JPH1160755A - 金属缶被覆用ポリエステルフィルム - Google Patents

金属缶被覆用ポリエステルフィルム

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JPH1160755A
JPH1160755A JP9217407A JP21740797A JPH1160755A JP H1160755 A JPH1160755 A JP H1160755A JP 9217407 A JP9217407 A JP 9217407A JP 21740797 A JP21740797 A JP 21740797A JP H1160755 A JPH1160755 A JP H1160755A
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JP
Japan
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polyester
film
thickness
polyester film
metal
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JP9217407A
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Masashi Chiisako
雅司 竪
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Mitsubishi Kagaku Polyester Film KK
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Mitsubishi Kagaku Polyester Film KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引裂性に優れた金属缶被覆用ポリエステルフ
ィルムを提供する。 【解決手段】 ポリエステルからなるフィルムであっ
て、厚みが2〜10μm、固有粘度が0.50〜0.6
0であり、かつフィルム中の全エステル単位の90〜9
5%がエチレンテレフタレート単位であることを特徴と
する金属缶被覆用ポリエステルフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属缶表面を被覆す
るためのポリエステルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、熱可塑性樹脂フィルム、特にポリ
エステルフィルムを被覆した金属缶が特に飲料缶を中心
として広く用いられるようになってきている。従来の塗
装ではピンホールによる金属露出を完全になくすことが
困難であるのに対して、フィルムを被覆することで容易
に金属露出を完全になくすことができ、内容物と金属と
の相互作用によるそれぞれの変性を防ぐことができるた
めである。
【0003】ところがポリエステルフィルムは比較的高
強度を有しており、このため比較的軟素材のアルミニウ
ムからなる蓋材被覆用として好適なのであるが、缶蓋ス
コア部などのように、しかるべき状況では容易に引き裂
けることが求められる用途において種々の問題、すなわ
ち、いわゆるフェザリングやエンゼルヘヤーを生じてい
た。
【0004】その対処方法として、例えば特開平7−5
1779号公報では、ポリエステルフィルムの有する配
向あるいは結晶化度をある程度低減させることで改良す
ることが提案されている。ところが、ラミネートにおけ
る温度条件の調整によって結晶化度を特定範囲にコント
ロールすることは必ずしも容易ではなく、実際の工業生
産においてはメートルオーダー以上の金属板上で結晶化
度を均一化することは困難であった。
【0005】ポリエステルを完全に非晶化させる場合、
前述不均一化問題は緩和されるが、ポリエステルフィル
ムの溶融劣化が著しくなる場合があり、またフィルムの
延性が格段に増加するためにかえってフェザリングを生
じてしまう場合があるなどの問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みなされたものであり、その課題は、引裂性に優れた
金属缶被覆用ポリエステルフィルムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
鑑み鋭意検討した結果、特定構成のフィルムにより、上
記課題が容易に解決できることを見いだし、本発明を完
成するに至った。すなわち、本発明の要旨は、ポリエス
テルからなるフィルムであって、厚みが2〜10μm、
固有粘度が0.50〜0.60であり、かつフィルム中
の全エステル単位の90〜95%がエチレンテレフタレ
ート単位であることを特徴とする金属缶被覆用ポリエス
テルフィルムに存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明にいうポリエステルとは、ジカルボン酸とジオー
ルとを重縮合してえられるポリマーを意味する。ジカル
ボン酸の例としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジ
カルボン酸や、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、2,6−シクロヘキシルジカルボン酸などの脂肪族
ジカルボン酸が挙げられる。ジオールの例としては、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレ
ングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
ネオペンチルグリコールなどが挙げられる。
【0009】上記ポリエステルとしては、特にボトルな
どの飲料容器素材として実績があり、比較的廉価でかつ
食品衛生性に優れたポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレートあるいはこれらの共重合体誘導体
が好適である。本発明のフィルムの厚みは2〜10μ
m、好ましくは3〜8μm、さらに好ましくは4〜6μ
である。フィルム厚みが10μmを超えると、フィルム
引裂に要する絶対荷重が増加するため、穏やかに引き裂
くことが困難になり好ましくない。フィルム厚みが2μ
mに達しない場合は、塗装代替としての機能すなわち各
種バリヤ性が不十分とともに、しわが発生しないようラ
ミネートするために適当な張力をかけるとフィルム破断
が頻発するため工業的生産に適さない。
【0010】本発明のフィルムの固有粘度は0.50〜
0.60、好ましくは0.52〜0.58、さらに好ま
しくは0.54〜0.57である。固有粘度が0.60
を超えると、フィルムの靱性が必要以上に増加するため
十分な引裂性が得られず好ましくない。通常のポリエス
テルフィルム製造方法では溶融キャストおよび各種延伸
を行なうが、その際に破断を生じず形態を保持しうるに
必要な靱性・強度となるようにするためには固有粘度と
して0.50以上が必要である。
【0011】本発明のフィルム中の全エステル単位中9
0〜95%がエチレンテレフタレート単位である。ここ
でいうエチレンテレフタレートと単位はテレフタル酸残
基とエチレングリコール残基を縮合して得られるエステ
ル単位である。本発明のフィルムは通常のポリエステル
フィルムに比べて固有粘度が低い、すなわち低分子量と
なっており結晶化速度が高くなっている。このため容易
に結晶が生成してしまうので引裂性を損なってしまう場
合がある。そこで若干量、他のエステル単位を共重合し
エチレンテレフタレート単位を95%以下とし結晶性を
抑制する必要がある。一方、エチレンテレフタレート単
位が90%未満となってしまうと結晶性が低下しすぎ、
製膜後の熱固定効果が弱まりフィルムの熱収縮応力が増
加するため、金属に貼り合わせられるに際して、ラミネ
ートロールに供される前に金属板からの放射熱で幅方向
に著しく熱収縮してしまうため好ましくない。
【0012】本発明のフィルムは必ずしも単層である必
要はない。複数の層から構成されるフィルムである場
合、各層ごとに上述の固有粘度あるいはエチレンテレフ
タレート単位の分率を満足している必要はない。フィル
ム全体として当該規定に適合していればよい。本発明の
フィルムを金属に被覆するに際して、その貼り合わせ方
法は必ずしも限定されない。ポリエステル、金属の双方
に接着性を示す各種接着剤による貼り合わせを行うこと
もできるが、工業的にみて多量の有機溶剤を要する接着
剤を使用するよりは、むしろフィルムそのものに金属に
対する接着性を付与する方が環境に負荷をかけずに済む
ため、より好適である。
【0013】通常直接金属にフィルムがヒートシールさ
れる場合は、貼り合わせ界面近傍のフィルムは溶融非晶
化している。当該領域が結晶化している場合、結晶硬化
によりフィルムにずり剪断が加わった際エネルギーを散
逸できず容易に剥離してしまう可能性がある。通常工業
的に生産されるポリエステルフィルムは高度に分子配向
と結晶化度が付与されているが、これらフィルムを被覆
する場合は少なくとも貼り合わせ界面が溶融非晶化する
温度としなければならないが、融解潜熱を要するため効
率が悪く、また大面積に亘って均一に非晶化を制御する
ことは容易でない。したがって、フィルムを直接金属に
ヒートシールする場合、ヒートシール面は予め非晶化し
ておくことが望ましい。
【0014】ヒートシール面を構成する層のみを非晶化
されたフィルムの工業的生産方法として、延伸後の熱固
定で表層のみを溶融非晶化する方法が推奨される。通常
熱固定は210〜240℃で行われるため、非晶化され
るべき表層には融点210℃未満、好ましくは205℃
未満のポリエステルを使用するのがよい。別途得られた
フィルム同士を重ねた後に熱固定することでフィルム同
士を貼り合わせると同時に表層を非晶化してもよいが、
表層と主たる構成層との界面密着力をより高く保つため
に予めそれぞれの層を共押出法で積層した方が良い。
【0015】表層厚みには好適な範囲が存在する。すな
わち、フィルム強度を保つために非晶化された表層厚み
はフィルム全厚みの20%、さらには15%を超えない
ことが望ましく、またヒートシール性能を損ねないため
に非晶化された表層厚みは0.4μm以上、さらには
0.7μm以上であることが望まれる。次に本発明のフ
ィルム製造の概略について説明する。
【0016】通常溶融重合法にてポリエステル原料を得
ることができる。また必要に応じて種々の添加剤すなわ
ちアンチブロッキング剤、帯電防止剤、着色剤などを加
えてもよい。これらポリエステル原料を結晶融解ピーク
温度+10〜20℃程度の温度で押出機内にて溶融し、
Tダイよりシート状に押出しキャストドラム上でガラス
転移温度未満にまで急冷して非晶質のフィルムを得る。
複数の層を有するフィルムとする場合は押出に際して共
押出する方法が好適である。引き続き、ロール延伸機に
よって80〜130℃の温度で縦方向に2.7〜4.0
倍程度延伸を施し、さらにテンター延伸機にて90〜1
40℃の温度で横方向に3.5〜5.0倍程度延伸を施
す。要すれば縦延伸後横延伸前に種々の塗布剤をコーテ
ィングしてもよい。
【0017】引き続きテンター内あるいは後続工程の熱
風オーブン中で180〜245℃程度の温度で熱固定を
施す。要すれば熱固定中あるいはその前後で縦方向およ
び/または横方向に弛緩を施してもよい。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお、以下の諸例に
おいて、「部」とあるのは重量部の意味である。 1.厚み測定 フィルム表面に金蒸着を施したものをエポキシ樹脂で包
埋する。これをミクロトームにてセクショニングし、試
料薄片を得る。得られた薄片の走査型電子顕微鏡観察を
行ないフィルム厚みあるいは各層厚みを測定する。 2.固有粘度[dl/g] フィルムをフェノール/テトラクロロエタン(50部/
50部)混合溶液に溶解する。濃度を4水準として、毛
細管を用いて30℃におけるそれぞれの比粘度を測定す
る。比粘度を濃度の2次関数として最小2乗回帰を行
い、1次項の係数を固有粘度とする。なお、濃度の単位
はg/dlとする。 3.エステル単位[モル%] 試料フィルムをしかるべき重水素溶媒、例えばトリフル
オロ酢酸重水素溶媒に溶解し、 1H−NMR測定を行
う。各ジカルボン酸、ジオールのプロトン数の比率よ
り、各エステル単位のモル数を算出し、全モル数に占め
るエチレンテレフタレート単位のモル数の比率を求め
る。 4.結晶化度[%] n−ヘプタン/四塩化炭素の混合液からなる密度勾配管
にて試料の密度ρを求める。密度ρより下式に従い結晶
化度χを求める。なお、表層のみの結晶化度を測定する
場合は、対象の表層以外の層をプラズマエッチングにて
除去し表層のみを単離する。
【0019】
【数1】χ=(ρ−1.335)÷(1.455−1.
335)×100 5.融点測定[℃] 多層フィルムの場合はプラズマエッチングすることで測
定に供する層以外の層を予め除去しておく。得られた試
料をパーキンエルマー社製DSC−1型で、10℃/分
の昇温速度で得られた結晶融解吸熱ピーク温度を融点と
した。 6.易開口性 常法(例えば特表平2−501638号公報に開示の方
法)に従って、フィルムをアルミニウム板に貼り合わせ
た。得られたラミネートアルミニウム板から常法(例え
ば特公平7−80253号公報に開示の方法)に従っ
て、金属缶蓋を製造する。
【0020】得られた金属缶蓋を実際に手で開口し、以
下の基準に従って易開口性を分類した。 ○:100枚当たりの開口不良が1枚以下である △:100枚当たりの開口不良が1枚よりは多く10枚
未満である ×:100枚当たりの開口不良が10枚以上である 実施例において用いた原料ポリエステルの製造方法は以
下のとおりである。 (ポリエステルの製造) (ポリエステルAの製造)テレフタル酸ジメチル100
部、エチレングリコール60部および酢酸カルシウム−
水塩0.1部を反応器にとりエステル交換を行った。す
なわち、反応開始温度を170℃とし、メタノールの留
出と共に徐々に反応温度を上昇させ、4時間後に230
℃まで昇温し、実質的にエステル交換反応を終了させ
た。
【0021】次いで平均粒径1.3μmの無定形シリカ
を含有するエチレングリコールスラリーと燐酸0.04
部を添加した後、三酸化アンチモン0.04部を添加
し、重縮合反応を行った。すなわち、温度を徐々に高め
るとともに圧力を徐々に減じ、2時間後に温度を280
℃、圧力を0.3mmHgとし、さらに反応を継続し固
有粘度が0.59となった時点で反応を停止し、シリカ
0.1部を含有するポリエステルAを得た。 (ポリエステルBの製造)ポリエステルAの製造例にお
いて、テレフタル酸ジメチル100部に代えて、テレフ
タル酸ジメチル85部、イソフタル酸ジメチル15部を
使用した以外は、同様にしてポリエステルBを得た。 (ポリエステルCの製造)ポリエステルAの製造例にお
いて、テレフタル酸ジメチル100部に代えて、テレフ
タル酸ジメチル93部、イソフタル酸ジメチル7部を使
用した以外は、同様にしてポリエステルCを得た。 (ポリエステルDの製造)ポリエステルAの製造例にお
いて、テレフタル酸ジメチル100部に代えて、テレフ
タル酸ジメチル77部、イソフタル酸ジメチル23部を
使用した以外は、同様にしてポリエステルDを得た。。 (ポリエステルEの製造)ポリエステルBを窒素気流下
220℃で4時間固相重合を行い、固有粘度が0.80
のポリエステルEを得た。 (ポリエステルFの製造)ポリエステルBの製造例にお
いて固有粘度を0.40とするほかは同様にしてポリエ
ステルFを得た。
【0022】実施例1 ポリエステルBとポリエステルDとをそれぞれ別の押出
機で溶融し、吐出量比5:1で共押出法にて押し出した
後、ガラス転移温度未満まで急冷し無定形のフィルムを
得た。得られたシートをロール延伸機にて80℃で3倍
長手方向に延伸した。
【0023】引き続き、テンター延伸機にて100℃で
4倍横方向に延伸し、次に、幅方向に210℃で熱固定
を行い、さらに同温度で幅方向に5%幅弛緩して厚さ6
μmの積層ポリエステルフィルムを得た。フィルムの固
有粘度は0.56であった。 実施例2 ポリエステルCとポリエステルBを50部ずつ混合した
ポリエステルを溶融押出した後、ガラス転移温度未満ま
で急冷し無定形のフィルムを得た。得られたシートをロ
ール延伸機にて80℃で3倍長手方向に延伸した。
【0024】引き続き、テンター延伸機にて100℃で
4倍横方向に延伸し、次に、幅方向に220℃で熱固定
を行い、さらに同温度で幅方向に5%幅弛緩して厚さ6
μmのポリエステルフィルムを得た。フィルムの固有粘
度は0.56であった。 実施例3 ポリエステルDに代えてポリエステルCを使用したほか
は実施例1と同様にして、厚み6μmのポリエステルフ
ィルムを得た。
【0025】実施例4 ポリエステルBとポリエステルDの吐出量を3:1とす
るほかは実施例1と同様にして、厚み6μmのポリエス
テルフィルムを得た。 実施例4 ポリエステルBとポリエステルDの吐出量を29:1と
するほかは実施例1と同様にして、厚み6μmのポリエ
ステルフィルムを得た。
【0026】比較例1 全厚みを12μmとする以外は実施例1と同様にして、
厚み6μmのポリエステルフィルムを得た。 比較例2 全厚みを1.8μmとする以外は実施例1と同様にし
て、厚み6μmのポリエステルフィルムを得た。
【0027】比較例3 ポリエステルBに代えてポリエステルEを使用したほか
は実施例1と同様にして、厚み6μmのポリエステルフ
ィルムを得た。得られたフィルムの固有粘度は0.75
であった。 比較例4 ポリエステルBに代えてポリエステルFを使用したほか
は実施例1と同様にして、厚み6μmのフィルム採取を
試みたが、各工程で破断が頻発しフィルムを採取するこ
とができなかった。
【0028】比較例5 ポリエステルBに代えてポリエステルAを使用したほか
は実施例1と同様にして、厚み6μmのポリエステルフ
ィルムを得た。 比較例6 ポリエステルBに代えてポリエステルCを使用した以外
は、実施例1と同様にして、厚み6μmのポリエステル
フィルムを得た。
【0029】以上、得られた結果をまとめて下記表1に
示す。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】本発明のフィルムは易引裂性に優れ、金
属缶蓋を被覆する用途等において非常に好適でありその
工業的価値は非常に高い。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルからなるフィルムであっ
    て、厚みが2〜10μm、固有粘度が0.50〜0.6
    0であり、かつフィルム中の全エステル単位の90〜9
    5%がエチレンテレフタレート単位であることを特徴と
    する金属缶被覆用ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 ポリエステルフィルムが複数の層からな
    り、融点210℃未満のポリエステルからなる層が少な
    くとも一方の表面を構成し、当該表層厚みがフィルム全
    厚みの20%以下でかつ0.4μm以上であることを特
    徴とする請求項1の金属缶蓋被覆用ポリエステルフィル
    ム。
JP9217407A 1997-08-12 1997-08-12 金属缶被覆用ポリエステルフィルム Pending JPH1160755A (ja)

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