JP2008119073A - 腸内洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原水に含まれる細菌等の不純物を除去して、不純物濃度が所定の濃度以下の腸内洗浄用の純水を得る腸内洗浄装置を提供する。
【解決手段】濾過器10(第1濾過器11、第2濾過器12、第3濾過器13)が腸内洗浄装置に導入された水道水を濾過する。加熱ユニット16が濾過された水を加熱する。逆浸透膜装置18が加熱された水を逆浸透膜を利用して処理することにより純水を生成する。高圧用圧力調整ユニット19が、逆浸透膜により処理された純水を加圧して、出水口20から人間の腸内洗浄用の純水として出水する。
【選択図】図2

Description

本発明は、腸内洗浄装置に関し、特に、原水に含まれる細菌等の不純物を除去して、不純物濃度が所定の値以下の腸内洗浄用の水を得て、これを用いて腸内を洗浄する腸内洗浄装置に関する。
従来、腸内洗浄装置として、例えば、濾過及び加熱により洗浄水を生成し、生成した洗浄水をオゾン化し、オゾン化した洗浄水をホースを介して患者の下部腸管内に導入する下部腸管洗浄装置が提案されている(特許文献1)。
特開2004−24846号公報
洗浄水をオゾン化すると、オゾン化した洗浄水を人間の腸内に導入することになる。しかし、オゾンは発癌性を有しているので、オゾン化した洗浄水を腸内に導入することは、健康に悪影響を与える恐れがあり、好ましくない。
また、オゾンにより洗浄水に含まれる細菌を殺菌したとしても、細菌の残渣(死骸)が洗浄水内に残ってしまう。このため、洗浄水に含まれる細菌を殺菌するだけではなく、細菌それ自体を除去する必要がある。
一方、飲料水については、その不純物濃度の基準が定められている。例えば、日本では60ppmであり、アメリカでは40ppmである。腸内の洗浄に用いる洗浄水は、飲料水とは異なるが、人間の体内に導入される点では違いが無い。そこで、洗浄水の不純物濃度(ppm)が飲料水の不純物濃度の基準を満たすことが望ましい。
本発明は、原水に含まれる細菌等の不純物を除去して、不純物濃度が所定の値以下の腸内洗浄用の水を得て、これを用いて腸内を洗浄する腸内洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の腸内洗浄装置は、腸内洗浄用の水を出水口から出水する腸内洗浄装置であって、水を濾過する濾過器と、前記水を加熱する加熱ユニットと、前記水を逆浸透処理する逆浸透膜ユニットとを備え、前記濾過器により濾過された水を、前記加熱ユニットにより加熱しかつ前記逆浸透膜ユニットにより逆浸透処理して、前記腸内洗浄用の水として、前記出水口から出水する。
好ましくは、本発明の腸内洗浄装置が、更に、前記出水口における水圧を調整する圧力調整ユニットを備える。
好ましくは、本発明の腸内洗浄装置が、更に、前記腸内洗浄用の水の出水先を、前記出水口と、前記出水口とは別に設けられた排水口との間で切り替える切替ユニットを備える。
本発明の腸内洗浄装置は、原水(例えば、水道水等)を濾過して、この濾過した水を加熱処理及び逆浸透処理して不純物濃度が所定の値(例えば、10ppm)以下の水(以下、純水とも言う)を得て、これを腸内洗浄用の水として出水口から出水する。例えば、本発明の腸内洗浄装置は、不純物濃度が120ppmの東京都の水道水を濾過して10ppmの純水を得て、これを体温に近い温度(例えば、37℃)に加熱して、加熱された純水を適切な圧力(例えば、3.0kg/cm2 )及び水量(例えば、40cc/min〜100cc/min)で出水口から出水して、腸内を洗浄する。これにより、腸内洗浄用の水の不純物濃度について、例えば飲料水の基準(例えば、日本は60ppm、アメリカは40ppm)をも満たす清浄な水で腸内を洗浄することができる。また、腸内洗浄装置に導入された水をオゾン化しないので、発癌性を有さない洗浄用の純水を得ることができる。また、腸内洗浄装置に導入された水から逆浸透処理によって細菌自体を除去することができるので、細菌(及びその残渣)が存在しない洗浄用の純水を得ることができる。
また、本発明の腸内洗浄装置によれば、前記出水口における水圧が調整される。これにより、出水する洗浄用の純水の圧力を、例えば人間の腸内を傷付けない程度の値に調整することができる。
また、本発明の腸内洗浄装置によれば、洗浄用の純水の出水先が、出水口と当該出水口とは別に設けられた排水口との間で切り替えられる。これにより、洗浄用の純水を所定の時間、排水口から出水することによって、腸内洗浄装置それ自体の内部を浄化することができ、結果として、より不純物濃度の低い洗浄用の純水を得ることができる。
図1は、本発明の腸内洗浄装置の外観の一例を示す図である。腸内洗浄装置は、図1に示す形状の筐体1を備える。腸内洗浄装置の筐体1は、例えばトイレの貯水タンクの側に設置される。
腸内洗浄装置は、筐体1に導入された原水について、濾過処理の後に加熱処理及び逆浸透膜(逆浸透効果)を利用した処理(以下、逆浸透処理と言う)を行う。これにより、腸内洗浄装置は、極めて不純物濃度が低く、適温で、適切な水圧の腸内洗浄用の水(純水)を得て、これを出水ノズル24を介して人間(又は動物)の腸内に導入し、腸内を洗浄する。原水としては、例えば水道水(又は、他の浄水器によりある程度まで浄化された水)が用いられる。
図2は、本発明の腸内洗浄装置の構成の一例を示す図である。腸内洗浄装置は、原水から洗浄用の純水を得て出水する流水系統と、流水系統における処理を制御する制御系統とを備える。
流水系統は、濾過器10、電磁弁(電磁バルブ)14、低圧用圧力調整ユニット15、紫外線殺菌装置16’、加熱ユニット16、圧力ポンプ17、逆浸透膜装置18、高圧用圧力調整ユニット19、出水口20、排水口21、切替部22、排水弁23、出水ノズル24を備える。濾過器10は、第1濾過器11、第2濾過器12、第3濾過器13からなる。
第1濾過器11は、原水の供給口(筐体1への水の入水口又は導入口)に接続される。例えば、原水として水道水を用いる場合、例えばバルブを介して(又は、介さずに)、水道の蛇口に接続される。第1濾過器11は、腸内洗浄装置に導入された原水を濾過するフィルターを備える。第1濾過器11のフィルターは、例えば直径5μmの孔を有し、これにより、原水に含まれる不純物を粗く濾過して、第2濾過器12の活性炭の微細孔の目詰まりを防止し、第3濾過器13のフィルターの孔の目詰まりを防止することができる。
第2濾過器12は、活性炭によって塩素、微生物及び有機物等を吸着するフィルター(活性炭フィルター)を備える。第2濾過器12の活性炭は、その微細孔に塩素、微生物及び有機物等を吸着する。これらは第1濾過器11では濾過されなかった不純物である。これにより、第1濾過器11で粗く濾過された水の不純物濃度(ppm)を減少させると共に、第3濾過器13での目詰まりを防止することができる。
第3濾過器13は、第2濾過器12によって濾過された水をさらに濾過するフィルターを備える。第3濾過器13のフィルターは、第1濾過器1よりも小さい孔、例えば直径1μmの孔を有する。第3濾過器13による濾過処理によって、当該流水系統内で第3濾過器13より後(出水口20側)に設けられる逆浸透膜装置18での目詰まりを防止することができる。
濾過器10を個別の第1濾過器11、第2濾過器12及び第3濾過器13で構成することにより、各々、個別に交換することができる。従って、例えば濾過器11の濾過性能が低下しても、当該濾過器11のみを交換すれば良く、濾過器10の全体を交換する必要が無い。
また、同種のフィルターを備える2個の第1濾過器11及び第3濾過器13を個別に設けることにより、1個の大きなフィルターを用いるよりも、目詰まり無く(効率良く)濾過することができる。更に、2個の同種のフィルターである第1濾過器11及び第3濾過器13の間に異種の第2濾過器12を設けることにより、第1濾過器11及び第2濾過器12により多様で比較的大きな不純物を粗く濾過して、第3濾過器13により目詰まり無く(効率良く)濾過することができる。
電磁弁14は、ON又はOFFに切り替わることにより、低圧用圧力調整ユニット15から先への水の流出を制御する。即ち、電磁弁14がOFFの場合、水道の蛇口(及びバルブ)の状態に拘らず、低圧用圧力調整ユニット15へ水が流れない。従って、水道の蛇口を第1濾過器11に接続したままの状態にしておくことができる。電磁弁14がONの場合、低圧用圧力調整ユニット15へ水が流れる。電磁弁14のON又はOFFの切り替えは、制御部25によって制御される。
低圧用圧力調整ユニット15は、水圧センサ兼圧力調整弁である。低圧用圧力調整ユニット15は、水圧を検知して、第1濾過器11乃至加熱ユニット16が動作する適切な水圧の値に調整する。水道の水圧が低すぎる場合には水圧を高くし、高すぎる場合には水圧を低くする。これにより、水道の水圧と、流水系統の圧力ポンプ17までにおける水圧との差を吸収する。低圧用圧力調整ユニット15による水圧調整処理は、制御部25によって制御される。
紫外線殺菌装置16’は、紫外線殺菌装置16’に導入された水に紫外線を照射して、当該水の雑菌を殺す処理装置である。紫外線殺菌装置16’による殺菌処理の際には温度上昇が伴う。従って、後述する加熱ユニット16において当該温度上昇を吸収することができるように、紫外線殺菌装置16’は、加熱ユニット16の前(水道側)に設置することが好ましい。この例では、紫外線殺菌装置16’は加熱ユニット16に取り付けられるように設けられる。
なお、紫外線殺菌装置16’を加熱ユニット16の後(出水口20側)に設置する場合には、後述する制御部25が、加熱ユニット16において紫外線殺菌装置16’による温度上昇を考慮した加熱処理が行われるように制御する。
加熱ユニット16は、加熱ユニット16内に導入された水(濾過器10によって濾過された水)を加熱する。加熱ユニット16は、タンク及びヒータ(共に図示せず)を備え、当該タンクに貯めた水をヒータで加熱する。これにより、出水口20から出水する水の温度を、当該水を腸内に導入するのに適した温度に調整する。この温度は、例えば37℃程度とされる。即ち、体温に近くかつやや体温よりも高い温度とされる。この結果、加熱された水が例えば患者の腸に火傷を負わせたりすることを防止し、患者が低体温等の体調不良(又は不快)にならないようにすることができる。加熱ユニット16は制御部25によって制御される。
圧力ポンプ17は、加熱ユニット16から導入された水に対して、逆浸透膜装置18による逆浸透処理に必要な圧力を加える。即ち、水の分子の浸透圧よりも高い圧力が、加熱ユニット16から導入された水(不純物濃度の高い側の水)に加えられる。圧力ポンプ17による加圧処理は、制御部25によって制御される。
逆浸透膜装置18は、逆浸透膜を備え、加熱ユニット16から導入された水を逆浸透処理して、純水と廃水とに分離する。逆浸透膜装置18の逆浸透膜は、濾過器10によって濾過された水に溶解している電解質イオン等の不純物を透過させず、純水のみを透過させる。これにより、トリハロメタン等の化学物質、細菌及びウィルス等の不純物を除去することができる。逆浸透膜装置18による逆浸透処理によって、例えば10ppm以下の洗浄用の純水が得られる。
逆浸透膜装置18と圧力ポンプ17とは、導入された水を逆浸透処理する逆浸透膜ユニットを構成する。しかし、逆浸透膜装置18は、圧力ポンプ17とは別に、これのみを個別に交換に設けられる。これにより、逆浸透膜装置18の性能が低下しても、当該逆浸透膜装置18のみを交換すれば良く、圧力ポンプ17まで交換する必要が無い。また、濾過器10と逆浸透膜装置18とを個別に設けることにより、これらのいずれか一方のみを個別に交換することができる。
高圧用圧力調整ユニット19は、水圧センサ兼圧力調整弁であり、図示しないが、逆浸透膜装置18からの洗浄用の純水を一旦取り込んで出水する。この時、高圧用圧力調整ユニット19は、洗浄用の純水の水圧を検知して、出水口20における出水の圧力と水量とを調整する。即ち、出水する洗浄用の純水が快適に腸内の奥部まで導入されるように、その水圧が、例えば1kg/cm2 〜3kg/cm2 に制御される。この時、洗浄用の純水が患者の腸内を傷付けないように、水圧の上限が、例えば3kg/cm2 に制限される。また、腸内が急激に(又は過度に)膨満することにより患者が体調不良(又は不快)にならないように、出水する洗浄用の純水の水量が、例えば、40cc/min〜100cc/minに制御される。高圧用圧力調整ユニット19による出水の圧力及び水量の調整処理は、制御部25によって制御される。
出水口20は、洗浄用の純水の出口である。出水口20から出水する洗浄用の純水の不純物濃度は、例えば1ppm〜15ppmである。これは、飲料水の基準(例えば、日本は60ppm、アメリカは40ppm)をも満たす水準である。これにより、腸内(内臓)に導入する水を、飲料水よりも更に純粋な水とすることができる。出水口20には出水ノズル24が取り付けられる。
出水ノズル24は、出水口20のアタッチメントであり、その管を通じて洗浄用の純水を腸内に導入する。出水ノズル24の外観の一例を図3に示す。図3において、出水ノズル24の全体形状は、例えば変形のN字状である。出水ノズル24の先端は丸くされ、出水ノズル24を腸内へ挿入するのに適した形状とされる。また、出水ノズル24の先端の側面には互い違い(千鳥状)に複数の出水孔100が設けられ、これにより、当該出水孔100から洗浄用の純水が腸内に満遍なく出水するようにすることができる。
排水口21は、出水口20とは別に設けられ、基本的には、逆浸透膜装置18による逆浸透処理によって分離された廃水の出口である。排水口21から排出される廃水の不純物濃度は、例えば180ppm〜200ppmである。
切替部22は、洗浄用の純水の出水を出水口20と排水口21との間で切り替える切替ユニットである。切替部22は、例えば腸内洗浄装置の使用者によって、手動で切り替えられる。なお、後述するリモコン26からの入力指示に従って、制御部25が切替部22を切り替えるようにしても良い。
流水系統の内部を浄化する時(浄化運転時)には、切替部22は、逆浸透膜装置18からの洗浄用の純水の出水先を排水口21へ切り替える。洗浄用の純水の使用時(腸内洗浄時)には、切替部22は、逆浸透膜装置18からの洗浄用の純水の出水先を出水口20へ切り替える。流水系統内を浄化しない場合には、出水口20から出水する洗浄用の純水の不純物濃度は、20ppm程度である。これは、流水系統内のいずれかにおいて微生物等の不純物が増加するためである。しかし、一日当たり15分〜30分の浄化運転をほぼ毎日行うことによって、出水口20から出水する洗浄用の純水の不純物濃度は、10ppm〜1ppm程度となる。
排水弁23は、ON又はOFFに切り替わることにより、逆浸透膜装置18による逆浸透処理によって分離された廃水の排水口21からの排出を制御する。排水弁23がONに切り替わると、廃水が排水口21から排出される。排水弁23のON又はOFFの切り替えは、制御部25によって制御される。
制御系統は、制御部25とリモートコントローラ(リモコン)26とを備える。制御部25は、主メモリ上に存在する当該制御プログラムをCPU上で実行することにより実現され、上述した流水系統内の各処理部の処理を制御する。
制御部25は、低圧用圧力調整ユニット15が調整する圧力、圧力ポンプ17が印加する圧力、高圧用圧力調整ユニット19が調整する圧力及び水量を、各々、予め定められた範囲の値に制御する。また、制御部25は、加熱ユニット16が加熱する水温を、予め定められた範囲の値に制御する。この時、水温は加熱ユニット16を流れる水量にも依存するため、実際には、高圧用圧力調整ユニット19による出水の水量(40cc/min〜100cc/min)の値を考慮して制御される。更に、制御部25は、リモコン26から受信した制御信号に従って、電磁弁14及び排水弁23のON又はOFFの切り替えを制御する。即ち、電磁弁14及び排水弁23は同時に切り替わるように制御される。
リモコン26は、腸内洗浄装置の筐体1とは個別に設けられ、例えば腸内洗浄装置(又はトイレ)の使用者が使用しやすいような位置に設置される。使用者は、腸内洗浄装置の使用時に、電磁弁14及び排水弁23のON又はOFFの切り替えを入力する。これに応じて、リモコン26は、周知の無線通信手段により、電磁弁14及び排水弁23のON又はOFFの切り替えを制御するための制御信号を制御部25に送信する。このために、リモコン26及び制御部25は、当該無線信号の送受信部(図示せず)を備える。
次に、図2に示す内部構成を採る腸内洗浄装置の使用時における処理の一例について説明する。洗浄用の純水の使用時(腸内洗浄時)には、腸内洗浄装置の使用者が、切替部22を洗浄用の純水の出水先が出水口20となるように切り替えた上で、電磁弁14及び排水弁23がONとなるようにリモコン26を操作する。
これにより、制御部25が電磁弁14及び排水弁23をONに切り替えると、水道水が腸内洗浄装置に導入されるようになり、一組の濾過器10を構成する第1濾過器11、第2濾過器12、第3濾過器13が、この順に、導入された水道水を濾過する。当該濾過された水が紫外線殺菌装置16’によって殺菌処理され、加熱ユニット16により水温が例えば37℃に調整される。圧力ポンプ17が、加熱ユニット16から出水された水に対して、逆浸透膜装置18による逆浸透処理に必要な圧力を印加する。これにより、逆浸透膜装置18が、逆浸透処理を行って洗浄用の純水(及び廃水)を生成する。高圧用圧力調整ユニット19が、洗浄用の純水の水圧を検知して、出水口20における出水の圧力と水量とを所定の値に調整する。これにより、出水口20の出水ノズル24を通じて、洗浄用の純水が出水する。逆浸透膜装置18によって分離された廃水は、排水口21から排出される。
一方、腸内洗浄装置(の流水系統)の内部を浄化する時(浄化運転時)には、腸内洗浄装置の使用者が、切替部22を洗浄用の純水の出水先が排水口21となるように切り替えた上で、電磁弁14及び排水弁23がONとなるようにリモコン26を操作する。これにより、逆浸透膜装置18からの排水と共に、洗浄用の純水も排水口21から排出され、流水系統の内部が浄化される。
図4は、本発明の腸内洗浄装置の構成の他の一例を示す図である。図4の腸内洗浄装置は、基本的には、図2の腸内洗浄装置と同様の構成を備えるが、以下の点で図2の例と異なる。
即ち、図4の例においては、紫外線殺菌装置16’が省略されている。細菌等は逆浸透膜装置18により濾過され、洗浄用の純水には含まれないので、紫外線殺菌装置16’を省略することができる。なお、図4の例において紫外線殺菌装置16’を設けても問題は無い。
また、図4の例においては、低圧用圧力調整ユニット15が省略されている。例えば、電磁弁14により水道水の水圧を調整することにより、低圧用圧力調整ユニット15を省略することができる。
また、図4の例においては、加熱ユニット16が、逆浸透膜装置18の直前ではなく、切替部22の直前に(逆浸透膜装置18よりも出水口20に近い位置)設けられる。換言すれば、逆浸透膜装置18と圧力ポンプ17とから構成される逆浸透膜ユニットが、加熱ユニット16と出水口20との間にではなく、濾過器10’と加熱ユニット16との間に設けられる。これにより、加熱ユニット16が逆浸透膜ユニットよりも出水口20に近い位置にあるので、出水口20から出水する純水の温度を、図2の例よりもより正確にかつ容易に制御することができる。
また、図4の例においては、濾過器10に代えて、濾過器10’が設けられる。濾過器10’は、第1濾過器11、第2濾過器12及び第3濾過器13’からなる。第3濾過器13’は、第2濾過器12と同様に、活性炭フィルターを備える。これにより、第2濾過器12では濾過されなかった塩素、微生物及び有機物等を吸着して、当該流水系統内で第3濾過器13’より後に設けられる逆浸透膜装置18での目詰まりを防止することができる。また、第2濾過器12と個別に、これと同様の活性炭フィルターを備える第3濾過器13’を設けることにより、現在の(都会の)水道水において最も問題である塩素、微生物及び有機物等を有効に除去することができる。また、これらのいずれか一方のみを個別に交換することができる。この結果、水道水を原水とする場合、活性炭フィルターを備える濾過器12及び13’が最も目詰まりしやすいので、個別交換により、効率良く塩素、微生物及び有機物等を除去することができる。
以上説明したように、本発明の腸内洗浄装置によれば、例えば水道水のような原水を濾過して洗浄用の純水を得て、得られた洗浄用の純水を体温温度に加熱し、適切な圧力で腸内に導入することができる。従って、腸内洗浄に用いる洗浄用の水として、例えば飲料水の基準を満たす不純物濃度を有し、オゾン等の発癌性を有さず、細菌及びその残渣を含まない極めて清浄な水を得ることができる。
本発明の腸内洗浄装置の外観の一例を示す図である。 本発明の腸内洗浄装置の構成の一例を示す図である。 出水ノズルの外観の一例を示す図である。 本発明の腸内洗浄装置の構成の他の一例を示す図である。
符号の説明
11 第1濾過器
12 第2濾過器
13、13’ 第3濾過器
14 電磁弁
15 低圧用圧力調整ユニット
16’ 紫外線殺菌装置
16 加熱ユニット
17 圧力ポンプ
18 逆浸透膜装置
19 高圧用圧力調整ユニット
20 出水口
21 排水口
22 切替部
23 排水弁
24 出水ノズル

Claims (3)

  1. 腸内洗浄用の水を出水口から出水する腸内洗浄装置であって、
    水を濾過する濾過器と、
    前記水を加熱する加熱ユニットと、
    前記水を逆浸透処理する逆浸透膜ユニットとを備え、
    前記濾過器により濾過された水を、前記加熱ユニットにより加熱しかつ前記逆浸透膜ユニットにより逆浸透処理して、前記腸内洗浄用の水として、前記出水口から出水する
    ことを特徴とする腸内洗浄装置。
  2. 当該腸内洗浄装置が、更に、
    前記出水口における水圧を調整する圧力調整ユニットを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の腸内洗浄装置。
  3. 当該腸内洗浄装置が、更に、
    前記腸内洗浄用の水の出水先を、前記出水口と、前記出水口とは別に設けられた排水口との間で切り替える切替ユニットを備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の腸内洗浄装置。
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