JPH1163486A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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Publication number
JPH1163486A
JPH1163486A JP9227268A JP22726897A JPH1163486A JP H1163486 A JPH1163486 A JP H1163486A JP 9227268 A JP9227268 A JP 9227268A JP 22726897 A JP22726897 A JP 22726897A JP H1163486 A JPH1163486 A JP H1163486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
proportional valve
opening adjustment
switch
start switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP9227268A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Sakurai
信治 桜井
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1163486A publication Critical patent/JPH1163486A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比例弁の開度調整する際に、給湯栓から不意
に高温の湯が出湯されるのを防止する燃焼装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 受け付けボタン32がオフの状態であれ
ば、最大開度調整ボタン33、最小開度調整ボタン35
がオンされても、マイクロコンピュータ41は最大開度
調整ボタン33、最小開度調整ボタン35の入力を受け
付けず、設定温度Tsになるようにファン制御回路4
3、比例弁駆動回路45に信号を送信するため、最大開
度調整ボタン33、最小開度調整ボタン35がオン故障
した場合でも、給湯栓11から不意に高温の湯が出湯す
るのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス供給路に設け
られ、開度を可変することにより燃焼量を調節する比例
弁を備えた燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス給湯機のような燃焼装置にお
いて、ガス供給路に設けられ、開度を可変することによ
り燃焼量を調節する比例弁の最大開度及び最小開度を調
整する際には、最大調整スイッチや最小調整スイッチを
設け、燃焼状態を強制的に最大燃焼、最小燃焼状態にし
て、比例弁開度を調節するボリュームスイッチ等で調整
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
燃焼装置では、燃焼中に最大調整スイッチや最小調整ス
イッチがオン故障した場合や最大調整スイッチや最小調
整スイッチのマイクロコンピュータへの入力回路が故障
した際には、給湯栓から不意に高温の湯が出湯されるお
それがある。
【0004】従って、本発明の目的は、比例弁の開度調
整する際に、給湯栓から不意に高温の湯が出湯されるの
を防止する燃焼装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために、本発明においては、ガス供給路
に設けられ、開度を可変することにより燃焼量を調節す
る比例弁を備えた燃焼装置において、前記比例弁の最大
開度及び最小開度を最適な開度に調整するための開度調
整手段と、前記開度調整手段の出力を受け付け状態にす
る受付手段と、前記受付手段と前記開度調整手段との出
力に基づき、燃焼を開始/停止する信号を出力する制御
部と、を備えることとしたので、開度調整手段に故障が
生じた場合でも、受付手段に基づき燃焼を停止すること
ができ、給湯栓から不意に高温の湯が出湯されるのを防
止できる。
【0006】好適な実施形態として、前記開度調整手段
は、少なくとも前記比例弁の最大開度及び最小開度を調
整開始状態にする最大開度調整開始スイッチ及び最小開
度調整開始スイッチとで構成されるものであって、前記
受付手段は、最大開度調整開始スイッチ及び最小開度調
整開始スイッチを受け付け状態にする受け付けスイッチ
であるとともに、前記制御部は、前記最大開度調整開始
スイッチ、または最小開度調整開始スイッチ、または受
け付けスイッチのオン状態が所定時間以上継続すると、
燃焼を停止する信号を出力することとしたので、最大開
度調整開始スイッチ及び最小開度調整開始スイッチの故
障を確実に検出でき、その際には燃焼を停止することが
できる。
【0007】さらに、前記制御部は、前記最大開度調整
開始スイッチまたは最小開度調整開始スイッチと受け付
けスイッチが同時にオンされるまでの間は、所望の湯温
になるように燃焼量を調節する信号を前記比例弁に出力
し、同時にオンされると燃焼を停止する信号を前記比例
弁に出力するので、所望の湯温で燃焼動作中にいずれか
のスイッチが故障しても、前記最大開度調整開始スイッ
チまたは最小開度調整開始スイッチと受け付けスイッチ
が同時にオンされるまでの間は燃焼動作を行うことが可
能であり、同時にオンされると燃焼動作を停止させるた
め、給湯栓から不意に高温の湯が出湯されるのを防止で
きる。
【0008】また、他の実施形態として、前記制御部
は、前記最大開度調整開始スイッチまたは最小開度調整
開始スイッチと受け付けスイッチが同時にオンされるま
での間は、比較的低温な湯温になるように燃焼量を調節
する信号を前記比例弁に出力し、同時にオンされると燃
焼を停止する信号を前記比例弁に出力するので、上記と
同様に同時オンされるまでは比較的低温なかつ安全な所
定温度で出湯し、同時にオンされると燃焼動作を停止さ
せるため、給湯栓から不意に高温の湯が出湯されるのを
防止できる。
【0009】また、前記制御部が燃焼を停止する信号を
出力する際に、その旨を報知する報知手段を設けたの
で、使用者はその状況を知ることができ、より安全性が
増す。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態に係る燃焼装
置をガス給湯機に適用したブロック図である。
【0012】上記ガス給湯機は、図示のように、給湯機
本体1、水源から給湯機本体1に水を供給するための給
水管3、及び給湯機本体1内で加熱された水を熱交換器
7を介して給湯栓11に供給するための給湯管5で構成
されている。
【0013】また、給水管3には、給湯源からの水の温
度Tcを検出する入水温度センサ23、及び水の量Qを
検出する水量センサ25を備え、給湯管5には給湯栓1
1からの出湯温度Thを検出する出湯温度センサ29が
備えられている。更に、リモコン(図示しない)等によ
り設定温度Tsを設定する温度設定器をも備える。
【0014】また、給湯機本体1内には、燃焼に必要な
空気を燃焼部に供給するためのファン9をも備える。さ
らにバーナ13の上部には着火する際に必要なイグナイ
タ(図示しない)が設けられている。また、バーナ13
にガスを供給するためのガス供給管21が設けられ、ガ
ス供給管21には供給するガス量を可変するための比例
弁17及びガスの供給を開始/停止するための元電磁弁
19がそれぞれ備えられている。
【0015】さらに、上記センサ23、25、29の検
出値Tc、Q、Th及び設定温度Ts等から、ファン9
の回転数、比例弁17の開度、元電磁弁19の開閉を制
御し、電源コードに接続された制御部31をも備える。
制御部31には、比例弁17の最大開度調整手段として
の最大開度調整ボタン33及び最小開度調整手段として
の最小開度調整ボタン35、更には、比例弁17の開度
を調整するための最大開度調整ボリューム37及び最小
開度調整ボリューム39、最大開度調整ボタン33及び
最小開度調整ボタン35の受付手段としての受け付けボ
タン32をも備える。
【0016】図2は本発明の一実施形態に係る制御部3
1の制御ブロック図である。
【0017】制御部31は、マイクロコンピュータ4
1、ファン制御回路43、比例弁駆動回路45等で構成
されている。マイクロコンピュータ41は、リモコンに
備えられた運転スイッチ、入水温度センサ23、水量セ
ンサ25、出湯温度センサ29、最大開度調整ボタン3
3、最小開度調整ボタン35、受け付けボタン32、最
大開度調整ボリューム37、最小開度調整ボリューム3
9等からの出力を入力する入力ポートと、その入力か
ら、ファン制御回路43、比例弁駆動回路45等に出力
する出力ポートを備えている。
【0018】いま、運転スイッチがオンされ、給湯栓1
1から所定流量の水が流れている状態であり、比例弁1
7の最大開度を調整する際には、まず、受け付けボタン
32をオンし、さらに最大開度調整ボタン33をオンす
る。すると、マイクロコンピュータ41は、比例弁17
が最大開度になるように比例弁駆動回路45に信号が送
られる。そして、最大開度調整ボリューム37により、
適正な最大開度になるように、比例弁17の開度を微調
整する。
【0019】同様に、比例弁17の最小開度を調整する
際には、まず、受け付けボタン32をオンし、さらに最
小開度調整ボタン35をオンする。すると、マイクロコ
ンピュータ41は、比例弁17が最小開度になるように
比例弁駆動回路45に信号が送られる。そして、最小開
度調整ボリューム39により、適正な最小開度になるよ
うに、比例弁17の開度を微調整する。
【0020】さらに、受け付けボタン32がオフの状態
であれば、最大開度調整ボタン33、最小開度調整ボタ
ン35がオンされても、マイクロコンピュータ41は最
大開度調整ボタン33、最小開度調整ボタン35の入力
を受け付けず、設定温度Tsになるようにファン制御回
路43、比例弁駆動回路45に信号を送信するため、最
大開度調整ボタン33、最小開度調整ボタン35がオン
故障した場合でも、給湯栓11から不意に高温の湯が出
湯するのを防止する。
【0021】また、受け付けボタン32、最大開度調整
ボタン33、最小開度調整ボタン35のオン状態が所定
時間(例えば30分)継続したことをマイクロコンピュ
ータ41が検出した場合にはオン故障と判断し、報知手
段により故障を使用者に報知するとともに、ファン制御
回路43、比例弁駆動回路45に燃焼停止信号を送信す
るため、給湯栓11から不意に高温の湯が出湯するのを
防止する。
【0022】また、マイクロコンピュータ41は、最大
開度調整ボタン33または最小開度調整ボタン35と受
け付けボタン32が同時にオンされるまでの間は、使用
者等が設定した所望の湯温になるように燃焼量を調節す
る信号をファン制御回路43、比例弁駆動回路45等に
出力し、同時にオンされると燃焼を停止する信号をファ
ン制御回路43、比例弁駆動回路45等に出力する。こ
のため、所望の湯温で燃焼動作中にいずれかのボタンが
故障しても、最大開度調整ボタン33または最小開度調
整ボタン35と受け付けボタン32が同時にオンされる
までの間は使用者等が設定した所望の湯温になるように
燃焼動作を行うことが可能であり、高温出湯の可能性が
ある最大開度調整ボタン33と受け付けボタン32が同
時にオンされた場合等は燃焼動作を停止させるため、給
湯栓から不意に高温の湯が出湯されるのを防止できる。
また、マイクロコンピュータ41は、最大開度調整ボタ
ン33または最小開度調整ボタン35と受け付けボタン
32が同時にオンされるまでの間は、比較的低温な湯温
(例えば38℃)になるように燃焼量を調節する信号を
ファン制御回路43、比例弁駆動回路45等に出力して
もよく、この場合は使用者等が設定した所望の湯温には
ならないが、上記同様に給湯栓から不意に高温の湯が出
湯されるのを防止できる。
【0023】ここで、受け付けボタン32または、最大
開度調整ボタン33、最小開度調整ボタン35のいずれ
かは、故意に押している場合のみオン信号を出力し、放
している場合には自動的にオフ信号を出力する構造のボ
タンスイッチを使用するため、使用者の切り忘れによる
危険性もない。
【0024】また、受け付けボタン32または、最大開
度調整ボタン33、最小開度調整ボタン35は、本実施
形態の所謂ボタンスイッチに限られるものではなく、例
えばコネクタや、信号切り換え線のようなものでもよ
い。
【0025】さらに、受け付けボタン32または、最大
開度調整ボタン33、最小開度調整ボタン35の回路構
成を図3または図4の構成の回路としてもよい。図4に
おいては、マイクロコンピュータ41の入力をアナログ
入力とし、抵抗r1、r2の抵抗値が異なるように構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るガス給湯機のブロッ
ク図。
【図2】制御部31の制御ブロック図。
【図3】制御部31の他の実施形態を示す制御ブロック
図。
【図4】制御部31の更に他の実施形態を示す実施形態
を示す図。
【符号の説明】
17…比例弁 31…制御部 32…受け付けボタン 33…最大開度調整ボタン 35…最小開度調整ボタン 37…最大開度調整ボリューム 39…最小開度調整ボリューム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給路に設けられ、開度を可変する
    ことにより燃焼量を調節する比例弁を備えた燃焼装置に
    おいて、前記比例弁の最大開度及び最小開度を最適な開
    度に調整するための開度調整手段と、前記開度調整手段
    の出力を受け付け状態にする受付手段と、前記受付手段
    と前記開度調整手段との出力に基づき、燃焼を開始/停
    止する信号を出力する制御部と、を備えることを特徴と
    する燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記開度調整手段は、少なくとも前記比
    例弁の最大開度及び最小開度を調整開始状態にする最大
    開度調整開始スイッチ及び最小開度調整開始スイッチと
    で構成されるものであって、前記受付手段は、最大開度
    調整開始スイッチ及び最小開度調整開始スイッチを受け
    付け状態にする受け付けスイッチであるとともに、前記
    制御部は、前記最大開度調整開始スイッチ、または最小
    開度調整開始スイッチ、または受け付けスイッチのオン
    状態が所定時間以上継続すると、燃焼を停止する信号を
    出力することを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記最大開度調整開始ス
    イッチまたは最小開度調整開始スイッチと受け付けスイ
    ッチが同時にオンされるまでの間は、所望の湯温になる
    ように燃焼量を調節する信号を前記比例弁に出力し、同
    時にオンされると燃焼を停止する信号を前記比例弁に出
    力することを特徴とする請求項2記載の燃焼装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記最大開度調整開始ス
    イッチまたは最小開度調整開始スイッチと受け付けスイ
    ッチが同時にオンされるまでの間は、比較的低温な湯温
    になるように燃焼量を調節する信号を前記比例弁に出力
    し、同時にオンされると燃焼を停止する信号を前記比例
    弁に出力することを特徴とする請求項2記載の燃焼装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御部が燃焼を停止する信号を出力
    する際に、その旨を報知する報知手段を設けたことを特
    徴とする請求項1及至4記載の燃焼装置。
JP9227268A 1997-08-08 1997-08-08 燃焼装置 Pending JPH1163486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9227268A JPH1163486A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 燃焼装置

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JP9227268A JPH1163486A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 燃焼装置

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JPH1163486A true JPH1163486A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16858167

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JP9227268A Pending JPH1163486A (ja) 1997-08-08 1997-08-08 燃焼装置

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JP (1) JPH1163486A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015129613A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 アズビル株式会社 燃焼制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015129613A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 アズビル株式会社 燃焼制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050512