JPH1157000A - 結腸洗浄プロセス及びその装置 - Google Patents
結腸洗浄プロセス及びその装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 濾過できるタイプで、かつ濾過及び／又は紫
外線照射により殺菌できるタイプのバクテリア及び／又
はビールスを含む水を利用して、結腸の洗浄及び標本収
集を効果的に行える器具を提供する。 【解決手段】 結腸洗浄プロセスは、予め設定された量
と温度の圧力水を濾過器４２に導いて微粒子状の汚染物
を取り除き、紫外線照射場所５２を経て患者の結腸を洗
浄し、必要ならば、選択的な精密検査のために結腸から
異質の物質を取り出すステップを備えている。結腸洗浄
装置は、このようなプロセスの最適な構成を備えてい
る。
外線照射により殺菌できるタイプのバクテリア及び／又
はビールスを含む水を利用して、結腸の洗浄及び標本収
集を効果的に行える器具を提供する。 【解決手段】 結腸洗浄プロセスは、予め設定された量
と温度の圧力水を濾過器４２に導いて微粒子状の汚染物
を取り除き、紫外線照射場所５２を経て患者の結腸を洗
浄し、必要ならば、選択的な精密検査のために結腸から
異質の物質を取り出すステップを備えている。結腸洗浄
装置は、このようなプロセスの最適な構成を備えてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の結腸を洗浄
するために、及び、その洗浄液と共に抽出された固体を
検査及び／又は分析用の試料として抜き出すために使用
する医療器具に関するものである。更に詳細には、本発
明は、望まない化学的置換物質を除去し、バクテリア及
びビールスを殺菌して、処置中の患者の結腸にそれらが
侵入するのを防止するように洗浄液を処理する結腸洗浄
器具に関するものである。
するために、及び、その洗浄液と共に抽出された固体を
検査及び／又は分析用の試料として抜き出すために使用
する医療器具に関するものである。更に詳細には、本発
明は、望まない化学的置換物質を除去し、バクテリア及
びビールスを殺菌して、処置中の患者の結腸にそれらが
侵入するのを防止するように洗浄液を処理する結腸洗浄
器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】結腸の水治療法で有用な従来の器具は、
通常の公共水道設備に接続して、圧力を有する温水と冷
水を得る装置を使用している。その際、水は、先ず、適
当な弁式混合手段に、次いで圧力調整手段に導入され
る。所望の圧力及び温度に制御された水は、混合多岐管
を介してスペキュラ（Speculum、反射鏡）に導入され
る。水は、スペキュラを流れるように仕向けられ、そし
て、患者の結腸を連続的に洗浄して、結腸に堆積した異
質の物質を抽出する。抽出された物質は、洗浄液と一緒
に、スペキュラ及び排出管を介して器具の主ハウジング
内の照明付き監視室に流れ戻る。次いで、水と抽出され
た物質は、閉止弁を有するドレン管を介して器具から排
出される。典型的には、ドレン管は、適当な排出設備、
例えば、公共下水設備に接続した排水管等と連結されて
いる。ドレン管には、引き続く研究室での分析のため
に、抽出された物質の標本を収集する手段を設けること
もある。
通常の公共水道設備に接続して、圧力を有する温水と冷
水を得る装置を使用している。その際、水は、先ず、適
当な弁式混合手段に、次いで圧力調整手段に導入され
る。所望の圧力及び温度に制御された水は、混合多岐管
を介してスペキュラ（Speculum、反射鏡）に導入され
る。水は、スペキュラを流れるように仕向けられ、そし
て、患者の結腸を連続的に洗浄して、結腸に堆積した異
質の物質を抽出する。抽出された物質は、洗浄液と一緒
に、スペキュラ及び排出管を介して器具の主ハウジング
内の照明付き監視室に流れ戻る。次いで、水と抽出され
た物質は、閉止弁を有するドレン管を介して器具から排
出される。典型的には、ドレン管は、適当な排出設備、
例えば、公共下水設備に接続した排水管等と連結されて
いる。ドレン管には、引き続く研究室での分析のため
に、抽出された物質の標本を収集する手段を設けること
もある。
【０００３】従来の器具の典型的な例は、１９８０年２
月２６日にＧ．Ｃ．Ｈｏｌｔに与えられた合衆国特許第
４，１９０，０５９号に図示され、記載されている。
月２６日にＧ．Ｃ．Ｈｏｌｔに与えられた合衆国特許第
４，１９０，０５９号に図示され、記載されている。
【０００４】従来の器具の目的の一つは、抽出された固
体物質の標本を得る目的のために、患者の結腸から望ま
しくない毒素及び類似のものを高い頻度で取り出して、
存在するバクテリア又はビールスの性質を決定し、出来
るならば患者の不快及び疾病の原因を突き止めることで
ある。分析された標本が、しばしば、短時間滞留水中に
存在するバクテリア及び／又はビールスを含むことが見
い出されている。従って、正しい分析結果を得るには、
器具では、当然のことながら、バクテリア及び／又はビ
ールスが存在しない水を利用することが必要である。
体物質の標本を得る目的のために、患者の結腸から望ま
しくない毒素及び類似のものを高い頻度で取り出して、
存在するバクテリア又はビールスの性質を決定し、出来
るならば患者の不快及び疾病の原因を突き止めることで
ある。分析された標本が、しばしば、短時間滞留水中に
存在するバクテリア及び／又はビールスを含むことが見
い出されている。従って、正しい分析結果を得るには、
器具では、当然のことながら、バクテリア及び／又はビ
ールスが存在しない水を利用することが必要である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、改良
された器具は、経済的にかつ効率的に、結腸を洗浄して
標本を抽出でき、また公共の供給水を利用できるように
構成されている。本発明の目的は、濾過できるタイプ
で、かつ濾過及び／又は紫外線照射により殺菌できるタ
イプのバクテリア及び／又はビールスを含む水を利用し
て、結腸の洗浄及び標本収集を効果的に行える器具を提
供することである。本発明の別の目的は、結腸の洗浄及
び標本収集に有用であって、しかも構造が比較的簡単
で、電力の供給及び圧力のある水の供給が得られる所で
はどこでも利用できる器具を提供することである。
された器具は、経済的にかつ効率的に、結腸を洗浄して
標本を抽出でき、また公共の供給水を利用できるように
構成されている。本発明の目的は、濾過できるタイプ
で、かつ濾過及び／又は紫外線照射により殺菌できるタ
イプのバクテリア及び／又はビールスを含む水を利用し
て、結腸の洗浄及び標本収集を効果的に行える器具を提
供することである。本発明の別の目的は、結腸の洗浄及
び標本収集に有用であって、しかも構造が比較的簡単
で、電力の供給及び圧力のある水の供給が得られる所で
はどこでも利用できる器具を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る結腸洗浄プロセスは、ａ）予め設定さ
れた温度で圧力水を圧力調整器の入口に導くステップ
と、 ｂ）圧力調整器から流出した水を流れ調整器の入口に導
くステップと、 ｃ）流れ調整器から流出した水を濾過器に通し、短時間
滞留水から塩素及び揮発性有機化学物質を取り除くステ
ップと、 ｄ）濾過器を流出した水が紫外線照射場所を通過するよ
うにするステップと、 ｅ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を抽
出するステップと、 ｆ）水及び同伴した異質物質を患者の結腸から最終の排
出場所に流すようにするステップとを備えていることを
特徴としている。
に、本発明に係る結腸洗浄プロセスは、ａ）予め設定さ
れた温度で圧力水を圧力調整器の入口に導くステップ
と、 ｂ）圧力調整器から流出した水を流れ調整器の入口に導
くステップと、 ｃ）流れ調整器から流出した水を濾過器に通し、短時間
滞留水から塩素及び揮発性有機化学物質を取り除くステ
ップと、 ｄ）濾過器を流出した水が紫外線照射場所を通過するよ
うにするステップと、 ｅ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を抽
出するステップと、 ｆ）水及び同伴した異質物質を患者の結腸から最終の排
出場所に流すようにするステップとを備えていることを
特徴としている。
【０００７】また、本発明に係る結腸洗浄装置は、ａ）
予め設定された流量及び温度の圧力水を濾過器の入口に
導く手段と、 ｂ）濾過器に上記水を流して濾過器の出口から流出さ
せ、短時間滞留水から微粒子状の汚染物質を除去する手
段と、 ｃ）濾過器の出口から流出した濾過水を紫外線照射場所
に導く手段と、 ｄ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を抽
出する手段と、 ｅ）患者の結腸から検査及び排出ステーションに水及び
抽出された異質の物質を流すようにする手段とを備える
ことを特徴としている。好適には、ｆ）精密検査のため
に異質物質の試料を取り出す手段を有する。
予め設定された流量及び温度の圧力水を濾過器の入口に
導く手段と、 ｂ）濾過器に上記水を流して濾過器の出口から流出さ
せ、短時間滞留水から微粒子状の汚染物質を除去する手
段と、 ｃ）濾過器の出口から流出した濾過水を紫外線照射場所
に導く手段と、 ｄ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を抽
出する手段と、 ｅ）患者の結腸から検査及び排出ステーションに水及び
抽出された異質の物質を流すようにする手段とを備える
ことを特徴としている。好適には、ｆ）精密検査のため
に異質物質の試料を取り出す手段を有する。
【０００８】本発明に係る別の結腸洗浄装置は、ａ）予
め設定された温度の圧力水を圧力調整器の入口に導く手
段と、 ｂ）圧力調整器から流出した水を流れ調整器の入口に導
く手段と、 ｃ）流れ調整器から流出した水を濾過器に通し、短時間
滞留水から微粒子状の汚染物を取り除く手段と、 ｄ）濾過器を流出した水が紫外線照射場所を通過するよ
うにする手段と、 ｅ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を同
伴する手段と、 ｆ）水及び同伴した異質な物質を患者の結腸から最終の
排出場所に流すようにする手段とを備えていることを特
徴としている。好適には、手段ｃ）で取り除かれた微粒
子状の汚染物が、塩素及び揮発性有機化学物質を含む。
め設定された温度の圧力水を圧力調整器の入口に導く手
段と、 ｂ）圧力調整器から流出した水を流れ調整器の入口に導
く手段と、 ｃ）流れ調整器から流出した水を濾過器に通し、短時間
滞留水から微粒子状の汚染物を取り除く手段と、 ｄ）濾過器を流出した水が紫外線照射場所を通過するよ
うにする手段と、 ｅ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を同
伴する手段と、 ｆ）水及び同伴した異質な物質を患者の結腸から最終の
排出場所に流すようにする手段とを備えていることを特
徴としている。好適には、手段ｃ）で取り除かれた微粒
子状の汚染物が、塩素及び揮発性有機化学物質を含む。
【０００９】
【発明の実施の形態】当業者にとって、本発明の目的及
び利点は、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施例
に関する以下の詳細な記述を読むことにより容易に明ら
かになる。以下に、添付図面を参照して、本発明の特徴
を組み込んだ結腸水治療法器具を説明する。器具は、前
面パネル１２、相互に対向する側壁パネル１４、底壁１
６、及び頂部壁１８を有するハウジング１０を備えてい
る。ハウジング１０は、着脱自在な後部パネルを備えて
いても良い。
び利点は、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施例
に関する以下の詳細な記述を読むことにより容易に明ら
かになる。以下に、添付図面を参照して、本発明の特徴
を組み込んだ結腸水治療法器具を説明する。器具は、前
面パネル１２、相互に対向する側壁パネル１４、底壁１
６、及び頂部壁１８を有するハウジング１０を備えてい
る。ハウジング１０は、着脱自在な後部パネルを備えて
いても良い。
【００１０】底壁１６はハウジング１０に開口を備え、
温水導管２０と冷水導管２２はその開口を貫通してハウ
ジング１０内に入る。導管２０、２２は、典型的には、
水混合弁２８の温水入口２４及び冷水入口２６にそれぞ
れ接続されている。水混合弁２８は、典型的には、ハウ
ジング１０の前面パネル１２に取り付けられている。水
混合弁２８は、前面パネル１２の対向する側壁から突出
するように構成されている温度調整ハンドル（図示せ
ず）により調節される。水混合弁２８には更に出口３０
が設けてある。水混合弁２８は、公共給水管圧力から得
られる圧力で流入する温水及び冷水を混合し、所望の温
度で水混合弁２８の出口３０から流出するように構成さ
れている。
温水導管２０と冷水導管２２はその開口を貫通してハウ
ジング１０内に入る。導管２０、２２は、典型的には、
水混合弁２８の温水入口２４及び冷水入口２６にそれぞ
れ接続されている。水混合弁２８は、典型的には、ハウ
ジング１０の前面パネル１２に取り付けられている。水
混合弁２８は、前面パネル１２の対向する側壁から突出
するように構成されている温度調整ハンドル（図示せ
ず）により調節される。水混合弁２８には更に出口３０
が設けてある。水混合弁２８は、公共給水管圧力から得
られる圧力で流入する温水及び冷水を混合し、所望の温
度で水混合弁２８の出口３０から流出するように構成さ
れている。
【００１１】水混合弁２８の出口３０から流出した水
は、導管３６を介して通常の水圧制御弁３４の入口３２
に導入される。水圧制御弁３４は、常用のやり方で、典
型的には、前面パネル１２に取り付けられ、かつ、前面
パネル１２の反対側の面から外方に延びる圧力調整ノブ
（図示せず）を備えている。水圧制御弁３４には、更
に、出口３８が設けてある。
は、導管３６を介して通常の水圧制御弁３４の入口３２
に導入される。水圧制御弁３４は、常用のやり方で、典
型的には、前面パネル１２に取り付けられ、かつ、前面
パネル１２の反対側の面から外方に延びる圧力調整ノブ
（図示せず）を備えている。水圧制御弁３４には、更
に、出口３８が設けてある。
【００１２】水圧制御弁３４の出口３８は、導管４４を
介して濾過器ハウジング４２の入口４０に接続してい
る。濾過器ハウジング４２は、側壁１４の一つの外側の
面に隣接して配置されていて、かつ適当な支持手段（図
示せず）によりハウジング１０に固定されている。濾過
器ハウジング４２は、例えば、活性炭濾過器カートリッ
ジの挿入、取り外しのために、内部に接近できるよう
に、取り外し可能なエンドキャップを備えるようにして
も良い。活性炭濾過器は、短時間滞留水の塩素濃度を減
少させるのに有用である。また、活性炭は有機物（殺虫
剤、除草剤、及び揮発性有機化合物を含む合成有機化学
物質）を減少させるのにも効果的である。
介して濾過器ハウジング４２の入口４０に接続してい
る。濾過器ハウジング４２は、側壁１４の一つの外側の
面に隣接して配置されていて、かつ適当な支持手段（図
示せず）によりハウジング１０に固定されている。濾過
器ハウジング４２は、例えば、活性炭濾過器カートリッ
ジの挿入、取り外しのために、内部に接近できるよう
に、取り外し可能なエンドキャップを備えるようにして
も良い。活性炭濾過器は、短時間滞留水の塩素濃度を減
少させるのに有用である。また、活性炭は有機物（殺虫
剤、除草剤、及び揮発性有機化合物を含む合成有機化学
物質）を減少させるのにも効果的である。
【００１３】また、濾過器ハウジング４２は、導管４８
を介して紫外線室５２の入口５０に接続されている出口
４６を備えている。紫外線室５２は紫外線室５２内に紫
外線を照射する紫外線放射源を備え、紫外線放射源は適
当な電気導線（図示せず）を介して電源（図示せず）と
スイッチ５４に接続されている。紫外線室５２は導管６
２を介して圧力制限弁６０の入口５８に接続されている
出口５６を有する。
を介して紫外線室５２の入口５０に接続されている出口
４６を備えている。紫外線室５２は紫外線室５２内に紫
外線を照射する紫外線放射源を備え、紫外線放射源は適
当な電気導線（図示せず）を介して電源（図示せず）と
スイッチ５４に接続されている。紫外線室５２は導管６
２を介して圧力制限弁６０の入口５８に接続されている
出口５６を有する。
【００１４】圧力制限弁６０は通常の形式の弁であっ
て、通過する水の流量を調整自在に制限する。流量の調
整は、典型的には、ハンドル６４により行われる。
て、通過する水の流量を調整自在に制限する。流量の調
整は、典型的には、ハンドル６４により行われる。
【００１５】水圧制御弁３４と圧力制限弁６０とは、水
の最大圧力を制限し、最大設定圧力より低い圧力に水圧
を調整する機能を協働して果たす水圧調整弁手段を構成
する。典型的には、圧力制限弁６０の出口６６を流出す
る水の圧力が約０．３５kg/cm2（５psi ）を越えないよ
うに、圧力制限弁６０は予め設定される。水圧制御弁３
４は、０〜０．３５kg/cm2（５psi ）の範囲で水圧を変
えるように使用される。
の最大圧力を制限し、最大設定圧力より低い圧力に水圧
を調整する機能を協働して果たす水圧調整弁手段を構成
する。典型的には、圧力制限弁６０の出口６６を流出す
る水の圧力が約０．３５kg/cm2（５psi ）を越えないよ
うに、圧力制限弁６０は予め設定される。水圧制御弁３
４は、０〜０．３５kg/cm2（５psi ）の範囲で水圧を変
えるように使用される。
【００１６】圧力及び温度が調整されて出口６６から流
出した水は、チェック弁６８を通過し、導管７２を経て
Ｔ字管７０に到る。Ｔ字管７０の出口枝管の一つは、温
度計７６の入口７４にネジ結合されている。温度計７６
は、典型的には、前面パネル１２に取り付けられ、関連
したダイアル面（図示せず）が見易いように前面パネル
１２又はその反対側の面から突出している。水混合弁２
８及び温度計７６は、協働して水の精密な温度制御を行
う手段として構成されている。
出した水は、チェック弁６８を通過し、導管７２を経て
Ｔ字管７０に到る。Ｔ字管７０の出口枝管の一つは、温
度計７６の入口７４にネジ結合されている。温度計７６
は、典型的には、前面パネル１２に取り付けられ、関連
したダイアル面（図示せず）が見易いように前面パネル
１２又はその反対側の面から突出している。水混合弁２
８及び温度計７６は、協働して水の精密な温度制御を行
う手段として構成されている。
【００１７】Ｔ字管７０の別の出口枝管は導管７８を介
して圧力計８０に連結されている。温度計７６と同様
に、圧力計８０は、前面パネル１２に取り付けられ、そ
のダイアル面は前面パネル１２の開口を介して突出し
て、器具の前面からダイアル面が見えるようになってい
る。圧力計８０、圧力制御弁３４、及び圧力制限弁６０
は、協働してシステム内の水圧の精密な制御を行う手段
として構成されている。
して圧力計８０に連結されている。温度計７６と同様
に、圧力計８０は、前面パネル１２に取り付けられ、そ
のダイアル面は前面パネル１２の開口を介して突出し
て、器具の前面からダイアル面が見えるようになってい
る。圧力計８０、圧力制御弁３４、及び圧力制限弁６０
は、協働してシステム内の水圧の精密な制御を行う手段
として構成されている。
【００１８】水は、圧力及び温度について調整されて、
温度計７６の出口７８から流出し、導管８４を経て出口
継ぎ手８２に導かれる。出口継ぎ手８２は側壁１４を貫
通してハウジング１０に取り付けられ、ホースバーブ式
又は銃剣式連結素子８６を備えて、そこに水供給導管９
０の一方の端部を受容している。
温度計７６の出口７８から流出し、導管８４を経て出口
継ぎ手８２に導かれる。出口継ぎ手８２は側壁１４を貫
通してハウジング１０に取り付けられ、ホースバーブ式
又は銃剣式連結素子８６を備えて、そこに水供給導管９
０の一方の端部を受容している。
【００１９】水供給導管９０は、ハウジング１０から突
出して、他方の端部で入口パイプ９２の入口に接続され
ている。入口パイプ９２はスペキュラ９４内の混合室と
連通している。スペキュラ９４は、入口パイプ９２から
遠い方のスペキュラ９４の端部に装着された水溶性挿入
物９８に形成された環状配列の出口９６を備えている。
挿入物９８には緩やかなテーパが付されている。スペキ
ュラ９４は患者の肛門溝に挿入し易いような形状に形成
されている。こうして、入口９２から流入した水は、ス
ペキュラ９４を通って患者の結腸に達し、結腸に溜まっ
た物質を洗浄プロセスにより遊離させるように働く。結
腸が水で満たされたとき、逆の流れが始まり、水及び抽
出された物質は、挿入物９８の反対側のスペキュラ９４
の出口端に固定された導管１００を経て、スペキュラ９
４を流れ戻る。水及び抽出された物質は、その時、導管
１００を流れるようになっている。導管１００の他方の
端部は、ハウジング１０の側壁１４を貫通して突出して
いる光学的に透明な覗きチューブ１０２の入口端部に接
続されている。覗きチューブ１０２は、ハウジング１０
内に配置された照明付き監視室１０４を通って、出口端
部で、曲がり管１０８を経てドレン閉止弁１０６の入口
端部に接続されている。
出して、他方の端部で入口パイプ９２の入口に接続され
ている。入口パイプ９２はスペキュラ９４内の混合室と
連通している。スペキュラ９４は、入口パイプ９２から
遠い方のスペキュラ９４の端部に装着された水溶性挿入
物９８に形成された環状配列の出口９６を備えている。
挿入物９８には緩やかなテーパが付されている。スペキ
ュラ９４は患者の肛門溝に挿入し易いような形状に形成
されている。こうして、入口９２から流入した水は、ス
ペキュラ９４を通って患者の結腸に達し、結腸に溜まっ
た物質を洗浄プロセスにより遊離させるように働く。結
腸が水で満たされたとき、逆の流れが始まり、水及び抽
出された物質は、挿入物９８の反対側のスペキュラ９４
の出口端に固定された導管１００を経て、スペキュラ９
４を流れ戻る。水及び抽出された物質は、その時、導管
１００を流れるようになっている。導管１００の他方の
端部は、ハウジング１０の側壁１４を貫通して突出して
いる光学的に透明な覗きチューブ１０２の入口端部に接
続されている。覗きチューブ１０２は、ハウジング１０
内に配置された照明付き監視室１０４を通って、出口端
部で、曲がり管１０８を経てドレン閉止弁１０６の入口
端部に接続されている。
【００２０】照明付き監視室１０４は前面パネル１２に
形成された開口をわたる透明シート体１１０を含む。一
対の離隔したＵ字状支持体１１２は、前面パネル１２の
開口のそれぞれの縁部に隣接した、前面パネル１２の内
面に取り付けてある。断面がアーチ形の細長い半透明パ
ネル１１４は、その対向した端部で支持体１１２に取り
付けられ、適所に保持されている。蛍光灯（図示せず）
は半透明シート１１４の直ぐ背後に隣接して通常のやり
方で取り付けてある。蛍光灯は、オン／オフ・電気スイ
ッチ５４を含む適当な電気配線（図示せず）を経て電源
に接続されている。
形成された開口をわたる透明シート体１１０を含む。一
対の離隔したＵ字状支持体１１２は、前面パネル１２の
開口のそれぞれの縁部に隣接した、前面パネル１２の内
面に取り付けてある。断面がアーチ形の細長い半透明パ
ネル１１４は、その対向した端部で支持体１１２に取り
付けられ、適所に保持されている。蛍光灯（図示せず）
は半透明シート１１４の直ぐ背後に隣接して通常のやり
方で取り付けてある。蛍光灯は、オン／オフ・電気スイ
ッチ５４を含む適当な電気配線（図示せず）を経て電源
に接続されている。
【００２１】照明付き監視室１０４は、透明シート１１
０とアーチ形の半透明パネル１１４との間の空間にそこ
を通る覗きチューブ１０２を有し、抽出された物質が、
しばしば結腸水治療法と呼ばれる結腸洗浄中、オペレー
タにより目視検査し易いように形成されている。
０とアーチ形の半透明パネル１１４との間の空間にそこ
を通る覗きチューブ１０２を有し、抽出された物質が、
しばしば結腸水治療法と呼ばれる結腸洗浄中、オペレー
タにより目視検査し易いように形成されている。
【００２２】ドレン閉止弁１０６は、適当な支持体１１
６により前面パネル１２に取り付けられ、前面パネル１
２の前面から操作し易いハンドルを典型的には備えてい
る通常の形式の装置である。ハンドル（図示せず）は開
放位置と閉止位置との間を手動で移動できるようになっ
ている。ドレン閉止弁１０６の出口端部は、ハーブ式又
はネジ結合式継ぎ手１２２を備え、ドレン管１２４の一
方の端部がそこに接続されている。
６により前面パネル１２に取り付けられ、前面パネル１
２の前面から操作し易いハンドルを典型的には備えてい
る通常の形式の装置である。ハンドル（図示せず）は開
放位置と閉止位置との間を手動で移動できるようになっ
ている。ドレン閉止弁１０６の出口端部は、ハーブ式又
はネジ結合式継ぎ手１２２を備え、ドレン管１２４の一
方の端部がそこに接続されている。
【００２３】前面パネル１２に適切に取り付けられた酸
素圧力調整器及び閉止弁集合体１２６の後部は、図１に
示されるように、形成されている。集合体１２６は、前
面パネル１２の露出した前表面に取り付けられた目盛り
表示板付き手動弁（図示せず）を有する。酸素弁１２６
は、上端に配置された閉止ノブと、下端に取り付けられ
た圧力調整ノブとを有する。圧力を有する酸素が、離れ
た酸素源から導管１２０を経て酸素弁１２６の入口に供
給される。酸素弁１２６の出口は、出口８２との接続を
経てスペキュラ９４に接続されている。又は、別法とし
て、酸素弁１２６の出口は、入口パイプ９０に連結され
た別の導管を経てスペキュラ９４に接続するようにして
も良い。
素圧力調整器及び閉止弁集合体１２６の後部は、図１に
示されるように、形成されている。集合体１２６は、前
面パネル１２の露出した前表面に取り付けられた目盛り
表示板付き手動弁（図示せず）を有する。酸素弁１２６
は、上端に配置された閉止ノブと、下端に取り付けられ
た圧力調整ノブとを有する。圧力を有する酸素が、離れ
た酸素源から導管１２０を経て酸素弁１２６の入口に供
給される。酸素弁１２６の出口は、出口８２との接続を
経てスペキュラ９４に接続されている。又は、別法とし
て、酸素弁１２６の出口は、入口パイプ９０に連結され
た別の導管を経てスペキュラ９４に接続するようにして
も良い。
【００２４】更に、タイミング装置１３０を器具に設け
ても良い。その際には、前面パネル１２に取り付ける。
タイミング装置１３０は、患者に施す結腸洗浄の期間を
測定するために使用される。タイミング装置１３０は、
望ましい付属品ではあるものの、上述した器具の機能に
直接関連するものではないことを理解しておくべきであ
る。
ても良い。その際には、前面パネル１２に取り付ける。
タイミング装置１３０は、患者に施す結腸洗浄の期間を
測定するために使用される。タイミング装置１３０は、
望ましい付属品ではあるものの、上述した器具の機能に
直接関連するものではないことを理解しておくべきであ
る。
【００２５】本発明の好適な実施例では、濾過器４２で
利用される濾過器カートリッジは、典型的には、多数の
用途を有する活性炭で構成されている。活性炭は、典型
的には、飲料水の味及び臭いの制御、塩素の減少、有機
物の減少、及び危険な有機化学物質の減少に有用であ
る。これらの特長は、単一の適用でも、しばしば複合化
しているものの、それらは明確に異なる目的を有する。
それらが異なるという事実は、留意しておくべき事柄で
ある。活性炭のあるものは、一つの用途に対する適用に
は優れているものの、同時に、他の用途に対して適用す
るには適当ではない。活性炭には異なる用途があるが、
現実の吸着機構は同じである。共通の媒体物質、及び粉
状、粒状及び塊状の炭素等の媒体形式がある。しかし、
活性炭は、除草剤、殺虫剤、及び工業用溶剤等の有機分
子を吸着するのに効果的である。活性炭は、活性化プロ
セスにより付与された、汚染物を吸引する非常に広い表
面積を有する微小なトンネル状通路の網目構造で、文字
通り、一杯になっている。
利用される濾過器カートリッジは、典型的には、多数の
用途を有する活性炭で構成されている。活性炭は、典型
的には、飲料水の味及び臭いの制御、塩素の減少、有機
物の減少、及び危険な有機化学物質の減少に有用であ
る。これらの特長は、単一の適用でも、しばしば複合化
しているものの、それらは明確に異なる目的を有する。
それらが異なるという事実は、留意しておくべき事柄で
ある。活性炭のあるものは、一つの用途に対する適用に
は優れているものの、同時に、他の用途に対して適用す
るには適当ではない。活性炭には異なる用途があるが、
現実の吸着機構は同じである。共通の媒体物質、及び粉
状、粒状及び塊状の炭素等の媒体形式がある。しかし、
活性炭は、除草剤、殺虫剤、及び工業用溶剤等の有機分
子を吸着するのに効果的である。活性炭は、活性化プロ
セスにより付与された、汚染物を吸引する非常に広い表
面積を有する微小なトンネル状通路の網目構造で、文字
通り、一杯になっている。
【００２６】更に、紫外線室５２内で紫外線放射に曝さ
れた微生物は、紫外線放射がＤＮＡ構造をごちゃ混ぜに
してその再生産を阻止するが故に、破壊される。短期間
滞留の水が曝される時間間隔及び放射強度がバクテリア
減少の因子である。水処理を成功させるためには、典型
的には、露出は、１６，０００マイクロワット−秒／cm
2 より大きくあるべきである。
れた微生物は、紫外線放射がＤＮＡ構造をごちゃ混ぜに
してその再生産を阻止するが故に、破壊される。短期間
滞留の水が曝される時間間隔及び放射強度がバクテリア
減少の因子である。水処理を成功させるためには、典型
的には、露出は、１６，０００マイクロワット−秒／cm
2 より大きくあるべきである。
【００２７】特許法の条文に従って、本発明は、好適な
実施例を代表すると考えられるものについて記載されて
いる。しかし、本発明は、本発明の要旨及び範囲を逸脱
しない限り、特定的に図示し、説明したもの以外の態様
で実施することもできる。
実施例を代表すると考えられるものについて記載されて
いる。しかし、本発明は、本発明の要旨及び範囲を逸脱
しない限り、特定的に図示し、説明したもの以外の態様
で実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の特徴を組み込んだ結腸水治療法器具の
制御パネルの後部立面図である。
制御パネルの後部立面図である。
【図２】図１に示す器具と関連して用いられるスペキュ
ラの立面図である。
ラの立面図である。
１０ ハウジング １２ 前面パネル １４ 対向する側壁パネル １６ 底壁 １８ 頂部壁 ２０ 温水導管 ２２ 冷水導管 ２４ 温水入口 ２６ 冷水入口 ２８ 水混合弁 ３０ 出口 ３２ 入口 ３４ 水圧制御弁 ３６ 導管 ３８ 出口 ４０ 入口 ４２ 濾過器ハウジング ４４ 導管御弁 ４６ 出口 ４８ 導管 ５０ 入口 ５２ 紫外線室 ５４ スイッチ ５６ 出口 ５８ 入口 ６０ 圧力制限弁 ６２ 導管 ６４ ハンドル ６６ 出口 ６８ チェック弁 ７０ Ｔ字管 ７２ 導管 ７４ 入口 ７６ 温度計 ７８ 導管 ８０ 圧力計 ８２ 出口継ぎ手 ８４ 導管 ８６ 連結素子 ９０ 水供給導管 ９２ 入口パイプ ９４ スペキュラ ９６ 出口 ９８ 水溶性挿入物 １００ 導管 １０２ 覗きチューブ １０４ 照明付き監視室 １０６ ドレン閉止弁 １０８ 曲がり管 １１０ 透明シート体 １１２ Ｕ字状支持体 １１４ 半透明パネル １１６ 支持体 １２０ 導管 １２２ 継ぎ手 １２４ ドレン管 １２６ 酸素圧力調整器及び閉止弁集合体 １３０ タイミング装置
Claims (8)
- 【請求項１】 ａ）予め設定された流量及び温度の圧力
水を濾過器の入口に導くステップと、 ｂ）濾過器に上記水を流して濾過器の出口から流出さ
せ、短時間滞留水から微粒子状の汚染物質を除去するス
テップと、 ｃ）濾過器の出口から流出した濾過水を紫外線照射場所
に導くステップと、 ｄ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を抽
出するステップと、 ｅ）患者の結腸から検査及び排出ステーションに水及び
抽出された異質の物質を流すようにするステップとを備
えることを特徴とする結腸洗浄プロセス。 - 【請求項２】 ステップｅ）では、更に、精密検査のた
めに異質物質の試料を取り出すステップを有することを
特徴とする請求項１に記載の結腸洗浄プロセス。 - 【請求項３】 ａ）予め設定された温度の圧力水を圧力
調整器の入口に導くステップと、 ｂ）圧力調整器から流出した上記水を流れ調整器の入口
に導くステップと、 ｃ）流れ調整器から流出した水を濾過器に通し、短時間
滞留水から微粒子状の汚染物を取り除くステップと、 ｄ）濾過器を流出した水が紫外線照射場所を通過するよ
うにするステップと、 ｅ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を同
伴するステップと、 ｆ）水及び同伴した異質な物質を患者の結腸から最終の
排出場所に流すようにするステップとを備えていること
を特徴とする結腸洗浄プロセス。 - 【請求項４】 ステップｃ）で取り除かれた微粒子状の
汚染物が、塩素及び揮発性有機化学物質を含むことを特
徴とする請求項３に記載の結腸洗浄プロセス。 - 【請求項５】 ａ）予め設定された流量及び温度の圧力
水を濾過器の入口に導く手段と、 ｂ）濾過器に上記水を流して濾過器の出口から流出さ
せ、短時間滞留水から微粒子状の汚染物質を除去する手
段と、 ｃ）濾過器の出口から流出した濾過水を紫外線照射場所
に導く手段と、 ｄ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を抽
出する手段と、 ｅ）患者の結腸から検査及び排出ステーションに水及び
抽出された異質の物質を流すようにする手段とを備える
ことを特徴とする結腸洗浄装置。 - 【請求項６】 ｆ）精密検査のために異質物質の試料を
取り出す手段を有することを特徴とする請求項５に記載
の結腸洗浄装置。 - 【請求項７】 ａ）予め設定された温度の圧力水を圧力
調整器の入口に導く手段と、 ｂ）圧力調整器から流出した水を流れ調整器の入口に導
く手段と、 ｃ）流れ調整器から流出した水を濾過器に通し、短時間
滞留水から微粒子状の汚染物を取り除く手段と、 ｄ）濾過器を流出した水が紫外線照射場所を通過するよ
うにする手段と、 ｅ）濾過され、紫外線照射された水を患者の結腸に導き
送入して、結腸を洗浄し、かつ結腸から異質の物質を同
伴する手段と、 ｆ）水及び同伴した異質な物質を患者の結腸から最終の
排出場所に流すようにする手段とを備えていることを特
徴とする結腸洗浄装置。 - 【請求項８】 手段ｃ）で取り除かれた微粒子状の汚染
物が、塩素及び揮発性有機化学物質を含むことを特徴と
する請求項７に記載の結腸洗浄装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/910936 | 1997-08-08 | ||
| US08/910,936 US5788650A (en) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | Colon hydrotherapy apparatus |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1157000A true JPH1157000A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=25429529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9314984A Pending JPH1157000A (ja) | 1997-08-08 | 1997-11-17 | 結腸洗浄プロセス及びその装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5788650A (ja) |
| JP (1) | JPH1157000A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100370628B1 (ko) * | 1999-11-02 | 2003-02-05 | 주식회사 엠아이텍 | 결장 세척기 |
| KR100580151B1 (ko) | 2004-09-17 | 2006-05-16 | 금경수 | 직장 주입형 면역기능 활성화장치 |
| JP2008119073A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Itbs:Kk | 腸内洗浄装置 |
| KR100879503B1 (ko) | 2007-02-16 | 2009-01-20 | 이창구 | 대장 청소기 |
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| CN1248745C (zh) * | 2002-04-12 | 2006-04-05 | 深圳市梦美特实业发展有限公司 | 非插入式水疗头 |
| WO2005032617A2 (en) * | 2003-10-08 | 2005-04-14 | Roy Abell | Method for delivering a colonic lavage |
| US20050197644A1 (en) * | 2004-03-03 | 2005-09-08 | Waychoff Challen W.Ii | Colon hydrotherapy device |
| CN102892445A (zh) | 2010-01-11 | 2013-01-23 | 模托斯Gi医疗技术有限公司 | 用于清洗体腔的系统和方法 |
| BR112012031812A2 (pt) | 2010-06-13 | 2016-11-01 | Motus Gi Medical Technologies Ltd | sistemas e métodos para limpar cavidades corporais |
| ES2971767T3 (es) | 2013-08-29 | 2024-06-06 | Motus Gi Medical Tech Ltd | Sistema de limpieza del colon con funciones de autopurga automática |
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