JP2006281341A - 研削装置 - Google Patents

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Chikara Tanaka
主税 田中
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Abstract

【課題】加工物に超音波振動による影響を与えずに、工具の目詰まりを防止する除去加工装置を提供する。
【解決手段】砥石101を洗浄する工具洗浄液111と、工具洗浄液を供給する工具洗浄液供給ノズル112および工具洗浄液供給管113と、工具洗浄液111に超音波振動を付加する振動子108および超音波発振器110を有し、超音波振動を付加した洗浄液111を加工物103には直接供給せず砥石101に供給する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば樹脂などの加工物を研削加工するために用いられるような除去加工装置に関するものである。
従来、除去加工をする際、加工物の切屑が工具に溜まり、目詰まり状態となることを防ぐための方法として、例えば特許文献1に記載されているようなものがあった。
前記特許文献1に示された従来の研削加工装置の正面図を図2に示す。
図2において、加工物保持部104に固定した加工物103を加工物駆動軸105により回転させると共に、工具駆動軸102により砥石101を回転させながら下降させて、加工物103と砥石101を相対回転させながら接触させることにより、加工物103を研削加工する。その際に超音波発振器110及び振動子108により、研削水供給管109及び研削水供給ノズル107を介して、研削水106を振動させ、超音波水流として加工物103と砥石101の間に供給することにより、工具の目詰まりを防止していた。
特開2001−88029号公報
しかしながら前記従来例によれば、超音波水流を砥石101と加工物103の両者に供給する構成のため、加工物が超音波振動により発熱し、変形、溶融するという課題を発明者らは発見した。
加工中の加工物の変形、溶融は、加工物の仕上がり品質を著しく低下させる。
この発明は上記の課題を解決するためになされたもので、加工物に超音波振動による影響を与えずに、工具の目詰まりを防止し、結果として加工物の仕上がりを向上させることを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、この発明に係る除去加工装置は、工具を洗浄する工具洗浄液と、工具洗浄液を工具に供給する工具洗浄液供給部と、工具洗浄液に超音波振動を付加する超音波付加手段を有し、超音波を付加した工具洗浄液を加工物には直接供給せず工具に供給する構成とする。
この発明によれば、加工物に超音波振動による影響を与えずに、工具の目詰まりを防止し、結果として加工物の仕上がりを向上できる。
以下、この発明の実施する最良の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る除去加工装置の構成を示す正面図を図1に示す。図1において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明は省略する。
本実施の形態に係る除去加工装置は、砥石101と、工具駆動軸102と、加工物保持部104と、加工物駆動軸105と、研削水供給ノズル107と、研削水供給管109と、工具洗浄液供給ノズル112と、工具洗浄液供給管113と、振動子108と、超音波発振器110とで構成される。
以下、各構成についてそれぞれ詳述する。
砥石101は略円柱形状であり、工具駆動軸102と結合している。砥石101の中心軸と工具駆動軸102の中心軸は一致しており、砥石101は工具駆動軸102によって工具駆動軸102と一体となって中心軸まわりに回転する。
砥石101の表面は、微小な砥粒と気孔によって無数の凹凸が形成された砥面となっている。砥面の粗さは、加工物の加工された面の表面粗さ、および、加工時間に影響を与える。したがって、加工物の表面粗さ、および、加工時間がそれぞれ所望のものとなるように、砥面の粗さを決定する。
工具駆動軸102は、一端が砥石102に固定されている。工具駆動軸102は、図示しない工具回転駆動手段によって回転し、砥石101を回転させる。工具回転駆動手段の一例としては、モータが挙げられる。また、モータの回転駆動を、歯車、プーリー等を介して工具駆動軸102に与えるようにしてもよい。
加工物保持部104は、図示しない加工物保持手段により加工物103を固定する。加工物保持手段の一例としては、真空ポンプによる加工物の吸引が挙げられる。加工物保持部104は加工物駆動軸105と連結しており、加工物駆動軸は図示しない加工物駆動手段によって回転し、加工物保持部104と加工物103を回転させる。加工物駆動手段の一例としては、上記の工具回転駆動手段と同じ方法が挙げられる。
研削水供給ノズル107、及び研削水供給管109は研削水106を、砥石101と加工物103の接触点、つまり加工点に供給するように位置および方向を調整し設置されている。研削水106は、図示しない研削水供給手段により供給される。研削水供給手段の一例としては、ポンプが挙げられる。
工具洗浄液供給ノズル112及び工具洗浄液供給管113は工具洗浄液111を、砥石101にのみ供給するように、位置および方向を調整し設置されている。工具洗浄液106は、図示しない工具洗浄液供給手段により供給される。工具洗浄液供給手段の一例としては、ポンプが挙げられる。
振動子108は工具洗浄液111に超音波振動を付加するように設置され、工具洗浄液供給ノズル112近傍の工具洗浄液供給管113を覆うようにして配置されている。振動子108は超音波発振器110と連結されている。
次に動作を説明する。
まず、加工物駆動軸105に取り付けられた加工物保持部104に加工物103を固定する。
次に、工具駆動軸102に砥石101を固定する。
さらに、加工物駆動軸105及び工具駆動軸102を回転させることにより加工物103及び砥石101を回転させる。
そして、砥石101と加工物103とを接触させ研削加工を行う。
その際に、研削水106を研削水供給管109及び研削水供給ノズル107を介して加工物103と砥石101の間に供給することにより、砥石101の加工時の潤滑および冷却を行う。
また同時に、振動子108は、超音波発振器110からの高周波電力を共振を利用して機械振動に変換し、超音波振動する。振動子108の超音波振動は工具洗浄液供給管113を介して工具洗浄液111に与えられる。工具洗浄液111は、工具洗浄液供給管113を通り、超音波振動を有する超音波水流となって工具洗浄液供給ノズル112により射出方向を決定され砥石101へのみ供給される。
具体的には、超音波水流は砥石101の下側から砥面に直接供給される。これにより、切削加工により砥面の凹部に溜まっている切削加工により発生した切屑を効率よく除去することができる。
また、超音波水流は加工物103には直接供給されないようになっている。
かかる構成によれば、加工物103に超音波振動による発熱、変形、溶融といった加工物の仕上がり品質への悪影響を与えることなく、除去加工によって砥石101に付着した加工物103の切屑を除去し、目詰まりのない状態で研削を行うことが出来る。結果として加工物の仕上がりが向上する。
なお、砥石101が本発明の工具の一例であり、研削水供給ノズル107および研削水供給管109が本発明の研削水供給部の一例であり、工具洗浄液供給ノズル112および工具洗浄液供給管113が本発明の工具洗浄液供給部の一例であり、振動子108が本発明の超音波付加手段の一例である。
また、上記実施の形態1においては、工具が砥石101の場合について説明したが、工具は砥石101以外のものでもよく、例えばフライス等の工具でもよい。
また、上記実施の形態1においては振動子108を工具洗浄液供給管113上に設置したが、それ以外にも、例えば工具洗浄液供給ノズル112内に設置してもよい。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その他にも各種の変更が可能である。
本発明にかかる除去加工装置は、工具の目詰まりを防止し、加工物の仕上がりを向上できるため、例えば樹脂を研削加工するために用いられるような除去加工に有用である。
本発明の実施の形態1に係る除去加工装置の構成を示す正面図 従来の研削加工装置の正面図
符号の説明
101 砥石
102 工具駆動軸
103 加工物
104 加工物保持部
105 加工物駆動軸
106 研削水
107 研削水供給ノズル
108 振動子
109 研削水供給管
110 超音波発振器
111 工具洗浄液
112 工具洗浄液供給ノズル
113 工具洗浄液供給管

Claims (2)

  1. 工具を洗浄する工具洗浄液と、
    工具洗浄液を工具に供給する工具洗浄液供給部と、
    工具洗浄液に超音波振動を付加する超音波付加手段を有し、
    超音波を付加した工具洗浄液を加工物には直接供給せず工具に供給する構成とする除去加工装置。
  2. 工具および加工物の間に切削水を供給する研削水供給部をさらに有する請求項1に記載の除去加工装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015202545A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社ディスコ 研削装置
JP2017030071A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 株式会社ディスコ 研削装置

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