JPH08211485A - カメラのフィルム巻取装置 - Google Patents

カメラのフィルム巻取装置

Info

Publication number
JPH08211485A
JPH08211485A JP1811195A JP1811195A JPH08211485A JP H08211485 A JPH08211485 A JP H08211485A JP 1811195 A JP1811195 A JP 1811195A JP 1811195 A JP1811195 A JP 1811195A JP H08211485 A JPH08211485 A JP H08211485A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
spool
camera
winding
aperture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1811195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Endo
安彦 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP1811195A priority Critical patent/JPH08211485A/ja
Publication of JPH08211485A publication Critical patent/JPH08211485A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムの巻径が大きくなってもフィルム支
持部を該フィルム外周面に接触させない構造を持ち、フ
ィルムの自動装填時に、リーダー部の強い巻きぐせに拘
わらず該フィルムをスプールに確実に巻き付けること可
能なフィルム巻取装置を提供すること。 【構成】 撮影画面を規定するアパーチャ12を有する
アパーチャ枠13;このアパーチャ枠13の一側に設け
られた、フィルムパトローネPからのフィルムFをスプ
ール16に巻取るフィルム巻取室15;スプール16に
巻き取られるフィルムFの外周面に弾接し、該フィルム
Fの巻径が大きくなるに従って該スプール16から離反
する押えローラ21a;及び、アパーチャ枠13から該
フィルム巻取室内15に張り出され、スプール16に向
かうフィルムFを支持するフィルム支持部22を備えた
カメラ11において、フィルム支持部22をアパーチャ
枠13とは別部材から構成し、このフィルム支持部材2
2を、フィルムFの巻径変化に伴って移動する押えロー
ラ21aと共にスプール16から離反させる連動手段3
6を設けたカメラのフィルム巻取装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、露光済みフィルムをフ
ィルム支持部で支持してフィルム巻取室のスプールに巻
き取るタイプのカメラのフィルム巻取装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】近年、未使用状態ではフィ
ルムの先端部(リーダー部)まで内方に巻き込んでお
き、カメラに装填された使用状態でスプールが回転され
ると、フィルムを外方に送り出す新方式(自己推進式)
のフィルムパトローネが提案されている(米国特許第4,
832,275 号参照)。
【0003】この種のフィルムパトローネでは、フィル
ムロールが内方で巻き緩むのを防止するため、スプール
両端部のフランジを本体内面に形成した凸部によって左
右から押し付け、さらにフィルムロールの巻径がスプー
ルのフランジより大きくならないように、内周側に突出
させたリブによってフィルムロールの最外周を押し付け
ている。従って、このような自己推進式のフィルムパト
ローネでは、従来のフィルムパトローネに比してリーダ
ー部に強い巻きぐせが付く。
【0004】また、このようなフィルムパトローネを使
用して撮影を行なうカメラも提案されている。このカメ
ラは、フィルムを所謂カセット感覚で簡単に装填できる
ため装填ミスがなく、カメラ操作に馴れないユーザにと
っては極めて便利に用いられる。
【0005】しかし、このようなタイプのカメラは、装
填されるフィルムパトローネ内のフィルムがリーダー部
に強い巻きぐせを持つため、次のような問題を招来す
る。すなわち、パトローネ室に挿入したフィルムパトロ
ーネからフィルム巻取室に向けてフィルムを送り出すと
き、強い巻きぐせを持つリーダー部がフィルム巻取室内
のスプールの手前に落ち込み、このスプールに適正に巻
き回されずに装填ミスとなることがあった。
【0006】そこで、アパーチャ枠のフィルム巻取室側
に突出するようにフィルム支持部を設け、このフィルム
支持部により、移動するフィルム特に強い巻きぐせを持
つリーダー部をスプールに向けて案内するようにしたカ
メラが提案されている。
【0007】ところで、このようなカメラでは、フィル
ム支持部をスプールにできるだけ接近させることが、リ
ーダー部のスプールに対する巻き付きをより確実にする
上で必要である。しかしながら、フィルム支持部をスプ
ールにあまり近付けると、先端部が、スプールに巻き取
られ次第に径を大きくするフィルムに接触して、外周面
に傷を付ける等の不都合を招く虞れがある。
【0008】
【発明の目的】本発明は、従来のカメラにおける上記問
題点に基づきなされたもので、フィルムの巻径が大きく
なってもフィルム支持部を該フィルム外周面に接触させ
ない構造を持ち、フィルムの自動装填時に、リーダー部
の強い巻きぐせに拘わらず該フィルムをスプールに確実
に巻き付けることが可能なフィルム巻取装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【発明の概要】上記目的を達成するための本発明は、撮
影画面を規定するアパーチャを有するアパーチャ枠;こ
のアパーチャ枠の一側に設けられた、フィルムパトロー
ネからのフィルムをスプールに巻き取るフィルム巻取
室;上記スプールに巻き取られるフィルムの外周面に弾
接し、該フィルムの巻径が大きくなるに従って該スプー
ルから離反する押えローラ;及び、上記アパーチャ枠か
ら該フィルム巻取室内に張り出され、上記スプールに向
かうフィルムを支持するフィルム支持部;を備えたカメ
ラにおいて、上記フィルム支持部を上記アパーチャ枠と
は別部材から構成し、このフィルム支持部材を、上記フ
ィルムの巻径変化に伴って移動する上記押えローラと共
に上記スプールから離反させる連動手段を設けたことに
特徴を有する。
【0010】この構成によれば、フィルム支持部材を、
フィルムの巻径変化に伴って該フィルムから退避させる
ことができるから、巻き付け開始時にはフィルム支持部
材をスプールにできるだけ接近させておくことができ
る。よって、フィルムの自動装填時に、該フィルムのリ
ーダー部に強い巻きぐせがあっても、該フィルムをスプ
ールに、より確実に巻き付けることが可能なフィルム巻
取装置を実現できる。
【0011】上記フィルム支持部材が、支持プレートの
回動基部と同軸の回動基部を備える場合、これら両回動
基部を、連動手段である1本の連動軸によって連動する
ことができる。このフィルム支持部材は、フィルム幅方
向の両端部と対応させて一対設けることが好ましい。
【0012】
【発明の実施例】以下図示実施例に基づいて本発明を説
明する。図1は、本発明を適用したフィルム自動装填式
のカメラを後部側を切断して示す図である。このカメラ
11は、裏蓋を持たず、ヒンジ19により開閉可能に設
けられた蓋体20を開けてパトローネ室14にフィルム
パトローネP(図5)を挿入するように構成されてい
る。蓋体20は、フィルムパトローネPが挿入されて閉
塞された状態で、図示しない手段によりカメラボディ1
1aに係止される。蓋体20はまた、この閉塞状態にお
いてフィルムパトローネPのスプール28の係合部28
a(図6参照)に係合する支持凸部20aを有してい
る。
【0013】カメラ11はまた、前壁に撮影レンズ(図
示せず)を有し、上部面にレリーズ釦17を有してい
る。カメラ11は内部に、撮影画面を規定するアパーチ
ャ12と、このアパーチャ12を有するアパーチャ枠1
3と、アパーチャ12の両側に形成された、フィルムパ
トローネPを装填する上記パトローネ室14と、露光済
みのフィルムFを巻き取るスプール16を備えたフィル
ム巻取室15とを有している。上記アパーチャ枠13
は、上下アパーチャ枠13a、13bと左右アパーチャ
枠13c、13dからなっている。該上下アパーチャ枠
13a、13bは、パトローネ室14からフィルム巻取
室15に移動されるフィルムFの幅方向両端部を移動ガ
イドする案内レールを兼ねている。
【0014】パトローネ室14の上部には、装填される
フィルムパトローネP内のスプール28の係合溝29
(図6参照)に係合するフォーク18が設けられてい
る。このフォーク18がフィルム送り出し方向に回転す
ると、スプール28の同方向の回転によりフィルムFが
パトローネPの外方に送り出される。
【0015】フィルム巻取室15には、両端部を該巻取
室15の上下壁部に回転可能に支持された回転軸16a
で支持されたスプール16が設けられている。このスプ
ール16は、円筒状に形成され、少なくとも外周面がゴ
ム材料等の摩擦係数の大きい材料からなり、フィルムF
のリーダー部Fa(図2)が容易に巻き付くように構成
されている。
【0016】図1〜図3に示すように、左アパーチャ枠
13cのフィルム巻取室15側には、カメラ上下方向に
亘って切欠き部35が形成されている。この切欠き部3
5は、先端部に押えローラ21aを回転自在に支持した
支持プレート21と、一対のフィルム支持部材22とを
収納可能に構成されている。
【0017】一対のフィルム支持部材22はいずれも同
形状とされ、スプール16の軸方向に見たとき(図2参
照)、スプール16側に向いた先端部22cを、フィル
ム最大巻径(図2の二点鎖線)より内周側に突出させ、
フィルムFが巻かれない状態ではスプール16に可能な
限り接近するように構成されている。フィルム支持部材
22は、図2に示されるように、回動基部22dをほぼ
曲率中心とした曲面状の支持面22a、即ち左アパーチ
ャ枠13c側からスプール16に向かって撓むフィルム
Fの形状に沿う曲面状の支持面22aを有している。フ
ィルム支持部材22はまた、スプール16と略同心状の
円弧面である内周面22bと、スプール16側に突出す
る先端部22cとを有している。
【0018】一対のフィルム支持部材22と支持プレー
ト21は、図4に示されるように、それぞれの回動基部
22d、21dが、切欠き部35内のカメラ上下の図示
しない嵌合孔に両端部を支持された1本の連動軸36に
よって互いに連結されている。すなわち、連動軸36の
両端部には、一対のフィルム支持部材22が該連動軸3
6に対する同一の回転角度で固定され、両フィルム支持
部材22の中間には、支持プレート21が、押えローラ
21aをフィルム支持部材22の内周面22bと側面視
において略並ぶように位置させて固定されている(図2
参照)。この支持プレート21は、スプール16に巻付
くフィルムFに接触しないように中央部分がやや湾曲さ
れ、ばね部21cが切欠き部35の内壁に当接すること
による弾性力によって、押えローラ21aをスプール1
6に弾接させている。フィルム支持部材22は、連動軸
36を介して受けるばね部21cの弾性力によって、常
時スプール16側に付勢されている。
【0019】一対のフィルム支持部材22は上記のよう
に支持されているため、図1に示すように、上下アパー
チャ枠13a、13bの延長線上でフィルム巻取室15
内に突出した状態となり、上下アパーチャ枠13a、1
3bと圧板34(図2)の隙間を移動されるフィルムF
の幅方向両端部を支持面22aによって支持し、リーダ
ー部Faをスプール16に確実に案内することができ
る。
【0020】次に、本カメラ11で使用される上記フィ
ルムパトローネPを詳述する。このフィルムパトローネ
Pは、未使用状態ではフィルムFのリーダー部Faまで
内方に巻き込んでおき、カメラ11に装填された使用状
態でスプール28が回転されると、フィルムFを外方に
送り出す自己推進式に構成されている。
【0021】フィルムパトローネPは、図5〜図7に示
すように、略円筒状に形成され、光密状に接合された合
成樹脂材料等からなる一対の分割ケース体24a、24
bと、フィルム取出口30と、このフィルム取出口30
の内面に設けられた遮光部材31と、このフィルム取出
口30からフィルムパトローネPの内方に向けて突出さ
れたフィルム案内部32とを有している。フィルムパト
ローネPはまた、軸方向両端部にそれぞれ回転支持孔2
7を有し、この一対の回転支持孔27に両端部をそれぞ
れ回転自在に嵌合させたスプール28を有している。こ
のスプール28は、一端部と他端部にそれぞれフランジ
33を有し、一端部のフランジ33外方に、フォーク1
8と係合する係合溝部29を有し、他端部のフランジ3
3外方に、蓋体20の支持凸部20aと係合する係合部
28aを有している。
【0022】フィルムパトローネPの両端部の内面に
は、両フランジ33を互いに接近する方向に押圧してフ
ィルムFの巻き緩みを防ぐ凸部26が形成され、側面の
内周面には、スプール28に巻付くフィルムFの最外周
を押し付け、フィルムFがフランジ33より大径になら
ないようにするためのリブ25が形成されている。
【0023】以上の構成を有する本カメラ11は、次の
ように作動する。先ず、蓋体20の係止を解除してこれ
を開放し、リーダー部Faまで巻き込んだフィルムパト
ローネPを下方から挿入して、該蓋体20を閉じる。こ
れにより、フィルムパトローネPは、スプール28上部
の係合溝部29をパトローネ室14上部のフォーク18
に係合させ、スプール28下部の係合部28aを蓋体2
0の支持凸部20aに係合させた状態となる。
【0024】この状態において、図示しないメインスイ
ッチをオンすると、フォーク18が回転し始め、パトロ
ーネ28をフィルム送り出し方向に回転させる。する
と、フィルムFのリーダー部Faがフィルム取出口30
から突出し、強い巻きぐせの付いた該リーダー部Fa
が、圧板34と上下アパーチャ枠13a、13bの間の
隙間を該巻きぐせを矯正されながら移動される。
【0025】そしてリーダー部Faは、一対のフィルム
支持部材22上を通った後、フィルム巻取室15内に撓
みながら進入し始める。このとき、スプール16はフィ
ルムFが未だ巻かれずに最も細い状態なので、フィルム
支持部材22は押えローラ21aと共にスプール16に
最も接近しており、よって先端部22cは該スプール1
6に最も近い位置にある。従って、リーダー部Faは、
フィルム支持部材22の支持面22aによりスプール1
6に最も近い位置まで確実に案内されるため、スプール
16より左アパーチャ枠13c側の空間に入り込むこと
がない。このようにリーダー部Faがスプール16上に
適正な状態で乗り上げるため、フィルムFは、巻き取り
方向に回転するスプール16に容易かつ確実に巻き付
く。この場合、スプール16は少なくともその外周面が
ゴム材料等からなり摩擦係数が高くされているため、フ
ィルムFは滑ることなく、該スプール16に確実に巻き
付く。さらに、スプール16を一回転して巻き付いたフ
ィルムFは、押えローラ21aによって外周面を支持さ
れる。
【0026】そして、撮影の進行と共にスプール16に
フィルムFが巻かれ、その巻径が次第に大きくなると、
この巻径の変化に伴って押えローラ21aがスプール1
6から次第に離反するため、連動軸36で支持プレート
21と連結された一対のフィルム支持部材22は、該連
動軸36を中心に押えローラ21aと同方向に回動す
る。従って、先端部22cがフィルムFの巻径変化に伴
って移動するため、巻き取りに伴い次第に径が大きくな
るフィルムFに接触することはない。よって、フィルム
Fの外周面に傷が付く等の不都合が生じることはない。
【0027】また、上記フィルムFの巻上げ時、一対の
フィルム支持部材22は、フィルムFの露光面を避けた
幅方向両端部のみを支持するため、フィルムFの露光面
に傷を付けることがない。またフィルム支持部材22
は、スプール16に向かって撓むフィルム形状に沿う曲
面状に形成された支持面22aを有するため、フィルム
Fを円滑に移動ガイドすることができる。よって、フィ
ルムFに必要以上のストレスが作用しないから、フィル
ムFを痛める等の不都合が回避される。
【0028】なお、本実施例では、自己推進式のフィル
ムパトローネPを用いるカメラ11について説明した
が、本発明はこれに限られない。すなわち、未使用状態
でリーダー部を外方に突出したタイプのフィルムパトロ
ーネを自動装填するカメラにも、本発明を適用すること
ができる。
【0029】また、本実施例では、フィルム巻取室15
のスプール16に露光済みのフィルムFを巻き取るタイ
プのカメラ11について説明したが、本発明はこれに限
られない。すなわち、撮影に先立ちフィルムパトローネ
からの未露光フィルムをフィルム巻取室のスプールに予
め巻き取っておき、このフィルムを露光後にフィルムパ
トローネに戻して行くプリワインド方式のカメラにも、
本発明を適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によると、フィルム
支持部材を、フィルムの巻径変化に伴って該フィルムか
ら退避させることができるから、巻き付け開始時にはフ
ィルム支持部材をスプールにできるだけ接近させておく
ことができる。従って、フィルムの自動装填時に、該フ
ィルムのリーダー部に強い巻きぐせがあっても、該フィ
ルムをスプールに確実に巻き付けることが可能なフィル
ム巻取装置を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカメラを示す後部側を断面し
た図である。
【図2】同カメラのフィルム巻取室内を示す、図1のII
-II 線に沿う図である。
【図3】同カメラのフィルム巻取室内を示す、図1のII
-II 線に沿う図である。
【図4】一対のフィルム支持部材と支持プレートとの連
結状態を示す斜視外観図である。
【図5】同カメラに使用されるフィルムパトローネを示
す斜視外観図である。
【図6】同フィルムパトローネを軸方向に切断した断面
図である。
【図7】同フィルムパトローネの下端部を一部破断して
軸方向に見た図である。
【符号の説明】
11 カメラ 13 アパーチャ枠 14 パトローネ室 15 フィルム巻取室 16 スプール 21 支持プレート 21a 押えローラ 21c ばね部 21d 22d 回動基部 22 フィルム支持部材(フィルム支持部) 22a 支持面 22c 先端部 36 連動手段(連動軸) F フィルム Fa リーダー部 P フィルムパトローネ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画面を規定するアパーチャを有する
    アパーチャ枠;このアパーチャ枠の一側に設けられた、
    フィルムパトローネからのフィルムをスプールに巻き取
    るフィルム巻取室;上記スプールに巻き取られるフィル
    ムの外周面に弾接し、該フィルムの巻径が大きくなるに
    従って該スプールから離反する押えローラ;及び、 上記アパーチャ枠から該フィルム巻取室内に張り出さ
    れ、上記スプールに向かうフィルムを支持するフィルム
    支持部;を備えたカメラにおいて、 上記フィルム支持部を上記アパーチャ枠とは別部材から
    構成し、 このフィルム支持部材を、上記フィルムの巻径変化に伴
    って移動する上記押えローラと共に上記スプールから離
    反させる連動手段を設けたことを特徴とするカメラのフ
    ィルム巻取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記押えローラは、
    アパーチャ枠とフィルム巻取室の間に回動基部を持つ支
    持プレートの先端部に支持され、上記スプールに向けて
    常時付勢されているカメラのフィルム巻取装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記フィルム支持部
    材は、支持プレートの上記回動基部と同軸の回動基部を
    備え、これら両回動基部を連結する1本の連動軸が上記
    連動手段を構成しているカメラのフィルム巻取装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記フィルム支持部
    材は、フィルムを支持する支持面が、上記回動基部をほ
    ぼ曲率中心とした曲面状に形成されているカメラのフィ
    ルム巻取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、上記フィルム支持部
    材は、フィルム幅方向の両端部と対応させて一対設けら
    れているカメラのフィルム巻取装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、上記アパーチャ枠の
    他側にはパトローネ室がさらに備えられ、このパトロー
    ネ室に装填される上記フィルムパトローネは、リーダー
    部まで巻き込まれたフィルムを使用時において外方に送
    り出す自己推進式に構成されているカメラのフィルム巻
    取装置。
JP1811195A 1995-02-06 1995-02-06 カメラのフィルム巻取装置 Pending JPH08211485A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1811195A JPH08211485A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 カメラのフィルム巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1811195A JPH08211485A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 カメラのフィルム巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08211485A true JPH08211485A (ja) 1996-08-20

Family

ID=11962510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1811195A Pending JPH08211485A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 カメラのフィルム巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08211485A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0582852B1 (en) Apparatus and method of loading and removing photographic film in a photographic film cassette
JPH05100363A (ja) レンズ付きフイルムユニツト
US5573201A (en) Photographic film cassette and apparatus and method of loading and removing photographic film in association with the cassette
JPH02733Y2 (ja)
US4887776A (en) Film cassette
JPH0264533A (ja) 光密性カートリッジを使用するカメラ
JPH08211485A (ja) カメラのフィルム巻取装置
JPH08211484A (ja) カメラのフィルム巻取装置
US2614763A (en) Film stripper-stop for extrusion-loading apparatus
US4956658A (en) Film threading apparatus
JPH07261266A (ja) カメラ用フィルムカートリッジ装填装置
US5897234A (en) Camera having film support plate and cartridge chamber cover for providing a film passageway
JP2002014441A (ja) 写真用ロールフィルムを装填する方法および装置並びに使い捨てカメラ
JPH1039398A (ja) カメラ
US5923904A (en) Lens fitted film unit with film cartridge alignment reducing thickness of unit
JPH0320823Y2 (ja)
JPS632098B2 (ja)
JPH0241015B2 (ja)
JPH04235542A (ja) カメラ
JPH04343353A (ja) 写真フイルムパトローネ及びこれを使用するカメラ
JP2555782Y2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JPH02201441A (ja) 写真フィルムパトローネ
JP2967064B2 (ja) レンズ付きフィルムユニット
JP2993806B2 (ja) カメラ
JPH06301107A (ja) カメラのスプール部構造