JPH1160427A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH1160427A
JPH1160427A JP9219488A JP21948897A JPH1160427A JP H1160427 A JPH1160427 A JP H1160427A JP 9219488 A JP9219488 A JP 9219488A JP 21948897 A JP21948897 A JP 21948897A JP H1160427 A JPH1160427 A JP H1160427A
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meth
acrylate
curable composition
weight
parts
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JP9219488A
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Hideo Ogura
英夫 小倉
Yukio Miyagawa
行男 宮川
Urapepon Somuchai
ウラペポン ソムチャイ
Shigemichi Honda
成道 本田
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Sun Medical Co Ltd
Original Assignee
Sun Medical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芳香族3級アミンを含有せず、室温で短時間
で硬化する硬化性組成物を提供すること。 【解決手段】 (A)酸性化合物、(B)金属、(C)
過酸化物および(D)重合性モノマーを含有しそして酸
性化合物(A)の配合量は金属(A)100重量部に対
し0.001〜50重量部であり、過酸化物(C)の配
合量は重合性モノマー100重量部当たり0.001〜
10重量部であり、金属(A)対重合性モノマー(D)
の重量比は99/1〜10/90である、ことを特徴と
する硬化性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬化性組成物に関す
る。さらに詳しくは、室温で短時間で硬化し、塗料、補
修材、歯科治療用材料などの用途に好適な硬化性組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より室温程度の温度で重合性モノマ
ーを重合、硬化させる一般的な重合開始剤としてレドッ
クス系重合開始剤が用いられてきた。特に歯科治療分野
では、過酸化ベンゾイル−芳香族3級アミン系重合開始
剤が義歯床(入れ歯)の作製や補修、う蝕(虫歯)によ
る欠損の充填、クラウン−ブリッジ(差し歯)の作製等
に広く用いられてきた。しかしながら、この重合開始剤
を用いて硬化させた組成物は、重合開始剤の成分(還元
剤)である芳香族3級アミンの酸化などにより、口腔内
などで長期にわたって使用した場合変色が生じるなどの
問題点があった。また、芳香族3級アミンは、保存安定
性にも劣っている。
【0003】本発明の目的は、前記のような問題の原因
である芳香族3級アミンを含有しない、常温で重合硬化
が可能な硬化性組成物を提供することにある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、上記
目的は、(A)酸性化合物、(B)金属、(C)過酸化
物および(D)重合性モノマーを含有しそして酸性化合
物(A)の配合量は金属(A)100重量部に対し0.
001〜50重量部であり、過酸化物(C)の配合量は
重合性モノマー100重量部当たり0.001〜10重
量部であり、金属(A)対重合性モノマー(D)の重量
比は99/1〜10/90である、ことを特徴とする硬
化性組成物によって達成される。
【0005】本発明の重合性組成物において、酸性化合
物(A)は、リン酸基、カルボン酸基、スルホン酸基等
の酸性基あるいはそれらの酸無水物基を含有する有機化
合物である。そのうち、重合性ビニル基をもつ酸性化合
物(A1)は、重合性モノマーが重合硬化した部分と金
属との間の界面活性剤的な効果が期待されるために特に
好ましい。
【0006】(A1)成分の重合性ビニル基をもつ酸性
化合物としては、具体的には、(メタ)アクリル酸およ
びその無水物、1,4−ジ(メタ)アクリロキシエチル
ピロメリット酸、6−(メタ)アクリロキシエチルナフ
タレン1,2,6−トリカルボン酸、N−(メタ)アクリ
ロイル−p−アミノ安息香酸、N−(メタ)アクリロイ
ル−o−アミノ安息香酸、N−(メタ)アクリロイル−
m−アミノ安息香酸、N−(メタ)アクリロイル−5−
アミノサリチル酸、N−(メタ)アクリロイル−4−ア
ミノサリチル酸、4−(メタ)アクリロキシエチルトリ
メリット酸およびその無水物、4−(メタ)アクリロキ
シブチルトリメリット酸およびその無水物、4−(メ
タ)アクリロキシヘキシルトリメリット酸およびその無
水物、4−(メタ)アクリロキシデシルトリメリット酸
およびその無水物、2−(メタ)アクリロイルオキシ安
息香酸、3−(メタ)アクリロイルオキシ安息香酸、4
−(メタ)アクリロイルオキシ安息香酸、β−(メタ)
アクリロイルオキシエチルハイドロジェンサクシネー
ト、β−(メタ)アクリロイルオキシエチルハイドロジ
ェンマレエート、β−(メタ)アクリロイルオキシエチ
ルハイドロジェンフタレート、11−(メタ)アクリロ
イルオキシ−1,1−ウンデカンジカルボン酸、p−ビ
ニル安息香酸等のカルボン酸基またはその無水物を含有
するモノマー;
【0007】(2−(メタ)アクリロキシエチル)ホス
ホリック酸、(2−(メタ)アクリロキシエチルフェニ
ル)ホスホリック酸、10−(メタ)アクリロキシデシ
ルホスホリック酸等の燐酸基を含有するモノマー;
【0008】および、p−スチレンスルホン酸、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等のスル
ホン酸基を含有するモノマーを挙げることができる。カ
ルボン酸基を含有するモノマーが好ましく、4−メタク
リロキシエチルトリメリット酸無水物(4−META)
が特に好ましい。
【0009】本発明の硬化性組成物において、上記金属
(B)としては、特に制限無く用いることが出来るが、
口腔内での使用実績があるかまたは毒性が低い等の理由
で好ましい金属としては、銅およびその合金、銀および
その合金、亜鉛およびその合金、錫およびその合金、鉄
およびその合金、ニッケルおよびその合金、クロムおよ
びその合金、マンガンおよびその合金、インジウムおよ
びその合金、ガリウムおよびその合金、チタンおよびそ
の合金、ジルコニウムおよびその合金、アルミニウムお
よびその合金等が好ましく用いられる。これらのうち、
銀およびその合金および銅およびその合金が特に好まし
く、就中銀は抗菌効果があり特に好ましい。これらの金
属(B)は、平均粒径1〜1000μmの粉末として好
適に用いられる。
【0010】本発明の硬化性組成物において、上記過酸
化物(C)としては、例えばジアセチルペルオキシド、
ジプロピルペルオキシド、ジブチルペルオキシド、ジカ
プリルペルオキシド、過酸化ベンゾイル(BPO)、
p,p'−ジクロルベンゾイルペルオキシド、p,p'−ジ
メトキシベンゾイルペルオキシド、p,p'−ジメチルベ
ンゾイルペルオキシド等の有機過酸化物、さらに、過硫
酸アンモニウム、過硫酸カリウム、塩素酸カリウム、臭
素酸カリウムおよび過リン酸カリウム等の無機過酸化物
を挙げることができる。これらのうちでは、有機過酸化
物、とりわけBPOが好ましい。
【0011】本発明の硬化性組成物において、上記重合
性モノマー(D)としては、公知の単官能モノマーもし
くは多官能モノマーが何ら制限なく使用できる。その内
(メタ)アクリレート系モノマーは、人体への刺激性が
比較的低いため好ましく用いられる。(D)成分におけ
る単官能重合性モノマーとしては、具体的には、メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリ
レート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ド
デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリ
レート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジ
ル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリ
レート、アダマンチル(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリル酸のアルキルエステル;
【0012】2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2または3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、5
−ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレート、6−ヒド
ロキシヘキシル(メタ)アクリレート、1,2−または
1,3−ジヒドロキシプロピルモノ(メタ)アクリレー
ト、エリスリトールモノ(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル;
【0013】ジエチレングリコールモノ(メタ)アクリ
レート、トリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト等のポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレー
ト;
【0014】エチレングリコールモノメチルエーテル
(メタ)アクリレート、エチレングリコールモノエチル
エーテル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル(メタ)アクリレート、トリエチレ
ングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノメチルエーテル(メ
タ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノアル
キルエーテル(メタ)アクリレート等の(ポリ)グリコ
ールモノアルキルエーテル(メタ)アクリレート;
【0015】パーフルオロオクチル(メタ)アクリレー
ト、ヘキサフルオロブチル(メタ)アクリレート等の
(メタ)アクリル酸のフルオロアルキルエステル;
【0016】γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリ
(トリメチルシロキシ)シラン等の(メタ)アクリロキ
シアルキル基を有するシラン化合物;
【0017】および、テトラフルフリル(メタ)アクリ
レート等の複素環を有する(メタ)アクリレート、等を
挙げることができる。
【0018】また、(D)成分における多官能重合性モ
ノマーとして、具体的には、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
へキシレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロープロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラ(メタ)アクリレート等のアルカンポ
リオールのポリ(メタ)アクリレート、
【0019】ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリ
プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジブチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のポリオキシ
アルカンポリオールポリ(メタ)アクリレート;
【0020】下記式
【化1】 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、mおよび
nは0または正の数を示し、R1
【0021】
【化2】 を表す。)
【0022】で表わされる脂肪族、脂環族または芳香族
のジ(メタ)アクリレート;
【0023】下記式
【0024】
【化3】 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、nは0ま
たは正の数を示し、R1は、−(CH2)2−、−(C
2)4−
【0025】
【化4】 を表す。)
【0026】で表わされる脂肪族、脂環族または芳香族
エポキシジ(メタ)アクリレート;
【0027】さらに、下記式
【0028】
【化5】 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、R1は、
−(CH2)2−、−(CH2)4−、−(CH2)6−
【0029】
【化6】 を表す。)
【0030】で表わされる分子中にウレタン結合を有す
る多官能(メタ)アクリレート等を挙げることができ
る。
【0031】以上に例示した中で、単官能重合性モノマ
ーとしては、メチル(メタ)クリレート、エチル(メ
タ)アクリレートのようなアルキル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、1,
3−ジヒドロキシプロピルモノ(メタ)アクリレート、
エリスリトールモノ(メタ)アクリレートのような水酸
基含有(メタ)アクリレート、トリエチレングリコール
モノメチルエーテル(メタ)アクリレート、トリエチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレートのような分子内
にエチレングリコール鎖を有する(メタ)アクリレー
ト、1,6−ビス(メタクリロキシエチルオキシカルボ
ニルアミノ)−2,2,4(2,4,4)トリメチルヘキサ
ン等が特に好ましく用いられる。
【0032】また、多官能重合性モノマーとしては、ト
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、のような分
子内にエチレングリコール鎖を有するジ(メタ)アクリ
レート、
【0033】
【化7】 (式中、Rは水素原子またはメチル基を表し、m+nは
2〜20である。)
【0034】
【化8】 (式中、Rは水素原子またはメチル基を表す。)
【0035】
【化9】 (式中、Rは水素原子またはメチル基を表す。)
【0036】等で表わされる化合物等が特に好ましく用
いられる。
【0037】これらは単独で、または2種類以上を混合
して用いることができる。
【0038】本発明の硬化性組成物における酸性化合物
(A)の配合量は、金属(B)100重量部に対して通
常0.001〜50重量部の範囲内にあり、好ましくは
0.1〜10重量部の範囲内にある。過酸化物(C)の
配合量は、重合性モノマー(D)100重量部に対して
0.001〜10重量部の範囲内にあり、好ましくは0.
1〜5重量部の範囲内にある。金属(B)対重合性モノ
マー(D)の重量比は99/1〜10/90であり、好
ましくは95/5〜50/50である。
【0039】本発明の硬化性組成物は、金属(B)を酸
性化合物(A)、過酸化物(C)および重合性モノマー
(D)の混合物と別に分けて保存しておき、使用時にそ
れらを混合して調製するのが好ましい。
【0040】
【実施例】以下に、本発明を実施例および比較例を示し
てさらに詳細に説明するが、本発明がこれら実施例に限
定されるものではない。
【0041】実施例1−3 あらかじめ、1,6−ビス(メタクリロキシエチルオキ
シカルボニルアミノ)−2,2,4(2,4,4)−トリメ
チルヘキサン(UDMA)100重量部、ベンゾイルパ
ーオキサイド1重量部および4−メタクリロキシエチル
トリメリット酸無水物(4−META)1.5重量部も
しくは4.5重量部を混合し、均一な組成物とした。こ
の組成物は、室温で24時間以上安定である。この組成
物0.15gに表1の金属粉末0.35gを混合しISO
4049に記載の方法(7.5節)に従って混合物の硬
化時間を測定した。表1に各混合物の硬化時間を示す。
【0042】
【表1】
【0043】実施例4−9 あらかじめ、1,6−ビス(メタクリロキシエチルオキ
シカルボニルアミノ)−2,2,4(2,4,4)−トリメ
チルヘキサン(UDMA)100重量部、ベンゾイルパ
ーオキサイド1重量部、および酸性化合物(2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(TBAS)
または(2−(メタ)アクリロキシエチル)ホスホリッ
ク酸(ホスマーM))5重量部を混合し、均一な組成物
とした。この組成物は、室温で24時間以上安定であ
る。この組成物0.15gに表2の金属粉末0.35gを
混合しISO4049に記載の方法(7.5節)に従っ
て混合物の硬化時間を測定した。表2に各混合物の硬化
時間を示す。
【0044】
【表2】
【0045】比較例1−3 あらかじめ、1,6−ビス(メタクリロキシエチルオキ
シカルボニルアミノ)−2,2,4(2,4,4)−トリメ
チルヘキサン(UDMA)100重量部、ベンゾイルパ
ーオキサイド1重量部を混合し、均一な組成物とした。
この組成物は、室温で24時間以上安定である。この組
成物0.15gに表3の金属粉末0.35gを混合しIS
O4049に記載の方法(7.5節)に従って混合物の
硬化時間を測定した。表3に各混合物の硬化時間を示
す。
【0046】
【表3】
【0047】比較例4 あらかじめ、1,6−ビス(メタクリロキシエチルオキ
シカルボニルアミノ)−2,2,4(2,4,4)−トリメ
チルヘキサン(UDMA)100重量部、および4−メ
タクリロキシエチルトリメリット酸無水物(4−MET
A)1.5重量部を混合し、均一な組成物とした。この
組成物は、室温で24時間以上安定である。この組成物
0.15gに銅粉末0.35gを混合しISO4049に
記載の方法(7.5節)に従って混合物の硬化時間を測
定したがすべての組成物は24時間放置後も硬化しなか
った。
【0048】
【発明の効果】芳香族3級アミンを含有せず、変色がな
く、保存安定性も良好であり、室温で短時間で硬化し、
塗料、補修材あるいは歯科治療用材として好適に使用さ
れる硬化性組成物である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08F 20/10 C08F 20/10 C09D 4/02 C09D 4/02 133/02 133/02 133/06 133/06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)酸性化合物、(B)金属、(C)
    過酸化物および(D)重合性モノマーを含有しそして酸
    性化合物(A)の配合量は金属(A)100重量部に対
    し0.001〜50重量部であり、過酸化物(C)の配
    合量は重合性モノマー100重量部当たり0.001〜
    10重量部であり、金属(A)対重合性モノマー(D)
    の重量比は99/1〜10/90である、ことを特徴と
    する硬化性組成物。
  2. 【請求項2】 金属(A)が銅、銀、亜鉛、錫、鉄、ニ
    ッケル、クロム、マンガン、インジウム、ガリウム、チ
    タン、ジルコニウム、アルミニウムおよびこれら各金属
    の合金よりなる群から選ばれる請求項1に記載の硬化性
    組成物。
  3. 【請求項3】 金属(A)が銅、銀、またはこれら各金
    属の合金である、請求項1に記載の硬化性組成物。
  4. 【請求項4】 酸性化合物(A)が重合性ビニル基をも
    つ酸性化合物(A1)である請求項1に記載の硬化性組
    成物。
  5. 【請求項5】 重合性モノマー(D)が(メタ)アクリ
    レートである請求項1に記載の硬化性組成物。
  6. 【請求項6】 酸性化合物(A)が重合性ビニル基をも
    つ酸性化合物(A1)であり、かつ重合性モノマー
    (D)が(メタ)アクリレートである請求項1に記載の
    硬化性組成物。
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