実施形態の場合には、フレーム12は、フィルム係止フ
ィンガ126を有し、マンドレル136は、フィルム巻
き上げ作業中、供給チャンバ16内の中心に維持され
る。後者の方法は、マンドレル136を移動するための
装置の構造がより簡単なものですむという利点がある。
マンドレル136が固定されている、図16−図20に
示すある実施形態の場合には、マンドレル136、前フ
ィルム空間140、およびフィルム供給チャンバ16
は、すべて共通な軸150を有する。
【0034】この実施形態の場合には、ガイド138の
組立体は、それぞれ分離可能な上下のガイド164、1
66を含む。好適には、下のガイド166は、C字形の
断面を持つ弓形の部分スリーブまたは締め付けスリーブ
であることが好ましい。上記部分スリーブ166は、平
滑であるか、またはフィルムストリップに、低い摩擦負
荷を与えるための凹状の内部面168を有する。部分ス
リーブ166の内面168は、軸136に非常に接近し
て隣接している。特定の実施形態の場合には、隙間はフ
ィルムストリップ36の厚さの数倍程度で、約1ミリで
ある。部分スリーブ166は、軸136と同軸か、ほぼ
同軸であり、中間に位置しているマンドレル136の周
囲の半分以上(180度以上)を取り巻いている。下部
ガイド166の遠い方の縁部170は、少なくともマン
ドレル軸150およびマンドレル136の水平方向直径
にほぼ平行である。下部ガイド166の中央の縁部17
2は、マンドレル軸150およびマンドレル136の接
線方向に走る想像水平線にほぼ平行である。(本明細書
中の「水平」「垂直」等の用語は、フレーム組立体の最
も長い部分が「水平」方向を向いているという場合のよ
うに、相対的なものである。実際の向きは、自由に運動
できる部分に掛かる重力の効果を考慮に入れて、必要に
応じて変化する場合がある。)
【0035】好適には、上部ガイド164は、部分スリ
ーブ166とは無関係に、移動することができるガイド
シューであることが好ましい。上記ガイドシュー164
は、下方に向かって延び、部分スリーブ166の遠い方
の縁部170にきわめて接近して隣接しているか、また
は接触しているアーム174を持つ。上記アーム174
は、連続していてもよいし、図16−図20に示すよう
に、二つの分離部分に分割したものであってもよい。ア
ーム174は、凹状の摩擦内面176を有する。アーム
174は、ほぼ連続しているフィルムストリップ36の
ガイド経路となるように、部分スリーブ166の遠い方
の縁部170と接する下縁部178を有する。上記下縁
部178および遠い方の縁部170は、狭い継ぎ目だけ
で分離された連続曲線を形成するように合流させること
ができる。他の方法としては、下縁部178は、フィル
ムストリップが、縁部78、170の間の不連続部分を
飛び越す、フィルムストリップのガイド経路を形成する
ために、遠い方の端部を越えて、半径方向に内側に向か
って延びることができる。後者の方法は、少し整合がず
れても、フィルムストリップに傷をつけないという利点
がある。
【0036】ガイドシュー164は、ガイドシューアー
ム174に対して(図20の左方向に向かう)中央部分
にベアリング部材180を有する。上記ベアリング部材
180は、上下ガイド164、166が、供給チャンバ
16内の動作位置にあり、フィルムストリップ36がマ
ンドレル136とベアリング部材180の間の正しい位
置にある場合、ニップ182により、マンドレル136
から分離されるような位置に設置されている。ベアリン
グ部材180は、使用中、ニップ182が、ベアリング
部材の湾曲の少なくとも部分的な機能となるように、圧
縮できるように、または弾力により装着することがで
き、またはベアリング部材を圧縮できない部品として、
固定状態に装着することもできる。ベアリング部材18
0は、フィルムストリップがスライドする固定スキッド
(skid)、またはブッシュであってもよい。ベアリング
部材180は、またマンドレルと同じ速度または異なる
速度で回転する、被駆動ローラまたはベルトのような回
転部材であってもよい。しかし、ベアリング部材駆動は
いくつかの欠点がある。何故なら、フィルム速度とベア
リング部速度との間に相対的な違いがあると、フィルム
ストリップが擦傷を起こしたり、他の摩耗を起こしたり
する恐れがあるからである。それ故、好適には、フィル
ムストリップが通過するとき、ベアリング部材が自由に
回転し、フィルムストリップに低い摩擦負荷を与える、
アイドルローラ180のような、動力により駆動されな
い回転部材であることが好ましい。同じ理由から、好適
には、アイドルローラ180は、マンドレル150の軸
に平行な軸を中心に回転することが好ましい。
【0037】マンドレル軸150に平行な方向の、ベア
リング部材180の幅は重要ではない。しかし、比較的
幅の狭いベアリング部材の場合には、装置、補助装置等
の他の構成部分に対する空間的な拘束が少ない。ベアリ
ング部材180の適当な幅は、フィルムストリップの幅
の約半分以下である。図16−図20に示す本発明の実
施形態の場合には、ベアリング部材またはアイドルロー
ラ180の幅は、フィルムストリップ36の幅の約1/
4である。
【0038】アイドルローラ180は、ローラの残りの
部分から、ローラ軸に対して半径方向外側に向かって延
びるフランジ(図示せず)を持つことができる。上記フ
ランジは、側面方向への運動と、その縦方向の軸の周囲
のフィルムストリップのトルクの両方を制限することに
より、フィルムストリップの前縁部およびマンドレルの
整合を維持するのを助ける。供給チャンバの前端部が閉
じている場合には、上記フランジは不必要である。
【0039】ガイドシュー164は、アーム174およ
びベアリング部材180を物理的に支持する支持部分1
84を含む。例えば、図16−図20の支持部分は、ベ
アリング部材180の軸を支持する。支持部分184
は、好適には、フィルムストリップに、うっかり接触す
るのを防止するような構成になっていることが好まし
い。図20に示すように、本発明のある実施形態の場合
には、支持部分184は、フィルムブリッジまたはフィ
ルムガイド部材のような他の構成部分56と一体に結合
することができる。
【0040】ガイド組立体は、フィルムストリッパ18
6を含むことができる。上記ストリッパ186は、フィ
ルムロールの側部境界を形成している肩部188(図1
8に最もハッキリと示す)を有する。ストリッパ186
は、同じ方向の供給チャンバの寸法より短いか、同じ
か、より長い所定の寸法を、ストリッパ軸線に対して、
半径方向に持つことができる。本発明のある実施形態の
場合には、ストリッパ186は、マンドレル136と同
軸であって、フィルムストリップ36の厚さより短い距
離だけ、好適には、フィルムストリップの厚さの約半分
だけ、マンドレル136から離れている完全なスリーブ
である。この実施形態の場合には、ストリッパ軸(マン
ドレル軸150と同じ平面を延びる)に対して、半径方
向のストリッパ186の大きさは、同じ方向の前フィル
ム空間140の大きさより小さく、部分スリーブ164
は、ストリッパ186と同軸である。そのため、マンド
レル136、部分スリーブ164、およびストリッパ1
86は、相互に無関係にまた干渉を起こさないで、共通
の軸に沿って移動することができ、同時に、装置および
供給チャンバ全体を小さくすることができる。
【0041】図16−図20に示す本発明の実施形態の
場合には、ガイド組立体は、下記の方法で使用される。
フィルムストリップ36の前縁部40は、自由端部40
が、ガイドシュー164に装着することができるセンサ
(図示せず)により検出されるまで、供給チャンバ16
内に送り込まれる。その後、ストリッパ186は、スト
リッパ186の肩部188が、フィルムストリップ36
の縁部に接触するまで、リニアアクチュエータ106に
より、供給チャンバの方向へ送られる。ストリッパ18
6は、その後、停止する。部分スリーブ166は、その
後、ストリッパ186に沿って供給チャンバ16へ送ら
れる。部分スリーブ166の中央部の縁部172は、好
適には、前端部190から、スリーブの基部の方向に面
取りすることが好ましい。部分スリーブ166は、供給
チャンバ16内に延び、フィルムストリップ36の自由
端部40は、マンドレル136が上記チャンバ内に延び
た場合、自由端がマンドレル136に接触しないだけ
の、十分な距離だけ上に位置している。マンドレル13
6は、その後、供給チャンバ16内に延びる。マンドレ
ル136が供給チャンバ16内に入るか、またはその前
に、マンドレル136が回転を始め、真空源がオンにな
る。ガイドシュー164は、その後、ガイドシュー16
4が、部分スリーブ166と接触し、予め定めたニップ
182が、ローラ180とマンドレル136との間に形
成されるまで、供給チャンバの位置16aに対して、下
降する。このような下降が行われると、フィルムストリ
ップ36の自由端部40は、ニップ182の方を向く。
(フィルムストリップの自由端部40は、図に示すよう
に、ある角度を持つ先端部を形成するために、後方に向
かって部分的に切断されている。これがフィルムの通常
の特徴であるが、本発明の装置および方法の場合には、
必ずしもそうする必要はない。)マンドレル136は回
転を続ける。アイドラローラ180は、フィルムストリ
ップ36の前縁部38をマンドレル136に圧着し、真
空により、フィルムストリップ36は、マンドレル軸1
50の方向でかつ半径方向に引っ張られる。1回半回転
した後にフィルムストリップ36の前縁部38は、マン
ドレル136上に巻きつく。真空ラインに設置されてい
る真空センサ(図示せず)は、上記前縁部の巻きつきに
よる空気の流れの減少、または空気圧の低下を検出す
る。真空センサは制御装置に信号を送り、制御装置はそ
れに答えて、ガイドシュー164と部分スリーブ166
を引っ込める。フィルムストリップの主要部分は、その
後、マンドレル136により、チャンバ16内に引き込
まれ、前縁部上に巻かれ、フィルムロールを形成する。
図2について説明すると、上記フィルムロール62は、
一番外側の巻き192を有し、これが前半径142より
大きい第一のフィルムロール半径194を形成する。
【0042】フィルムストリップ36の主要部分44が
フィルムロール62に到着するまで、フィルムロールの
巻き取りが継続して行われる。これが通常フィルムスト
リップの主要部分になる。フィルムストリップの後縁部
42は、必ず、フィルムカートリッジ30のスプール8
4に取りつけられたままになっていて、フィルムロール
62の方向に延びる。マンドレル136の回転は、過度
の歪が後縁部42に起こる前に停止する。このことは、
種々の方法で行うことができる。例えば、センサは、後
縁部まで巻かれたために生じたマンドレル上の負荷の増
大を検出することができるし、検出装置はフィルムスプ
ールまたは他の回転部分の回転数をカウントすることが
できるし、または検出装置は、フィルムロールへ送られ
るフィルムストリップの長さまたは面積を追跡すること
ができるし、またはフィルムを予め定めた時間だけ巻く
こともできる。上記方法の中のどの方法の場合でも、過
度の歪を吸収するために、スリップクラッチをマンドレ
ル上に設置することができる。
【0043】巻き取りが完了した後、マンドレル136
は、フィルム供給チャンバから取り出される。最初に、
真空の供給が停止し、フィルムロールを容易に取り出す
ことができるように、圧縮空気または他のガスをマンド
レル136を通して送り返すことができる。この時、フ
ィルムロールをさらに容易に取り出すことができるよう
に、マンドレル136を1回転程度逆方向に回転させる
ことができる。これらの効果を組み合わせることによ
り、フィルムロールを緩め、一番外側の巻き196が、
最初のフィルムロールの半径194より大きな、第二の
フィルムロールの半径198を形成するように、延ばす
ことができる。本発明の好適な実施形態の場合には、フ
ィルムロールは、供給チャンバ16のスロート17を越
えて実質的に広がらない。このようにするには、いろい
ろな方法がある。例えば、供給チャンバは、真空ポート
(図示せず)を含むことができる。真空はこのポートを
通して、米国特許第5,608,482号明細書に開示
されている方法で、フィルムロールに供給される。上記
明細書は、引用することにより本明細書の記載に援用す
る。他の方法としては、フレーム12は、スロート17
の中央部の縁部に、クサビ200を有することができ、
このクサビは上記スロートの幅を供給チャンバ16の最
も広い部分の幅より狭くし、それによりフィルムロール
の時計方向の巻き戻りを制限する。
【0044】次に、マンドレル136は、ストリッパ1
86を、フィルムストリップ36の縁部に対して、正し
い位置に設置した状態で、マンドレルをストリッパ18
6内へ引っ込ませることにより、供給チャンバから取り
出される。マンドレル136と、ストリッパ186との
間の半径方向のギャップは、フィルムストリップ36の
厚さより狭いので、該フィルムストリップが望遠鏡のよ
うに長く伸びてしまうことを防止することができる。
【0045】この好適でない実施形態の場合には、マン
ドレルを、スプールの場合と同じ方法で、装置から取り
外すことができる。スプールの構造は比較的簡単である
が、それでもカメラに余計な部品を取り付けることにな
り、スプールを取り外すために解放機構がさらに複雑に
なる。
【0046】フィルムブリッジ86を使用している実施
形態の場合には、マンドレル136を取り外す前に、カ
メラフレーム組立体10に対して、フィルムブリッジ8
6の位置が移動する。それにより、フィルムストリップ
の最終部分をフィルムロール上に巻くことにより、また
はフィルムストリップの上記部分をカートリッジ30内
に引き込ませることにより、フィルムストリップ36の
たるみをなくすことができる。
【0047】次に、カメラフレーム組立体10の後部開
口部28が閉じられ、カメラフレーム組立体に外部から
光が入らなくなる。この操作は、遮光性の後部部品20
2をフレーム12に取り付ける単一のステップで行うこ
ともできるし、複数のステップにより行うこともでき
る。例えば、後部部品を後部開口部に取り付け、その後
で組立体に外部から光が入らないようにするために、底
部開口部に蓋をするという方法を使用することもでき
る。このように組立てられた本発明のカメラ組立体を完
成品とすることもできるし、さらに組立て作業を必要と
する半製品とすることもできる。フィルムカートリジお
よびフィルムロールを含む上記の機能の他に、本発明の
カメラ組立体は、また当業者にとっては周知の他の従来
のカメラの機能を含むことができる。
【0048】好適ないくつかの実施形態を特に参照しな
がら本発明を説明してきたが、本発明の思想および範囲
から逸脱することなしに種々の変更および修正を行うこ
とができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 受け入れ装置とフィルムブリッジを示す、本
発明の装置の一実施形態のステーションの概略図であ
る。
【図2】 フィルムロールを巻き上げた後の図1のカメ
ラフレーム組立体と同様の図である。
【図3】 後部開口部を閉じる背面カバーを設置した後
の、図2のカメラフレーム組立体と同様の図である。
【図4】 本発明の装置の一実施形態の概略を示した斜
視図である。
【図5】 本発明の装置の他の実施形態の概略を示した
斜視図である。
【図6】 本発明の装置の一実施形態のカートリッジ移
動ステーションの概略を示した斜視図である。
【図7】 図6の本発明の装置の実施形態のフィルム移
送ステーションの概略を示した側断面図である。
【図8】 本発明の装置の他の実施形態におけるカート
リッジの移動の概略を示した斜視図である。
【図9】 カートリッジ装填の最初の段階を示す図8と
同様の図である。
【図10】 カートリッジ装填の後期段階を示す図8と
同様の図である。
【図11】 フィルムの前進を示す図8と同様の図であ
る。
【図12】 フィルムガイド部材を含む改良された装置
ステーションを示す図8と同様の図である。
【図13】 カメラフレーム組立体上に配置された図1
2のフィルムガイド部材の概略を示す垂直断面図であ
る。
【図14】 カメラフレーム組立体を備えた、本発明の
装置の他の実施形態のフィルム巻き上げステーションの
概略を示した垂直断面図である。
【図15】 本発明のさらに他の実施形態の図14と同
様の図の部分拡大図である。
【図16】 図8の装置の巻き上げステーションのフィ
ルム巻き上げの一段階の概略を示した斜視図である。
【図17】 図8の装置の巻き上げステーションのフィ
ルム巻き上げの一段階の概略を示した斜視図である。
【図18】 図8の装置の巻き上げステーションのフィ
ルム巻き上げの一段階の概略を示した斜視図である。
【図19】 図8の装置の巻き上げステーションのフィ
ルム巻き上げの一段階の概略を示した斜視図である。
【図20】 図16−図19の巻き上げステーションの
概略を示した部分断面図である。
【符号の説明】
10 カメラフレーム組立体 12 カメラフレーム 14 カートリッジチャンバ 16 供給チャンバ 36 フィルムストリップ 38 前縁部 42 後縁部 44 主要部 54 受け入れ装置 80 能動光遮断器開放装置 84 スプール 94 指動輪 98 回転部材 100 指動輪駆動キー 104 クイル 110 クイル駆動キー 114 固定部材 130 フィルムガイド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョゼフ・アルバート・ワトキンス アメリカ合衆国・ニューヨーク・14618・ ロチェスター・エッジウッド・アヴェニ ュ・281

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラフレーム組立体にカートリッジを
    装填するための方法であって、 カートリッジチャンバ、供給チャンバおよびこれら両チ
    ャンバ間の中間部分を有するフレームと;前記カートリ
    ッジチャンバの外部に配置された回転部材と、前記カー
    トリッジチャンバ内に軸線方向に延在する駆動キーとを
    有するとともに、前記フレームに対して回転自在に取り
    付けられた指動輪と;を有するフレーム組立体を提供す
    るステップと、 スプールと、前縁部、主要部および後縁部を有するフィ
    ルムストリップとを備え、前記スプールが、対向する第
    一および第二の端部を有し、その各端部がスプール係合
    部分を有し、前記第一の端部の前記スプール係合部分が
    前記指動輪駆動キーに対応する形状とされた前記フィル
    ムカートリッジを前記指動輪駆動キーの軸線に近接させ
    て前記カートリッジチャンバ内で位置させる位置決めス
    テップと、 前記スプールの前記第二の端部の近傍に、前記第二の端
    部の前記スプール係合部分に対応する形状とされたクイ
    ル駆動キーを配置するステップと、 前記指動輪を前記フレームに対して動かないように固定
    するステップと、 前記クイル駆動キーを回転する回転ステップと、 前記回転中に、前記各駆動キーが、前記スプールの前記
    各係合部分に係合するまで、前記クイル駆動キーを前記
    カートリッジの方向へ、かつ前記カートリッジを前記指
    動輪駆動キーの方向へ押圧するステップと、 を備えていることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記位置決めステップの前に能動光遮断
    器を開くステップと、 前記回転ステップの前に前記フレームの前記中間部分上
    にフィルムガイド部材を下降させるステップと、 前記回転ステップの後で前記指動輪を解放するステップ
    と、 前記解放ステップの後で前記フィルムストリップの前記
    前縁部を前記供給チャンバへ送り込むステップと、 を備えていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 カートリッジチャンバ、供給チャンバお
    よびこれら二つのチャンバ間の中間部分を有するフレー
    ムと、該フレームに自由に回転できるように取り付けら
    れた指動輪とを備え、前記指動輪が、前記カートリッジ
    チャンバの外側に配置された回転部材と、前記カートリ
    ッジチャンバ内でかつ軸線方向に延びる駆動キーとを備
    えているカメラフレーム組立体と;ケースと、スプール
    と、前縁部、主要部および後縁部を有するフィルムスト
    リップとを有し、前記スプールが、対向する第一および
    第二の端部を有し、前記各端部がスプール係合部分を有
    し、かつ前記第一の端部の前記スプール係合部分が前記
    指動輪駆動キーに対応する形状とされた、前記カートリ
    ッジチャンバ内に配置されたフィルムカートリッジと;
    一緒に使用するためのカートリッジ装填装置であって、 前記各チャンバおよび前記中間部分のための場所と、カ
    ートリッジチャンバ軸線とを規定する前記カメラフレー
    ム組立体用の受け入れ装置と、 前記フレームから所定距離離間した非使用位置と、前記
    指動輪に当接する使用位置との間を移動可能とされ、前
    記フレームに対する前記指動輪の回転を妨げる固定部材
    と、 前記受け入れ装置に対して動作できるように配置されて
    いるとともに、前記カートリッジチャンバ内に前記カー
    トリッジを配置するために、前記スプールの前記第一の
    端部の前記係合部分が前記指動輪の前記駆動キーに近接
    して配置されるように前記カートリッジチャンバのため
    の前記場所の上を移動させることができるカートリッジ
    移動装置と、 前記スプールの前記第二の端部の前記係合部分に対応す
    る形状とされた駆動キーと、回転軸線とを有し、前記カ
    ートリッジを前記指動輪の方向に、かつ前記各駆動キー
    および前記各係合部分を係合させるために、前記カート
    リッジチャンバの方向に、前記回転軸線に沿って往復方
    向に移動することができるクイルとを備えていることを
    特徴とするカートリッジ装填装置。
JP10148229A 1997-04-21 1998-04-21 フィルムカートリッジを係合するためのクイル駆動キーを有するカメラ組立体 Withdrawn JPH1164953A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US837,632 1997-04-21
US08/837,632 US5815739A (en) 1997-04-21 1997-04-21 Camera assembly with quill drivekey for engaging film cartridge

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1164953A true JPH1164953A (ja) 1999-03-05

Family

ID=25275016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10148229A Withdrawn JPH1164953A (ja) 1997-04-21 1998-04-21 フィルムカートリッジを係合するためのクイル駆動キーを有するカメラ組立体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5815739A (ja)
EP (1) EP0886175A3 (ja)
JP (1) JPH1164953A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5895132A (en) * 1997-01-20 1999-04-20 Olympus Optical Co., Ltd. Exposure precision tester and exposure precision testing method for camera
JP2004138656A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Fuji Photo Film Co Ltd パトローネ包装品の製造方法および装置
TWM244479U (en) * 2003-10-30 2004-09-21 Benq Corp Film box for an advanced photo system

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4972649A (en) * 1986-08-20 1990-11-27 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic film package and method of making the same
US5125630A (en) * 1989-11-02 1992-06-30 Eastman Kodak Company Apparatus for inserting leading end of web during spooling of strips of web
JP2980264B2 (ja) * 1991-10-03 1999-11-22 富士写真フイルム株式会社 レンズ付きフイルムユニット及びその製造方法
JPH06186675A (ja) * 1992-12-16 1994-07-08 Fuji Photo Film Co Ltd レンズ付きフイルムユニット
JP3122805B2 (ja) * 1993-04-08 2001-01-09 コニカ株式会社 レンズ付フィルムユニットのフィルム装填方法
JP3130174B2 (ja) * 1993-05-21 2001-01-31 富士写真フイルム株式会社 レンズ付きフイルムユニットのフイルム装填装置
JP3461183B2 (ja) * 1993-06-14 2003-10-27 富士写真フイルム株式会社 シャッタチャージ機構及びこれを備えたレンズ付きフイルムユニット
JPH08171180A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Konica Corp フィルム一体型カメラの製造方法
JPH08314073A (ja) * 1995-05-18 1996-11-29 Konica Corp フィルム巻き取り方法、レンズ付きフィルムユニットへのフィルム装填方法、及びフィルム巻き取りスプール
US5608482A (en) * 1996-04-24 1997-03-04 Eastman Kodak Company Film loading method and related apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP0886175A3 (en) 1999-05-19
US5815739A (en) 1998-09-29
MX9803101A (es) 1998-11-29
EP0886175A2 (en) 1998-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0874266B1 (en) Camera assembly using mandrel to roll film in chamber
US5573201A (en) Photographic film cassette and apparatus and method of loading and removing photographic film in association with the cassette
US5873002A (en) Cartridge loading apparatus and methods
JPH1164953A (ja) フィルムカートリッジを係合するためのクイル駆動キーを有するカメラ組立体
US6094533A (en) Film edge driving film loader, film loading method and camera frame assembly
US5758198A (en) Apparatus and methods for loading a single-use camera and single-use camera loadable thereby
US5797045A (en) Three roller film winder and method
CA2125729C (en) Continuous film feed device and method therefor
US5805935A (en) Two roller film scroller and method
US6128440A (en) Spool repositioning apparatus for camera assembling and methods
JP2000039689A (ja) 一体構造サブエンクロ―ジャ―を有するカメラフレ―ム組立体
JPH1164952A (ja) カメラアセンブリのための装置および方法
MXPA98003104A (en) Camera assembly using a mandrel to roll the movie in the cam
US5937208A (en) Film scrolling method, apparatus and camera
US6101331A (en) One-time use camera having guarded film roll chamber
EP0660180B1 (en) Method and apparatus for removal and/or inserting a filmstrip into a cartridge
US5999744A (en) Rotating hook film loader and method
US5862413A (en) Single-use camera with retainer cap for scroll of unexposed film
EP0683423A1 (en) Method and apparatus for assembling photographic film cassette
JP3015326U (ja) フイルムカセット
JPH1172881A (ja) 写真フィルム帯の装填方法及び装置並びにカメラ
EP0939332A1 (en) Film loading apparatus and method
JP4168384B2 (ja) フィルム搬送ユニット
MXPA98003101A (es) Ensamble de camara con empuje de vaina para acoplar un cartucho de pelicula
JPH08211485A (ja) カメラのフィルム巻取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705