JPH11583A - シャワーヘッド - Google Patents

シャワーヘッド

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JPH11583A
JPH11583A JP9169683A JP16968397A JPH11583A JP H11583 A JPH11583 A JP H11583A JP 9169683 A JP9169683 A JP 9169683A JP 16968397 A JP16968397 A JP 16968397A JP H11583 A JPH11583 A JP H11583A
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water discharge
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shower head
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Fumiko Toda
史子 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 快適なスプレーシャワー吐水状態となるよう
に湯圧感の違う2つの吐水領域を切り替えることができ
るシャワーヘッドを提供する。 【解決手段】 シャワーヘッド1は、中央領域3bと周
辺領域3aの2つに分割された吐水面3を有する。それ
ぞれの領域ともに、スプレーシャワーの出る多数の小孔
5a、5bが穿たれている。中央領域3bのみを吐水す
るか、あるいは中央領域3b及び周辺領域3aを共に吐
水するかは、ツマミ27によって選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽や洗面化粧台
等に装備されるシャワーヘッドに関する。特には、快適
なスプレーシャワー吐水状態で湯量を切り替えることが
できるよう改良を加えたシャワーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】シャワーヘッドは、シャワーホースの先
端に接続され、その吐水面から水流を噴出させる器具で
ある。最近では、シャワーヘッドの多機能化が進んでお
り、ほぼ1本の棒状にまとまった水流でマッサージのよ
うな振動を与えるマッサージシャワーと、多数の小孔か
ら分れて吹き出すスプレーシャワーを切り替えて吐水す
ることのできるものも使用されている。
【0003】ところで、各シャワーヘッドにはそれぞ
れ、「快適流量」という概念がある。これは、シャワー
を快適に使用できる流量の目安で、一般的には被験者試
験において「快適流量」を決定している。シャワーの快
適感が高くなるのは、湯温・湯量・湯圧感がちょうど良
いと感じる時である。各ヘッドの快適流量に対して、快
適感は逆U字型の評価傾向を示し、湯量が少なくても、
多くても不快と感じる。例えば、標準的なシャワーであ
る穴径1mmで穴数60個のシャワーヘッドにおいては、
10〜13リットル/min が快適流量と言われている。
また被験者試験を行った際、湯流量調節は湯圧感の感じ
方により行う傾向が見られ、単位面積あたり水圧力がほ
ぼ一定となるようなところで、各ヘッドの湯流量を調節
している。被験者試験で得られたデータによると、快適
流量における水圧力は、冬期:0.75gf/cm2、夏期:
0.97gf/cm2程度となると言われている。一方、最
近、13〜20リットル/分の大流量で使用できるシャ
ワーヘッド(商品名スコールシャワーわくわく)も開発
されている。しかし、この大流量域で使用できるシャワ
ーは、小流量域では水流が弱くなって快適にシャワーを
使用することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、スプレーシャワーの吐水面の広さを切り替えること
により、7〜20リットル/分の広い流量範囲で快適に
使用できるシャワーヘッドはなかった。つまり、個人の
好みに合わせて、散水量や水流の勢い、散水の広さを切
り替えられるシャワーヘッドはなかった。
【0005】本発明は、浴槽や洗面化粧台等に装備され
るシャワーヘッドであって、快適なスプレーシャワー吐
水状態で湯量を切り替えることができるシャワーヘッド
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のシャワーヘッドは、 多数の小孔の穿たれ
た吐水面が複数の領域に分割されて配置されているとと
もに、 実際に吐水する領域の広さを選択する手段が設
けられており、 吐水面領域の広さの選択により、スプ
レーシャワー吐水状態における小流量域対応と大流量域
対応とを選択できることを特徴とする。吐水面領域の広
さの選択により、快適なスプレーシャワー吐水状態にお
ける小流量域対応と大流量域対応とを選択でき、幅広い
湯量で快適なスプレーシャワーを提供できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の1実施態様のシャワーヘ
ッドは、 多数の小孔の穿たれた吐水面が、第一の領域
と第二の領域に分割されて配置されているとともに、
第一の領域のみを吐水するか、あるいは第一の領域及び
第二の領域を共に吐水するかを選択する手段が設けられ
ており、 吐水面領域の選択により、スプレーシャワー
吐水状態における小流量域対応と大流量域対応とを選択
できることを特徴とする。
【0008】以下、図面を参照しつつ説明する。図1
は、本発明の1実施例に係るシャワーヘッドの構造を示
す図である。(A)は正面図、(B)は側面断面図であ
る。この実施例のシャワーヘッド1は、中央領域(第一
の領域)3bと周辺領域(第二の領域)3aの2つに分
割された吐水面3を有する。それぞれの領域ともに、ス
プレーシャワーの出る多数の小孔5a、5bが穿たれて
いる。
【0009】シャワーヘッド1の本体21の内部は、隔
壁35によって2つに区切られている。隔壁35は、柄
7の部分からパイプ状に上方に延び、吐水面の中央領域
3bの内部を丸く囲むように構成されている。隔壁35
の背面には、弁口37が設けられている。この弁口37
の手前には、弁体33が、前後方向に移動可能に設けら
れている。弁体33が手前(吐水面寄り)に移動すると
弁口37が開き、弁体33が奥方向(反吐水面寄り)に
移動すると、弁体33が弁口37を塞ぐ。
【0010】弁体33の背面には弁棒31が後方に延び
るように突設されている。弁棒31の先にはツマミ27
が設けられており、ツマミ27の手前の弁棒外面にはオ
ネジ29が形成されている。このオネジ29は、シャワ
ーヘッド本体21の背面部内部に形成されているメネジ
25と螺合している。ここで、ツマミ27を回すと、オ
ネジ29とメネジ25の作用により、弁棒31及び弁体
33が前後に移動する。そして、弁体33が前に移動す
ると弁口37が開き、弁体33が後ろに移動すると弁口
37が塞がれる。
【0011】柄7はパイプ状になっており、継手9を介
してホース11と接続されている。柄7の内部の流路3
6は、吐水面3の中央領域3bの背面の室38につなが
っており、ホース11に水を流すと、水が流路36から
室38を通って中央領域3bの小孔5bからスプレーシ
ャワーが吹き出す。
【0012】ここで弁体33が後ろの閉の位置(実線で
示す)にあるときは、弁口37が塞がれており、弁体3
3の奥の流路23へは水が流れない。したがって、周辺
領域3aからはシャワーは出ない。一方、ツマミ27を
回して弁体33を手前に移動させると、弁口37が開い
て、水が流路36から弁口37、流路23と流れ、周辺
領域3aの背面の室22まで到達し、周辺領域3aの小
孔5aからもスプレーシャワーが吹き出す。
【0013】本実施例のシャワーヘッドでは、このよう
に構成することにより、シャワーヘッドの吐水面を2段
切り替えできる。吐水面を切り替えることで、小流量で
快適なシャワーと大流量で快適なシャワーを切り替える
ことができる。小流量の一例としては16号給湯器の冬
期における給湯量の7〜13リットル/分、大流量の一
例としては24号給湯器の冬期における給湯量の13〜
20リットル/分とすることができる。また、本実施例
のシャワーヘッドでは、吐水面を切り替えることで、ス
プレーシャワーの吐水圧力を、シャワーヘッドで実質的
に切り替えることができる。シャワー使用時に蛇口で流
量を変えてシャワーの勢いをコントロールするのは面倒
であるが、シャワーヘッドで予め使用者の好きな吐水圧
力に調節しておけば、水栓は全開で使用できる。すなわ
ち、吐水圧力を強くしたい時は吐水面を小流量域対応の
吐水面として、吐水圧力を弱くしたい時は大流量域対応
とする。
【0014】ここで、中央領域3bには、直径0.9の
小孔が80個穿たれている。また、周辺領域3aには、
直径1.2mmの小孔が45個穿たれている。好ましい
小孔の径及び個数の範囲は、中央領域3bの小孔が、直
径0.5〜1.0mm、40〜120個であり、周辺領
域3aの小孔が、直径1.1〜1.5mm、30〜50
個である。このように、吐水面の小孔の径を大流量域と
小流量域で変えることにより、お湯の勢いを衰えさせる
ことなく、小流量域においても快適にシャワーを使用で
きる。また、大流量域においても、お湯の勢いが強すぎ
ることはない。さらに、節水をしたいと考えている使用
者は、小流量域を選択することで、今までのシャワーよ
り少ない湯量で快適なシャワーを浴びることができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、吐水面領域の広さの選択により、快適なスプ
レーシャワー吐水状態における小流量域対応と大流量域
対応とを選択でき、幅広い湯量で快適なスプレーシャワ
ーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係るシャワーヘッドの構造
を示す図である。(A)は正面図、(B)は側面断面図
である。
【符号の説明】
1 シャワーヘッド 3 吐水面 3a 周辺領域 3b 中央領域 5a、5b 小孔 7 柄 9 継手 11 ホース 21 本体 22 室 23 流路 25 メネジ 27 ツマミ 29 オネジ 31 弁棒 33 弁体 35 隔壁 36 流路 37 弁口 38 室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の小孔の穿たれた吐水面が複数の領
    域に分割されて配置されているとともに、 実際に吐水する領域の広さを選択する手段が設けられて
    おり、 吐水面領域の広さの選択により、スプレーシャワー吐水
    状態における小流量域対応と大流量域対応を選択できる
    ことを特徴とするシャワーヘッド。
  2. 【請求項2】 多数の小孔の穿たれた吐水面が、第一の
    領域と第二の領域に分割されて配置されているととも
    に、 第一の領域のみを吐水するか、あるいは第一の領域及び
    第二の領域を共に吐水するかを選択する手段が設けられ
    ており、 吐水面領域の選択により、スプレーシャワー吐水状態に
    おける小流量域対応と大流量域対応とを選択できること
    を特徴とするシャワーヘッド。
  3. 【請求項3】 上記小流量が7〜13リットル/分の範
    囲内にあり、上記大流量が13〜20リットル/分の範
    囲内にある請求項1又は2記載のシャワーヘッド。
  4. 【請求項4】 上記小流量吐水時の吐水領域又は上記第
    一の領域に、直径0.5〜1.0mmの小孔が40〜1
    20個穿たれている請求項1、2又は3記載のシャワー
    ヘッド。
  5. 【請求項5】 上記第二の領域に、直径1.1〜1.5
    mmの小孔が30〜50個穿たれている請求項2、3又
    は4記載のシャワーヘッド。
  6. 【請求項6】 上記吐水面が、中央部の領域と周辺部の
    領域とに分割されている請求項1〜5いずれか1項記載
    のシャワーヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003070380A1 (fr) * 2002-02-22 2003-08-28 Takayasu Okubo Plaque de pulverisation d'eau, et pomme de douche

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US7004409B2 (en) 2002-02-22 2006-02-28 Takayasu Okubo Water spray plate and shower head
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