JPH1156888A - 関節理学療法機器 - Google Patents

関節理学療法機器

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JPH1156888A
JPH1156888A JP9237671A JP23767197A JPH1156888A JP H1156888 A JPH1156888 A JP H1156888A JP 9237671 A JP9237671 A JP 9237671A JP 23767197 A JP23767197 A JP 23767197A JP H1156888 A JPH1156888 A JP H1156888A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 関節の治療に顕著な効果のある関節モビリゼ
ーションを労力を要さずして施術できる関節理学療法機
器を提供する。 【解決手段】 仰臥した患者aの大腿部cを上向傾斜状
に支持する大腿部支持手段10と、その患者aの足首を
把持し下腿部cを長軸方向に牽引する牽引手段30と、
脛骨頭部部位dを把持し、下腿部cの長軸に対して垂直
面方向で回転させるローリング手段50と、を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、膝の痛み等の関節
症の治療に使用される関節理学療法機器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】膝,腰,首,等の関節の痛みを訴える患
者に対し、痛みに対する今日までのあらゆる治療方法は
あくまで痛みに対する対処療法でしかなかった。すなわ
ち、痛みを薬や注射等でごまかすだけで、その痛みを起
こしている場所を根本的に治そうとするのではなかっ
た。例えば、変形性膝関節症を挙げると、初期の痛みを
訴えてきた時点で、軽いモビリゼーションを行っていれ
ば、元の正常とはいかなくとも、すぐにそれに近い状態
に復帰できていたものの、現状は膝の変形をくい止める
手段がなかった。その結果、変形が悪化し続け、最後は
O脚又はX脚へと変形し、手術に頼らざるを得ない状況
下にあった。ところで、理学療法(運動療法)の手技と
して、関節モビリゼーションがある。これは、例えば膝
痛を訴える患者の場合、患者をベッドに仰臥させ、術者
が患者の下腿部を持って長軸方向に牽引することにより
関節面に遊び(隙間)を生じさせ、大腿骨を軸心固定し
て、その状態で下腿部(脛骨)の長軸に対して垂直面方
向に回転(ローリング)させることにより、膝関節の病
状を改善する理学療法である。過度なスポーツが原因で
おきる膝関節痛や慢性の膝関節炎、更に、高齢者に多い
変形性膝関節症等に顕著な治療効果が認められている。
これは、既存の治療方法に一石を投じるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この手
技は、すばらしい徒手矯正法でありながらも、患者の足
を5〜30kgfもの力で牽引しながら且つ回転を加え
るといった重労働であるので、術者にとって体力的負担
が非常に大きかった。このため、一人の術者が一日に施
術可能な患者数はせいぜい10人程度に限られ、多くの
患者に施術することができなかった。加えて、術者の体
に与える負荷が大きく、術者自身に強度の肉体的過労を
強いてきた。
【0004】前記関節の痛みを緩和するには、従来か
ら、低周波治療器,赤外線治療器,超音波治療器等多く
の治療機器が使用され、或いは患部を暖める温熱療法も
施されていたが、これらはいずれも前記関節モビリゼー
ションのような治療効果が得られないものであった。
【0005】また、ロープに繋いだ重りにより手や足を
引っ張り、その関節面に遊びを生じさせる引張療法機器
も使用されてきたが、このような専ら引っ張りのみの機
器でも充分な治療効果が得られない状況にあった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するもので、
関節の治療に顕著な効果のある関節モビリゼーションを
労力を要さずして施術できる関節理学療法機器を提供
し、より多くの患者にその優れた治療効果を享受できる
ようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、仰臥した患者の大腿
部を上向傾斜状に支持する大腿部支持手段(10)と、
その患者の足首を把持し下腿部を長軸方向に牽引する牽
引手段(30)と、脛骨頭部部位を把持し、下腿部の長
軸に対して垂直面方向で回転させるローリング手段(5
0)と、を具備することを特徴とする関節理学療法機器
にある。請求項2記載の発明たる関節理学療法機器は、
請求項1で、骨頭部部位を把持する把持具は、脛骨頭部
部位の後側面に当接する弾性受パッドと、脛骨頭部部位
の前側面を両側から挟むように当接する一対の弾性押え
パッドとを備えていることを特徴とする。請求項3記載
の発明たる関節理学療法機器は、請求項1または2で、
牽引手段は、牽引力を1kgf〜30kgfに調節し得
るようにしたことを特徴とする。請求項4記載の発明た
る関節理学療法機器は、請求項1〜3で、ローリング手
段は回転半径を10mm〜30mmに調節し得るように
したことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、牽引手段が牽引
すると関節面に遊びが生じ、また、ローリング手段によ
り下腿部の長軸に対し、垂直面方向で回転するので、前
記関節モビリゼーションを労力を要さずして施術できる
ようになる。請求項2の発明のごとくの構成であると、
これにより一対の弾性押えパッドは脛骨頭部部位の前側
面を両側から挟むように当接し、該脛骨頭部部位を確実
に把持でき無理に過大な把持力を要することなくフィッ
トするので、患者に苦痛を与える虞れがなく、また、ロ
ーリング手段の回転を確実に脛骨頭部に伝えることがで
きる。更に、請求項3,4の発明のごとくの構成である
と、これにより、個々の患者の状況に合わせて適切な設
定ができ常に優れた治療効果が得られるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る関節理学療法
機器の実施形態を詳述する。図1〜図7は、本発明たる
関節理学療法機器の一形態で、図1はこの関節理学療法
機器の平面図、図2は縦断面図、図3は図2のAーA線
断面図、図4は図2のBーB線断面図、図5は図2のC
ーC線断面図、図6は図2のDーD線断面図、図7は図
2の要部斜視図である。器枠1は上面に天板2が水平に
設けられ、該天板2上に患者aが仰臥し得るように形成
される。また、器枠1内の中段部に水平に取付基板3が
固設される(図2)。天板2にはその長手方向に長いス
リット状切欠4が開設され、該切欠4に大腿部支持手段
10の支柱11が貫通している。符号5は牽引手段30
の支柱31が貫通しているスリット状切欠を示す。ま
た、符号6はローリング手段50のロッド55を貫通さ
せるため天板2に止着された座金板で、該座金板6には
天板2の短手方向に長いスリット状孔7が開設されてい
る。
【0010】大腿部支持手段10は、仰臥した患者aの
大腿部bを上向傾斜状に支持するためのものである(図
2,図7)。大腿部支持手段10は、図3に示すよう
に、フラットバーからなる支柱11の下端部に一体に据
付板12が形成される。さらに、該据付板12に長孔1
3が形成され、該長孔13に貫挿したボルト14を器枠
1に螺合締付し支柱11を垂直に樹立すると共に、該支
柱11の上部に水平にボルト15を設け、円弧面状に形
成された受具16の外周面に取付片17を設けて該取付
片17に該ボルト15を貫挿する。そして、該取付片1
7に開設された長孔18にボルト19を貫挿し、該ボル
ト15,19を支柱11に締付することにより、該受具
16を傾斜状に支持し患者aの大腿部bを上向傾斜状に
支持できるようにしている。上記受具16の内面から外
周縁に亘っては弾性表皮20が張設され、大腿部bに柔
軟に接するようにしている。また、ボルト19を緩める
ことにより、該受具16の傾斜角度を調節し得るように
なっている。一方、前記支柱11はスリット状切欠4に
貫挿されている共にボルト14は長孔13に固定される
ので、該ボルト14を緩めることにより受具16の樹立
位置を長手方向に微調節する可能な構成にある。
【0011】牽引手段30は患者aの足首を把持し下腿
部cを長軸方向に牽引するためのものである(図2,図
7)。牽引手段30は、図6に示すように、フラットバ
ーからなる支柱31の下端部にスライドシュー32を固
設し、該スライドシュー32を取付基板3上に固設され
たスライドレール33中に摺動自在に配置する。そし
て、該スライドレールの一端に空圧シリンダ34を固設
し(図2)、そのピストンロッド先端を該スライドシュ
ー32に連結している。また、前記支柱31の上端に半
円弧状の受止環35を固設し、該受止環35の外周両端
部にベルト引掛用のコ字形片37を突設し、該受止環3
5の内周面にはスポンジ等のクッション材が内装された
一対の弾性挟着パッド38を設けている。そして、半円
弧状の挟着環39の内周面に同じくスポンジ等のクッシ
ョン材が内装された弾性挟着パッド40を設ける。斯る
構成に基づき、該挟着環39の外側に一端が止着された
ベルト41を前記コ字形片37に通して巻着することに
より、該挟着環39を受止環35に合着させ患者aの足
首を把持し得るようになっている。なお、ベルト41の
先端部に設けられた面ファスナー42を使用し巻着加減
を調節することにより足首の太さに合わせて適宜把持し
得る。こうして、足首を把持し、空圧シリンダ34を作
動させスライドシュー32を摺動させることにより、下
腿部cを長軸方向(図2中、矢印E方向)に牽引するこ
とができる。その際の牽引力は空圧シリンダ34に供給
する空気圧力により1〜30kgf(より好ましくは、
1〜20kgf)の範囲にて自在に調節できるように構
成されている。前記スリット状切欠5は、この時、支柱
31の移動を妨げない。尚、スリット状孔7にもロッド
55に対しあそびがあり、牽引手段30の1kgf〜3
0kgfの範囲での牽引を妨げない。
【0012】ローリング手段50は、モータの駆動によ
り患者の下腿部cの長軸に対して脛骨頭部dを垂直面方
向で脛骨頭部dを偏心回転させるためのものである。ロ
ーリング手段50は、取付基板3上に減速機付のモータ
51およびその回転出力軸52を支持する軸受53を設
け、該回転出力軸52の先端部にクランク機構54を設
けると共に、該クランク機構54の偏心出力軸56をベ
アリング57を介してロッド55の下端部に連結してい
る(図2)。上記クランク機構54は、図4に示すよう
に、機枠58内にブロック59が回転出力軸52の半径
方向に移動可能に設けられ、該ブロック59に前記偏心
出力軸56を突設させている。そして、機枠58に螺合
された調節螺子60,61を操作し、該ブロック59を
回転出力軸52の半径方向に適宜移動させることで、回
転出力軸52に対する偏心出力軸56の偏心量を10m
m〜30mmの範囲内で調節できるように構成してい
る。
【0013】また、天板2上に突出するロッド55の上
部には脛骨頭部部位dを把持するための把持具70が設
けられている。該把持具70は、図5に示すように、ロ
ッド55の上端にギヤボックス71を設け、該ギヤボッ
クス71上に円筒形の支持筒72を垂直に設ける。そし
て、該支持筒72上に凹形の下フレーム73を固設し、
該下フレーム73の一端に蝶番74を介してアーチ形の
上フレーム75を開閉可能に連設し、該下フレーム73
と上フレーム75の開放端縁に係脱自在なるクランプ金
具76,77を設けている。該上フレーム75の内面に
はスポンジ等のクッション材を内装した一対の弾性押え
パッド78が設けられる。該押えパッド78には、図7
に示すごとく、中央部に膨らみ781をもたせている。
脛骨頭部dを上方両サイドから膨らみ781で押えて把
持具70に安定固定させ、ローリング手段からの回転が
脛骨頭部dにうまく伝えられるようにするためである。
また、ギヤボックス71中に軸受90,91によりスピ
ンドル80を垂直に支持し、該スピンドル80にウオー
ム歯車81を固設し、ハンドル軸82に固設されたウオ
ーム83を該ウオーム歯車81に噛合させる。該ハンド
ル軸82は、ギヤボックス71の一側に突出させハンド
ル84を固設する。
【0014】そして、前記支持筒72中に上下動可能に
支軸85を設け、該支軸85の内面に形成された螺子溝
86中にスピンドル80の上部に形成された雄螺子87
を螺合させ、該支軸85上端には下フレーム73上に位
置するように半円弧状の締付部材88を固設している。
なお、該締付部材88の上面にはスポンジ等のクッショ
ン材が内装された弾性受パッド89を設けている。かく
して、ハンドル84を回転操作すると、ウオーム83を
介してスピンドル80が回転せられ、支軸85に設けら
れた締付部材88を上下動できる構造になっている。
【0015】この関節理学療法機器では、患者は天板2
上に仰臥し、大腿部bを受具16にて上向傾斜状に支持
する。斯る状態で、心臓に近い部位の大腿骨が固定され
る。そして、クランプ金具76,77を外し、上フレー
ム75を開くことによって、脛骨頭部部位dの後側面を
締付部材88の弾性受パッド89上に支持して上フレー
ム75を閉じ、クランプ金具76,77を掛け止める。
更に、ハンドル84を回転操作することにより該締付部
材88を上昇動させる。脛骨頭部部位dを該締付部材8
8により持ち上げることにより、脛骨頭部部位dの前側
面(いわゆる弁慶の泣き所)が上フレーム75の一対の
弾性押えパッド78に両側から挟まれるように当接さ
せ、これによって脛骨頭部dを無理なく確実に把持させ
る。その挟着力はハンドル84により適宜調節可能であ
る。ここで、ウオーム83,ウオーム歯車81を介在さ
せているので、その挟着時の反力でハンドル84が戻さ
れるような虞れはない。
【0016】そして、前述のように受止環35と挟着環
39により患者の足首を把持し、空圧シリンダ34を作
動させることにより下腿部cを1〜30kgfの牽引力
で牽引する。加えて、この状態にてモータ51を回転さ
せ、その回転がクランク機構54を介して偏心出力軸5
6を偏心回転させることにより、該偏心出力軸56にベ
アリング57を介して連結されたロッド55をローリン
グさせる。こうして、該ロッド55の上部に設けられた
把持具70を回転させ、脛骨頭部dを下腿部cの長軸に
対して垂直面方向で回転(ローリング)させる。その回
転半径は、偏心出力軸56の偏心量の調節に対応して、
10mm〜30mmの範囲で自在に調節し得る。
【0017】かくして、患者の膝には、牽引により関節
面に遊び(隙間)ができた状態下で回転(ローリング)
運動が加わるので、関節モビリゼーションを労力を要さ
ず施術できる。上記牽引力や回転数,回転半径等は患者
の症状の合わせ適宜設定できる。また、ロッド55は座
金板6のスリット状孔7により左右に充分な遊びをもっ
て貫挿されていることで動きの自由度が増し、膝関節に
無理に過大な力を及ぼす虞れもない。
【0018】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。大腿部支持手段10,牽引手段30,
ローリング手段50等の形状,大きさ,材質等は用途に
合わせて適宜選択できる。
【0019】本実施形態では牽引手段30として空圧シ
リンダを用いたが、バネ、或いは重り等に代替して牽引
することも可能である。牽引手段30の足首の固定具に
ついては、ベルト41,42に代え、図8,図9のごと
くとすることができる。本固定具は、受止環35に蝶番
43を介して挟着環39をその一側に取着する。そし
て、該受止環35上に足首を載せ挟着環39で蓋した
後、他側に設けた係止体44,45を使って患者の足首
を把持し得るようになっている。受止環側縁に設けた係
止体44は、二つの舌片44a,44b間に横架した支
軸441を軸に回動自在のボルト442を取り付ける。
該ボルトには蝶ナット443が螺着される。また、挟着
環側縁に設けた係止体45は、前記舌片44a,44b
に対向して二枚の舌片45a,45bを固着する。受止
環35上に足首を載せ挟着環39で蓋した後、ボルト4
42を図8の矢印のごとく回動し、しかる後、蝶ナット
443を舌片45a,45bの上に締めつけることで、
足首が牽引手段30に固定される(図9)。このように
構成した牽引手段30は、足首をより確実に固定でき、
更に効果的となる。他の牽引手段30の構成は前述と同
じでその説明を省略する。図8,図9中、図1〜図7と
同一符号は同一部分を示す。
【0020】ローリング手段50はモータを駆動源とし
クランク機構を介在させたものを示したが、必ずしもこ
の実施形態のような構成を採らなくてもよく、その他の
動力源、或いは伝動機構を採ってもよい。さらに、図1
に示した実施形態では、天板2上に仰臥した患者の片足
のみ施術する機器について説明したが、左右に同じ構成
のものを夫々設け両足を同時に施術できるようにしても
よい。また、実施形態では、牽引手段30とローリング
手段50とを夫々別体のものとして形成したが、一体的
な牽引兼ローリング手段を設けてもよい。本発明の関節
理学療法機器は、膝の治療に限らず、肩,腰,首,肘等
の膝以外の関節に対して使用しても顕著な治療効果があ
る。その場合、患者の心臓に近い体の部位を固定したう
えで遠い部位を牽引して回転できるように構成する。
【0021】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の関節理学療法機
器によれば、術者の体力を使わずして、優れた治療効果
のある関節モビリゼーションを容易に施術できるので、
より多くの患者の関節治療が可能になり、極めて有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る関節理学療法機器の実施の形態を
示した平面図である。
【図2】本発明に係る関節理学療法機器の実施の形態を
示した縦断面図である。
【図3】図2のAーA線断面図である。
【図4】図2のBーB線断面図である。
【図5】図2のCーC線断面図である。
【図6】図2のDーD線断面図である。
【図7】図2の要部斜視図である。
【図8】他形態の牽引手段の部分斜視図である。
【図9】図8の側面図である。
【符号の説明】
10 大腿部支持手段 30 牽引手段 50 ローリング手段 70 把持具 78 弾性押えパッド 89 弾性受けパッド a 患者 b 大腿部 c 下腿部 E 長軸方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仰臥した患者の大腿部を上向傾斜状に支
    持する大腿部支持手段(10)と、その患者の足首を把
    持し下腿部を長軸方向に牽引する牽引手段(30)と、
    脛骨頭部部位を把持し、下腿部の長軸に対して垂直面方
    向で回転させるローリング手段(50)と、を具備する
    ことを特徴とする関節理学療法機器。
  2. 【請求項2】 前記脛骨頭部部位を把持する把持具は、
    脛骨頭部部位の後側面に当接する弾性受パッドと、脛骨
    頭部部位の前側面を両側から挟むように当接する一対の
    弾性押えパッドとを備えていることを特徴とした請求項
    1に記載の関節理学療法機器。
  3. 【請求項3】 前記牽引手段は、牽引力を1kgf〜3
    0kgfに調節し得るようにした請求項1または2に記
    載の関節理学療法機器。
  4. 【請求項4】 前記ローリング手段は、回転半径を10
    mm〜30mmに調節し得るようにした請求項1〜3の
    いずれかに記載の関節理学療法機器。
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