JPH1158048A - レーザ溶接装置 - Google Patents
レーザ溶接装置Info
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- JPH1158048A JPH1158048A JP9241738A JP24173897A JPH1158048A JP H1158048 A JPH1158048 A JP H1158048A JP 9241738 A JP9241738 A JP 9241738A JP 24173897 A JP24173897 A JP 24173897A JP H1158048 A JPH1158048 A JP H1158048A
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Abstract
ラによってワークを押圧してレーザ溶接を可能とした。 【解決手段】ワークWのレーザ光5の焦点6の近傍を押
圧しつつレーザ加工ヘッド進行方向に回転するコンタク
トディスク7をレーザ光5の集光角度に沿わせて配置し
た。また、コンタクトディスク7のワーク押圧点8をレ
ーザ光5の焦点6の径よりも大きい距離でレーザ加工ヘ
ッド進行方向にオフセットした。さらに、コンタクトデ
ィスク7の内面に付着したスパッタを除去するブラシ1
2を設けた。
Description
ワークを溶接するレーザ溶接装置に関するものである。
っている2つのワークの間に隙間が存在すると溶接する
ことができない。そこで、従来では、図4で示すよう
に、レーザ加工ヘッド1によりレーザ光を照射するワー
クWの溶接部位であるフランジFをクランパ20によっ
てクランプして隙間をなくしてレーザ溶接するもの、あ
るいは、図5で示すように、レーザ加工ヘッド1にロー
ラ21を設け、上方のフランジを下方のフランジに押し
付けて隙間をなくしてレーザ溶接するものが採用されて
いた。
では、クランパ20を用いるものにおいては、クランプ
装置と、その都度クランパ20のクランプ,アンクラン
プ動作を必要とし、サイクルタイムが延びて作業能率に
影響を及ぼす共に、ワーク形状によってはクランパ20
が使用することができない場合がある。また、ローラ2
1を用いるもので、溶接部所のスペースが狭いものでは
ローラ21が入らない問題があった。
いものであってもローラによってワークを押圧してレー
ザ溶接を可能としたことである。
めの本発明の構成要旨は、請求項1に記載の通り、レー
ザ加工ヘッドにより集光レンズで集光したレーザ光をワ
ークに照射して溶接するレーザ溶接装置において、ワー
クのレーザ光照射近傍を押圧しつつレーザ加工ヘッド進
行方向に回転するコンタクトディスクをレーザ集光角度
に沿わせて配置したことを特徴とするものである。
載の構成において、コンタクトディスクをレーザ集光角
度に沿わせて互いに異なる角度で複数配置したことを特
徴とするものである。
載の構成において、コンタクトディスクのワーク押圧点
をレーザ光の焦点の径よりも大きい距離でレーザ加工ヘ
ッド進行方向にオフセットしたことを特徴とするもので
ある。
載の構成において、コンタクトディスク内面に付着した
スパッタを除去するためのスパッタ除去機構を設けたこ
とを特徴とするものである。
基づいて説明する。図1において、1はレーザ加工ヘッ
ドであり、例えばロボットアーム3にフローチング機構
4を介して取り付けられているホルダ2に固設されてい
る。
トーチ本体に保持された集光レンズによって集光したレ
ーザ光5の焦点6をワークWに照射してレーザ溶接する
ものである。
記ホルダ2に固設された支持脚9にワークWのレーザ光
照射近傍(レーザ光5の焦点6近傍)を押圧しつつレー
ザ加工ヘッド1の進行方向に回転するコンタクトディス
ク7を支持軸10によって支持したものである。前記コ
ンタクトディスク7はモリブデンをコーティングした円
板若しくはモリブデン素材を削り出した円板が適当であ
る。
うに、レーザ光5の集光角度に沿わせて互いに異なる角
度でレーザ光5を挾んで対向したV字形に配置されてい
る。尚、図示では左右2つのコンタクトディスク7がV
字形に配置されているが、左右何れか片側のみでもよ
い。
押圧点8は図1で示すように、レーザ光5の焦点6の径
よりも大きい距離でレーザ加工ヘッド1の進行方向にオ
フセットLされている。
スノズルであり、レーザ光5の焦点6近傍であるレーザ
溶接部位の周囲を不活性ガスによってシールドする。ま
た、図1において、12はスパッタを除去するためのブ
ラシであり、図3で示すように、コンタクトディスク7
の内面に接触するようにホルダ2から延在しているブラ
ケット13に支持されている。
2で示すように、コンタクトディスク7は溶接すべきワ
ークWのフランジFの上面に当接し、レーザ光5の焦点
6の近傍を押圧しつつレーザ加工ヘッド1の進行方向に
回転する。従って、上下2つのフランジFは隙間をなく
してレーザ溶接される。
るコンタクトディスク7はレーザ光5の集光角度に沿わ
せて傾斜してV字形に配置されているため、スペースが
狭い溶接部所でもワークWを押圧することができ、ワー
ク形状の自由度が増すと共に、レーザ光5の焦点6に最
も近いところを押えるため、確実に溶接することができ
る。尚、コンタクトディスク7を片側のみの構成とした
場合は、なお一層スペースが狭い溶接部所でもワークW
を押圧することができる。
ク7のワークWへの押圧点8は図1で示すように、レー
ザ光5の焦点6の径よりも大きい距離でレーザ加工ヘッ
ド1の進行方向にオフセットLしている。これは、コン
タクトディスク7のワークWへの押圧点8とレーザ光5
の焦点6が一致しているとコンタクトディスク7がフラ
ンジFに溶接されてしまったり熱により損傷を受けやす
いため、コンタクトディスク7のワークWの押圧点8が
レーザ光5の焦点6の径よりも大きい距離で先行し、コ
ンタクトディスク7でフランジFを押えてからレーザ溶
接するようにしている。
スク7に付着するスパッタはコンタクトディスク7の内
面に接触しているブラシ12によって確実に除去し、ス
パッタ等の粉塵の外部への飛散を防止する。また、付着
したスパッタを除去することによりコンタクトディスク
7が受ける熱又はレーザ光の影響を少なくする。
材を用いることにより、スパッタ,反射レーザ光等に対
して耐久性を有し使用寿命を延長する。
ラによるワーク押圧形式のレーザ溶接装置において、コ
ンタクトディスク(ローラに相当)をレーザ集光角度に
沿わせて配置した構成によりワーク形状の自由度が拡大
され、スペースが狭い溶接部所でもワークを押圧するこ
とができる。また、コンタクトディスクのワーク押圧点
をレーザ光の焦点の径よりも大きい距離でレーザ加工ヘ
ッドの進行方向にオフセットしていることにより、コン
タクトディスクが溶接される不具合が防止され、ワーク
を押えてからレーザ溶接するため、確実で品質良好な溶
接を行うことができる。さらに、スパッタ排除機構によ
ってコンタクトディスクへのスパッタの付着や外部への
飛散が防止される等の利点がある。
説明図
接装置の説明図
Claims (4)
- 【請求項1】 レーザ加工ヘッドにより集光レンズで集
光したレーザ光をワークに照射して溶接するレーザ溶接
装置において、 ワークのレーザ光照射近傍を押圧しつつレーザ加工ヘッ
ド進行方向に回転するコンタクトディスクをレーザ集光
角度に沿わせて配置したことを特徴とするレーザ溶接装
置。 - 【請求項2】 前記コンタクトディスクをレーザ集光角
度に沿わせて互いに異なる角度で複数配置したことを特
徴とする請求項1に記載のレーザ溶接装置。 - 【請求項3】 前記コンタクトディスクのワーク押圧点
をレーザ光の焦点の径よりも大きい距離でレーザ加工ヘ
ッド進行方向にオフセットしたことを特徴とする請求項
1に記載のレーザ溶接装置。 - 【請求項4】 前記コンタクトディスク内面に付着した
スパッタを除去するためのスパッタ除去機構を設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載のレーザ溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24173897A JP3597350B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | レーザ溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24173897A JP3597350B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | レーザ溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1158048A true JPH1158048A (ja) | 1999-03-02 |
JP3597350B2 JP3597350B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=17078815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24173897A Expired - Fee Related JP3597350B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | レーザ溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3597350B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038678A1 (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-13 | Sango Co., Ltd. | レーザ加工装置 |
US7855350B2 (en) * | 2006-03-27 | 2010-12-21 | Precitec Kg | Apparatus and method for clamping sheet-metal components |
CN109986199A (zh) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 江苏友和工具有限公司 | 一种金刚石钻头的激光焊接装置 |
WO2020100394A1 (ja) * | 2018-11-13 | 2020-05-22 | 本田技研工業株式会社 | レーザ加工装置 |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP24173897A patent/JP3597350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7505504B2 (en) | 2004-10-07 | 2009-03-17 | Sango Co., Ltd. | Laser processing device |
JP5096000B2 (ja) * | 2004-10-07 | 2012-12-12 | 株式会社三五 | レーザ加工装置 |
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JPWO2020100394A1 (ja) * | 2018-11-13 | 2021-09-02 | 本田技研工業株式会社 | レーザ加工装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP3597350B2 (ja) | 2004-12-08 |
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