JPH1161109A - ケイ酸質無機繊維用撥水剤およびケイ酸質無機繊維の撥水処理方法 - Google Patents
ケイ酸質無機繊維用撥水剤およびケイ酸質無機繊維の撥水処理方法Info
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- JPH1161109A JPH1161109A JP9246070A JP24607097A JPH1161109A JP H1161109 A JPH1161109 A JP H1161109A JP 9246070 A JP9246070 A JP 9246070A JP 24607097 A JP24607097 A JP 24607097A JP H1161109 A JPH1161109 A JP H1161109A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温での加熱処理を必要とせず、常温あるい
は比較的低温度条件下で処理しても、ケイ酸質無機繊維
に優れた撥水性を付与し得るケイ酸質無機繊維用撥水剤
および該撥水剤を用いるケイ酸質無機繊維の撥水処理方
法を提供する。 【解決手段】 一般式: 【化1】 [式中、Rは一価炭化水素基であり、R1は二価炭化水
素基であり、R2は一価炭化水素基または水素原子であ
り、Aは一価炭化水素基または式:−R1Si(OR2)
nR3-n(式中、R,R1およびR2は前記と同じであり、
nは1〜3である。)で表される有機基である。nは1
〜3であり、xおよびyは0〜1,000である。ただ
し、yが0の場合に、Aは式:−R1Si(OR2)nR
3-n(式中、R,R1,R2およびnは前記と同じであ
る。)で表される有機基である。]で表されるオルガノ
ポリシロキサンを主剤とするケイ酸質無機繊維用撥水剤
および、該ケイ酸質無機繊維用撥水剤を用いて処理する
ことを特徴とするケイ酸質無機繊維の撥水処理方法。
は比較的低温度条件下で処理しても、ケイ酸質無機繊維
に優れた撥水性を付与し得るケイ酸質無機繊維用撥水剤
および該撥水剤を用いるケイ酸質無機繊維の撥水処理方
法を提供する。 【解決手段】 一般式: 【化1】 [式中、Rは一価炭化水素基であり、R1は二価炭化水
素基であり、R2は一価炭化水素基または水素原子であ
り、Aは一価炭化水素基または式:−R1Si(OR2)
nR3-n(式中、R,R1およびR2は前記と同じであり、
nは1〜3である。)で表される有機基である。nは1
〜3であり、xおよびyは0〜1,000である。ただ
し、yが0の場合に、Aは式:−R1Si(OR2)nR
3-n(式中、R,R1,R2およびnは前記と同じであ
る。)で表される有機基である。]で表されるオルガノ
ポリシロキサンを主剤とするケイ酸質無機繊維用撥水剤
および、該ケイ酸質無機繊維用撥水剤を用いて処理する
ことを特徴とするケイ酸質無機繊維の撥水処理方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケイ酸質無機繊維用
撥水剤およびケイ酸質無機繊維の撥水処理方法に関す
る。詳しくは、ケイ酸質無機繊維に優れた撥水性を付与
し得るケイ酸質無機繊維用撥水剤および該撥水剤を用い
るケイ酸質無機繊維の撥水処理方法に関するものであ
る。
撥水剤およびケイ酸質無機繊維の撥水処理方法に関す
る。詳しくは、ケイ酸質無機繊維に優れた撥水性を付与
し得るケイ酸質無機繊維用撥水剤および該撥水剤を用い
るケイ酸質無機繊維の撥水処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス繊維の処理剤としては、分
子鎖末端にシラノール基を有するジメチルポリシロキサ
ンを主剤とする処理剤が知られており、この処理剤は、
さらにオルガノハイドロジェンポリシロキサンや縮合反
応促進触媒を加えることにより、ガラス繊維表面に耐久
性のある優れた撥水性を付与し得る処理剤となるといわ
れている(特開平3−249281号公報参照)。しか
し、この処理剤を用いてガラス繊維に撥水性を付与する
ためには、高温度条件下(250〜290℃/10〜2
0分)で加熱処理することが必要であり、常温あるいは
低温度条件下で処理すると良好な撥水性が発現しないと
いう欠点があった。
子鎖末端にシラノール基を有するジメチルポリシロキサ
ンを主剤とする処理剤が知られており、この処理剤は、
さらにオルガノハイドロジェンポリシロキサンや縮合反
応促進触媒を加えることにより、ガラス繊維表面に耐久
性のある優れた撥水性を付与し得る処理剤となるといわ
れている(特開平3−249281号公報参照)。しか
し、この処理剤を用いてガラス繊維に撥水性を付与する
ためには、高温度条件下(250〜290℃/10〜2
0分)で加熱処理することが必要であり、常温あるいは
低温度条件下で処理すると良好な撥水性が発現しないと
いう欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記欠点
を解消するために鋭意研究した結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明の目的は、高温での加熱処理を必要と
せず、常温あるいは比較的低温度条件下で処理しても、
ケイ酸質無機繊維に優れた撥水性を付与し得るケイ酸質
無機繊維用撥水剤および該撥水剤を用いるケイ酸質無機
繊維の撥水処理方法を提供することにある。
を解消するために鋭意研究した結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明の目的は、高温での加熱処理を必要と
せず、常温あるいは比較的低温度条件下で処理しても、
ケイ酸質無機繊維に優れた撥水性を付与し得るケイ酸質
無機繊維用撥水剤および該撥水剤を用いるケイ酸質無機
繊維の撥水処理方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式:
【化2】 [式中、Rは一価炭化水素基であり、R1は二価炭化水
素基であり、R2は一価炭化水素基または水素原子であ
り、Aは一価炭化水素基または式:−R1Si(OR2)
nR3-n(式中、R,R1およびR2は前記と同じであり、
nは1〜3である。)で表される有機基である。nは1
〜3であり、xおよびyは0〜1,000である。ただ
し、yが0の場合に、Aは式:−R1Si(OR2)nR
3-n(式中、R,R1,R2およびnは前記と同じであ
る。)で表される有機基である。]で表されるオルガノ
ポリシロキサンを主剤とするケイ酸質無機繊維用撥水剤
および、該ケイ酸質無機繊維用撥水剤を用いて処理する
ことを特徴とするケイ酸質無機繊維の撥水処理方法に関
する。
素基であり、R2は一価炭化水素基または水素原子であ
り、Aは一価炭化水素基または式:−R1Si(OR2)
nR3-n(式中、R,R1およびR2は前記と同じであり、
nは1〜3である。)で表される有機基である。nは1
〜3であり、xおよびyは0〜1,000である。ただ
し、yが0の場合に、Aは式:−R1Si(OR2)nR
3-n(式中、R,R1,R2およびnは前記と同じであ
る。)で表される有機基である。]で表されるオルガノ
ポリシロキサンを主剤とするケイ酸質無機繊維用撥水剤
および、該ケイ酸質無機繊維用撥水剤を用いて処理する
ことを特徴とするケイ酸質無機繊維の撥水処理方法に関
する。
【0005】最初に、本発明のケイ酸質無機繊維用撥水
剤について詳細に説明する。本発明に使用されるオルガ
ノポリシロキサンは、一般式:
剤について詳細に説明する。本発明に使用されるオルガ
ノポリシロキサンは、一般式:
【化3】 で表される。上式中、Rは一価炭化水素基であり、具体
的には、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,
ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチル基など
のアルキル基;フェニル基,トリル基などのアリール
基;シクロペンチル基,メチルシクロペンチル基,シク
ロヘキシル基,シクロヘプチル基などのシクロアルキル
基;2−フェニルエチル基,3,3,3−トリフルオロプ
ロピル基などの置換アルキル基が例示される。これらの
中でもメチル基が好ましく、また、1分子中のRは同種
であっても異種であってもよい。R1は二価炭化水素基
であり、具体的には、メチレン基,エチレン基,プロピ
レン基,ブチレン基などのアルキレン基;式:−(CH
2)2−C6H4−で示されるようなアルキレンアリーレン
基が例示される。これらの中でもエチレン基が好まし
い。R2は一価炭化水素基または水素原子である。一価
炭化水素基の具体例としては、上記Rと同様の有機基が
挙げられる。これらの中でも、メチル基もしくはエチル
基が好ましく、メチル基が特に好ましい。AはRで示さ
れるような一価炭化水素基または式:−R1Si(O
R2)nR3-n(式中、R,R1およびR2は前記と同じで
あり、nは1〜3である。)で表される有機基である。
nは1〜3であり、xおよびyは0〜1,000であ
る。ただし、yが0の場合に、Aは式:−R1Si(O
R2)nR3-nで表される有機基である。
的には、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,
ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,オクチル基など
のアルキル基;フェニル基,トリル基などのアリール
基;シクロペンチル基,メチルシクロペンチル基,シク
ロヘキシル基,シクロヘプチル基などのシクロアルキル
基;2−フェニルエチル基,3,3,3−トリフルオロプ
ロピル基などの置換アルキル基が例示される。これらの
中でもメチル基が好ましく、また、1分子中のRは同種
であっても異種であってもよい。R1は二価炭化水素基
であり、具体的には、メチレン基,エチレン基,プロピ
レン基,ブチレン基などのアルキレン基;式:−(CH
2)2−C6H4−で示されるようなアルキレンアリーレン
基が例示される。これらの中でもエチレン基が好まし
い。R2は一価炭化水素基または水素原子である。一価
炭化水素基の具体例としては、上記Rと同様の有機基が
挙げられる。これらの中でも、メチル基もしくはエチル
基が好ましく、メチル基が特に好ましい。AはRで示さ
れるような一価炭化水素基または式:−R1Si(O
R2)nR3-n(式中、R,R1およびR2は前記と同じで
あり、nは1〜3である。)で表される有機基である。
nは1〜3であり、xおよびyは0〜1,000であ
る。ただし、yが0の場合に、Aは式:−R1Si(O
R2)nR3-nで表される有機基である。
【0006】かかるオルガノポリシロキサンとしては、
下記構造式で示される化合物が例示される。
下記構造式で示される化合物が例示される。
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】
【0007】本発明に使用されるオルガノポリシロキサ
ンの製造方法としては数多くの方法があるが、一般的に
は次のような方法で製造される。例えば、式:
ンの製造方法としては数多くの方法があるが、一般的に
は次のような方法で製造される。例えば、式:
【化8】 (式中、xおよびyは前記と同じである。)で示される
ような側鎖にケイ素原子結合水素原子を有するオルガノ
ポリシロキサンと、式:CH2=CH−Si(OCH3)
3で示されるようなアルコキシ基含有有機ケイ素化合物
とを、白金系化合物等の付加反応触媒の存在下に反応さ
せることにより、下記式で示されるようなオルガノポリ
シロキサンが得られる。
ような側鎖にケイ素原子結合水素原子を有するオルガノ
ポリシロキサンと、式:CH2=CH−Si(OCH3)
3で示されるようなアルコキシ基含有有機ケイ素化合物
とを、白金系化合物等の付加反応触媒の存在下に反応さ
せることにより、下記式で示されるようなオルガノポリ
シロキサンが得られる。
【化9】
【0008】本発明のケイ酸質無機繊維用撥水剤は上記
のようなオルガノポリシロキサンを主剤とするものであ
るが、必要に応じて、他のオルガノポリシロキサンやシ
ランカップリング剤を併用してもよい。ここでシランカ
ップリング剤としては、例えば、γ-アミノプロピルト
リメトキシシラン,γ-アミノプロピルメチルジエトキ
シシラン,γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン,β-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリ
メトキシシラン,γ-メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン,γ-メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ンが挙げられる。その配合量は、オルガノポリシロキサ
ン100重量部に対して、一般に、0.05〜10重量
部の範囲であり、好ましくは0.1〜5重量部の範囲で
ある。尚、上記のオルガノポリシロキサンとシランカッ
プリング剤を併用する場合には、縮合反応触媒を併用し
てもよい。縮合反応触媒としては、例えば、ジブチル錫
ジアセテート,ジブチル錫ジラウレート,ジオクチル錫
ジラウレート,ジブチル錫ジオクテート,ナフテン酸亜
鉛,ナフテン酸コバルト,ジオクチル酸ジイソオクチル
メルカプトアセテート,ナフテン酸ジルコニウム,オク
チル酸ジルコニウム,テトラブチルオルソチタネートな
どの有機金属触媒;ジエタノールアミン,トリエタノー
ルアミンなどの有機けい素化合物を含まないアミン系触
媒が挙げられる。この触媒の添加量は、オルガノポリシ
ロキサン100重量部に対して、一般に、0.05〜1
0重量部の範囲であり、好ましくは0.1〜5重量部の
範囲である。
のようなオルガノポリシロキサンを主剤とするものであ
るが、必要に応じて、他のオルガノポリシロキサンやシ
ランカップリング剤を併用してもよい。ここでシランカ
ップリング剤としては、例えば、γ-アミノプロピルト
リメトキシシラン,γ-アミノプロピルメチルジエトキ
シシラン,γ-グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン,β-(3,4-エポキシシクロヘキシル)エチルトリ
メトキシシラン,γ-メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン,γ-メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ンが挙げられる。その配合量は、オルガノポリシロキサ
ン100重量部に対して、一般に、0.05〜10重量
部の範囲であり、好ましくは0.1〜5重量部の範囲で
ある。尚、上記のオルガノポリシロキサンとシランカッ
プリング剤を併用する場合には、縮合反応触媒を併用し
てもよい。縮合反応触媒としては、例えば、ジブチル錫
ジアセテート,ジブチル錫ジラウレート,ジオクチル錫
ジラウレート,ジブチル錫ジオクテート,ナフテン酸亜
鉛,ナフテン酸コバルト,ジオクチル酸ジイソオクチル
メルカプトアセテート,ナフテン酸ジルコニウム,オク
チル酸ジルコニウム,テトラブチルオルソチタネートな
どの有機金属触媒;ジエタノールアミン,トリエタノー
ルアミンなどの有機けい素化合物を含まないアミン系触
媒が挙げられる。この触媒の添加量は、オルガノポリシ
ロキサン100重量部に対して、一般に、0.05〜1
0重量部の範囲であり、好ましくは0.1〜5重量部の
範囲である。
【0009】本発明のケイ酸質無機繊維用撥水剤は上記
のようなオルガノポリシロキサンを主剤とするものであ
るが、このものを実際にケイ酸質無機繊維に適用する場
合には、通常、該オルガノポリシロキサンを有機溶剤に
溶解させた溶液として使用される。ここで使用される有
機溶剤としては、トルエン,キシレン等の芳香族炭化水
素;ヘキサン,ヘプタン,ゴム揮等の脂肪族炭化水素;
パークロロエチレン等のハロゲン基含有化合物が例示さ
れる。またこの有機溶剤溶液中の上記オルガノポリシロ
キサンの濃度は特に限定されないが、通常は上記オルガ
ノポリシロキサン100重量部に対して1〜100,0
00重量部の範囲内で使用される。
のようなオルガノポリシロキサンを主剤とするものであ
るが、このものを実際にケイ酸質無機繊維に適用する場
合には、通常、該オルガノポリシロキサンを有機溶剤に
溶解させた溶液として使用される。ここで使用される有
機溶剤としては、トルエン,キシレン等の芳香族炭化水
素;ヘキサン,ヘプタン,ゴム揮等の脂肪族炭化水素;
パークロロエチレン等のハロゲン基含有化合物が例示さ
れる。またこの有機溶剤溶液中の上記オルガノポリシロ
キサンの濃度は特に限定されないが、通常は上記オルガ
ノポリシロキサン100重量部に対して1〜100,0
00重量部の範囲内で使用される。
【0010】また、本発明のケイ酸質無機繊維用撥水剤
は、上記のようなオルガノポリシロキサンに乳化剤を加
えたものを水中に分散させることにより、エマルジョン
として使用することもできる。このとき使用される乳化
剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル類,ポリオキシアルキレンアルキルフェノールエ
ーテル類,ポリオキシアルキレンアルキルエステル類,
ソルビタンアルキルエステル類,ポリオキシアルキレン
ソルビタンアルキルエステル類,ポリエチレングリコー
ル,ポリエチレングライコールなどの非イオン界面活性
剤;オクチルベンゼンスルホン酸,ドデシルベンゼンス
ルホン酸などのアルキルベンゼンスルホン酸,高級アル
コール硫酸エステル,ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸エステル,アルキルナフチルスルホン酸のナト
リウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩などのアニオン
系界面活性剤;脂肪族アミン塩類,第4級アンモニウム
塩類,アルキルピリジウム塩類などのカチオン系界面活
性剤の1種または2種以上の乳化剤が挙げられる。乳化
剤の量は特に限定されないが、好ましくは、オルガノポ
リシロキサン100重量部に対して3〜30重量部の範
囲であり、より好ましくは5〜15重量部の範囲であ
る。エマルジョンの調製方法については特に限定され
ず、通常のシリコーンエマルジョン組成物の製造方法を
用いて調製することができる。具体的には、オルガノポ
リシロキサン、乳化剤および水の各成分を、ホモミキサ
ー,コロイドミル,ラインミキサー,ホモジナイザー,
コンビミキサーなどの乳化機を用いて乳化することによ
り製造することができる。尚、このエマルジョン中のオ
ルガノポリシロキサンの濃度は、20〜60重量%の範
囲であることが好ましい。
は、上記のようなオルガノポリシロキサンに乳化剤を加
えたものを水中に分散させることにより、エマルジョン
として使用することもできる。このとき使用される乳化
剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル類,ポリオキシアルキレンアルキルフェノールエ
ーテル類,ポリオキシアルキレンアルキルエステル類,
ソルビタンアルキルエステル類,ポリオキシアルキレン
ソルビタンアルキルエステル類,ポリエチレングリコー
ル,ポリエチレングライコールなどの非イオン界面活性
剤;オクチルベンゼンスルホン酸,ドデシルベンゼンス
ルホン酸などのアルキルベンゼンスルホン酸,高級アル
コール硫酸エステル,ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸エステル,アルキルナフチルスルホン酸のナト
リウム塩,カリウム塩,アンモニウム塩などのアニオン
系界面活性剤;脂肪族アミン塩類,第4級アンモニウム
塩類,アルキルピリジウム塩類などのカチオン系界面活
性剤の1種または2種以上の乳化剤が挙げられる。乳化
剤の量は特に限定されないが、好ましくは、オルガノポ
リシロキサン100重量部に対して3〜30重量部の範
囲であり、より好ましくは5〜15重量部の範囲であ
る。エマルジョンの調製方法については特に限定され
ず、通常のシリコーンエマルジョン組成物の製造方法を
用いて調製することができる。具体的には、オルガノポ
リシロキサン、乳化剤および水の各成分を、ホモミキサ
ー,コロイドミル,ラインミキサー,ホモジナイザー,
コンビミキサーなどの乳化機を用いて乳化することによ
り製造することができる。尚、このエマルジョン中のオ
ルガノポリシロキサンの濃度は、20〜60重量%の範
囲であることが好ましい。
【0011】本発明のケイ酸質無機繊維用撥水剤が適用
されるケイ酸質無機繊維とは、二酸化ケイ素を主成分と
する無機繊維であり、具体的には、ガラス繊維,シリカ
繊維,石綿繊維,石英繊維,ロックウールが挙げられ
る。これらの中でも本発明の撥水剤はガラス繊維に好適
に使用される。該ガラス繊維の形態としては、ヤーン,
クロス等の長繊維,短繊維,グラスウール,ガラスフィ
ラメント,ガラスステープル,ガラス糸,ガラス織物,
ガラス編物,ガラス不織布,ガラス組物,ガラス積層物
が挙げられる。使用されるガラスとしては、Eガラス,
Cガラス,Aガラス,耐アルカリガラスが例示される。
またロックウールは、二酸化ケイ素と酸化カルシウムを
ほぼ同量含有する繊維であり、一般に、製鉄スラグを主
原料とし、これに天然鉱石を配合することにより製造さ
れる。
されるケイ酸質無機繊維とは、二酸化ケイ素を主成分と
する無機繊維であり、具体的には、ガラス繊維,シリカ
繊維,石綿繊維,石英繊維,ロックウールが挙げられ
る。これらの中でも本発明の撥水剤はガラス繊維に好適
に使用される。該ガラス繊維の形態としては、ヤーン,
クロス等の長繊維,短繊維,グラスウール,ガラスフィ
ラメント,ガラスステープル,ガラス糸,ガラス織物,
ガラス編物,ガラス不織布,ガラス組物,ガラス積層物
が挙げられる。使用されるガラスとしては、Eガラス,
Cガラス,Aガラス,耐アルカリガラスが例示される。
またロックウールは、二酸化ケイ素と酸化カルシウムを
ほぼ同量含有する繊維であり、一般に、製鉄スラグを主
原料とし、これに天然鉱石を配合することにより製造さ
れる。
【0012】本発明のケイ酸質無機繊維用撥水剤をケイ
酸質無機繊維に適用する方法としては、スプレー法,ロ
ーラー法,浸漬法などの方法がある。この場合、ケイ酸
質無機繊維に対して上記オルガノポリシロキサンの付着
量が0.05〜5重量%になるように、好ましくは0.1
〜3重量%になるように均一に付着させた後、常温で溶
媒や水を蒸発させることにより、良好な撥水性を有する
ケイ酸質無機繊維を得ることができる。そして必要に応
じて、溶媒や水を蒸発させた後、120〜250℃で1
〜20分間加熱処理することによって、さらに良好な撥
水性を有するケイ酸質無機繊維とすることもできる。
酸質無機繊維に適用する方法としては、スプレー法,ロ
ーラー法,浸漬法などの方法がある。この場合、ケイ酸
質無機繊維に対して上記オルガノポリシロキサンの付着
量が0.05〜5重量%になるように、好ましくは0.1
〜3重量%になるように均一に付着させた後、常温で溶
媒や水を蒸発させることにより、良好な撥水性を有する
ケイ酸質無機繊維を得ることができる。そして必要に応
じて、溶媒や水を蒸発させた後、120〜250℃で1
〜20分間加熱処理することによって、さらに良好な撥
水性を有するケイ酸質無機繊維とすることもできる。
【0013】以上のような本発明のケイ酸質無機繊維用
撥水剤は、加熱処理することなく、もしくは加熱処理す
る場合であっても250℃以下の比較的低温度条件下
で、ケイ酸質無機繊維に優れた撥水性を付与し得るとい
う特徴を有する。特に本発明のケイ酸質無機繊維用撥水
剤は、ドーム状屋根材に使用されるガラス長繊維織物や
建築用断熱材として使用されるロックウール積層物など
の撥水剤として好適に使用される。
撥水剤は、加熱処理することなく、もしくは加熱処理す
る場合であっても250℃以下の比較的低温度条件下
で、ケイ酸質無機繊維に優れた撥水性を付与し得るとい
う特徴を有する。特に本発明のケイ酸質無機繊維用撥水
剤は、ドーム状屋根材に使用されるガラス長繊維織物や
建築用断熱材として使用されるロックウール積層物など
の撥水剤として好適に使用される。
【0014】
【実施例】次に、本発明を実施例によって説明する。実
施例中、部とあるのは重量部を意味し、%は重量%であ
り、粘度は25℃における値である。なお、ケイ酸質無
機繊維用撥水剤により処理したガラス繊維織物の撥水性
は下記の方法に従って測定した。 ○撥水性 JIS L−1092(スプレー法)に規定される方法
に準拠して撥水性試験を行った。評価は表1に示される
判定基準に従って測定した。
施例中、部とあるのは重量部を意味し、%は重量%であ
り、粘度は25℃における値である。なお、ケイ酸質無
機繊維用撥水剤により処理したガラス繊維織物の撥水性
は下記の方法に従って測定した。 ○撥水性 JIS L−1092(スプレー法)に規定される方法
に準拠して撥水性試験を行った。評価は表1に示される
判定基準に従って測定した。
【0015】
【表1】
【0016】
【実施例1】 式:
【化10】 で表される粘度4,315センチストークスのメトキシ
シリル基含有オルガノポリシロキサン1部をトルエン9
9部に溶解して、ケイ酸質無機繊維用撥水剤溶液を調製
した。このケイ酸質無機繊維用撥水剤溶液に、縦30c
m×横30cmのガラス繊維織物(平織)を10秒間浸
漬した。浸漬後、マングルロールで絞り率100%(シ
リコーン付着量1%)に絞り、室温で40時間吊り下げ
て乾燥した。このようにしてケイ酸質無機繊維用撥水剤
溶液で処理したガラス繊維織物について撥水性試験を行
い、その結果を表2に示した。
シリル基含有オルガノポリシロキサン1部をトルエン9
9部に溶解して、ケイ酸質無機繊維用撥水剤溶液を調製
した。このケイ酸質無機繊維用撥水剤溶液に、縦30c
m×横30cmのガラス繊維織物(平織)を10秒間浸
漬した。浸漬後、マングルロールで絞り率100%(シ
リコーン付着量1%)に絞り、室温で40時間吊り下げ
て乾燥した。このようにしてケイ酸質無機繊維用撥水剤
溶液で処理したガラス繊維織物について撥水性試験を行
い、その結果を表2に示した。
【0017】
【比較例1】実施例1において、メトキシシリル基含有
オルガノポリシロキサンの代わりに、粘度3,870セ
ンチストークスの分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチ
ルポリシロキサンを使用した以外は実施例1と同様にし
て、ケイ酸質無機繊維用撥水剤溶液を調製した。このケ
イ酸質無機繊維用撥水剤溶液を用いて実施例1と同様に
してガラス繊維織物を処理し、撥水性試験を行った。そ
の結果を表2に併記した。
オルガノポリシロキサンの代わりに、粘度3,870セ
ンチストークスの分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチ
ルポリシロキサンを使用した以外は実施例1と同様にし
て、ケイ酸質無機繊維用撥水剤溶液を調製した。このケ
イ酸質無機繊維用撥水剤溶液を用いて実施例1と同様に
してガラス繊維織物を処理し、撥水性試験を行った。そ
の結果を表2に併記した。
【0018】
【比較例2】粘度3,870センチストークスの分子鎖
両末端シラノール基封鎖ジメチルポリシロキサン9.5
部、粘度30センチストークスの分子鎖両末端トリメチ
ルシリル基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン
0.5部をトルエン990部に溶解して、ケイ酸質無機
繊維用撥水剤溶液を調製した。このケイ酸質無機繊維用
撥水剤溶液を用いて実施例1と同様にしてガラス繊維織
物を処理し、撥水性試験を行った。その結果を表2に併
記した。
両末端シラノール基封鎖ジメチルポリシロキサン9.5
部、粘度30センチストークスの分子鎖両末端トリメチ
ルシリル基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン
0.5部をトルエン990部に溶解して、ケイ酸質無機
繊維用撥水剤溶液を調製した。このケイ酸質無機繊維用
撥水剤溶液を用いて実施例1と同様にしてガラス繊維織
物を処理し、撥水性試験を行った。その結果を表2に併
記した。
【0019】
【表2】
【0020】
【実施例2】 式:
【化11】 で表わされる粘度2,260センチストークスのエトキ
シシリル基含有オルガノポリシロキサン50部とポリオ
キシエチレン(6モル)ラウリルエーテル4部を、撹拌
機を用いて均一に混合した。次いでこれに水4部を加え
て撹拌した後、コロイドミル型乳化機に通して乳化し、
さらに水4,942部を配合してケイ酸質無機繊維用撥
水剤エマルジョンを調製した。このケイ酸質無機繊維用
撥水剤エマルジョンに、縦30cm×横30cmの大き
さのガラス繊維織物(平織)を10秒間浸漬した。浸漬
後、マングルロールで絞り率100%(シリコーン付着
量1%)に絞り、室温で吊り下げて40時間乾燥した。
このようにしてケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョン
で処理したガラス繊維織物について撥水性試験を行い、
その結果を表3に示した。
シシリル基含有オルガノポリシロキサン50部とポリオ
キシエチレン(6モル)ラウリルエーテル4部を、撹拌
機を用いて均一に混合した。次いでこれに水4部を加え
て撹拌した後、コロイドミル型乳化機に通して乳化し、
さらに水4,942部を配合してケイ酸質無機繊維用撥
水剤エマルジョンを調製した。このケイ酸質無機繊維用
撥水剤エマルジョンに、縦30cm×横30cmの大き
さのガラス繊維織物(平織)を10秒間浸漬した。浸漬
後、マングルロールで絞り率100%(シリコーン付着
量1%)に絞り、室温で吊り下げて40時間乾燥した。
このようにしてケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョン
で処理したガラス繊維織物について撥水性試験を行い、
その結果を表3に示した。
【0021】
【比較例3】実施例2において、エトキシシリル基含有
オルガノポリシロキサンの代わりに、粘度1,990セ
ンチストークスの分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチ
ルポリシロキサンを使用した以外は実施例2と同様にし
て、ケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョンを調製し
た。このケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョンを用い
て実施例2と同様にしてガラス繊維織物を処理し、撥水
性試験を行った。その結果を表3に併記した。
オルガノポリシロキサンの代わりに、粘度1,990セ
ンチストークスの分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチ
ルポリシロキサンを使用した以外は実施例2と同様にし
て、ケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョンを調製し
た。このケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョンを用い
て実施例2と同様にしてガラス繊維織物を処理し、撥水
性試験を行った。その結果を表3に併記した。
【0022】
【比較例4】実施例2において、エトキシシリル基含有
オルガノポリシロキサンの代わりに、粘度1,990セ
ンチストークスの分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン45部および粘度30センチストーク
スの分子鎖両末端トリメチルシリル基封鎖メチルハイド
ロジェンポリシロキサン5部を使用した以外は実施例2
と同様にして、ケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョン
を調製した。このケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョ
ンを用いて実施例2と同様にしてガラス繊維織物を処理
し、撥水性試験を行った。その結果を表3に併記した。
オルガノポリシロキサンの代わりに、粘度1,990セ
ンチストークスの分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン45部および粘度30センチストーク
スの分子鎖両末端トリメチルシリル基封鎖メチルハイド
ロジェンポリシロキサン5部を使用した以外は実施例2
と同様にして、ケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョン
を調製した。このケイ酸質無機繊維用撥水剤エマルジョ
ンを用いて実施例2と同様にしてガラス繊維織物を処理
し、撥水性試験を行った。その結果を表3に併記した。
【0023】
【表3】
【0024】
【発明の効果】本発明のケイ酸質無機繊維用撥水剤は、
上記一般式で表される特殊なオルガノポリシロキサンを
主剤としているので、ケイ酸質無機繊維に優れた撥水性
を付与し得るという特徴を有する。
上記一般式で表される特殊なオルガノポリシロキサンを
主剤としているので、ケイ酸質無機繊維に優れた撥水性
を付与し得るという特徴を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 183/06 C09D 183/06 D06M 15/643 D06M 15/643 (72)発明者 小名 功 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式: 【化1】 [式中、Rは一価炭化水素基であり、R1は二価炭化水
素基であり、R2は一価炭化水素基または水素原子であ
り、Aは一価炭化水素基または式:−R1Si(OR2)
nR3-n(式中、R,R1およびR2は前記と同じであり、
nは1〜3である。)で表される有機基である。nは1
〜3であり、xおよびyは0〜1,000である。ただ
し、yが0の場合に、Aは式:−R1Si(OR2)nR
3-n(式中、R,R1,R2およびnは前記と同じであ
る。)で表される有機基である。]で表されるオルガノ
ポリシロキサンを主剤とするケイ酸質無機繊維用撥水
剤。 - 【請求項2】 ケイ酸質無機繊維がガラス繊維である請
求項1に記載のケイ酸質無機繊維用撥水剤。 - 【請求項3】 ケイ酸質無機繊維を、請求項1に記載の
ケイ酸質無機繊維用撥水剤を用いて処理することを特徴
とする、ケイ酸質無機繊維の撥水処理方法。 - 【請求項4】 ケイ酸質無機繊維を、ケイ酸質無機繊維
用撥水剤の溶液またはエマルジョンを用いて処理し、次
いで、常温にて乾燥させることを特徴とする、請求項3
に記載のケイ酸質無機繊維の撥水処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246070A JPH1161109A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | ケイ酸質無機繊維用撥水剤およびケイ酸質無機繊維の撥水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246070A JPH1161109A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | ケイ酸質無機繊維用撥水剤およびケイ酸質無機繊維の撥水処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1161109A true JPH1161109A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=17143028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9246070A Pending JPH1161109A (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | ケイ酸質無機繊維用撥水剤およびケイ酸質無機繊維の撥水処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1161109A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022130547A (ja) * | 2018-04-16 | 2022-09-06 | サートゥンティード エルエルシー | シリコーンコーティングしたミネラルウール断熱材料、並びにそれらを製造する方法及び使用する方法 |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP9246070A patent/JPH1161109A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022130547A (ja) * | 2018-04-16 | 2022-09-06 | サートゥンティード エルエルシー | シリコーンコーティングしたミネラルウール断熱材料、並びにそれらを製造する方法及び使用する方法 |
KR20230093534A (ko) * | 2018-04-16 | 2023-06-27 | 써튼티드 엘엘씨 | 실리콘 코팅된 미네랄 울 단열재 및 이의 제조 및 사용 방법 |
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