JPH1158194A - 超音波平面研削加工装置 - Google Patents

超音波平面研削加工装置

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JPH1158194A
JPH1158194A JP22522697A JP22522697A JPH1158194A JP H1158194 A JPH1158194 A JP H1158194A JP 22522697 A JP22522697 A JP 22522697A JP 22522697 A JP22522697 A JP 22522697A JP H1158194 A JPH1158194 A JP H1158194A
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JP
Japan
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grinding
vibrator
vibration
ultrasonic
work
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JP22522697A
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Yoshihiro Take
義弘 岳
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TAKEMASA KK
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TAKEMASA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波振動をワークの研削に好適な振動パタ
ーンとなるように変換可能としてワークの厚さ方向への
大きなクラックの発生を抑えるとともに切り粉の排出も
良好な加工が可能な超音波平面研削加工装置を提供す
る。 【解決手段】 ワークテーブル上にセットしたワークW
との間で垂直及び水平方向に相対変位可能な回転主軸3
aを、超音波振動負荷機構によって軸線方向に超音波振
動を付与可能とし、回転主軸3aの下端には超音波振動
に共振可能な振動子5を設けるとともにこの振動子5の
下面に設けた研削用の研削砥粒層6を備え、振動子5は
上端側が小径で下端側が大径のほぼ円錐台状の外郭形状
とし且つその内部を中空として下端面を開放した断面形
状を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばコンピュ
ータ用のICチップに利用されるシリコンウェーハ基板
等の平面研削に用いられる精密・超精密加工用の超音波
平面研削加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子基板用の素材として利用されている
シリコンウェーハに対する精密または超精密加工の分野
においては、たとえばラップ盤や超仕上盤等が従来から
利用され、前者では遊離砥粒を用いた湿式による研磨加
工及び後者では砥石の砥粒がワークに食い込んだときの
引っかき作用によって研削加工が行われる。また、シリ
ンダボア等の研削にはホーニング盤が一般に利用されて
おり、これも砥石または砥粒を利用したものである。
【0003】このような各種の加工装置のほかに、超音
波を利用する超音波機械加工装置も精密加工及び超精密
加工の分野で活用され、この超音波による機械加工は引
張り破壊に弱い硬脆材料の特性を利用した加工法に主に
利用されている。超音波振動が負荷される工具によって
砥粒の衝撃押付けを利用するもので、ワークの微小クラ
ックの発生によって研削を進行させることができる。そ
して、超音波加工装置の基本的な構成は、超音波発振器
に接続したトランスデューサにホーンを連接し、このホ
ーンを振動工具として機能させるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】超音波加工が好ましく
適用できるとされている脆性材料のワークに対して、ホ
ーンによって微小振動が負荷される研削工具の砥粒は、
上下方向及び横方向のクラックを同時に発生させる。そ
して、このクラックの発生が、先に述べたように研削力
の助長とその進行を促すことになる。
【0005】ところが、従来の超音波加工装置では、加
工装置の回転主軸をワークの研削表面と直交させて研削
工具を同軸上で回転させる場合、回転主軸の軸線方向へ
の負荷が微小振動として研削工具に加えられる。このた
め、工具側の砥粒の衝撃押付けによる負荷はワークの厚
さ方向のほうが、研削工具の周方向よりも大きくなる傾
向にあり、したがってワーク表面に入るクラックも深く
刻みこまれるようになる。
【0006】このようにワークの厚さ方向へのクラック
が深くて大きいと、ワークの表面ダメージが大きくなる
ほかクラックの著しい変位を招くことになる。特にIC
チップ用のウエーハでは、このような表面ダメージやク
ラックの変位は致命的であるため、後工程として行われ
るポリッシング仕上の時間がかなり長くなり、生産性に
影響を及ぼす。
【0007】一方、超音波加工装置においても、他の各
種の工作機械と同様にワークに対する加工の際の反力に
よって特にワークの支持部及び工具側の受け部に微小な
撓みが発生する。そして、これらの撓み変形はワーク側
及び工具側のそれぞれが合成されると撓み量も大きくな
ることから、工具に負荷される微小振動の振幅はワーク
に対しても変動してしまう。したがって、ワークの平面
度に微妙な偏差を招くことにもなる。
【0008】このように、従来の超音波加工装置では、
平面研削のように振幅方向にクラックが大きく入ったり
切り粉の排出不良によって表面精度が低下してしまうほ
か、加工時の工具及びワーク側の支持の撓み変形による
平面度の劣化についての問題が残っている。
【0009】本発明において解決すべき課題は、超音波
振動をワークの研削に好適な振動パターンとなるように
変換可能としてワークの厚さ方向への大きなクラックの
発生を抑えるとともに切り粉の排出も良好な加工が可能
な超音波平面研削加工装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波平面研削
加工装置は、ワークテーブル上にセットしたワークとの
間で垂直及び水平方向に相対変位可能であって且つ垂直
方向に軸線を持つ回転主軸と、この回転主軸に連接され
て軸線方向に超音波振動を付与する超音波振動負荷機構
と、回転主軸の下端に連結され超音波振動負荷機構から
の超音波振動に共振可能な振動子と、この振動子の下面
に設けた研削用の砥粒層とからなることを特徴とする。
【0011】このような構成において、振動子は、上端
側が小径で下端側が大径のほぼ円錐台状の外郭形状を持
ち、その内部を中空として下端面を開放した断面形状を
持つものとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の超音波平面研削加
工装置を平面研削盤に適用した例を示す正面図、図2は
その右側面図である。
【0013】図において、超音波平面研削加工装置は剛
性を高く維持したベース1aとこのベース1aの背部端
から垂直に立ち上げたコラム1bによって本体1を構成
し、コラム1bの正面にはベース1aの面に対して垂直
方向としたスライドガイド1cを設けている。また、ベ
ース1aの上面には定盤2を配置し、この定盤2には図
2において左右方向に移動可能なY軸スライドテーブル
2aを摺動構造によって連接する。そして、Y軸スライ
ドテーブル2aの上面にはその上端面を定盤2と平行に
形成したワークテーブル2bをその芯周りに旋回駆動可
能に設ける。
【0014】コラム1bのスライドガイド1cには研削
ヘッド3を昇降駆動可能に連接する。この研削ヘッドは
3は、軸線を定盤2に対して直交させる姿勢とした回転
主軸3aを備え、上端にはこの回転主軸3aを回転駆動
するためのモータ3bを備えるとともに、このモータ3
bの下側には回転主軸3aに対して軸線方向に微小振動
を負荷する超音波ロータリスピンドル4を配置したもの
である。
【0015】図3は超音波ロータリスピンドル4の詳細
であって、同図の(a)は左側面図、同図の(b)は同
図(a)のA−A線矢視図である。
【0016】超音波ロータリスピンドル4は、図3の
(a)に示すように、そのハウジング4aをこれに一体
としたブラケット4bによってスライドガイド1cに連
接したもので、ハウジング4aの上端に回転主軸3a用
のモータ3bを固定したものである。そして、ハウジン
グ4aは回転主軸3aの回転とは無縁とし軸線方向にの
み連接関係を持たせるようにし、超音波振動を回転主軸
3aの上下方向の微小振動に変換可能な振動発生及び伝
達機構を組み込んだものとする。
【0017】超音波ロータリスピンドル4に備える振動
発生機構は、従来の超音波加工装置と同様であり、超音
波発振器に接続したトランスデューサー及びこれ連結し
たコーンを振動源とし、ハウジング4aの下端から突き
出しているホーン4cを回転主軸3aに連接したもので
ある。このような振動発生機構によって、回転主軸3a
はモータ3bによって回転駆動されると同時に超音波ロ
ータリスピンドル4からの微小振動が伝達される。
【0018】回転主軸3aの下端には、超音波ロータリ
スピンドル4から伝達される超音波振動に共振して20
〜49KHz程度の振動周波数で強制振動させられる振
動子5を同軸上に連結する。この振動子5は、その形状
及び質量を超音波ロータリスピンドル4の固有振動数に
対して共振するように設計されたものであり、図3の
(a)に示すように下端側を大径としたほぼ円錐台状の
外郭であって下端側を開放した中空構造を持つ。そし
て、振動子5の下端にはたとえば焼結法等によって一体
に接合されたダイヤモンド砥粒を利用した研削砥粒層6
を設ける。
【0019】以上の構成において、ワークテーブル2b
に位置決めして固定したワークWの上面に研削ヘッド3
の研削砥粒層6を接触させて、このワークWの表面を研
削する。この研削では、従来の研削盤と同様に、Y軸ス
ライドテーブル2aの図2における左右方向の往復スト
ローク及びワークテーブル2bの芯周りの回転の合成運
動及び研削ヘッド3の下降運動により、研削砥粒層6に
よりワークWの表面が一様に研削される。
【0020】このような研削加工において、モータ3b
の駆動による回転主軸3aの回転数は2000〜800
0rpm程度であり、この回転数の範囲での振動子5の
下端部外周の周速は500〜2000m/分程度であ
る。したがって、振動子5の下端面に形成した研削砥粒
層6の周方向の各断面の移動速度もこの振動子5の周速
より僅かに小さい程度である。
【0021】振動子5が回転主軸3aによって高速回転
させられるのと同時に、超音波ロータリスピンドル4の
ホーン4cによって振動子5には上下方向に超音波振動
が負荷される。この負荷振動の振動周波数は従来の超音
波加工装置のものと同様に20KHz〜49KHz程度
であり、このように高い振動周波数の負荷があると、振
動子5には図4に示すような伸縮運動が引き起こされ
る。
【0022】すなわち、図4の(a)は超音波振動が負
荷されないままで振動子5が回転すときの状態であっ
て、回転主軸3aの高速回転による軸線の振れやワーク
からの研削負荷等によって回転軸線が撓んで研削砥粒層
6による研削面の方向性は微小量変動しても、振動子5
自体の形状の変動は殆ど生じない。
【0023】これに対して、ホーン4cによる超音波振
動が振動子5の軸線方向に負荷されるときには、振動子
5はその下端側の外径が大きな円錐台の外郭形状を持ち
しかもその内部を中空としていることから、下端側の半
径が微小な量だけ伸縮する変形を負荷振動数と同じサイ
クルで繰り返す。
【0024】すなわち、振動子5は下端側の外径が次第
に大きくなる形状なので上端側に比べると下端側の回転
モーメントは大きく、しかもワークWからの負荷がある
ものの回転主軸3aに剛的に拘束されているのに比べる
と下端側は回転主軸3aとの連結部に対しては相対的に
自由端となっている。そして、振動子5の円錐台状の周
壁の断面は振動負荷方向とは同軸上ではなく下端側が広
がるように交差する形状を持つ。したがって、回転主軸
3aがその軸線方向に超音波振動して振動子5に負荷を
与えるときには、振動子5の周壁の傾斜方向への振幅を
持つような振動に変換される。
【0025】以上のことから、振動子5は図4の(a)
の振動無負荷の状態のときから、同図の(b)に示すよ
うに振動子5の周壁が延びる方向への変形、及び同図の
(c)に示すように収縮する方向のへの変形を負荷され
る超音波振動と同じ振動数のサイクルで繰り返す。した
がって、振動子5の下端に形成されている研削砥粒層6
は、軸線方向のみの振動だけでなく半径方向へ拡大及び
収縮する向きの振動を伴うことになる。
【0026】このように研削砥粒層6は、軸線方向及び
半径方向への振動による高振動数での微小変位を繰り返
す一方で、回転主軸3aによる高速回転も加わるので、
結果的に研削砥粒層6はその中心を原点として三次元的
な挙動をする。したがって、研削砥粒層6は、ワークW
の表面に対して微小な波を打つような軌跡を描きながら
高速で移動することになり、研削砥粒層6の砥粒はワー
クWへの切り込み方向への振動のときに切削効率を向上
させ、しかも上に浮き上がる向きの振動のときに切り粉
の排出を速やかに行わせることができる。
【0027】また、このような振動子5の挙動のほか、
振動子5自身の高速回転によって軸線が鉛直線に対して
微小な捩じれ角度を持ちながら研削砥粒層6による研削
も行われる。
【0028】このような振動子5の挙動は、図3におい
て説明したように、振動子5はその下端側の外径が大き
な円錐台の外郭形状を持ちしかもその内部を中空として
いることによるものと思われる。
【0029】すなわち、上下方向の微小振動が振動子5
に伝達されると同時に回転主軸3aによって振動子5は
高速回転するが、振動子5は下端側の外径が次第に大き
いので、上端側に比べると下端側の回転モーメントは大
きく、回転モーメントの差によって下端側が振れ回り運
動を引き起こしやすい。
【0030】一方、振動子5には上下方向の超音波振動
が負荷されていて、この上下方向の振動負荷は円錐台状
の振動子5の周壁に伝達されるとき、周壁が軸線に対し
て傾斜した断面を持つので、振動負荷が半径方向への分
力として分解される。したがって、振動子5の全体とし
ては上下方向の振動に加えて半径方向への振動を伴うよ
うになる。
【0031】以上のことから、振動子5はその軸線が捩
じれを伴いながら高速回転していくと同時に上下方向だ
けでなく軸線と直交する半径方向へも振動する。したが
って、軸線の捩じれと上下及び半径方向への振動の合成
により、振動子5の下端面は水平方向にも微小振動しな
がらワークWの表面に対して微小な波を打つような軌跡
を描きながら高速で移動することになる。そして、超音
波ロータリスピンドル4による上下方向の振動負荷は、
振動子5が水平方向への振動にも負荷を分解してしまう
ので、振動子5自身が持つ上下方向の振動振幅が減衰さ
せられる。
【0032】図5は振動子5が回転するときの研削砥粒
層6の砥粒6aによるワークWへの研削状況を示すため
の説明図である。
【0033】ワークWの表面には水等の研削液Lが常に
供給され、超音波ロータリスピンドル4の振動子5が収
縮時にあって最も高い位置にあるときには、砥粒6aは
同図の(a)に示すレベルにあり、ワークWの表面から
離れていて下端部のみが研削液Lの中に浸漬されてい
る。そして、この初期位置から振動子5が回転すると同
時にホーン4cの下方向への振動によって、同図の
(b)に示すように、砥粒6aが下に移動してワークW
の表面に食い込み始める。このとき、砥粒6aは下向き
の振動に加えて水平方向への振動も付与されているの
で、食い込み時にはワークWには砥粒6aの進行方向に
クラックCを発生させる。すなわち、砥粒6aは図にお
いて右方向に高速で移動していくので、同図(b)にお
いて砥粒6aが左右方向に振動するとき、左側方向への
振動によるワークWへの負荷は減衰し右側方向への振動
は砥粒6aの進行方向と一致するので、クラックCの発
生を促すことになる。
【0034】ホーン4cにより更に砥粒6aが下降して
ホーン4cのストロークが下死点に達したときには、同
図の(c)に示すように砥粒6aがワークWの中に深く
食い込み、この食い込み量が切削代となる。この食い込
みの期間においても砥粒6aは水平方向の振動が付与さ
れているので、クラックCはより大きくなって現れてく
る。
【0035】同図(c)の時点を過ぎると、ホーン4c
が収縮方向に移動するのでこれに伴って砥粒6aは同図
(d)のように上昇し始め、下死点に相当するレベルか
らの砥粒6aの上昇と振動子5の回転による移動により
ワークWの表面が切削される。そして、同図(e)のよ
うに砥粒6aがワークWの表面とほぼ同じレベルとなっ
たときには切削が停止する。
【0036】なお、砥粒6aは砥粒層6に高密度で含ま
れているので、同図(e)のように切削が済んだ部分に
は次の砥粒が達してこの砥粒による研削が継続して行わ
れることは無論である。
【0037】このように砥粒6aによるワークWへの研
削は、砥粒6aの上下動作と振動子5による送りに加え
て超音波振動の付与による砥粒6aの微小振動が作用し
て、ワークWに対してほぼ水平方向のクラックCを発生
させることができる。したがって、研削効率の向上が可
能となると同時に、縦方向に深くクラックが発生してし
まうこともないので、シリコンウエハー等のワークに対
して最適な研削加工が可能となる。
【0038】ここで、砥粒層6による研磨においては、
砥粒6aがワークWの中に突き刺さるようにしたままで
は切り粉の排出が速やかでなく、このことが研削効率の
低下や研削精度に影響を及ぼすことは広く知られてい
る。
【0039】これに対し、本発明においては、砥粒6a
には微小振動による上下方向の微小変位と同時に振動子
5の水平方向への微小振動による研削方向に対しての正
逆方向の変位が付与される。したがって、振動子5が高
速回転して砥粒6aもワークWの表面に対する位置を瞬
時に変えていくと同時、これらの上下方向及び研削方向
への変位が微小時間中に発生するので、研削と同時に発
生するワークWの切り粉及び砥粒6a自身の欠けの排出
が速やかに行われる。このため、研削効率及び研削精度
を高く維持した加工が可能となる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明では、振動子の回転と超
音波振動との合成によって、砥粒層をワークに対する研
削面に対して研削方向にクラックを発生させやすくし、
ワークの厚さ方向へのクラック発生を抑えることができ
るので、研削効率及び研削精度の向上が図られる。
【0041】請求項2の発明では、振動子の固有の形状
によって超音波振動と共振させて高い周波数での振動を
砥粒層に付与することができるので切り粉の排出が促進
されるとともに、振動子が砥粒層を研削面内での水平方
向への振動をより効果的に励起させることで、研削方向
へのクラックの発生を促すことができ、研削精度をより
一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の超音波平面研削加工装置の一実施例
を示す正面図である。
【図2】 図1に示す超音波平面研削加工装置の右側面
図である。
【図3】 超音波ロータリスピンドルの詳細であって、
(a)は拡大左側面図、(b)は(a)のA−A線矢視
図である。
【図4】 振動子への超音波振動負荷による変形を示す
概略図であって、(a)は振動無負荷のとき、(b)は
振動負荷時の拡大変形及び(c)は収縮変形をそれぞれ
示す。
【図5】 砥粒によるワークの研削状況を順に示す説明
図である。
【符号の説明】
1 本体 1a ベース 1b コラム 1c スライドガイド 2 定盤 2a Y軸スライドテーブル 2b ワークテーブル 3 研削ヘッド 3a 回転主軸 3b モータ 4 超音波ロータリスピンドル 4a ハウジング 4b ブラケット 4c ホーン 5 振動子 6 研削砥粒層 6a 砥粒 C クラック W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークテーブル上にセットしたワークと
    の間で垂直及び水平方向に相対変位可能であって且つ垂
    直方向に軸線を持つ回転主軸と、この回転主軸に連接さ
    れて軸線方向に超音波振動を付与する超音波振動負荷機
    構と、回転主軸の下端に連結され超音波振動負荷機構か
    らの超音波振動に共振可能な振動子と、この振動子の下
    面に設けた研削用の砥粒層とからなる超音波平面研削加
    工装置。
  2. 【請求項2】 振動子は、上端側が小径で下端側が大径
    のほぼ円錐台状の外郭形状を持ち、その内部を中空とし
    て下端面を開放した断面形状を持つ請求項1記載の超音
    波平面研削加工装置。
JP22522697A 1997-08-21 1997-08-21 超音波平面研削加工装置 Pending JPH1158194A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196048A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Institute Of National Colleges Of Technology Japan 研削方法、研削工具及び研削加工装置
CN108890523A (zh) * 2018-09-29 2018-11-27 广州汇专工具有限公司 用于超声加工的刀盘
CN108942662A (zh) * 2018-09-29 2018-12-07 广州汇专工具有限公司 带有动平衡环的刀具组件
JP2019161150A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 株式会社東京精密 ウェハ分断装置及び方法

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