JPH10251613A - ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤、ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板並びにキャップ - Google Patents

ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤、ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板並びにキャップ

Info

Publication number
JPH10251613A
JPH10251613A JP9057780A JP5778097A JPH10251613A JP H10251613 A JPH10251613 A JP H10251613A JP 9057780 A JP9057780 A JP 9057780A JP 5778097 A JP5778097 A JP 5778097A JP H10251613 A JPH10251613 A JP H10251613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
weight
parts
adhesive
polyester film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9057780A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Takahashi
裕 高橋
Fumio Mori
文雄 森
Kazumi Fukutome
和美 福留
Takayuki Wada
孝之 和田
Keiichi Shimizu
慶一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Closures Co Ltd
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Japan Crown Cork Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd, Japan Crown Cork Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP9057780A priority Critical patent/JPH10251613A/ja
Publication of JPH10251613A publication Critical patent/JPH10251613A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/40General aspects of joining substantially flat articles, e.g. plates, sheets or web-like materials; Making flat seams in tubular or hollow articles; Joining single elements to substantially flat surfaces
    • B29C66/41Joining substantially flat articles ; Making flat seams in tubular or hollow articles
    • B29C66/45Joining of substantially the whole surface of the articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一液型で硬化しても黄変せず密着性が良好
で、かつ加工性、耐レトルト性などにも優れたPETラ
ミネート金属板が得られる接着剤を提供する。 【解決手段】 (A)フェノキシ樹脂45〜99重量
部、(B)メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹脂から
選ばれる少なくとも1種の硬化剤1〜30重量部、及び
必要に応じて、(C)エポキシ樹脂0〜45重量部、か
らなる樹脂成分100重量部に対して、(D)リン酸
0.05〜2重量部、を含有するポリエステルフィルム
貼合せ金属板用接着剤、及び該接着剤を介して、ポリエ
ステルフィルムを貼り合わせ、熟圧着してなるポリエス
テルフィルム貼合せ金属板並びにキャップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱ラミネート用の
ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤及ぴ該
接着剤を介してポリエステルフィルムと金属板とを接着
してなるポリエステルフィルム貼り合わせ金属板並びに
該ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板から形成され
たキャップに関する。
【0002】
【従来の技術及び解決すべき課題】従来、飲料缶または
食缶等に利用されるポリエステルフィルム貼り合わせ金
属板(以下、「PETラミネート金属板」ということが
ある)は、通常、接着剤を介してポリエステルフィルム
(以下、「PETフィルム」ということがある)と金属
板とを熱圧着により貼り合わせて製造されている。
【0003】例えば、特開平6−264042号公報に
は、フェノキシ樹脂及びレゾール型フェノールホルムア
ルデヒド樹脂を含有する熟ラミネート用接着剤が開示さ
れている。この接着剤は、金属やPETフィルムとの密
着性に優れているが、熱硬化すると黄変して外観を損な
うので、キャップ缶外面用などの外観を要求される用途
には不適である。
【0004】さらに、特開平6−264042号公報に
は、フェノキシ樹脂及び環式無水カルボン酸基を2個以
上有する有機化合物を含有する熱ラミネート用接着剤が
開示されている。この接着剤は、金属やPETフィルム
との密着性に優れているが、この接着剤は、ポットライ
フが短く貯蔵性が悪いため、1液型とすることができ
ず、2液型とする必要があるため取扱い上、不便であ
る。
【0005】本発明は、一液型で、硬化しても黄変せ
ず、金属板、PETフィルム及びPETフィルム上のイ
ンキ層との密着性が良好で、かつ加工性、耐レトルト
性、外観特性などの性能の良好なPETラミネート金属
板及びキャップを製造できる、PETラミネート金属板
用接着剤を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、フェノキ
シ樹脂系接着剤において、フェノキシ樹脂と、硬化剤と
してのメラミン樹脂又はベンゾグアナミン樹脂と、特定
の硬化触媒とを併用することによって上記目的を達成で
きることを見出し本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、(A)フェノキシ樹
脂45〜99重量部、(B)メラミン樹脂及びベンゾグ
アナミン樹脂から選ばれる少なくとも1種の硬化剤1〜
30重量部、及び必要に応じて、(C)エポキシ樹脂0
〜45重量部、からなる樹脂成分100重量部に対し
て、(D)リン酸0.05〜2重量部、を含有すること
を特微とするポリエステルフィルム貼合せ金属板用接着
剤を提供するものである。
【0008】また、本発明は、金属板の片面又は両面
に、(A)フェノキシ樹脂45〜99重量部、(B)メ
ラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹脂から選ばれる少な
くとも1種の硬化剤1〜30重量部、及び必要に応じ
て、(C)エポキシ樹脂0〜45重量部、からなる樹脂
成分100重量部に対して、(D)リン酸0.05〜2
重量部、を含有する接着剤を介して、ポリエステルフィ
ルムを貼り合わせ、熱圧着してなるポリエステルフィル
ム貼合せ金属板を提供するものである。
【0009】更に、本発明は、金属板の少なくともキャ
ップ外面となる面に、(A)フェノキシ樹脂 45〜9
9重量部、(B)メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹
脂から成る群より選ばれた少なくとも1種の硬化剤 1
〜30重量部、及び必要に応じて、(C)エポキシ樹脂
0〜45重量部から成る樹脂成分100重量部に対し
て、(D)リン酸 0.5〜2重量部を含有する接着剤
を介して、ポリエステルフィルムを貼り合わせ、熱圧着
して成るポリエステルフィルム貼り合わせ金属板を、頂
板部及びスカート部に成形して成ることを特徴とするキ
ャップを提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
[作用] 1.本発明は、金属板とポリエステルフィルムとを貼り
合わせるための接着剤に関するが、フェノキシ樹脂と、
メラミン樹脂及び/またはベンゾグアナミン樹脂から成
る硬化剤と、リン酸と、或いは更にエポキシ樹脂とを特
定の量比で含有することが特徴である。 2.フェノキシ樹脂は、後述するとおり、エポキシ樹脂
の骨格を備えた熱可塑性樹脂であり、金属板及びポリエ
ステルフィルムへの密着性、加工性、耐レトルト性に優
れた積層体の接着構造を与える。フェノキシ樹脂を含有
しないか或いはその量が前記範囲よりも少ない接着剤
は、耐レトルト性に特に劣っている(後述する比較例1
参照)。 3.上記フェノキシ樹脂に対する硬化剤として、メラミ
ン樹脂及び/またはベンゾグアナミン樹脂を用いたこと
が一つの特徴であり、これにより、優れた密着性、加工
性及び耐レトルト性を維持しつつ、硬化の際の黄変性を
解消することができる。硬化剤として、フェノール樹脂
を用いた接着剤では、黄変傾向が著しい(比較例3参
照)。また、上記硬化剤が30重量部を超えると硬化後
の接着剤層の加工性が低下する(比較例2参照)。 4.メラミン樹脂及び/またはベンゾグアナミン樹脂硬
化剤と、リン酸触媒との組み合わせは、フェノキシ樹脂
と組み合わせて接着剤組成物としたときの貯蔵安定性に
優れており、一液型での使用を可能にする。他の硬化剤
では、比較例4に示すとおり、貯蔵安定性に劣ってい
る。 5.以上により、本発明の接着剤は、一液型のフェノキ
シ樹脂系接着剤として使用でき、硬化しても黄変せず、
金属板、PETフィルムとの密着性が良好であり、本発
明接着剤を用いて製造したPETラミネート金属板は、
加工性、耐レトルト性などの性能にも優れている。した
がって、本発明接着剤を用いて製造したPETラミネー
ト金属板は、缶用途や金属蓋用途にも好適に使用でき
る。また、本発明の接着剤は、一液型として貯蔵安定性
に優れており、取扱いが容易である。 6.PETラミネート金属板をキャップの用途に用いる
場合、接着剤の硬化剤成分としてベンゾグアナミン樹脂
を用いるのがよく、これにより加工性、耐熱性に優れた
接着構造を形成できる。即ち、硬化剤成分としてメラミ
ン樹脂を用いた場合、PETラミネート金属板からのキ
ャップをレトルト処理に付した際、カットエッジ部分で
PETフィルムの剥離傾向が認められるが、ベンゾグア
ナミン樹脂を使用する場合にはこの傾向が解消される
(表2参照)。また、PETフィルムとしても融点25
5℃以上のものを使用するのがよい。融点が255℃よ
りも低いフィルムを使用した場合、やはりレトルト処理
後にカットエッジ部でフィルムの剥離傾向が認められる
が、融点255℃以上のものを使用することにより、こ
の傾向も解消される(表2参照)。本発明接着剤におけ
る各成分について、以下に説明する。
【0011】[フェノキシ樹脂(A)]本発明接着剤に
おける(A)成分であるフェノキシ樹脂は、単核型もし
くは二核型の2価フェノール又は単核型と二核型との混
合2価フェノールを、酸またはアルカリ触媒の存在下に
ほぼ等モル量のエピハロヒドリンと重縮合させて得られ
る重合体である。単核型2価フェノールの例としては、
レゾルシン、・ハイドロキノン及びカテコールなどが挙
げられ、二核型2価フェノールの例としては、ビスフェ
ノールA、ビスフェノールFなどが挙げられる。これら
の2価フェノールは単独で使用しても、あるいは2種以
上併用してもよい。エピハロヒドリンの代表例はエピク
ロルヒドリンである。フェノキシ樹脂(A)としては、
なかでもビスフェノールAとエピクロルヒドリンとを反
応させた重合体が耐水性、密着性などの点から好適であ
る。
【0012】ビスフェノールAとエピクロルヒドリンと
を反応させた重合体である場合のフェノキシ樹脂は、例
えば下記構造式で示される反復単位を基本に構成され
る。
【化1】
【0013】フェノキシ樹脂は、ポリヒドロキシポリエ
ーテル樹脂であって、エポキシ樹脂製造のための原料と
同様の原科から製造されるが、エポキシ樹脂とは違って
分子量が通常のエポキシ樹脂よりかなり大きく、エポキ
シ基濃度が極めて低い熱可塑性樹脂である。フェノキシ
樹脂の分子量は、数平均分子量(Mn)5,000以
上、重量平均分子量(Mw)20,000以上の範囲で
あり、より好ましくはMnが8,000〜20,00
0、Mwが25,000−80,000の範囲であり、
Mw/Mnが2〜6の範囲である。フェノキシ樹脂のエ
ポキシ当量は、2500以上、好ましくは4,000以
上である。
【0014】フェノキシ樹脂の市販品としては、ビスフ
ェノールA型のものとして、例えばPKHH(米国ユニ
オン・カーバイド社製)、エピコート1255HX−3
0(シェル化学社製)、フェノトートYP−50(東都
化成(株)製)などを挙げることができる。
【0015】フェノキシ樹脂は、分子鎖中にOH基と−
O−基(エーテル基)を多数含んでいる。OH基は、基
体と水素結合を形成するので密着性の増大に寄与し、−
O−基は、分子内の回転を容易に生じるため、樹脂の可
撓性増太に寄与する。
【0016】[硬化剤(B)]硬化剤(B)は、メラミ
ン樹脂及びベンゾグアナミン樹脂から選ばれる少なくと
も1種の硬化剤である。
【0017】メラミン樹脂としては、メラミンとアルデ
ヒドとの付加反応生成物(1量体及び多量体のいずれで
あってもよい)であるメチロール化アミノ樹脂のメチロ
ール基の一部又は全部を、炭素原子数1〜6の低級アル
コールによってエ一テル化したものが挙げられる。
【0018】ベンゾグアナミン樹脂としては、ベンゾグ
アナミンとアルデヒドとの付加反応生成物(1量体及び
多量体のいずれであってもよい)であるメチロール化ベ
ンゾグアナミン樹脂のメチロール基の一部又は全部を、
炭素原子数1〜6の低級アルコールによってエーテル化
したものが挙げられる。
【0019】メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹脂製
造の際に使用されるアルデヒドとしては、ホルムアルデ
ヒド、パラホルムアルデヒド等が挙げられる。
【0020】上記メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹
脂製造の際に、メチロール基のエーテル化のために使用
される炭素原子数1〜6の低級アルコールとしては、メ
タノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパ
ノール、n−ブタノール、イソブタノールなどを挙げる
ことができる。
【0021】上記メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹
脂の代表例としては、メチロール化メラミン樹脂及びメ
チロール化ベンゾグアナミン樹脂のメチロール基の一部
又は全部を、メチルアルコールによってエーテル化した
メチルエーテル化樹脂、ブチルアルコールによってブチ
ルエーテル化したブチルエーテル化樹脂、あるいはメチ
ルアルコールとブチルアルコールとの両者によってエー
テル化したメチルエーテルとブチルエーテルとの混合エ
ーテル化樹脂などが挙げられる。
【0022】上記メラミン樹脂の具体例としては、例え
ば、サイメル300、同303、同325、同327、
同350、同730、同736、同738[以上、いず
れも三井サイテック(株)製]、メラン522、同52
3[以上、いずれも日立化成(株)製]、ニカラックM
S001、同MX430、同MX650[以上、いずれ
も三和ケミカル(株)製]、スミマールM−55、同M
−100、同M−40S[以上、いずれも住友化学
(株)製]、レジミン740、同747[以上、いずれ
もモンサント社製]など、のメチルエーテル化メラミン
樹脂;ユーバン20SE、同225[以上、いずれも三
井東圧化学(株)製]、スーパーベッカミンJ820−
60、同L−117−60、同L−109−65、同L
−118−60、同G821−60[以上、いずれも大
日本インキ化学工業(株)製]などのブチルエーテル化
メラミン樹脂:サイメル232、同266、同XV−5
14、同1130[以上、いずれも三井サイテック
(株)製]、ニカラックMX500、同MX600、同
MS35、同MS95[以上、いずれも三和ケミカル
(株)製]、レジミン753、同755[以上、いずれ
もモンサント社製]、スミマールM−66B[住友化学
(株)製]などのメチルエーテルとブチルエーテルとの
混合エーテル化メラミン樹脂などを挙げることができ
る。
【0023】前記ベンゾグアナミン樹脂の具体例として
は、例えば、サイメル1123、マイコート102、同
105、同106、同1128[以上、いずれも三井サ
イテック(株)製]、ニカラックBL−60、同BX−
55H、同BX−3900、同4000[以上、いずれ
も三和ケミカル(株)製]、Uramex(ウラメック
ス)BF891、同BF892[以上、いずれもオラン
ダ国DSM社製]などを挙げることができる。
【0024】硬化剤(B)として、上記メラミン樹脂及
びベンゾグアナミン樹脂は、1種で又は2種以上の混合
物として使用することができる。
【0025】[エポキシ樹脂(C)]エポキシ樹脂
(C)は、必要に応じて適宜配合することができる成分
であり、金属板との密着性向上や接着剤の耐熱性の向
上、接着剤の塗装作業性の向上に寄与することができ
る。
【0026】エポキシ樹脂(C)としては、数平均分子
量350〜4,000の範囲にあるものが好適に使用さ
れる。エポキシ樹脂の分子量が低くなりすぎると、硬化
後の接着剤層の加工性が低下し、−方、エポキシ樹脂の
分子量が高くなりすぎると、粘度が高くなって塗装作業
性が悪化する。
【0027】エポキシ樹脂(C)としては、加工性、耐
熱性などの観点からビスフェノール型エポキシ樹脂、フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂又はクレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂であることが好適であり、代表例
として、エピコート828、同834、同1001、同
1002、同1004、同1007、同1009[以
上、いずれも油化シェルエポキシ(株)製]、アラルダ
イト502、同6005[以上、いずれもチバ社製]、
べークライト2774[べークライト社製]、ダウ33
2、ダウ331[以上、いずれもダウ ケミカル社製]
などのビスフェノール型エポキシ樹脂,エピコート15
4[油化シェルエポキシ(株)製]などのフェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂;エピコート180S65、同
180H65[以上、いずれも油化シェルエポキシ
(株)製]、EOCN−102S、同−103S、同−
104S[以上、いずれも日本化薬(株)製]、エポト
ートYDCN−701、同−702、同−703[以
上、いずれも東都化成(株)製]などのクレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂などを挙げることができる。なか
でも数平均分子量800〜4000のビスフェノールA
型エポキシ樹脂、例えばエピコート1001、同100
2、同1004、同1007、同1009が特に好適で
ある。
【0028】[リン酸(D)]リン酸は、フェノキシ樹
脂(A)及び必要に応じて使用されるエポキシ樹脂
(C)と硬化剤(B)との反応における硬化触媒として
働くとともに、金属板及びPETフィルムとの密着性向
上に寄与する。
【0029】リン酸としては、オルトリン酸(H3 PO
4 )、メタリン酸(HPO3 )、ピロリン酸(H4 2
7 )、三リン酸(H5 3 10)、四リン酸などを挙
げることができる。
【0030】[接着剤]本発明接着剤において、樹脂成
分は、上記フェノキシ樹脂(A)及び硬化剤(B)を必
須成分とし、必要に応じてエポキシ樹脂(C)を含有す
るものである。(A)、(B)及び(C)成分の合計1
00重量部あたり、各樹脂成分の配合量は下記のとおり
である。 (A)成分:45〜99重量部、好ましくは50〜97
重量部、 (B)成分:1〜30重量部、好ましくは3〜20重量
部、 (C)成分:0〜45重量部、好ましくは1〜35重量
部、
【0031】上記フェノキシ樹脂(A)の配合量が、4
5重量部未満では、得られるPETラミネート金属板の
加工性が低下し、一方、99重量部を超えると得られる
PETラミネート金属板の加工後のレトルト処理によっ
てPETフィルムが金属表面から剥離しやすくなってし
まう。
【0032】上記硬化剤(B)の配合量が、1重量部未
満では、フェノキシ樹脂(A)の硬化を十分に行うこと
ができないため、PETラミネート金属板の加工後のレ
トルト処理によってPETフィルムが金属表面から剥離
しやすくなってしまい、一方、30重量部を超えると、
硬化後の接着剤層の加工性が低下する。上記エポキシ樹
脂(C)の配合量が、45重量部を超えると接着剤層の
加工性が低下する。
【0033】本発明の接着剤においては、上記樹脂成分
100重量部に対して、(D)成分であるリン酸が0.
05〜2重量部、好ましくは0.1〜1重量部配合され
る。
【0034】リン酸の配合量が0.05重量部未満で
は、硬化を促進する効果が十分でなく、金属板やPET
フィルムに対する密着性の向上効果も十分でなくなり、
一方、2重量部を超えると、硬化後の接着剤層の耐水性
が低下し、PETラミネート金属板の加工後のレトルト
処理によってPETフィルムが金属表面から剥離しやす
くなってしまう。
【0035】本発明の接着剤は、上記(A)、(B)、
(C)及び(D)成分以外に、必要に応じて、着色顔
科、応力緩和剤、有機溶剤、消泡剤などを適宜配合する
ことができる。
【0036】前記着色顔料としては、酸化チタンなどの
白色顔料、その他有彩色顔料を挙げることができる。P
ETラミネート金属板がキャップや缶外面に使用される
場合には、通常、多色印刷が施され、印刷インキ層の下
に着色層(通常、ホワイトコート)が必要であるが、着
色顔料を配合した接着剤を使用すれば、キャップや缶の
製造工程を一工程省略することができ非常に有利であ
る。
【0037】前記応力緩和剤は、接着剤層の硬化時の応
力緩和などの目的で配合されるものであり、シリカ微粉
末、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、
クレーなどを挙げることができる。
【0038】前記有機溶剤は、接着剤の塗装作業性を良
くするなどの目的で配合され、有機溶剤としては接着剤
成分を溶解ないしは分散できるもの、例えば、トルエ
ン、キシレン、ソルベッソ#150(エッソ石油社製、
高沸点芳香族炭化水素)などの芳香族炭化水素溶剤、ブ
タノールなどのアルコール系溶剤、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの
ケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル、エチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコ
ールモノブチルエーテルアセテート、エチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテートなどのエステル系溶
剤、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテルなどのエーテル系溶剤な
どを挙げることができ、これらの1種以上を適宜選定し
て使用することができる。
【0039】[ポリエステルフィルム貼り合わせ金属
板]次いで、本発明接着剤を用いた本発明PETラミネ
ート金属板について説明する。
【0040】(1)ポリエステルフィルム 本発明PETラミネート金属板において、金属板と貼り
合わせるPETフィルムは、ポリエステルフィルムであ
ればよいが、エステル反復単位の75〜100%がエチ
レンテレフタレート単位からなるものが好適である。エ
チレンテレフタレート単位以外のエステル単位として
は、フタル酸、イソフタル酸、コハク酸、アジピン酸等
のエステル単位を挙げることができる。PETフィルム
は、接着剤との付着性を向上させるために、その表面は
コロナ放電処理等の表面処理を施したものが好ましい。
【0041】(2)金属板 本発明のPETラミネート金属板に使用される金属板と
しては、熱延鋼板、冷延鋼板;溶融亜鉛メッキ鋼板、電
気亜鉛メッキ鋼板、鉄−亜鉛合金メッキ鋼板、亜鉛−ア
ルミニウム合金メッキ鋼板、ニッケルー亜鉛合金メッキ
鋼板、ニッケル−錫合金メッキ鋼板、ブリキ、クロムメ
ッキ鋼板、アルミニウムメッキ鋼板、ターンメッキ鋼
板、ニッケルメッキ鋼板などの各種メッキ鋼板;ステン
レススチール、ティンフリースチール、アルミニウム
板、銅板、チタン板などの金属素材、及び必要に応じ
て、これらの金属素材に化成処理、例えば、リン酸塩処
理、クロメート処理、複合酸化膜処理などを行ったもの
を用いることができる。
【0042】(3)製造法 本発明のPETラミネート金属板は、例えば、下記方法
によって製造することができる。まず、厚さ5〜30μ
m程度のPETフィルムのコロナ放電処理面に、前記本
発明接着剤をロールコータ方式、グラビア方式、グラビ
アオフセット方式、スプレー塗装方式など、それ自体既
知の塗装手段にて乾燥膜厚0.3〜15μm程度となる
ように塗装し、必要に応じてタックフリーの状態になる
まで50〜180℃の温度で乾燥させる。ついで、上記
のようにして得られた接着剤層を形成したPETフィル
ムの接着剤層表面に、前記金属板(又は前記金属板にホ
ワイトコートなどのプライマー層を形成したプライマー
塗装金属板を貼り合わせ、約280℃以下の温度で短時
間(通常、2秒以下程度)で加熱ラミネートすることに
よって製造することができる。
【0043】上記のようにして得られたPETラミネー
ト金属板の接着剤層は、別途加熱して熱硬化させること
ができるが、ラミネート後の製缶工程における溶接時な
どにおける加熱によって熱硬化させることができる。本
発明PETラミネート金属板は、飲料缶、食缶、雑缶、
5ガロン缶などの缶用途やキャップなどの金属蓋用途に
適する。さらに、魔法ビン、冷蔵庫外面などの家庭用機
器の外面などにも適用できる。
【0044】[キャップ]上記ラミネート板を剪断し、
例えばプレス成形や絞り成形等の手段で、ラグキャッ
プ、王冠、ネジ付きキャップ、ツイストオフキャップ、
ピルファープルーフキャップ、テーアオフキャップ、そ
の他公知の任意の容器蓋形状(殻体)に成形する。
【0045】容器蓋の内面側には、容器口部との密封を
行うためのガスケット或いはパッキング等を設ける。こ
のガスケット乃至パッキングは、柔軟性とクッション性
とを有する高分子材料から成っており、所謂円盤状に切
り出したディスクの形で蓋内面に施すこともできるが、
生産性の点で、ライナーの形で施すのが一般的である。
ライナーの施用には、所謂インシェルモールド法、ライ
ニング法等を採用し得る。
【0046】インシェルモールド法の場合、低密度ポリ
エチレン、線状低密度ポリエチレン等のオレフィン系樹
脂の溶融物を容器蓋内面に供給し、冷却された金型で押
圧して、ライナー形状に成形すると共に、殻体内面に接
着させる。
【0047】ライニング法の場合、塩化ビニル系樹脂と
可塑剤とを含有するプラスチゾル組成物を、ノズルから
殻体内面に供給して、スピンコートして、殻体内面の外
周部で盛り上がったライナー層を形成させる。ライニン
グ法には、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)等のエ
ラストマーのラテックスを用いることもできる。これら
の何れの場合にも、ライナー層の形成には、ライニング
後の殻体を加熱して、ライナー層を固化させることが必
要となる。
【0048】
【実施例】本発明を実施例によりさらに具体的に説明す
る。以下、「部」及び「%」は、いずれも重量基準によ
るものとする。
【0049】実施例1 「PKHH」(フェノキシ樹脂、ユニオンカーバイド社
製)75部、「エピコート1007」(ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、油化シェルエポキシ社製、表1中で
は「EP1007」と略記する)10部、「サイメル3
03」(メチルエーテル化メラミン樹脂、三井サイテッ
ク(株)製)15部及びオルトリン酸0.5部を、混合
溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=50/50)中
に、混合分散させて不揮発分約20%の接着剤を調製し
た。
【0050】実施例2〜5及び比較例1〜5 後記表1に示す組成配合とする以外は実施例1と同様に
して、各成分を混合溶剤(メチルエチルケトン/トルエ
ン=50/50)中に、混合分散させて固形分20%の
各接着剤を調製した。表1における配合量(部)は、そ
れぞれ不揮発分量を意味する。
【0051】
【表1】
【0052】表1中の(註)は、それぞれ下記のとおり
の意味を有する。 (注1)YP−50:商品名「フェノトートYP−5
0」、東都化成(株)製、フェノキシ樹脂。 (注2)EP1010:商品名「エピコート101
0」、油化シェルエポキシ社製、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂。 (注3)ユーバン20SE:三井東圧化学(株)製、ブ
チルエーテル化メラミン樹脂、商品名。 (注4)BX−4000:商品名「ニカラックBX−4
000」、三和ケミカル(株)製、メチルエーテルとエ
チルエーテルとの混合エーテル化ベンゾグアナミン樹
脂。 (注5)27−809−K:商品名「スーパーベッカミ
ン27−809−K」、大日本インキ化学工業(株)
製、ブチルエーテル化ベンゾグアナミン樹脂。 (注6)ヒタノール4020:日立化成工業(株)製、
レゾール型フェノール樹脂、商品名。 (注7)HT−3380:チバ・ガイギー社製、商晶名
「ハードナーHT3380」、無水トリメリット酸に基
づく酸無水基を有するエステル化合物、全酸価約550
mgKOH/gである。
【0053】上記実施例1〜5及び比較例1〜5で得た
各接着剤を、厚さ12μmのPETフィルムのコロナ放
電処理面に乾燥塗膜重量が1.5g/m2 となるように
塗装し、溶剤を蒸発乾燥後、PETフィルムの接着剤層
面をティンフリースチール板と重ね、190℃の熱ロー
ルを用いて熱圧着した。その後、190℃で10分間焼
付けを行い、各PETラミネート金属板を得た。得られ
た各PETラミネート金属板について、下記試験方法に
より各種試験を行った。その試験結果を表1に示す。
【0054】試験方法 外観:PETラミネート金属板のPETフィルム面側の
外観(気泡、皺の発生等)を目視にて下記基準により評
価した。 ○:気泡、皺の発生がなく良好な外観である △:気泡、皺の発生がわずかにみられ、やや不良である ×:気泡、皺の発生が多くみられ、不良である。 耐黄変性:PETラミネート金属板の黄変の具合を目視
により評価した。 ○:黄変が認められない ×:黄変が認められる。 密着性:PETラミネート金属板を、125℃で30分
間レトルト処理前後について、JIS K−5400
8.5.2(1990)に準じて、該PETラミネート
金属板のPETフィルム面に、ナイフで金属表面に達す
る切目を入れて1mm×1mmのマス目を100個作成
し、その表面にセロハン粘着テープを貼着し、瞬時に剥
離したときに剥離せずに残ったマス目の数を記録する。 加工性:PETラミネート金属板のPETフィルム面
に、ナイフで金属表面に達するクロスカットを入れ、切
り込みの交点を裏側からエリクセン試験機を用いて6m
m押出し、押出し部のPETフィルムの接着状態を下記
基準により評価した。 ○:PETフィルムが剥離しない ×:PETフィルムがクロスカットの交点から剥離す
る。 加工後の耐レトルト性:上記加工性の試験を行った試験
片を125℃で30分間レトルト処理し、PETフィル
ムの接着状態を評価した。 ○:PETフィルムが剥離しない ×:PETフィルムがクロスカットの交点から剥離する
か、又は押出し部及びその周辺部のPETフィルムが剥
離する。 貯蔵安定性:各例の接着剤を室温で一昼夜保存し、粘度
の変化を調べ下記基準により評価した。 ○:粘度の上昇がほとんど認められない ×:粘度の上昇が著しく認められる。
【0055】実施例6〜12及び比較例6 前記実施例における、実施例1〜5、比較例4の組成
物、所定のPETフィルムを用い、前記方法と同様のラ
ミネート条件でラミネートした金属板に対し、外面に艶
ニス、内面にシーリングコンパウンド接着ニスをそれぞ
れ塗装した後にキャップ成形した。キヤップは、ラグキ
ャップ、ベビーフード用キャップ(プレスオンツイスト
オフキャップ)にそれぞれ成形し、その外観を評価し
た。 ◎:フィルムの剥離無く良好 ○:一部若干フィルム剥離発生 ×:甚だしくフィルム剥離により不良
【0056】(1)カットエッジの密着性 キャップ加工第1プレス工程の打ち抜きカップにおける
カットエッジ部のフィルム密着性を目視により判定し
た。更に125℃30分のレトルト処理後のカットエッ
ジのフィルム密着性を評価した。 (2)加工部分の密着性 キャップ加工におけるカール加工、ラグ加工(ラグキャ
ップのみ)後の加工部分のフィルム密着性を評価した。
更に、85℃シャワー30分殺菌、125℃30分レト
ルト殺菌後の加工部分のフィルム密着性を評価した。
【0057】
【表2】
【0058】
【発明の効果】本発明の接着剤は、一液型のフェノキシ
樹脂系接着剤であり、硬化しても黄変せず、金属板、P
ETフィルムとの密着性が良好であり、本発明接着剤を
用いて製造したPETラミネート金属板は、加工性、耐
レトルト性などの性能にも優れている。したがって、本
発明接着剤を用いて製造したPETラミネート金属板
は、。缶用途や金属蓋用途にも好適に使用できる。ま
た、本発明接着剤は、一液型として貯蔵安定性に優れて
おり取扱いが容易である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 67/02 C08L 67/02 C09J 11/04 C09J 11/04 // B29C 65/48 B29C 65/48 (C09J 171/10 161:28 161:30 163:00) B29K 67:00 B29L 9:00 (72)発明者 福留 和美 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 和田 孝之 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 清水 慶一 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)フェノキシ樹脂 45〜99重量
    部、(B)メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹脂から
    成る群より選ばれた少なくとも1種の硬化剤1〜30重
    量部、及び必要に応じて、(C)エポキシ樹脂 0〜4
    5重量部から成る樹脂成分100重量部に対して、
    (D)リン酸 0.05〜2重量部を含有することを特
    徴とするポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着
    剤。
  2. 【請求項2】 金属板の片面または両面に、(A)フェ
    ノキシ樹脂 45〜99重量部、(B)メラミン樹脂及
    びベンゾグアナミン樹脂から成る群より選ばれた少なく
    とも1種の硬化剤 1〜30重量部、及び必要に応じ
    て、(C)エポキシ樹脂 0〜45重量部から成る樹脂
    成分100重量部に対して、(D)リン酸 0.05〜
    2重量部を含有する接着剤を介して、ポリエステルフィ
    ルムを貼り合わせ、熱圧着して成ることを特徴とするポ
    リエステルフィルム貼り合わせ金属板。
  3. 【請求項3】 金属板の少なくともキャップ外面となる
    面に、(A)フェノキシ樹脂 45〜99重量部、
    (B)メラミン樹脂及びベンゾグアナミン樹脂から成る
    群より選ばれた少なくとも1種の硬化剤 1〜30重量
    部、及び必要に応じて、(C)エポキシ樹脂 0〜45
    重量部から成る樹脂成分100重量部に対して、(D)
    リン酸 0.05〜2重量部を含有する接着剤を介し
    て、ポリエステルフィルムを貼り合わせ、熱圧着して成
    るポリエステルフィルム貼り合わせ金属板を、頂板部及
    びスカート部に成形して成ることを特徴とするキャッ
    プ。
  4. 【請求項4】 接着剤中の硬化剤がベンゾグアナミン樹
    脂である請求項3記載のキャップ。
  5. 【請求項5】 ポリエステルフィルムがエチレンテレフ
    タレート単位を主体とする融点255℃以上の熱可塑性
    ポリエステルの二軸延伸フィルムである請求項3または
    4記載のキャップ。
  6. 【請求項6】 前記ポリエステルフィルムがポリエステ
    ル100重量部当たり10〜40重量部の顔料を有する
    ものである請求項3乃至5の何れかに記載のキャップ。
  7. 【請求項7】 前記顔料がチタン白である請求項6記載
    のキャップ。
JP9057780A 1997-03-12 1997-03-12 ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤、ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板並びにキャップ Withdrawn JPH10251613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057780A JPH10251613A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤、ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板並びにキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9057780A JPH10251613A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤、ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板並びにキャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10251613A true JPH10251613A (ja) 1998-09-22

Family

ID=13065395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9057780A Withdrawn JPH10251613A (ja) 1997-03-12 1997-03-12 ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤、ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板並びにキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10251613A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185915A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Nippon Steel Corp 容器用着色ラミネート金属板およびその製造方法
WO2013089149A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 宇部興産株式会社 アミノ樹脂組成物及びそれから得られる硬化物
JP2015501344A (ja) * 2011-10-14 2015-01-15 ミツビシ ポリエステル フィルム インク 塗布ポリエステルフィルムを有する積層体
CN106977899A (zh) * 2015-04-02 2017-07-25 3M创新有限公司 压敏粘合剂组合物、压敏胶带及其制备方法、载体、组件
WO2019116879A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 昭和電工株式会社 複合積層体及びその製造方法、並びに金属樹脂接合体及びその製造方法
JP2022512428A (ja) * 2018-12-20 2022-02-03 アルセロールミタル 金属基板上のポリマーコーティングの結晶化度の測定法
WO2022044740A1 (ja) * 2020-08-26 2022-03-03 昭和電工株式会社 金属と樹脂の接合方法及びその接合体
WO2022270613A1 (ja) * 2021-06-24 2022-12-29 昭和電工株式会社 接合体の製造方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185915A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Nippon Steel Corp 容器用着色ラミネート金属板およびその製造方法
JP4673754B2 (ja) * 2006-01-16 2011-04-20 新日本製鐵株式会社 容器用着色ラミネート金属板およびその製造方法
JP2015501344A (ja) * 2011-10-14 2015-01-15 ミツビシ ポリエステル フィルム インク 塗布ポリエステルフィルムを有する積層体
WO2013089149A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 宇部興産株式会社 アミノ樹脂組成物及びそれから得られる硬化物
JPWO2013089149A1 (ja) * 2011-12-16 2015-04-27 宇部興産株式会社 アミノ樹脂組成物及びそれから得られる硬化物
CN106977899A (zh) * 2015-04-02 2017-07-25 3M创新有限公司 压敏粘合剂组合物、压敏胶带及其制备方法、载体、组件
WO2019116879A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 昭和電工株式会社 複合積層体及びその製造方法、並びに金属樹脂接合体及びその製造方法
CN111465715A (zh) * 2017-12-13 2020-07-28 昭和电工株式会社 复合叠层体及其制造方法以及金属树脂接合体及其制造方法
EP3725913A4 (en) * 2017-12-13 2021-08-18 Showa Denko K.K. COMPOSITE LAMINATE AND ITS PRODUCTION PROCESS, AND RESIN-METAL BONDED PRODUCT AND ITS PRODUCTION PROCESS
US11773286B2 (en) 2017-12-13 2023-10-03 Resonac Corporation Composite laminate and method for producing same, and metal resin bonded product and method for producing same
JP2022512428A (ja) * 2018-12-20 2022-02-03 アルセロールミタル 金属基板上のポリマーコーティングの結晶化度の測定法
WO2022044740A1 (ja) * 2020-08-26 2022-03-03 昭和電工株式会社 金属と樹脂の接合方法及びその接合体
WO2022270613A1 (ja) * 2021-06-24 2022-12-29 昭和電工株式会社 接合体の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3713278B2 (ja) ポリエステル組成物および押出被覆でのその使用
US3616047A (en) Bonding propylene polymers to metal surfaces
JP2001026749A (ja) オーバーコート組成物及びこの組成物を用いた接着用積層フィルム
JPH06192637A (ja) 電子線硬化型接着剤及びこれを用いたポリエステルフイルム貼り合わせ金属板
JPH10251613A (ja) ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤、ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板並びにキャップ
JP2007169548A (ja) プラスチックフィルムラミネート金属板用接着剤組成物
JP3931660B2 (ja) プラスチックフィルム用オーバーコート樹脂組成物及びその利用
EP1150837B1 (en) Composition and method for promoting adhesion of thermoplastic elastomers to metal substrates
JPH10183095A (ja) ポリエステルフィルム貼り合わせ金属板用接着剤
JP2524841B2 (ja) ポリオレフィン接着性塗料およびその用途
JP2003206362A (ja) プラスチックフィルム用オーバーコート樹脂組成物及びその利用
JP5586362B2 (ja) 樹脂組成物
JPS6249313B2 (ja)
KR20080068026A (ko) 이지 오픈 뚜껑
JP2711525B2 (ja) 金属製キャップ
JPH09279117A (ja) 熱硬化型接着剤
EP1283246A1 (en) Polyamide based powder compositions, methods for their preparation and their use in coil coating
JP2010234750A (ja) 容器用ラミネート金属板
JP2865401B2 (ja) 焼付型缶内面塗料用樹脂組成物
HUT72809A (en) Curable powder mixtures
JP3906714B2 (ja) オーバーコート層及び接着剤層付きプラスチックフィルム、並びにその利用
JPH0543859A (ja) 缶用熱ラミネート接着剤
JP2970958B2 (ja) 金属樹脂積層体
JP4910371B2 (ja) ポリオレフィン接着性塗料組成物
JP2001072922A (ja) 塗料組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040601