JPH1158059A - 光路長可変レーザー加工装置のビームコリメーション方法および同方法を使用したレーザー加工装置 - Google Patents

光路長可変レーザー加工装置のビームコリメーション方法および同方法を使用したレーザー加工装置

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JPH1158059A
JPH1158059A JP9213452A JP21345297A JPH1158059A JP H1158059 A JPH1158059 A JP H1158059A JP 9213452 A JP9213452 A JP 9213452A JP 21345297 A JP21345297 A JP 21345297A JP H1158059 A JPH1158059 A JP H1158059A
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collimation
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path length
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collimation lens
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    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送ビームの径を大きくすることなく、広範
囲に渡る良好なコリメーションが得られる光路長可変レ
ーザー加工装置のビームコリメーション方法および同方
法を使用したレーザー加工装置の提供。 【解決手段】 レーザー加工装置1のビームコリメーシ
ョン方法において、レーザー発振器3の出力ミラー11
の近傍に光軸上を移動位置決め可能なコリメーションレ
ンズ13を設け、レーザー加工ヘッド7を光軸上の任意
の位置に移動させたときのコリメーションレンズの最適
な位置を算出する関係式に基づいて該コリメーションレ
ンズをシフトさせることを特徴とする光路長可変レーザ
ー加工装置のビームコリメーション方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光路長可変レーザー
加工装置のビームコリメーション方法および同方法を使
用したレーザー加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光路長可変タイプの大型レーザー加工装
置においては、レーザー発振器からレーザー加工ヘッド
までの光路長が大きいので、レーザービームのコリメー
ションが必要かつ重要である。図10は、加工テーブル
の大きさが3m(Y軸方向)×12m(X軸方向)の光
2軸移動形式の光路長可変レーザー加工装置101にお
ける光学系の概要を示したものである。
【0003】前記レーザー加工装置101のレーザー発
振器103において発振したレーザービームLBは、出
力ミラー105、第1ベンドミラー(位相遅延)10
7、第2ベンドミラー(全反射)109、第3ベンドミ
ラー(全反射)111、第4ベンドミラー(全反射)1
13を介して加工テーブル117上を移動する加工ヘッ
ドに設けた集光レンズ119に導かれるようになってい
る。
【0004】前記第3ベンドミラー111と第4ベンド
ミラー113は、それぞれX軸上とY軸上を移動するよ
うになっており、加工テーブル117上に載置されるワ
ーク上の任意の位置にレーザービームを集光照射するこ
とが可能である。このとき、各加工位置でのレーザービ
ームの品質の差を小さくするために、発振器103から
出たレーザービームをコリメーターレンズ121を用い
て平行光に近い状態に補正するのが一般的である。
【0005】図11に示す如く、前記レーザー発振器1
03から出たガウス分布を持つレーザービームの広がり
は、レーザー発振器外部のビームウェストW0 と、その
位置でのZminが規定できれば、ガウスビームの伝搬
は次の伝搬式は次式で表わすことができる。
【0006】
【数1】 W(z)=W0 {1+[(Z−Zmin)/Zr]2 0.5 ……(1) ただし、Zr=[π(W0 2 ]/λである。なお、λ
は光の波長である。また、レーザービームの発散角θ
(半角)は、
【数2】 したがって、
【数3】 θW0 =λ/π=一定…………………………………………………(3) 上記(3)式から、発散角が小さな平行光線を得るに
は、大きなビームウェストW0 が必要であることが分か
る。
【0007】次に、前記大型レーザー加工装置101に
おいて、コリメーターレンズ121を用いてコリメーシ
ョンした時の出力ミラー105からの距離に対するビー
ム径の変化の状況を図12に示してある。曲線aは、出
力ミラー105から2mの位置に焦点距離5.5mの単
レンズを配置した場合、曲線bは、出力ミラー105か
ら8.6mの位置に焦点距離11.8mの単レンズを配
置した場合のビーム伝搬特性を示したものである。
【0008】前記図12のグラフから、2mの位置に単
レンズを121aを配置した場合には十分なコリメーシ
ョンが得られず、5.5mの位置に単レンズを121b
を配置した場合には、かなり良好なコリメーションが得
られていることが分かる。
【0009】しかし、上述のコリメーションにおいて
は、広い範囲に渡る良好なコリメーションが得ることが
困難であり、また良好なコリメーションを得るには伝送
部のビーム径を40mm〜50mm程度に大きくしなけ
ればならないことが分かる。したがって、伝送部のビー
ム径をさらに大きいものにする必要があり、ミラーおよ
び集光レンズ等のビーム伝送用光学系のサイズをも大き
くしなければならないという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き問
題に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、伝送
ビームの径を大きくすることなく、広範囲に渡る良好な
コリメーションが得られる光路長可変レーザー加工装置
のビームコリメーション方法および同方法を使用したレ
ーザー加工装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1に記載の光路長可変レーザー加工装置
のビームコリメーション方法は、レーザー加工装置のビ
ームコリメーション方法において、レーザー発振器の出
力ミラーの近傍に光軸上を移動位置決め可能なコリメー
ションレンズを設け、レーザー加工ヘッドを光軸上の任
意の位置に移動させたときのコリメーションレンズの最
適な位置を算出する関係式に基づいて該コリメーション
レンズをシフトさせることを要旨とするものである。
【0012】したがって、加工領域に応じてコリメーシ
ョンレンズを最適な位置にシフトさせることができる。
すなわち、コリメーションレンズを最適な位置にシフト
することにより、加工領域に応じた適宜なビーム径を有
する最適なレーザービームの伝搬特性を選択することが
できるので広範囲に渡って安定した加工を行うことがで
きる。
【0013】請求項2に記載の光路長可変レーザー加工
装置のビームコリメーション方法は、請求項1に記載の
光路長可変レーザー加工装置のビームコリメーション方
法において、前記関係式に基づいて位置決めされたコリ
メーションレンズの位置を補正すると共に、前記関係式
を補正可能なコリメーション補正手段を設けたことを要
旨とするものである。
【0014】請求項3に記載の光路長可変レーザー加工
装置のビームコリメーション方法は、請求項2に記載の
光路長可変レーザー加工装置のビームコリメーション方
法において、前記コリメーション補正手段は、ワークの
数箇所のカーフ幅を画像計測装置によって測定して該カ
ーフ幅の増減傾向を検出し、前記コリメーションレンズ
の位置を補正すると共に関係式を補正することを要旨と
するものである。
【0015】請求項4に記載の光路長可変レーザー加工
装置のビームコリメーション方法は、請求項1、請求項
2または請求項3に記載の光路長可変レーザー加工装置
のビームコリメーション方法において、前記関係式がΔ
X=(80L−400)、L=X+Y、ここに、ΔX:
コリメーションレンズのシフト距離、X:X軸上の光路
長、Y:Y軸上の光路長、であることを要旨とするもの
である。
【0016】したがって、請求項2、請求項3または請
求項4に記載の光路長可変レーザー加工装置のビームコ
リメーション方法によれば、レーザー加工装置のビーム
伝送光学系の経時変化でコリメーションが狂った場合、
カーフ幅の変化を画像計測装置によって測定してコリメ
ーションレンズの位置を補正すると共に関係式を補正す
ることができるので常に最適なコリメーションに維持す
ることができる。
【0017】請求項5に記載の光路長可変レーザー加工
装置は、レーザー発振器の出力ミラーの近傍に光軸上を
移動位置決め可能なコリメーションレンズを設け、レー
ザー加工ヘッドを光軸上の任意の位置に移動させたとき
のコリメーションレンズの最適な位置を算出する関係式
に基づいて該コリメーションレンズをシフトすることを
要旨とするものである。
【0018】したがって、加工領域に応じてコリメーシ
ョンレンズを最適な位置にシフトさせることができる。
すなわち、コリメーションレンズを最適な位置にシフト
することにより、加工領域に応じた最適なレーザービー
ムの伝搬特性を選択することができるので、広範囲に渡
って安定した加工を行うことができる。
【0019】請求項6に記載の光路長可変レーザー加工
装置は、請求項5に記載の光路長可変レーザー加工装置
において、前記関係式に基づいて位置決めされたコリメ
ーションレンズの位置を補正すると共に、前記関係式を
補正可能なコリメーション補正手段を設けたことを要旨
とするものである。
【0020】請求項7に記載の光路長可変レーザー加工
装置は、請求項6に記載の光路長可変レーザー加工装置
において、前記コリメーション補正手段は、ワークの数
箇所のカーフ幅を画像計測装置によって測定して前記コ
リメーションレンズの位置を補正すると共に関係式を補
正することを要旨とするものである。
【0021】請求項8に記載の光路長可変レーザー加工
装置は、請求項5、請求項6または請求項7に記載の光
路長可変レーザー加工装置において、前記関係式が、Δ
X=(80L−400)、L=X+Y、ここに、ΔX:
コリメーションレンズのシフト距離、X:X軸上の光路
長、Y:Y軸上の光路長、であることを要旨とするもの
である。
【0022】したがって、請求項6、請求項7または請
求項8に記載の光路長可変レーザー加工装置は、レーザ
ー加工装置のビーム伝送光学系の経時変化でコリメーシ
ョン狂った場合、カーフ幅の変化を画像計測装置によっ
て測定してコリメーションレンズの位置を補正すると共
に関係式を補正することができるので常に最適なコリメ
ーションを維持することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1は本発明に係わるビームコリメ
ーション方法を用いた光路長可変レーザー加工装置のシ
ステム構成図である。
【0024】図1を参照するに、レーザー加工装置1
は、レーザー発振器3と、レーザー発振器3からのレー
ザービームLB0 のコリメーションを行うコリメーショ
ン手段5と、コリメーションされたレーザービームLB
c をワークWに集光照射するレーザー加工ヘッド7と、
ワークWの数箇所のカーフ幅を測定してコリメーション
を補正するコリメーション補正手段9などから構成して
ある。なお、図1においては、レーザー発振器3からレ
ーザー加工ヘッド7までのX軸上の光路とY軸上の光路
とを直線に展開して示してある。
【0025】前記コリメーション手段5は、発振器内部
側を部分透過凹面鏡に外部側を凹レンズに形成したレー
ザー発振器3の出力ミラー11と、この出力ミラー11
から光軸上に距離P1離れた位置に設けた凸レンズから
なるコリメーションレンズ13とで、逆ガリレオ型のビ
ームエキスパンダーになるように構成してある。なお、
コリメーションレンズ13は光軸上を駆動モーター15
でΔXだけシフトすることが可能に設けてある。
【0026】前記コリメーション手段5によって補正さ
れ光束が拡大したレーザービームLBc は、出力ミラー
11から光軸上に距離L1(3.5m)離れたA位置の
近場(Near Field,N/F)に位置するレーザー加工ヘッド
7の集光レンズ17にベンドミラー19を介して入射さ
れる。また、図示しない移動手段によってA位置から距
離L2(15m)だけ離れたB位置の遠場(Far Field,
F/F )に移動したレーザー加工ヘッド7にも同様に補正
した光束を入射することができる。
【0027】前記コリメーション補正手段9は、ワーク
Wのカーフ幅Gを測定する画像計測装置21と、この画
像計測装置21による測定データとNC装置31からの
レーザー加工ヘッド7の位置データ(X,Y)とを演算
処理する演算処理装置(personal computer,P/C )23
とから構成してある。
【0028】前記レーザー加工ヘッド7はX軸キャリッ
ジ(図示省略)に設けたY軸キャリッジ(図示省略)に
設けてあり、このX、Yキャリッジは前記NC装置31
によってX軸モーター25とY軸モーター27を適宜に
回転駆動することにより適宜な位置に移動位置決めされ
るものである。また、レーザー加工ヘッド7は図示しな
いZ軸モーターによってZ軸方向に位置決め可能に設け
てある。なお、X軸モーター25、Y軸モーター27お
よびZ軸モーターには位置信号を生成するX軸エンコー
ダー29およびY軸エンコーダー30がそれぞれに設け
てある。
【0029】前記画像計測装置21は、CCDカメラな
どによりワークWの切断部を撮影し、その画像を画像計
測装置21により処理して切断部のカーフ幅Gを測定す
るものであり、例えば、本願出願人の出願である特開平
1−95889号公報の6頁第2図に開示される如き画
像計測装置システムを利用することができる。
【0030】前記演算処理装置23は、前記NC装置3
1からのレーザー加工ヘッド7の位置データ(X,Y)
と前記画像計測装置21からの測定データを用いて、光
路長Lとシフト距離ΔX(mm)との関係式、 ΔX=(80L−400)……(4) L=X+Y………(5)、ここに、XはX軸上の光路長
(m)、YはY軸上の光路長(m)。
【0031】に基づきΔXを演算により求め、前記駆動
モーター15を適宜に回転駆動してコリメーションレン
ズ13を最適な位置にシフトさせることができる。
【0032】上記構成において、コリメーションレンズ
13を出力ミラー11の位置からP1=3.4mの位置
に配置し、そこからP1=4.2mまで200mmピッ
チで光軸上をシフトさせた場合のビーム伝搬特性の変化
を図2に示してある。
【0033】図2によれば、コリメーションレンズ13
の位置をシフトすることにより、ビームの伝搬特性が少
しずつ変化する。すなわち、シフト距離ΔXの増加にし
たがってビーム径の最小径の位置が右方に移動する。し
たがって、レーザー加工ヘッド7の移動位置におけるビ
ーム径を35mm程度に規定するならば、出力ミラー1
1からレーザー加工ヘッド7の移動位置までの距離Lが
10m以内の範囲では、図示の如く、コリメーションレ
ンズ13をP1=3.4mの位置に固定したときの曲線
aが適用可能であり、10m以上〜11.5m未満は曲
線b、11.5m以上〜14.2m未満は曲線c、1
4.2m以上〜17.3m未満は曲線d、17.3m以
上〜20m未満は曲線eが適用できることが分かる。す
なわち、約5mの近場(Near Field,N/F)から、20m
の遠場(Far Field ,F/F)までは、コリメーションレン
ズ13を最大で800mmシフトさせるだけで所定のビ
ーム径を35mmの範囲に収めることができる。
【0034】なお、点A、B,C,D,Eは前記曲線a
〜曲線eとビーム径35mmを示す横軸との交点を示
す。
【0035】図3は、図1のレーザー加工装置1に示す
ビームコリメーションシステムの集光レンズ17に、焦
点距離が5インチのレンズと、7.5インチのレンズを
使用したときの出力ミラー11からの光軸上の距離L
(m)に対する集光スポット径φ(μm)との関係とを
示したものである。図中「φav」は集光スポット径φの
平均値、ΔFは、遠場(Far Field ,F/F)における焦点
距離Ffと近場(Near Field,N/F)における焦点距離F
nとの差を示す。
【0036】図3によれば、5インチのレンズおよび
7.5インチのレンズとも、各位置における集光スポッ
ト径φの差が小さく、また、焦点距離の差も小さいこと
が分かる。したがって、このビームコリメーションシス
テムによれば、5mから20mまで安定した加工特性が
得られることが理解できる。なお、図中に記載のσは標
準偏差である。
【0037】図4はコリメーションレンズの固定領域と
変動領域を加工テーブル上に示したものである。なお、
出力ミラー13から光路長で5mの位置をレーザー加工
機の原点位置(X=0,Y=0)としてある。
【0038】図5は切断場(CUTTING FIELD)におけるレ
ーザー加工ヘッドの位置とコリメーションレンズ13の
シフト距離ΔXとの関係をグラフによって示したもので
あり、5mの近場(N/F )、すなわち前記レーザー加工
機の原点位置(X=0,Y=0)から5m未満の範囲に
あっては、コリメーションレンズ13は固定でしたまま
でよく、5mから15mまでの範囲のシフト距離ΔX
は、前記関係式(4)によって求めることができる。な
お、関係式(4)はガウシアンビームの伝搬理論に基づ
いて求めたものである。
【0039】次に、前記コリメーション補正手段9の補
正手順について、図6のフローチャートと図7および図
8のグラフを参照しながら説明する。
【0040】ステップS1において、光路長Lに対する
コリメーションシフト距離ΔXを表わす基本的な次の関
係式(6)を選択する。
【0041】ΔX=m(L−5)…(6)、ここにL=
X+Y,mの初期値は80とする。
【0042】ステップS2において、前記画像計測装置
21により、ワークWの近接する少なくとも3点におい
てスリット切断を実施して、そのスリットのカーフ幅G
を測定する。ステップS3では、ステップS2で測定し
たデータを解析して、最小カーフ幅Gと、最小カーフ幅
Gが得られ位置LGMin距離Lに対するカーフ幅Gの増
減、焦点位置Fなどを求める。
【0043】次のステップS4において、測定されたカ
ーフ幅Gの距離Lに対する勾配G/Lがあらかじめ設定
しておいた期待値以内であるか否かの判断を行い、この
増減が期待値以内であれば、ステップS5に進んで、こ
の勾配G/Lが正または増加傾向であるときは、前記関
係式(6)の勾配mをm’に変更する。なおm>m’>
0であり、m’の大きさは適宜に選択する。また、勾配
G/Lが負または減少傾向であるときは、勾配mをm”
に変更する。なおm”>mであり、m”の大きさも適宜
に選択する。
【0044】ステップS6において、測定領域内の前記
関係式(6)を次の関係式(7)または関係式(8)に
更新登録して補正ルーチンを終了する。
【0045】ΔX=m’(L−5)…(7);ここにL
=X+Y。
【0046】ΔX=m”(L−5)…(8);ここにL
=X+Y。
【0047】前記ステップS4において、カーフ幅Gの
距離Lに対する勾配G/Lがあらかじめ設定しておいた
期待値以上であるときは、ステップS7に行き、勾配G
/Lが正(増加傾向)か否かの判断を行いYESである
場合には、ステップS8において、コリメーションレン
ズ13の距離P1を短く設定し、NOの場合にはステッ
プS9においてコリメーションレンズ13の配置距離P
1を長く設定し前記ステップS2に戻る。
【0048】ステップS2以後は、前述のステップS4
の条件判断を満足するまでS2,S3,S4,S7,S
8またはS9のルーチンを繰り返す。
【0049】上述のコリメーション補正手順は常時実行
する必要はなく、レーザー加工装置1の出力ミラー1
1、コリメーションレンズ13などの光学系の特性の変
化が生じた時に実行しても構わない。したがって、数か
月に1回の補正ですむ場合もある。
【0050】前記ステップS4またはステップS7にお
ける、勾配G/Lの正負または増減傾向の判断は、画像
計測装置21による測定結果に基づいて行われるもので
ある。この測定結果を図7に示してある。図7は近場
(Near Field,N/F)からの距離Lの増加に対するカーフ
幅Gの変化を示したグラフである。このグラフにおい
て、距離Lの増加に対してカーフ幅Gが変化しない点を
基準(0)としてこれを期待値としている。
【0051】また、前記ステップS8またはステップS
9におけるコリメーションレンズの補正の方向性は次の
理論に基づいている。集光レンズで集光されるレーザー
ビームのスポット径d0 と入射ビームの径Dとの関係は
レンズの球面収差を無視すれば次式で表わされる。
【0052】 d0 =1.27M2 λ(f/D)……(9) ここに、M2 :ビーム品質を表す定数、λ:波長、f:
焦点距離、D:入射ビームの径。
【0053】例えば、図7において勾配G/Lが正の場
合、カーフ幅Gを小さくするためにスポット径d0 を小
さくする必要がある。そのためには、前記(9)式から
入射ビーム径Dを大きくすれ良いことが判る。したがっ
て、コリメーションレンズの配置距離P1を小さくする
ことになる。勾配G/Lが負の場合には、逆に、カーフ
幅Gを大きくするためにスポット径d0 を大きくする必
要がある。したがって、コリメーションレンズの配置距
離P1を大きくすることになる。
【0054】図8は前記ステップS5において、光路長
Lとコリメーションレンズのシフト距離ΔXとの関係式
(6)に補正を加える方向性を示したものである。測定
した勾配G/Lが正または増加傾向の場合には式(6)
の勾配mをm’(m>m’>0)に補正する。勾配mを
小さくすることは、光路長Lの増加に対するシフト距離
ΔXが小さくなる方向であり、前記スポット径d0 を小
さくする方向である。また、勾配G/Lが負または減少
傾向の場合には、勾配mをm”(m”>m)に補正す
る。この場合はΔXが大きくなる方向であり、前記スポ
ット径d0 を大きくする方向である。
【0055】なお、前記図5には上述の如くして5mの
近場(Near Field,N/F)から15mの遠場(Far Field
,F/F)の範囲において適宜に補正した曲線の一例を示
してある。
【0056】図9は、本発明に係わるビームコリメーシ
ョン方法を用いた光路長可変レーザー加工装置の第2の
実施形態を示したものである。この第2の実施形態で
は、図1に示した前記第1の実施形態におけるコリメー
ション手段5の構成を変更した以外は第1の実施形態と
同一であるので変更部分以外の説明は省略する。
【0057】図9に示す光路長可変レーザー加工装置1
00のコリメーション手段50は、レーザー発振器から
の出力ビームを曲率可変凹面鏡120とベンドミラー1
30とで構成してある。この曲率可変凹面鏡120は、
図示省略のコリメーション補正手段からの制御信号によ
って、凹面鏡120の曲率を任意に変更することができ
るようになている。
【0058】したがって、凹面鏡120の曲率を適宜に
変更することにより、レーザー加工ヘッドを光軸上の任
意の位置に移動させたときに、最適なコリメーションが
えられるようにしたものである。これにより、第1の実
施形態におけるコリメーションと同様な作用効果を得る
ことができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、加工領
域に応じてコリメーションレンズを最適な位置にシフト
させることができる。すなわち、コリメーションレンズ
を最適な位置にシフトすることにより、加工領域に応じ
た適宜なビーム径を有する最適なレーザービームの伝搬
特性を選択することができるので広範囲に渡って安定し
た加工を行うことができる。したがって、ビームの伝送
用のミラーおよび集光レンズなど光学系を大型のものに
変更する必要がない。
【0060】請求項2、請求項3または請求項4に記載
の発明によれば、レーザー加工装置のビーム伝送光学系
の経時変化でコリメーションが狂った場合、カーフ幅G
の変化を画像計測装置によって測定してコリメーション
レンズの位置を補正すると共に関係式を補正することが
できるので常に最適なコリメーションに維持することが
できる。
【0061】請求項5に記載の発明によれば、加工領域
に応じてコリメーションレンズを最適な位置にシフトさ
せることができる。すなわち、コリメーションレンズを
最適な位置にシフトすることにより、加工領域に応じた
適宜なビーム径を有する最適なレーザービームの伝搬特
性を選択することができるので広範囲に渡って安定した
加工を行うことができる。したがって、ビームの伝送用
のミラーおよび集光レンズなど光学系を大型のものに変
更する必要がない。
【0062】請求項6、請求項7または請求項8に記載
の発明によれば、レーザー加工装置のビーム伝送光学系
の経時変化でコリメーションが狂った場合、カーフ幅G
の変化を画像計測装置によって測定してコリメーション
レンズの位置を補正すると共に関係式を補正することが
できるので常に最適なコリメーションに維持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるビームコリメーション方法を用
いた光路長可変レーザー加工装置のシステム構成図。
【図2】コリメーションレンズの位置を変化させたとき
の、ビーム伝搬特性の変化を示した図。
【図3】本発明に係わるコリメーションシステムの光学
的特性の評価図。
【図4】コリメーションレンズの固定領域と変動領域を
加工テーブル上に示した図。
【図5】切断場に対におけるレーザー加工ヘッドの位置
とコリメーションレンズのシフト距離との関係のグラ
フ。
【図6】コリメーション補正手順のフローチャート。
【図7】近場からの距離の増加に対するカーフ幅の変化
傾向を示したグラフ。
【図8】光路長とコリメーションレンズのシフト距離と
の関係式に補正を加える方向性の説明図。
【図9】本発明に係わるビームコリメーション方法を用
いた光路長可変レーザー加工装置の第2の実施形態。
【図10】従来の光2軸移動形式の光路長可変レーザー
加工装置。
【図11】ガウスビームの伝搬の説明図。
【図12】図10の光路長可変レーザー加工装置におけ
るコリメーション方法におけるビームの伝搬特性。
【符号の説明】
1 レーザー加工装置 3 レーザー発振器 5 コリメーション手段 7 レーザー加工ヘッド 9 コリメーション補正手段 11 出力ミラー 13 コリメーションレンズ 15 駆動モーター 17 集光レンズ 19 ベンドミラー 21 画像計測装置 23 演算処理装置 25 X軸モーター 27 Y軸モーター 29 X軸エンコーダー 30 Y軸エンコーダー 31 NC装置 G カーフ幅 W ワーク ΔX コリメーションレンズのシフト距離

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー加工装置のビームコリメーショ
    ン方法において、レーザー発振器の出力ミラーの近傍に
    光軸上を移動位置決め可能なコリメーションレンズを設
    け、レーザー加工ヘッドを光軸上の任意の位置に移動さ
    せたときのコリメーションレンズの最適な位置を算出す
    る関係式に基づいて該コリメーションレンズをシフトさ
    せることを特徴とする光路長可変レーザー加工装置のビ
    ームコリメーション方法。
  2. 【請求項2】 前記関係式に基づいて位置決めされたコ
    リメーションレンズの位置を補正すると共に、前記関係
    式を補正可能なコリメーション補正手段を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の光路長可変レーザー加工装
    置のビームコリメーション方法。
  3. 【請求項3】 前記コリメーション補正手段は、ワーク
    の数箇所のカーフ幅を画像計測装置によって測定して該
    カーフ幅の増減傾向を検出し、前記コリメーションレン
    ズの位置を補正すると共に関係式を補正することを特徴
    とする請求項2に記載の光路長可変レーザー加工装置の
    ビームコリメーション方法。
  4. 【請求項4】 前記関係式がΔX=(80L−40
    0)、L=X+Y、ここに、ΔX:コリメーションレン
    ズのシフト距離、X:X軸上の光路長、Y:Y軸上の光
    路長、であることを特徴とする請求項1、請求項2また
    は請求項3に記載の光路長可変レーザー加工装置のビー
    ムコリメーション方法。
  5. 【請求項5】 光路長可変レーザー加工装置において、
    レーザー発振器の出力ミラーの近傍に光軸上を移動位置
    決め可能なコリメーションレンズを設け、レーザー加工
    ヘッドを光軸上の任意の位置に移動させたときのコリメ
    ーションレンズの最適な位置を算出する関係式に基づい
    て該コリメーションレンズをシフトすることを特徴とす
    る光路長可変レーザー加工装置。
  6. 【請求項6】 前記関係式に基づいて位置決めされたコ
    リメーションレンズの位置を補正すると共に、前記関係
    式を補正可能なコリメーション補正手段を設けたことを
    特徴とする請求項5に記載の光路長可変レーザー加工装
    置。
  7. 【請求項7】 前記コリメーション補正手段は、ワーク
    の数箇所のカーフ幅を画像計測装置によって測定して前
    記コリメーションレンズの位置を補正すると共に関係式
    を補正することを特徴とする請求項6に記載の光路長可
    変レーザー加工装置。
  8. 【請求項8】 前記関係式がΔX=(80L−40
    0)、L=X+Y、ここに、ΔX:コリメーションレン
    ズのシフト距離、X:X軸上の光路長、Y:Y軸上の光
    路長、であることを特徴とする請求項5、請求項6また
    は請求項7に記載の光路長可変レーザー加工装置。
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