JPH1158562A - 八角形の内筒を有する包装箱の組立装置 - Google Patents

八角形の内筒を有する包装箱の組立装置

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JPH1158562A
JPH1158562A JP9225236A JP22523697A JPH1158562A JP H1158562 A JPH1158562 A JP H1158562A JP 9225236 A JP9225236 A JP 9225236A JP 22523697 A JP22523697 A JP 22523697A JP H1158562 A JPH1158562 A JP H1158562A
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plate
inner cylinder
plates
blank
packaging box
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JP9225236A
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Takeo Seno
建夫 瀬能
Yoshiko Furuhashi
与四己 古橋
Kunio Ishiyama
邦男 石山
Tetsuo Okada
哲男 岡田
Yasuhei Takezawa
泰平 竹沢
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Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体等を充填した内袋を収納する八角形の内
筒を内装した四角形の包装箱を、簡素な構造で、簡単な
作業で、高精度に得ることができる組立装置を得たい。 【解決手段】 ブランクの側板の折り曲げ起立時に、ブ
ランクの中央部の底板上に位置して側板の起立状態を保
持、位置決めを行なう上下動可能の八角形の内筒の外形
と同形状のコアと、固定の中央板12の四周に設けら
れ、ブランクの向い合う一対の側板を先行して起立させ
る第1の起倒板13,14、及び時間遅れをもって他の
一対の側板を起立させる第2の起倒板15,16とを備
える八角形の内筒を有する包装箱の組立装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四角形の外箱内に
八角形の内筒を配置して補強し、液体等を充填した内袋
を収納、包装するようにした、所謂バックインボックス
と称される包装箱の組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】醤油等の液体や、粉体等の流動性物品を
収容し、運搬する容器として、バックインボックスと称
される包装箱が用いられる。本出願人は、バックインボ
ックスとして特開平9−40016号公報記載の技術を
提案した。この公報記載の技術は、醤油等の流動性物品
を可撓性の袋に収納し、この袋を包装箱で包装した際に
生じる包装箱の胴膨れを防止するようにものであり、詳
細には、包装箱を構成する四角形の外箱内に、補強用の
八角形の内筒を一体的に設けて補強したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のバックインボッ
クスを構成する包装箱は、一枚の段ボール紙を複数箇所
で折り畳み、必要な部分を接着して八角形の内筒を有す
る四角形の外箱を組み立てて形成し、バックインボック
ス式の包装箱を構成する。ところで、包装箱を組み立て
るに際し、内筒の折り畳み、接着、外箱の折り畳み、接
着を必要とする。従って、包装箱の組立作業は、内筒組
立、外箱組立の両作業を必要とすることから、組立作業
が面倒、複雑であること、内筒の組立、接着は高精度を
もって行なう必要があること、内筒組立後の最終的な外
箱組立、接着に際し、外箱周囲を構成する四片の組み立
て、接着を、内筒と干渉しないように正確に、高精度に
接着する必要があること、段ボール紙を強制的に折り畳
んで、接着作業を行ないつつ組み立てるので、大きな力
が必要となる等の課題がある。
【0004】以上の包装箱を組み立てるに際し、自動機
で全自動式に行なうことも考慮されるが、一枚の段ボー
ル紙で構成したブランクを、所定の手順を踏んで折り畳
み、且つこの間に、又折り畳む過程で接着作業を介在さ
せる必要があるので、先ず、装置が複雑化すること、次
に装置構成が大掛りとなること等から、組立装置は極め
て高価なものとなる。一方、手作業で組立ることも考慮
されるが、収納する内袋の重量、胴膨れ防止機能を持た
せるため、ブランクである段ボール紙の紙厚も比較的厚
くなる傾向にあり、曲げ、折り畳み作業等がし難く、手
作業による曲げ、折り畳みは困難性を伴うこと、内筒を
外箱内の正規位置にセットし、正確、高精度に接着し、
且つ組立作業を迅速に、効率良く行なうには困難性を伴
うこと、等の課題がある。これ等を考慮すると、1名の
作業者で、この種の包装箱を組み立てることには困難性
を伴い、複数名の作業者を必要とし、又組立作業には熟
練を要する。
【0005】本発明者等は、一枚の段ボール紙等のブラ
ンクから、八角形の内筒を一体的に内部に備える四角形
の包装箱を組み立てる際に生じた以上の課題を解決すべ
く本発明をなしたものである。本発明の目的とする処
は、組み立てし難い上記した包装箱を、容易に、迅速
に、効率良く、精度良好に、半自動化して組み立てるこ
とが可能である包装箱の組立装置を提供し、又装置構成
が簡素であり、外形も極めて小型であり、しかも操作も
簡単で、格別の熟練を必要とすることなく、包装箱を組
み立てることを可能とした組立装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、中央部の底板、これの四辺に連続して設
けられた4個の側板、対向する2個の側板の両側に連続
して設けられた左右のフラップを有する段ボール紙等の
ブランクからなり、左右のフラップを側板に対して折っ
て側板内面に接着し、八角形の内筒半体を該側板内面に
設け、爾後底板の四辺の側片を起立させて八角形の内筒
を有する包装箱を組み立てる装置であって、側板の折り
曲げ起立時に、ブランクの中央部の底板上に位置して側
板の起立状態を保持、位置決めを行なう上下動可能の八
角形の内筒の外形と同形状のコアと、固定の中央板の四
周に設けられ、前記ブランクの向い合う一対の側板を先
行して起立させる第1の起倒板、及び時間遅れをもって
他の一対の側板を起立させる第2の起倒板とを備える。
【0007】請求項1では、内筒半体を有する一対の側
板を第1の起倒板の起立動で谷折りして起立させ、他の
一対の側板に接着剤を塗布し、爾後、一対の第2の起倒
板が時間遅れもって起立動し、接着剤塗布した側板を谷
折り起立させるので、先行起立した側板と、後続起立す
る接着剤塗布後の側板との間に干渉が無く、側板間の接
着、組み立てが容易に、正確、確実になされる。
【0008】請求項2は、請求項1において、足踏み操
作で作動するレバーと、該レバーで上下動するアーム
と、該アームにリンクを介して連結された一対の第1の
起倒板と、該アームに上下方向の長孔を介してリンクに
より連結された一対の第2の起倒板とからなる。
【0009】請求項2では、起倒板の起立作動は、足踏
みでなされるので、操作が簡単であり、又起倒板の作動
機構も極めて簡素なものでたり、更に第2の起倒板は、
第1の起倒板を作動させるアームに対して上下方向の長
孔で連結したので、長孔の範囲で第2起倒板の起立作動
に時間遅れを生じさせることができる。又時間遅れのタ
イミングは、長孔の長さで自由に設定することができ、
時間遅れタイミングの設定が自由で、簡単である。
【0010】請求項3は、請求項1において、第1の起
倒板の一方の両側部に配置され、足踏み操作で作動する
レバー、及び該レバーに連結されたリンクを介して起倒
し、前記フラップを起立するように折り曲げる副起倒板
を備える。
【0011】請求項3では、側板の起立作動に先立ち、
副起倒板でフラップを起立させることができ、フラップ
を90°起立させた状態を保持して、正確に内筒半体を
組み立て、接着する作業が行なえる。
【0012】請求項4は、請求項3において、足踏み操
作する操作レバーを左右一対備え、操作レバーを個々に
足踏み操作可能としたので、左右のフラップの起立、内
筒半体の接着、組付作業を左右で個々に行なえ、且つこ
れを足踏み操作で容易に行なえ、又副起倒板の起立作動
機構が簡素で、操作も簡単、確実な作動を保障すること
ができる。
【0013】請求項5は、請求項1、請求項2、又は請
求項3の何れかにおいて、ブランクの左右のフラップ部
の両側端部を折り曲げる折りガイド部、及び必要時にフ
ラップを上から押える押え板を備えるので、フラップ端
部の折り曲げが容易に、正確に行なえ、且つ押え板で上
から押えることで、フラップの折り曲げ作業を確実、容
易に行なえる。
【0014】請求項6は、請求項1、請求項2、又は請
求項3の何れかにおいて、ブランクの一対の側板の左右
に設けた四個のフラップの長手方向の外端部を位置決め
する位置決め片を備えるので、ブランクを組立装置上に
セットすることで、コア、第1、第2の起倒板、副起倒
板との間の位置を正確に出すことができ、爾後の折り曲
げ作業、起立、組み立て作業を正確に行うことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1〜図3は、本発明にかかる組立装置で
組み立てる包装箱の組立手順の概略を示し、図1は展開
状態のブランクAを、図2は組立途中の状態の斜視図
を、又図3は組立完了の状態の斜視図を示す。ブランク
Aは段ボール紙で形成されており、鎖線は折目を示す。
図1の展開状態のブランクAの中央部の底板Bには、上
下に連設した上下対称形状の側板C,Cを備え、各側板
C,Cには左右両側に対称形状で延設したフラップD,
Dを両側部に連設して備る。各側板C,Cの各フラップ
D…(…は複数を表す。以下同じ)を縦方向の折目a,
b,c,dで次のように折る。
【0016】先ず、折目aから図1のフラップDを谷折
りし、フップDの最内側の片D1を起立させる。次に、
片D1よりも図の左右方向の長さが短い隣接する片D2
を、折目bから深く山折りし、片D1,D2とを重ね、
接着する。次に片D3を折目cから浅く谷折りし、更に
片D4を折目dから谷折りし、折目d外側の最外側の片
D4を側板Cの中間部に接着する。
【0017】以上の図1の上下の側板C,Cの左右に設
けた4個のフラップD…を、同じように左右対称に折目
a〜dで折り、各最外側の片D4…を同様に側板C,C
の左右の面に接着し、図2に示すように、一側の側板C
の中央部に左右の最外側の片D4,D4が接着され、対
向する端部D5,D5は、側板Cの中央部で突き合され
る。片D3は、片D2が片D1と重ね合わされて接着さ
れ、又片D4が側板Cに接着されることから、この間を
図2に示すように斜桁状に繋ぎ、側板Cの左右のフラッ
プD,Dは同様であり、図1の上方の側板Cも同様であ
る。以上により、図2に示すように側板C,Cの内面
に、補強用の八角形の内筒の半体E,Eを、折り畳んで
一部を接着することで、組み立てる。尚、側板C,Cの
上下端部には余片C1,C1を連設しており、折目e,
eから山折りし、図2、図3に示すように包装箱内への
突出長さが短い内蓋を構成する。
【0018】前記した底板Bの図1の左右には他の側板
F,Fを連設し、底板Bと側板F,Fとの間の折目f,
fから図2の矢印に示すように谷折りし、側板F,Fを
起立させる。一方の側板Fの外端部には折目g,gを介
して外蓋片F1,F1を連設し、折目g,gから谷折り
し、外蓋片を構成し、一方の外蓋片には長孔F2を、他
方の外蓋片には略々T字型の切れ目F3を設けた。図2
の矢印で示すように、内筒半体E,Eを備える側板C,
Cを、図1における底板B上下の折目h,hから谷折り
して起立し、図2は奥の側板Cを谷折りして起立させ、
手前の側板Cを矢印のように折目hで谷折りして起立さ
せ、側板C,Cの対向端部(折目bの部分)を突き合
せ、一方、他の側板F,F内面に後述する接着剤を塗布
し、爾後側板F,Fを前記のように起立し、側板F,F
の内面を各片D1…の表面に接合し、図3に示す如き八
角形の内筒Gを内部に備える包装箱Hを得る。
【0019】本発明は、以上の包装箱Hを組み立てる装
置である。図4〜図14は組立装置を示す。図4は正面
図、図5は側面図、図6はコアを下動させ、包装箱を最
終形状に組立可能とした状態の要部の側面図、図7は図
4の7−7線に従った平面図、図8は折り、この状態の
保持を行なう起倒板の作動機構の一方の方向から見た説
明的断面図、図9は作動機構の図8と直交する方向から
見た説明的断面図で、図8の9−9線方向の断面図、図
10は図9の10−10線の要部拡大断面図で、(a)
〜(c)は作動を説明した図、図11は作動機構の説明
的斜視図、図12は図4の12−12線拡大断面図、図
13は図4の矢印13部分の拡大断面図、図14は側板
左右のフラップを折る機構の説明的斜視図である。
【0020】図4、図5において1は包装箱の組立装置
示し、基台2上には、これの四隅に脚部3a…を立て、
又脚部3a…上端間を繋ぐように平面視矩形の囲枠部3
bを設け、これ等により支持枠3を設置する。囲枠部3
bは、左右、前後の枠部に相互に直交するように複数の
中間枠部3d…を備える。支持枠3の後方で、左右方向
の中央部には、近接して支柱4を起立するように設置
し、支柱4の高さ方向中間部と囲枠部3bの後部とは、
連結材4aで連結し、又囲枠部3bの前後の部分3c,
3cの中間部を除く左右の部分には、前記した図1に示
したブランクAのフラップD…の上下端縁D6…を当て
て位置決めする位置決め片5…を設ける。図4では前側
の位置決め片5…の正面図を、図5では位置決め片5,
5の端面を、又図7では平面における4隅の位置決め片
5…の配置、位置関係を示した。
【0021】前記した支柱4には、前記した包装箱Hの
内筒Gの内側位置決め部材であるコア6を上下動可能に
支持する。コア6は、八角形の内筒Gの内側に倣うよう
に、図4で示した如く八角形の太い柱状をなし、コア7
の頂部中央部を、支柱4の上部に中間後部を軸7aで軸
止めした首振りアーム7の先端部に垂下、固定する。首
振りアーム7の後端部と支柱4との間には、コイルバネ
8を架設する。又首振りアーム7の軸7aよりも前方の
中間部には、ロックアーム9の先端部を軸9aで軸止め
し、ロックアーム9中間部と首振りアーム7との間に
は、コイルバネ10を架設する。又ロックアーム9の後
端部にはフック部9bを設け、一方支柱4の上端部近傍
にはロックピン4bを突設し、フック部9bとロックピ
ン4bとを係合させてロックアーム9をロック状態に置
く。
【0022】更に、コア6の頂面前部には、図4に示す
ように正面視略逆U字型の把持アーム6aを設け、これ
の上枠部には把手6bを被せて把持し易く構成した。把
手6bには、図5に示すように略逆L型の操作レバー1
1の先端部を固着し、操作レバー11の後端部を、前記
したロックアーム9のフック部9bの手前に軸11aで
軸止めする。以上において、図4、図5は、何れもコア
6が上限位置にあり、ロックレバー9は、フック部9b
がロックピン4bと係合し、コア6を上限位置で保持す
る。コア6を把手6bを介して把持し、若干持上げるこ
とで、ロックレバー9のフック部9bは、図5の後上方
に移動し、支柱4のロックピン4bからフック部9aは
外れ、続いてコア6を図5の矢印の下方に降下させる。
この際、バネ8の作用で、コア6の下降は緩やかになさ
れる。最終的は、前記した囲枠部3b上に設けた固定中
央板12上にコア6の底面が接触し、固定中央板12に
ついては後述する。
【0023】コア6を下降させた状態を図6で示し、こ
の状態で、前記した包装箱Hを組み立てる工程におい
て、図2のように側板C,Cに内筒の半体E,Eを形成
した後、側板C,Cを谷折りする際、コア6周に側板
C,Cを当て、内筒の半体E,Eを含む側板C,Cの位
置決め、及び側板F,Fの谷折り、接着の際の位置決
め、保持を行なう。包装箱Hの組み立て後、コア6を少
しく持上げることで、バネ8の作用でコアは小さな力で
上動し、フック部9bは支柱4のロックピン4bに係合
し、係合は、バネ10がロックアーム9を閉じ、ロック
ピン4bにフック部9bが係合する方向に付勢されてい
るので、コア6を上昇させるだけで自動的に、確実にな
される。
【0024】支持枠3の上面を構成する囲枠部3bの中
央部には、中央枠部3d…の所定のものの上に固定の中
央板12を略々水平に設け、これの四辺には4枚の主起
倒板13,14,15,16を設ける。これ等主起倒板
13,14,15,16は、夫々中央板12周囲の辺部
分に近接する部分でヒンジ金具17…で起倒自在に軸止
めされており、図7において、図の上側の後部起倒板1
4の左右で、左右の起倒板15,16の上側の部分に
は、固定の支持板18,19を設ける。該支持板18,
19の後部に前記した後部の位置決め片5,5が位置す
る。これ等主起倒板13〜16は、前後のもの13,1
4が先行して起立動作する第1の主起倒板とし、左右の
もの15,16は、時間遅れをもって起立動作する第2
の主起倒板とする。
【0025】又前部起倒板13の左右で、左右の起倒板
15,16の前方には、前記したブランクAの側片C左
右のフラップD,Dを谷折りし、且つこの状態で保持
し、内筒の半体Eを接着する際に位置決め、保持を行な
う副起倒板20,21を設ける。起倒板20,21は、
前記した起倒板13〜16よりも小面積で、起倒板2
0,21は、前部起倒板13の左右の辺近傍でヒンジ金
具22…で軸止めされる。又起倒板20,21の各外側
には固定の受け板23,23を対称的に設置する。図7
においては、可動の主起倒板13〜16を梨地模様を付
して表し、他の可動の副起倒板20,21を斜線模様を
付して表し、固定の板18,19,23,23を白抜き
で表した。
【0026】更に、上記した支持枠3の囲枠部3bの前
半部の左右に外側には、下部が外側に突出した上傾する
固定の折りガイド部24,24を対称的に設置し、これ
を図13で拡大して示し、又囲枠部3bの前端縁部に
は、左右の基端部をヒンジ金具26…で軸止めした押え
板25を設ける。押え板25は、不使用時には図4、図
5のように支持枠3の前方上部に位置して垂下されてお
り、図4に示すように図では正面視が横長の略凹型で、
後方(図4では上方)に突出した左右の部分には、図1
2に示す如き弧状の基部25a,25aを備え、これの
基端部がヒンジ金具26…で囲枠部3bの前端縁部に軸
止めされている。押え板25の垂下状態の裏面には、正
面視が略U字型の把手26bを備える。
【0027】次に前記した主起倒板13〜16の起倒を
行なう作動機構27を説明する。図8〜図11は作動機
構27を詳細に示し、支持枠3内に左右方向に横向きに
配置した下位の第1のアーム28を備え、第1のアーム
28の中間部には、前後方向に開口部28bを設けたボ
ス部28aを備える。開口部28b内には、先端部に足
踏み式の主ペダル29aを有する主操作レバー29の基
端部に設けたローラ29bを遊合する。主操作レバー2
9は前後方向に延び、ペダル29aは支持枠3の前方下
部に突出し、該操作レバー29の長さ方向の中間部を二
股状のブラケット30に軸30aで軸止めし、図11矢
印で示すように、軸30aを支点としてシーソのように
両端部が上下動可能である。
【0028】第1のアーム28の上方には、これと直交
するに第2のアーム31を前後方向を向くように配置
し、第2のアーム31の中央部には支持ロッド32を垂
下し、一方、第1のアーム28のボス部28aには筒部
材33を起立するように設け、支持ロッド32下半部を
筒部材33に摺動可能に嵌合し、筒部材33の上端部の
フランジ部33aと第2のアーム32の下面間には、支
持ロッド32の上半部周を囲むようにコイルバネ34を
介装する。尚、第2のアーム31の前後の対称部分に
は、図11、図8で明示したようにガイドバー35,3
5を垂下設置し、一方、基台2上にはガイド筒36,3
6を起立、設置し、双方を摺動可能に嵌合し、第2のレ
バー32の上下動、延いては第1のアーム28の上下動
を保障するように構成した。
【0029】以上の第2のアーム31の前後端部31
a,31aを二股状に形成し、該端部31a,31aに
リンク37の下端部を軸止37aし、リンク37の上端
部を前記した前後の起倒板13,14の下面中央部に垂
下、設置した二股状のブラケット13a,14aに挟み
込み、軸止37bする。又図11、及び図9に示すよう
に、第1のアーム28の二股状の両端部28c,28c
には、図9で明示したように縦長の長孔28dを夫々設
け、該両端部28c,28cに縦方向に長いリンク3
8,38の下端部を挟み込み、リンク38,38の下端
部にピン38aを各係合する。リンク38,38の各上
端部は、左右の起倒板15,16の下面中央部に垂下、
設置した二股状のブラケット15a,16aに軸止38
b,38bする。
【0030】以上においては、図11に示す白抜き矢印
のようにペダル29aを踏むと、操作レバー29は、矢
印のように軸30aを支点として下動し、奥の基端部は
矢印のように上動する。この結果、第1のアーム28は
矢印のように上動し、バネ34を圧縮しつつ第2のアー
ム31は上動し、これに繋がるリンク38、前後の起倒
板13,14は基端部のヒンジ金具17…を支点として
図11の白抜き矢印で示すように回動し、起立する。起
倒板13,14の起立により、前記した図2に示す側板
C,Cを、図1の折目h,hから谷折りして起立させ
る。この起立状態で、側片C,Cに連設した内筒半体E
を有するフラップD…をも、図2の奥のフラップのよう
に起立する。
【0031】バネ34の圧縮過程で起倒板13,14は
回動して起立し、第1のアーム28の更なる上昇で第2
のアーム31は上昇し、バネ34の作用により撓ませ、
谷折りした側片C,Cを深折りし、且つ弾性的に側片
C,Cを前記したコア6外周に押し付け、この状態を保
持する。一方、左右の起倒板15,16の起立は以下の
如くなされる。図9、図10の(a)は第1のアーム2
8の作動前の状態を示し、第1のアーム28の長孔28
dの上端部にリンク38下端部のピン38aが接してい
る。長孔28dは、上下方向に所定の長さLを有する。
第1のアーム28が上昇を開始すると、長孔28dを備
える端部28cも上昇し、図10の(b)の状態は上昇
途中の状態を示し、この作動で、前記したリンク37,
37はバネ34を圧縮しながら上昇し、前記した側板
C,Cの谷折り作動を行ない、且つ側板C,Cを起立さ
せる。
【0032】第1のアーム28の上昇で、図10の
(c)に示すように、長孔28dの下端部に前記したピ
ン38aが接する。即ち、長孔28dのストロークLだ
け端部28cが上昇し、初めてピン38aと第1のアー
ム28の先端部とは係合し、この時点から第1のアーム
28の上昇作動はピン38a側、即ち、リンク38側を
押上げる。この結果、第1のアーム28とリンク38と
はこの時点で係合することとなり、リンク38はストロ
ークLだけ遅れて上昇し、左右の起倒板15,16をヒ
ンジ金具17…を支点として起立させる。このように、
左右の起倒板15,16を起立させるリンク38,38
の上動、従って左右の起倒板15,16の起立は、前後
の起倒板13,14の起立作動に所定時間遅れて追従す
ることとなり、時間遅れをもって作動することとなる。
【0033】即ち、ペダル29aの踏込み操作により、
包装箱Hを組み立てるべく、折り込み作動を行なわせる
に際し、先ず前後の第1の主起倒板13,14が先行し
て起立作動し、側板C,Cを起立させ、これが終了した
後、ペダル29aの踏込み操作の継続で時間遅れをもっ
て左右の第2の主起倒板15,16が起立作動し、側板
F,Fと側板C,Cとが時間的に前後して起立すること
で、側板F,Fに予め塗布した接着剤の側板C,Cへの
付着を防止する。従って、先ず、側板C,Cが起立し、
次に待機状態の側板F,Fの裏面に接着剤を塗布し、側
板C,Cは起立しているので接着剤の塗布作業は、側板
C,Cに干渉することなくなされ、ペダル踏込み操作の
続行で、接着剤塗布後に側板F,Fが起立し、裏面に塗
布した接着剤を介して起立、保持されたフラップD…の
外面と接着する。この間、バネ34の圧縮過程を経るこ
とで、時間遅れ作動を行なう。このように、簡易な長
孔、ピンとの係合機構で遅延機構を構成する。
【0034】図14は、フラップD,Dの谷折り、及び
内筒を組み立てる際に作動する左右の副起倒板20,2
1の作動機構を示す。副起倒板20,21は前記前部の
起倒板13の左右に配置されており、図示例では左右の
副起倒板20,21が個々独立して起倒するようにした
ものである。前記した主操作レバー29の左右に、前後
方向に2個の副操作レバー39,39を配置し、各操作
レバー39は、中間部をブラケット40で軸止40aさ
れ、軸40aを支点として図14の矢印で示すようにシ
ーソのように上下に回動する。各操作レバー39の先端
部には、踏込みペダル39aを備える。
【0035】各操作レバー39の奥に延びる基端部39
bを二股状部とし、これに下部リンク41の下端部を軸
止41aし、下部リンク41の上端部を上部リンク42
の二股状下端部42aと軸止方向を直交させて軸止41
bする。上部リンク42の上端部を、左右の副起倒板2
0,21の下面に垂下、設置した二股状のブラケット2
0a,21aに軸41bと同方向に軸止42bする。
【0036】以上においては、左右の副ペダル39a,
39aを個々に踏込むことで、リンク41,42は図1
4の矢印のように上動し、左右の副起倒板20,21を
個々にヒンジ金具22…を支点として回動させ、起立さ
せ、前記したフラップD,Dの谷折り、及び谷折り、起
立状態を保持する。
【0037】次に以上詳述した本発明にかかる組立装置
1による包装箱の組み立て作業を、図1〜図3を参照し
つつ、図15〜図26で説明する。先ず、前記したブラ
ンクAを、図1の状態のまま、図7のように水平な状態
にある各起倒板13〜16,20,21、及び固定板1
2,18,19,23,23上に載せる。この際、位置
決め片5…に図1のブランクAのフラップD…の上下端
縁D6…に当て、これによりブランクAは、装置上に正
確に位置決めされてセットされる。この状態を図15で
示した。この際、ブランクAの底板Bは、中央板12上
に、側板C,Cは第1の主起倒板13,14上に、側板
F,Fは第2の主起倒板15,16上に、左右のフラッ
プD…の一方の一対のものは固定の支持板18,19上
に、他方の一対のものは副起倒板20,21上に夫々位
置する。
【0038】次に、押え板25を図15の矢印のように
起こして回動し、手前の側板C、及び左右のフラップ
D,D上に図16にように位置させ、上から押え、フラ
ップD,Dの両外側部を図16の矢印のように下方に押
し、折りガイド部24,24に倣うように折り曲げ、図
1の折目Cから山折りの折目を付ける。
【0039】次に、図17の矢印ように、左右のフラッ
プD,Dを押え板25の両端部を基準にして内側に対称
的に谷折りし、この際、谷折りは、図1の折目b,bか
らなされ、フラップD,Dは、折目Cで山折り、折目b
で谷折りされ、起立状態にある。爾後、起立した左右の
フラップD,D間に臨む押え板25を、図17の矢印で
示すように手前方向に回動し、図15の不使用状態にお
く。
【0040】次に、図18に示したように、フラップ
D,Dの片D1を折目aから谷折りし、D1とD2とを
重ね、浅く谷折りされた外端部の左右の片D4,D4を
水平状態の隣接する側板Cの内面に中央部に重ね、この
間の片D3を谷折りする。このように折目a〜dの折目
から折られていることを確認する。
【0041】続いて、フラップD,Dの片D1,D1を
起こし、片D1,D1の内面の外端部寄り部分に塗布ガ
ン43等で接着剤44を塗布する。これを図19で示
し、爾後、先に折って馴染ませておいた片D2を片D1
とを、図20の矢印で示すように重ね合せ、双方を接着
する。次に側板Cの中間部に、図22に示すように接着
剤44を前記と同様に塗布する。爾後、前記した副操作
レバー39の左側のものを踏込み、前記に従って左側の
副起倒板21を起立作動させる。副起倒板21は直角に
起立し、最外側の片D4を接着剤44上に重ね、片D4
を側板Cの内面で、中間部に接着、一体化する。これを
図22で示し、片D1は側板Cに対して直角に折られて
起立し、片D4はその端部D5が側板Cの幅方向中心部
に臨むように位置し、これ等の重ね合わせ、接着作業は
手作業でなされ、片D1に一体化された片D2の端部と
片D4の対向する端部との間を斜桁状の片D3で連結す
る。
【0042】図22、図23の右側のフラップDについ
ても、左側と同様の手順で折曲、重ね合わせ、接着作業
を行ない、右側の副起倒板20を起立させて左側と同様
に片D4を側板Cの右半部の内面に接着する。これによ
り、側板Cの内面には、八角形の内筒半体Eを形成する
ことができる。以上の片側の片Cに内筒半体Eを形した
後、ブランクAを外して反転し、折り曲げ、起立、接着
が未了のフラップD,Dを含む側板Cを手前側に臨ま
せ、この状態を図23で示した。
【0043】図23では、説明の便宜上コア6を下降さ
せたが、コア6の下降に先立ち、図23の手前の側板
C、フラップD,Dを、前記図15〜図22の手順を反
復して折り曲げ、起立、接着し、内筒半体Eを形成す
る。図23では、コア6を下降させ、爾後、図15〜図
22の手順を踏んで内筒半体Gを形成し、コア6は、下
降位置でブランクAの中央部の底板B上に正確に載るよ
うにセットされる。これを図23で示した。
【0044】以上により、前後の側片C,Cに内筒半体
E,Eを形成し、次に図24に示すように他の側板F,
Fの内面に接着剤44,44を前記と同様の手法で塗布
する。これを図24で示し、次に前記したペダル29a
を踏込み、これにより前記したようにリンク37を介し
て第1のアーム28、これに連結した第2のアーム31
を介して前後の第1の起倒板13,14が図24の矢印
,のように先行して起立作動する。これにより、内
筒半体E,Eを有する側板C,Cは起立し、これ等の起
立は、起倒板13,14により、底板Bに対して直角を
保持するようになされ、内筒半体E,Eの内面は、この
起立作動により、コア6の外周面に押圧して接触するよ
うになされる。
【0045】前記したように、ペダル29aの更なる踏
込みで、左右の第2の起倒板15,16が時間遅れをも
って起立し、これにより側板F,Fは起立し、側板F,
Fの内面に塗布した接着剤44,44は、起立し、コア
6周に臨むフラップDの片D1…の外面に圧接され、片
D1…と側板F,Fとを接着、一体化する。この状態を
図25で示した。爾後、ペダル29aの足踏み操作を解
除することで、各起倒板13〜16は図25の矢印で示
す如く倒れ、包装箱Hの組み立ては完了する。最後に、
コア6を前記したように上動させて旧に復帰させ、コア
6に嵌合状態にある包装箱Hをコア6から抜出す。
【0046】以上実施の形態を説明したが、押え板2
5、及び曲げガイド部24の設置は任意である。
【0047】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、八角形の内筒を有する包装箱の組
み立てに際し、ブランクの側板の折り曲げ起立時に、ブ
ランクの中央部の底板上に位置して側板の起立状態を保
持、位置決めを行なう上下動可能の八角形の内筒の外形
と同形状のコアを備え、又固定の中央板の四周に、ブラ
ンクの向い合う一対の側板を先行して起立させる第1の
起倒板、及び時間遅れをもって他の一対の側板を起立さ
せる第2の起倒板を設けたので、内筒半体を有する一対
の側板を、先ず、第1の起倒板の起立動で谷折りして起
立させ、他の一対の側板に接着剤を塗布し、爾後、一対
の第2の起倒板が時間遅れもって起立動し、接着剤塗布
した側板を谷折り起立させることができる。
【0048】従って、先行して起立した内筒半体を形成
した側板と、後続して起立する接着剤塗布後の側板との
間の折曲、起立作動、即ち、組立時に時間遅れが生じ、
内筒半体を有する側板と、他の側板との間に干渉が無
く、側板間の接着、組立作業に際し、接着、組立を容易
に、正確に、確実に行なうことができる。又4個の側板
を起倒板で起立し、ブランク底板上にコアを配置するの
で、側板の底板に対する曲げ、起立の直角度を正確に維
持することができ、手作業で組立を行ないつつ、高精度
の均質な包装箱を、格別の熟練を要することなく、容易
に組み立てることが可能である。更に、前述のように、
先行して起立した内筒半体を形成した側板と、後続して
起立する接着剤塗布後の側板との間において、これ等の
折曲、起立作動により組立時に時間遅れが生じさせ、内
筒半体を有する側板を起立保持し、この状態で、後続す
る他の側板への接着剤の塗布作業を、起立した側板に干
渉すること無く行なえるので、側板間の接着、組立作業
に複数の作業者を必要とすることが無く、1名の作業者
で、上述のように熟練を要すること無く、簡単にこの種
包装箱を組み立てることができる。
【0049】請求項2では、請求項1において、起倒板
の作動機構を、足踏み操作で作動するレバー、該レバー
で上下動するアーム、該アームにリンクを介して連結さ
れた一対の第1の起倒板、該アームに上下方向の長孔を
介してリンクにより連結された一対の第2の起倒板で構
成したので、モータ、シリンダユニット等の動力源を必
要とすること無く、起倒板の作動機構を極めて簡素な構
造で、手軽であり、しかも安価に上記した請求項1の効
果を発揮する組立装置を得ることができる。
【0050】又足踏み操作でアーム、リンクで第1、第
2の起倒板を起倒させるので、作動が確実で、構造簡素
なことから故障も少い。特に重要なことは、第1の起倒
板の作動と第2の起倒板の作動との間の時間遅れ機構を
第1の起倒板を作動させるアームに対して上下方向の長
孔で連結する構造としたので、極めて簡素な構造の時間
遅れ機構を得ることができる。又長孔の範囲内で第2起
倒板の起立作動に時間遅れを生じさせることができるの
で、時間遅れのタイミングは、長孔の長さで自由に設定
することができ、時間遅れタイミングの設定が自由で、
簡単である。更に足踏み操作のストローク前半部で第1
の起倒板を起立作動し、ストローク後半部で第2の起倒
板を起立作動するので、単純な足踏み操作において、踏
込み量を加減することで起倒板の時間遅れ起立作動を行
なうので、一連の足踏み操作で、起倒板の時間遅れ起立
作動を正確に行なえる。
【0051】請求項3では、請求項1において、第1の
起倒板の一方の両側部に副起倒板を配置し、これを足踏
み操作で作動するレバー、該レバーに連結されたリンク
を介して起倒させ、フラップを起立するように折り曲げ
るようにしたので、副起倒板でフラップを90°起立さ
せた状態を保持して、正確に内筒半体を組み立て、接着
する作業が行なうことができる。又副起倒板の起倒作動
機構も、足踏みペダル、レバー、リンク機構等で構成す
ることができ、構造が簡素であり、前記起倒板に付設し
ても、簡易、安価な組立装置を得ることができる。
【0052】請求項4では、請求項3において、足踏み
操作する左右の操作レバーを、個々に足踏み操作可能と
したので、左右のフラップの起立、内筒半体の接着、組
付作業を左右で個々に行なえ、且つこれを足踏み操作で
容易に行なえ、又副起倒板の起立作動機構が左右個別な
ので簡素となり、操作も簡単、確実な作動を保障するこ
とができる。
【0053】請求項5では、請求項1、請求項2、又は
請求項3の何れかにおいて、ブランクの左右のフラップ
部の両側端部を折り曲げる折りガイド部、及び必要時に
フラップを上から押える押え板を設けたので、フラップ
端部の折り曲げが容易に、正確に行なえ、且つ押え板で
上から押えることで、フラップの折り曲げ作業を確実、
容易に行なうことができる。
【0054】請求項6では、請求項1、請求項2、又は
請求項3の何れかにおいて、ブランクの一対の側板の左
右に設けた四個のフラップの長手方向の外端部を位置決
めする位置決め片を設けたので、ブランクを組立装置上
にセットすることで、コア、第1、第2の起倒板、副起
倒板との間の位置を正確に出すことができ、爾後の折り
曲げ作業、起立、組み立て作業を正確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装箱を形成するブランクの展開状態の図
【図2】包装箱の組立途中の状態の斜視図
【図3】包装箱の組立完了の状態の斜視図
【図4】包装箱組立装置の正面図
【図5】包装箱組立装置の側面図
【図6】コアを下動させ、包装箱を最終形状に組立可能
とした状態の包装箱組立装置要部の側面図
【図7】図4の7−7線に沿った平面図
【図8】包装箱組立装置の折り、この状態の保持を行な
う起倒板の作動機構の一方の方向から見た説明的断面図
【図9】作動機構の図8と直交する方向から見た説明的
断面図で、図8の9−9線方向の断面図
【図10】図9の10−10線の要部拡大断面図で、
(a)〜(c)は作動を説明した図
【図11】作動機構の説明的斜視図
【図12】図4の12−12線拡大断面図
【図13】図4の矢印13部分の拡大断面図
【図14】側板左右のフラップを折る作動機構の説明的
斜視図
【図15】図15〜図26は本発明にかかる組立装置に
よる包装箱の組立手順を示し、図15は組立装置にブラ
ンクをセット素他状態の図
【図16】押え板をセットした状態の図
【図17】左右のフラップを折り曲げ、起立させた状態
の図
【図18】内筒半体を折り曲げる準備状態を示す図
【図19】フラップの一部に接着剤を塗布する図
【図20】フラップの一部を重ねて接着する図
【図21】側板中央部にフラップの外端部を接着するた
めに接着剤を塗布する図
【図22】内筒半体の半分を副起倒板で折り曲げ、起立
させて接着で形成する図
【図23】ブランクを反転して未完の内筒半体を組み立
てる準備状態の図で、コアを下降させた状態の図
【図24】前後の側板に内筒半体を夫々形成し、他の側
板に接着剤を塗布し、4個の側板を起倒板で起立、接着
させる手前の状態の図
【図25】4個の起倒板を起立させ、包装箱の組立完了
状態の図
【図26】包装箱をコアから抜出す状態を示す図
【符号の説明】
1…組立装置、 5…位置決め片、 6…コア、 12
…中央板、 13,14…第1の起倒板、 15,16
…第2の起倒板、 20,21…副起倒板、24…曲げ
ガイド部、 25…押え板、 28…操作アーム、 2
9…操作レバー、 37,38,42…リンク、 39
…操作レバー、 A…ブランク、 B…底板、 C…側
板、 D…フラップ、 F…側板、 E…内筒半体、
G…内筒、 H…包装箱。
フロントページの続き (72)発明者 岡田 哲男 千葉県野田市野田339番地 キッコーマン 株式会社内 (72)発明者 竹沢 泰平 千葉県野田市野田339番地 キッコーマン 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部の底板、これの四辺に連続して設
    けられた4個の側板、対向する2個の側板の両側に連続
    して設けられた左右のフラップを有する段ボール紙等の
    ブランクからなり、左右のフラップを側板に対して折っ
    て側板内面に接着し、八角形の内筒半体を該側板内面に
    設け、爾後底板の四辺の側片を起立させて八角形の内筒
    を有する包装箱を組み立てる装置であって、 前記側板の折り曲げ起立時に、前記ブランクの中央部の
    底板上に位置して側板の起立状態を保持、位置決めを行
    なう上下動可能の八角形の内筒の外形と同形状のコア
    と、 固定の中央板の四周に設けられ、前記ブランクの向い合
    う一対の側板を先行して起立させる第1の起倒板、及び
    時間遅れをもって他の一対の側板を起立させる第2の起
    倒板と、 を備えることを特徴とする八角形の内筒を有する包装箱
    の組立装置。
  2. 【請求項2】 足踏み操作で作動するレバーと、該レバ
    ーで上下動するアームと、該アームにリンクを介して連
    結された前記一対の第1の起倒板と、該アームに上下方
    向の長孔を介してリンクにより連結された前記一対の第
    2の起倒板とからなることを特徴とする請求項1記載の
    八角形の内筒を有する包装箱の組立装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の起倒板の一方の両側部に配置
    され、足踏み操作で作動するレバー、及び該レバーに連
    結されたリンクを介して起倒し、前記フラップを起立す
    るように折り曲げる副起倒板を備えることを特徴とする
    前記請求項1記載の八角形の内筒を有する包装箱の組立
    装置。
  4. 【請求項4】 前記足踏み操作する操作レバーを左右一
    対備え、該操作レバーを個々に足踏み操作可能としたこ
    とを特徴とする請求項3記載の八角形の内筒を有する包
    装箱の組立装置。
  5. 【請求項5】 前記ブランクの左右のフラップ部の両側
    端部を折り曲げる折りガイド部、及び必要時にフラップ
    を上から押える押え板を備える請求項1、請求項2、又
    は請求項3何れか記載の八角形の内筒を有する包装箱の
    組立装置。
  6. 【請求項6】 前記ブランクの一対の側板の左右に設け
    た四個のフラップの長手方向の外端部を位置決めする位
    置決め片を備える請求項1、請求項2、又は請求項3何
    れか記載の八角形の内筒を有する包装箱の組立装置。
JP9225236A 1997-08-21 1997-08-21 八角形の内筒を有する包装箱の組立装置 Pending JPH1158562A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103656A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tokan Kogyo Co Ltd 製函機
KR20180067110A (ko) * 2016-12-12 2018-06-20 삼성산업에스아이 주식회사 포장상자 절첩장치
CN115246529A (zh) * 2022-08-30 2022-10-28 宁波公牛光电科技有限公司 包装盒

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JP2003103656A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tokan Kogyo Co Ltd 製函機
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