JPH115942A - Petラミネート鋼板用塗料、この塗料を塗装したpetラミネート鋼板及びこの鋼板を加工してなるキャップ - Google Patents

Petラミネート鋼板用塗料、この塗料を塗装したpetラミネート鋼板及びこの鋼板を加工してなるキャップ

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JPH115942A
JPH115942A JP16214097A JP16214097A JPH115942A JP H115942 A JPH115942 A JP H115942A JP 16214097 A JP16214097 A JP 16214097A JP 16214097 A JP16214097 A JP 16214097A JP H115942 A JPH115942 A JP H115942A
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acid
coating
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JP16214097A
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English (en)
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Takayuki Wada
孝之 和田
Kazumi Fukutome
和美 福留
Toshio Wakizaka
寿雄 脇坂
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PVCコンパウンド及びPETフィルムとの
密着性に優れ、しかも加工性、耐水性にも優れる塗膜を
有する、密封性が良好なキャップを得る。 【解決手段】 PETラミネート金属板上に塗装する塗
料組成物であって、(A)塩化ビニル樹脂10〜70重
量部及び(B)重量平均分子量5,000〜30,00
0、水酸基価1〜30mgKOH/g、ガラス転移温度
5〜70℃のポリエステル樹脂30〜90重量部、の合
計100重量部に対して、(C)アミノ樹脂1〜20重
量部、ならびに必要に応じて(D)酸触媒0〜2.0重
量部及び(E)エポキシ樹脂0〜30重量部を含有する
塗料組成物、該塗料組成物からの塗膜を有する塗装PE
Tラミネート金属板及び該金属板を成型加工しPVCコ
ンパウンドをライニングしてなるキャップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステルフィ
ルム貼り合わせ金属板(以下、「PETラミネート金属
板」ということがある)のポリエステルフィルム(以
下、「PETフィルム」ということがある)上への塗装
に使用する塗料組成物、及び該塗料組成物からの塗膜を
形成してなる塗装PETラミネート金属板、及びこの塗
装PETラミネート金属板を成型加工しPVCコンパウ
ンドをライニングしてなる密封性に優れたキャップ
(蓋)に関する。
【0002】
【従来の技術および解決すべき課題】内容物がジャム、
シーチキン等であるビン詰めなどを密封する用途に使用
されるキャップ(蓋)は、密封性を保つために、通常、
キャップの内面にはPVCコンパウンド(塩化ビニルコ
ンパウンド)がライニングされている。
【0003】従来、キャップの内面に塗装される内面塗
料としては、塩化ビニル樹脂を多量に含有する塩化ビニ
ルゾル系塗料が、PVCコンパウンド及びティンフリー
スチール(TFS)などの素材金属との密着性が良く、
かつ加工性、耐水性にも優れるため、多用されていた。
【0004】近年、飲料缶や食缶の分野において、ポリ
エステルフィルムを貼り合わせた金属板が使用されされ
てきており、キャップの分野においてもPETラミネー
ト金属板が使用され始めている。PETラミネート金属
板を使用してキャップを製造する場合、PETラミネー
ト金属板のPETフィルム上に塗装する内面塗料として
は、PVCコンパウンド及びPETフィルムに良好な密
着性を有することが必要である。しかしながら、従来の
上記塩化ビニルゾル系の塗料は、PETフィルムとの密
着性が乏しいので密封性が損なわれるという問題があっ
た。
【0005】そこで本発明者らは、PVCコンパウンド
及びPETフィルムとの密着性に優れ、しかも加工性、
耐水性にも優れる塗膜を有するPETラミネート金属板
を加工してなる、密封性が良好なキャップを得るために
鋭意研究を行った結果、ポリエステル樹脂及び塩化ビニ
ル樹脂を主成分とする特定の塗料組成物を塗装したPE
Tラミネート金属板を使用することによって上記目的を
達成することができることを見出し本発明を完成するに
至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ポ
リエステルフィルム貼り合わせ金属板のポリエステルフ
ィルム上に塗装する塗料組成物であって、(A)塩化ビ
ニル樹脂10〜70重量部及び(B)数平均分子量5,
000〜30,000、水酸基価1〜30mgKOH/
g、ガラス転移温度5〜70℃のポリエステル樹脂30
〜90重量部、の合計100重量部に対して、(C)ア
ミノ樹脂1〜20重量部、ならびに必要に応じて(D)
酸触媒0〜2.0重量部及び(E)エポキシ樹脂0〜3
0重量部を含有することを特徴とする塗料組成物を提供
するものである。
【0007】また本発明は、上記塗料組成物からの塗膜
を、ポリエステルフィルムを表面に積層した金属板のポ
リエステルフィルム上に有する、塗装ポリエステルフィ
ルム貼り合わせ金属板を提供するものである。
【0008】さらに本発明は、上記塗装ポリエステルフ
ィルム貼り合わせ金属板を、塗膜面が内側となるように
キャップ状に成型加工し、内側の塗膜面上にPVCコン
パウンドをライニングしてなるキャップを提供するもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に使用するPETラミネー
ト金属板は、ポリエステルフィルムが金属板に貼り合わ
された構造を有するものである。
【0010】貼り合わせるPETフィルムは、エステル
反復単位の75〜100%がエチレンテレフタレート単
位からなるもので、エチレンテレフタレート単位以外の
エステル単位における酸成分としては、フタル酸、イソ
フタル酸、コハク酸、アジピン酸等を挙げることができ
る。PETフィルムは、接着剤との付着性を向上させる
ために、表面をコロナ放電処理等の表面処理が通常行わ
れている。PETフィルムの厚さは、通常、約5〜約3
0μm程度である。
【0011】上記PETフィルムを貼り合わせる金属板
としては、溶融亜鉛メッキ鋼板、電気亜鉛メッキ鋼板、
鉄−亜鉛合金や亜鉛−アルミニウム合金やニッケル−亜
鉛合金などの合金メッキ鋼板、ブリキ板、ティンフリー
スチール、クロムメッキ鋼板、アルミニウムメッキ鋼
板、ターンメッキ鋼板、ニッケルメッキ鋼板などの各種
メッキ鋼板;熱延鋼板、冷延鋼板、アルミニウム板、銅
板、チタン板などの金属板素材、及びこれらの金属板素
材に化成処理、例えば、リン酸塩処理、クロメート処
理、有機クロメート処理、コバルト複合酸化膜処理、ニ
ッケル置換メッキ処理などの処理を行ったものを挙げる
ことができる。
【0012】PETラミネート金属板は、例えば、
(1)PETフィルムに熱硬化型接着剤を乾燥膜厚1〜
5μm程度となるように塗布し上記金属板を貼り合わせ
熱圧着させる方法、又は(2)PETフィルムに電子線
などの活性光線硬化型接着剤を乾燥膜厚1〜5μm程度
となるように塗布し、必要に応じて溶剤を除去した後、
この接着剤層を介して上記金属板を貼り合わせた後、電
子線などの活性光線を照射して接着剤を硬化させる方法
などによって製造することができる。
【0013】本発明において、PETラミネート金属板
のPETフィルム上に塗装する塗料組成物は、下記
(A)、(B)、(C)、及び必要に応じて(D)、
(E)成分を含有する。以下、各成分について説明す
る。
【0014】塩化ビニル樹脂(A) 塩化ビニル樹脂(A)は、塩化ビニルのホモポリマーで
あり、平均重合度1000〜1800程度のいわゆる塩
化ビニルペーストレジンを好適な樹脂として挙げること
ができる。塩化ビニル樹脂(A)は、キャップの内面に
ライニングされるPVCコンパウンド(塩化ビニルコン
パウンド)と塗膜との密着性、耐水性の向上に寄与す
る。
【0015】塩化ビニル樹脂(A)の市販品としては、
例えば、デンカビニルSE−130[電気化学(株)
製]、ビニカP−440[三菱化成ビニル(株)製]、
テネコ1730[オクシデンタル ケミカル コーポレ
ーション製]、ビニクロンペーストレジン[三井東圧化
学(株)製]、ゼオン121、ゼオン103EPF[以
上、日本ゼオン(株)製]、カネペーストXP−90
0、カネペーストXP−1700[以上、鐘淵化学工業
(株)製]、QXPA、QYNL[以上、ユニオンカー
バイド社製]などを挙げることができる。
【0016】ポリエステル樹脂(B) ポリエステル樹脂(B)は、数平均分子量が5,000
〜30,000、好ましくは10,000〜20,00
0であり、、水酸基価が1〜30mgKOH/g、好ま
しくは2〜15mgKOH/gであり、ガラス転移温度
が5〜70℃、好ましくは10〜65℃のポリエステル
樹脂である。ポリエステル樹脂(B)は、塗膜を軟化さ
せる可塑剤的役割を果たすものであるにもかかわらず、
それ自体は、高分子量で且つ反応性の高いものであるた
めに塗膜表面へ移行して容器内容物中へ混入することも
ない。
【0017】ポリエステル樹脂(B)において、数平均
分子量が5,000未満では硬化塗膜中に未反応のポリ
エステル樹脂(B)が、塗膜表面へ移行して容器内容物
中へ混入しやすくなり、また蒸気殺菌する際の耐水性が
低下し、一方、数平均分子量が30,000を超える
と、得られる塗料の粘度が高くなり作業性を悪くした
り、密着性、加工性を損なうおそれがある。また水酸基
価が1mgKOH/g未満では硬化性が低下し蒸気殺菌
する際の耐水性が低下し、一方、30mgKOH/gを
超えると得られる塗膜の加工性が低下する。さらにガラ
ス転移温度が5℃未満では得られる塗膜の耐ブロッキン
グ性が低下し、一方、70℃を超えると塗膜を効果的に
軟化させることができず加工性が悪くなる。
【0018】ポリエステル樹脂(B)は、ジカルボン酸
とグリコールによる実質的に線状のポリエステル樹脂、
又はジカルボン酸とグリコールに加えて3官能以上の多
塩基酸ないしは3官能以上の多価アルコールを含む分岐
ポリエステル樹脂のいずれであってもよい。また上記実
質的に線状のポリエステル樹脂及び分岐ポリエステル樹
脂は、いずれもオキシカルボン酸を一成分として含有す
るものであってもよく、また分子量を調節するためのモ
ノカルボン酸又はモノアルコール成分を一成分として含
有するものであってもよい。
【0019】ポリエステル樹脂(B)における酸成分と
しては、例えば、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、4,4′−ビフェニルジカルボン酸、2,6−ナフ
タレンジカルボン酸、テトラクロロフタル酸、4,4′
−ジフェニルメタンジカルボン酸などの芳香族二塩基
酸、及びその酸無水物;コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ドデカンジカルボン酸、マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸、ブラシリン酸、シトラコン酸などの飽
和及び不飽和脂肪族二塩基酸、及びその酸無水物;ヘキ
サヒドロフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ヘキサ
ヒドロテレフタル酸、メチルヘキサヒドロフタル酸、メ
チルヘキサヒドロテレフタル酸、△1 −,△2 −,△3
−又は△4 −テトラヒドロフタル酸、△1 −,△3 −又
は△4 −テトラヒドロイソフタル酸、△1 −又は△2 −
テトラヒドロテレフタル酸、メチルテトラヒドロフタル
酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、メチルエン
ドメチレンテトラヒドロフタル酸、ヘキサクロロエンド
メチレンテトラヒドロフタル酸などの脂環族二塩基酸、
及びその酸無水物などのジカルボン酸、ならびにジカル
ボン酸のジメチルエステルなどのC1〜4低級アルキル
エステル:トリメリット酸、無水トリメリット酸、ピロ
メリット酸、無水ピロメット酸、トリメシン酸、メチル
シクロヘキセントリカルボン酸、テトラクロロヘキセン
トリカルボン酸、ヘキサヒドロトリメリット酸などの3
官能以上の多塩基酸:安息香酸、p−t−ブチル安息香
酸などのモノカルボン酸を挙げることができる。
【0020】ポリエステル樹脂(B)におけるアルコー
ル成分としては、例えば、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリメチレン
グリコール、テトラエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ジプロピレングリコール、1,2−、1,
3−、1,4−又は2,3−ブタンジオール、3−メチ
ル−1,2−ブタンジオール、1,2−、1,4−、
1,5−又は2,4−ペンタンジオール、2,3−ジメ
チルトリメチレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、3−メチル−4,3−ペンタンジオール、3−メチ
ル−4,5−ペンタンジオール、2,2,4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオール、1,6−、1,5−、
1,4−又は2,5−ヘキサンジオール、1,4−シク
ロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、トリシクロデカ
ンジメタノール、水添ビスフェノールA、水添ビスフェ
ノールF、水添ビスフェノールA及び水添ビスフェノー
ルFのアルキレンオキサイド付加物、ヒドロキシピヴァ
リン酸ネオペンチルグリコールエステルなどのグリコー
ル類;グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチ
ロールエタン、ジグリセリン、トリグリセリン、1,
2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリスリトール、
ジペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニットな
どの3官能以上の多価アルコールなどを挙げることがで
きる。
【0021】ポリエステル樹脂(B)におけるオキシ酸
成分としては、例えば、パラオキシ安息香酸、ジメチロ
ールプロピオン酸、オキシピバリン酸、リシノール酸、
12−ヒドロキシステアリン酸などのオキシ酸、及びこ
れらのオキシ酸のメチルエステルなどのオキシ酸C1〜
4低級アルキルエステル;ε−カプロラクトン、γ−バ
レロラクトンなどのラクトン類のような環状エステル化
合物などを挙げることができる。
【0022】アミノ樹脂(C) アミノ樹脂(C)としては、メラミン、尿素、ベンゾグ
アナミン、アセトグアナミン、ステログアナミン、スピ
ログアナミン、ジシアンジアミド等のアミノ成分とアル
デヒドとの反応によって得られるメチロール化アミノ樹
脂が挙げられる。アルデヒドとしては、ホルムアルデヒ
ド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンツ
アルデヒド等がある。また、このメチロール化アミノ樹
脂のメチロール基をアルコールによってエーテル化した
ものも使用でき、エーテル化に用いられるアルコールの
例としてはメチルアルコール、エチルアルコール、n−
プロピルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブ
チルアルコール、i−ブチルアルコール、2−エチルブ
タノール、2−エチルヘキサノールなどが挙げられる。
【0023】これらのうち、アミノ樹脂(C)として
は、メチロール基がメチルエーテル化又はメチルエーテ
ルとブチルエーテルとの混合エーテル化された低分子量
アルコキシメラミン樹脂が好ましい。本発明において、
「低分子量アルコキシメラミン」は、トリアジン核1個
当り、メチロール基が平均3個以上メチルエーテル化さ
れたメラミンやそのメトキシ基の一部をブチルアルコー
ルで置換したメラミン樹脂であって、かつ平均縮合度約
2以下で1核体の割合が約50重量%以上であるメラミ
ンを意味する。
【0024】低分子量アルコキシメラミンの市販品とし
ては、例えば、サイメル303、サイメル325、サイ
メル327、サイメル350、サイメル370[いずれ
も三井サイテック社製]、ニカラックMS17、ニカラ
ックMS15[いずれも三和ケミカル社製]、レジミン
741[モンサント社製]、スミマ−ルM−55[住友
化学社製]等のメチルエ−テル化メラミン樹脂;サイメ
ル202、サイメル235、サイメル238、サイメル
254、サイメル272、サイメル1130[いずれも
三井サイテック社製]、ニカラックMX−485、ニカ
ラックMX−487[いずれも三和ケミカル社製]、レ
ジミン755[モンサント社製]等のメチルエ−テル・
ブチルエ−テル混合エ−テル化メラミン樹脂等を挙げる
ことができる。
【0025】アミノ樹脂(C)は、主としてポリエステ
ル樹脂(B)と反応し、架橋する硬化剤として働く。
【0026】酸触媒(D) 酸触媒(D)は、アミノ樹脂(C)の硬化反応の反応触
媒として働くものであり、例えば、パラトルエンスルホ
ン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジノニルナフタレ
ンスルホン酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸などの
酸、これらの酸のアミンなどの塩基性化合物による中和
物;これらの酸とエポキシ化合物との付加物などを挙げ
ることができる。
【0027】エポキシ樹脂(E) エポキシ樹脂(E)は、本発明組成物中に、必要に応じ
て配合される成分であり、エピハロヒドリンとビスフェ
ノールA、ビスフェノールF、ノボラック型ポリフェノ
ールなどのポリフェノール化合物との反応によって生成
する分子中に少なくとも1個のエポキシ基を有するエポ
キシ樹脂である。エポキシ樹脂(E)は、数平均分子量
が約300〜約3000、好ましくは約350〜約20
00の範囲であり、かつエポキシ当量が3000以下、
好ましくは190〜2500の範囲であることが好適で
ある。エポキシ樹脂(E)は、塩化ビニル樹脂(A)の
耐熱性向上及び得られる塗膜の耐水性向上に寄与する。
【0028】本発明組成物において、上記成分(A)と
成分(B)との配合量は、成分(A)と成分(B)との
合計100重量部中、塩化ビニル樹脂(A)が、10〜
70重量部、好ましくは20〜60重量部であり、ポリ
エステル樹脂(B)が、30〜90重量部、好ましくは
40〜80重量部である。成分(A)と成分(B)との
合計100重量部中、塩化ビニル樹脂(A)の量が10
重量部未満となる[ポリエステル樹脂(B)の量が90
重量部を超える]と、キャップに用いた場合、得られる
塗膜とキャップ内部にライニングされるPVCコンパウ
ンドとの密着性が悪くなり密封性が損なわれ、一方、塩
化ビニル樹脂(A)の量が70重量部を超える[ポリエ
ステル樹脂(B)の量が30重量部未満となる]と、得
られる塗膜とPETフィルムとの密着性が低下し、また
加工性も低下する。
【0029】本発明組成物において、前記成分(C)、
(D)及び(E)の量は、上記成分(A)と成分(B)
との合計100重量部に対して以下のとおりである。
【0030】 アミノ樹脂(C) :1〜20重量部、好ましくは1〜
10重量部、 酸触媒(D) :0〜2.0重量部、好ましくは
0.3〜1.0重量部、 エポキシ樹脂(E):0〜30重量部、好ましくは5〜
20重量部。
【0031】アミノ樹脂(C)の量が1重量部未満とな
ると塗料の架橋が十分に起こらず、未反応のポリエステ
ル樹脂が多く残存するので得られる塗膜の耐ブロッキン
グ性が低下し、また蒸気殺菌する際の耐水性が悪くな
り、一方、20重量部を超えると得られる塗膜の加工性
が低下するとともに、蒸気殺菌する際の塗膜からのレト
ルト抽出量が多くなる。
【0032】酸触媒(D)の量が2.0重量部を超える
と塗膜の加工性及び耐水性が低下する。エポキシ樹脂
(E)の量が30重量部を超えるとPETフィルムとの
密着性が低下する。
【0033】本発明組成物から形成される塗膜は、ガラ
ス転移温度が30〜70℃の範囲であることが塗膜の加
工性、耐ブロッキング性の点から好ましい。
【0034】本発明組成物には、上記(A)〜(E)成
分以外に、必要に応じて、有機溶剤;ワックス、塗面調
整剤、流動性調整剤、消泡剤などの塗料添加剤;チタン
白、アルミニウム粉、シリカ、タルク、炭酸カルシウム
などの顔料も添加することができる。
【0035】上記有機溶剤としては、塩化ビニル樹脂
(A)を溶解せず、(B)、(C)、(D)及び(E)
成分を溶解するものであれば使用できる。該有機溶剤の
具体例としては、例えば、メタノール、エタノール、ブ
タノールなどのアルコール系溶剤;メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル
系溶剤;エチレングリコールモノエチルエーテル、エチ
レングリコールモノブチルエーテル、2−エトキシエチ
ルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテ
ルアセテートなどのエーテル系溶剤;ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族系溶剤;炭化水素系溶剤など
を挙げることができる。
【0036】次に、上記本発明塗料組成物からの塗膜を
PETラミネート金属板のPETフィルム上に有する、
塗装ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板について説
明する。
【0037】PETラミネート金属板のPETフィルム
上への本発明塗料組成物の塗装は、既知の塗装方法、例
えばロール塗装、スプレー塗装、はけ塗り、カーテン塗
装などの方法で容易に塗布できるが、特にロールコータ
によるロール塗装によって好適に行うことができる。本
発明塗料組成物の乾燥塗膜厚が3〜20μmとなるよう
に塗装することが好適である。塗装塗膜の硬化は、焼付
け乾燥によって行うことができ、塗装後直ちに、又は一
定時間(例えば1〜15分間程度)放置後、例えば、炉
内温度140〜230℃で2〜15分間の焼付け乾燥又
は金属素材の最高到達温度が200〜260℃となる条
件で15秒間〜2分間の焼付け乾燥によって行うことが
できる。
【0038】上記のようにして得られた塗装PETラミ
ネート金属板を塗膜面が内側になるようにキャップ状に
成型加工し、キャップの内側の塗膜上にPVCコンパウ
ンドをライニングすることによって目的とするキャップ
を得ることができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例によりさら
に具体的に説明する。なお、以下、「部」及び「%」
は、いずれも重量基準によるものとする。
【0040】製造例1 テレフタル酸49.8部、イソフタル酸49.8部、ヘ
キサヒドロテレフタル酸34.4部、アジピン酸28.
5部、ネオペンチルグリコール99.8部、トリメチロ
ールプロパン6.8部及び重縮合触媒を仕込み、加熱、
撹拌し、生成する水を除去しながらエステル化反応を行
い、数平均分子量25,000、水酸基価10mgKO
H/g、酸価1.0mgKOH/g、Tg点60℃の樹
脂を得た。得られた樹脂を混合溶剤a[ソルベッソ15
0(注1)/ブチルセロソルブ=70/30、以下同
様]にて希釈して固形分40%のポリエステル樹脂溶液
Aを得た。
【0041】(注1)ソルベッソ150:エッソ石油社
製、高沸点芳香族炭化水素系溶剤。
【0042】製造例2 東洋紡績(株)製のポリエステル樹脂「バイロンGK−
330」(数平均分子量22,000、水酸基価4.5
KOH/g、酸価1.5mgKOH/g、Tg点16
℃)を混合溶剤aにて希釈して固形分40%のポリエス
テル樹脂溶液Bを得た。
【0043】製造例3 東洋紡績(株)製のポリエステル樹脂「バイロンGK−
880」(数平均分子量22,000、水酸基価4.5
KOH/g、酸価1.0mgKOH/g、Tg点84
℃)を混合溶剤aにて希釈して固形分40%のポリエス
テル樹脂溶液Cを得た。
【0044】製造例4 ユニチカ(株)製のポリエステル樹脂「エリーテルUE
−3230」(数平均分子量20,000、水酸基価
5.0KOH/g、酸価0.5mgKOH/g、Tg点
3℃)を混合溶剤aにて希釈して固形分40%のポリエ
ステル樹脂溶液Dを得た。
【0045】上記製造例1〜4で得た固形分40%の各
ポリエステル樹脂溶液を用いて各実施例及び比較例の塗
料を得た。
【0046】実施例1 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0047】 製造例1で得たポリエステル樹脂溶液A 150部 サイメル303(*1) 5部 エピコート154(*2) 10部 ビニカPVC P−440(*3) 40部 ネイキュア5925(*4) 0.5部 ソルベッソ150 82.3部 計 287.8部 (*1)サイメル303:三井サイテック(株)製、メ
チルエーテル化メラミン樹脂、固形分約100%。
【0048】(*2)エピコート154:油化シェルエ
ポキシ(株)製、ノボラック型エポキシ樹脂、分子量約
350、エポキシ当量約179。
【0049】(*3)ビニカPVC P−440:三菱
化成ビニル(株)製、ポリ塩化ビニル粉末、平均粒子径
1μm以下。
【0050】(*4)ネイキュア5925:米国、キン
グ インダストリイズ社製、ドデシルベンゼンスルホン
酸のアミン中和物である酸触媒、有効成分量約25%。
【0051】実施例2 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0052】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 200部 サイメル303 6.5部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 20部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 54.6部 計 291.6部 実施例3 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0053】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 100部 サイメル303 3.3部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 60部 ソルベッソ150 110部 計 283.3部 実施例4 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0054】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 150部 サイメル303 5部 ビニカPVC P−440 40部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 67.3部 計 262.8部 実施例5 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0055】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 150部 サイメル303 5部 エピコート154 20部 ビニカPVC P−440 40部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 97.3部 計 312.8部 実施例6 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0056】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 150部 サイメル303 5部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 40部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 82.3部 計 287.8部 実施例7 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0057】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 150部 サイメル303 5部 エピコート154 10部 テネコ1730(*5) 40部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 82.3部 計 287.8部 (*5)テネコ1730:オクシデンタル ケミカル コーポレーション社製、 ポリ塩化ビニル粉末。
【0058】比較例1 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0059】 製造例3で得たポリエステル樹脂溶液C 150部 サイメル303 5部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 40部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 82.3部 計 287.8部 比較例2 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0060】 製造例3で得たポリエステル樹脂溶液D 150部 サイメル303 5部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 40部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 82.3部 計 287.8部 比較例3 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0061】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 150部 サイメル303 25部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 40部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 112.3部 計 337.8部 比較例4 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0062】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液D 150部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 40部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 74.8部 計 275.3部 比較例5 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0063】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 237.5部 サイメル303 5部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 5部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 29.8部 計 287.8部 比較例6 容器中で、下記の組成配合にて均一に撹拌して固形分4
0%の塗料を得た。
【0064】 製造例2で得たポリエステル樹脂溶液B 50部 サイメル303 5部 エピコート154 10部 ビニカPVC P−440 80部 ネイキュア5925 0.5部 ソルベッソ150 142.3部 計 287.8部塗装ラミネート金属板の作成 ティンフリースチール板の両面に厚さ12μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルムが積層されてなる、厚さ
0.30mmのPETラミネート金属板に、上記各実施
例及び比較例で得た塗料を乾燥膜厚が10g/m2 とな
るように塗装し、乾燥器にて雰囲気温度180℃、風速
5m/秒の条件で10分間焼付けて塗装ラミネート金属
板を得た。
【0065】得られた各塗装ラミネート金属板について
各種試験を下記試験方法に基づいて行った。試験結果を
後記表1に示す。
【0066】試験方法 塗膜外観:塗膜の均一性と平滑性を目視にて評価する。
【0067】 ○:塗膜の均一性と平滑性が良好 △:塗膜に凹みが認められ、やや不均一 ×:塗膜にハジキ、ブツが認められ、かなり不均一 密着性:塗膜面にナイフを用いて約1.5mm間隔で縦
横それぞれ11本の切目を碁盤目状に入れる。24mm
幅のセロハン粘着テープを碁盤目部に密着させ、瞬時に
テープを剥離したときの碁盤目部の塗膜の密着性を観察
する。
【0068】 ○:塗膜の剥離が認められない △:わずかに塗膜の剥離が認められる ×:塗膜の剥離が著しい 耐沸騰水性:塗装ラミネート金属板を、100℃で30
分間、沸騰水中に浸漬後、塗膜外観を目視で評価した。
塗膜に白化、ふくれなどの異常の認められないものを○
(良好)とする。また、沸騰水浸漬試験後の塗板につい
て、上記密着性の試験と同様の方法で密着性の試験も行
う。
【0069】耐ブロッキング性:予め100×100m
mの大きさに切断した塗装板の塗膜面に、登録商標クリ
ネックス フェイシャルティシュー(十絛キンバリー
(株)製、ティシューペーパー)4枚を重ね、1kg/
cm2 の圧力がかかるように重りを載せ、50℃で24
時間放置した後、塗装板から重ねたティシューを剥が
す。塗装板からのティシューの剥がしやすさで下記基準
により耐ブロッキング性を判定する。
【0070】 ○:塗装板が持ち上がらずにティシューだけが剥がれる △:塗装板が持ち上がるが、振れば塗装板からティシュ
ーだけが剥がれる ×:ティシューを強く振っても塗膜からティシューが剥
がれない PVCコンパウンド密着性:内容積約150ccの瓶の
口(直径約50mmの円状)に合うように塗装ラミネー
ト金属板をキャップ状に加工し、ライニング用ポリ塩化
ビニル(PVC)コンパウンドを底部の隅に均一になる
ように塗布し、乾燥器にて雰囲気温度200℃、風速
0.5m/秒の条件で90秒間焼付ける。瓶に約60℃
の温水を入れ、上記PVCコンパウンドを塗布したキャ
ップで蓋をする。このとき塗布されたPVCコンパウン
ドの部分が瓶口に密着していることを確認する。ついで
瓶を125℃で30分間レトルト加熱処理した後、瓶蓋
を取り外し、PVCコンパウンド部にナイフで金属板に
達する切り込みを入れ、爪を立てて強制的に剥離させた
ときの、PVCコンパウンドと瓶蓋の塗膜との密着性を
下記基準により判定する。
【0071】 ○:力を入れても剥がれない △:力を入れれば剥がれる ×:力を入れなくても容易に剥がれる
【0072】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 161:20 163:00)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板
    のポリエステルフィルム上に塗装する塗料組成物であっ
    て、(A)塩化ビニル樹脂10〜70重量部及び(B)
    数平均分子量5,000〜30,000、水酸基価1〜
    30mgKOH/g、ガラス転移温度5〜70℃のポリ
    エステル樹脂30〜90重量部、の合計100重量部に
    対して、(C)アミノ樹脂1〜20重量部、ならびに必
    要に応じて(D)酸触媒0〜2.0重量部及び(E)エ
    ポキシ樹脂0〜30重量部を含有することを特徴とする
    塗料組成物。
  2. 【請求項2】 塩化ビニル樹脂(A)20〜60重量部
    及びポリエステル樹脂(B)40〜80重量部の合計1
    00重量部に対して、(C)アミノ樹脂1〜10重量
    部、(D)酸触媒0.3〜1.0重量部及び(E)エポ
    キシ樹脂5〜20重量部を含有し、かつ該アミノ樹脂
    (C)がメチルエーテル化メラミン樹脂又はメチルエー
    テルとブチルエーテルとの混合エーテル化メラミン樹脂
    であることを特徴とする請求項1記載の塗料組成物。
  3. 【請求項3】 (A)塩化ビニル樹脂10〜70重量部
    及び(B)重量平均分子量5,000〜30,000、
    水酸基価1〜30mgKOH/g、ガラス転移温度5〜
    70℃のポリエステル樹脂30〜90重量部、の合計1
    00重量部に対して、(C)アミノ樹脂1〜20重量
    部、ならびに必要に応じて(D)酸触媒0〜2.0重量
    部及び(E)エポキシ樹脂0〜30重量部を含有する塗
    料組成物からの塗膜を、ポリエステルフィルムを表面に
    積層した金属板のポリエステルフィルム上に有する、塗
    装ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の塗装ポリエステルフィル
    ム貼り合わせ金属板を、塗膜面が内側となるようにキャ
    ップ状に成型加工し、内側の塗膜上にPVCコンパウン
    ドをライニングしてなるキャップ。
JP16214097A 1997-06-19 1997-06-19 Petラミネート鋼板用塗料、この塗料を塗装したpetラミネート鋼板及びこの鋼板を加工してなるキャップ Withdrawn JPH115942A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056846A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Dainippon Toryo Co Ltd 塗料組成物
US8220653B2 (en) 2006-11-10 2012-07-17 Fabricas Monterrey, S.A. De C.V. Lid with a detachable sealing joint and manufacturing method thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056846A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Dainippon Toryo Co Ltd 塗料組成物
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