JPH1158212A - 固定砥粒ワイヤソーの運転方法 - Google Patents

固定砥粒ワイヤソーの運転方法

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JPH1158212A
JPH1158212A JP22672797A JP22672797A JPH1158212A JP H1158212 A JPH1158212 A JP H1158212A JP 22672797 A JP22672797 A JP 22672797A JP 22672797 A JP22672797 A JP 22672797A JP H1158212 A JPH1158212 A JP H1158212A
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JP
Japan
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wire
fixed
fixed abrasive
abrasive
guide roller
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Pending
Application number
JP22672797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Tago
一弘 田子
Shuichi Tsukada
修一 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガイドローラやグルーブローラの磨耗を低減さ
せることができる固定砥粒ワイヤソーの運転方法の提
供。 【解決手段】インゴット24の切断開始前に、固定砥粒
付ワイヤ14を一方のワイヤリール12Aから他方のワ
イヤリール12Bに向けて走行させることにより、その
固定砥粒付ワイヤ14のガイドローラ18A、18Bと
の接触部の砥粒を取り除く。これにより、以後、ガイド
ローラ18A、18B及びグルーブローラ20は、砥粒
の無い面で固定砥粒付ワイヤ14をガイドすることがで
きるので磨耗が低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固定砥粒ワイヤソー
の運転方法に係り、特にシリコン、ガラス、セラミック
等の硬脆性材料を切断する固定砥粒ワイヤソーの運転方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン等の硬脆性材料を切断する装置
の一つに固定砥粒ワイヤソーがある。この固定砥粒ワイ
ヤソーは、一対のワイヤリール間を高速走行する固定砥
粒付ワイヤを複数のグルーブローラに巻きかけてワイヤ
列を形成し、そのワイヤ列に被加工物を押し付けること
により、被加工物を多数のウェーハに切断する装置であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この固定砥
粒ワイヤソーで使用する固定砥粒付ワイヤは、ワイヤの
周面全体に砥粒が固着されている。このため、ワイヤの
走行をガイドするガイドローラやグルーブローラが磨耗
しやすいとうい欠点があった。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、ガイドローラやグルーブロー
ラの磨耗を低減させることができる固定砥粒ワイヤソー
の運転方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、一対のワイヤリール間を複数のガイドロ
ーラにガイドされながら走行する固定砥粒付ワイヤを複
数個のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形成し、
その走行するワイヤ列に研削液を供給しながら被加工物
を押し当てることにより、該被加工物を多数のウェーハ
に切断する固定砥粒ワイヤソーにおいて、前記固定砥粒
付ワイヤを一方のワイヤリールから他方のワイヤリール
に向けて走行させて、前記固定砥粒付ワイヤの前記ガイ
ドローラとの接触部の砥粒を脱落させた後、前記ガイド
ローラを新たなガイドローラに交換して、前記被加工物
の切断を開始することを特徴とする。
【0005】本発明によれば、被加工物の切断を開始す
る前に、固定砥粒付ワイヤを一方のワイヤリールから他
方のワイヤリールに向けて走行させることにより、その
固定砥粒付ワイヤのガイドローラとの接触部の砥粒を取
り除く。これにより、実際の被加工物の切断時には、砥
粒の無い部分で固定砥粒付ワイヤをガイドすることがで
きるので、ガイドローラ及びグルーブローラの磨耗が低
減する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る固定砥粒ワイヤソーの運転方法の実施の形態について
詳説する。図1は、本発明が適用される固定砥粒ワイヤ
ソーの全体構成を示す斜視図である。
【0007】同図に示すように、前記固定砥粒ワイヤソ
ー10は、一対のワイヤリール12A、12Bを有して
おり、うち一方のワイヤリール12Aには、周面に砥粒
が固着された固定砥粒付ワイヤ14が巻回されている。
前記一対のワイヤリール12A、12Bは、共にターン
テーブル16A、16B上に固定されており、このター
ンテーブル16A、16Bには、図示しないモータが連
結されている。前記ワイヤリール12A、12Bは、こ
のモータを駆動することにより回転し、この結果、一方
のワイヤリール12Aに巻回された固定砥粒付ワイヤ1
4が、他方のワイヤリール12Bに向かって走行する。
【0008】ここで、前記ワイヤリール12Aから繰り
出された固定砥粒付ワイヤ14は、複数のガイドローラ
18A、18A、…にガイドされながら走行し、そのワ
イヤ走行路に配設された三本のグルーブローラ20、2
0、20に巻きかけられる。この三本のグルーブローラ
20、20、20の周面には、それぞれ多数の溝が一定
ピッチで形成されており、この溝に前記固定砥粒付ワイ
ヤ14が巻きかけられることにより、水平なワイヤ列2
2が形成される。ワイヤ列22を形成した固定砥粒付ワ
イヤ14は、再び複数のガイドローラ18B、18B、
…にガイドされながら走行し、他方側のワイヤリール1
2Bに巻き取られる。
【0009】前記ワイヤ列22の上方には、ワイヤ列2
2に対して垂直に昇降移動するワークフィードテーブル
(図示せず)が設けられている。被加工物であるインゴ
ット24は、このワークフィードテーブルに装着され
る。そして、このワークフィードテーブルによって、ワ
イヤ列22に対して垂直な送りが与えられる。固定砥粒
ワイヤソー10は、以上のように構成される。次に、こ
の固定砥粒ワイヤソーを用いた本発明に係る固定砥粒ワ
イヤソーの運転方法の第1の実施の形態について説明す
る。
【0010】まず、インゴット24の切断開始に先立っ
て、全てのガイドローラ18A、18Bを固定砥粒脱落
用ガイドローラ18A' 、18B' に交換する。ここ
で、この固定砥粒脱落用ガイドローラ18A' 、18
B' として使用するガイドローラには、固定砥粒付ワイ
ヤ14の表面に固着された砥粒以上の硬度を有するガイ
ドローラを使用する。
【0011】次に、全ての固定砥粒脱落用ガイドローラ
18A' 、18B' が交換されたところで、ターンテー
ブル16A、16B上にワイヤリール12A、12Bを
載置し、固定する。この際、ターンテーブル16A側に
固定砥粒付ワイヤ14が巻回されたワイヤリール12A
を載置し、ターンテーブル16B側に固定砥粒付ワイヤ
14が巻回されていないワイヤリール12Bを載置す
る。
【0012】次に、固定砥粒付ワイヤ14が巻回されて
いるワイヤリール12Aから固定砥粒付ワイヤ14を繰
り出し、順次固定砥粒脱落用ガイドローラ18A' 、1
8A' 、…に巻きかけてゆく。そして、その固定砥粒付
ワイヤ14が、グルーブローラ20、20、20に達し
たところで、グルーブローラ20の周面に形成されてい
る溝に巻きかけてワイヤ列22を形成する。ワイヤ列2
2を形成した固定砥粒付ワイヤ14は、他方側の固定砥
粒脱落用ガイド溝18B' 、18B' …に順次巻きかけ
て、他方側のワイヤリール12Bと接続する。
【0013】以上の作業が終了したところで、ターンテ
ーブル16A、16Bに連結されたモータを駆動して、
ワイヤリール12A、12Bを回転させる。これによ
り、一方のワイヤリール12Aから他方のワイヤリール
12B間に向けて、固定砥粒付ワイヤ14が走行する。
ところで、上記のように一対のワイヤリール12A、1
2B間をガイドローラにガイドさせながら固定砥粒付ワ
イヤ14を走行させると、固定砥粒付ワイヤ14は、常
に同じ面がガイドローラのガイド面に接触しながら走行
するまた、固定砥粒付ワイヤ14は、その表面に固着さ
れている砥粒以上の硬度を有するガイドローラでガイド
しながら走行させると、そのガイド面との接触部の砥粒
が目こぼれして脱落する。
【0014】したがって、上記のように固定砥粒付ワイ
ヤ14を一方のワイヤリール12Aから他方のワイヤリ
ール12Bに向けて走行させると、固定砥粒付ワイヤ1
4は、固定砥粒脱落用ガイドローラ18A' 、18B'
に何度かガイドされているうちに、その固定砥粒脱落用
ガイドローラ18A' 、18B' との接触部の砥粒が次
第に脱落してゆき、他方側のワイヤリール12Bに巻き
取られる際には、その部分の砥粒がほとんど無くなった
状態で巻き取られる。
【0015】全ての固定砥粒付ワイヤ14がワイヤリー
ル12Bに巻き取られたところで、モータの駆動を停止
し、ワイヤリール12A、12Bの回転を止める。そし
て、固定砥粒脱落用ガイドローラ18A' 、18B' を
通常の切断用のガイドローラ18A、18Bに交換し、
交換後のインゴット24の切断を開始する。すなわち、
まず、インゴット24をワークフィードテーブル(図示
せず)に取り付ける。そして、モータを駆動してワイヤ
リール12A、12Bを回転させる。これにより、ワイ
ヤリール12Bからワイヤリール14Aに向かって固定
砥粒付ワイヤ14が走行する。
【0016】前記固定砥粒付ワイヤ14の走行が安定し
たところで、次に、ワークフィードテーブルを所定の送
り速度で下降させ、走行するワイヤ列22にインゴット
24を押し付ける。これにより、インゴット24は、そ
のワイヤ列22との接触部分を固定砥粒付ワイヤ14に
研削されてウェーハに切断される。ところで、上記のイ
ンゴット切断時に使用されるガイドローラ18A、18
Bは、ゴム製のガイドローラが使用される。
【0017】しかし、本実施の形態では、図2に示すよ
うに、固定砥粒付ワイヤ14のガイドローラ接触部分の
砥粒14aをあらかじめ取り除いているので、ゴム製の
ガイドローラであっても砥粒によって磨耗するようなこ
とはない。また同様に、ワイヤ列22を形成するグルー
ブローラ20が砥粒によって磨耗するようなこともな
い。したがって、長期間安定してインゴット22を切断
することができる。
【0018】このように、本実施の形態の固定砥粒ワイ
ヤソーの運転方法によれば、切断に先立って、固定砥粒
付ワイヤ14のガイドローラ接触部分の砥粒をあらかじ
め取り除くことができる。したがって、以後、ガイドロ
ーラ18A、18B及びグルーブローラ20は、砥粒の
無い面で固定砥粒付ワイヤ14をガイドすることができ
るので磨耗が低減する。この結果、長期間安定した切断
を行うことが可能になる。
【0019】なお、本実施の形態では、全てのガイドロ
ーラ18A、18Bを固定砥粒脱落用ガイドローラ18
A' 、18B' に交換して、固定砥粒付ワイヤ14のガ
イドローラ接触部分の砥粒を脱落させているが、ガイド
ローラの交換作業には手間が掛かるので、全てのガイド
ローラ18A、18Bではなく、必要最小限の数のガイ
ドローラ18A、18Bを固定砥粒脱落用ガイドローラ
18A' 、18B' に交換すればよい。たとえば、グル
ーブローラ20の上流側に位置するガイドローラ18A
のみを固定砥粒脱落用ガイドローラ18A' に交換して
固定砥粒付ワイヤ14を走行させてもよい。
【0020】また、一般に固定砥粒付ワイヤ14に使用
される砥粒としては、ダイヤモンドやSiCなどが用い
られているので、固定砥粒脱落用ガイドローラ18A'
、18B' としては、これらと同じもの又はそれ以上
の硬度を有するもので成形したものか、又は、これらで
表面をコーティングしたものを用いるのが好ましい。次
に、本発明に係る固定砥粒ワイヤソーの運転方法の第2
の実施の形態について説明する。
【0021】上述した第1の実施の形態では、力学的な
作用を利用して固定砥粒付ワイヤ14のガイドローラ接
触部分の砥粒を取り除いていた。すなわち、固定砥粒付
ワイヤ14の表面に固着されている砥粒以上の硬度を有
するガイドローラで固定砥粒付ワイヤ14をガイドする
ことによって、強制的に目こぼれを起こさせて砥粒を取
り除いていた。
【0022】第2の実施の形態では、これと異なる方法
で固定砥粒付ワイヤ14のガイドローラ接触部分の砥粒
を取り除く。使用するガイドローラには、通常の切断時
に使用されているガイドローラ18A、18Bと同じも
の、すなわちゴム製のガイドローラを使用する。そし
て、上述した第1の実施の形態と同様に、一方のワイヤ
リール12Aから他方のワイヤリール12Bに向けて固
定砥粒付ワイヤ14を走行させる。しかし、この際、固
定砥粒付ワイヤ14は、研削液の供給を行わずに走行さ
せる。
【0023】このように、研削液を供給せずに固定砥粒
付ワイヤ14を走行させると、固定砥粒付ワイヤ14
は、ガイドローラ18A、18Bとの接触時に摩擦熱が
発生するので、これにより、ガイドローラ接触部の砥粒
が脱落する。したがって、このような方法で固定砥粒付
ワイヤ14をインゴット22の切断前に走行させれば、
あらかじめ固定砥粒付ワイヤ14のガイドローラ接触部
の砥粒を取り除くことができる。
【0024】なお、上記のように固定砥粒付ワイヤ14
を走行させると、その固定砥粒付ワイヤ14をガイドし
たガイドローラ18A、18Bは磨耗してしまうので、
インゴット24の切断時には、新しいガイドローラ18
A、18Bと交換する。このように、第2の実施の形態
の固定砥粒ワイヤソーの運転方法によっても、インゴッ
ト24の切断前に、あらかじめ固定砥粒付ワイヤ14の
ガイドローラ接触部分の砥粒を取り除くことができる。
したがって、以後、ガイドローラ18A、18B及びグ
ルーブローラ20は、砥粒の無い面で固定砥粒付ワイヤ
14をガイドすることができるので磨耗が低減する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被加工物の切断を開始する前に、あらかじめ固定砥粒付
ワイヤのガイドローラとの接触部の砥粒を取り除くこと
ができる。しがたって、以後、ガイドローラ及びグルー
ブローラは、砥粒の無い面で固定砥粒付ワイヤをガイド
することができるので磨耗が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】固定砥粒ワイヤソーの全体構成を示す斜視図
【図2】ガイドローラとの接触部の砥粒を除去された固
定砥粒付ワイヤの断面図
【符号の説明】
10…固定砥粒ワイヤソー 12A、12B…ワイヤリール 14…固定砥粒付ワイヤ 18A、18B…ガイドローラ 22…ワイヤ列 24…インゴット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、複数のガイドローラにガイドされながら
走行する固定砥粒付ワイヤを複数個のグルーブローラに
巻き掛けてワイヤ列を形成し、その走行するワイヤ列に
被加工物を押し当てることにより、該被加工物を多数の
ウェーハに切断する固定砥粒ワイヤソーにおいて、前記
固定砥粒付ワイヤを走行させて該固定砥粒付ワイヤの前
記ガイドローラとの接触部の砥粒を脱落させた後、前記
ガイドローラを新たなガイドローラに交換して、前記被
加工物の切断を開始することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明によれば、被加工物の切断を開始す
る前に、固定砥粒付ワイヤを走行させることにより、そ
の固定砥粒付ワイヤのガイドローラとの接触部の砥粒を
取り除く。これにより、実際の被加工物の切断時には、
砥粒の無い部分で固定砥粒付ワイヤをガイドすることが
できるので、ガイドローラ及びグルーブローラの磨耗が
低減する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のワイヤリール間を複数のガイドロ
    ーラにガイドされながら走行する固定砥粒付ワイヤを複
    数個のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形成し、
    その走行するワイヤ列に被加工物を押し当てることによ
    り、該被加工物を多数のウェーハに切断する固定砥粒ワ
    イヤソーにおいて、 前記固定砥粒付ワイヤを一方のワイヤリールから他方の
    ワイヤリールに向けて走行させて、前記固定砥粒付ワイ
    ヤの前記ガイドローラとの接触部の砥粒を脱落させた
    後、前記ガイドローラを新たなガイドローラに交換し
    て、前記被加工物の切断を開始することを特徴とする固
    定砥粒ワイヤソーの運転方法。
  2. 【請求項2】 前記砥粒を脱落させる際に使用するガイ
    ドローラに、前記固定砥粒付ワイヤの表面に固着された
    砥粒以上の硬度を有する固定砥粒脱落用ガイドローラを
    用いたことを特徴とする請求項1記載の固定砥粒ワイヤ
    ソーの運転方法。
  3. 【請求項3】 前記固定砥粒付ワイヤの走行方向に対し
    て、前記グルーブローラの上流側に位置するガイドロー
    ラのみを前記固定砥粒脱落用ガイドローラに交換して、
    前記固定砥粒付ワイヤを一方のワイヤリールから他方の
    ワイヤリールに向けて走行させることを特徴とする請求
    項2記載の固定砥粒ワイヤソーの運転方法。
  4. 【請求項4】 一対のワイヤリール間を複数のガイドロ
    ーラにガイドされながら走行する固定砥粒付ワイヤを複
    数個のグルーブローラに巻き掛けてワイヤ列を形成し、
    その走行するワイヤ列に研削液を供給しながら被加工物
    を押し当てることにより、該被加工物を多数のウェーハ
    に切断する固定砥粒ワイヤソーにおいて、 前記研削液を供給しない状態で前記固定砥粒付ワイヤを
    一方のワイヤリールから他方のワイヤリールに向けて走
    行させて、前記ガイドローラとの接触部の砥粒を脱落さ
    せた後、前記ガイドローラを新たなガイドローラに交換
    して、前記被加工物の切断を開始することを特徴とする
    固定砥粒ワイヤソーの運転方法。
JP22672797A 1997-08-22 1997-08-22 固定砥粒ワイヤソーの運転方法 Pending JPH1158212A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102079113A (zh) * 2010-11-25 2011-06-01 保定天威英利新能源有限公司 解决硅锭破方质量问题的设备和方法
CN103182751A (zh) * 2013-03-28 2013-07-03 高本龙 一种多线切割机绕线机头及切割机
CN103286863A (zh) * 2011-09-22 2013-09-11 应用材料瑞士有限责任公司 用于切割半导体工件的方法及设备
JP2014079830A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Yasunaga Corp ワイヤソー装置及びこれを用いたウエハの製造方法

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