JPH1162733A - エンジン用エアクリーナ - Google Patents
エンジン用エアクリーナInfo
- Publication number
- JPH1162733A JPH1162733A JP22143697A JP22143697A JPH1162733A JP H1162733 A JPH1162733 A JP H1162733A JP 22143697 A JP22143697 A JP 22143697A JP 22143697 A JP22143697 A JP 22143697A JP H1162733 A JPH1162733 A JP H1162733A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- engine
- case
- air
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保守整備性とスペース効率とを共に損なわず
に構成し得るエンジン用エアクリーナを提供する。 【解決手段】 空気調和装置の冷媒ガスのコンプレッサ
6を駆動するエンジン5に用いるエアクリーナ7を、着
脱可能な蓋16がケース12の前面に設けられ、上向き
に開口する流入口13および下向きに開口する流出口1
4がケースの背面に設けられ、前記流入口と前記流出口
との軸線が、概ね平行に上下方向に延在しているものと
する。これによれば、吸気消音器、エアクリーナ、及び
エンジン本体を上下方向に列設できるので、他の付属機
器と干渉させずに設置に要する空間を最小化し得る。ま
た、エアクリーナのケース内へは前面からアクセスでき
るので、高い保守整備性が得られる。
に構成し得るエンジン用エアクリーナを提供する。 【解決手段】 空気調和装置の冷媒ガスのコンプレッサ
6を駆動するエンジン5に用いるエアクリーナ7を、着
脱可能な蓋16がケース12の前面に設けられ、上向き
に開口する流入口13および下向きに開口する流出口1
4がケースの背面に設けられ、前記流入口と前記流出口
との軸線が、概ね平行に上下方向に延在しているものと
する。これによれば、吸気消音器、エアクリーナ、及び
エンジン本体を上下方向に列設できるので、他の付属機
器と干渉させずに設置に要する空間を最小化し得る。ま
た、エアクリーナのケース内へは前面からアクセスでき
るので、高い保守整備性が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の冷
媒ガスのコンプレッサを駆動するエンジンに用いるエア
クリーナに関するものである。
媒ガスのコンプレッサを駆動するエンジンに用いるエア
クリーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】夏季の電力消費を緩和するために、室外
機の動力源に内燃機関を用いた空気調和装置が種々提案
されている(特開平8−68366号公報など参照)。
機の動力源に内燃機関を用いた空気調和装置が種々提案
されている(特開平8−68366号公報など参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の設備を一般家
庭や小規模な店舗などでの使用に適合させるためには、
低騒音であること、保守整備が容易であること、設置空
間が小さくて済むこと等の条件を全て満たすことが望ま
しい。
庭や小規模な店舗などでの使用に適合させるためには、
低騒音であること、保守整備が容易であること、設置空
間が小さくて済むこと等の条件を全て満たすことが望ま
しい。
【0004】ところで、吸気騒音を低減する手法として
は、気柱共鳴などで特定周波数の音圧を減衰させること
が一般的に知られており、ある容積のチャンバやある長
さの管路をエアクリーナに並設する構成が一般に採られ
ている。しかしながらこのような構成は収容空間を要す
るので、室外機の外形寸法が大型化することや、吸気系
の管路が複雑化することを免れ得なかった。
は、気柱共鳴などで特定周波数の音圧を減衰させること
が一般的に知られており、ある容積のチャンバやある長
さの管路をエアクリーナに並設する構成が一般に採られ
ている。しかしながらこのような構成は収容空間を要す
るので、室外機の外形寸法が大型化することや、吸気系
の管路が複雑化することを免れ得なかった。
【0005】本発明は、このような観点に立脚してなさ
れたものであり、その主な目的は、保守整備性とスペー
ス効率とを共に損なわずに構成し得るエンジン用エアク
リーナを提供することにある。
れたものであり、その主な目的は、保守整備性とスペー
ス効率とを共に損なわずに構成し得るエンジン用エアク
リーナを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、空気調和装置の冷媒ガスの
コンプレッサを駆動するエンジンに用いるエアクリーナ
を、着脱可能な蓋がケースの前面に設けられ、上向きに
開口する流入口および下向きに開口する流出口がケース
の背面に設けられ、前記流入口と前記流出口との軸線
が、概ね平行に上下方向に延在しているものとした。こ
れによれば、吸気消音器、エアクリーナ、及びエンジン
本体を上下方向に列設できるので、他の付属機器と干渉
させずに設置に要する空間を最小化し得る。また、エア
クリーナのケース内へは前面からアクセスできるので、
高い保守整備性が得られる。
ために、本発明においては、空気調和装置の冷媒ガスの
コンプレッサを駆動するエンジンに用いるエアクリーナ
を、着脱可能な蓋がケースの前面に設けられ、上向きに
開口する流入口および下向きに開口する流出口がケース
の背面に設けられ、前記流入口と前記流出口との軸線
が、概ね平行に上下方向に延在しているものとした。こ
れによれば、吸気消音器、エアクリーナ、及びエンジン
本体を上下方向に列設できるので、他の付属機器と干渉
させずに設置に要する空間を最小化し得る。また、エア
クリーナのケース内へは前面からアクセスできるので、
高い保守整備性が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された実施
例を参照して本発明の構成について詳細に説明する。
例を参照して本発明の構成について詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明が適用された空気調和装置
の室外機の全体を示している。この室外機1は、大別し
てコンプレッサ部2と熱交換器部3との2つの部分から
なり、共通の筐体4に収容されている。
の室外機の全体を示している。この室外機1は、大別し
てコンプレッサ部2と熱交換器部3との2つの部分から
なり、共通の筐体4に収容されている。
【0009】コンプレッサ部2には、筐体4の底壁に固
定された単気筒のバーチカルクランク軸型エンジン5
と、該エンジン5で駆動される冷媒ガス圧縮用のコンプ
レッサ6と、エンジン5への吸入空気を濾過するエアク
リーナ7と、吸気側から放散するエンジン音を低減する
ための吸気消音器8とが設けられている。また吸気消音
器8は筐体4の最上部側に設けられているが、図2に示
すように、その前面側に電気制御機器の収納部9が、そ
の後面側にガス制御機器の収納部10が、それぞれ吸気
消音器8を挟んだ態様で配置されている。
定された単気筒のバーチカルクランク軸型エンジン5
と、該エンジン5で駆動される冷媒ガス圧縮用のコンプ
レッサ6と、エンジン5への吸入空気を濾過するエアク
リーナ7と、吸気側から放散するエンジン音を低減する
ための吸気消音器8とが設けられている。また吸気消音
器8は筐体4の最上部側に設けられているが、図2に示
すように、その前面側に電気制御機器の収納部9が、そ
の後面側にガス制御機器の収納部10が、それぞれ吸気
消音器8を挟んだ態様で配置されている。
【0010】他方、熱交換器部3には、一対の送風機1
1が上下に並べて設けられると共に、コンプレッサで圧
縮した冷媒ガスを液化するコンデンサやラジエタ等(図
示せず)が設けられている。
1が上下に並べて設けられると共に、コンプレッサで圧
縮した冷媒ガスを液化するコンデンサやラジエタ等(図
示せず)が設けられている。
【0011】エアクリーナ7は、吸気消音器8の下方か
つエンジン5の上方に配置されており、概ね真円輪郭の
有底筒状をなすケース12の背面には、上向きに開口す
る流入口13と、下向きに開口する流出口14とが、概
ね同一の軸線上に設けられている。そしてその内部に環
状のフィルタエレメント15が装着され、その前面の開
口は蓋16で塞がれている。このようにケース12の開
口を前面に設けたので、フィルタエレメント15の交換
作業を前方から行えることとなり、高い保守整備性が得
られる。
つエンジン5の上方に配置されており、概ね真円輪郭の
有底筒状をなすケース12の背面には、上向きに開口す
る流入口13と、下向きに開口する流出口14とが、概
ね同一の軸線上に設けられている。そしてその内部に環
状のフィルタエレメント15が装着され、その前面の開
口は蓋16で塞がれている。このようにケース12の開
口を前面に設けたので、フィルタエレメント15の交換
作業を前方から行えることとなり、高い保守整備性が得
られる。
【0012】上向きの流入口13には、そのほぼ真上に
配置された吸気消音器8の出口通路管17の端末が直接
的に接続されている。また流出口14は、そのほぼ真下
に配置されたミキサ18と蛇腹形のエアホース19を介
して連結されている。このように、エアクリーナ7の流
入口13と流出口14とをクロスフロー方式とすること
により、通路管17やエアホース19の接続が容易にな
り、しかも管路長も最短で済む。
配置された吸気消音器8の出口通路管17の端末が直接
的に接続されている。また流出口14は、そのほぼ真下
に配置されたミキサ18と蛇腹形のエアホース19を介
して連結されている。このように、エアクリーナ7の流
入口13と流出口14とをクロスフロー方式とすること
により、通路管17やエアホース19の接続が容易にな
り、しかも管路長も最短で済む。
【0013】エアクリーナ7の上流側に配置された吸気
消音器8は、図3〜図5に示したように、4つの膨張室
20a〜20dと、各膨張室間を連結する管路21a〜
21dと、流入通路22並びに前記出口通路管17とか
らなり、例えば合成樹脂材のブロー成形でその全体が一
体成形されている。
消音器8は、図3〜図5に示したように、4つの膨張室
20a〜20dと、各膨張室間を連結する管路21a〜
21dと、流入通路22並びに前記出口通路管17とか
らなり、例えば合成樹脂材のブロー成形でその全体が一
体成形されている。
【0014】吸入空気は、後方へ開口した流入通路22
を経て第1膨張室20aに入り、第2、第3、第4の各
膨張室20b〜20dを各連結管21a〜21dを介し
て通過した後、流出通路管17からエアクリーナのケー
ス12に入り、ケース12内に設けられたフィルタエレ
メント15で濾過された後、ミキサ18で燃料ガスと混
合されてエンジン5の燃焼室に入る。
を経て第1膨張室20aに入り、第2、第3、第4の各
膨張室20b〜20dを各連結管21a〜21dを介し
て通過した後、流出通路管17からエアクリーナのケー
ス12に入り、ケース12内に設けられたフィルタエレ
メント15で濾過された後、ミキサ18で燃料ガスと混
合されてエンジン5の燃焼室に入る。
【0015】エンジン5で発生した燃焼音は、吸気流の
逆にエアクリーナ7から吸気消音器8の各膨張室20d
〜20aを経て流入通路22から外部に放散される。こ
こで、各膨張室20a〜20dの容積並びに各膨張室間
を連結する管路21a〜21dの長さが互いに異なって
おり、特定周波数での音圧レベルに山や谷が生じないよ
うに、広い周波数範囲にわたって音圧を高効率に減衰さ
せることができるように設定されている。
逆にエアクリーナ7から吸気消音器8の各膨張室20d
〜20aを経て流入通路22から外部に放散される。こ
こで、各膨張室20a〜20dの容積並びに各膨張室間
を連結する管路21a〜21dの長さが互いに異なって
おり、特定周波数での音圧レベルに山や谷が生じないよ
うに、広い周波数範囲にわたって音圧を高効率に減衰さ
せることができるように設定されている。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によれば、吸気消音
器、エアクリーナ、及びエンジン本体を上下方向に列設
することにより、設置に要する空間を増大させずに他の
付属機器との干渉を避け得るように構成でき、しかもエ
アクリーナのフィルタエレメントの交換作業はケースの
前面から行い得るようにすることができる。従って、保
守整備性と筐体内でのスペース効率とを高次元に両立す
る上に大きな効果を奏することができる。
器、エアクリーナ、及びエンジン本体を上下方向に列設
することにより、設置に要する空間を増大させずに他の
付属機器との干渉を避け得るように構成でき、しかもエ
アクリーナのフィルタエレメントの交換作業はケースの
前面から行い得るようにすることができる。従って、保
守整備性と筐体内でのスペース効率とを高次元に両立す
る上に大きな効果を奏することができる。
【図1】本発明が適用された空気調和装置の室外機の全
体配置を示す正面図。
体配置を示す正面図。
【図2】本発明が適用された空気調和装置の室外機を一
部断面にして示す要部側面図。
部断面にして示す要部側面図。
【図3】吸気消音器の正面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図。
1 室外機 2 コンプレッサ部 3 熱交換器部 4 筐体 5 エンジン 6 コンプレッサ 7 エアクリーナ 8 吸気消音器 9 電気制御機器の収納部 10 ガス制御機器の収納部 11 送風機 12 ケース 13 流入口 14 流出口 15 フィルタエレメント 16 蓋 17 出口通路管 18 ミキサ 19 エアホース 20 膨張室 21 管路 22 流入通路
Claims (1)
- 【請求項1】 空気調和装置の冷媒ガスのコンプレッサ
を駆動するエンジンに用いるエアクリーナであって、 着脱可能な蓋がケースの前面に設けられ、 上向きに開口する流入口および下向きに開口する流出口
がケースの背面に設けられ、 前記流入口と前記流出口との軸線が、概ね平行に上下方
向に延在していることを特徴とするエンジン用エアクリ
ーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22143697A JP3467389B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | エンジン用エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22143697A JP3467389B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | エンジン用エアクリーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1162733A true JPH1162733A (ja) | 1999-03-05 |
JP3467389B2 JP3467389B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=16766719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22143697A Expired - Fee Related JP3467389B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | エンジン用エアクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3467389B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1389681A1 (en) * | 2002-08-12 | 2004-02-18 | Tecumseh Products Company | Air cleaner assembly for internal combustion engines |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22143697A patent/JP3467389B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1389681A1 (en) * | 2002-08-12 | 2004-02-18 | Tecumseh Products Company | Air cleaner assembly for internal combustion engines |
US6857399B2 (en) | 2002-08-12 | 2005-02-22 | Tecumseh Products Company | Air cleaner assembly for internal combustion engines |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3467389B2 (ja) | 2003-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |