JPH1159213A - トラクタの外部油圧取出装置 - Google Patents

トラクタの外部油圧取出装置

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JPH1159213A
JPH1159213A JP9218597A JP21859797A JPH1159213A JP H1159213 A JPH1159213 A JP H1159213A JP 9218597 A JP9218597 A JP 9218597A JP 21859797 A JP21859797 A JP 21859797A JP H1159213 A JPH1159213 A JP H1159213A
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和臣 杉山
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秀雄 大倉
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英昭 堂園
Tadahito Suzui
格仁 鈴井
Kaoru Fujikawa
薫 藤川
Kengo Sato
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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    • A01B63/00Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements
    • A01B63/02Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors
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    • A01B63/1006Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors operated by hydraulic or pneumatic means the hydraulic or pneumatic means structurally belonging to the tractor
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    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2004Control mechanisms, e.g. control levers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部油圧取出装置のメンテナンスを良くす
る。 【解決手段】 リフトアーム9を有する油圧昇降装置1
0を構成する油圧ハウジング33に油路34を形成し、
この油路34に連通して外部油圧取出用バルブ35を油
圧ハウジング33上に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタの外部油
圧取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】左右のリフトアームを有する油圧昇降装
置を備えているトラクタに、外部油圧取出装置を装着し
た技術は、実公平2−15704号公報(従来例の
1)、特開平8−280206号公報(従来例の2)等
において公知である。従来例の1は、「油圧取出時に、
作業機側の油圧ホース等を着脱する際に、油圧装置や車
体から公報に突出するリフトアーム、トップリング、そ
の取付台が大きな障害となって、上記着脱作業が困難な
ものとなっていた。」という課題を解決するために、
「車体後部上に作業機昇降用油圧装置を搭載し、油圧装
置の左右両側に、左右方向の軸心廻りに回動せしめられ
る左右一対のリフトアームを後方突出状に備え、車体後
部の上部及び/又は油圧装置の後面に取付台を備え、取
付台にトップリンクを左右方向の軸心廻りに回動自在に
備え、車体後部の上部及び/又は油圧装置に、外部に圧
油を取出すための左右一対の油圧取出部を備えたものに
おいて、車体後部の上部及び/又は油圧装置後面にサポ
ートを備え、サポートに、夫々油圧取出部が装備される
左右一対の装備部を後方突出状に備え、各装備部と各油
圧取出部を、トップリングの回動域と各リフトアームの
回動域との間に配置したことを特徴とするトラクタにお
ける油圧取出装置。」であった。
【0003】従来例の2は、「油圧作業機を追加装備す
る場合は、前述したように外部油圧回路取出用の油圧ポ
ートへサブコントロールバルブを接続するが、サブコン
トロールバルブの装着位置によっては配管が複雑とな
り、既存のコントロールバルブへの配管と交錯してメン
テナンスが困難になることがある。」という課題を解決
するために、「作業機昇降用のリフトシリンダを制御す
るメインコントロールバルブと、水平調整用のローリン
グシリンダを制御するローリングコントロールバルブと
を備えたトラクタに於いて、前記リフトシリンダを収納
したシリンダケースの一側部にフローデバイディングバ
ルブと水平制御のローリングコントロールバルブを固設
し、該フローデバイディングバルブの一方の出口ポート
をローリングコントロールバルブへ接続するともに、該
フローデバイディングバルブの他方の出口ポートを前記
シリンダケースの上面に開口し、一方、前記シリンダケ
ースの他側部にリフトシリンダ制御用のメインコントロ
ールバルブを固設するとともに、該メインコントロール
バルブの入口ポートを前記シリンダケースの上面に開口
し、更に、前記シリンダケースの上面後部位置に外部油
圧回路取出用のサブコントロールバルブを着脱可能に装
着に、サブコントロールバルブ装着時には、前記シリン
ダケースの上面に開口した夫々のポートとサブコントロ
ールバルブとを夫々油圧配管にてサブコントロールバル
ブへ接続し、サブコントロールバルブ非装着時には、前
記シリンダケースの上面にメタルを蓋装し、該メタル内
に設けた油路にはシリンダケース上面の夫々のポートを
連通するように形成したことを特徴とするサブコントロ
ールバルブ取付装置。」であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例の1お
よび2はそれぞれ有用ではあるものの、次のような課題
があった。従来例の1にあっては、補助油圧制御弁(サ
ブコントロールバルブ、外部油圧取出用のバルブに相当
する)を、油圧昇降装置を構成する油圧ハウジング(シ
リンダケースに相当する)の前部左側面に横方向に連設
して備え、この制御弁と油圧取出部(油圧取出用のクイ
ックカプラーに相当する)とを左右配管にて接続したも
のであることから、 :左右配管の装着が面倒であること。 :左右配管が所謂むき出しであることから、水田用ト
ラクタ等においては泥水、泥土が被り易いこと。 :補助油圧制御弁は後輪フェンダの内側奥部にあるこ
とから、メンテナンスが面倒で、泥水、泥土を被ってい
ると実質的にメンテナンス不能になり易いこと。
【0005】等々の技術的課題があった。従来例の2に
あっては、油圧ポート(油圧取出部)を有するサブコン
トロールバルブ(外部油圧取出用のバルブ)が、油圧ハ
ウジング(シリンダケース)の後上面に装着されている
ことから、従来例の1における課題は一応解決しては
いるものの、 :サブコントロールバルブに対する左右の配管を有す
ることから、従来例の1における課題は解決できな
いものであった。 :サブコントロールバルブをメンテナンスするとき、
左右の配管との接続・解放が必要で配管が曲ったりして
接続・解放作業が面倒であるとともに、接続不良が起り
易くなって油洩れの要因となること。
【0006】等々の課題があった。本発明は、上述した
課題〜を解決したトラクタの外部油圧取出装置を提
供することが目的である。また、本発明は、マルチプル
な外部油圧取出装置であって、コンパクトな設計を可能
にしたことが目的であり、とりわけ、キャビン付水田用
トラクタに適用して有用な外部油圧取出装置を提供する
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右のリフト
アーム9を有する油圧昇降装置10を備えているトラク
タ2に、外部油圧取出装置1を装着したものにおいて、
前述の目的を達成するために、油圧昇降装置10を構成
する油圧ハウジング33に外部油圧取出用の油路34を
形成し、該油路34に連絡されている外部油圧取出用の
バルブ35を、前記油圧ハウジング33の上部で左右の
リフトアーム9間に設けていることを特徴とするトラク
タの外部油圧取出装置としたのであり、このような構成
を採用したことにより、バルブ35に送液するための油
路34は、配管部材のように所謂むき出しとなることは
なく、これ故に、バルブ35のメンテナンスを行うにも
容易でありながら、油洩れ等を誘発することも少ないの
であり、当該バルブ35に外部油圧取出部35Aとして
例えばクイックカプラを具備させることによって、油圧
機器、油圧作業機に対する油圧取出作業が容易となり、
トラクタの多機能化を一層向上できるし、勿論、油圧昇
降装置10の作動にも支障はないのである。
【0008】本発明においては、前記バルブ35を油圧
ハウジング33に直装(直接着座させてボルト止め等す
る)することも可能であるが、連絡油路60Aを形成し
たスペーサ60を介して外部油圧取出用のバルブ35を
装着することによって、油洩れ等を確実に防止できるの
である。また、本発明においては、前記バルブ33をひ
とつだけ設けることでも良いが、外部油圧取出用のバル
ブ35の複数個を積み重ねて装着することによって、マ
ルチプルな外部油圧取出ができるのであり、このとき、
複数個のバルブ35の積み重ねは上下又は左右方向とし
ていることによって、マルチプルな外部油圧取出をコン
パクトにできるのである。
【0009】更に、本発明においては、連絡油路60A
を形成したスペーサ60を介在して複数個のバルブ35
を積み重ねていることによって、マルチプルでありなが
ら、積み重ねの整合性(油路との確実な位置合せ)が図
れるし、メンテナンスの容易化ができて、このメンテナ
ンスに際しての位置ずれもなくすことができるに到った
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明すると、本発明に係る外部油圧
取出装置1を装備している2軸4車輪形のトラクタ2の
全容を示している図1において、当該トラクタ2は左右
の前輪3と左右の後輪4とを備え、前輪3は操向輪であ
るとともに駆動可能であり、ここに、四輪駆動トラクタ
とされているが、前輪3はこれに対する動力を断接して
二輪駆動(後輪駆動)にすることもできる。
【0011】トラクタ車体5は搭載エンジン6の後部に
クラックハウジングを介してミッションケース7を連設
することで構成されており、エンジン6およびこの前方
に備えたラジエータ等のエンジン補器は天板を開閉自在
としたボンネット8で被われている。トラクタ車体5の
後部上面には、左右のリフトアーム9を有する油圧昇降
装置10が搭載されており、図では三点リンク11によ
ってロータリ作業機12を昇降制御可能として着脱自在
に装着している。
【0012】左右の後輪4はそれぞれその内側に立設さ
れている後輪フェンダ13で被われており、この左右の
後輪フェンダ13間に運転席14が配置されており、こ
の運転席14の前方に備えている操縦ハンドル15とに
よって運転操縦装置16が構成されており、当該装置1
6は左右の後輪フェンダ13を含んだ独立装着形(車体
5上に脱着自在に搭載したものをいう)のキャビン17
によって取囲まれている。
【0013】キャビン17は左右一対の前支柱18と、
左右一対の後支柱19と、前・後支柱18,19の中間
でかつ後支柱19側に寄った後輪フェンダ13から立上
った中間支柱20と、空調装置(冷房、暖房、冷・暖
房、換気等)を有する天井部21とで箱形に構成されて
いて該キャビン17の底部板(フロアーシート)22は
運転席14の装着部位22Aがその前方部位22Bより
も一段高くなっている。
【0014】更に、キャビン17は、中間支柱20に備
えたピボット金具20Aを支点として開閉固定可能なド
ア23を備え、このドア23の開閉部位が昇降口とされ
ているとともにステップ24を備え、前後左右の底部に
備えている防振ゴム等による防振支持手段によってトラ
クタ車体5に搭載されている。また、キャビン17の後
支柱19は中間の屈折連結部19Aを介して逆くの字形
に形成されていて、該屈折連結部19Aがリフトアーム
9の回動支点(アーム軸)を横切る鉛直平面近傍に位置
することで、キャビン17の全体が前方(従来より約5
cm程)に相対的に位置して搭載され、トラクタ2全体
の重心が前方に転移されることになって、ロータリ作業
機12を昇降自在に装着しても前後重量バランスが良好
で、この結果としてトラクタ全体は軽量化され水田作業
に適応可能とされている。
【0015】図2を参照すると、キャビン17における
左右の後支柱19は、後車軸ケース25にボルト止めさ
れているハット型支持台26に、ブラケット27と防振
支持手段28によってトラクタ車体5に搭載されてお
り、後支柱19の下端に固着している左右の下部体29
が前方に延伸されていて左右の前支柱18に連結されて
いる。
【0016】すなわち、従来では左右の下部体29の後
底面29Aをハット型支持台26に防振支持手段28を
介して搭載していたのに対し、本発明の実施形態では、
後支柱19の下方部位を後車軸ケース25の前方側で上
下方向に位置させて該支柱19に固着したブラケット2
7と防振支持手段28を介してトラクタ車体5に搭載
し、ここに、キャビン17は従来よりも5cm程度前方
に位置し、後支柱19の下方部位が後上り傾斜であるこ
とから、キャビン17を従来より前方位置にしても居住
空間は確保し、また、キャビン17を従来よりも前方位
置に搭載したことから、トラクタ車体5の上面に着脱自
在に搭載固定した油圧昇降装置10をメンテナンスする
ときの持上げ空間30を確保しているのである。
【0017】油圧昇降装置10のヘッド部分10Aはフ
ロアーシート22の装着部位22Aで上方から被われて
おり、この装着部位22A上には、シート支持体31を
介して運転席14が装着されており、当該運転席14は
シート支持体31とともに装着部位22A上に着脱自在
であり、これら14,31を取外した状態で装着部位2
2Aに形成した開口窓を介して上方から油圧昇降装置1
0を車体5に固定している上下方向のボルトを締結弛緩
可能とし、ここに、油圧昇降装置10を車体5から上方
に上記空間30内で持上げて後方に抜き出すことで該油
圧昇降装置10をメンテナンス可能としている。
【0018】油圧昇降装置10の前方のミッションケー
ス7上には、エンジン6によって駆動される油圧ポンプ
装置32が設けられており、該油圧ポンプ装置32は装
着部位22Aによって被われているとともに、該部位2
2Aに形成した開口窓を介してヘッド部10Aとともに
メンテナンスが可能とされている。油圧ポンプ装置32
はエンジン6の出力軸に直結されたPTO推進軸を介し
て図外のギヤ等を介して駆動されており、該油圧ポンプ
装置32は通常(従来)では、エンジン6の側面に設け
られていたものを、ミッションケース7上面に設けるこ
とにより、ミッションケース7自体が作動油タンクも兼
ねていることから、配管部材を省略又は短尺化できると
ともに、エンジン6の側面に備えたときは前輪3の操向
角に制限を与えていたのを併せて解消しているのであ
る。
【0019】また、フロアーシート22は装着部位22
Aを薄手板で構成し、前方部位22Bを厚手板で構成し
ており、これによっても、車体重心を前方に転移させて
いるのであり、装着部位22Aを薄手板で構成してもそ
の開口窓の周縁に固着しているシート支持体31のため
のステーによって強度は確保されているのである。図3
〜図5を参照すると、左右のリフトアーム9を有する油
圧昇降装置10に、本発明に係る外部油圧取出装置1を
装着した実施形態が示してあり、油圧昇降装置10を構
成する油圧ハウジング(油圧シリンダ本体)33に外部
油圧取出用の油路34が形成されており、該油路34に
連絡(連通)されている外部油圧取出用のバルブ35
を、前記油圧ハウジング33の上部で左右のリフトアー
ム9間に設けているのである。
【0020】具体的に説明すると、油圧ハウジング33
は鋳物製であって台座部36にミッションケース7に対
する取付孔36Aが形成されており、台座部36に膨出
形成した本体部37の後部左右壁にリフトアーム9のた
めのアーム軸38を回動自在に支持する左右ボス39が
形成されているとともに、本体部37の前内部には前上
り傾斜状としてシリンダチューブ40が内装され、この
シリンダチューブ40にピストンが摺動自在に嵌合され
ていてヘッド蓋41によってチューブ40の開口端が閉
塞されていて、この油圧ハウジング33がミッションケ
ース7の上面開口部を施蓋した状態での台座部36を上
下方向のボルトで着脱自在として搭載されている。
【0021】油圧ハウジング33の側壁(図では右側
壁)には、油圧ポンプ装置32からの作動油のための入
口(メイン)ポート42が形成されており、該ポート4
2は実質的にネジ管構成とされており、該ポート42に
配管が着脱自在として接続可能である。油圧ハウジング
33には、ドラフト制御弁装置43と水平制御弁装置4
4が左右に振分けられて装着されており、これら弁装置
43,44のための油路45、プライオリティバルブ4
6、リリーフバルブ47等が装着されているとともに、
トラクタ2にフロントローダを装着したときにはこのロ
ーダのための油圧取り出しポート48、ニュートラルポ
ート49およびドレンポート50等が具備されている。
【0022】ドラフト制御弁装置43は、上昇と下降の
ソレノイドバルブとパイロット切換バルブを一体化した
電磁パイロットバルブであり、図6で示すようにドラフ
トセンサ51、リフトアームセンサ52からの信号をコ
ントロールボックス53に送信し、このコントロールボ
ックス53からの制御信号でドラフト制御が自動的に可
能とされている。
【0023】水平制御弁装置44は、トラクタ車体5に
備えている図6に示すローリングセンサ54の信号をコ
ントロールボックス53に送信し、三点リンク11にお
けるリフトシリンダ(リフトロッド)55をストローク
センサ56からの信号等によって制御するものである。
図6において、コントロールボックス53は、ドラフト
・水平制御切換、ドラフト制御およびポジション制御等
のスイッチボックス57から各制御が設定、切換自在で
あり、勿論ドラフト・ポジション制御については後述す
るマニアル操作も可能であり、このため、油圧シリンダ
本体33の右側にはマニアル操作のための取付穴が開口
されており、この開口は自動制御(オートドラフト制
御)のときは着脱自在なカバーによって施蓋されてい
る。
【0024】リフトアーム9には持上げ揚力(油圧力増
強補助)のための伸縮形油圧シリンダ(アシストシリン
ダ)の取付孔9Aが形成されており、このアシストシリ
ンダのための油圧取出口58がシリンダヘッド41に形
成されているとともに該ヘッド41には落下調整弁59
が組込まれている。外部油圧取出用のバルブ35は、バ
ルブケース61に切換用スプール62を備えて構成され
ており、該スプール62は揺動アーム63を介してプッ
シュプルケーブル64の操作力によって切換自在であ
り、油圧取出部(油圧取出と戻りを含む)35Aは、実
質的に油圧取出ホースを着脱自在とするクイックカプラ
ーで構成されている。
【0025】この外部油圧取出用のバルブ35(バルブ
ケース、スプールを含む、以下同じ)は、油圧ハウジン
グ33の上面に、油路34と連通して直接装着すること
もできるが、図示例では油路34と連通した連絡油路6
0Aを有するスペーサ60を介在して油圧ハウジング3
3上部に着脱自在に装着されている。また、バルブ35
はこれのひとつを装着しても良いが図示例では中間スペ
ーサ65およびヘッドスペーサ66を介して複数個を上
下方向に積み重ねてボルト67によって着脱自在として
装着されており、油圧取出部35Aは水平面上において
後方に延伸されていて油圧取出ホースの脱着が容易とさ
れているのである。
【0026】油圧外部取出用のバルブ35に対する油路
34が油圧ハウジング33に形成されていることから、
外部にむき出しの配管は不要となり、スペーサ60、中
間スペーサ(これにも油路がある)65を積み重ねると
き位置決めと重合面のシールを確実にすることで油洩れ
は確実に防止できるのであり、また、左右のリフトアー
ム9間に設けられていることから、リフトアーム9の昇
降動作に油圧取出ホースとともに支障とならないのであ
る。
【0027】油圧ハウジング33には、その後立面にト
ーションバー(荷重感知部材であり、ドラフトセンサと
なる)68を有するトップリンク取付台装置69が装着
され、また、ミッションケース7に対する作動油の給油
プラグA等が備えられることから、図4および図5で示
すようにバルブ35は左右方向一方、図では左方向に偏
在して装着され、これによって三点リンク11を昇降動
作させたとき、バルブ35との干渉を少なくしており、
この結果として三点リンク11(左右のリフトアーム
9)の揚程角は充分に確保されているのである。
【0028】図7〜図13を参照すると、連絡通路60
Aを有するスペーサ60の詳細が図解されており、該ス
ペーサ60は油圧ハウジング33に対する着座部60B
に複数のボルト挿通孔60Cを有し、該着座部60Bに
ドレンポート50が形成されているとともに、ボルト挿
通孔60Cに挿通した上下方向のボルトによって油圧ハ
ウジング33の上面に着脱自在として装着されているこ
とから、油圧ハウジング33をトラクタ車体5に装着し
た状態でスペーサ60を介してバルブ35が脱着自在と
されているのである。
【0029】更に、スペーサ60にはバルブ35の取付
座60Dが膨出形成されており、この取付座60Dにバ
ルブ35が中間スペーサ65、ヘッドスペーサ66を介
してボルト67により着脱自在であり、このことから、
油圧ハウジング33にスペーサ60を装着した状態でバ
ルブ(バルブユニット)35を着脱自在であり、これに
よって、メンテナンスがより一層容易とされているので
ある。
【0030】図14を参照すると、アーム軸38は油圧
ハンジング33に左右方向として貫通した筒状ボスに挿
通されていて該筒状ボスとの間に介在した左右の筒状ブ
シュ70を介して回動自在に支持されている。この筒状
ブシュ70は微振動による焼付けが激しいことから潤滑
することが必要であり、本実施形態ではドラフト制御弁
装置43および水平制御弁装置44が油圧ハウジング3
3の左右側壁に左右分配して配置されていることから、
ドラフト制御弁装置43の戻り油口(タンクポート)に
配管部材71を遊挿接続して戻り油の一部を配管部材7
1を介して右側のブシュ70に送液して当該ブシュ70
を半強制潤滑しており、一方、水平制御弁装置44の戻
り油口(タンクポート)に配管部材72を遊挿接続して
戻り油の一部を配管部材72を介して左側のブシュ70
に送液して当該ブシュ70を半強制潤滑してブシュ70
の焼付けを防止しているのであり、図14で示すよう
に、ブシュ70の外側にはOリング73とカラー74を
設けて戻り油の外部洩出を防止しているのであり、左右
のブシュ70に油膜を造成した残余の油はミッションケ
ース7内に還流されるのである。
【0031】なお、配管部材71については、右側にド
ラフト制御弁装置(オートドラフト)の代りに、メカニ
カル(機械)操作される(人為操作される)ドラフト制
御弁を設けたときには、このドラフト制御弁のタンクポ
ートに遊挿接続されるものである。ここで、タンクポー
トに配管部材71,72を遊挿接続したことにより、戻
り油の一部はその遊挿接続部を介してミッションケース
内に戻り、残余の戻り油が配管部材71,72を介して
左右のブシュ70を半強制潤滑するのであり、上述のよ
うに、油圧ハウジングの左右にドラフト制御弁(オート
又はメカニカルを含む)と水平制御弁をそれぞれ左右振
り分けて設け、この各バルブのタンクポートに配管部材
71,72を介在することでブシュ70の焼付けを防止
しており、この配管部材71,72も油圧ハウジング3
3で被ったかたちで前後方向に配置すれば良く、配管部
材71,72の配管も容易となるのである。
【0032】なお、配管部材71,72については、油
圧ハウジング33に孔形状として構成しても良く、油圧
ハウジング33に、外部油圧取出用の油路34、弁装置
43,44のための油路45等を形成することによっ
て、該油圧ハウジング33は大容量でありながらも、軽
量化が図れて水田用トラクタにおける油圧昇降装置10
として意義があるのである。
【0033】図15〜図18は、本発明に係る外部油圧
取出装置1を、キャノピー(日除け)75を有するトラ
クタ2に適用しているとともに、ドラフト制御弁装置に
ついてはメカニカル(マニアル)としたものであり、前
述した構成と共通する部分は共通符号で示し、以下、相
違する構成について説明する。図15,図16におい
て、キャノピー75は、左右の後車軸ハウジン25から
フェンダ13の上面近傍まで立設されている下部支柱7
5Aと、該下部支柱75Aの上部に入れ子構成にて挿脱
自在として挿通され、ボルト締結具75Cによって装着
された上部支柱75Bとから構成されている。
【0034】油圧ハウジング33上に積み重ねられてい
る外部油圧取出用のバルブ35は、ボーデンケーブル6
3にて遠隔操作されるが、該遠隔操作レバー76は運転
席14の右脇にフロアーシート22に横方向の枢支軸7
7を介して備えられており、フロアーシート22の段差
部(立上り面)22Cに窓を形成して、この窓からレバ
ー76が突出されている。
【0035】段差部22Cの窓の左右を補強するかたち
でブラケット78が段差部22Cにボルト止めしてあ
り、このブラケット78に枢支軸77が備えられ、レバ
ー76の根元部の筒部が枢支軸77に回動自在に套嵌さ
れ、この筒部に形成したアーム部に、金具79を介して
ケーブル63が接続されているのであり、ケーブル63
は右側から油圧ハウジング33の上方を運転席14の後
方を迂回して左側に延伸されている(この操作レバー7
6等については、図1〜図14の実施形態についても採
用される)。
【0036】オートドラフト制御装置に代替してマニア
ル操作(人為操作)される油圧制御レバー装置80が備
えられており、このレバー装置80は、ポジション用レ
バー81とドラフト用レバー82からなり、油圧ハウジ
ング33の右側(オートドラフト制御弁のやや後方)に
形成した開口を塞ぐかたちで内・外2重軸としたコント
ロール軸83を内挿支持した支持アーム84を右外方に
突出させており、コントロール軸83をレバー81,8
2の前後操作にて回動して、油圧ハウジング33に内装
したバルブを制御するものである。
【0037】なお、図16,図17においては、85は
デフロックペタルを示しており、前輪用と後輪用が踏込
み自在に並設されている。上述した本発明に係る外部油
圧取出装置1は、キャビン17、キャノピー75を具備
していないトラクタ2について適用することも可能であ
り、また、バルブ35については図示した上下方向だけ
でなく左右方向に積み重ねることもできる。
【0038】更に、ドラフト制御弁装置について、特
に、オートドラフト制御弁にあっては、メンテナンスの
機会が多くなることから、本発明についての適用意義が
大であるけれども、マニアル操作のドラフト制御弁につ
いても意義がある。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、外
部油圧の取出しが容易でしかもメンテナンスも良好にで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外部油圧取出装置を備えたトラク
タの側面図である。
【図2】トラクタ後部の立面図である。
【図3】本発明に係る外部油圧取出装置を有する油圧昇
降装置の側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の要部背面図である。
【図6】油圧回路の構成図である。
【図7】スペーサの平面図である。
【図8】スペーサの正面図である。
【図9】スペーサの側面図である。
【図10】図7のA−A断面図である。
【図11】図7のB−B断面図である。
【図12】図7のD−D断面図である。
【図13】図7のE−E断面図である。
【図14】油圧昇降制御装置の断面図である。
【図15】本発明を適用した他の形式のトラクタを示す
側面図である。
【図16】図15の要部側面図である。
【図17】図15の要部平面図である。
【図18】図15の要部背面(後面)図である。
【符号の説明】
1 外部油圧取出装置 2 トラクタ 9 リフトアーム 10 油圧昇降装置 33 油圧ハウジング 34 油路 35 油圧取出用バルブ 60 スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴井 格仁 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 藤川 薫 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 佐藤 健吾 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のリフトアーム(9)を有する油圧
    昇降装置(10)を備えているトラクタ(2)に、外部
    油圧取出装置(1)を装着したものにおいて、 油圧昇降装置(10)を構成する油圧ハウジング(3
    3)に外部油圧取出用の油路(34)を形成し、該油路
    (34)に連絡されている外部油圧取出用のバルブ(3
    5)を、前記油圧ハウジング(33)の上部で左右のリ
    フトアーム(9)間に設けていることを特徴とするトラ
    クタの外部油圧取出装置。
  2. 【請求項2】 連絡油路(60A)を形成したスペーサ
    (60)を介して外部油圧取出用のバルブ(35)を装
    着していることを特徴とする請求項1に記載のトラクタ
    外部油圧取出装置。
  3. 【請求項3】 外部油圧取出用のバルブ(35)の複数
    個を積み重ねて装着していることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のトラクタの外部油圧取出装置。
  4. 【請求項4】 複数個のバルブ(35)の積み重ねは上
    下又は左右方向としていることを特徴とする請求項3記
    載のトラクタの外部油圧取出装置。
  5. 【請求項5】 連絡油路(60A)を形成したスペーサ
    (60)を介在して複数個のバルブ(35)を積み重ね
    ていることを特徴とする請求項3又は4記載のトラクタ
    の外部油圧取出装置。
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