JPH1158017A - Tig溶接方法および装置 - Google Patents

Tig溶接方法および装置

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JPH1158017A
JPH1158017A JP10144882A JP14488298A JPH1158017A JP H1158017 A JPH1158017 A JP H1158017A JP 10144882 A JP10144882 A JP 10144882A JP 14488298 A JP14488298 A JP 14488298A JP H1158017 A JPH1158017 A JP H1158017A
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wires
tig welding
tig
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圭史 多紀
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    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/02Seam welding; Backing means; Inserts
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Abstract

(57)【要約】 【課題】立向き溶接あるいは上向き溶接のように溶融池
に作用する力のバランスが崩れ易い場合においても、溶
着能率を大幅に向上させることができ、特に大型プラン
ト建設等に対する全姿勢溶接用として能率向上が図れ、
実用面から大きい利点が得られるTIG溶接溶接方法お
よび装置を提供する。 【解決手段】タングステン電極17の周囲に内外側二重
のガスシールドを形成しつつ、アーク発生部位に溶加材
として複数本のワイヤ5,6を連続的に送給して溶接を
行う二重ガスシールド・複数ワイヤ供給方式のTIG溶
接方法において、ワイヤ5,6のうち一本以上を溶着促
進用ホットワイヤ5として加熱状態で供給する一方、ワ
イヤの他の一本以上を溶融池冷却用コールドワイヤ6と
して非加熱状態で供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば発電プラン
ト等の大型構造物の溶接に好適なTIG溶接方法および
装置に係り、特に立向き溶接および上向き溶接を含む全
姿勢溶接を安定かつ高能率で行えるTIG溶接方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】TIG溶接方法はよく知られているよう
に、電極周囲に噴出されるシールドガスによって溶接部
を周囲の空気から遮断して酸化および窒化等の防止が図
れることから、高品質が要求される各種溶接用として広
く適用されている。但し、このTIG溶接は、非溶性の
タングステン電極を使用するため、溶融性電極を使用す
るMIG溶接等の他の溶接方法に比べて溶接能率が低
い。また、溶加材として添加されるワイヤの溶込み深さ
の限界を超えて、ワイヤ送給速度を過度に高くすると、
完全溶融に至らないワイヤが溶融池の底部(被溶接物ま
たは先行溶接ビード等の固体部分)に当接し、溶接が不
安定となる場合もある。
【0003】従来、これらの点を克服するために種々の
研究がなされており、例えばタングステン電極の周囲に
内外側二重のガスシールドを形成して熱的ピンチ効果を
高め、それによりアークを緊縮状態として溶込み深さを
大きくする、二重ガスシールド方式が開発されている。
この方式のTIG溶接では、さらにガス供給量制御によ
る溶込み深さの一定化(例:特開平6−71446
号)、あるいはガス供給密度の向上による高能率化
(例:特開平7−227673号)等の提案もなされて
いる。
【0004】一方、添加するワイヤ供給面からも種々の
工夫がなされ、例えば複数本のワイヤ送給を同時に行っ
て高電力のもとで多量の溶込みを行わせる方法、あるい
は別案として、添加ワイヤを通電により加熱して溶込み
易くし、これにより溶込み量を多くする方法等も考えら
れている。但し、これら従来のワイヤ供給面の工夫にお
いては、ワイヤの溶込み量を多くする面からの着眼に基
づくだけであり、また各方法が個別的に採用されている
に過ぎない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発電プラン
トの建屋建設、あるいはそれに伴う配管接続等のよう
に、被接続物が大型および肉厚の大きいものである場
合、TIG溶接の適用に際しては可能な限り安定性(溶
接欠陥のないこと)、溶接速度、溶着速度(ワイヤ供給
速度)等の向上が望まれる。しかし、このような発電プ
ラント等の現場溶接作業には、通常の下向き溶接の他、
溶接軌跡が上下方向に沿う立向き溶接、あるいは上向き
溶接等を含む全姿勢溶接が必要となる。このような立向
き溶接や上向き溶接の場合には、TIG溶接における溶
融池の表面が横向きあるいは下向きとなるため、上述し
た従来技術のような単に添加ワイヤの溶込み量を多くす
るだけでは、溶融池に作用する力のバランスが崩れ、溶
け落ちが生じる等の問題が生じ、従来の技術をそのまま
適用することは困難である。その結果、このような場合
に一般的に行われているTIG溶接方法では、鉄鋼材料
に対して溶着速度が高々毎分十数グラム程度しか得られ
なかった。すなわち、従来のTIG溶接方法では、高品
質の溶接部が得られるものの、溶着能率が低いため、大
構造物や厚板構造物に対しては実用上適用限界があっ
た。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、立向き溶接あるいは上向き溶接のように溶融池
に作用する力のバランスが崩れ易い場合においても、安
定性を保持しつつ溶着能率を大幅に向上させることがで
き、特に大型プラント建設等に対する全姿勢溶接用とし
て能率向上が図れ、実用面から大きい利点が得られるT
IG溶接溶接方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者の検討によれば、
従来行われている複数ワイヤの同時送給、あるいはワイ
ヤ加熱等の工夫では、それぞれ溶融池の拡大にのみ着目
された結果、立向き溶接や上向き溶接のような溶融池の
重量バランスが不安定となる溶接時に溶け落ち等の発生
を招いていたのであって、もし溶融池を急速に冷却して
表面張力を高めることができれば大きい溶融池が形成さ
れても溶け落ち等を防止できる可能性がある。しかも、
溶融池の急速冷却は、使用するワイヤ自体を従来と逆に
潜熱を利用して実現することも可能である。さらに、二
重シールドTIG溶接の利点である溶着能力の向上と組
み合わせることも可能である。
【0008】本発明に係るTIG溶接方法は、以上の着
想に基づいてなされたものであり、タングステン電極の
周囲に内外側二重のガスシールドを形成しつつ、アーク
発生部位に溶加材として複数本のワイヤを連続的に送給
して溶接を行う二重ガスシールド・複数ワイヤ供給方式
のTIG溶接方法において、前記ワイヤのうち一本以上
を溶着促進用ホットワイヤとして加熱状態で供給する一
方、前記ワイヤの他の一本以上を溶融池冷却用コールド
ワイヤとして非加熱状態で供給することを特徴とするも
のである。
【0009】このような本発明の方法によれば、添加す
る複数本のワイヤを加熱により高温としたものと、非加
熱の低温状態のものとに分け、それらを適宜供給するこ
とで、二重ガスシールド方式による熱的ピンチ効果の機
能および加熱により溶融速度が増したワイヤの供給によ
って大きくなろうとする溶融池を、非加熱のワイヤの挿
入によって冷却することができ、これにより溶着速度を
高めても溶融池の寸法を加熱ワイヤ単独の場合に比べて
小さくすることができる。そして、溶融池の寸法を制御
することで、立向き姿勢や上向き姿勢の溶接において
も、溶着速度を上げたまま小さい溶融池を保持すること
ができ、よって溶け落ちなどの発生しない安定した溶接
を行うことが可能となり、高溶着速度、高安定性が実現
できる。
【0010】なお、本発明のTIG溶接方法において望
ましくは、ホットワイヤとしてソリッドワイヤを適用
し、コールドワイヤとして撚り線ワイヤを適用すること
である。これは、撚り線ワイヤは、多数の細線の集合で
あるため全表面積がソリッドワイヤに比べて大きく、そ
れだけ溶融効率も大となって溶融池の冷却効果を促進す
るためである。また、撚り線ワイヤは送給時に直進性に
優れており、より安定したワイヤ挿入が可能となる。な
お、ホットワイヤをソリッドワイヤとするのは、加熱手
段として例えば通電加熱を利用する場合に撚り線に比し
て電流密度を高めることができるためである。
【0011】また、本発明のTIG溶接方法において
は、全溶込みU形開先溶接を行う場合、被溶接物のルー
ト平行部の長さLとルートフェイス厚hとの比(L/
h)を2.4以上5.3以下に設定するとともに、前記
ルートフェイス平行部の長さLを6以上8mm以下に設定
し、かつ開先角度θを2°以上8°以下に設定すること
が望ましい。ルート平行部とはU形開先を形成する1対
の被溶接物の突合せ部分をいい、この長さLが大きいと
開先の幅が広くなり、初層溶接時の肉盛量を多く必要と
し、溶接パス数が多くなる。逆にLが小さいと開先の幅
が狭くなり、十分な溶融池が形成できずに開先裏面側が
凹状となったりして溶接不安定となる。また、ルートフ
ェイス厚hが大き過ぎると溶融不十分となって裏面側が
垂れ状態となり、逆にhが小さ過ぎると溶け落ちる。本
発明で想定する望ましい初層溶接の入熱範囲である2,
250〜2,700J/cmに対応させた場合、L/hを
2.4以上5.3以下に設定するとともに、Lを6以上
8mm以下に設定すると、前記の不具合が発生せず、安定
な初層溶接が行える。また、U形開先は少ないパス数で
溶接を効率的に行う目的で形成するものであり、開先角
度θがが大きいと上層のパス数が増え、小さいと各パス
毎に隅部に溶接欠陥が生じ易い。上記の溶接入熱範囲で
はθが2〜8°であることが望ましい。
【0012】さらに、本発明では上記の各方法を、立向
き溶接または上向き溶接に適用する場合に、溶融池の適
正保持、溶け落ち防止等による溶接安定性かつ高溶着速
度による効果が、より有効に発揮される。
【0013】また、本発明に係るTIG溶接装置は、溶
接電流供給部と、シールドガス供給部と、前記溶接電流
供給部に接続されたタングステン電極および前記シール
ドガス供給部に接続され前記タングステン電極の周囲に
配置された内外側二重のガス噴出口を有する溶接トーチ
と、溶加材としての複数本のワイヤと、これらのワイヤ
をアーク発生部位に同時に送給するワイヤ送給装置とを
備えた二重ガスシールド・複数ワイヤ供給方式のTIG
溶接において、前記複数のワイヤのうち少なくとも1本
を除く他のものに接続され、通電によりその接続したワ
イヤを加熱する通電加熱装置を設けたことを特徴とす
る。このような装置を使用することにより、前記の方法
がより効果的に実施できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0015】図1はTIG溶接装置の要部構成を示す図
であり、図2は同装置の全体構成を示す図である。
【0016】図2に示すように、本実施形態のTIG溶
接装置は、被溶接物1の溶接ルートに沿って設けられた
レール2と、このレール2に図示しない車輪を介して搭
載された走行台車3とを有する。この走行台車3に、二
重ガスシールド構造のTIG溶接用の溶接トーチ4が設
けられるとともに、走行台車3の走行方向aに沿う溶接
トーチ4の前後位置(図2の左右位置)に、溶加材とし
て添加するワイヤ5,6を送給する1対のワイヤ送給装
置7,8が設けられている。この溶接トーチ4の進行方
向前側位置に設けられたワイヤ送給装置5によって送給
される一方のワイヤ7が、通電加熱装置9によって加熱
されるようになっている。通電加熱装置9は、ワイヤ加
熱電源10および接続部材11によって構成されてい
る。また、溶接電流供給部としての溶接電源12、シー
ルドガス供給部としての1対のガスボンベ13,14が
備えられている。そして、走行台車3の走行、溶接トー
チ4の操作、ワイヤ5,6の送給ならびに溶接電源12
およびワイヤ加熱電源10の制御等は、溶接制御装置1
5によって行われ、また二重シールドを行うためのガス
は各ガスボンベ13,14から供給されるようになって
いる。これら制御通信、電源およびガスなどの供給は、
ホースおよび配線を含むケーブル16によって行われ
る。
【0017】溶接トーチ4は図1に示すように、タング
ステン電極17と、その周囲に同軸的に配置された内側
シールドカップ18および外側シールドカップ19とを
有し、これにより二重のガス噴出口20,21を有する
二重ガスシールド構成とされている。そして、タングス
テン電極17を中心として、内側シールドカップ18内
に例えばアルゴンガス、ヘリウムガスもしくは水素ガ
ス、またはこれらの混ガスからなるセンターガス22を
供給し、また内側シールドカップ18と外側シールドカ
ップ19との間にはアルゴンガスなどのアウターシール
ドガス23を供給し、各ガス22,23をそれぞれガス
噴出口20,21から噴出させることにより、集束した
TIGアーク24を形成させるようになっている。この
アーク24部位に、溶接トーチ4の前方からワイヤ送給
装置7によって挿入されるワイヤ5はソリッドワイヤで
あり、このワイヤはワイヤ加熱装置9によって加熱され
てホットワイヤとなる。また、溶接トーチ4の後方から
ワイヤ送給装置8によって挿入される別のワイヤ6は撚
り線ワイヤであり、非加熱状態のコールドワイヤとされ
る。そして、溶接時には図2に示した走行台車3ととも
に走行方向aに沿って溶接トーチ4が送られ、被溶接部
材1に対する溶接が行われ、図1に示すように溶接ビー
ド25が形成される。
【0018】
【外1】
【0019】試験では、各種炭素鋼および各種ステンレ
ス鋼についてのTIG溶接を試みたが、ここでは被溶接
材1としてSUS316(板厚40mm)を適用し、かつ
これと同一材質のワイヤ(直径0.9〜1.2mm)5,
6を使用して、全溶込みU形開先の突合わせ溶接によ
り、下向き溶接と、立向きおよび上向き溶接とを行った
場合について説明する。
【0020】この場合の開先は、図3に示すように、ル
ート平行部26の長さLを6mm以上8mm以下とし、ルー
トフェイス厚さhを1.5mm以上2.5mm以下とし、こ
れによりL/hを2.4以上5.3以下に設定した。ま
た、開先角度θを2°以上8°以下に設定した。なお、
ルート平行部26の開先内側半径Rは1mm以上3mm以下
とした。
【0021】そして、図4に示すように、溶接トーチ4
のタングステン電極17を開先の底部付近まで挿入し、
各シールドカップ18,19のガス噴出口20,21を
開先開口部に配置して溶接を行った。溶接途中の観察に
よると、タングステン電極17を中心に、内シールドカ
ップ18内で、アルゴン、ヘリウム、水素、またはこれ
ら混合ガスなどのセンターガス22を流すことで、集束
したTIGアーク24が形成され、この集束したアーク
24により高入熱が得られた。入熱量は、2,250〜
2,700J/cmであった。
【0022】
【外2】
【0023】この結果、下向き溶接の場合には、溶接電
流(平均電流)が390〜400Aのもとで、溶接速度
が150〜350mm、溶着速度が約60g/分という高
溶着能率が得られた。
【0024】また、立向きおよび上向き溶接の場合に
は、溶接電流(平均電流)が260〜300Aのもと
で、溶接速度が60〜160mm、溶着速度が約40g/
分という高溶着能率が得られた。
【0025】比較のために、ワイヤ1本のみを使用した
従来のTIG溶接方法で同様の試験を行った結果では、
それぞれ溶着速度が10〜15g/分程度の低い溶着速
度しか得られず、溶着能率が低いことが認められた。す
なわち、本実施形態では、従来方法の2倍以上の溶着速
度が得られ、溶着能率が従来に比して著しく向上できる
ことが確認された。
【0026】図6は、本実施形態における実証試験とし
て、ホットワイヤ5およびコールドワイヤ6をそれぞれ
単独で使用した場合の溶接速度と溶着速度との関係を示
す特性図である。なお、溶接姿勢は立向きとした。
【0027】この図6に黒丸(●)で示したように、ホ
ットワイヤ5のみを使用したTIG溶接の場合には、溶
接欠陥のない安定した品質の溶接が、溶接速度60mm/
分、溶着速度40mm/分以上の領域に表れた。このこと
から、ホットワイヤ5を使用した場合には安定領域が高
溶接速度、高溶着速度の領域に存在することが分かる。
また、同図に白丸(○)で示したように、コールドワイ
ヤ6のみを使用したTIG溶接の場合には、品質の安定
した溶接が、溶接速度40〜80mm/分、溶着速度25
〜30mm/分程度の領域に表れた。このことから、コー
ルドワイヤ6のみを使用した場合には安定領域が高溶接
速度、低溶着速度の領域に存在することが分かる。さら
に、同図に三角で示したように、コールドワイヤ6のみ
を使用して溶着速度を25〜40mm/分まで高めた試験
を行った結果では、溶接に欠陥のある品質不安定なもの
となった。
【0028】以上の結果により、本実施形態によれば、
本発明による下記の作用効果が実証されたものというこ
とができる。
【0029】すなわち、二重シールドTIG溶接では、
センターガス22の流速を高くすることで熱的ピンチ効
果によりアーク24が緊縮し、したがって、高いエネル
ギ密度の溶接入熱が得られ、結果的に溶け込み深さはア
ーク電流を同一とした場合の従来のTIG溶接の溶け込
みの深さよりも大きいものとなる。従来のTIG溶接で
はワイヤ送給速度を高くしていくと、溶け込み深さに限
界があるために完全溶融していないワイヤが溶融池底部
(固体部)に当たってしまい、溶接は不安定となってし
まう。これに対し、二重シールドTIG溶接では溶け込
みが深くなることで、ワイヤ送給を高くしても安定した
溶接を行うことができる。
【0030】しかしながら、二重シールドによって溶け
込みが深くなった場合においても、ワイヤ送給速度には
限界がある。これに対してワイヤを通電加熱してホット
ワイヤ5としたことで、そのワイヤ5自体の溶融速度を
上げることができ、よってさらにワイヤ送給速度を上げ
ることができる(図4)。
【0031】ここで、二重シールドTIG溶接でワイヤ
通電加熱によって溶着速度を向上させる際には溶接姿勢
が問題となる。すなわち、下向き姿勢であれば、溶着速
度を向上させ溶融池27を大きくしても安定な溶接が可
能であるが、立向き姿勢や上向き姿勢では、溶融池27
に左右する力のバランスが崩れ、適正な溶接は不可能と
なる。これに対し、本発明によればホットワイヤ5とと
もにコールドワイヤ6を供給するため、ホットワイヤ5
に対する通電加熱で大きくなろうとする溶融池27をコ
ールドワイヤ6を挿入することで冷却することができ、
したがって、溶着速度を高めても、溶融池27の寸法を
ホットワイヤ5の単独挿入時に比べて小さくすることが
できる。
【0032】本実施形態によれば、以上の理論が実証さ
れ、二重ガスシールド方式のTIG溶接のもとで、ホッ
トワイヤ5およびコールドワイヤ6を添加する方法によ
り、立向き姿勢や上向き姿勢においても、溶着速度を上
げたまま小さい溶融池27を保持でき、これにより溶け
落ちなどの発生しない安定した溶接を高溶着能率のもと
で行うことができるものである。
【0033】また、コールドワイヤ6を撚り線ワイヤと
することにより、表面積がソリッドワイヤに比べて大き
くなるため溶融効率も大となり、また撚り線ワイヤは送
給時に直進性が優れており、より安定したワイヤ挿入が
可能となる。よって安定化が増し、かつ高い溶着能率が
得られる溶接が実現できる。
【0034】さらに、全溶込みU形開先溶接において、
ルート平行部26の長さLとルートフェイス厚hとの比
L/hを2.4以上5.3以下、ルート平行部2の長さ
を6mm以上8mm以下、そして開先角度を2°以上8°以
下としたことにより、2,250〜2,700J/cmの入
熱量のもとで安定した溶け込みとビード形状とを得るこ
とができる。
【0035】なお、以上の実施形態ではホットワイヤお
よびコールドワイヤを各1本使用した場合について説明
したが、これらは1本以上の複数本として適宜実施する
ことができるものである。
【0036】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明のTIG
溶接方法および装置によれば、立向き溶接あるいは上向
き溶接のように溶融池に作用する力のバランスが崩れ易
い場合においても、溶着能率を大幅に向上させることが
でき、特に大型プラント建設等に対する全姿勢溶接用と
して能率向上が図れ、実用面から大きい利点が得られる
という優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るTIG溶接方法および装置の一実
施形態を説明するための要部構成図。
【図2】前記実施形態における装置全体を示す構成図。
【図3】前記実施形態における溶接開先形状を示す図。
【図4】前記実施形態における溶接状態を示す図。
【図5】前記実施形態における溶接パスの状態を示す
図。
【図6】前記実施形態における試験結果として溶接速度
と溶着速度との関係を示す図。
【符号の説明】
1 被溶接物 2 レール 3 走行台車 4 溶接トーチ 5 ホットワイヤ 6 コールドワイヤ 7,8 ワイヤ送給装置 9 通電加熱装置 10 ワイヤ加熱電源 11 接続部材 12 溶接電源 13,14 ガスボンベ 15 溶接制御装置 16 ケーブル 17 タングステン電極 18 内側シールドカップ 19 外側シールドカップ 20,21 ガス噴出口 22 センターガス 23 アウターシールドガス 24 TIGアーク 25 溶接ビード 26 ルート平行部 27 溶融池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23K 9/16 B23K 9/16 M 9/29 9/29 D 33/00 33/00 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タングステン電極の周囲に内外側二重の
    ガスシールドを形成しつつ、アーク発生部位に溶加材と
    して複数本のワイヤを連続的に送給して溶接を行う二重
    ガスシールド・複数ワイヤ供給方式のTIG溶接方法に
    おいて、前記ワイヤのうち一本以上を溶着促進用ホット
    ワイヤとして加熱状態で供給する一方、前記ワイヤの他
    の一本以上を溶融池冷却用コールドワイヤとして非加熱
    状態で供給することを特徴とするTIG溶接方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のTIG溶接方法におい
    て、ホットワイヤとしてソリッドワイヤを適用し、コー
    ルドワイヤとして撚り線ワイヤを適用することを特徴と
    するTIG溶接方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のTIG溶接方法
    において、全溶込みU形開先溶接を行う場合、被溶接物
    のルート平行部の長さLとルートフェイス厚hとの比
    (L/h)を2.4以上5.3以下に設定するととも
    に、前記ルートフェイス平行部の長さLを6以上8mm以
    下に設定し、かつ開先角度θを2°以上8°以下に設定
    することを特徴とするTIG溶接方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
    方法を、立向き溶接または上向き溶接に適用することを
    特徴とするTIG溶接方法。
  5. 【請求項5】 溶接電流供給部と、シールドガス供給部
    と、前記溶接電流供給部に接続されたタングステン電極
    および前記シールドガス供給部に接続され前記タングス
    テン電極の周囲に配置された内外側二重のガス噴出口を
    有する溶接トーチと、溶加材としての複数本のワイヤ
    と、これらのワイヤをアーク発生部位に同時に送給する
    ワイヤ送給装置とを備えた二重ガスシールド・複数ワイ
    ヤ供給方式のTIG溶接において、前記複数のワイヤの
    うち少なくとも1本を除く他のものに接続され、通電に
    よりその接続したワイヤを加熱する通電加熱装置を設け
    たことを特徴とするTIG溶接装置。
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