JPH1163752A - 製氷装置および製氷方法 - Google Patents

製氷装置および製氷方法

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JPH1163752A
JPH1163752A JP9238895A JP23889597A JPH1163752A JP H1163752 A JPH1163752 A JP H1163752A JP 9238895 A JP9238895 A JP 9238895A JP 23889597 A JP23889597 A JP 23889597A JP H1163752 A JPH1163752 A JP H1163752A
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JP
Japan
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refrigerant liquid
heat exchange
water
ice
ice making
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JP9238895A
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Inventor
Isao Hashiguchi
功 橋口
Mitsuo Sato
光雄 佐藤
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Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/85Food storage or conservation, e.g. cooling or drying
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P80/00Climate change mitigation technologies for sector-wide applications
    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍装置に氷結を生じることなく、且つ高い
効率で製氷できる直接接触式の製氷装置および製氷方法
を提供する。 【解決手段】 本製氷装置は、水5とそれに実質的に不
溶性の第1の冷媒液6を直接接触させて熱交換する第1
の熱交換部1と、第1の冷媒液6に実質的に不溶性の第
2の冷媒液7を直接接触させて熱交換する第2の熱交換
部2と、第2の冷媒液7を冷却する冷凍装置3と、第1
の熱交換部1で生成する氷8と水5の混合物を貯蔵する
氷水貯蔵槽4を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水を冷媒液に直接接
触させて冷却し、氷を作る製氷装置および製氷方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンバインドサイクル用ガスター
ビンの吸気冷却などを用いた火力発電プラントや、IP
P(独立系発電事業者、以下IPPという)用ガスター
ビン吸気冷却システム、および比較的大規模な空調シス
テムや、ビル,工場空調等において、氷を利用した蓄熱
システムが採用されるようになってきた。例えば火力発
電プラント及びIPPでは、深夜電力などを用いて製氷
装置を運転して蓄熱システムに氷を含む冷却水を作って
おき、夏季の午後など電力需要ピーク時に蓄熱システム
からガスタービン吸気冷却用の冷却水を供給することに
より、ガスタービンに供給する空気の密度を増加させ、
燃料も増やして1基当たりの出力を増加させることによ
り、設備を増やすことなく不足する電力需要を補うよう
に運転されるようになってきた。また大規模な空調シス
テムにおいては、通常の1/4程度に安価な深夜電力に
より製氷装置を運転して蓄熱システムに氷を含む冷却水
を作っておき、冷房需要の大きい昼間に蓄熱システムか
らの冷却水で冷却の少なくとも一部を補うことにより、
運転費用の安価な空調システムを実現するようになって
きた。
【0003】このような蓄熱システムは融解潜熱の大き
い氷を利用するので、設置される槽の単位容積あたりの
蓄熱量が大きいので、スペースの取れない事業者やビル
でも多量の蓄熱ができるという利点があり、今後多くの
分野で利用されるものと期待されている。氷を利用した
蓄熱システムとしては、先ずスタティク氷を利用するも
のが知られている。この方法は、槽内に設けた伝熱管に
冷媒液(ブライン)を流し、その外周面に沿って硬い結
晶状の氷の層を成長させるものである。しかしこの方法
では伝熱管の外周面に氷が成長するにつれ、氷自身の熱
抵抗が増大して蓄熱速度が低下していくという問題があ
る。そのため所望の蓄熱速度を得るには、氷形成のため
に伝熱管に流す冷媒液の温度を極めて低くするか、また
は伝熱管をかなり長くする必要がある。そして前者の方
法は冷媒液を冷却する冷凍装置の成績係数が低くなるた
め冷凍装置の容量が大きくなり、後者の方法は長い伝熱
管により製氷装置自体が大きくなり且つ、伝熱管のメン
テナンスが困難になるという、それぞれ別の問題が発生
する。
【0004】これらの問題を解決するため、水を冷媒液
に直接接触させて製氷する方法が知られている。例えば
特開昭48−47518号公報では、図4に示すような
方法が提案されている。この方法は、槽106内に冷凍
装置などの吸熱部104を設け、その吸熱部104で水
に不溶性で水より密度の大きい流体(冷媒液)109を
冷却し、ポンプ107で移送して槽111内に噴出して
水113と直接接触させることにより、シャーベット状
の氷113’を作るものである。ここで水は、水道管1
16より供給され、形成された氷113’は水と共に出
口118から外部へ取り出される。なおこの方法では、
密度差により槽111内の上部に水113と氷113’
の層が形成され、下部に流体109の層が形成される。
そして流体109の層は、重力差で連通管112を通っ
て再び槽106に戻される。
【0005】さらに特開平3−140767号公報に
は、図5に示すような方法が提案されている。この方法
は、熱交換器244で冷却された水不溶性の油性流体
(冷媒液)を供給ノズル252に送り、蓄熱槽202内
に落下した油性流体に水を直接接触させて氷Iを作るも
のである。そして水から熱を吸収した油性流体は、蓄熱
槽202の水層Wの下部に蓄積して油性流体層Oを形成
し、次いでポンプ232で熱交換器244に循環する。
なお、油性流体は熱交換器244を通過する間に他の冷
媒で間接的に冷却される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者の特開昭4
8−47518号公報で提案された方法は、運転を続け
ると次第に水不溶性の冷媒液中に水が含まれる(例えば
冷媒液としてパーフロロカーボンを使用する場合は10
PPM程度)ようになり、それが冷凍装置の伝熱管に少
しずつ氷結して圧力損失が増大してくるという問題があ
る。このため冷凍装置の運転を定期的に停止し、伝熱管
に氷結した氷を融解除去する操作が必要になる。また、
高価な水不溶性の冷媒液を冷凍装置の伝熱管全てに充填
する必要があり、コスト的にも不利である。また後者の
特開平3−140767号公報で提案された方法も、熱
交換器244の伝熱管が氷結してくるので、圧縮機24
1を定期的に停止し、氷結した氷を融解解除する操作が
必要となる。そこで本発明は、これら従来の方法におけ
る問題を解決した、全く新しい概念に基づく製氷装置お
よび製氷方法を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1に記載の発明は、水を冷媒液に直接接触させて冷却
し氷を作る製氷装置である。そしてこの装置は、冷却す
べき水とその水に実質的に不溶性の第1の冷媒液を直接
接触させて熱交換を行う第1の熱交換部と、前記第1の
冷媒液とそれに実質的に不溶性の第2の冷媒液を直接接
触させて熱交換を行う第2の熱交換部と、第2の冷媒液
を冷却する冷凍装置と、第1の熱交換部で生成する氷と
水の混合物を貯蔵する氷水貯蔵槽とを備え、前記第1の
熱交換部と第2の熱交換部の間に第1の冷媒液を循環さ
せる第1の循環手段と、前記冷凍装置と第2の熱交換部
の間に第2の冷媒液を循環する第2の循環手段と、前記
第1の熱交換部と氷水貯蔵槽の間に水または氷水を循環
させる第3の循環手段を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0008】なお、本発明において「実質的に不溶性」
とは、不溶性または本発明の製氷作用に差し支えない程
度の僅かな可溶性しかないことをいう。(以下同じ) 上記製氷装置によれば、冷却すべき水の熱は第1の冷媒
液−第2の冷媒液−冷凍装置の経路で伝達される。その
ため直接接触して水を含む可能性のある第1の冷媒液は
冷凍装置に循環されることはないので、冷凍装置の伝熱
管に氷結が生じることを避けられる。しかも第1の冷媒
液と第2の冷媒液を直接接触させるように構成されてい
るので、装置全体の伝熱効率が高い。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の実施の形態であって、氷水貯蔵槽に水中に混入
する第1の冷媒液の分離手段が設けられると共に、該分
離手段により分離された第1の冷媒液を回収槽に回収す
る回収手段が設けられ、さらに第1の熱交換部に前記回
収槽から第1の冷媒液を補給する補給手段が設けられる
ことを特徴とするものである。このように構成すること
により、装置の運転経過と共に僅かづつ水中に混入して
くる第1の冷媒液を氷水貯蔵槽において分離し、回収槽
に回収することができる。そして回収された第1の冷媒
液は、再び第1の熱交換部に戻される。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明の実施の形態であって、第1の熱交換部に水と第
1の冷媒液の界面を検出する第1の界面検出手段が設け
られると共に、第2の熱交換部に第1の冷媒液と第2の
冷媒液の界面を検出する第2の界面検出手段が設けら
れ、第1の界面検出手段により検出される水と第1の冷
媒液の界面が予め設定された値または範囲になるよう
に、回収槽からの第1の冷媒液の補給量を制御する第1
の制御手段が設けられる。そしてさらに、第2の界面検
出手段により検出される第1の冷媒液と第2の冷媒液の
界面が予め設定された値または範囲になるように、第1
の熱交換部から第2の熱交換部への第1の冷媒液の戻り
流量を制御する第2の制御手段が設けられることを特徴
とするものである。このように構成することにより、第
1の熱交換部および第2の熱交換部における第1の冷媒
液の界面を安定に維持することができ、それにより装置
を安定して運転することが可能となる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項2にまた
は請求項3記載の発明の実施の形態であって、氷水貯蔵
槽における分離手段により分離された第1の冷媒液の分
離量を検出する分離量検出手段が設けられ、該分離量検
出手段により検出される第1の冷媒液の分離量が予め設
定された値または範囲になるように、回収槽への回収量
を制御する第3の制御手段が設けられることを特徴とす
るものである。このように構成することにより、分離手
段における第1の冷媒液の分離量を常に予め設定された
値または範囲に維持することができ、それにより分離手
段およびその下流側の回収系を安定に運転できる。請求
項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに
記載の発明の実施の形態であって、縦型の熱交換塔の中
間部が仕切部51により仕切られて第1の熱交換部と第
2の熱交換部が形成されることを特徴とするものであ
る。このように構成すると、より少ない設置面積に装置
を建設することができる。
【0012】前記課題を解決する請求項6に記載の発明
は、水を冷媒液に直接接触させて冷却し、氷を作る製氷
方法である。そしてこの方法は、冷却すべき水を第1の
熱交換部と氷水貯蔵槽の間に循環させ、その水に実質的
に不溶性の第1の冷媒液を前記第1の熱交換部と第2の
熱交換部の間に循環させ、さらに第2の冷媒液を第2の
熱交換部と冷凍装置の間に循環させ、それによって冷却
すべき水と第1の冷媒液を第1の熱交換部内で向流接触
させて熱交換を行い且つ、第1の冷媒液と第2の冷媒液
を第2の熱交換部内で向流接触させて熱交換を行うよう
にしたことを特徴とするものである。上記製氷方法によ
れば、冷却すべき水の熱は第1の冷媒液−第2の冷媒液
−冷凍装置の経路で伝達される。そのため直接接触して
水を含む可能性のある第1の冷媒液は冷凍装置に循環さ
れることはないので、冷凍装置の伝熱管に氷結が生じる
ことを避けられる。しかも第1の冷媒液と第2の冷媒液
を直接接触させるように構成されており、さらに第1の
熱交換部内の水と第1の冷媒液、および第2の熱交換部
内の第1の冷媒液と第2の冷媒液は向流接触するので、
全体の伝熱効率を極めて高くすることができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明の実施の形態であって、第1の熱交換部内で冷却
すべき水に対して第1の冷媒液をノズルや多孔板で流入
することより分散相で接触させると共に、第2の熱交換
部内で第2の冷媒液に対して第1の冷媒液をノズルや多
孔板で流入させることより分散相で接触させるようにし
たことを特徴とするものである。このように構成する
と、接触する2つの液体間の温度差が極めて小さくな
り、全体の伝熱効率をより高くすることができる。ま
た、第1の冷媒液は比較的高価なフロン系の化合物であ
るが、このように第1の冷媒液(不凍液)は分散相であ
るため、より小さな体積にすることができる。従って、
コスト的にも有利である。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項6または
請求項7に記載の発明の実施の形態であって、第1の冷
媒液が水および第2の冷媒液より密度が大きいことを特
徴とするものである。このように構成すると、伝熱系の
中間媒体である第1の冷媒液6を第1の熱交換部1およ
び第2の熱交換部2の下部に位置させることができ、使
用する装置をより簡単にできると共に、第1の冷媒液と
氷との分離性をより良好にできるので、氷水貯蔵槽へ氷
とともに同伴される第1の冷媒液の量をより少なくする
ことができる。請求項9に記載の発明は、請求項6〜請
求項8のいずれかに記載の発明の実施の形態であって、
第2の冷媒液が水溶性であることを特徴とするものであ
る。このように構成すると、冷凍装置の伝熱管に氷結が
生じることをより完全に避けることが可能になる。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の発明の実施の形態であって、第1の冷媒液6はパー
フロロカーボン,ハイドロフロロカーボン,フロロエー
テルなどのフッ化有機化合物とし、第2の冷媒液7は水
溶性のエチレングリコール,プロピレングリコールなど
の不凍液としたことを特徴とするものである。請求項1
1に記載の発明は、請求項6〜請求項10のいずれかに
記載の発明の実施の形態であって、第1の熱交換部1と
第2の熱交換部2の間の第1の冷媒液6を循環する第1
の循環手段9のそれぞれの配管部に、コアレッサ又はセ
パレータあるいはそれらの組合せによる第1の冷媒液6
と第2の冷媒液7を分離する手段、及び第1の冷媒液6
と水5とを分離する手段、ならびにそれぞれ(第2の冷
媒液7と水5)を回収する手段を設置したことを特徴と
するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の製氷装置の1例を
説明する模式的なプロセスフロー図である。製氷装置
は、冷却すべき水5とその水5に実質的に不溶性の第1
の冷媒液6を直接接触させて熱交換を行う第1の熱交換
部1と、前記第1の冷媒液6とそれに実質的に不溶性の
第2の冷媒液7を直接接触させて熱交換を行う第2の熱
交換部2と、第2の冷媒液7を冷却する冷凍装置3と、
第1の熱交換部1で生成する氷8と水5の混合物を貯蔵
する氷水貯蔵槽4とを備えている。さらにこの製氷装置
には、前記第1の熱交換部1と第2の熱交換部2の間に
第1の冷媒液6を循環させる第1の循環手段9と、前記
冷凍装置3と第2の熱交換部2の間に第2の冷媒液7を
循環する第2の循環手段10と、前記第1の熱交換部1
と氷水貯蔵槽4の間に水5または氷水を循環させる第3
の循環手段11が設けられる。
【0017】第1の熱交換部1は円筒形で且つ細長い塔
状に形成された縦型の熱交換器で、その下部に第1の冷
媒液の貯溜部12が設けられ、中間部に水5と第1の冷
媒液6の界面を検出する第1の界面検出手段13が設け
られ、さらに中間部上方に第1の冷媒液6を噴出するノ
ズル14が設けられる。第2の熱交換部2も第1の熱交
換部1と同様に、円筒形で且つ細長い塔状に形成された
縦型の熱交換器であり、その下部に第1の冷媒液の貯溜
部15が設けられ、中間部に第1の冷媒液6と第2の冷
媒液7の界面を検出する第2の界面検出手段16が設け
られ、さらに中間部上方に第1の冷媒液6を噴出するノ
ズル17が設けられる。氷水貯蔵槽4は図示しない空調
機などの蓄熱エネルギーを使用する装置に接続されると
共に、その底部には混入する第1の冷媒液6を水から分
離する分離手段18が設けられる。そして分離手段18
により分離された第1の冷媒液6の分離量を、水5と第
1の冷媒液6の界面位置として検出する分離量検出手段
19が設けられる。
【0018】第1の熱交換部1と第2の熱交換部2の間
に第1の冷媒液6を循環させるための第1の循環手段9
は、第2の熱交換部2に設けた第1の冷媒液6の貯溜部
15と第1の熱交換部1に設けたノズル14間を接続す
る配管20と、配管20に設けたポンプ21と、第1の
熱交換部1に設けた第1の冷媒液6の貯溜部12と第2
の熱交換部2に設けたノズル17間を接続する配管22
と、配管22に設けたポンプ23により構成される。な
お、配管20および配管22の途中に第1の冷媒液6と
第2の冷媒液7または水5をほぼ完全に分離するフィル
タシステム(コアレッサ又はセパレータあるいはそれら
の組合せ)と、分離した第2の冷媒液7及び水5を回収
するタンクを備えることにより、水5と第2の冷媒液7
の混合を最小限に防ぐシステムを置く場合がある。この
ようなシステムは、ガソリン中の水を分離するような油
水分離システムとして知られている。
【0019】冷凍装置3と第2の熱交換部2間に第2の
冷媒液7を循環するための第2の循環手段10は、冷凍
装置3と第2の熱交換部2の間を接続する配管24と、
配管24に設けたポンプ25により構成される。さらに
第1の熱交換部1と氷水貯蔵槽4間に水4またはそれと
氷8の混合物を循環させる第3の循環手段11は、第1
の熱交換部1の上部と氷水貯蔵槽4の上部を接続する配
管26と、第1の熱交換部1の中間部と氷水貯蔵槽4の
底部を接続する配管27と、配管27に設けたポンプ2
8により構成される。氷水貯蔵槽4に設けた第1の冷媒
液6の分離手段18と第1の冷媒液6を回収するための
回収槽29間は配管30により接続され、その配管30
にポンプ31及び開閉弁32が設けられる。そしてこれ
ら配管30,ポンプ31及び開閉弁32により、回収槽
29への第1の冷媒液6の回収手段39が構成される。
さらに回収槽29と第1の熱交換部1の下部の間は配管
33により接続され、その配管33にポンプ34及び開
閉弁35が設けられる。そしてこれら配管33,ポンプ
34及び開閉弁35により、第1の熱交換部1への第1
の冷媒液6の補給手段39aが構成される。
【0020】第1の熱交換部1における水5と第1の冷
媒液6との界面を検出する第1の界面検出手段13から
の検出値は第1の制御手段36に入力され、そこで予め
設定された値または範囲になるように、回収槽29から
第1の熱交換部1への第1の冷媒液6の補給量が制御さ
れる。すなわち、検出値が予め設定された界面の値また
は範囲を越えると、第1の制御手段36はポンプ34の
速度を減少させるかまたは開閉弁35の開度を減少さ
せ、逆に検出値が予め設定された界面の値または範囲よ
り下回ると、第1の制御手段36はポンプ34の速度を
上昇させるかまたは開閉弁35の開度を増加させるよう
な制御信号を出力する。なお、頻繁な制御動作を繰り返
させないためには、予め不動作範囲(上下限のしきい値
幅)を設け、例えば検出値がその不動作範囲の上限また
は下限の範囲から外れたとき、その不動作範囲内に検出
値が戻るようにポンプ速度の減少または上昇(あるいは
開閉弁の開度の減少または増加)させる制御信号を出力
し、検出値が不動作範囲より幾分内側に戻ったときに、
その制御信号を元に戻すように制御する。
【0021】第2の熱交換部2における第1の冷媒液6
と第2の冷媒液7との界面を検出する第2の界面検出手
段16からの検出値は第2の制御手段37に入力され、
そこで予め設定された値または範囲になるように、第1
の熱交換部1に設けた貯溜部12から第2の熱交換部2
のノズル17への第1の冷媒液6の供給量が制御され
る。すなわち、検出値が予め設定された界面の値または
範囲を越えると、第2の制御手段37はポンプ23の速
度を減少させ、逆に検出値が予め設定された界面の値ま
たは範囲より下回ると第2の制御手段37はポンプ23
の速度を上昇させるような制御信号を出力する。なお、
ポンプ23の速度を制御する代わりに配管22に開閉弁
を設け、それを制御手段37により開閉制御してもよ
い。また前記第1の制御手段36と同様に、頻繁な制御
動作を繰り返させないための不動作範囲を予め設けるこ
ともできる。
【0022】氷水貯蔵槽4における水5と第1の冷媒液
6との界面位置を分離量として検出する分離量検出手段
19からの検出値は第3の制御手段38に入力され、そ
こで予め設定された値または範囲になるように、氷水貯
蔵槽4における分離手段18から回収槽29への第1の
冷媒液6の回収量が制御される。すなわち、検出値が予
め設定された分離量の値または範囲を越えると、第3の
制御手段38はポンプ31の速度を上昇させるかまたは
開閉弁32の開度を増加させ、逆に検出値が予め設定さ
れた分離量の値または範囲より下回ると、第3の制御手
段38はポンプ31の速度を減少させるかまたは開閉弁
32の開度を減少させるような制御信号を出力する。な
お前記第1の制御手段36と同様に、頻繁な制御動作を
繰り返させないための不動作範囲を予め設けることもで
きる。
【0023】図1における第1の界面検出手段13(第
2の界面検出手段16、分離量検出手段19も同じ)の
1例を図2に示す。検出手段は差動トランス式のレベル
計が使用され、一対の連通管39により第1の熱交換部
1と連通する円筒状の本体40と、該本体40内に支持
機構41で支持されるロッド42と、ロッド42の下端
部に設けられたフロート43と、ロッド42の上端部に
設けられた誘磁性材料体44と、本体40の上部外側に
設けられた1次コイル45および2次コイル46を備え
ている。フロート43は水5と第1の冷媒液6の界面に
浮くような密度とされ、界面の変化にフロート43が追
従することにより、誘磁性材料体44と1次コイル45
および2次コイル46の相対位置が変わり、その結果検
出手段の出力信号が変化するようになっている。
【0024】図3は、本発明の製氷装置の他の例を説明
する模式的なプロセスフロー図である。この例では細長
い円筒状で縦型の熱交換塔50が使用され、その中間部
が仕切部51により仕切られて上半分に第1の熱交換部
1、下半分に第2の熱交換部2が形成される。なお、図
1と同じ部分には同一符号が付され、図1における第1
〜第2の界面検出手段13,16、分離量検出手段1
9、第1〜第3制御手段36、37、38、およびそれ
らに関連する開閉弁や配管類は省略されて示されてい
る。このように第1の熱交換部1と第2の熱交換部2が
縦方向に配置される場合は、設置面積を少なくできると
共に配管長さも短くてよいという利点がある。しかもそ
の作用は、図1の場合と同様である。
【0025】次に、上記製氷装置を使用して製氷する方
法を説明する。第1の冷媒液6としては、パーフロロカ
ーボン,ハイドロフロロカーボン,フロロエーテルなど
の炭化フッ素、炭化フッ素水素、炭化フッ素水素化合物
などの実質的に水不溶性の冷媒液を使用することがで
き、第2の冷媒液7としては、エチレングリコールやプ
ロピレングリコールなどの水溶性で第1の冷媒液6に実
質的に不溶性な冷媒液を使用することができる。この第
1の冷媒液6は水5および第2の冷媒液7より密度が大
きいため、プロセス上有利である。第2の冷媒液7の凝
固点は極めて低く、例えば濃度60%程度のエチレング
リコール水溶液の凝固点は−30℃で、通常−10℃程
度で運転される冷凍装置の伝熱管が氷結することは全く
ない。また、僅かに第1の冷媒液6から水が混入してき
たとしても、元々水溶性である第2の冷媒液7の作用に
は実質的に影響を与えることはない。そしてこれらの冷
媒液を使用することにより、水−第1の冷媒液6−第2
の冷媒液7を順にそれぞれ直接接触させて熱交換すると
きに、接触する液相互の温度差を極めて小さくすること
ができる。
【0026】上記第1の冷媒液6と第2の冷媒液7を使
用して製氷するにあたっては、先ず回収槽29に図示し
ない供給源から第1の冷媒液6を供給し、さらにポンプ
34を運転して第1の熱交換部1の下部に第1の冷媒液
6を供給する。それと共にポンプ23を運転して第2の
熱交換部2の下部にも第1の冷媒液6を供給し、第1の
熱交換部1の下部および第2の熱交換部2の下部におけ
る第1の冷媒液6のレベルが所定値まで上昇した後、ポ
ンプ34,23を停止する。次にポンプ28を運転し
て、氷水貯蔵槽4から水5を第1の熱交換部1の中間部
に所定量供給すると共に、図示しない供給源から第2の
冷媒液7を第2の熱交換部2の中間部に所定量供給す
る。この状態で第1の界面検出手段13と第2の界面検
出手段16により、第1の熱交換部1と第2の熱交換部
2の各界面を確認し、所定範囲になるように第1の冷媒
液6の量を調整する。
【0027】次に、冷凍装置3を運転して第2の冷媒液
7の冷却を開始する。第2の冷媒液7が所定温度まで低
下したら、ポンプ23とポンプ21を運転し、第1の冷
媒液6を第1の熱交換部1と第2の熱交換部2の間に循
環させ、第2の冷媒液7との直接接触により熱交換させ
て次第に冷却していく。なお、配管22中に第1の冷媒
液6と水5の分離システムを設け、配管20中に第1の
冷媒液6と第2の冷媒液7の分離システムを置くことに
より、水5と第2の冷媒液7の混合をほぼ完全に防ぐこ
とが可能となる。第1の熱交換部1内の第1の冷媒液6
が所定温度まで低下したら、ポンプ28を運転して水5
を氷水貯蔵槽4と第1の熱交換部1の間に循環させ、第
1の冷媒液6と直接接触により熱交換させて次第に冷却
していく。
【0028】上記により製氷装置は通常運転に入るが、
運転の継続中、水5には第1の冷媒液6が微小液滴にな
って僅かに同伴したり、氷に一部トラップされて、配管
26から氷水貯蔵槽4に流入する。氷水貯蔵槽4に微小
液滴または氷中トラップの形で流入した第1の冷媒液6
は、水中微小液滴はすぐに、氷中トラップ液は解氷後徐
々に密度差で槽内を下降し、分離手段18に集められる
ことにより水5と分離される。そして分離手段18の第
1の冷媒液6のレベルが所定範囲を越えると、それを分
離量検出手段19が検出し、それによって第3の制御手
段38が作動して前述のように第1の冷媒液6を回収槽
29に流出させる。一方、第1の熱交換部1から第1の
冷媒液6の流出が続くと、それを水5と第1の冷媒液6
の界面変化として第1の界面検出手段36が検出し、そ
れにより第1の制御手段36が作動して前述のように回
収槽29から第1の熱交換部1に第1の冷媒液6を補給
する。なお第1の熱交換部1と第2の熱交換部2の高さ
をほぼ同じにしておけば、平常時における第2の熱交換
部2における第1の冷媒液6のレベルは、第1の熱交換
部1の第1の冷媒液6のレベルとほぼ同じに保たれる。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の製氷装置
によれば、冷却すべき水の熱は第1の冷媒液−第2の冷
媒液−冷凍装置の経路で伝達される。そのため直接接触
して水を含む可能性のある第1の冷媒液は冷凍装置に循
環されることはないので、冷凍装置の伝熱管に氷結が生
じることを避けられる。従って、従来の技術では製氷期
間中に何度も冷凍装置を止めて融解除去する冷凍装置間
欠運転操作が必要であり、このため製氷性能が著しく低
下していた。しかしこれを避けることができるため、製
氷性能を著しく向上することが可能となった。しかも第
1の冷媒液と第2の冷媒液を直接接触させるように構成
されているので、装置全体の伝熱効率が高く、冷凍装置
の成績係数(COP)を高く維持でき、これによって製
氷性能を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製氷装置の1例を説明する模式的なプ
ロセスフロー図。
【図2】図1における第1の界面検出手段13の1例を
示す模式的な断面図。
【図3】本発明の製氷装置の他の例を説明する模式的な
プロセスフロー図。
【図4】従来の製氷装置の説明図。
【図5】従来の他の製氷装置の説明図。
【符号の説明】 1 第1の熱交換部 2 第2の熱交換部 3 冷凍装置 4 氷水貯蔵槽 5 水 6 第1の冷媒液 7 第2の冷媒液 8 氷 9 第1の循環手段 10 第2の循環手段 11 第3の循環手段 12 貯溜部 13 第1の界面検出手段 14 ノズル 15 貯溜部 16 第2の界面検出手段 17 ノズル 18 分離手段 19 分離量検出手段 20 配管 21 ポンプ 22 配管 23 ポンプ 24 配管 25 ポンプ 26 配管 27 配管 28 ポンプ 29 回収槽 30 配管 31 ポンプ 32 開閉弁 33 配管 34 ポンプ 35 開閉弁 36 第1の制御手段 37 第2の制御手段 38 第3の制御手段 39 回収手段 39a 補給手段 40 本体 41 支持機構 42 ロッド 43 フロート 44 誘磁性材料体 45 1次コイル 46 2次コイル 50 熱交換塔 51 仕切部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を冷媒液に直接接触させて冷却し氷を
    作る製氷装置において、 冷却すべき水5とその水5に実質的に不溶性の第1の冷
    媒液6を直接接触させて熱交換を行う第1の熱交換部1
    と、 前記第1の冷媒液6とそれに実質的に不溶性の第2の冷
    媒液7を直接接触させて熱交換を行う第2の熱交換部2
    と、 第2の冷媒液7を冷却する冷凍装置3と、 第1の熱交換部1で生成する氷8と水5の混合物を貯蔵
    する氷水貯蔵槽4とを備え、 前記第1の熱交換部1と第2の熱交換部2の間に第1の
    冷媒液6を循環させる第1の循環手段9と、 前記冷凍装置3と第2の熱交換部2の間に第2の冷媒液
    7を循環する第2の循環手段10と、 前記第1の熱交換部1と氷水貯蔵槽4の間に水5または
    氷水を循環させる第3の循環手段11を設けたことを特
    徴とする製氷装置。
  2. 【請求項2】 氷水貯蔵槽4に水中に混入する第1の冷
    媒液6の分離手段18が設けられると共に、該分離手段
    18により分離された第1の冷媒液6を回収槽29に回
    収する回収手段39が設けられ、さらに第1の熱交換部
    1に前記回収槽29から第1の冷媒液6を補給する補給
    手段39aが設けられる請求項1に記載の製氷装置。
  3. 【請求項3】 第1の熱交換部1に水5と第1の冷媒液
    6の界面を検出する第1の界面検出手段13が設けられ
    ると共に、第2の熱交換部2に第1の冷媒液6と第2の
    冷媒液7の界面を検出する第2の界面検出手段16が設
    けられ、第1の界面検出手段13により検出される水5
    と第1の冷媒液6の界面が予め設定された値または範囲
    になるように、回収槽29からの第1の冷媒液6の補給
    量を制御する第1の制御手段36が設けられ、さらに第
    2の界面検出手段16により検出される第1の冷媒液6
    と第2の冷媒液7の界面が予め設定された値または範囲
    になるように、第1の熱交換部1から第2の熱交換部2
    への第1の冷媒液6の戻り流量を制御する第2の制御手
    段37が設けられる請求項2に記載の製氷装置。
  4. 【請求項4】 氷水貯蔵槽4における分離手段18によ
    り分離された第1の冷媒液6の分離量を検出する分離量
    検出手段19が設けられ、該分離量検出手段19により
    検出される第1の冷媒液6の分離量が予め設定された値
    または範囲になるように、回収槽29への回収量を制御
    する第3の制御手段38が設けられる請求項2または請
    求項3に記載の製氷装置。
  5. 【請求項5】 縦型の熱交換塔50の中間部が仕切部5
    1により仕切られて第1の熱交換部1と第2の熱交換部
    2が形成される請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    製氷装置。
  6. 【請求項6】 水を冷媒液に直接接触させて冷却し氷を
    作る製氷方法において、 冷却すべき水5を第1の熱交換部1と氷水貯蔵槽4の間
    に循環させ、 その水5に実質的に不溶性の第1の冷媒液6を第1の熱
    交換部1と第2の熱交換部2の間に循環させ、 さらに第2の冷媒液7を第2の熱交換部2と冷凍装置3
    の間に循環させ、 それによって冷却すべき水5と第1の冷媒液6を第1の
    熱交換部1内で向流接触させて熱交換を行い且つ、第1
    の冷媒液6と第2の冷媒液7を第2の熱交換部2内で向
    流接触させて熱交換を行うようにしたことを特徴とする
    製氷方法。
  7. 【請求項7】 第1の熱交換部1内で冷却すべき水5に
    対して第1の冷媒液6をノズル14や多孔板で流入する
    ことより分散相で接触させると共に、第2の熱交換部2
    内で第2の冷媒液7に対して第1の冷媒液6をノズル1
    7や多孔板で流入させることより分散相で接触させるよ
    うにした請求項6に記載の製氷方法。
  8. 【請求項8】 第1の冷媒液6が水5および第2の冷媒
    液7より密度が大きい請求項6または請求項7に記載の
    製氷方法。
  9. 【請求項9】 第2の冷媒液7が水溶性である請求項6
    〜請求項8のいずれかに記載の製氷方法。
  10. 【請求項10】 第1の冷媒液6はパーフロロカーボ
    ン,ハイドロフロロカーボン,フロロエーテルなどのフ
    ッ化有機化合物とし、第2の冷媒液7は水溶性のエチレ
    ングリコール,プロピレングリコールなどの不凍液とし
    たことを特徴とする請求項9に記載の製氷方法。
  11. 【請求項11】 第1の熱交換部1と第2の熱交換部2
    の間の第1の冷媒液6を循環する第1の循環手段9のそ
    れぞれの配管部に、コアレッサ又はセパレータあるいは
    それらの組合せによる第1の冷媒液6と第2の冷媒液7
    を分離する手段、及び第1の冷媒液6と水5とを分離す
    る手段、ならびにそれぞれ(第2の冷媒液7と水5)を
    回収する手段を設置したことを特徴とする請求項6〜請
    求項10のいずれかに記載の製氷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108826547A (zh) * 2018-07-23 2018-11-16 天津大学建筑设计研究院 一种直接供冷的冰蓄冷空调系统
CN112129017A (zh) * 2020-09-10 2020-12-25 中国科学院广州能源研究所 一种直接蒸发旋转式制冰系统

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CN108826547A (zh) * 2018-07-23 2018-11-16 天津大学建筑设计研究院 一种直接供冷的冰蓄冷空调系统
CN108826547B (zh) * 2018-07-23 2023-08-11 天津大学建筑设计规划研究总院有限公司 一种直接供冷的冰蓄冷空调系统
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