JPH1164784A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPH1164784A JPH1164784A JP9223584A JP22358497A JPH1164784A JP H1164784 A JPH1164784 A JP H1164784A JP 9223584 A JP9223584 A JP 9223584A JP 22358497 A JP22358497 A JP 22358497A JP H1164784 A JPH1164784 A JP H1164784A
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- light
- shape
- reflecting mirror
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 照射する光の形状に歪みがなく、単純な構成
で小型であり低価格で効率のよい照明装置を提供するこ
と。 【解決手段】 光を照射する光源9と、光源9より照射
された光を集光する集光手段10と、集光手段10によ
り集光された光を細長い形状に整形する光束整形手段1
1と、光束整形手段11により整形された細長い形の光
を投射対象物44に投射する投光手段12と、を設け
る。
で小型であり低価格で効率のよい照明装置を提供するこ
と。 【解決手段】 光を照射する光源9と、光源9より照射
された光を集光する集光手段10と、集光手段10によ
り集光された光を細長い形状に整形する光束整形手段1
1と、光束整形手段11により整形された細長い形の光
を投射対象物44に投射する投光手段12と、を設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばラインス
キャナや3次元形状測定装置などに用いられる照明装置
に関するものである。
キャナや3次元形状測定装置などに用いられる照明装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばイメージスキャナのように画像の
読み込み対象となる原稿などを撮像する場合の照明装置
は、例えばコピー機等のフラットベッド型スキャナやフ
ァクシミリ等の原稿送り型スキャナ等の照明装置、また
は卓上の離れたところから画像を取り込むオーバーヘッ
ド型スキャナの照明装置等がある。
読み込み対象となる原稿などを撮像する場合の照明装置
は、例えばコピー機等のフラットベッド型スキャナやフ
ァクシミリ等の原稿送り型スキャナ等の照明装置、また
は卓上の離れたところから画像を取り込むオーバーヘッ
ド型スキャナの照明装置等がある。
【0003】これらの照明装置の構造及び動作を簡単に
説明する。フラットベッド型スキャナや原稿送り型スキ
ャナの照明装置では、蛍光灯やLED(Light−E
mitting Diode)アレイなどが原稿から至
近距離の位置に配置され、ラインセンサが読みとる部分
をスリット状の光(細長い形状の光)に照明している。
説明する。フラットベッド型スキャナや原稿送り型スキ
ャナの照明装置では、蛍光灯やLED(Light−E
mitting Diode)アレイなどが原稿から至
近距離の位置に配置され、ラインセンサが読みとる部分
をスリット状の光(細長い形状の光)に照明している。
【0004】図14は、従来の原稿送り型スキャナの照
明装置を含む画像読取装置の斜視図である。 原稿送り
型スキャナの照明装置を含む画像読取装置150は、例
えば送りローラ102、蛍光灯107、反射鏡104、
撮像レンズ105、及びラインセンサ106等から構成
されている。原稿44(照明対象物)は、送りローラ1
02によりR方向へ順次送られて、読み取り位置103
を順次横切る。読み取り位置103は、蛍光灯107に
よって原稿44に近いところから、少なくとも原稿44
の幅分は照明されている。読み取り位置103での画像
は、反射鏡104と撮像レンズ105を介してラインセ
ンサ106に結像される。
明装置を含む画像読取装置の斜視図である。 原稿送り
型スキャナの照明装置を含む画像読取装置150は、例
えば送りローラ102、蛍光灯107、反射鏡104、
撮像レンズ105、及びラインセンサ106等から構成
されている。原稿44(照明対象物)は、送りローラ1
02によりR方向へ順次送られて、読み取り位置103
を順次横切る。読み取り位置103は、蛍光灯107に
よって原稿44に近いところから、少なくとも原稿44
の幅分は照明されている。読み取り位置103での画像
は、反射鏡104と撮像レンズ105を介してラインセ
ンサ106に結像される。
【0005】図15は、従来のオーバーヘッド型スキャ
ナの照明装置を含む画像読取装置の斜視図である。被写
体となる読取用の原稿44の上部の、CCDラインセン
サ106、照明装置101、撮像レンズ105、反射鏡
123等からなる撮像部130において、撮像レンズ1
05の結像面をCCDラインセンサ106が副走査方向
Y1に移動して原稿44の読取開始位置44aから読取
終了位置44bまでの画像を順次取り込んで行くもので
ある。この時、照明装置101で生成されたスリット光
113はCCDラインセンサ106の移動に連動して回
動する反射鏡123によって、CCDラインセンサ10
6が現に読み取っている原稿44のその位置を照明する
ようになっている。
ナの照明装置を含む画像読取装置の斜視図である。被写
体となる読取用の原稿44の上部の、CCDラインセン
サ106、照明装置101、撮像レンズ105、反射鏡
123等からなる撮像部130において、撮像レンズ1
05の結像面をCCDラインセンサ106が副走査方向
Y1に移動して原稿44の読取開始位置44aから読取
終了位置44bまでの画像を順次取り込んで行くもので
ある。この時、照明装置101で生成されたスリット光
113はCCDラインセンサ106の移動に連動して回
動する反射鏡123によって、CCDラインセンサ10
6が現に読み取っている原稿44のその位置を照明する
ようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】フラットベッド型スキ
ャナや原稿送り型スキャナの照明装置は、 両端部の光量落ちを避けるため、原稿幅と同等もしく
はそれ以上の長さが必要。 光源自体の光が強くないため、原稿より離れたとこと
からの照明ができない。 等のため、照明装置の構造や照明装置全体の大きさ、特
に原稿の幅方向に制約があった。
ャナや原稿送り型スキャナの照明装置は、 両端部の光量落ちを避けるため、原稿幅と同等もしく
はそれ以上の長さが必要。 光源自体の光が強くないため、原稿より離れたとこと
からの照明ができない。 等のため、照明装置の構造や照明装置全体の大きさ、特
に原稿の幅方向に制約があった。
【0007】オーバーヘッド型スキャナの照明装置にお
いては、スリット光の形状歪みや色収差を補正するため
に、投光レンズを大きくしたり、図16のように数枚の
レンズを組み合わせたレンズ112を用いなければなら
ない。このため、最適な構成を得るのが難しく、照明装
置が高価になっていた。そこでこの発明は上記課題を解
消し、照射する光の形状に歪みがなく、単純な構成で小
型であり低価格で効率のよい照明装置を提供することを
目的としている。
いては、スリット光の形状歪みや色収差を補正するため
に、投光レンズを大きくしたり、図16のように数枚の
レンズを組み合わせたレンズ112を用いなければなら
ない。このため、最適な構成を得るのが難しく、照明装
置が高価になっていた。そこでこの発明は上記課題を解
消し、照射する光の形状に歪みがなく、単純な構成で小
型であり低価格で効率のよい照明装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、この発明に
あっては、光を照射する光源と、光源より照射された光
を集光する集光手段と、集光手段により集光された光を
細長い形状に整形する光束整形手段と、光束整形手段に
より整形された細長い形の光を投射対象物に投射する投
光手段と、を備えることを特徴とする照明装置により達
成される。
あっては、光を照射する光源と、光源より照射された光
を集光する集光手段と、集光手段により集光された光を
細長い形状に整形する光束整形手段と、光束整形手段に
より整形された細長い形の光を投射対象物に投射する投
光手段と、を備えることを特徴とする照明装置により達
成される。
【0009】この発明では、小型で軽量な照明装置であ
りながら、集光手段で集光された光を光束整形手段にて
所定の形状に整形して投光手段で拡大するため、光の形
状に歪みがなく均一な細長い形の光による照明をするこ
とができる。また、この発明では、好ましくは光束整形
手段の光源側の表面が鏡面であるので、光束整形手段で
通過せずにカットされた光を集光手段側に戻して再利用
することにより、光を効率よく利用することができる。
りながら、集光手段で集光された光を光束整形手段にて
所定の形状に整形して投光手段で拡大するため、光の形
状に歪みがなく均一な細長い形の光による照明をするこ
とができる。また、この発明では、好ましくは光束整形
手段の光源側の表面が鏡面であるので、光束整形手段で
通過せずにカットされた光を集光手段側に戻して再利用
することにより、光を効率よく利用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に
述べる実施の形態は、この発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、こ
の発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限
定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるも
のではない。
態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に
述べる実施の形態は、この発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、こ
の発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限
定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるも
のではない。
【0011】図1は、この発明の照明装置の第1の実施
の形態を含む画像読取装置を示す斜視図である。図2
は、図1の照明装置において反射鏡を省略して簡略化し
た拡大図である。図3は、図2の照明装置の斜視図であ
る。図1の画像読取装置50は、照明装置1、撮像部3
0等から構成されている。被写体となる読み取り用の原
稿44の上部の、CCDラインセンサ6、照明装置1、
撮像レンズ5、回転反射鏡23等からなる撮像部30に
おいて、撮像レンズ5の結像面をCCDラインセンサ6
が副走査方向Y1に移動して原稿44の読み取り開始位
置44aから読み取り終了位置44bまでの画像を順次
取り込んで行くものである。この時、照明装置1で生成
されたスリット光13はCCDラインセンサ6の移動に
連動して回動する回転反射鏡23によって、CCDライ
ンセンサ6が現に読み取っている原稿44の読み取り位
置40を照明するようになっている。この照明装置1
は、図1のように光源部14、スリット板11(光束整
形手段)、反射鏡15(反射手段)、シリンドリカルレ
ンズ12(投光手段)等から構成されている。
の形態を含む画像読取装置を示す斜視図である。図2
は、図1の照明装置において反射鏡を省略して簡略化し
た拡大図である。図3は、図2の照明装置の斜視図であ
る。図1の画像読取装置50は、照明装置1、撮像部3
0等から構成されている。被写体となる読み取り用の原
稿44の上部の、CCDラインセンサ6、照明装置1、
撮像レンズ5、回転反射鏡23等からなる撮像部30に
おいて、撮像レンズ5の結像面をCCDラインセンサ6
が副走査方向Y1に移動して原稿44の読み取り開始位
置44aから読み取り終了位置44bまでの画像を順次
取り込んで行くものである。この時、照明装置1で生成
されたスリット光13はCCDラインセンサ6の移動に
連動して回動する回転反射鏡23によって、CCDライ
ンセンサ6が現に読み取っている原稿44の読み取り位
置40を照明するようになっている。この照明装置1
は、図1のように光源部14、スリット板11(光束整
形手段)、反射鏡15(反射手段)、シリンドリカルレ
ンズ12(投光手段)等から構成されている。
【0012】光源部14は、図2に示すように光源9及
び曲面反射鏡10(集光手段)等から構成されている。
光源9は、照明対象物44(原稿)を照射するための光
源であり、例えばハロゲンランプなどである。曲面反射
鏡10は、光源9が照射した光を集光するための、例え
ば凹面鏡(楕円曲面鏡)であり、光源9に関してスリッ
ト板11の反対側に配置されている。曲面反射鏡10
は、光源9と一体化されていてもよい。
び曲面反射鏡10(集光手段)等から構成されている。
光源9は、照明対象物44(原稿)を照射するための光
源であり、例えばハロゲンランプなどである。曲面反射
鏡10は、光源9が照射した光を集光するための、例え
ば凹面鏡(楕円曲面鏡)であり、光源9に関してスリッ
ト板11の反対側に配置されている。曲面反射鏡10
は、光源9と一体化されていてもよい。
【0013】スリット板11は、図3に示すように板状
の部材にスリット状(細長い形状)の穴11aが形成さ
れている。光源9から照射された光、または光源9から
照射された光のうち、曲面反射鏡10によって反射され
た光は、スリット板11に例えば円形状に照射されるこ
とにより、スリット板11の穴11aの形状に合わせ
て、細長い形に整形される。穴11aの長手方向の幅
は、好ましくは曲面反射鏡10の直径分以上であるほう
が良い。
の部材にスリット状(細長い形状)の穴11aが形成さ
れている。光源9から照射された光、または光源9から
照射された光のうち、曲面反射鏡10によって反射され
た光は、スリット板11に例えば円形状に照射されるこ
とにより、スリット板11の穴11aの形状に合わせ
て、細長い形に整形される。穴11aの長手方向の幅
は、好ましくは曲面反射鏡10の直径分以上であるほう
が良い。
【0014】スリット板11の光源9側の面には、図2
に示すように反射鏡41が設けられている。反射鏡41
は、スリット板11に照射された光のうち、スリット板
11の穴11aを貫通しなかった光を、再び曲面反射鏡
10側に戻して再利用する。これにより、光源9より照
射された光を有効に利用し、強力なスリット光13を生
成する。
に示すように反射鏡41が設けられている。反射鏡41
は、スリット板11に照射された光のうち、スリット板
11の穴11aを貫通しなかった光を、再び曲面反射鏡
10側に戻して再利用する。これにより、光源9より照
射された光を有効に利用し、強力なスリット光13を生
成する。
【0015】反射鏡15は、図1に示すようにスリット
板11を通過した光路を変更するものであり、スリット
板11の穴11aを通過して整形された光をシリンドリ
カルレンズ12へ反射する。反射鏡15は、図2のよう
に必ずしも必要とするわけではないが、スキャナ装置全
体をより小型化するためには使用するのが好ましい。反
射鏡15は、図4においては平面型の反射鏡である。こ
れに対して、反射鏡15は、図1と図5においては曲面
型の反射鏡である。いずれの形状の反射鏡15を採用す
ることができる。反射鏡15は、図5のように短焦点の
反射鏡(凹面鏡)とすることで、照明対象物44におい
て図4の照射範囲W1に比べて図5の狭い照射範囲W2
に集光することが可能であることより照度を強力にし、
照明効率を高めることができる。
板11を通過した光路を変更するものであり、スリット
板11の穴11aを通過して整形された光をシリンドリ
カルレンズ12へ反射する。反射鏡15は、図2のよう
に必ずしも必要とするわけではないが、スキャナ装置全
体をより小型化するためには使用するのが好ましい。反
射鏡15は、図4においては平面型の反射鏡である。こ
れに対して、反射鏡15は、図1と図5においては曲面
型の反射鏡である。いずれの形状の反射鏡15を採用す
ることができる。反射鏡15は、図5のように短焦点の
反射鏡(凹面鏡)とすることで、照明対象物44におい
て図4の照射範囲W1に比べて図5の狭い照射範囲W2
に集光することが可能であることより照度を強力にし、
照明効率を高めることができる。
【0016】シリンドリカルレンズ12は、図1のよう
に例えば反射鏡15と回転反射鏡23との間に配置され
ているシリンドリカルレンズである。シリンドリカルレ
ンズ12は、反射鏡15の前に存在していてもよい。シ
リンドリカルレンズ12は、円柱レンズとも呼ばれるも
ので少なくとも1つの面が、円柱の一部のような形状を
したレンズである。
に例えば反射鏡15と回転反射鏡23との間に配置され
ているシリンドリカルレンズである。シリンドリカルレ
ンズ12は、反射鏡15の前に存在していてもよい。シ
リンドリカルレンズ12は、円柱レンズとも呼ばれるも
ので少なくとも1つの面が、円柱の一部のような形状を
したレンズである。
【0017】この発明では、断面形状が真円ではないシ
リンドリカルレンズ12を使用することにより、通常の
レンズを組み合わせて使用するよりも単純な構造で歪み
を低減し、色収差を小さくすることができる。また、シ
リンドリカルレンズ12は、プラスチックのような軽量
の材質とすることで、照明装置1の軽量化を図ることが
できる。照明対象物44上に投射されるスリット光13
の長さLを任意の長さにするために、図6に示すシリン
ドリカルレンズ12のように少なくとも1枚のレンズを
組み合わせてもよい。
リンドリカルレンズ12を使用することにより、通常の
レンズを組み合わせて使用するよりも単純な構造で歪み
を低減し、色収差を小さくすることができる。また、シ
リンドリカルレンズ12は、プラスチックのような軽量
の材質とすることで、照明装置1の軽量化を図ることが
できる。照明対象物44上に投射されるスリット光13
の長さLを任意の長さにするために、図6に示すシリン
ドリカルレンズ12のように少なくとも1枚のレンズを
組み合わせてもよい。
【0018】ところでこの発明は上述した実施形態に限
定されるものではない。投光手段12には、シリンドリ
カルレンズを用いており、集光手段10には曲面反射鏡
を用いているが、それぞれ通常のレンズを用いても構わ
ない。
定されるものではない。投光手段12には、シリンドリ
カルレンズを用いており、集光手段10には曲面反射鏡
を用いているが、それぞれ通常のレンズを用いても構わ
ない。
【0019】次に、この発明の照明装置の別の実施形態
を説明するが、この場合には図面を簡略化するため図1
の反射鏡15を省略している。図7は、この発明の照明
装置の第2の実施の形態を示す斜視図である。図7の照
明装置では、投光手段としてレンズ等を用いずに、曲面
状の反射鏡(例えば凹面鏡)である投光反射鏡39を使
用している。この構造を採用することにより、レンズを
採用する場合と比較して、安価に照明装置1を製造する
ことができる。
を説明するが、この場合には図面を簡略化するため図1
の反射鏡15を省略している。図7は、この発明の照明
装置の第2の実施の形態を示す斜視図である。図7の照
明装置では、投光手段としてレンズ等を用いずに、曲面
状の反射鏡(例えば凹面鏡)である投光反射鏡39を使
用している。この構造を採用することにより、レンズを
採用する場合と比較して、安価に照明装置1を製造する
ことができる。
【0020】図8は、この発明の照明装置の第3の実施
の形態を示す斜視図である。図8の照明装置1では、曲
面反射鏡10(集光手段)を所定の形状(例えば直交方
向で焦点距離の異なる楕円曲面)とすることにより、光
源部14からスリット板11に照射される光をスリット
板11の穴11aの長手方向に長くしている。このよう
に、曲面反射鏡10を専用設計することにより、スリッ
ト板11を通過する光を増やし、効率を上げることがで
きる。
の形態を示す斜視図である。図8の照明装置1では、曲
面反射鏡10(集光手段)を所定の形状(例えば直交方
向で焦点距離の異なる楕円曲面)とすることにより、光
源部14からスリット板11に照射される光をスリット
板11の穴11aの長手方向に長くしている。このよう
に、曲面反射鏡10を専用設計することにより、スリッ
ト板11を通過する光を増やし、効率を上げることがで
きる。
【0021】図9は、この発明の照明装置の第4の実施
の形態を示す斜視図である。図9の照明装置では、光源
部14とスリット板11との間に少なくとも1枚のシリ
ンドリカルレンズ12aを配置している。このシリンド
リカルレンズ12aにより、曲面反射鏡10で集光され
た光をスリット板11の穴11aの長手方向に長い形状
としている。これにより、第3の実施の形態と同様に光
源部14の光をより効率よくスリット板11に照射する
ことができる。
の形態を示す斜視図である。図9の照明装置では、光源
部14とスリット板11との間に少なくとも1枚のシリ
ンドリカルレンズ12aを配置している。このシリンド
リカルレンズ12aにより、曲面反射鏡10で集光され
た光をスリット板11の穴11aの長手方向に長い形状
としている。これにより、第3の実施の形態と同様に光
源部14の光をより効率よくスリット板11に照射する
ことができる。
【0022】図10は、この発明の照明装置の第5の実
施の形態を示す斜視図である。図10の照明装置では、
光源部14とスリット板11との間に例えば2枚のシリ
ンドリカルレンズ12aを配置している。2枚のシリン
ドリカルレンズ12aは、例えばそれぞれの曲面が直交
するように、例えば接着剤で張り合わされている。2枚
のシリンドリカルレンズ12aは、第3の実施の形態と
同様に集光された光を穴11aの長手方向に長くしてい
る。これにより、曲面反射鏡10を専用設計しなくと
も、第4の実施形態と同様に光源部14の光をより効率
よく利用することが可能である。
施の形態を示す斜視図である。図10の照明装置では、
光源部14とスリット板11との間に例えば2枚のシリ
ンドリカルレンズ12aを配置している。2枚のシリン
ドリカルレンズ12aは、例えばそれぞれの曲面が直交
するように、例えば接着剤で張り合わされている。2枚
のシリンドリカルレンズ12aは、第3の実施の形態と
同様に集光された光を穴11aの長手方向に長くしてい
る。これにより、曲面反射鏡10を専用設計しなくと
も、第4の実施形態と同様に光源部14の光をより効率
よく利用することが可能である。
【0023】この発明の照明装置の好ましい実施形態を
利用する一例としては、以下のようなものがある。図1
1は、この発明の照明装置の第1の実施の形態を使用し
ている様子を示す。図11の画像読取装置51は、例え
ば原稿送り型の照明装置を備える画像読取装置である。
画像読取装置51は、照明装置1及び読取機構30aか
ら構成されている。照明装置1は、前述した通りなので
ここでは省略する。画像読取装置51は、第2の反射鏡
49、第1の反射鏡48、送りローラ2、撮像レンズ
5、CCDラインセンサ6等から構成されている。
利用する一例としては、以下のようなものがある。図1
1は、この発明の照明装置の第1の実施の形態を使用し
ている様子を示す。図11の画像読取装置51は、例え
ば原稿送り型の照明装置を備える画像読取装置である。
画像読取装置51は、照明装置1及び読取機構30aか
ら構成されている。照明装置1は、前述した通りなので
ここでは省略する。画像読取装置51は、第2の反射鏡
49、第1の反射鏡48、送りローラ2、撮像レンズ
5、CCDラインセンサ6等から構成されている。
【0024】第2の反射鏡49は、照明装置1からのス
リット光13を反射して、照明対象物44に対して照射
するための反射鏡である。照明対象物44は、送りロー
ラ2により送り方向Rに、スリット光13を照射されな
がら送られる。第1の反射鏡48は、スリット光13を
照射されている照明対象物44の画像を撮像レンズ5方
向へ反射する。反射された画像は、撮像レンズ5を経由
してCCDラインセンサ6にて検出される。照明装置1
を使用することにより、照明対象物44である原稿の周
辺部においても、照明装置1のために大きく横幅を取る
ことなく、十分な光量を得ることができる。
リット光13を反射して、照明対象物44に対して照射
するための反射鏡である。照明対象物44は、送りロー
ラ2により送り方向Rに、スリット光13を照射されな
がら送られる。第1の反射鏡48は、スリット光13を
照射されている照明対象物44の画像を撮像レンズ5方
向へ反射する。反射された画像は、撮像レンズ5を経由
してCCDラインセンサ6にて検出される。照明装置1
を使用することにより、照明対象物44である原稿の周
辺部においても、照明装置1のために大きく横幅を取る
ことなく、十分な光量を得ることができる。
【0025】図11は、さらにこの発明の照明装置の第
1の実施の形態を使用している様子を示す。これまでの
説明では、照明対象物44として原稿などを取り上げた
場合に照明を必要としている場合について述べてきた。
照明対象物44は、図11のように3次元形状の物体で
あっても良い。この使用方法としては、回転可能である
回転台43に配置されている照明対象物44を回転させ
ながらスリット光13等を照射することにより、照明対
象物44の形状を測定したり、イメージセンサで取り込
むことが可能である。
1の実施の形態を使用している様子を示す。これまでの
説明では、照明対象物44として原稿などを取り上げた
場合に照明を必要としている場合について述べてきた。
照明対象物44は、図11のように3次元形状の物体で
あっても良い。この使用方法としては、回転可能である
回転台43に配置されている照明対象物44を回転させ
ながらスリット光13等を照射することにより、照明対
象物44の形状を測定したり、イメージセンサで取り込
むことが可能である。
【0026】図12は、この発明の照明装置の第1の実
施の形態を使用して、例えば着順判定撮影スリットカメ
ラにて着順を判定している様子である。この他、照明装
置1としては、例えば広範囲(広角度)撮影できる撮影
カメラ(例えば360度撮影スリットカメラ)などの照
明装置としても用いることができる。
施の形態を使用して、例えば着順判定撮影スリットカメ
ラにて着順を判定している様子である。この他、照明装
置1としては、例えば広範囲(広角度)撮影できる撮影
カメラ(例えば360度撮影スリットカメラ)などの照
明装置としても用いることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、照射する光の形状に歪みや色収差がなく、小型であ
り低価格で効率のよい照明装置を実現することができ
る。
ば、照射する光の形状に歪みや色収差がなく、小型であ
り低価格で効率のよい照明装置を実現することができ
る。
【図1】この発明の照明装置の第1の実施の形態を含む
画像読取装置を示す斜視図。
画像読取装置を示す斜視図。
【図2】図1の照明装置の概略平面図。
【図3】図2の照明装置の斜視図。
【図4】図1の照明装置によりスリット光を照射したと
きの様子を示す平面図。
きの様子を示す平面図。
【図5】図1の照明装置によりスリット光を照射したと
きの様子を示す平面図。
きの様子を示す平面図。
【図6】この発明の照明装置の第1の実施の形態におけ
る変形例を示す斜視図。
る変形例を示す斜視図。
【図7】この発明の照明装置の第2の実施の形態を示す
斜視図。
斜視図。
【図8】この発明の照明装置の第3の実施の形態を示す
斜視図。
斜視図。
【図9】この発明の照明装置の第4の実施の形態を示す
斜視図。
斜視図。
【図10】この発明の照明装置の第5の実施の形態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図11】この発明の照明装置の第1の実施の形態を原
稿送り型の画像読込装置に使用している様子を示す斜視
図。
稿送り型の画像読込装置に使用している様子を示す斜視
図。
【図12】この発明の照明装置の第1の実施の形態を用
いて、3次元形状物に対して光を照射して形状を測定し
ている様子を示す斜視図。
いて、3次元形状物に対して光を照射して形状を測定し
ている様子を示す斜視図。
【図13】この発明の照明装置の第1の実施の形態を用
いて、着順を検知するために光を照射している様子を示
す斜視図。
いて、着順を検知するために光を照射している様子を示
す斜視図。
【図14】従来の原稿送り型の照明装置を含む画像読取
装置を示す斜視図。
装置を示す斜視図。
【図15】従来のオーバーヘッド型の照明装置を含む画
像読取装置を示す斜視図。
像読取装置を示す斜視図。
【図16】図19の照明装置の詳細を示す断面図
1・・・照明装置、9・・・光源、10・・・集光手
段、11・・・光束整形手段(スリット板)、12・・
・集光手段、15・・・反射手段(反射鏡)、23・・
・回転反射鏡、39・・・集光反射鏡、41・・・反射
鏡、44・・・照明対象物(原稿)
段、11・・・光束整形手段(スリット板)、12・・
・集光手段、15・・・反射手段(反射鏡)、23・・
・回転反射鏡、39・・・集光反射鏡、41・・・反射
鏡、44・・・照明対象物(原稿)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/04 101 H04N 1/04 101
Claims (8)
- 【請求項1】 光を照射する光源と、 光源より照射された光を集光する集光手段と、 集光手段により集光された光を細長い形状に整形する光
束整形手段と、 光束整形手段により整形された細長い形の光を投射対象
物に投射する投光手段と、を備えることを特徴とする照
明装置。 - 【請求項2】 光束整形手段と投光手段との間に、光束
整形手段により細長い形に整形された光を投光手段側に
向きを変える反射手段を有する請求項1に記載の照明装
置。 - 【請求項3】 反射手段は、曲面状の反射鏡である請求
項2に記載の照明装置。 - 【請求項4】 集光手段は、曲面状の反射鏡である請求
項1に記載の照明装置。 - 【請求項5】 集光手段は、レンズである請求項1に記
載の照明装置。 - 【請求項6】 光束整形手段は、スリット板である請求
項1に記載の照明装置。 - 【請求項7】 光束整形手段の光源側の表面が鏡面状に
なっている請求項1に記載の照明装置。 - 【請求項8】 投光手段は、シリンドリカルレンズであ
る請求項1に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9223584A JPH1164784A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9223584A JPH1164784A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1164784A true JPH1164784A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16800464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9223584A Pending JPH1164784A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1164784A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007085862A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Omron Corp | パタン光照射装置、3次元形状計測装置、及びパタン光照射方法 |
JP2007205965A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Hitachi High-Technologies Corp | 荷電粒子線装置に用いる高さ検出装置及び高さ検出方法 |
JP2016170133A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | 撮像装置及び撮像方法 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP9223584A patent/JPH1164784A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007085862A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Omron Corp | パタン光照射装置、3次元形状計測装置、及びパタン光照射方法 |
JP4701948B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2011-06-15 | オムロン株式会社 | パタン光照射装置、3次元形状計測装置、及びパタン光照射方法 |
JP2007205965A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Hitachi High-Technologies Corp | 荷電粒子線装置に用いる高さ検出装置及び高さ検出方法 |
JP4627731B2 (ja) * | 2006-02-03 | 2011-02-09 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 荷電粒子線装置に用いる高さ検出装置及び高さ検出方法 |
JP2016170133A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-23 | 株式会社東芝 | 撮像装置及び撮像方法 |
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