JPH1161146A - 廃棄プラスチックの連続油化装置 - Google Patents

廃棄プラスチックの連続油化装置

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JPH1161146A JP21427297A JP21427297A JPH1161146A JP H1161146 A JPH1161146 A JP H1161146A JP 21427297 A JP21427297 A JP 21427297A JP 21427297 A JP21427297 A JP 21427297A JP H1161146 A JPH1161146 A JP H1161146A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】廃棄プラスチックの油化装置について、カーボ
ンの発生を有効に防止し、また望ましい組成の回収物を
効率的に得るための分解制御を効果的に行なえるように
する。 【解決手段】連続油化装置は、コア筒7の内部に供給さ
れる廃棄プラスチックを回転軸8の搬送羽根20により
搬送し、この搬送中の廃棄プラスチックに、内筒6の内
側からコア筒に供給する加熱エネルギーで加熱すること
により脱塩化水素や脱シアンなどの予備処理を施す。こ
れで得られる予備処理物は、反応室10に供給され、搬
送羽根16を有する内筒6の回転により搬送されつつ、
内筒の内側からの加熱エネルギーで溶融して液相ポリマ
ーとなる。液相ポリマーは、反応室の底で液深の浅い液
層を形成し、内筒の回転に応じて内筒の外周面に掻き上
げられることで内筒の外周面に薄膜を形成しつつ分解・
気化を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄プラスチック
を加熱分解して油化する技術に関し、特に工業用バーナ
ーなどの燃料油としての適性が高い組成の油化物を効率
的に得る油化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄プラスチックの油化処理について
は、既に多種多様な考え方や装置形態が提案されてい
る。しかし実用的な稼働を可能としているものが未だな
いのが実情である。
【0003】例えば押出し成形機の機構を応用する技
術、つまり押出し成形機の特徴であるスクリューコンベ
ヤのような連続的搬送手段による連続搬送を行ないなが
ら加熱しつつ油化分解を連続的に行なう技術もその一つ
である。押出し成形機の機構を応用するについては、そ
の機構が高度に完成した技術であることから、コンパク
トな装置形態で比較的大きな処理量が可能であり、また
連続的な自動処理が可能であるなどの期待が持たれ、世
界各国で多数の研究開発が進められて来た。しかしその
実用化がなされていないのは上記の通りである。
【0004】押出し成形機方式も含めて、従来の油化技
術がその実用稼働に至らないのには、分解過程における
炭化物(カーボン)の大量発生が大きな要因の一つとな
っている。即ちカーボンが多量に発生すると、これが分
解反応器の内壁に付着して熱伝導を阻害し、分解反応の
安定的な制御が困難となり、そのために望ましい組成の
回収物を効率的に得ることが出来ず、また装置のメンテ
ナンスに多大の労力と時間を必要とし、さらに反応過程
の危険性が増すので多くの監視要員を必要とすることに
なる。そしてこの結果、経済性に劣り、実用機としての
稼働に結び付けることができなくなる。
【0005】また得られる回収物の組成を十分に制御で
きないということも実用稼働を阻害する要因となってい
る。即ち、回収物は、工業用バーナーなどの燃料油とし
て適性のある成分構成であることが現実的に最も望まし
い。しかるに従来技術にあっては、その回収物がカーボ
ンの混入により低質化を招いたり、逆に過剰分解により
ガソリン分の過剰を来たして燃料油としての適性を欠く
など、システムの実用的稼働に不可欠である回収物の付
加価値性を高めることが出来ず、実用的なシステムとし
ての稼働に結び付けることができないのが実情である。
【0006】以上のように廃棄プラスチックの油化技術
を実用的なシステムとするには、カーボンの発生防止や
回収物の組成制御が不可欠である。そしてそのために
は、ポリマーの分解やカーボン発生のメカニズムについ
ての正確な知識と、これに基づいた適切な対応が当然に
求められるが、従来の技術は、何れもこれらの点に不十
分なものがあり、カーボンの発生を有効に防止すること
ができず、また回収物の組成制御を有効に行なうことが
出来ていなかったと考えられる。
【0007】このような観点から本願発明者は、ポリマ
ーの分解及びカーボンの発生のメカニズムについて、よ
り深く研究分析を行ない、以下のような知見を得た。先
ずポリマーの油化分解であるが、これは、廃棄プラスチ
ックの固形ポリマーが溶融して液相ポリマーとなり、そ
れから液相ポリマーがさらに加熱を受けることによりポ
リマーの高次構造が壊れて低次構造に移り、この状態で
初めて分解を生じるようになり、そして分解を生じると
分解温度などに応じた種々の分子量分布を持つ気化物が
発生し、これを冷却することで一定の組成を持った回収
物が得られる、という一連の過程を経て生じる。そして
回収物の組成に最も大きく影響するのは液相ポリマーに
対する加熱温度の制御乃至分解反応の制御であり、した
がって液相ポリマーに対する温度制御乃至分解反応制御
が回収物の組成にとって最も重要な要素となる。
【0008】次にカーボンの発生は、分解で発生した気
化物、特に低分子化の進んだ気化物がさらに過剰の加熱
を受ける場合にその殆どが発生する。しかるに、従来の
技術は何れも気化物が固形ポリマーや液相ポリマーに閉
じ込められたり包み込まれたりして過剰加熱を逃れ得な
いような条件で処理を行なっており、このことがカーボ
ンの大量発生の最大の原因となっている。したがって液
相ポリマーから生じる気化物を素早く液相ポリマーなど
から分離させて過剰加熱に曝される状態をなくしてやる
ことが最も大事なことである。
【0009】特に、押出し成形機機構を応用した従来の
技術では、スクリューの強力な搬送による圧縮力やせん
断力も加熱源として利用するという押出し成形の考え方
の延長から、液状化した後にも高密度な状態に圧縮して
搬送するようにしており、この結果、気化物が閉じ込め
られてカーボンの大量発生を招き易くなり、また熱伝導
率の低い液相ポリマーに厚い層を形成させることになる
ので、液相ポリマーの均一な温度制御に困難を来たして
しまい、回収物の組成制御を有効に行なうことが出来て
いなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な知見に基づいてなされたものであり、廃棄プラスチッ
クの油化装置、特に上記のような利点を期待できる押出
し成形機機構を応用する連続油化装置について、カーボ
ンの発生を有効に防止し、また望ましい組成の回収物を
効率的に得るための分解制御を効果的に行なえるように
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を実現
するための本発明による連続油化装置は、外周に搬送羽
根が設けられ且つ回転可能とされた内筒、この内筒の外
周との間で反応室を形成する外筒、前記内筒の内部に設
けられるコア筒、及びこのコア筒の内部に設けられる搬
送羽根付きの回転軸を備えてなっている。この連続油化
装置で油化処理を行なうには、コア筒の内部に供給され
る廃棄プラスチックを回転軸の搬送羽根によりコア筒の
一方側から他方側に向けて搬送し、この搬送中の廃棄プ
ラスチックに、内筒の内側からコア筒に供給する加熱エ
ネルギーで加熱することにより脱塩化水素や脱シアンな
どの予備処理を施し、この予備処理で得られる予備処理
物を前記反応室に供給し、この反応室に供給された予備
処理物を、内筒の回転により反応室内で一方側から他方
側に向けて搬送しつつ、内筒の内側から反応室に供給す
る加熱エネルギーで溶融させて液相ポリマーとすると共
に、この液相ポリマーに反応室の底で液深の浅い液層を
形成させ、そして内筒の回転に応じて内筒の外周面に前
記液層から液相ポリマーを掻き上げることで液相ポリマ
ーに内筒の外周面で薄膜を形成させつつ液相ポリマーの
分解・気化を生じさせる。
【0012】このような本発明による連続油化装置の特
徴の一つは、内筒の外周面で液相ポリマーに薄膜を形成
させ、この薄膜化した液相ポリマーを内筒の内側からの
加熱エネルギーで分解・気化させるよにしたことであ
る。このため、分解・気化を生じようとする液相ポリマ
ーが例えば0.5 mm以下のような薄膜で加熱源と接する
ことになり、その全体を常に均一な温度に保つことがで
きる。また液相ポリマーから生じる気化物を素早く液相
ポリマーから離脱させて気化物が過剰加熱に曝される状
態をなくしてやることができ、カーボンの発生を有効に
防止することができる。さらに分解・気化のための液相
ポリマーに対する加熱効率が格段に高くなり、分解効率
を大幅に向上させることができる。この結果、ポリマー
の分解反応を効果的に制御することが可能となり、望ま
しい組成の高品質な油化物を効率的に回収することがで
きる。また装置のメンテナンスについての負担を大幅に
軽減できるし、さらに反応過程の監視が実質的に不要と
なって無人化運転を可能とすることもできる。
【0013】本発明による連続油化装置は、上記のよう
な特徴の他に、例えばポリ塩化ビニルやポリアクリロニ
トリルなどのように加熱により塩化水素やシアンを放出
するプラスチックが混ざっている混合廃棄プラスチック
の油化処理を脱塩化水素などの予備処理に連続して行な
えるという特徴を持つ。特に内筒の内部を利用して予備
処理を施す点に特徴がり、このため予備処理と油化処理
を連続的に施せる装置でありながら全体が大幅にコンパ
クト化し、また油化分解用の加熱エネルギーを予備処理
に兼用することで大幅に省エネ化を図ることもできる。
【0014】
【実施の形態】以下、本発明の一実施形態について説明
する。本実施形態による連続油化装置は、図1に示すよ
うに、全体が円筒状で水平状態乃至若干傾斜した状態で
設置される反応器1、この反応器1に廃棄プラスチック
を供給するフィーダー2、及び反応器1の内部に設けて
ある後述の予備処理室から反応室に廃棄プラスチックを
移すための移送フィーダー3を主な要素とする。
【0015】反応器1は、外筒5、内筒6、コア筒7、
及び回転軸8を外側から順に同心的に組み合わせた構造
とする。外筒5と内筒6の間は所定の間隔を設けて反応
室10とする。この反応室10は、外筒5と内筒6の間
隔を相対的に狭くした溶融ゾーンMと広くした反応ゾー
ンRからなる構造とする。また反応室10には気化物送
出口11を設け、この気化物送出口11から気化物を図
外の回収装置に送り出せるようにする。また内筒6とコ
ア筒7の間も所定の間隔を設けて熱風路12とし、図示
せぬ加熱バーナーから吹き込ませた高温の熱風を吹き通
せるようにする。さらにコア筒7と回転軸8の間も所定
の間隔を設けて予備処理室14とし、この予備処理室1
4の始端部をフィーダー2と接続させ、また終端部を移
送フィーダー3と接続させる。また予備処理室14に
は、そこで脱塩化水素などにより発生するガスを排気す
るために脱気口15を設ける。
【0016】内筒6は、その外周にスクリューコンベア
状の搬送羽根16を設けると共に、その外周に設けたギ
ア17、17を介して駆動手段18により回転させるこ
とができるようにし、反応室10に後述のようにして供
給される廃棄プラスチックやその液相ポリマーを反応室
内で矢印Xの如く搬送できるようにする。
【0017】同様に回転軸8もその外周にスクリューコ
ンベア状の搬送羽根20を設け、且つ駆動手段21によ
り回転させることができるようにし、予備処理室14に
フィーダー2から供給される廃棄プラスチックを予備処
理室内で矢印Yの如く搬送できるようにする。
【0018】移送フィーダー3は、予備処理室14から
取り込む廃棄プラスチックを適当な量について貯留しつ
つ反応室10に供給できるようにする。そのために取込
み用のスクリューコンベア23と供給用のスクリューコ
ンベア24、それに所定容量の貯留タンク25をからな
る構造とする。また移送フィーダー3には、その周囲に
内筒6の熱風路12と連通する分岐熱風路12bを設
け、移動中の廃棄プラスチックの温度を保てるようにす
る。
【0019】このような連続油化装置による廃棄プラス
チックの油化処理は以下のようにして進められる。フィ
ーダー2から予備処理室14に供給される固形状の廃棄
プラスチックは回転軸8の搬送羽根20により矢印Y方
向に連続的に搬送される。そしてこの搬送中に、熱風路
12の高温の熱風からコア筒7を介して供給される加熱
エネルギーにより廃棄プラスチックが250〜300℃
に加熱され、廃棄プラスチックに混ざっているポリ塩化
ビニルやポリアクリロニトリルについて脱塩化水素や脱
シアンなどの反応を生じる。これで発生したガスは脱気
口15を通じて外部に排出される。
【0020】このように予備処理を受けた予備処理物
は、予備処理室14の終端部に至ると、移送フィーダー
3がスクリューコンベア23で貯留タンク25に取り込
む。その一方で移送フィーダー3はスクリューコンベア
24で貯留タンク25から予備処理物を定量的に反応室
10に供給する。反応室10に供給された予備処理物
は、内筒6の搬送羽根16により矢印X方向に連続的に
搬送される。そしてこの搬送中に、熱風路12の高温の
熱風から内筒6を介して供給される加熱エネルギーによ
り予備処理物が加熱される。反応室10における加熱温
度は溶融ゾーンMと反応ゾーンRで異ならせる。それに
は内筒6の熱伝導率を溶融ゾーンMに対応する部分と反
応ゾーンRに対応する部分で異ならせる。加熱温度は、
廃棄プラスチックの主体が例えばポリスチレンであるか
ポリエチレンであるかなどによって異なるが、例えば触
媒を用いない場合であれば、通常は溶融ゾーンが400
〜500℃で反応ゾーンが450〜600℃である。
【0021】溶融ゾーンMでは既に予備処理室14での
加熱を受けて軟化している予備処理物が上記のような温
度に加熱されることで溶融して液相ポリマーとなる。こ
の液相ポリマーは搬送が進むのにつれて徐々に浅い層を
なすようになり、反応ゾーンRでは、図2に見られるよ
うに、反応室10の底で液深の浅い液層Lを形成する状
態となる。この状態では内筒6の回転に応じてこれに液
相ポリマーが掻き上げられる。そのため液相ポリマーは
内筒6の外周面で薄膜Fを形成する。そしてこの薄膜F
の状態で内筒6を介して熱風路12の高温の熱風により
加熱されて分解・気化する。これにより発生する気化物
は、浅い液層Lを除いて、反応室10の全体に充満しつ
つ、順次気化物送出口11から送り出される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、カ
ーボンの発生を有効に防止して、分解反応の効果的な制
御が可能となり、望ましい組成の高品質な油化物を効率
的に回収することができる。またポリ塩化ビニルなどが
混ざっている混合廃棄プラスチックについても、効率的
に処理を行なえ、同様に望ましい組成の高品質な油化物
を効率的に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による連続油化装置を簡略
化して示す一部断面を含む側面図。
【図2】図1中の反応器の断面図。
【符号の説明】
5 外筒 6 内筒 7 コア筒 8 回転軸 10 反応室 16 搬送羽根 20 搬送羽根 F 薄膜 L 液層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄プラスチックの連続油化装置におい
    て、外周に搬送羽根が設けられ且つ回転可能とされた内
    筒、この内筒の外周との間で反応室を形成する外筒、前
    記内筒の内部に設けられるコア筒、及びこのコア筒の内
    部に設けられる搬送羽根付きの回転軸を備え、コア筒の
    内部に供給される廃棄プラスチックを回転軸の搬送羽根
    によりコア筒の一方側から他方側に向けて搬送し、この
    搬送中の廃棄プラスチックに、内筒の内側からコア筒に
    供給する加熱エネルギーで加熱することにより脱塩化水
    素などの予備処理を施し、この予備処理により得られる
    予備処理物を前記反応室に供給し、この反応室に供給さ
    れた予備処理物を、内筒の回転により反応室内で一方側
    から他方側に向けて搬送しつつ、内筒の内側から反応室
    に供給する加熱エネルギーで溶融させて液相ポリマーと
    すると共に、この液相ポリマーに反応室の底で液深の浅
    い液層を形成させ、そして内筒の回転に応じて内筒の外
    周面に前記液層から液相ポリマーを掻き上げることで液
    相ポリマーに内筒の外周面で薄膜を形成させつつ液相ポ
    リマーの分解・気化を生じさせるようになっていること
    を特徴とする連続油化装置。
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