JPH1159777A - 収容器 - Google Patents

収容器

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Publication number
JPH1159777A
JPH1159777A JP24178597A JP24178597A JPH1159777A JP H1159777 A JPH1159777 A JP H1159777A JP 24178597 A JP24178597 A JP 24178597A JP 24178597 A JP24178597 A JP 24178597A JP H1159777 A JPH1159777 A JP H1159777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer carrier
wafer
container
equipment
storage container
Prior art date
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Pending
Application number
JP24178597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Iwashita
弘貴 岩下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH1159777A publication Critical patent/JPH1159777A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容器を対象とする処理を短時間で行うこと
ができ、収容器を対象とする設備や装備の構造も簡単で
よい収容器を提供する。 【解決手段】 ウェハキャリア31の外形の寸法が単一
種類であり、収容部33の内側寸法が複数種類である。
このため、複数種類の寸法のウェハ32をがたつきなく
正確に位置決めした状態で収容することができるにも拘
らず、ウェハキャリア31を対象とする設備や装備を外
形に応じて調整する必要がなくて、ウェハキャリア31
を対象とする処理を短時間で行うことができ、ウェハキ
ャリア31を対象とする設備や装備の構造も簡単でよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、半導体装置の
製造に際して用いられるウェハキャリア等の様に被収容
物を収容するための収容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウェハキャリアは、ウェハを収容した状
態で搬送されたり、半導体製造装置でウェハを取り出さ
れた後に処理済のウェハを再び収容したり、ウェハを収
容した状態で洗浄液に浸漬されたりする。ウェハには各
種の大きさがあり、例えば直径4インチのウェハ及び直
径8インチのウェハには夫々4インチウェハキャリア及
び8インチウェハキャリアを用いることが統一されてい
るが、これらのウェハキャリアの外形寸法はウェハの大
きさに対応して互いに異なっている。
【0003】一方、ウェハキャリアについてはSEMI
規格の中に自動化キャリア規格が設けられており、自動
化された半導体製造装置の殆どはこの自動化キャリア規
格に合わせて設計されている。図5は、自動化キャリア
規格に基づくウェハキャリアの一従来例を示している。
【0004】この一従来例のウェハキャリア11には、
複数枚のウェハ12(図6、7)を互いに平行に離間さ
せた状態で収容する収容部13が設けられており、収容
状態のウェハ12の主面に垂直な方向における一方側の
両側部にはロボットによる把持用のフランジ14が設け
られており、他方側にはH字型部15が設けられてい
る。また、上記の一方側と他方側との間には一対の脚部
16が延びており、これらの脚部16にはV字型ノッチ
17が設けられている。
【0005】図6は、ウェハキャリア11が半導体製造
装置に水平に設置されている状態を示している。水平設
置のためには、H字型部セットブロック21、入口部ブ
ロック22及び脚部ブロック23が設けられているベー
ス24が用いられる。水平設置に際しては、H字型部1
5をH字型部セットブロック21に嵌合させて位置決め
し、更に、ウェハキャリア11の入口部を入口部ブロッ
ク22に嵌合させると共に脚部16を脚部ブロック23
に嵌合させる。
【0006】図7は、ウェハキャリア11が半導体製造
装置に垂直に設置されている状態を示している。垂直設
置のためには、移動ブロック25が設けられているベー
ス26や複数対の溝27a、27bが設けられているベ
ース28が用いられる。垂直設置に際しては、移動ブロ
ック25や溝27a、27bに脚部16を嵌合して、V
字型ノッチ17で位置決めする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一従来例の
ウェハキャリア11では、上述の様にその外形寸法がウ
ェハ12の大きさに対応して互いに異なっているので、
異なる外形寸法のウェハキャリア11に対して処理を行
うために、図6に示した水平設置の場合は、H字型部セ
ットブロック21の位置のみが固定されていて入口部ブ
ロック22及び脚部ブロック23の位置が異なっている
別種のベース24に取り替える必要がある。
【0008】また、図7に示した垂直設置の場合は、ベ
ース26上で移動ブロック25を移動させたり、複数対
の溝27a、27bをベース28に設けたりする必要が
ある。更に、ウェハ12をウェハキャリア11から取り
出して半導体製造装置に装填するローダや、ウェハ12
を半導体製造装置から取り出してウェハキャリア11に
収容するアンローダでも、外形寸法が互いに異なるウェ
ハキャリア11の種類だけプログラムやセンサが必要で
ある。
【0009】また、外形寸法が互いに異なるウェハキャ
リア11では、ロボットによる把持用のフランジ14の
位置も異なるのでロボットの構造も複雑になり、手作業
操作用の治工具やウェハキャリア11を覆うためのカバ
ーやウェハキャリア11を収納するためのボックス等も
複数種類必要である。
【0010】つまり、一従来例のウェハキャリア11で
は、このウェハキャリア11を対象とする処理を短時間
で行うことが困難であり、このウェハキャリア11を対
象とする設備や装備の構造も複雑である。従って、本願
の発明は、収容器を対象とする処理を短時間で行うこと
ができ、収容器を対象とする設備や装備の構造も簡単で
よい収容器を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る収容器で
は、収容部が複数種類の内側寸法を有しているので、収
容部の内側寸法として複数種類の被収容物の寸法に対応
する複数種類の寸法を採用することができる。そして、
それにも拘らず、外形が単一種類の寸法しか有していな
いので、この収容器を対象とする設備や装備を収容器の
外形に応じて調整する必要がない。
【0012】請求項2に係る収容器では、収容状態にあ
る被収容物の中心位置が収容器の外形に対して同一の位
置になるので、被収容物を収容器内に収容したり収容器
内から取り出したりするための設備を収容器の外形に応
じて調整する必要がない。
【0013】請求項3に係る収容器では、収容部の内側
寸法に対応する識別子が設けられているので、外形が単
一種類の寸法しか有していないにも拘らず、収容部に収
容されている被収容物を自動的に識別することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、ウェハキャリアに適用した
本願の発明の第1〜第3実施形態を、図1〜4を参照し
ながら説明する。図1、2が、第1実施形態を示してい
る。この第1実施形態のウェハキャリア31にも、複数
枚のウェハ32を収容する収容部33と、ロボットによ
る把持用のフランジ(図示せず)と、水平設置時の位置
決め用のH字型部35と、垂直設置用の一対の脚部36
とが設けられており、脚部36には垂直設置時の位置決
め用のV字型ノッチ(図示せず)が設けられている。
【0015】但し、この第1実施形態のウェハキャリア
31では、収容部33に収容するウェハ32の大きさに
拘らず外形寸法が一種類である。即ち、フランジ、H字
型部35、脚部36及びV字型ノッチ等の位置及び大き
さが統一されている。また、図2に示す様に収容部33
の形状は収容すべきウェハ32の大きさに対応して互い
に異なっているが、H字型部35から収容状態にある1
枚目のウェハ32までのピッチ及び収容状態にある各ウ
ェハ32間のピッチは統一されている。
【0016】更に、図2に示す様に、収容されているウ
ェハ32の大きさが互いに異なっていても、一種類のロ
ーディングアーム37及びアンローディングアーム38
でローディング及びアンローディングを行うことができ
る様に、収容状態にあるウェハ32の中心位置がウェハ
キャリア31の外形に対して同一の位置になる内側形状
を収容部33が有している。
【0017】図3が、第2実施形態を示している。この
第2実施形態のウェハキャリア31も、ウェハキャリア
31の外形寸法以内であれば、ウェハ32のみならず角
形や楕円形等の各種の異形基板41を収容することがで
きる内側形状を収容部33が有していることを除いて、
図1、2に示した第1実施形態のウェハキャリア31と
実質的に同様の構成を有している。
【0018】図4が、第3実施形態を示している。この
第3実施形態のウェハキャリア31も、ウェハキャリア
31の種類を識別するための識別用ビット42がH字型
部35の近傍に設けられていることを除いて、図1、2
に示した第1実施形態のウェハキャリア31と実質的に
同様の構成を有している。
【0019】識別用ビット42が設けられているので、
外形寸法が一種類であるにも拘らず、収容部33に収容
されているウェハ32の大きさや、収容部33に収容さ
れているのが異形基板41であるか否か等を、自動的に
識別することができる。なお、センサで認識可能な位置
であれば、H字型部35以外の例えば脚部36等にも識
別用ビット42を設けることができる。
【0020】なお、以上の第1〜第3実施形態は、本願
の発明をウェハキャリアに適用したものであるが、ウェ
ハ以外の被収容物を収容するための収容器にも本願の発
明を適用することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に係る収容器では、収容部の内
側寸法として複数種類の被収容物の寸法に対応する複数
種類の寸法を採用することができるので、複数種類の寸
法の被収容物をがたつきなく正確に位置決めした状態で
収容することができる。そして、それにも拘らず、この
収容器を対象とする設備や装備を収容器の外形に応じて
調整する必要がないので、収容器を対象とする処理を短
時間で行うことができ、収容器を対象とする設備や装備
の構造も簡単でよい。
【0022】請求項2に係る収容器では、被収容物を収
容器内に収容したり収容器内から取り出したりするため
の設備を収容器の外形に応じて調整する必要がないの
で、被収容物の収容や取り出しを短時間で行うことがで
き、収容や取り出しをおこなうための設備の構造も簡単
でよい。
【0023】請求項3に係る収容器では、外形が単一種
類の寸法しか有していないにも拘らず、収容部に収容さ
れている被収容物を自動的に識別することができるの
で、複数種類の寸法を有する被収容物に対する処理を短
時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の第1実施形態を示しており、
(a)は(b)のA−A線に沿う位置における断面図、
(b)は平面図である。
【図2】第1実施形態の断面図であり、(a)はローデ
ィングアームによる操作中、(b)はアンローディング
アームによる操作中を示している。
【図3】本願の発明の第2実施形態の断面図である。
【図4】本願の発明の第3実施形態の正面図である。
【図5】本願の発明の一従来例を示しており、(a)は
斜視図、(b)は(a)とは異なる方向からの斜視図で
ある。
【図6】一従来例を示しており、(a)は水平設置状態
の斜視図、(b)は水平設置のためのベースの平面図で
ある。
【図7】一従来例を示しており、(a)は垂直設置状態
の斜視図、(b)は垂直設置のためのベースの正面図、
(c)は垂直設置のための別のベースの正面図である。
【符号の説明】
31…ウェハキャリア(収容器)、32…ウェハ(被収
容物)、33…収容部、42…識別用ビット(識別子)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一種類の寸法を有する外形と、 複数種類の内側寸法を有する収容部とを具備することを
    特徴とする収容器。
  2. 【請求項2】 収容状態にある被収容物の中心位置が前
    記外形に対して同一の位置になる内側形状を前記収容部
    が有していることを特徴とする請求項1記載の収容器。
  3. 【請求項3】 前記内側寸法に対応する識別子が設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の収容器。
JP24178597A 1997-08-22 1997-08-22 収容器 Pending JPH1159777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24178597A JPH1159777A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 収容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24178597A JPH1159777A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 収容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1159777A true JPH1159777A (ja) 1999-03-02

Family

ID=17079491

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24178597A Pending JPH1159777A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 収容器

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JP (1) JPH1159777A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013197488A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Mitsubishi Electric Corp 収納器群
JP2020027923A (ja) * 2018-08-17 2020-02-20 三菱電機株式会社 ウエハカセット

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