JPH116395A - 掘削機及びそれを使用した管引込み工法 - Google Patents

掘削機及びそれを使用した管引込み工法

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JPH116395A
JPH116395A JP17126997A JP17126997A JPH116395A JP H116395 A JPH116395 A JP H116395A JP 17126997 A JP17126997 A JP 17126997A JP 17126997 A JP17126997 A JP 17126997A JP H116395 A JPH116395 A JP H116395A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管周囲の土砂の沈下を防止し長距離の管を迅速
に敷設する。 【解決手段】発進側10からパイロット孔を形成したド
リルパイプ4の先端に到達側13で掘削ヘッド2を連結
する。ドリルパイプ4を発進側10で牽引しながら掘削
ヘッド2を回転してパイロット孔を拡孔して前進させ
る。掘削ヘッド2が前進して摺動管3のすべり伸縮型管
継手が最大に引き出されたら到達側13から管14を地
中に押し込み、摺動管3のすべり伸縮型管継手を押し込
んで縮小する。掘削ヘッド2が管14の1本分前進した
ら管14の押し込みを停止し、摺動管3のすべり伸縮型
管継手を引き出しながら掘削ヘッドが前進しているとき
に、摺動管3に接合した管14に次の管14を溶接して
接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、あらかじめ掘削
されたパイロット孔を拡径して本管を敷設する掘削機及
びそれを使用した管引込み工法、特に長距離に敷設する
ときの作業能率の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】河川等の障害物の下方を滑らかな曲線で
掘削し、ガス管等の各種配管を長距離で敷設するため
に、発進側から到達側にパイロット管を掘進させてパイ
ロット孔を貫通させ、到達側に達したパイロット管の先
端部に、拡孔ビットを連結し、パイロット管を発進側に
引込みながら回転し、この回転により拡孔ビットを回転
してパイロット孔を本管より大きな径に拡孔しながら本
管を引き込む工法又は拡孔と本管の引込み工程を分離し
て拡孔してから本管を引き込む工法が採用されている。
本管を引き込むため拡孔する大きさは、周囲の土質によ
るが、引き込む管外径の1.2〜1.5倍の大きさまで拡孔す
る。この拡孔するときにベントナイト泥水を多量に噴射
し土砂とかきまぜて泥土を形成し孔壁を確保している。
拡孔と本管の引込み工程を分離している場合は、同様に
して拡孔した後、本管を引き込むときも高圧のベントナ
イト泥水を噴射して孔壁を確保するとともに泥水を滑材
として利用して本管を引き込む。この泥水と土砂が分
離,沈着すると撹拌と本管の引込みが不能となるため泥
水を連続して噴射,撹拌しながら本管全体を一度に引き
込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにパイロッ
ト孔を拡孔するときに、拡孔機を用いて本管外径の1.2
〜1.5倍の大きさに拡孔し、ベントナイトは硬化しない
ため、例えば管を道路の下に敷設したときに管周囲の土
砂が沈下する危険性があった。
【0004】また、管全体を一度に引き込むためには、
あらかじめ長尺の管を製作しておく必要があり、引込み
側に引き込む長尺の管に見合った長さのスペースが必要
であり、このスペースの確保は容易でなかった。
【0005】また、拡孔しながら本管を引き込む工法で
引き込む管に見合った長さのスペースが確保できない場
合には、管を溶接して接続しながら引き込むため、管を
溶接しているときに拡孔作業を停止しなければならなか
った。
【0006】さらに、本管外径の1.2〜1.5倍の大きさに
拡孔するため、掘削する土砂の量が多くなり、市街地で
はその搬送方法が問題であった。
【0007】この発明はかかる短所を改善するためにな
されたものであり、管周囲の土砂の沈下を防止するとと
もに、市街地においても長距離の管を迅速に敷設するこ
とができる掘削機及びそれを使用した管引込み工法を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る掘削機
は、掘削ヘッドと摺動管を有し、掘削ヘッドは先端部に
パイロット孔を掘削するドリルパイプとの連結部を有
し、後端部が軸受を介して摺動管に連結され、摺動管は
複数段に伸縮するすべり伸縮型管継手を有し、後端部を
埋設する管に接続することを特徴とする。
【0009】この発明に係る管引込み工法は、発進側か
らドリルパイプの先端にドリルヘッドを取り付けて地中
を削進してパイロット孔を形成し、ドリルパイプの先端
が到達側に達したら先端部にパイロット孔を掘削するド
リルパイプとの連結部を有し、後端部が軸受を介して複
数段に伸縮するすべり伸縮型管継手を有する摺動管に連
結された掘削ヘッドとをドリルパイプの先端に連結し、
ドリルパイプを発進側で牽引しながら掘削ヘッドを回転
してパイロット孔を拡孔して前進させ、掘削ヘッドの前
進により摺動管の複数段のすべり伸縮型管継手が徐々に
引き出されているときに、摺動管の後端部に埋設する管
又は摺動管に接合した管に後段の管を接合し、掘削ヘッ
ドが摺動管の摺動スパーン長だけ前進したときに摺動管
に接合した管を押し込んで摺動管の複数段のすべり伸縮
型管継手を縮小することを繰り返すことを特徴とする。
【0010】上記摺動管の複数段のすべり伸縮型管継手
を押し込んで縮小するときに、各すべり伸縮型管継手か
ら滑材を外部に噴出させると良い。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の掘削機は掘削ヘッドと
摺動管を有する。掘削ヘッドは先端部にパイロット孔を
掘削するドリルパイプとの連結部を有し、後端部が軸受
を介して摺動管に連結されている。摺動管は複数の摺動
筒と先端部が掘削ヘッドに連結された前筒と埋設する管
を接続する後筒及び内筒を有し、複数の摺動筒と前筒と
後筒で複数段に伸縮するすべり伸縮型管継手を形成して
いる。
【0012】この掘削機を使用して管を地中に敷設する
ときは、発進側からドリルパイプの先端にドリルヘッド
を取り付けて地中を削進してパイロット孔を形成し、ド
リルパイプの先端が到達側に達したら掘削ヘッドをドリ
ルパイプの先端に連結する。この状態でドリルパイプを
発進側で牽引しながら掘削ヘッドを回転してパイロット
孔を拡孔して前進させる。掘削機がほぼ地中に削進した
ら摺動管の後端部を停止させて掘削ヘッドが前進するに
したがつて複数段のすべり伸縮型管継手を徐々に引き出
す。この摺動管の複数段のすべり伸縮型管継手が徐々に
引き出されているときに、停止している摺動管の後端部
に埋設する管を溶接して接合する。このように摺動管の
すべり伸縮型管継手が徐々に引き出されているときに、
摺動管と管を溶接するから、管を接合するときに掘削ヘ
ッドを停止させずに拡孔して前進させることができる。
【0013】掘削ヘッドが前進して摺動管が最大に引き
出されたら、摺動管に接合した管を到達側に設置した元
押し装置で地中に押し込み、摺動管のすべり伸縮型管継
手を押し込んで縮小する。この摺動管のすべり伸縮型管
継手を押し込んで縮小するときに、すべり伸縮型管継手
から滑材を吹き出すことによりすべり伸縮型管継手のス
リーブ表面に付着した泥水を除去することができ、すべ
り伸縮型管継手を抵抗なく押し込むことができる。
【0014】摺動管のすべり伸縮型管継手が最大に押し
込められ、掘削ヘッドが管の1本分前進したら管の押し
込みを停止し、摺動管のすべり伸縮型管継手を引き出し
ながら掘削ヘッドが前進しているときに、摺動管に接合
した管に次の管を溶接して接合する。このように摺動管
のすべり伸縮型管継手の引き出しと押し込みを繰返しな
がら引き込む管を順次接合して、管を接合するときにも
掘削ヘッドを停止させずに前進させてパイロット孔を拡
孔する。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の掘削機の構成を
示す断面図である。図に示すように、掘削機1は掘削ヘ
ッド2と摺動管3を有する。掘削ヘッド2は先端部にパ
イロット孔を掘削するドリルパイプ4との連結部21を
有し、後端部が軸受22を介して摺動管3に連結されて
いる。摺動管3は複数の摺動筒31と先端部が掘削ヘッ
ド2に連結された前筒32と後筒33及び内筒34を有
する。摺動筒31は先端部の外径が後端部の外径より小
さな段違いに形成され、先端部が一定長さのスリーブ形
伸縮管継手のスリーブ35を形成している。摺動筒31
の後端部と前筒32の後端部の内面にはスリーブ35を
案内するガイド部36を有する。後筒33の先端部も一
定長さのスリーブ形伸縮管継手のスリーブ35を形成し
ている。摺動筒31と後筒33のスリーブ35の先端に
は、図2の部分断面図に示すように、ガイド部36の内
径より若干小さい外径を有する押え部351が設けら
れ、押え部351にはガイド部36の嵌合するゴム等か
ら形成されたシール部材352が固定されている。押え
部351の後部には一定間隔をおいてストッパ353が
設けられ、押え部351とストッパ353との間には滑
材供給孔354が設けられている。摺動筒31と前筒3
2のガイド部36の後端にはストッパ353と係合する
リング状の係止部361を有する。係止部361にはゴ
ムリングからなる弁362が取り付けられている。この
前筒32と例えば2個の摺動筒31と後筒33で3段に
伸縮するすべり伸縮型管継手を構成している。内筒34
は前筒32と2個の摺動筒31と連結筒33からなる3
段のすべり伸縮型管継手を最大に押し込めたときとほぼ
同じ長さを有し、前筒32と2個の摺動筒31と後筒3
3の内面で前筒32に同軸で取り付けられている。内筒
34の後端部には内筒34を後筒33に係止させるロッ
クピンアクチュエータ341が設けられている。
【0016】スリーブ35の滑材供給孔354にが逆止
弁5を有する滑材供給供給管6が連結されている。ま
た、掘削ヘッド2には伸縮管継手7を有する排泥管8が
連結されている。
【0017】上記のように構成された掘削機1を使用し
て地中に小口径管を引き込むときの動作を、図3と図4
の施工工程図を参照して説明する。
【0018】まず、図3(a)に示すように、発進立坑
10からドリルパイプ4の先端にドリルヘッドを取り付
け、リグ11によりドリルパイプ4を回転しながら地中
12を削進してパイロット孔を形成する。このパイロッ
ト孔を形成するときに、例えば地上に張ったケーブルに
電流を流して磁界を発生させ、これをドリルヘッドの後
方に設置した磁気センサで検出することにより、ドリル
パイプ4の先端を正確に位置決めすることができる。ド
リルパイプ4の先端が到達立坑13に達したら、図3
(b),(c)に示すように、掘削機1による拡孔と管
引込み工程に入る。拡孔と管引込み工程では到達立坑1
3に達したドリルパイプ4の先端からドリルヘッドを取
外し、ドリルパイプ4の先端を掘削機1の掘削ヘッド2
の連結部21に連結する。そして、掘削機1の内筒34
に設けたロックピンアクチュエータ341を、図1に示
すように、ロック状態にして内筒34を後筒33に係止
させて摺動管3を最大に押し込めて固定して状態で、ド
リルパイプ4に発進立坑10から泥水を圧送しながら、
発進立坑10でドリルパイプ4を回転して掘削ヘッド2
を回転させてながらドリルパイプ4を発進立坑10側に
引き込む。掘削ヘッド2は掘削した土砂とドリルパイプ
4から送られる泥水を混合撹拌しながら地中12に引き
込まれる。この混合した泥水は掘削機1内の排泥管8に
より排出する。図4(a)に示すように、掘削機1がほ
ぼ地中に削進したら内筒34に設けたロックピンアクチ
ュエータ341のロックを解除して削進する。ロックピ
ンアクチュエータ341のロックを解除して削進する
と、摺動管3の後筒33が停止した状態で3段のすべり
伸縮型管継手が徐々に引き出される。この摺動管3の3
段のすべり伸縮型管継手が徐々に引き出されているとき
に、停止している後筒3に引き込む管14を溶接して接
合する。このように摺動管3の3段のすべり伸縮型管継
手が徐々に引き出されているときに、摺動管3の後筒3
3に管14を溶接するから、管14を接合するときに掘
削ヘッド2を停止させずに拡孔することができる。ま
た、摺動管3の3段のすべり伸縮型管継手が徐々に引き
出されているときに、摺動筒31と後筒33のスリーブ
35に接続した滑材供給供給管6からスリーブ35とガ
イド部36の間に滑材を供給し、供給した滑材を弁36
2から吹き出させ、スリーブ35とガイド部36の間に
泥水が入ることを防ぐ。
【0019】管14を摺動管3に接続して、図4(b)
に示すように、掘削ヘッド2が前進して摺動管3が最大
に引き出されたら、摺動管3に接合した管14を到達立
坑13に設置した元押し装置15で地中12に押し込
む。この管14を押し込むことにより、摺動管3の3段
のすべり伸縮型管継手が押し込まれる。また、摺動管3
の3段のすべり伸縮型管継手を押し込んで縮小するとき
に、摺動筒31と後筒33のスリーブ35とガイド部3
6の間に滑材を供給し、供給した滑材を弁362から吹
き出させておくから、スリーブ35の表面に付着した土
砂を除去することができ、摺動管3の3段のすべり伸縮
型管継手を抵抗なく押し込むことができる。摺動管3の
3段のすべり伸縮型管継手が最大に押し込められたらロ
ックピンアクチュエータ341をロック状態にして内筒
34を後筒33に係止させて掘削ヘッド2をドリルパイ
プ4で牽引回転しながら管14を押し込む。掘削ヘッド
2が管14の1本分前進したら、ロックピンアクチュエ
ータ341をロック状態にして掘削ヘッド2の前進にと
もない摺動管3の3段のすべり伸縮型管継手を引き出
す。この摺動管3の3段のすべり伸縮型管継手を引き出
しながら掘削ヘッド2が前進しているときに、図3
(a)に示すように、摺動管3に接合した管14に次の
管14を溶接して接合する。このように摺動管3の3段
のすべり伸縮型管継手の引き出しと押し込みを繰返しな
がら引き込む管14を順次接合するから、管14を接合
するために掘削ヘッド2を停止する必要がなく、管14
を長距離で埋設するときの拡孔と管引込みを短時間で行
うことができる。また、掘削ヘッド2を前進させながら
管14を引き込むから、掘削ヘッド2で拡孔する径を管
14の外径より幾分大きくすれば良く、混合,撹拌する
土砂の量を少なくすることができるとともに、敷設した
管14の周囲の土砂が沈下することを防ぐことができ
る。
【0020】上記実施例は掘削機1に管14を直接接合
した場合について説明したが、掘削機1の摺動管3の摺
動ストロークが短い場合には、図3に示すように、摺動
管3を2段にして、1本の管14の全長に応じた摺動ス
トロークを得るようにしても良い。このように1本の管
14の全長に応じた摺動ストロークを得るようにすると
管14を溶接して接合する時間や溶接継手の検査時間を
十分に取ることができる。
【0021】上記のようにして掘削機1で拡孔しながら
管14を引き込むときに、長距離を施工するために管1
4を引き込むときの推力が過大になるような場合は、引
き込んでいる管14の中間部に中押し管を設けて、元押
し装置15にかかる推力を中押し管の前段部と後段部に
分割するようにしても良い。
【0022】また、上記実施例は発進立坑10からドリ
ルパイプ4を通して泥水を供給し、掘削した土砂と混合
した泥水を排泥管8で排出する場合について説明した
が、排泥管8の代わりに送排泥管を設けて到達立坑13
側から泥水を供給し、掘削した土砂と混合した泥水を到
達立坑13側に排出するようにしても良い。
【0023】さらに、上記実施例は発進立坑10と到達
立坑13を設けて管14を敷設する場合について説明し
たが、発進立坑10と到達立坑13を設けないで地表面
からパイロット孔を直接削進して、地表面から管14を
直接敷設するようにしても良い。
【0024】また、上記実施例は小口径管を地中に引き
込む場合について説明したが、大口径管も同様にして引
き込むことができる。この場合は掘削ヘッド2のドリル
パイプ4との連結部21にスイベルジョイントを設け、
掘削ヘッド2に電動機又は油圧モータ等の回転駆動装置
を設置し、この回転駆動装置で掘削ヘッド2を直接回転
するようにしても良い。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、掘削ヘ
ッドが前進するにしたがつて掘削機の摺動管に有する複
数段のすべり伸縮型管継手が徐々に引き出されていると
きに、停止している摺動管と管を溶接して接合したり、
摺動管に接合した管に後段の管を溶接して接合するよう
にしたから、管を接合するときに掘削ヘッドを停止させ
ずに拡孔して前進させることができ、管を長距離で埋設
するときの拡孔と管引込みを短時間で行うことができ
る。
【0026】また、掘削ヘッドを前進させながら管を引
き込むから、掘削ヘッドで拡孔する径を管の外径より幾
分大きくすれば良く、掘削する土砂の量を少なくするこ
とができるため、地山の緩みを防止し、掘削する土砂の
搬送や処分を簡単にすることができる。
【0027】さらに、掘削ヘッドで拡孔する径を管の外
径より幾分大きくすれば良いから、敷設した管を敷設し
た後に敷設した管周囲の土砂が沈下することを防ぐこと
ができ、管を道路等の下に敷設したときに道路等が陥没
することを防止することができる。
【0028】また、掘削ヘッドを前進させながら管を順
次溶接して接合するから、長距離施工する場合も事前に
長尺の管を準備しておく必要がなく、小さな施工スペー
スで管を引き込むことができる。
【0029】さらに、摺動管のすべり伸縮型管継手を押
し込んで縮小するときに、すべり伸縮型管継手から滑材
を吹き出すことにより、すべり伸縮型管継手のスリーブ
表面に付着した泥水を除去することができ、すべり伸縮
型管継手を抵抗なく押し込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の掘削機の構成を示す断面図
である。
【図2】摺動管の部分断面図である。
【図3】管を引き込むときの施工工程図である。
【図4】引き込むときの摺動管の伸長状態を示す施工工
程図である。
【符号の説明】
1 掘削機 2 掘削ヘッド 3 摺動管 4 ドリルパイプ 10 発進立坑 13 到達立坑 14 管 22 軸受 31 摺動筒 32 前筒 33 後筒 34 内筒 35 スリーブ 36 ガイド部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削ヘッドと摺動管を有し、掘削ヘッド
    は先端部にパイロット孔を掘削するドリルパイプとの連
    結部を有し、後端部が軸受を介して摺動管に連結され、
    摺動管は複数段に伸縮するすべり伸縮型管継手を有し、
    後端部を埋設する管に接続することを特徴とする掘削
    機。
  2. 【請求項2】 発進側からドリルパイプの先端にドリル
    ヘッドを取り付けて地中を削進してパイロット孔を形成
    し、ドリルパイプの先端が到達側に達したら先端部にパ
    イロット孔を掘削するドリルパイプとの連結部を有し、
    後端部が軸受を介して複数段に伸縮するすべり伸縮型管
    継手を有する摺動管に連結された掘削ヘッドとをドリル
    パイプの先端に連結し、ドリルパイプを発進側で牽引し
    ながら掘削ヘッドを回転してパイロット孔を拡孔して前
    進させ、掘削ヘッドの前進により摺動管の複数段のすべ
    り伸縮型管継手が徐々に引き出されているときに、摺動
    管の後端部に埋設する管又は摺動管に接合した管に後段
    の管を接合し、掘削ヘッドが摺動管の摺動スパーン長だ
    け前進したときに摺動管に接合した管を押し込んで摺動
    管の複数段のすべり伸縮型管継手を縮小することを繰り
    返すことを特徴とする管引込み工法。
  3. 【請求項3】 上記摺動管の複数段のすべり伸縮型管継
    手を押し込んで縮小するときに、各すべり伸縮型管継手
    から滑材を外部に噴出させる請求項2記載の管引込み工
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100466940B1 (ko) * 2002-08-02 2005-01-24 조태희 연약지반에서 추진각도를 정밀하게 조절할 수 있는 비개착 압입 방법 및 그 장치
KR20060101734A (ko) * 2005-03-21 2006-09-26 윤정식 비개착 지향성 관로 시공방법
JP2006336340A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Sekisui Chem Co Ltd 継手保護構造
KR101194102B1 (ko) 2009-03-02 2012-10-24 위준복 콘크리트 터널 구조물 굴착 공법

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